JPH1191171A - テープ印字装置及びその印字用テープカセット - Google Patents

テープ印字装置及びその印字用テープカセット

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JPH1191171A
JPH1191171A JP25297697A JP25297697A JPH1191171A JP H1191171 A JPH1191171 A JP H1191171A JP 25297697 A JP25297697 A JP 25297697A JP 25297697 A JP25297697 A JP 25297697A JP H1191171 A JPH1191171 A JP H1191171A
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JP
Japan
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tape
printing
magnetic
cassette
ink
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Pending
Application number
JP25297697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kobayashi
健司 小林
Kenzo Ito
賢三 伊藤
Kenji Igarashi
健二 五十嵐
Masayuki Ikeda
雅行 池田
Kensaku Takeuchi
研策 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁力テープへの印字を可能とするテープ印字装
置及びその印字用テープカセットを提供する。 【解決手段】カセット25はプリンタ10のカセット装
着部15に装着される。テープ26は、ガイド板18に
案内され、ヘッド16とプラテン17の対向部で印字さ
れ、カッタ22(22a、22b)により裁断されて、
印字済みテープ26′が図外右方の排出口から機外へ排
出される。カセット25及びプリンタ10の匡体は樹脂
製であって非磁性体であり、ガイド板18はステンレ
ス、アルミ合金、硬質樹脂等の非磁性体で形成され、プ
ラテン17はスポンジ状樹脂体からなる非磁性体で形成
され、ヘッド16のブラケットは硬質樹脂製の非磁性体
で形成され、カッタ22はセラミックで形成されてい
る。つまり、搬送、印字、裁断に直接係る部材を全て非
磁性体で構成して、テープ26が自己の磁力により各部
材に吸着することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁力テープに印字
を行うテープ印字装置及びその印字用テープカセットに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テーププリンタ又はラベルプリン
タと通称される事務用機器(又は家庭用文具)が市販さ
れ広く利用されている。
【0003】図8は、そのようなテーププリンタの内部
構成を模式的に示している。このテーププリンタ1は、
同図に示すように、長尺のテープ状用紙2をプラテンロ
ール3とサーマルヘッド4とが圧接する印字部に繰り出
すと共に、インクリボン5を供給ロール6から巻き取り
ロール7に巻き取りながら移動させつつ、サーマルヘッ
ド4により、テープ状用紙2に例えば「テーププリン
タ」の如く印字する。これを、カッタ8a、8bによっ
て所定の長さに切断して、図の丸印A内に示すようなテ
ープ(又はラベル)9を作成する。
【0004】上記のテープ状用紙2は、図の拡大円内の
テープ9に示すように、印字層9aに接着層9bを介し
て剥離紙9cが積層された状態のテープとして供給さ
れ、所望の印字を施されて所定の長さに切り出される。
このテープ9の剥離紙9cを剥がして取り除き、接着層
9bにより所望の対象物に固着させる。
【0005】従来より、このような印字テープは、一旦
物に貼り付けたならば強固に接着して容易に剥がすこと
はできない。すなわち、これを剥がして再度貼り直すよ
うには設計されていない。
【0006】また、近年では、シート状のマグネット材
が知られている。このマグネットシートは、適宜の大き
さに切り取ったものに例えばサインペン等で適宜の内容
を記入し、これをホワイトボード(鉄板)やその他の磁
性体に張り付けて使用する。そこで、このようなマグネ
ットシートをテープ印字装置により印字して使用する提
案がなされている(実開平3−64743)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該公
報を精査するに、近年実用化されているテープ印字装置
に具体的に適用する点については全く追求がなされてお
らず、また、それについて何らの示唆も表明されていな
い。
【0008】一般に、市販のテープ印字装置では、テー
プ本体をカセット内に収納して印字に用いる形態をとっ
ており、また、全体として携帯可能な小型の装置となっ
ている。このため、テープの搬送経路も小型化のため複
雑に構成されており、したがって、上記公報に記載され
た技術思想を、現今広く市販され使用されている型のテ
ープ印字装置に単に取り入れるだけでは、直ちに実用化
できるという訳のものではない。
【0009】従来のテープ印字装置は、通常、テープ本
体が厚さの極薄な樹脂フィルムであり、剥離紙を含めて
も全体が極めて薄く出来ている。したがって、これにマ
グネットテープを適用するには、テープの厚さや磁力に
ついて充分に配慮する必要がある。
【0010】すなわち、市販のテープ印字装置にマグネ
ットテープを適用して実用化のための試験を行ってみる
と、マグネットの性質上、テープの搬送路中で、例えば
装置のフレーム(鉄板)に接触すると円滑なテープ搬送
が阻害されるという問題が発生する。また、この種の装
置において、テープに印字を行った後に所定のサイズに
テープを裁断するためにカッタを装備するのが一般的で
あるが、従来の樹脂や繊維質の用紙を切断することだけ
を前提として構成されているカッタ装置では、テープが
剪断されずカッタに挟まったり或は張り付く等の不具合
が発生した。
【0011】更に、この種の印字装置では印字のために
熱転写方式を採用するのが一般的であるが、従来のイン
クリボンのインクはマグネットテープに印字することを
想定していないため、マグネットテープに印字すると印
字された文字や画像がぼけてしまうという新たな問題が
発生した。
【0012】インクリボンは、一般に、コンデンサ紙、
グラシン紙、又はポリエステルやポリイミドなどの樹脂
フィルム等を基体(ベースフィルム)として、この上に
インク層を塗布して形成される。インク層は、ワックス
類あるいは樹脂類に顔料等の着色剤が混入されて成る
が、被印字媒体へ転写される際、熱転写方式では特に発
現する現象であるが、表面に照りを発生する。この照り
を抑えるためには、インク層に照りを抑止する添加剤を
混入したものと、光沢コントロール層をベースフィルム
とインク層間に配置したものとがある。
【0013】インク層に着色剤として混入される顔料
は、例えば黒インクの場合であれば、カーボンブラック
や酸化鉄系の顔料が用いられることが多い。また、光沢
コントロール層にも、艶消し効果のために酸化鉄系の顔
料が配合されることが多い(特開昭61−8428
7)。
【0014】上記実用化のための試験において、マグネ
ットテープに印字した際に発生する上述した印字の「ぼ
やけ」は、インク層や光沢コントロール層に含まれてい
る酸化鉄系の顔料とマグネットテープの磁力による作用
によって発現するものであることが発見された。
【0015】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
マグネットテープへの印字を支障なく実現するテープ印
字装置及びその印字用テープカセットを提供することで
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明のテープ
印字装置及びその印字用テープカセットの構成を述べ
る。
【0017】先ず、請求項1記載の発明のテープ印字装
置は、印字形成されるべく保持リールに巻回された長尺
状の被印字媒体である磁力テープを収容した印字用テー
プカセットと、該印字用テープカセットを着脱自在に装
着する装着部と、上記磁力テープを上記印字用テープカ
セットから搬送しつつ上記磁力テープの一面側から確認
できる文字・記号等を印字し所定長に切断して印字の施
された磁力テープを作成可能な印字手段とを備え、上記
印字手段は非磁性材料からなるように構成される。
【0018】上記印字手段は、例えば請求項2記載のよ
うに、本テープ印字装置のテープ搬送ローラ、匡体のテ
ープ搬送ガイド部、及びカッタ部材を含んで構成され、
また、例えば請求項3記載のように、サーマルヘッドを
更に含んで構成される。
【0019】また、上記印字用テープカセットは、例え
ば請求項4記載のように、印字用のインクリボンを更に
備え、該インクリボンに形成されたインクが非磁性体イ
ンクであるように構成される。そして、上記磁力テープ
は、例えば請求項5記載のように、幅方向の少なくとも
一端部に非着磁領域が形成されているように構成され
る。
【0020】次に、請求項6記載の発明のテープ印字装
置は、印字形成されるべく保持リールに巻回された長尺
状の被印字媒体である磁力テープを収容した印字用テー
プカセットと、該印字用テープカセットを着脱自在に装
着する装着部と、上記磁力テープを上記印字用テープカ
セットから搬送しつつ上記磁力テープの一面側から確認
できる文字・記号等を印字する印字手段と、上記印字の
施された磁力テープを所定長に切断可能なカッタ部材と
を備え、上記カッタ部材は非磁性材料からなるように構
成される。
【0021】上記印字用テープカセットは、例えば請求
項7記載のように、印字用のインクリボンを更に備え、
該インクリボンに形成されたインクが非磁性体インクで
あるように構成される。また、上記磁力テープは、例え
ば請求項8記載のように、幅方向の少なくとも一端部に
非着磁領域が形成されてなるように構成される。
【0022】更に、請求項9記載の発明の印字用テープ
カセットは、印字形成されるべく保持リールに巻回され
た長尺状の被印字媒体である磁力テープを収容した印字
用テープカセットであって、上記印字用テープカセット
は印字用のインクリボンを更に備え 該インクリボンは
非磁性体インクにより形成されてなるように構成され
る。そして、上記磁力テープは、例えば請求項10記載
のように、幅方向の少なくとも一端部に非着磁領域を形
成されてなるように構成される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
るテーププリンタ(印字装置)の斜視図である。同図に
は、上方に、このテーププリンタに装着されて用いられ
るテープカセットも示している。同図に示すように、テ
ーププリンタ10は匡体11の上面下方にキー入力部1
2を備え、このキー入力部12には、カーソルキー、書
式設定キー、印刷キー、取消しキー、機能キー、印字倍
率キー、大文字小文字選択キー、シフトキー、単漢字キ
ー、変換キー、無変換キー、実行キー、かな入力と英数
字入力を兼用する文字入力キー等からなる複数の操作キ
ー13が配設されている。
【0024】また、キー入力部12の左上には液晶表示
装置からなる表示部14が配設され、その右方に、テー
プカセット収納部15が形成されている。尚、同図に
は、テープカセット収納部15を、内部が見えるように
蓋部材を取り除いて示している。このテープカセット収
納部15には、サーマルヘッド16が上下に回動自在に
配設され、このサーマルヘッド16に対向してプラテン
ローラ17がサーマルヘッド16方向に付勢されて配設
されている。そして、サーマルヘッド16を取り巻くよ
うにガイド板18、テープリール支持ピン19、インク
リボン巻き取り駆動軸21、テープカッタ22(22
a、22b)が配設されている。テープカッタ22の右
方にはテープ排出口23が形成されている。
【0025】上記のガイド板18、サーマルヘッド1
6、プラテンローラ17、テープカッタ22等は、全体
として、このテーププリンタ10における印字部を形成
している。
【0026】上記のテープカセット収納部15に、テー
プカセット25が収納されると、磁力印字テープ26を
巻着するテープカセット25内のリール孔27にテープ
リール支持ピン19が係合し、同じくテープカセット2
5内のインクリボン巻き取りリール孔28に、インクリ
ボン巻き取り駆動軸21が係合する。
【0027】このとき、磁力印字テープ26の先端を指
でつまんで、テープ排出口23のスリットに挿入し、印
字箇所をサーマルヘッド16とプラテンローラ17とが
対向する間隙に挿入して装着初期状態を設定する。ここ
で磁力印字テープ26に許容される厚さとしては、好ま
しくは50〜100μm、厚くても150μmまでであ
る。したがって、磁力印字テープ26には腰(剛性)が
無い。また、腰が有るようではリールに巻回して保持す
ることができない。このように腰が無いために磁力印字
テープ26が配置される周囲の部材に磁性体で構成され
ているものがあると、その磁性体部材に磁力印字テープ
26が吸着して扱いずらいという問題が発生し易い。ま
た、印字中にサーマルヘッド16とプラテンローラ17
により加圧され挟持されてテープ排出口23へ搬送され
ていくとき、サーマルヘッド16とプラテンローラ17
による挟持部より下流側に磁性体部材があると、この場
合も磁力印字テープ26の吸着が発生して不具合の原因
となる虞がある。しかしながら、本実施の形態において
は、このような問題は全て解消される。
【0028】一般には、テープカセット本体は、樹脂製
であって非磁性体であり、テーププリンタのプラテンロ
ーラは、スポンジ状樹脂体からなる非磁性体で形成され
ている。また、サーマルヘッド(発熱体アレイとこれを
先端に配設したブラケット)のブラケットは硬質樹脂製
の非磁性体である。
【0029】本実施の形態においては、そのように、通
常に非磁性体で構成されるテープカセット25本体や、
プラテンローラ17、サーマルヘッド16のブラケット
ばかりでなく、ガイド板18、テープカッタ22をも、
非磁性体で形成する。
【0030】すなわち、一般には鋼材からなるフレーム
と一体なガイド板18を、図1に示すテーププリンタ1
0では、例えばステンレス、アルミ合金、硬質樹脂等の
非磁性体で形成する。これにより、磁力印字テープ26
が磁気力によりガイド板18に吸着して発生する不具合
を防止する。
【0031】また、テープカッタ22には、18−8ス
テンレス(クロム19%、ニッケル8%)の他、アルミ
ナ、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素、サイアロン等を
焼結して作成されたセラミック刃を採用すると好適であ
る。このセラミック製のテープカッタ22は、カッター
刃への磁力印字テープの付着を防止する。すなわち、印
字済みの磁力印字テープ26を裁断した際に、特にテー
プカッタ22の可動刃22a側に磁力印字テープ26が
絡み付く傾向があることからくる不具合を防止する。ま
た、セラミック刃は耐久性にも優れている。
【0032】図2(a) は、上記の磁力印字テープ26を
収容した上記テープカセット25の外観平面図を示し、
図2(b) は、そのテープカセット25が上記のテーププ
リンタ10のカセット収納部15に装着された状態にお
ける断面図を示している。同図(a),(b) に示すように、
テープカセット25には、底部の所定位置(図の例では
中央)に、磁力テープ用のカセットであることを示すカ
セット種別認識用の溝36が形成されている。同図(b)
に示すように、テープカセット25がテーププリンタ1
0のテープカセット収納部15に装着されると、テープ
プリンタ10の不図示のセンサが、カセット溝36を検
知して、磁力テープ用のカセットが装着されたことを認
識する。
【0033】このテープカセット25は、テープリール
31に磁力印字テープ26を巻着し、インクリボンリー
ル32には非磁性のインク層を形成されたインクリボン
33を巻着している。テープカセット25の上部に形成
されている凹部34の開口部には、磁力印字テープ26
とインクリボン33が重ねて差し渡され、それらの下方
にテーププリンタ10のサーマルヘッド16が挿通され
て配置される。このサーマルヘッド16に対向し、磁力
印字テープ26及びインクリボン33をサーマルヘッド
16との間に挟んで、プラテンローラ17が配置され
る。
【0034】上記のインクリボン33においては、イン
ク及びバインダーに磁性金属粉等を混入することを除外
している。すなわち、これまで広く使用されていたイン
クリボンは照り防止のために酸化鉄(磁性体)系の顔料
を用いることが一般的になっているが、本実施の形態に
おいては、印字のぼやけの問題を解消するため、非磁性
化を優先して、そのような磁性体系の顔料を削除して着
色剤の混入を行っている。また、本実施の形態における
印字テープの使用方法、例えばホワイトボードへ張り付
ける等の使用方法からみて、印字面に多少の照りが出現
していても視覚上では問題がなく、むしろ艶消し印字の
ものよりも表示性が高いことが試験上経験されている。
もちろん、必要とあれば、酸化鉄系の顔料に代えた染料
や、非磁性の添加剤等を加えて艶消し行うようにすれば
よい。
【0035】このように構成される磁力印字テープ26
を収容したテープカセット25が、図2(b) に示すよう
にテーププリンタ10に装着されて、印字の際は、サー
マルヘッド16が上方に回動して、その先端に配設され
ている発熱体がインクリボン33及び磁力印字テープ2
6を介してプラテンローラ17に圧接し、インクリボン
33のインクを磁力印字テープ26の印字面に熱転写す
る。インクリボン33のインク転写済み部分33′は、
インクリボン巻き取りリール35に巻き取られ、これに
よってインクリボン33の未使用部分がインクリボンリ
ール32から引き出されて印字部に供給される。
【0036】一方、磁力印字テープ26の印字済み部分
26′は、プラテンローラ17の反時計回り方向への回
転により、テープカッタ22を通過してテープ排出口2
3(図1参照)から外部に排出される。テープ排出口2
3から適宜の長さに繰り出された印字済み部分26′
は、テープカッタ22(22a、22b)により切り落
とされる。
【0037】図3は、上記のテープカセット25に収容
されている磁力印字テープ26及びテープリール31部
分を取り出して示す斜視図である。同図に示すように、
磁力印字テープ26は被印字面体26−1と磁性体層2
6−2から成る。被印字面体26−1は例えばPET樹
脂等のフィルムからなり、磁性体層26−2は例えば天
然ゴム、ネオプレン、イソプレン、NBR(ニトルブタ
ジェンゴム)、SBR(スチレンブタジェンゴム)等の
ゴム系高分子中に、マグネタイト、フェライト、酸化コ
バルト等の強磁性体粉末を混入させてなる。これを接着
剤により被印字面体26−1の裏面に纏着させ、強力磁
場中で磁化することにより磁力印字テープ26が完成す
る。
【0038】尚、磁性体層26−2自体を予めシート状
に形成して、磁力印字テープとして切り出し、これを接
着剤により被印字面体26−1の裏面に貼着させても
い。例えば、樹脂系の磁力テープとしては、ナイロン、
ポリプロピレン、ポリエチレエン、塩化ポリエチレン、
酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂を結着剤とした複合樹脂マ
グネット材料を用いて構成できる。すなわち、これらを
圧延ローラ等により加熱圧延し、これに含有される強磁
性体粉末の磁化方向をシート面に対して直角な方向に揃
えて配合することにより磁力テープを形成する。上記強
力磁性体粉末としては、Baフェライト、Srフェライ
ト等のフェライト粉末、アルニコ磁石(Fe−Cr−C
o)系磁石粉末、希土類コバルト磁石粉末、希土類鉄磁
石粉末等の公知のものを用いることができる。
【0039】より具体的には、例えば200°Cで30
〜50ポイズの溶融粘度を有するポリアミド樹脂とバリ
ウムフェライト粉末の80〜90重量%及びステアリン
酸亜鉛やポリエチレンワックスを0.1〜1重量%添加
したものを、150〜180°Cに加温して混練し、厚
さ0.1〜0.5に圧延成形し、圧延後直ちに着磁器に
より10000エルステッドの配向磁場を印加し、これ
を冷却して磁力シートを得ることができる。この磁力シ
ートの表面磁束密度としては、700〜1600G(ガ
ウス)が得られ、いずれも本発明の印字用磁力テープと
して使用することができる。
【0040】尚、類似のテープとしては、ビデオやオー
デオの磁気テープが知られるが、これらは本実施の形態
において用いられる磁力印字テープとは、磁化量におい
て格段の相違があり、本実施の形態における磁力印字テ
ープのように周囲の磁性体に張り付くほどの磁力はな
く、したがって、これらのテープを念頭に置いたので
は、搬送、印字、裁断に直接係る周辺部材を高価な非磁
性体で構成するという発想と結び付く余地は全くない。
【0041】図4(a) は、図1及び図2(a),(b) に示し
た各部を駆動する駆動機構を示す図であり、同図(b) は
側面図、同図(c) は上面図である。これらの図に示す駆
動機構は、図1に示した匡体11のテープカセット収納
部15の底部下方及びその周囲に配置されている。ま
た、図4(a),(b),(c) には、駆動機構との位置関係を示
すために、図1に示したサーマルヘッド16、プラテン
ローラ17、テープリール支持ピン19及びインクリボ
ン巻き取り駆動軸21を示している。
【0042】上記のサーマルヘッド16は、その後端部
を、略鉛直に配置されたヘッドアーム41の上端を回動
自在に支持する支点軸42に支持されてヘッドアーム4
1に係止している。ヘッドアーム41には、長手方向に
沿って長溝穴43が穿設され、この長溝穴43に不図示
のカムのピンが滑動自在に嵌入している。このヘッドア
ーム41の下端と本体フレーム間に引きバネ44が介装
されヘッドアーム41を反時計回り方向に付勢してい
る。また、他方ではヘッドアーム41の上端近傍と本体
フレーム間に他の引きバネ45が介装されて、ヘッドア
ーム41を時計回り方向に付勢している。
【0043】不図示のカムが駆動され長溝穴43に嵌入
しているピンが図の左方に移動すれば、ヘッドアーム4
1が、つまりサーマルヘッド16が、支点軸42を支点
として時計回り方向に回動して非印字位置に定位し、一
方、不図示のカムピンが図の右方に移動すれば、ヘッド
アーム41、つまりサーマルヘッド16が、支点軸42
を支点として反時計回り方向に回動して、その先端の印
字部(発熱体アレイ)が、テープ26とインクリボン3
3(図3(a) 参照)を介してプラテンローラ17に圧接
する。
【0044】また、上記のテープリール支持ピン19
は、不図示の駆動系に連結するテープ巻戻し用ギア46
に係合して回転駆動され、インクリボン巻き取り駆動軸
21は、これも不図示の駆動系に連結しているインクリ
ボン巻取り用ギア47に係合して回転駆動される。そし
て、上記のプラテンローラ17は、プラテンギア48を
備え、このプラテンギア48が変速ギア49の小径ギア
に噛合している。変速ギア49の大径ギアはテープ送り
用モータ51の駆動ギア52に噛合している。これによ
り、ステッピングモータ51が正逆両方向に回転する
と、変速ギア49を介して、プラテンローラ17が正逆
両方向に回転駆動される。上記サーマルヘッド16とプ
ラテンローラ17により印字の終了したテープは機外
(図の右方)に排出される。
【0045】そして、これら諸装置の上方の、本体フレ
ームとの間に裁断駆動機構が配置される。この裁断駆動
機構としては、DCモータ(ステッピングモータでもよ
い)53が配設され、この駆動軸にウォームギア54が
固設され、このウォームギア54にウォームホイール5
5が噛合する。ウォームホイール55と一体な小径ギア
56には、減速ギア57の大径ギアが噛合し、この減速
ギア57の小径ギアに、傘歯車58と一体の平歯車59
が噛合する。そして、傘歯車58には他の傘歯車61が
噛合している。これにより、DCモータ53により駆動
される傘歯車58の横方向(プリンタ本体の平面方向)
に沿った回転が、傘歯車61の縦方向(プリンタ本体の
垂直方向)に沿った回転に変換される。
【0046】この傘歯車61にはカッターカム62が同
軸に連結される。カッターカム62には、同図(b) に示
すように(同図(b) は図の左方がプリンタ本体上面、右
方がプリンタ本体下面となる)、その円周面に接してマ
イクロスイッチ63がプリンタ本体のフレームに配設さ
れている。マイクロスイッチ63は、カッターカム62
の円周面上の所定の一ヶ所に設けられた凹部により、カ
ッターカム62の初期位置を検知して、その検知信号を
後述する制御回路に出力する。
【0047】このカッターカム62には、上記の初期位
置にあるとき最下端となる縁部に、ピン64が突設され
る。このピン64は、テープカッタ22の可動刃22a
と一体な回動アーム65の長孔66に滑動自在に嵌入
し、先端が長孔66の外で屈折して、長孔66との係合
から逸脱しないように形成されている。カッターカム6
2が上述したように、DCモータ53によって、ウォー
ムギア54、ウォームホイール55、小径ギア56、減
速ギア57、平歯車59、傘歯車58、及び傘歯車61
を介して反時計回り方向に回転駆動されると、ピン64
によってテープカッタ22の回動アーム65が支点軸6
7を支点にして上下に回動し、これにより、可動刃22
aがカッタ22の固定刃22bに対して開閉する。これ
により、印字済みテープ26′が自動的に裁断される。
【0048】図5は、上記各部の駆動を制御する制御部
の構成ブロック図である。同図に示すように、制御部
は、CPU(中央演算処理装置)からなる制御装置65
を備えている。制御装置65には、図1に示した表示部
14及びキー入力部12が接続されており、更に、RO
M(読み出し専用メモリ)66、RAM(読み書き自在
なメモリ)67、カウンタ68、イメージリーダ69、
カセット溝検出回路70、テープ位置検出回路71、イ
ンクリボン検出回路72、ヘッド駆動回路73、モータ
駆動回路74、押圧機構駆動回路75、及びカッタ駆動
回路76が接続されている。
【0049】上記のROM66には、テーププリンタ1
0の動作を制御するプログラムが格納されている。制御
装置65は、ROM66から読み出した上記プログラム
に基づいて各部の動作を制御する。RAM67には、特
には図示しないが、画像データ領域、印刷データ領域、
フラグ領域、ワーク領域等が設けられており、これら領
域に、制御装置65により所定のデータが一時的に格納
されて用いられる。カウンタ68は、例えば連番号を自
動的に発生して印字するときなどに、初期設定の数値を
順次インクリメントしながら用いられる。
【0050】イメージリーダ69は、CCD(固体撮像
素子、光電変換素子)等からなるスキャナで構成され、
通常のテーププリンタとして用いられる場合の、レベル
印刷用の例えば顔写真等のイメージを、外部から読み込
んで作成する場合等に用いられる。カセット溝検出回路
70には、カセット溝センサ77が接続されている。カ
セット溝センサ77は、磁力印字テープ26を収容した
テープカセット25に形成されているカセット溝36を
検知してその検出信号を出力する。カセット溝検出回路
70は、その検出結果を制御装置65に通知する。
【0051】テープ位置検出回路71には、図1には図
示を省略したが、テープ位置センサ78が接続されてい
る。テープ位置センサ78は、例えば印字テープの幅や
印刷開始位置マーク等を検知してその検出信号を出力す
る。テープ位置検出回路71は、その検出結果を制御装
置65に通知する。
【0052】インクリボン検出回路72には、リボン位
置センサ79が接続されている。リボン位置センサ79
は、フルカラー印刷時におけるインクリボンのマゼン
タ、シアン、イエロー等のインク色の印刷開始位置を検
知してその検出信号を出力する。インクリボン検出回路
72は、その検出結果を制御装置65に通知する。
【0053】ヘッド駆動回路73には、サーマルヘッド
16が接続されている。ヘッド駆動回路73は、制御装
置65からの制御に基づいてサーマルヘッド16を発熱
駆動する。モータ駆動回路74は、図4(a) に示したテ
ープ送り用モータ51を駆動するドライバであ。押圧機
構駆動回路75には、モータ又はソレノイド等からなる
ヘッド押圧機構81が接続されている。押圧機構駆動回
路75は、ヘッド押圧機構81を正逆両方向に駆動し
て、印字時にはサーマルヘッド16をプラテンローラ1
7に圧接する方向へ回動させ、フルカラー印字で三原色
を塗り重ねるため印字テープを逆送りするとき又は印字
が終了したときにはサーマルヘッド16をプラテンロー
ラ17から離隔する方向へ回動させる。
【0054】カッタ駆動回路76は、図4(a),(b),(c)
に示したDCモータ53を駆動するドライバである。カ
ッタ駆動回路76は、印字処理の進行に応じ、図4(a),
(b),(c) に示した駆動伝達機構を介して、印字済みのテ
ープを所定の長さに切断するようテープカッタ22を開
閉駆動する。
【0055】図6(a) 〜(f) は、上記DCモータ53に
よって駆動されるカッターカム62とテープカッタ22
の可動刃22aによるテープ裁断の動作を示す動作状態
図である。同図(a) は、図4(b) を簡略な形で再掲した
ものであり、カッターカム62が初期位置に在る状態を
示している。このカッターカム62の位置は、マイクロ
スイッチ63により検出されることは前述した。つま
り、組立時には必ずこの初期位置で、マイクロスイッチ
63がカッターカム62の凹部に当接するように組み付
ける。この状態で、ピン64は長孔66のほぼ中間位置
に停止しており、これにより、回動アーム65が水平に
停止している。また、これにより可動刃22aが固定刃
22bに対して最大に開いている。
【0056】DCモータ53が回転を開始すると、カッ
ターカム62の回転に伴われてピン64が、図6(a) の
矢印A1に示すように反時計回り方向に円移動を開始す
る。そして、同図(b) の矢印A2及び同図(c) の矢印A
3に示すように円移動が進行してピン64が長孔66の
右端に到達したとき、可動刃22aが固定刃22bとに
よる剪断動作(テープ26′の裁断)を開始する。
【0057】カッターカム62の継続する回転により、
同図(d) の矢印A4に示すように、ピン64が更に円移
動して長孔66の左方に戻りながら更に回動アーム65
を引き起こし、これにより、可動刃22aの反時計回り
方向への回動が更に進行して、可動刃22aと固定刃2
2bとが完全に閉じられる。これにより、カッター22
の剪断動作が完了する。このカッター22による裁断の
完了位置は、例えば50mmの最大幅を有するテープを
完全に裁断するための位置である。
【0058】更に、カッターカム62が回転を続け、ピ
ン64が、同図(e) の矢印A5、及び同図(f) の矢印A
6に示すように、円移動を続けることにより、回動アー
ム65が押し下げられて下方に回動する。これにより、
可動刃22aが時計回り方向へ回動を開始して、固定刃
22bに対して開き始める。そして、同図(f) から同図
(a) の初期状態に戻って可動刃22aが固定刃22bに
対して全開し、マイクロスイッチ63により位置を検出
されて、その初期位置に停止する。
【0059】このように、磁力印字テープに対して、普
通紙の場合と同様に特に留意すべき特別な作業手順を踏
まなくても、通常に印字を行って、磁力印字テープが搬
送路内で周辺部材への付着現象も起さず、また排出口に
おける裁断に際してもテープカッタ22に付着する不都
合もなく、磁力印字テープの印字・切り出し作業が完了
する。
【0060】このように、所望の文字や画像等の印字さ
れた任意の長さの磁力印字テープをテープ印字装置によ
り何等の不都合もなく手軽に作成することができるよう
になる。
【0061】尚、上記実施の形態では、磁力印字テープ
の着磁を全面にわたって施しているが、これに限ること
なく、例えば縁部分には磁力を持たせない構成とするこ
ともできる。これを他の実施の形態として説明する。
【0062】図7は、そのように形成された他の実施の
形態としての磁力印字テープを裏面(着磁面)から見た
部分図である。同図に示す磁力印字テープは、テープの
幅方向両端を除く幅L部分を着磁領域として形成してい
る。この幅Lの着磁領域の形成は、強力磁場において幅
Lの領域のみ磁化する方法でも形成でき、また、磁性体
含有高分子を予めベースフィルム部分に対して幅Lの部
分にだけ積層する方法によっても形成できる。また、非
着磁領域をテープの幅方向両端とせず片方の端部だけと
してもよい。いずれの場合も、これによって、印字テー
プを例えばホワイトボード等に張り付けた後にこれを剥
がすとき、幅方向の端部が指先でつまみ易くなって便利
である。
【0063】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、搬送、印字、及び裁断に直接係る部材を非磁性体
で構成するので、磁性体に吸着する強力な磁力を有する
磁力印字テープが部材に付着するような支障を起こすこ
となく搬送、印字、及び裁断を行うことができ、したが
って、磁力印字テープを用いた印字を現実に行うことが
できるという特殊な方式のテープ印字装置を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるテーププリンタ(印字装
置)をテープカセットと共に示す斜視図である。
【図2】(a) はテープカセットの外観平面図、(b) はテ
ープカセットがテーププリンタのカセット収納部に装着
された状態を示す断面図である。
【図3】テープカセットに収容される磁力印字テープ及
びテープリール部分を取り出して示す斜視図である。
【図4】(a) はテーププリンタの各部を駆動する駆動機
構を示す図であり、(b) は側面図、(c) は上面図であ
る。
【図5】テーププリンタの各部の駆動を制御する制御部
の構成ブロック図である。
【図6】(a) 〜(f) はDCモータによって駆動されるカ
ッターカムとカッターの可動刃によるテープ裁断の基本
動作を示す動作状態図である。
【図7】他の実施の形態における磁力印字テープを裏面
(着磁面)から見た部分図である。
【図8】従来のテーププリンタの内部構成を模式的に示
す図である。
【符号の説明】
1 テーププリンタ 2 テープ状の用紙 3 プラテンロール 4 サーマルヘッド 5 インクリボン 6 供給ロール 7 巻き取りロール 8a、8b カッタ 9 ラベル 10 テーププリンタ 11 匡体 12 キー入力部 13 操作キー 14 表示部 15 テープカセット収納部 16 サーマルヘッド 17 プラテンローラ 18 テープ案内ローラ 19 テープリール支持ピン 21 インクリボン巻き取り駆動軸 22 テープカッタ 22a 可動刃 22b 固定刃 23 テープ排出口 25 テープカセット 26 磁力印字テープ 26′ 磁力印字テープ印字済み部分 27 リール孔 28 インクリボン巻き取りリール孔 31 テープリール 32 インクリボンリール 33 インクリボン 33′ インクリボン転写済み部分 34 凹部 35 インクリボン巻き取りリール 36 カセット溝 41 ヘッドアーム 42 支点軸 43 長溝穴 44、45 引きバネ 46 テープ巻戻し用ギア 47 インクリボン巻取り用ギア 48 プラテンギア 49 変速ギア 51 テープ送り用モータ 52 駆動ギア 53 DCモータ(又はステッピングモータ) 54 ウォームギア 55 ウォームホイール 56 小径ギア 57 減速ギア 58、61 傘歯車 59 平歯車 62 カッターカム 63 マイクロスイッチ 65 CPU(中央演算処理装置、制御装置) 66 ROM(読み出し専用メモリ) 67 RAM(読み書き自在なメモリ) 68 カウンタ 69 イメージリーダ 70 カセット溝検出回路 71 テープ位置検出回路 72 インクリボン検出回路 73 ヘッド駆動回路 74 モータ駆動回路 75 押圧機構駆動回路 76 カッタ駆動回路 77 カセット溝センサ 78 テープ位置センサ 79 リボン位置センサ 81 ヘッド押圧機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 雅行 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 (72)発明者 竹内 研策 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字形成されるべく保持リールに巻回さ
    れた長尺状の被印字媒体である磁力テープを収容した印
    字用テープカセットと、 該印字用テープカセットを着脱自在に装着する装着部
    と、 前記磁力テープを前記印字用テープカセットから搬送し
    つつ前記磁力テープの一面側から確認できる文字・記号
    等を印字し所定長に切断して印字の施された磁力テープ
    を作成可能な印字手段と、 を備え、 前記印字手段は非磁性材料からなることを特徴とするテ
    ープ印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字手段は、本テープ印字装置のテ
    ープ搬送ローラ、匡体のテープ搬送ガイド部、及びカッ
    タ部材を含むことを特徴とする請求項1記載のテープ印
    字装置。
  3. 【請求項3】 前記印字手段は、サーマルヘッドを更に
    含むことを特徴とする請求項1記載のテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 前記印字用テープカセットは、印字用の
    インクリボンを更に備え、該インクリボンに形成された
    インクが非磁性体インクであることを特徴とする請求項
    1記載のテープ印字装置。
  5. 【請求項5】 前記磁力テープは、幅方向の少なくとも
    一端部に非着磁領域が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のテープ印字装置。
  6. 【請求項6】 印字形成されるべく保持リールに巻回さ
    れた長尺状の被印字媒体である磁力テープを収容した印
    字用テープカセットと、 該印字用テープカセットを着脱自在に装着する装着部
    と、 前記磁力テープを前記印字用テープカセットから搬送し
    つつ前記磁力テープの一面側から確認できる文字・記号
    等を印字する印字手段と、 前記印字の施された磁力テープを所定長に切断可能なカ
    ッタ部材と、 を備え、 前記カッタ部材は非磁性材料からなることを特徴とする
    テープ印字装置。
  7. 【請求項7】 前記印字用テープカセットは、印字用の
    インクリボンを更に備え、該インクリボンに形成された
    インクが非磁性体インクであることを特徴とする請求項
    6記載のテープ印字装置。
  8. 【請求項8】 前記磁力テープは、幅方向の少なくとも
    一端部に非着磁領域が形成されてなることを特徴とする
    請求項6記載のテープ印字装置。
  9. 【請求項9】 印字形成されるべく保持リールに巻回さ
    れた長尺状の被印字媒体である磁力テープを収容した印
    字用テープカセットであって、 前記印字用テープカセットは印字用のインクリボンを更
    に備え、 該インクリボンは非磁性体インクにより形成されてなる
    ことを特徴とする印字用テープカセット。
  10. 【請求項10】 前記磁力テープは、幅方向の少なくと
    も一端部に非着磁領域を形成されてなることを特徴とす
    る請求項9記載の印字用テープカセット。
JP25297697A 1997-09-18 1997-09-18 テープ印字装置及びその印字用テープカセット Pending JPH1191171A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112140751A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 兄弟工业株式会社

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