JPH1190526A - アルミニウム合金押出型構造 - Google Patents
アルミニウム合金押出型構造Info
- Publication number
- JPH1190526A JPH1190526A JP26935097A JP26935097A JPH1190526A JP H1190526 A JPH1190526 A JP H1190526A JP 26935097 A JP26935097 A JP 26935097A JP 26935097 A JP26935097 A JP 26935097A JP H1190526 A JPH1190526 A JP H1190526A
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- JP
- Japan
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- aluminum
- undercut
- extrusion
- mandrel
- flow
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- Pending
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- Extrusion Of Metal (AREA)
Abstract
押出圧を低減し、押出スピードを飛躍的に向上させるこ
とができる押出用金型の提供を目的とする。 【構成】 ポートホールダイスのオス型背面形状が、凸
形状からなる金型構造。
Description
を用いて押出形材を成形するためのダイス構造に関す
る。
形材の成形加工には、広くポートホールダイスが使用さ
れている。
オス型1とメス型2からなり、オス型には複数のポート
ホール部を有し、各ポートホール部はオス型外周部とブ
リッジにて連結され、軸芯部分にはマンドレル4が設け
られている。
が設けられ、メス型のベアリング部7と所定の間隔にて
嵌合している。
押出成形時にアルミニウムビレットと接触する面はフラ
ットになっている。
ている型構造にて、押出成形加工スピードを60m/分
まで上昇させると、形材製品の断面肉厚が引けたり、ピ
ックアップ不良が発生する不具合があり、また、ベアリ
ング面の摩耗が激しく、ダイス寿命も短かった。
講じた解決の手段は、押出成形時にアルミビレットと接
触する面の型形状を中央部に凸部を設けたことにある。
みが良くなり、押出成形時の押出ラム圧が、従来に比較
して10〜20%低減することができた。
ング部へのアルミの供給もスムーズになり、例えば、シ
ングルホロー断面形状からなる押出形材の場合には、押
出成形加工スピードを100〜120m/分まで上昇さ
せても、外観表面品質、肉厚寸法、断面形状の全てにお
いて良好なアルミニウム押出形材が得られた。
0.2〜0.3mmの外壁からなる多穴断面形状の押出
形材(穴数6〜20個)を100〜300m/分の高速
押出成形する場合には、マンドレルのベアリング部の摩
耗が非常に早く、従来型構造では100〜200kgも
押出加工製品が得られれば良い方であった。
グ等が採用されるところである。それでも、従来のマン
ドレルベアリング形状では400〜600kgの製品を
得るのが限界であった。
ドレルのベアリング部アンダーカット・コーナー部より
PVD、CVDコーティング剥離が生じていることが明
らかになった。
必要性について再度調査研究した結果、本来、アンダー
カットはベアリング部のメタルフローを、アルミとマン
ドレルベアリング界面の接触流れからアルミ層をベアリ
ング部に形成させることで、メタルフローの流れをスム
ーズにするために設けられたものであるが、薄肉多穴断
面形状の押出形状の押出形材を高速押出加工する場合に
は、アンダーカットの有無にかかわらず、アルミメタル
間にて層流界面が形成されていることが明らかになっ
た。
ットを廃止して、略フラット形状にしたものである。
00kgも良好に生産でき、従来の型寿命が5〜10倍
に延ばすことができたものである。
ーティング剥離が防止できたからである。
ニウム合金を押出加工すれば、従来の3倍以上の高速押
出加工ができ、生産性が飛躍的に向上できるばかりでな
く、型寿命が5〜10倍に延びる効果が得られる。
発明における実施例を示す。
カット 8・・・・・・・・オス型とメス型のセットボルト 9・・・・・・・・ノックピン
Claims (2)
- 【請求項1】 オス型およびメス型からなるポートホー
ルダイスにおいて、オス型背面形状が凸形状からなるア
ルミニウム合金の押出用金型。 - 【請求項2】 オス型マンドレル部の形状が、オス型連
結部からメス型ベアリング部に対応するオス型マンドレ
ル部のベアリング部まで、略フラット形状からなること
を特徴とする、請求項1記載のアルミニウム合金の押出
型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26935097A JPH1190526A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | アルミニウム合金押出型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26935097A JPH1190526A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | アルミニウム合金押出型構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190526A true JPH1190526A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17471163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26935097A Pending JPH1190526A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | アルミニウム合金押出型構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1190526A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023595A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-02-07 | Showa Denko Kk | 金属材料の押出成形用ダイス |
JP2008044004A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-28 | Showa Denko Kk | 金属材料の押出成形用ダイス |
JP2008213010A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Showa Denko Kk | 金属材料の押出成形工具 |
CN109967548A (zh) * | 2019-04-01 | 2019-07-05 | 山东理工大学 | 一种汽车天窗导轨悬臂实心铝型材挤压模具及成型方法 |
CN115139056A (zh) * | 2022-02-10 | 2022-10-04 | 龙口市丛林铝材有限公司 | 一种特殊宽铝合金薄板型材挤压生产工艺 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP26935097A patent/JPH1190526A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008023595A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-02-07 | Showa Denko Kk | 金属材料の押出成形用ダイス |
JP2008044004A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-28 | Showa Denko Kk | 金属材料の押出成形用ダイス |
JP2008213010A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Showa Denko Kk | 金属材料の押出成形工具 |
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CN115139056A (zh) * | 2022-02-10 | 2022-10-04 | 龙口市丛林铝材有限公司 | 一种特殊宽铝合金薄板型材挤压生产工艺 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040720 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040720 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
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A02 | Decision of refusal |
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