JPH1190625A - シールドされた光ファイバー用溶接装置 - Google Patents

シールドされた光ファイバー用溶接装置

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JPH1190625A
JPH1190625A JP10181318A JP18131898A JPH1190625A JP H1190625 A JPH1190625 A JP H1190625A JP 10181318 A JP10181318 A JP 10181318A JP 18131898 A JP18131898 A JP 18131898A JP H1190625 A JPH1190625 A JP H1190625A
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JP
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casing
welding
optical fiber
light
fiber
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JP10181318A
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English (en)
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Esumaerii Sasan
エスマエリィ ササン
Ekuuoru Hakan
エクウォル ハカン
Rundo Toosuten
ルンド トーステン
Teirubeegu Dan
ティルベーグ ダン
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Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
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Telefonaktiebolaget LM Ericsson AB
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/255Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding
    • G02B6/2551Splicing of light guides, e.g. by fusion or bonding using thermal methods, e.g. fusion welding by arc discharge, laser beam, plasma torch

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  • Arc Welding In General (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】光ファイバー・リボンを相互に溶接する装置。 【解決手段】軸51の回りを旋回し、外部塵粒子防止と
操作者を保護する2つのケーシング半部33を有し、軸
が取り付けられるフレーム11上で、光ファイバー保持
装置が下向きの傾斜面上におかれている。光ファイバー
を保持する弾性磁気保持機構71により光ファイバーを
整合溝に押しており、押している面は、ボタン99を操
作することでケーシングの閉位置でわずかに上昇させる
ことができる。ボタンはレバー91に作用し、挿入され
た光ファイバーの最終位置が調節でき、さらにフレーム
には別々のカメラユニット29が置かれる凹所が配置さ
れ、背後からの照明を得るために発光ダイオード21が
配置され、その光はケーシングの内側に取り付けられた
ミラー35によって溶接位置へ向かって反射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバーを相
互に溶接するためのファイバー溶接装置、特に光ファイ
バー・リボンにされた光ファイバーを相互に溶接するた
めの溶接装置と、光ファイバー溶接装置内に使用される
副組立体とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファイバーによる光通信技術において、
光ファイバー・リボン、すなわち外側ポリマースリーブ
によって共に保持され、平行に延在する複数光ファイバ
ーを含む扁平なファイバー・パッケージを形成する光フ
ァイバーが、次第に多用されるようになってきた。通
常、光ファイバー・リボンは、4個、6個、8個、12
個いずれかの個別光ファイバーを含んでいる。これらの
光ファイバー・リボンを互いにスプライスする際には、
溶接を用いるのが好ましい。したがって、光通信用の光
ファイバーの使用が増加するにつれて、この分野で使用
できる溶接装置が求められるようになった。その種の溶
接装置は、とりわけスプライス箇所の周囲区域に十分な
シールド措置を備えているのが好ましい。該周囲区域に
は、光ファイバー端部のところに電気アークが発生する
ため、溶接装置の操作員を十分に保護しなければならな
い。また、シールド措置により、前記周囲区域は、周囲
からの汚染からも保護される。さらに、2個の光ファイ
バー・リボンを十分に良好にスプライスするには、いく
つかの異なる条件が満たされねばならない。例えば、2
個の光ファイバー・リボンの両端部の個々の光ファイバ
ーが、互いに正確に整列していること、この整列状態を
溶接作業直前にチェック可能であること、さらにこの整
列状態を修正し得ること等である。また、相互にスプラ
イスされる光ファイバー端部を背後から照明することに
より、ファイバー両端部の位置をチェックするための映
像が得られるようにするのがよい。
【0003】ヨーロッパ特許出願公開EP−A1 07
20032に対応する米国特許US−A5524163
には、光ファイバーをスプライスする装置と方法とが開
示されている。この装置は、顕微鏡ユニットと、光ファ
イバー上方に配置された発光ダイオード・ホールダと、
発光ダイオード・ホールダを取囲むカバーとを含んでい
る。顕微鏡ユニットは、ハウジングと、三台の顕微鏡
と、シャッター・ユニットと、2個のミラーと、CCD
−センサとから構成されている。発光ダイオード・ホー
ルダは、3個の発光ダイオードを含み、カバー軸と同じ
軸を中心として旋回するように取付けられ、磁石によっ
て下方旋回位置にロックされる。背後の照明は、上方か
ら溶接箇所に光を向ける発光ダイオードにより行われ
る。溶接箇所からの光は、ミラーによって屈折され、光
検出器へ達する。
【0004】米国特許US−A4914797と、ドイ
ツ特許DE−C2 3019425に対応する英国特許
出願公開GB−A20052786とには、旋回するよ
うに取付けられている、もしくは取付けることができる
ハウジングを含む溶接装置が開示されている。この英国
特許出願と、ドイツ特許出願公開DE−A1 3245
229と、ヨーロッパ特許出願公開EP−A1 049
4809とには、とりわけミラーを含む異なる種類の複
数光検出器を有する溶接装置が開示されている。
【0005】国際特許出願公開WO−A1 96/27
811には、溶接箇所を通る水平平面下に配置された光
源を含む溶接箇所照明装置が開示されている。光源から
のこの光は、装置の蓋内に配置された2個のミラーによ
って屈折される。
【0006】先に引用した米国特許US−A 5524
163、米国特許US−A 5046813、日本特許
出願JP−A 59−38718、ドイツ特許DE−C
14123227には、ばね及び/又は磁石を備えた光
ファイバー用押さえ付け機構が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の異なる機能を有するファイバー溶接装置を得ることで
あり、しかも、この目的を少数の構成要素を用いて達成
することである。本発明の別の目的は、組込まれている
機能が少数の調節または設定しか必要でない光ファイバ
ー溶接装置を得ることである。
【0008】本発明の別の目的は、完成溶接装置に、溶
接作業を行うための機械構成要素および光学構成要素を
組合わせて形成された着脱可能なユニットが含まれてい
る光ファイバー溶接装置を得ることにある。該溶接装置
は、加えて電子回路、画像処理装置、表示モニタ等を内
蔵し、簡単な組立て、保守、テスト等が可能なものであ
る。
【0009】本発明の別の目的は、溶接作業を行うため
の機械構成要素及び光学構成要素が、異なる全体モジュ
ール、例えばカメラ/光学ユニット、電極ハウジング等
に含まれ、それにより保守が種々の構成要素の厄介な調
節なしに簡単にできる光ファイバー溶接装置を得ること
にある。
【0010】本発明の特に別の目的は、溶接作業を行う
際、溶接箇所がシールドされ、それによって、電子回路
や、特に高圧回路および高圧線内に発生する電磁界の放
射が防止され、種々の当局の要求が満たされた光ファイ
バー溶接装置を得ることである。
【0011】本発明の別の目的は、次のような光ファイ
バー溶接装置を得ることである。すなわち、ケーシング
が、溶接箇所に配置された機械、電気、光学各構成要素
の周囲に配置され、該ケーシングにより、対応空間を完
全に密封でき、該ケーシングが、完成溶接装置内で最小
限の場所を占めるようにされ、かつ特に溶接箇所で手動
操作を妨害することのないように設計され、かつ移動せ
しめられる溶接装置である。
【0012】本発明の別の目的は、光ファイバー溶接装
置内で光ファイバー端部を整列させるためのV溝を含む
電気ハウジング得ることである。該ハウジングによっ
て、光ファイバー端部を簡単に位置決めでき、続く光フ
ァイバー端部位置の最終調節と、光ファイバー端部の確
実な保持とが簡単にできるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】光ファイバー・リボンを
溶接する溶接装置は、閉位置と開位置との間を移動可能
なケーシングを有している。閉位置では、ケーシング
は、溶接箇所の上方と両側とに位置し、溶接箇所および
溶接箇所に配置される電極や電極ハウジング等の溶接装
置構成要素を、少なくとも上方方向と、挿入された光フ
ァイバーに平行の方向と、該光ファイバーと直角の方向
で、取囲む。ケーシングは、薄手のプレート形状の材料
またはシート材料で作られ、省スペース設計であり、特
に、ケーシングの移動時に場所をとらない設計になって
いる。すなわち、ケーシングが、滑り運動を行うこと
で、移動時にケーシング両表面は、常に、相接し連続す
るほぼ同一の表面に位置している。ケーシングの両表面
は、したがって、この連続する表面の一部に相応してい
る。この連続する表面は、好ましくは、軸線を中心とし
て回転対称的に構成されている。この軸線は、ケーシン
グの回転軸線または旋回軸線でもある。この軸線の配置
により、またケーシングのどの部分も、光ファイバーの
挿入時や点検時には、通常、溶接箇所の上方の位置を占
める操作員の頭部の方へは移動することのないようにさ
れている。溶接箇所では、挿入された光ファイバーは、
何らかの支持兼整列装置、例えばV溝プレートによって
支持される。したがって、ケーシングの最高箇所は、ケ
ーシング移動時には、常に溶接箇所の上方の事実上等し
い高さを維持する。この場合、高さという語は、溶接箇
所から、溶接箇所の光ファイバーに対し直角方向の最高
箇所までの距離と、溶接装置の本体およびファイバーの
支持兼整列装置からの距離とをいう。ケーシングの回転
軸線は、溶接装置の下方に、それも溶接装置からいくぶ
ん間隔をおいて、挿入されたファイバー端部と、例えば
平行に位置するのが好ましい。
【0014】好ましくは、ケーシングが2個のケーシン
グ半部を含み、該半部が、平行な軸を中心として旋回自
在に取付けられている。これらの軸は溶接箇所のほぼ垂
直方向で下方に、それもあまり狭過ぎない間隔のところ
に配置されている。ケーシング半部は、部分歯車と協働
する機械式カップリングによって互いに機械式に結合さ
れることで、同時に、かつ対称的に、一方の半部だけが
操作される場合も、互いに対して接近または離間するよ
うになっており、半部の閉位置では、外部の塵粒子が溶
接箇所に侵入するのを防止し、また操作員を、溶接用の
電気アークや高い電磁界から、さらには、ばらの粒子か
ら保護する。これらケーシング半部は、省スペース設計
になっており、移動時に要するスペースが最小化されて
いる。その目的のため、ケーシング半部は、円筒体等の
回転対称体の事実上表面区分として設計され、またケー
シング半部の回転軸線は、通常は、表面区分の、互いに
極めて近い箇所に位置している。
【0015】軸が取付けられている溶接装置フレームに
は、光ファイバーのゆるやかな保持装置が、保持目的の
ための、僅かに傾斜した面上に取付けられ、この結果、
個々の光ファイバーは、僅かに屈折することで、溶接箇
所に設けられた対応V溝内に配置される。V溝内に光フ
ァイバーを固定するために、単一のアームを有する押さ
え付け機構が備えられている。該アームは、旋回運動可
能に取付けられ、かつアーム旋回軸線から間隔をおいた
外端部に弾性的な押さえ付け面を有している。該押さえ
付け面は、またケーシング半部が操作レバーを介して閉
位置に移動せしめられると、光ファイバーから離間させ
ることができる。これによって、V溝内の光ファイバー
位置を調節せねばならない場合、調節が容易になる。フ
レームには、さらに複数開口が設けられており、該開口
内には別個のカメラ・ユニットが配置されている。光フ
ァイバー位置のチェック時に、映像記録する場合、溶接
箇所の背後から照明するため、また対応する光ファイバ
ー端部を互いに自動的に位置決めするために、発光ダイ
オードが備えられ、その光が、ケーシング半部内に取付
けられたミラーによって、溶接箇所方向へ反射される。
【0016】概してこのように光ファイバー溶接装置用
のケーシングは、2つのケーシング半部を含み、これら
半部が、互いに事実上等しい形状を有し、かつ適当に配
置された軸の回りに旋回自在に取付けられている。この
結果、ケーシング半部が、互いの方向へ移動して互いに
接触することで、電極周囲区域が閉じられ、互いに離間
する方向で移動することで、前記電極周囲区域がアクセ
ス可能となる。ケーシングの形状、したがってケーシン
グ半部の形状は、閉位置・開位置間での移動の際、つま
りケーシング半部が相互に接近または離間する際、ケー
シングまたはケーシング半部の最高箇所が、ほぼ一定高
さを維持できるように付形されており、特にケーシング
半部の軸は、前記移動時に、前記最高箇所が前記一定高
さを維持できるような、溶接箇所下方の位置に配置され
ている。こうした条件の結果、ケーシングのいかなる部
分も邪魔にならずに溶接箇所に配置され、光ファイバー
の挿入や除去のさい、溶接箇所へのアクセスが可能にな
る。加えて、ケーシングおよびケーシング半部が、開位
置の場合も、装置内部部品周囲に適切に位置せしめられ
るように、ケーシングまたは半部の旋回軸が、溶接箇所
のほぼ直下に間隔をおいて配置されている。この間隔
は、例えば、装置内部の幅のほぼ半分に相応する間隔で
よい。その場合、装置内部の幅とは、ケーシングまたは
ケーシング半部の移動方向と等しい方向での幅、つまり
挿入された光ファイバーの長手方向に対して直角方向で
の幅である。
【0017】電極ハウジングは、ハウジングに付加され
た電極保持装置とファイバーを整列・保持する装置とを
有する単一のユニットとして製造されるのが好ましい。
電極と溶接箇所とは、電極ハウジングの頂面に設けられ
ている。したがって、ケーシング半部の旋回軸も、電極
ハウジング下方に位置している。
【0018】ケーシング半部は、概して、旋回軸に対し
直角の、平らな側部と、側部をその外縁部のところで結
合している頂部とを含んでいる。該頂部は、円筒の外套
面の一部の形状を有し、該円筒では、円筒軸線が各ケー
シング半部の旋回軸と合致しており、言い換えると、ケ
ーシング半部は、円筒体の外套面の事実上一区分の形状
を有している。頂部は、またほぼ平らな内側部分を有
し、これら内側部分は、ケーシング両半部が互いに配置
されている位置では、互いに同一水平平面内に位置し、
かつ縁部のところで、ケーシング半部間の境界面から間
隔をおいて、部分円筒形状を有する部分と結合してい
る。その場合、シールを、ケーシング閉位置では、ケー
シング両半部の境界面から間隔をおいて位置するように
配置して、シールが円筒の外套面の一部の形状を有する
頂部の部分と常時接触するようにする、言い換えると、
前記間隔が頂部の平らな部分の長さより長くなるように
することができる。
【0019】ケーシング両半部は、さらに適当な機械式
カップリングを用いて相互に機械式に結合されること
で、第1ケーシング半部を手動操作により、第2半部に
対し接近または離間させる場合に、第2半部も、それに
対応して第1半部に対し接近または離間するようにされ
るのが好ましい。こうすることによって、片手での操作
が可能になる。機械式カップリングは、その場合、ケー
シング半部の垂直側部に配置された互いにかみ合う部分
歯車と、ケーシング半部の旋回軸と合致する部分歯車軸
線とを含んでいる。
【0020】さらに、溶接装置は、V溝等のファイバー
整列装置と、整列装置内の光ファイバーを保持する保持
位置、すなわち、下方旋回位置と、整列装置内へ導入さ
れた光ファイバーを解放する解放位置、すなわち、上方
旋回位置との間を移動可能な押さえ付け機構と、当然の
ことながら、電極とを含むことができる。該電極は、電
極先端間に電気アークを発生させるため、高圧電源に接
続されている。ケーシングの開位置から閉位置への移動
時、押さえ付け機構が解放位置にある場合、該機構を操
作して保持位置へ移動させるために、押下げ部材をケー
シングに結合しておくことができる。押下げ部材は、好
ましくは、ケーシング半部に付加された回転ホイールを
含み、該回転ホイールは、ケーシング半部が開位置から
閉位置へ移動する際、押さえ付け機構の頂面と協働す
る。
【0021】押さえ付けユニットは、さらに単一の押さ
え付けアームを含み、該押さえ付けアームが、整列装置
内に光ファイバーを保持する保持位置と、挿入された光
ファイバーを解放する解放位置との間を可動であり、し
かも該アームの旋回軸が、挿入された光ファイバーの長
手方向と平行かつ光ファイバーとほぼ同一水平面内に位
置している。押さえ付け機構は、押さえ付けユニットを
含むことができる。該ユニットは、押さえ付けアームの
端部に可動に配置され、かつ弾性的に付勢されることに
よって、押さえ付けアームが保持位置にある場合、整列
装置内に挿入された光ファイバー上面に接触して、挿入
された光ファイバーと直角方向かつ整列装置方向に該上
面を押圧し、光ファイバーを保持するようにされてい
る。押さえ付けユニットは、好ましくは、2個の押さえ
付け部材を含み、これらが個々に可動であり、それぞれ
溶接箇所の一方の側からのみ、光ファイバーに作用す
る。押さえ付けアームの保持位置では、押さえ付けユニ
ットは、挿入された光ファイバーと直角方向に可動であ
る。その場合、解放機構を備えて、これを操作すること
で、押さえ付けユニットを、又、まだ同じ保持位置を維
持している押さえ付けアーム全体を持ち上げ、それによ
って、整列装置内の光ファイバーが、整列装置から解放
され、光ファイバーの位置が調節される。この解放機構
はレバーを含み、該レバーは、ケーシング半部に可動に
取付けられ、ケーシング半部の外部からアクセス可能か
つ操作可能な上端部を有している。この設計によって、
V溝内へのファイバーの正確な導入が容易になる。
【0022】光源を配置して、溶接箇所の光ファイバー
端部を背後から照明するのが好ましい。その場合、ミラ
ーをケーシング内側に配置して、ケーシングまたはケー
シング半部が閉位置にある場合にのみ、光が光ファイバ
ー端部に当たるように、光源からの光を屈折させる。そ
のように光源を適切に配置するには、光源および溶接箇
所の映像を映し出すカメラとを、溶接またはスプライス
箇所を通って延在する水平平面下に配置すればよい。こ
の水平平面は、その場合、多数の個別光ファイバーが同
時に互いにスプライスされる際には、つまり光ファイバ
ー・リボンの複数対を形成する対向光ファイバーがスプ
ライスされる際には、すべての光ファイバー端部にわた
って延在する。溶接装置に含まれる構成要素をできるだ
け少なくすることで、それら構成要素は、前記水平平面
の上方に配置することができる。この結果、溶接箇所の
有効利用が可能になり、ケーシングに既述の形状を与え
ることができ、さらにケーシング閉位置で、溶接箇所の
良好な囲い込みが可能になる。光源の配置は、さらに次
のように行う。すなわち、ミラーが、ケーシング閉鎖時
に占める位置で、光源からの光が、各ミラーに斜角をな
して、つまりほぼ垂直でも水平でもなく入射するように
する。光は、各ミラーによって屈折されることで、その
後また、ミラーに対し、また垂直平面または水平平面に
対し、同じ斜角で到達する。ミラーへの第1の斜角と、
水平平面に対する斜角とは、15°〜75°、好ましく
は30°〜60°でよい。最も望ましいのは45°だろ
うが、溶接装置の実際の具体例では35°〜45°であ
る。さらに、ミラーの反射面は、ケーシングが閉位置の
場合、水平平面内に、言い換えると、互いに溶接される
光ファイバーを有する光ファイバー・リボンを通る平面
と平行な平面内に位置している。
【0023】このように、普通は、2組の、光源と、ミ
ラーと、光検出器とが備えられている。これら2組の光
源は、光ファイバーおよび溶接箇所に対し対称的に配置
されている。第1組の光源からの光は、第1平面内を通
過してミラーに入射し、該ミラーから第1組の光検出器
に達し、第2組の光源からの光は、第2平面内を通過し
てミラーに入射し、該ミラーから第2組の光検出器に達
する。第1と第2の平面は、その場合、好ましくは合致
し、また、溶接箇所の光ファイバー端部の長手方向に対
してほぼ直角である。
【0024】溶接装置の電極ハウジングは、ほぼ長方形
の材料ブロックを含むことができ、該ブロックは、高電
圧に対し絶縁性であり、かつブロック頂面に複数の溝を
有している。これらの溝内には、電極が配置され、溝底
部には、電極と電気接触し、高電圧源に接続されるよう
に、接触板が配置されている。溝は、この場合、例えば
ほぼ正方形断面だが、長方形断面の場合もある。溝底部
は、その長さのかなりの部分にわたって接触板の表面に
よって構成され、対応電極との確実な接触が得られるよ
うにされている。したがって、この溝底部の表面は、電
極長さのかなりの部分、すなわち2分の1以上の部分に
対応している。これらの溝は、言うまでもなく同一線上
に設けられている。電極は、従来形式で細長の、事実上
円筒体として作られているが、電極の後端部に、例えば
環状突出部等の、延在する当付け部を有していてもよ
い。その場合、横方向の凹部を溝の後端部に設け、該凹
部が、電極の当付け部材に接触するための適当な接触面
または支持面を有するようにする。電極は、それによっ
て、その長手方向で正確に定められた位置を占めること
ができる。その場合、ばね板等の弾性部材を横方向凹部
内に配置することで、電極を互いの方向へ弾性的に押圧
でき、それによって、電極の当付け部材が、凹部内の接
触面または支持面と確実に接触せしめられる。
【0025】本発明のさらなる目的および利点が、以下
で説明され、その説明で部分的に明らかにされるか、も
しくは本発明の実施例によって会得できよう。本発明の
目的および利点は、添付特許請求の範囲に詳しく示され
た方法、プロセス、設備・機器、組合わせによって実現
し、達成できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の新規な特徴は、添付特許
請求の範囲に詳しく示されている一方、本発明の構成お
よび内容についての完全な理解、並びに既述の特徴とそ
の他の特徴の完全な理解は、実施例についての以下の詳
細な説明から得ることができ、かつまた本発明のより適
切な評価も、以下の詳説によって得られよう。添付図面
に記載の該実施例は、本発明を限定するものではない。
【0027】図1の部分断面図には、特に光ファイバー
・リボンを溶接する光ファイバー溶接装置が示されてい
る。図1の断面は、溶接装置のほぼ中心を通る切断面で
あり、互いに溶接される光ファイバーの方向と直角の断
面を、光ファイバーの方向と平行の方向で見たものであ
る。図2も溶接装置の部分断面図であり、この図は、符
号1で示した光ファイバーに対して直角方向で見た図で
あり、切断面はファイバーと平行で、したがって、図1
と直角方向の図である。溶接装置の構成要素は、長方形
断面の細長のフレームバー3によって支持され、フレー
ムバー3は、4個の斜脚7を介して基礎5上に支えられ
ている。斜脚7は、弾性的な、クッション作用を有する
中間部材9を含むことができる。フレームバー3上の中
央には中央フレーム11が取付けられ、直立している。
中央フレーム11は、フレームバー3および挿入された
光ファイバーと平行の長手方向で見て、ほぼ2等辺3角
形状を有している。該3角形は、下向きの、フレームバ
ー3に向いた2個の等しい辺の間に頂点を有し、かつほ
ぼ水平で平らな上面と、対称的に配置された2個の突出
部または3角形半部15とを有している。これら3角形
半部は、挿入された光ファイバー1の方向に対して直角
方向に突出し、3角形半部の頂点が、3角形の斜辺に対
し直角方向に延在する面によって切断されている。突出
部15は、後述するように、光源とカメラとを保持して
いる。
【0028】中央フレーム11の水平の頂面は、電極ハ
ウジング17を支持し、電極ハウジング17には、光フ
ァイバー端部を保持し、かつ光ファイバー相互を整列さ
せるために必要な部材と、さらに、後述する溶接電極と
が取付けられている。突出部15の外方には、円筒形の
貫通孔19が設けられ、この貫通孔19が突出部の外側
切断面と平行に延在し、かつ貫通孔19の軸線が垂直中
心平面内に位置している。この垂直中心平面は、同時
に、溶接装置の構成要素の大部分の対称平面でもあり、
該平面内には、また互いにスプライスされる光ファイバ
ーの端面が位置している。貫通孔19の軸線および突出
部15の外側切断面は、垂直平面に対し30°〜45
°、好ましくは35°〜40°、最も好ましくは約37
°の角度で配置されている。貫通孔19の中を、底部に
配置された光源、例えば発光ダイオード21からの光が
通過する。
【0029】発光ダイオード21からの光は、貫通孔1
9の上端へ向かうが、まずダイアフラム板23により強
さが減じられる。ダイアフラム板23は、複数プレート
から構成され、該プレートは、貫通孔19内へ直角に突
入し、かつ貫通孔上端の開口から間隔をおいた位置に設
けられた中央フレーム11のスロット内に配置されてい
る。前記間隔は、貫通孔19の直径とほぼ等しい。開口
付きのダイアフラム板23は、直線状の内縁又は下縁を
有し、貫通孔19のほぼ中心まで突入しているため、光
は、ほぼ半円形の窓を通過することができる。貫通孔1
9の上端の開口には、光拡散部材、例えば適当な光格子
25が配置されることで、一様な照明が可能にされてい
る。
【0030】カメラ・ユニット27は、図3にも示した
が、そのフロント部分が、中央フレーム11の逆3角形
斜面の対応孔内へ挿入されている。カメラ・ユニット2
7は、光学システムを内蔵するフロント部分29を有し
ている。光学システムの光軸は、貫通孔19の軸線と平
行であり、スプライスされる光ファイバー・リボンの長
手方向軸線と、正確にスプライス平面内で交差し、好ま
しくはスプライス平面内に位置している。カメラ・ユニ
ット27のための孔の延長部は、電極ハウジング17の
底部側まで続いており、カメラ・ユニット27の感光素
子上に光学システムによって映じられる光ファイバース
プライス区域からの光を通している。感光素子は、平面
31に斜角をなして配置され、したがって光学システム
の軸線と直角ではない。この斜角は、スプライスされる
光ファイバー・リボンのすべての個別光ファイバーの明
確な映像が得られる角度にされている。
【0031】中央フレーム11の上部と電極ハウジング
17とは、2個の等しいケーシング半部33によって保
護されている。ケーシング半部33は、互いに接近また
は離間するように旋回可能である。ケーシング内側に
は、ほぼ水平の表面を有する頂部に、水平の反射面を有
するミラー35が配置されている。ミラー35は次のよ
うに配置されている。すなわち、光拡散装置または拡散
素子25からの光線がミラーに映じ、ミラーの反射面に
よって反射され、その結果、反射光線がカメラ・ユニッ
ト27の光学システムに入射し、カメラ・ユニット内の
感光面へ向けられるように配置されている。
【0032】スプライスされる光ファイバー・リボン1
は、図2に見られるように、固定具または保持具39に
よって保持される。保持具39は、平行四辺形のブロッ
ク43の幾分傾斜した頂面にロック部材41によってロ
ックされる。これに関しては、1993年3月22日提
出のスエーデン特許出願9300578−3を参照のこ
と。平行四辺形のブロック43は、このようにブロック
長手方向が中央フレーム11の3角形状に対して直角と
なるように配置されている。ブロック43は、薄手の、
一様な厚さの残存垂直部分47を含む長方形の凹部45
を有している。ブロック底部は、光ファイバー3の上側
に取付けられ、ブロックの頂部は傾斜面を含み、この傾
斜面に固定具39が配置されている。平行四辺形のブロ
ック43の頂部は、柱体49内に配置されたレバー50
に作用する制御モータ48を操作することによって、垂
直部47が直立形状となる休止位置から、溶接装置の横
方向対称平面により近い位置へ移動させることができ
る。柱体49は、平行四辺形のブロック43の外側でフ
レームバー3に取付けられている。その場合、直立形状
の垂直部47は幾分曲げられている。
【0033】図4にも示したように、ケーシング半部3
3は、等しい形状を有し、軸51を中心として旋回可能
であり、軸51が溶接装置の長手方向に、つまり、ほぼ
ファイバー1の長手方向に配置されている。凹部52
は、操作員が開閉時に親指を当てるためのものであり、
図1に見られるように、ケーシング半部33の外側に、
境界面近くに設けてある。ケーシング半部の移動は、互
いに噛み合っている部分歯車53を介して互いに連携す
るようにされ、これによってケーシング半部は、互いに
対し接近または離間し、境界面が互いに接触する位置
で、電極ハウジング17の周囲空間が少なくとも上方へ
密封される。ケーシング半部は、相互接触する密封位置
に、図2に見られるように、磁石54によって維持され
る。磁石54は、一方のケーシング半部に配置され、他
方のケーシング半部に配置された接極子と協働する。
【0034】ケーシング33は、外部の粒子から溶接箇
所をシールドし、溶接作業に用いる電気アークから操作
員を保護する。ケーシング33は、省スペース設計であ
り、ケーシング半部の旋回軸は、半部が移動時に常に溶
接装置の内部部品近くに位置するように構成されてい
る。ケーシング33は、上部と側部とを有し、側部は、
ほぼ部分円の形状を有している。旋回軸51は、部分円
先端区域に配置され、部分円内縁の、部分円先端近くに
は、また部分歯車53が設けられている。ケーシング半
部の移動を検出するためには、マイクロスイッチ(図示
せず)が備えられている。該マイクロスイッチは、電極
に供給される可能性のある高電圧からの電流をカットオ
フして、操作員を保護するために設けられている。
【0035】ケーシング33の頂部外側部分は、概ね円
筒体の外套面の部分形状を有しており、該円筒体の軸線
は、各軸51と合致している。ケーシング半部間の境界
面上部の内側部分は、実質的に平らで、ケーシング半部
が互いに接触した場合には、同一水平平面内に位置す
る。ミラー35は、最も外方の、部分円筒形部分への結
合部に配置されている。図1に見られるように、シール
55は、外部保護ハウジング(図示せず)の突出縁56
内に配置されており、ケーシング33の部分円筒形部お
よび側面に接触している。シール55は、ケーシング半
部がどの位置にあっても、ケーシングに対してシールで
きるように配置されている。シールは、ケーシングが互
いに接触する位置では、ケーシング頂部の部分円筒形部
の最も外側近くの区域と接触し、ケーシングができるだ
け互いに離間した位置では、平らな部分への頂部の結合
部近くの区域と接触する。
【0036】電極ハウジング17は、図5に示したよう
に、耐高圧性のポリマー材料のほぼ長方形のブロックを
含んでいる。電極57は、方形断面を有する溝内に配置
され、電極先端間には、スプライス時に電気アークが発
生する。該溝は、ハウジング17の頂面に形成され、ハ
ウジング長手方向で中央に、かつまた互いに溶接される
ファイバーに対しては直角方向に延在している。溝の後
部には、図9の上から見た図からも分かるように、凹部
59が設けられ、該凹部内には、ばね板61が配置され
ている。ばね板61は、図6および図7に見られるよう
に、電極先端とは反対側に、U字形脚のカットアウト部
63を含むU字形状を有している。電極57の後部が、
このカットアウト部63を貫通することで、カットアウ
ト部63に隣接するばね板の縁部により、電極後端から
僅かな間隔をおいて固定取付けされた当付けリング63
(図8も参照)を介して、前端または先端の方向へ押付
けられる。これらの当付けリングは、また該方向への電
極57の移動のストッパーを形成しており、それによっ
て、凹部59の対応前方側面と接触することで、電極長
手方向での電極位置が規定される。
【0037】高電圧は、長方形断面を有する導電性で細
長の接触体64から電極57へ導電される。接触体64
は、電極ハウジング17の凹部内に、それも電極が配置
されている溝の下方に、図10の断面図からも分かるよ
うに、きっちりと配置され、こうすることによって、接
触体は、電極57の長さの大半にわたり接触体の母線に
沿って電極底面と接触する。接触体64は、側方に水平
に突出する、長方形ブロック形状の部分68を、ほぼ接
触体中央部に有している。該突出部分68は、電極ハウ
ジング17の対応凹部内にきっちり配置され、電極ハウ
ジングの頂面と同一平面内に位置する頂面と、接触体の
長方形部分の底面と同一平面内に位置する底面とを有し
ている。適当な金属製のねじ65が、接触体64の突出
部68の頂面から下方へねじ孔にねじ込まれている。ね
じ65は、電気絶縁材を除去されたその下端を、高電圧
ケーブル66の端部に押当て、該ケーブルは、それによ
って、接触体54の底部の孔の底面に押付けられる。該
孔から、絶縁材を除去されたケーブル端部が挿入され
る。
【0038】電極57の後部上には、保持ブロック6
7、67′が、ねじにより固定されている(図12参
照)。該保持ブロックは、電極57を、当付けリング6
3が凹部59内で電極を固定している位置で最終的に固
定する。一方の保持ブロック67′は、他方の保持ブロ
ック67より高い位置に配置され、その高い頂部に光源
(図示せず)を有している。該光源は、周囲の照明条件
が不十分な場合に、光ファイバーの挿入およびV溝内で
の調節時に、溶接箇所に光線を当てる。
【0039】電極ハウジング17の中央に、それも電極
ハウジング頂面の横方向凹部内にはセラミック製V溝板
69が配置されている。該V溝板は、V溝70を中断し
ている中央凹部を有し(図9)、かつ電極57の先端間
の区域に対応する箇所を有し、該区域では、光ファイバ
ーの相互溶接時に電気アークが発生せしめられる。ファ
イバーは、V溝70内の所定位置に押さえ付けアーム7
1を介して保持される。該アームは、溶接装置の長手方
向および光ファイバー方向と平行な軸73を中心とし
て、電極ハウジング17内を旋回可能に取付けられてい
る。押さえ付けアーム71は、その前端に個別に可動の
2個の押さえ付けユニット75を有している(図13、
図14も参照のこと)。該押さえ付けユニットは、個別
に弾性的に付勢され、押さえ付けアーム71が保持位置
にされると、挿入された光ファイバー上側と接触する。
その際、ユニット75の一方は、スプライス平面の一方
の側の光ファイバーと接触し、ユニット75の他方は、
スプライス平面の他方の側の光ファイバーと接触する。
この押さえ付けアーム71は、アーム71の突出部79
に配置された磁石77によって保持位置に保持される。
磁石77は、保持位置では、電極ハウジング17の頂面
凹部に配置された接極子80と接触する。該接極子はV
溝板69の近くに配置されている(図9、図11参
照)。
【0040】押さえ付けアーム71は、ケーシング半部
33が互いに接近せしめられると、自動式に下方へ旋回
する。この動作は、対応ケーシング半部33の側壁に取
付けられた軸83を中心として自由に回転可能なホイー
ル81によって生ぜしめられる(図13、図2、図
1)。ホイール81は、周部に溝を有し、該溝内にゴム
リング85がはめ込まれており、ケーシング半部が内方
へ旋回すると、このゴムリングが押さえ付けアーム71
の頂面と接触し、頂面を下方へ押圧する。
【0041】押さえ付けユニット75は、前述のよう
に、弾性的に配置されている。該ユニット75は、挿入
された光ファイバーに対し直角方向で見て、U字形状を
有し(図13)、U字形脚が、フォーク形状を有する押
さえ付けアーム71(図13)の前端側部の凹部(図
9)に配置されている。該凹部内では、各フォーク状ア
ームが、その前端を下方へ曲げられている。2個の圧縮
コイルばね86が、フォーク状アーム内を上方へ延びる
孔内に配置され(図14)、これら孔の底部とU字形部
の底部ウエブ部分との間に作用し、押さえ付けユニット
75を、アーム71の長手方向に対し直角方向に押圧す
る。この結果、ばね86は、アーム71の保持位置で
は、下方へ垂直方向に押圧する。U字形脚内の孔には、
ピン87が挿入され、押さえ付けアーム71の長円形の
孔88を貫通しており、これによりピン87と、ひいて
は押さえ付けユニット75とが、アーム71の保持位置
で見て垂直方向に移動できる。ピン87は、アーム71
の自由側へいくらかの長さにわたり突出している。
【0042】アーム71の保持位置では、図15に見ら
れるように、ピン87のこれら突出部分がレバー91の
内側の凹部89と協働できる(図16、図17も参
照)。これらのレバー91は、ケーシング半部33の側
部に取付けられた軸93に可動に取付けられている。レ
バー91は、この場合、一端、すなわち下端部に凹部8
9を有する一方、レバー軸93の反対側の他端、すなわ
ち上端部が、該上端部と支持ブロック95との間に作用
する圧縮コイルばね96の作用を下側から受けており、
この結果、レバー91の下端部は、可能な最も低い位置
を占めることができる。レバー91の上端部上側とは、
プッシュロッド97の下端部が接触している。プッシュ
ロッド97は、レバー上方に位置するケーシング半部3
3に可動に取付けられている。プッシュロッド97の上
端部は拡大されて、操作ノブ99を形成しており、該操
作ノブは、ケーシング33の外表面の凹部内に配置され
ているので、操作ノブ99には、ケーシング外部からア
クセス可能である(図1も参照のこと)。操作ノブ99
を押下げると、レバー91の上端部が押下げられ、レバ
ー91の下端部が押上げられる。下端部の凹部89は、
その場合、ピン87の突出部に接触し、押さえ付けユニ
ット75を持ち上げる。挿入された光ファイバーは、こ
れにより解放でき、その位置を調節できる。次いで操作
ノブをはなすことで、光ファイバーは再び保持される。
【0043】以上、本発明の具体的な実施例を図面につ
いて説明したが、当業者には、数多くの利点、変更態
様、変形が、容易に思い浮かぶであろう。したがって、
本発明は、その広範囲の態様において、本明細書に図示
し説明した具体的な細部、提示した装置、図示の実施例
に限定されるものではない。したがって、添付特許請求
の範囲および等価事項によって規定される広い発明概念
の精神または範囲を逸脱することなしに、種々の変更態
様概念可能であろう。したがって、添付特許請求の範囲
は、本発明の真の精神と範囲に含まれるそのようなすべ
ての変更態様および変形を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバー溶接装置の部分側断面図で、装置
および挿入された光ファイバーの長手方向で見た図。
【図2】図1の溶接装置の部分側断面図。但し、装置お
よび挿入された光ファイバーの長手方向に対して直角方
向から見た図。
【図3】カメラ・ユニットの側面図。
【図4】溶接装置の長手方向で見たシールドケーシング
の側面図。
【図5】溶接装置に含まれる電極ハウジングの断面図。
【図6】ばね板の側面図。
【図7】ばね板の側面図。
【図8】溶接電極の側面図。
【図9】押さえ付けアームを除去した電極ハウジングの
平面図。
【図10】電極ハウジングと電気ケーブルを有する接触
体とを示した断面図。
【図11】特に磁石の接極子を示した電極ハウジングの
部分断面図。
【図12】押さえ付けアームが取付けられた電極ハウジ
ング部分の側面図。
【図13】押さえ付けアームと押下げホイールとの部分
側断面図。
【図14】弾性的な押さえ付けユニットのアーム前部の
断面図。
【図15】挿入された光ファイバーを解放する機構を示
した部分側断面図。
【図16】図15の機構のレバーを内側から見た側面
図。
【図17】図15の解放機構を部分側断面図で、溶接装
置長手方向に対し直角方向に見た図。
【符号の説明】
1 光ファイバー 3 フレームバー 11 中央フレーム 17 電極ハウジング 21 光源 23 ダイアフラム板 25 光格子 27 カメラ・ユニット 33 ケーシング 35 ミラー 39 光ファイバー保持具 41 ロック部材 48 モータ 49 柱体 50 レバー 51 ケーシング半部の旋回軸 55 シール 57 電極 67、67′ 光ファイバー保持ブロック 71 押さえ付けアーム 75 押さえ付けユニット 89 凹部 91 レバー 96 ばね 97 プッシュロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G02B 6/40 G02B 6/24 301 (72)発明者 トーステン ルンド スウェーデン国 ヅェルフェラ,サニング スベーゲン179 (72)発明者 ダン ティルベーグ スウェーデン国 ストックホルム,ルンダ ガタン 40

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバー、特に光ファイバー・リボ
    ンを互いに溶接する溶接装置であって、該溶接装置が光
    ファイバー保持装置と、電極間に電気アークを発生させ
    るため高電圧源に接続された電極と、電気アークをシー
    ルドし電極間の溶接箇所で光ファイバー端部を保護する
    ケーシングとを含み、該ケーシングが、溶接箇所の周囲
    区域を閉じる閉位置と、該周囲区域にアクセス可能にす
    る開位置との間を移動可能である溶接装置において、 ケーシングの閉位置と開位置との間の移動におけるケー
    シングの最高箇所が、溶接箇所の上方のほぼ一定の高さ
    に位置するように、ケーシングが構成されていることを
    特徴とする光ファイバーを溶接する溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記ケーシングが、事実上、対称軸線の
    回りに旋回可能な対称性を有する物体の表面の形状を有
    し、かつ前記対称軸線と事実上合致する旋回軸線を有す
    る旋回軸の回りに旋回可能であることを特徴とする請求
    項1に記載された溶接装置。
  3. 【請求項3】 旋回軸が、溶接箇所の事実上直下の位置
    に配置されていることを特徴とする請求項2に記載され
    た溶接装置。
  4. 【請求項4】 ケーシングが、2個のケーシング半部を
    含み、これら半部が、ほぼ等しく、かつ旋回軸の回りに
    旋回可能に取付けられ、互いに係合するように移動して
    閉位置に達することで、溶接箇所と電極との周囲区域を
    閉じることができ、かつまた互いから離間するように移
    動して、開位置に達することで、アクセス可能な区域を
    形成でき、さらに、旋回軸が、互いに離間運動および係
    合運動におけるケーシング半部の最高点がほぼ一定高さ
    に位置するような溶接箇所の下の位置に位置することを
    特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に
    記載された溶接装置。
  5. 【請求項5】 電極ハウジングが電極を保持する装置
    と、光ファイバーを整列させ保持する装置とを含み、溶
    接箇所が電極ハウジングの頂面に配置され、単数または
    複数の旋回軸が電極ハウジング下方にそれぞれ配置され
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載された
    溶接装置。
  6. 【請求項6】 光ファイバー、特に光ファイバー・リボ
    ンを互いに溶接する溶接装置であって、該溶接装置がフ
    ァイバー保持装置と、高電圧源に接続され電極間に電気
    アークを発生させる電極と、電気アークをシールドし電
    極間の溶接箇所でファイバー端部を保護するケーシング
    とを含む溶接装置において、 ケーシングが、2個のケーシング半部を含み、これら半
    部が、互いにほぼ等しく、かつ互いに移動して係合して
    溶接箇所の周囲区域、特に電極の周囲区域を閉じ、また
    互いに離間運動してアクセス可能な区域を形成するよう
    に、取付けられており、さらに各ケーシング半部が、事
    実上、対称軸線回りの回転対称性を有する物体の表面の
    形状を有し、かつ該対称軸線とほぼ合致する旋回軸線を
    有する旋回軸の回りに旋回可能であることを特徴とする
    光ファイバーを溶接する溶接装置。
  7. 【請求項7】 各ケーシング半部が平らな両側部と頂部
    と含み、該両側部がケーシング半部の旋回軸に対して直
    角であり、該頂部が、両側部の最外縁のところで両側部
    を結合し、かつ複数円筒部を含み、該円筒部が、事実
    上、円筒軸線を有する円筒外套面の一部の形状を有し、
    該円筒軸線が、ケーシング半部の旋回軸の旋回軸線とほ
    ぼ合致していることを特徴とする請求項6に記載された
    溶接装置。
  8. 【請求項8】 各頂部がほぼ平らな内側部分を含み、ケ
    ーシング半部が互いに接触した場合のケーシング半部の
    位置における2個のケーシング半部の前記平らな内側部
    分が、互いに溶接箇所上方の同一水平平面内に位置し、
    平らな各内側部分の縁部が、円筒部に結合されたケーシ
    ング両半部間の境界面から間隔をおいて位置しているこ
    とを特徴とする請求項7に記載された溶接装置。
  9. 【請求項9】 光ファイバー、特に光ファイバー・リボ
    ンを互いに溶接する溶接装置であって、該溶接装置がフ
    ァイバー保持装置と、高電圧源に接続され電極間に電気
    アークを発生させる電極と、電気アークをシールドし、
    かつ電極間の溶接位置でファイバー端部を保護するケー
    シングとを含む溶接装置において、 ケーシングが、2個のケーシング半部を含み、該ケーシ
    ング半部が、互いにほぼ等しく、互いに移動し係合して
    溶接箇所の周囲区域、特に電極周囲区域を閉じ、かつま
    た互いに離間運動してアクセス可能な区域を形成するよ
    うに取付けられており、さらに前記溶接装置が、ケーシ
    ング両半部の相互運動を機械式に連結する機械式カップ
    リングを含み、この結果、第1ケーシング半部を手動操
    作して第2ケーシング半部に対し接触または離間させる
    場合、第2ケーシング半部も、それに対応して、第1ケ
    ーシング半部に対して接触または離間することを特徴と
    する光ファイバーを溶接する溶接装置。
  10. 【請求項10】 前記機械式カップリングが複数の部分
    歯車を含み、該部分歯車が相互にかみ合い、かつケーシ
    ング半部の側部に配置されていることを特徴とする請求
    項9に記載された溶接装置。
  11. 【請求項11】 シールが、ケーシング半部の移動時に
    該両半部の外面と接触するように配置されていて、ケー
    シング両半部が相互接触して前記周囲区域を閉じる時、
    ケーシング両半部の内部空間が密封されることを特徴と
    する請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載さ
    れた溶接装置。
  12. 【請求項12】 光ファイバー、特にファイバー・リボ
    ンを相互に溶接する溶接装置であって、該溶接装置が、
    高電圧源に接続され電極間にアークを発生させる電極
    と、ファイバー整列装置と、少なくとも1つの押さえ付
    けユニットとを含み、該ユニットが、整列装置内に挿入
    された光ファイバー上側に接触するように、かつまた光
    ファイバーに対し直角方向に、かつまた整列装置方向へ
    押圧するように弾性的に付勢されていて、整列装置内に
    光ファイバーを保持する溶接装置において、 解放機構を操作すると、押さえ付けユニットが持ち上げ
    られて光ファイバーとの接触から離間するように、解放
    機構が構成されており、該押さえ付けユニットが所定位
    置を維持することによって、整列装置内へ挿入された光
    ファイバーが整列装置から解放され、光ファイバー位置
    が調節できることを特徴とする光ファイバーを溶接する
    溶接装置。
  13. 【請求項13】 可動のケーシングが備えられ、該ケー
    シングが、溶接箇所、特に電極間に発生する電気アーク
    の周囲区域をシールドするために、また溶接箇所で光フ
    ァイバー端部を保護するために、閉位置へ移動可能であ
    り、かつまた溶接箇所へアクセスできるように、開位置
    へ移動可能であり、さらに解放機構がレバーを有し、該
    レバーが、可動のケーシングに可動に取付けられ、かつ
    可動ケーシング外側からアクセス可能かつ該外側から操
    作可能な上端部を有することを特徴とする請求項12に
    記載された溶接装置。
  14. 【請求項14】 押さえ付けユニットが押さえ付けアー
    ムを含み、該押さえ付けアームが、光ファイバー整列装
    置内に光ファイバーを保持する下方旋回位置と、挿入さ
    れている光ファイバーを解放する上方旋回位置との間を
    移動可能であり、また押さえ付けユニットが、押さえ付
    けアームの端部に可動に取付けられ、押さえ付けアーム
    に対し弾性的に付勢され、該アームが下方旋回位置にあ
    るときにのみ、整列装置内に挿入された光ファイバーの
    上側と接触するように構成されていることを特徴とする
    請求項12または請求項13に記載された装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つの押さえ付けユニット
    が、個別に移動可能な2個の押さえ付け部材を含み、第
    1の押さえ付け部材が、第2の光ファイバーと溶接され
    る第1の光ファイバーのみの上面と接触するように構成
    され、第1の光ファイバーが溶接箇所の一方の側に配置
    され、第2の光ファイバーが溶接箇所の他方の側に配置
    され、第2の押さえ付け部材が、第2の光ファイバーの
    みの上面に接触するように構成されていることを特徴と
    する請求項12から請求項14までのいずれか1項に記
    載された溶接装置。
  16. 【請求項16】 光ファイバー、特に光ファイバー・リ
    ボンを互いに溶接する装置であって、ファイバー拘束装
    置と、高電圧源に接続され電極間に電気アークを発生さ
    せる電極と、電極間の溶接箇所で光ファイバーの端部を
    照明するための光源と、光源および溶接箇所からの光を
    受光する光検出器とを含み、さらに反射面を有するミラ
    ーを含んでおり、該ミラーが、光源から光検出器への光
    を下方へ向け屈折させ、また前記光源が、溶接箇所を通
    って延在する水平平面下に配置され、光を事実上上方へ
    照射するように構成されており、さらに光源より発せら
    れる光が角度をなして反射面に入射し、ミラーにより斜
    角をなして水平平面へ屈折されるように、光源が配置さ
    れ、該ミラーが水平平面上方に配置されている溶接装置
    において、 前記反射面が水平であり、光検出器が水平平面の下に配
    置され、斜角が15°〜75°、好ましくは30°〜6
    0°であることを特徴とする光ファイバーを溶接する溶
    接装置。
  17. 【請求項17】 向かい合う複数の光ファイバー対、特
    に光ファイバー・リボン対を相互に同時溶接する請求項
    16に記載された溶接装置において、 ファイバー保持装置が、ほぼ水平平面内で光ファイバー
    が溶接されるように、光ファイバーを保持する構成を有
    することを特徴とする請求項16に記載された溶接装
    置。
  18. 【請求項18】 溶接箇所で電気アークをシールドし、
    かつ光ファイバー端部を保護するための開閉可能なケー
    シングが備えられ、前記ミラーが、光源よりの光を屈折
    させるため、該ケーシング内側に取付けられており、こ
    れによって、ケーシングが閉位置にある場合にのみ、光
    がファイバー端部に入射することを特徴とする請求項1
    6または請求項17に記載された装置。
  19. 【請求項19】 光源と、ミラーと、光検出器が2組備
    えられ、該2組が、光ファイバーおよび溶接箇所に対し
    て対称的に配置され、2組のうちの第1組の光源からの
    光が、第1平面内を通過してミラーに入射し、ミラーか
    ら第1組の光検出器に達し、また2組のうちの第2組の
    光源からの光が、第2平面内を通過してミラーに入射
    し、ミラーから第2組の光検出器へ達し、さらに第1平
    面と第2平面とが、ほぼ合致しており、溶接箇所で光フ
    ァイバー端部に対しほぼ直角であることを特徴とする請
    求項16から請求項18のいずれか1項に記載された溶
    接装置。
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