JPH1190091A - 物干し用ハンガー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを組込んだ物干し装置 - Google Patents
物干し用ハンガー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを組込んだ物干し装置Info
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- JPH1190091A JPH1190091A JP25546497A JP25546497A JPH1190091A JP H1190091 A JPH1190091 A JP H1190091A JP 25546497 A JP25546497 A JP 25546497A JP 25546497 A JP25546497 A JP 25546497A JP H1190091 A JPH1190091 A JP H1190091A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗濯物等の干し物をハンガーのピンチに簡単
に取付け、取外しができるようにすることにより、洗濯
における日乾作業の労力を軽減するとともに、このよう
な物干し用ハンガーを、ベランダ等に設置した簡単な保
持装置に組込むことによって、洗濯物等の物干し装置
を、現代のようなマンション、家屋等に適合した設備と
することができる。 【解決手段】 ハンガーのピンチに対して、干し物を下
方より差込むだけの簡単な操作で、移動ピンチを回動し
て干し物を容易に挟持し、干し物を取込む際には、移動
ピンチの突出の端部を押圧することにより、挟持部を開
いて干し物を自重で落下させて収納するようにし、この
ようなハンガーを、ベランダ等に設置した保持装置のハ
ンガー受けに懸架保持させるとともに、このハンガー受
けにそって移動するスライダーによって移動ピンチの突
出の端部を押圧して挟持を開くようにした物干し装置で
ある。
に取付け、取外しができるようにすることにより、洗濯
における日乾作業の労力を軽減するとともに、このよう
な物干し用ハンガーを、ベランダ等に設置した簡単な保
持装置に組込むことによって、洗濯物等の物干し装置
を、現代のようなマンション、家屋等に適合した設備と
することができる。 【解決手段】 ハンガーのピンチに対して、干し物を下
方より差込むだけの簡単な操作で、移動ピンチを回動し
て干し物を容易に挟持し、干し物を取込む際には、移動
ピンチの突出の端部を押圧することにより、挟持部を開
いて干し物を自重で落下させて収納するようにし、この
ようなハンガーを、ベランダ等に設置した保持装置のハ
ンガー受けに懸架保持させるとともに、このハンガー受
けにそって移動するスライダーによって移動ピンチの突
出の端部を押圧して挟持を開くようにした物干し装置で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯物等の干し物
の物干し装置の分野に属し、詳しくは、物干し用ハンガ
ー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを保持装
置に組込んだ物干し装置に関するものである。
の物干し装置の分野に属し、詳しくは、物干し用ハンガ
ー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを保持装
置に組込んだ物干し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている物干し用ハンガー
は、丸形、長方形、時によっては、これらを2つ折りに
したものであるが、これらに使用されている洗濯物等の
干し物を挟持するピンチは、枠体に鎖等の紐状物で吊下
されたものであり、これらのピンチは、いわゆる洗濯鋏
といわれるもので、親指と他の指とで押圧することによ
り先端が開くものである。また、ハンガーには吊垂用の
フックがあっては、庭先、ベランダ等の竿杆、ロープ等
に引掛けるか、突設している引掛け具に引掛けて用いる
ものである。
は、丸形、長方形、時によっては、これらを2つ折りに
したものであるが、これらに使用されている洗濯物等の
干し物を挟持するピンチは、枠体に鎖等の紐状物で吊下
されたものであり、これらのピンチは、いわゆる洗濯鋏
といわれるもので、親指と他の指とで押圧することによ
り先端が開くものである。また、ハンガーには吊垂用の
フックがあっては、庭先、ベランダ等の竿杆、ロープ等
に引掛けるか、突設している引掛け具に引掛けて用いる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのような物干
し用ハンガーにあっては、ピンチはそれ自体が、枠体に
対して、鎖等の紐状物をもって連結されたものであるか
ら、ピンチはぶら下がり状態にあるものである。それだ
け、ピンチによって挟持され吊垂されている先端物等の
干し物は自由に動き得るが、ピンチに対する干し物の取
付けは、常に一方の手の親指と他の指とによってピンチ
を押圧して挟持部を開くところから、干し物を片手をも
ってピンチに簡単に取付けることはできず、通常は他の
手の協力を得て両手で行うものであるから、手数のかか
るものである。
し用ハンガーにあっては、ピンチはそれ自体が、枠体に
対して、鎖等の紐状物をもって連結されたものであるか
ら、ピンチはぶら下がり状態にあるものである。それだ
け、ピンチによって挟持され吊垂されている先端物等の
干し物は自由に動き得るが、ピンチに対する干し物の取
付けは、常に一方の手の親指と他の指とによってピンチ
を押圧して挟持部を開くところから、干し物を片手をも
ってピンチに簡単に取付けることはできず、通常は他の
手の協力を得て両手で行うものであるから、手数のかか
るものである。
【0004】本発明は、このような点に鑑みて、種々研
究し実験を重ねた結果、創出されたもので、その目的と
するところは、ピンチに対する干し物の取付け取外しを
簡単な操作で速く行うことができるようにするととも
に、このような洗濯物等の干し物の装置を現代のような
マンション、家屋等の住家に適合した設備とするにあ
る。
究し実験を重ねた結果、創出されたもので、その目的と
するところは、ピンチに対する干し物の取付け取外しを
簡単な操作で速く行うことができるようにするととも
に、このような洗濯物等の干し物の装置を現代のような
マンション、家屋等の住家に適合した設備とするにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にあっては、ハンガーのピンチに対して、
干し物を下方より差込むだけの簡単な操作で、移動ピン
チが回動して干し物を容易に挟持し、干し物を取込む際
には、移動ピンチの突出の端部を押圧することにより、
挟持部を開いて干し物を自重で落下させて収納するよう
にし、このようなハンガーを、ベランダ等に設置した保
持装置のハンガー受けに懸架保持させるとともに、この
ハンガー受けにそって移動するスライダーによって移動
ピンチの突出の端部を押圧して挟持を開くようにした物
干し装置であって、これによって洗濯における後半部の
洗濯物を日乾するという仕事の軽減をは図ったものであ
り、その物干し装置もベランダ等にまとまった状態で設
置され、現代のマンション、家屋等に適合するように配
慮したものである。
めに、本発明にあっては、ハンガーのピンチに対して、
干し物を下方より差込むだけの簡単な操作で、移動ピン
チが回動して干し物を容易に挟持し、干し物を取込む際
には、移動ピンチの突出の端部を押圧することにより、
挟持部を開いて干し物を自重で落下させて収納するよう
にし、このようなハンガーを、ベランダ等に設置した保
持装置のハンガー受けに懸架保持させるとともに、この
ハンガー受けにそって移動するスライダーによって移動
ピンチの突出の端部を押圧して挟持を開くようにした物
干し装置であって、これによって洗濯における後半部の
洗濯物を日乾するという仕事の軽減をは図ったものであ
り、その物干し装置もベランダ等にまとまった状態で設
置され、現代のマンション、家屋等に適合するように配
慮したものである。
【0006】すなわち、本発明の物干し用ハンガーは、
枠体の相対する枠片の内側に固定ピンチをもって接着し
たピンチに対し、干し物を下方よりの差込むことによっ
てそれを挟持するとともに、移動ピンチの突出の端部を
押圧することにより干し物を自重にて落下させるような
構成であり、その枠体は長方形、正方形等の4角形にし
て、ピンチは相対する枠片の内側に相対して複数を、固
定ピンチをもって接着するとともに、相対する枠片の移
動ピンチは、いずれも同じ方向に開く構成である。
枠体の相対する枠片の内側に固定ピンチをもって接着し
たピンチに対し、干し物を下方よりの差込むことによっ
てそれを挟持するとともに、移動ピンチの突出の端部を
押圧することにより干し物を自重にて落下させるような
構成であり、その枠体は長方形、正方形等の4角形にし
て、ピンチは相対する枠片の内側に相対して複数を、固
定ピンチをもって接着するとともに、相対する枠片の移
動ピンチは、いずれも同じ方向に開く構成である。
【0007】上記のような構成の物干し用ハンガーを保
持する保持装置は、ベランダ等に設置し、物干し用ハン
ガーを着脱自在に保持するハンガー受けを具えた構成で
あり、この保持装置は、ベランダ等の壁面に直角にして
水平方向に併設した複数の平行支杆の両端に、互いに内
側に向く凹溝を有する互いに平行なハンガー受けを設け
るとともに、この相対するハンガー受けに対し、4角形
の物干し用ハンガーを着脱自在に取付けるようにすると
ともに、この相対するハンガー受けには、ハンガーの移
動ピンチの突出の端部に係合する蝶番形カムを有するス
ライダーを外側より懸架する構成をとっている。
持する保持装置は、ベランダ等に設置し、物干し用ハン
ガーを着脱自在に保持するハンガー受けを具えた構成で
あり、この保持装置は、ベランダ等の壁面に直角にして
水平方向に併設した複数の平行支杆の両端に、互いに内
側に向く凹溝を有する互いに平行なハンガー受けを設け
るとともに、この相対するハンガー受けに対し、4角形
の物干し用ハンガーを着脱自在に取付けるようにすると
ともに、この相対するハンガー受けには、ハンガーの移
動ピンチの突出の端部に係合する蝶番形カムを有するス
ライダーを外側より懸架する構成をとっている。
【0008】物干し用ハンガーを組込んだ洗濯物等の物
干し装置は、4角形の相対する枠片の内側に、干し物用
のピンチを、その固定ピンチをもって相対して取付けた
物干し用ハンガーと、この物干し用ハンガーのピンチ側
の相対する枠片を支持する水平にして平行なハンガー受
けを設けたベランダ等に設置の保持装置とからなる構成
をとっている。
干し装置は、4角形の相対する枠片の内側に、干し物用
のピンチを、その固定ピンチをもって相対して取付けた
物干し用ハンガーと、この物干し用ハンガーのピンチ側
の相対する枠片を支持する水平にして平行なハンガー受
けを設けたベランダ等に設置の保持装置とからなる構成
をとっている。
【0009】さらにこの物干し装置は、上記ハンガー受
けに対し、互いにその外側より懸架して移動する一体成
形のスライダーが、その先端部に、上記のハンガーを、
ハンガー受けに取付けたとき、その枠体より突出する移
動ピンチの突出の端部に係合して、これを作動させる蝶
番形カムを設置するとともに、このスライダーに対し、
干し物を収納する篭を着脱自在に設けた構成としてい
る。
けに対し、互いにその外側より懸架して移動する一体成
形のスライダーが、その先端部に、上記のハンガーを、
ハンガー受けに取付けたとき、その枠体より突出する移
動ピンチの突出の端部に係合して、これを作動させる蝶
番形カムを設置するとともに、このスライダーに対し、
干し物を収納する篭を着脱自在に設けた構成としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、特殊な構成の物干し用
ハンガーと、これを保持する保持装置とからなる物干し
装置に係わるもので、物干し用ハンガーとしては、長方
形、正方形等の4角形の枠体に対し、その相対する枠片
の内側にピンチの固定側を接着するとともに、移動ピン
チは相対する側のいずれもが同方向に開閉するもので、
干し物を下方より差込むことにより移動ピンチが回動
し、移動ピンチの自重、枢支部に巻回したばね、さらに
は自体の自重で干し物を挟持し、また移動ピンチの枠体
よりの突出端を押圧することによりばねに抗して挟持部
が開き、干し物が自重で落下するようにしたものであ
る。
ハンガーと、これを保持する保持装置とからなる物干し
装置に係わるもので、物干し用ハンガーとしては、長方
形、正方形等の4角形の枠体に対し、その相対する枠片
の内側にピンチの固定側を接着するとともに、移動ピン
チは相対する側のいずれもが同方向に開閉するもので、
干し物を下方より差込むことにより移動ピンチが回動
し、移動ピンチの自重、枢支部に巻回したばね、さらに
は自体の自重で干し物を挟持し、また移動ピンチの枠体
よりの突出端を押圧することによりばねに抗して挟持部
が開き、干し物が自重で落下するようにしたものであ
る。
【0011】洗濯物等の干し物の取込みにあっては、物
干し用ハンガーが保持装置に保持されているときは、保
持装置に設置されているスライダーの移動により、また
物干し用ハンガーを保持装置より取外して屋内にあると
きは、移動ピンチの突出端部を一撫ですることにより、
干し物は自重で落下するから、篭に容易に収納すること
ができる。しかも、このような装置は、ベランダ、テラ
ス等の現代のマンション、家屋等の住家に設置するもの
であるから、近代生活様式の向上に資するものである。
干し用ハンガーが保持装置に保持されているときは、保
持装置に設置されているスライダーの移動により、また
物干し用ハンガーを保持装置より取外して屋内にあると
きは、移動ピンチの突出端部を一撫ですることにより、
干し物は自重で落下するから、篭に容易に収納すること
ができる。しかも、このような装置は、ベランダ、テラ
ス等の現代のマンション、家屋等の住家に設置するもの
であるから、近代生活様式の向上に資するものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明は、洗濯物等の物干し用のハンガー(A)
と、このハンガー(A)を保持する保持装置(B)と、
この物干し用ハンガー(A)をベランダ等に設置された
保持装置(B)に組込んだ物干し装置(C)である。こ
の保持装置(B)には、スライダーが着脱自在に取付け
られるようになっている。
する。本発明は、洗濯物等の物干し用のハンガー(A)
と、このハンガー(A)を保持する保持装置(B)と、
この物干し用ハンガー(A)をベランダ等に設置された
保持装置(B)に組込んだ物干し装置(C)である。こ
の保持装置(B)には、スライダーが着脱自在に取付け
られるようになっている。
【0013】物干し用ハンガー(A)について、図2に
示す物干し用ハンガー(A)は、枠体(a)が4角形の
うち長方形状のもので、相対する長片(a1 )(a2 )
の中央部には、広幅の補強片(a3 )が設けられてい
る。相対する長片(a1 )、(a2 )の内側には、洗濯
等の干し物を挟持するためのピンチ(b)が取付けられ
ている。このピンチ(b)は、固定ピンチ(b1 )をも
って、相対する長片(a1 )、(a2 )の内側に対し
て、それぞれ10個ずつ相対して接着されている。この
数は10個に限定されるものではなく、8個ずつであっ
てもよい。連結片(a3 )上には、起伏自在なフック
(1)があり、これにはバランスをとるための吊り鎖
(2)が、フック(1)より枠体(a)の4隅に連係さ
れている。
示す物干し用ハンガー(A)は、枠体(a)が4角形の
うち長方形状のもので、相対する長片(a1 )(a2 )
の中央部には、広幅の補強片(a3 )が設けられてい
る。相対する長片(a1 )、(a2 )の内側には、洗濯
等の干し物を挟持するためのピンチ(b)が取付けられ
ている。このピンチ(b)は、固定ピンチ(b1 )をも
って、相対する長片(a1 )、(a2 )の内側に対し
て、それぞれ10個ずつ相対して接着されている。この
数は10個に限定されるものではなく、8個ずつであっ
てもよい。連結片(a3 )上には、起伏自在なフック
(1)があり、これにはバランスをとるための吊り鎖
(2)が、フック(1)より枠体(a)の4隅に連係さ
れている。
【0014】図3に示すピンチ(b)は、固定ピンチ
(b1 )と移動ピンチ(b2 )とよりなるもので、固定
ピンチ(b1 )はU字状の枠体(3)を形成するもの
で、この枠体(3)の下部には、移動ピンチ(b2 )が
枢支(4)されており、その枢支部(4)には、ばね
(5)が巻回されていて、移動ピンチ(b2 )は常に挟
持する方向、図面では右方向に回動するように付勢され
ている。枢支部(4)の上方は通路(6)をなすもの
で、この通路(6)内を移動ピンチ(b2 )は回動する
ようになっている。
(b1 )と移動ピンチ(b2 )とよりなるもので、固定
ピンチ(b1 )はU字状の枠体(3)を形成するもの
で、この枠体(3)の下部には、移動ピンチ(b2 )が
枢支(4)されており、その枢支部(4)には、ばね
(5)が巻回されていて、移動ピンチ(b2 )は常に挟
持する方向、図面では右方向に回動するように付勢され
ている。枢支部(4)の上方は通路(6)をなすもの
で、この通路(6)内を移動ピンチ(b2 )は回動する
ようになっている。
【0015】枠体(3)の左側上部には接着部(7)
が、その下には窓部(8)がある。通路(6)の下縁に
は、固定ピンチ(b1 )側の挟持部(9)を設けるとと
もに、それより下方は外方に湾曲して干し物の差込み時
における誘導部(10)をなしている。U字状の枠体
(3)の接着部(7)側に対する反対側は、縁部(1
1)を残して大きくあいている。
が、その下には窓部(8)がある。通路(6)の下縁に
は、固定ピンチ(b1 )側の挟持部(9)を設けるとと
もに、それより下方は外方に湾曲して干し物の差込み時
における誘導部(10)をなしている。U字状の枠体
(3)の接着部(7)側に対する反対側は、縁部(1
1)を残して大きくあいている。
【0016】移動ピンチ(b2 )は、その先端部(1
2)が固定ピンチ(b1 )より上方に突出しており、そ
の下方部には広幅部(13)が形成されている。この部
分の下方の枢支部(4)寄りには、固定ピンチ(b1 )
の挟持部(9)に係合する挟持突出部(14)が形成さ
れている。物干し用ハンガー(A)の枠体(a)の長片
(a1 )、(a2 )の内側にそれぞれ接着するピンチ
(b)は、いずれも移動ピンチ(b2 )の傾斜方向が同
一方向であるところから、図4に示すピンチ(b)と全
く対称の状態を図5に示している。
2)が固定ピンチ(b1 )より上方に突出しており、そ
の下方部には広幅部(13)が形成されている。この部
分の下方の枢支部(4)寄りには、固定ピンチ(b1 )
の挟持部(9)に係合する挟持突出部(14)が形成さ
れている。物干し用ハンガー(A)の枠体(a)の長片
(a1 )、(a2 )の内側にそれぞれ接着するピンチ
(b)は、いずれも移動ピンチ(b2 )の傾斜方向が同
一方向であるところから、図4に示すピンチ(b)と全
く対称の状態を図5に示している。
【0017】物干し用ハンガー(A)の保持装置(B)
について、保持装置(B)は、図1に示すように、例え
ばベランダ(D)に設置されている。この保持装置
(B)の設置場所は、その他テラス、屋上、物干場等で
あってもよい。ベランダ(D)の前方の壁面に、図6に
示すように複数(この場合4本)の主柱(c)が固定さ
れる。これは、例えば植ボルトに対しナットで締付ける
ようにすればよい。主柱(c)には、上端において水平
子方に梁材(d)が、その下方には、支杆(e)が連結
片(e1 )、(e1 )によって水平方向に設けられてい
る。
について、保持装置(B)は、図1に示すように、例え
ばベランダ(D)に設置されている。この保持装置
(B)の設置場所は、その他テラス、屋上、物干場等で
あってもよい。ベランダ(D)の前方の壁面に、図6に
示すように複数(この場合4本)の主柱(c)が固定さ
れる。これは、例えば植ボルトに対しナットで締付ける
ようにすればよい。主柱(c)には、上端において水平
子方に梁材(d)が、その下方には、支杆(e)が連結
片(e1 )、(e1 )によって水平方向に設けられてい
る。
【0018】このようにして設けられた4本の支柱
(e)に対して、その両端部にハンガー受け(f1 )、
(f2 )が水平方向に固定されている。このハンガー受
け(f1 )、(f2 )は、互いに向き合った側に、物干
し用ハンガー(a)の長片(a1 )、(a2 )を支承す
る凹溝(15)、(15’)が設けられている。この凹
溝(15)、(15’)のうち、ベランダ(D)の壁面
側、すなわち主柱(c)側のハンガー受け(f1 )の凹
溝(15)には、その内部に波形に屈曲された板ばね
(16)が取付けられている。
(e)に対して、その両端部にハンガー受け(f1 )、
(f2 )が水平方向に固定されている。このハンガー受
け(f1 )、(f2 )は、互いに向き合った側に、物干
し用ハンガー(a)の長片(a1 )、(a2 )を支承す
る凹溝(15)、(15’)が設けられている。この凹
溝(15)、(15’)のうち、ベランダ(D)の壁面
側、すなわち主柱(c)側のハンガー受け(f1 )の凹
溝(15)には、その内部に波形に屈曲された板ばね
(16)が取付けられている。
【0019】保持装置(B)の一部を構成するスライダ
ー(E)について、このスライダー(E)は、保持装置
(B)に組込まれ、両側のハンガー受け(f1 )、(f
2 )に外側より懸架されて移動するもので、これにより
ハンガー受け(f1 )、(f2 )に支承されている物干
し用ハンガー(A)から、挟持吊下されている洗濯物等
の干し物を落下させるようになっている。
ー(E)について、このスライダー(E)は、保持装置
(B)に組込まれ、両側のハンガー受け(f1 )、(f
2 )に外側より懸架されて移動するもので、これにより
ハンガー受け(f1 )、(f2 )に支承されている物干
し用ハンガー(A)から、挟持吊下されている洗濯物等
の干し物を落下させるようになっている。
【0020】このスライダー(E)は、移動する方向に
みてほぼH形をなすもので、その両側の主杆(17)、
(17)の上部には、互いに向き合う凹欠部(18)、
(18)があり、この凹欠部(18)、(18)をもっ
て、平行のハンガー受け(f 1 )、(f2 )を、その外
側から上下方向に挟むように主杆(17)、(17)は
懸架されており、この両主杆(17)、(17)の間を
連杆(19)で結んで一体化している。凹欠部(1
8)、(18)を構成する上部の腕片(20)、(2
0)には、その先端部に蝶番形カム(g)、(g)が設
けられている。
みてほぼH形をなすもので、その両側の主杆(17)、
(17)の上部には、互いに向き合う凹欠部(18)、
(18)があり、この凹欠部(18)、(18)をもっ
て、平行のハンガー受け(f 1 )、(f2 )を、その外
側から上下方向に挟むように主杆(17)、(17)は
懸架されており、この両主杆(17)、(17)の間を
連杆(19)で結んで一体化している。凹欠部(1
8)、(18)を構成する上部の腕片(20)、(2
0)には、その先端部に蝶番形カム(g)、(g)が設
けられている。
【0021】この蝶番形カム(g)、(g)は、ハンガ
ー受け(f1 )、(f2 )に物干し用ハンガー(a)が
支承されて保持されているとき、そのハンガー(a)に
固定のピンチ(b)における移動ピンチ(b2 )の突出
の端部(12)、(12)に係合する位置にあるもの
で、スライダー(E)の移動により蝶番形カム(g)が
移動ピンチ(b2 )の傾斜方向に移動するときは、移動
ピンチ(b2 )は挟持状態にあって回動しえないから、
蝶番形カム(g)の可動板(g1 )は枢支部のばねに抗
して回動し、移動ピンチ(b2 )を越えて移動する。
ー受け(f1 )、(f2 )に物干し用ハンガー(a)が
支承されて保持されているとき、そのハンガー(a)に
固定のピンチ(b)における移動ピンチ(b2 )の突出
の端部(12)、(12)に係合する位置にあるもの
で、スライダー(E)の移動により蝶番形カム(g)が
移動ピンチ(b2 )の傾斜方向に移動するときは、移動
ピンチ(b2 )は挟持状態にあって回動しえないから、
蝶番形カム(g)の可動板(g1 )は枢支部のばねに抗
して回動し、移動ピンチ(b2 )を越えて移動する。
【0022】スライダー(E)が逆方向に移動すること
により、蝶番形カム(g)が逆方向に移動するときは、
可動板(g1 )は腕片(20)によって動き得ないが、
移動ピンチ(b2 )はばね(5)に抗して回動し得るか
ら、可動板(g1 )は移動ピンチ(b2 )を押して挟持
部(9)を開き、これを越えて移動する。洗濯物等の干
し物は自重で落下する。
により、蝶番形カム(g)が逆方向に移動するときは、
可動板(g1 )は腕片(20)によって動き得ないが、
移動ピンチ(b2 )はばね(5)に抗して回動し得るか
ら、可動板(g1 )は移動ピンチ(b2 )を押して挟持
部(9)を開き、これを越えて移動する。洗濯物等の干
し物は自重で落下する。
【0023】スライダー(E)の主杆(17)、(1
7)の下端近くには係止突起(21)、(21)があ
り、これに、洗濯物、干し物等を収納する篭(h)の提
手(22)に設けた係止透孔(23)、(23)を係止
して下げるようにしている。
7)の下端近くには係止突起(21)、(21)があ
り、これに、洗濯物、干し物等を収納する篭(h)の提
手(22)に設けた係止透孔(23)、(23)を係止
して下げるようにしている。
【0024】物干し用ハンガー(A)を保持装置(B)
に保持した物干し装置(c)について、物干し用ハンガ
ー(A)を、その枠体(a)の長片(a1 )、(a2 )
を前後にして、これの前方側の長片(a1 )を、ベラン
ダ(D)に設置した保持装置(B)の水平に前後して取
付けたハンガー受け(f1 )、(f2 )に対し、前方側
のハンガー受け(f1 )の支持溝(15)にそれの板ば
ね(16)に抗して押込み、板ばね(16)の反発によ
りハンガー(A)の後方側、すなわち手前側の長片(a
2 )を、手前側のハンガー受け(f2 )の支持溝(1
5’)に嵌入させ、物干し用ハンガー(A)をハンガー
受け(f1 )、(f2 )の間に支承させて保持装置
(B)に保持させる。
に保持した物干し装置(c)について、物干し用ハンガ
ー(A)を、その枠体(a)の長片(a1 )、(a2 )
を前後にして、これの前方側の長片(a1 )を、ベラン
ダ(D)に設置した保持装置(B)の水平に前後して取
付けたハンガー受け(f1 )、(f2 )に対し、前方側
のハンガー受け(f1 )の支持溝(15)にそれの板ば
ね(16)に抗して押込み、板ばね(16)の反発によ
りハンガー(A)の後方側、すなわち手前側の長片(a
2 )を、手前側のハンガー受け(f2 )の支持溝(1
5’)に嵌入させ、物干し用ハンガー(A)をハンガー
受け(f1 )、(f2 )の間に支承させて保持装置
(B)に保持させる。
【0025】図6に示すものにおいては、4本の主柱
(c)の位置にある4本の支杆(e)と2本のハンガー
受け(f1 )、(f2 )とで囲まれた3つの区画部があ
り、この区画部に対し、物干し用ハンガー(A)を3個
支承させるものである。このように、物干し用ハンガー
(A)がハンガー受け(f1 )、(f2 )に支承される
と、ハンガー受け(f1 )、(f2 )が正面視において
最初の梁材(d)より右側に突出している突出端(2
4)、(24)側に、予め懸架してあったスライダー
(E)に対し、それの主杆(17)、(17)の係止突
起(21)、(21)に洗濯物を容入した篭(h)を、
それの提手(22)に設けた係止透孔(23)、(2
3)を係止することにより吊下する。
(c)の位置にある4本の支杆(e)と2本のハンガー
受け(f1 )、(f2 )とで囲まれた3つの区画部があ
り、この区画部に対し、物干し用ハンガー(A)を3個
支承させるものである。このように、物干し用ハンガー
(A)がハンガー受け(f1 )、(f2 )に支承される
と、ハンガー受け(f1 )、(f2 )が正面視において
最初の梁材(d)より右側に突出している突出端(2
4)、(24)側に、予め懸架してあったスライダー
(E)に対し、それの主杆(17)、(17)の係止突
起(21)、(21)に洗濯物を容入した篭(h)を、
それの提手(22)に設けた係止透孔(23)、(2
3)を係止することにより吊下する。
【0026】洗濯物を容入した篭(h)を吊下したスラ
イダー(E)を図10において左側に移動すると、スラ
イダー(E)に設けた蝶番形カム(g)は、ピンチ
(b)の移動ピンチ(b2 )をその傾斜方向から越える
ことになるから、可動板(g1 )はばねに抗して回動す
る。この際、ピンチ(b)、蝶番形カム(g)とも支障
をきたすことはない。
イダー(E)を図10において左側に移動すると、スラ
イダー(E)に設けた蝶番形カム(g)は、ピンチ
(b)の移動ピンチ(b2 )をその傾斜方向から越える
ことになるから、可動板(g1 )はばねに抗して回動す
る。この際、ピンチ(b)、蝶番形カム(g)とも支障
をきたすことはない。
【0027】このように、スライダー(E)がピンチ
(b)を越えると、部屋を背にして外向きで操作するの
で、篭(h)は左側にあって、篭(h)から取出した洗
濯物は、その両端を両手で摘んで広げた状態にて前後の
ピンチ(b)、(b)に下方から差込む。ピンチ(b)
の移動ピンチ(b2 )は、ばね(5)に抗して回動し、
差込みが終わるとばね(5)、移動ピンチ(b2 )の自
重、それに洗濯物の自重も加わって、洗濯物は挟持部
(9)で確実に挟持される。
(b)を越えると、部屋を背にして外向きで操作するの
で、篭(h)は左側にあって、篭(h)から取出した洗
濯物は、その両端を両手で摘んで広げた状態にて前後の
ピンチ(b)、(b)に下方から差込む。ピンチ(b)
の移動ピンチ(b2 )は、ばね(5)に抗して回動し、
差込みが終わるとばね(5)、移動ピンチ(b2 )の自
重、それに洗濯物の自重も加わって、洗濯物は挟持部
(9)で確実に挟持される。
【0028】この差込みにおいて、洗濯物を両手で摘ん
で広げ、これを右手を伸ばして図5におけるピンチ
(b)に、左手を縮めて図4におけるピンチ(b)に下
方より差込むと、移動ピンチ(b2 )には広幅部(1
3)が形成されているから、差込みの際、親指の爪側で
移動ピンチ(b2 )を押すことになり、洗濯物の差込み
がし易くなる。また、この差込みを、逆に左手を伸ば
し、右手を縮めて上記と同様に行うと、人差し指の爪側
で移動ピンチ(b2 )の広幅部(13)を押すことにな
る。スライダー(E)を移動し、次に洗濯物を取付け、
これを繰返して、洗濯物が篭(h)からなくなるまで行
い、最後は、スライダー(E)、篭(h)をその位置に
止めておく。
で広げ、これを右手を伸ばして図5におけるピンチ
(b)に、左手を縮めて図4におけるピンチ(b)に下
方より差込むと、移動ピンチ(b2 )には広幅部(1
3)が形成されているから、差込みの際、親指の爪側で
移動ピンチ(b2 )を押すことになり、洗濯物の差込み
がし易くなる。また、この差込みを、逆に左手を伸ば
し、右手を縮めて上記と同様に行うと、人差し指の爪側
で移動ピンチ(b2 )の広幅部(13)を押すことにな
る。スライダー(E)を移動し、次に洗濯物を取付け、
これを繰返して、洗濯物が篭(h)からなくなるまで行
い、最後は、スライダー(E)、篭(h)をその位置に
止めておく。
【0029】洗濯物が乾き、これを取込むときは、篭
(h)を吊下したスライダー(E)を逆方向、すなわち
図面において右側に移動させると、スライダー(E)の
蝶番形カム(g)は、その可動板(g1 )が腕片(2
0)によって動き得ないから、この可動板(g1 )はピ
ンチ(b)の移動ピンチ(b2 )の突出の端部(12)
に係合してこれを回動し、干し物を挟持から解くから、
干し物は落下して下方の篭(h)内に収納される。この
とき、物干し用ハンガー(A)の両側の長片(a1 )、
(a2 )に固着されているピンチ(b)、(b)の移動
ピンチ(b2 )、(b2 )は、スライダー(E)、
(E)によって同時に作動されるから、干し物の落下は
スムーズに行われる。
(h)を吊下したスライダー(E)を逆方向、すなわち
図面において右側に移動させると、スライダー(E)の
蝶番形カム(g)は、その可動板(g1 )が腕片(2
0)によって動き得ないから、この可動板(g1 )はピ
ンチ(b)の移動ピンチ(b2 )の突出の端部(12)
に係合してこれを回動し、干し物を挟持から解くから、
干し物は落下して下方の篭(h)内に収納される。この
とき、物干し用ハンガー(A)の両側の長片(a1 )、
(a2 )に固着されているピンチ(b)、(b)の移動
ピンチ(b2 )、(b2 )は、スライダー(E)、
(E)によって同時に作動されるから、干し物の落下は
スムーズに行われる。
【0030】干し物の日乾中、天候の急変等で干し物を
取込むような場合は、干し物を挟持吊下したまま、物干
し用ハンガー(A)を保持装置(B)中のハンガー受け
(f 1 )、(f2 )の間から取外し、吊り用フック
(1)をもって従来のハンガーと同様に屋内に取入れ吊
下する。屋内において干し物が乾燥し、これをピンチ
(b)から取外すときは、移動ピンチ(b2 )の突出の
端部(12)を撫でると、蝶番形カム(g)の作用と同
様に簡単に干し物を落下させ収納することができる。
取込むような場合は、干し物を挟持吊下したまま、物干
し用ハンガー(A)を保持装置(B)中のハンガー受け
(f 1 )、(f2 )の間から取外し、吊り用フック
(1)をもって従来のハンガーと同様に屋内に取入れ吊
下する。屋内において干し物が乾燥し、これをピンチ
(b)から取外すときは、移動ピンチ(b2 )の突出の
端部(12)を撫でると、蝶番形カム(g)の作用と同
様に簡単に干し物を落下させ収納することができる。
【0031】
【発明の効果】 .本発明の物干し用ハンガーは、4角形の枠体の相対
する枠片の内側に、ピンチをそれの固定ピンチをもって
接着するとともに、移動ピンチをばねをもって挟持方向
に付勢し、その移動ピンチを固定ピンチより突出させ、
その端部を作動端としたものであるから、このハンガー
を、その枠片をもって支持装置のハンガー受けに支承し
て保持したり、またそれの吊りフック部をもって吊った
場合、その移動を拘束するようにすると、洗濯物をピン
チに取付けるに当たって、洗濯物の両端部を摘んで広
げ、そのままの状態でピンチに対して下方より差込むだ
けで、容易に挟持して吊下することができる。
する枠片の内側に、ピンチをそれの固定ピンチをもって
接着するとともに、移動ピンチをばねをもって挟持方向
に付勢し、その移動ピンチを固定ピンチより突出させ、
その端部を作動端としたものであるから、このハンガー
を、その枠片をもって支持装置のハンガー受けに支承し
て保持したり、またそれの吊りフック部をもって吊った
場合、その移動を拘束するようにすると、洗濯物をピン
チに取付けるに当たって、洗濯物の両端部を摘んで広
げ、そのままの状態でピンチに対して下方より差込むだ
けで、容易に挟持して吊下することができる。
【0032】洗濯物が乾いて取込むときは、ハンガー
が、ハンガー受けに支承されたものにあっては、スライ
ダーの蝶番形カムによって、両側のピンチにおける移動
ピンチの突出端部を同時に押圧して挟持を解き、干し物
を落下させることができるので、その取込み作業が容易
である。また、物干し用ハンガーを屋内に吊下したよう
な場合は、干し物を取込むときは、移動ピンチの突出の
端部を一撫ですれば、移動ピンチは挟持部を開くから、
干し物は落下して簡単に収納することができる。このよ
うに、本発明の物干し用ハンガーは、2用に使用するこ
とができて便利である。
が、ハンガー受けに支承されたものにあっては、スライ
ダーの蝶番形カムによって、両側のピンチにおける移動
ピンチの突出端部を同時に押圧して挟持を解き、干し物
を落下させることができるので、その取込み作業が容易
である。また、物干し用ハンガーを屋内に吊下したよう
な場合は、干し物を取込むときは、移動ピンチの突出の
端部を一撫ですれば、移動ピンチは挟持部を開くから、
干し物は落下して簡単に収納することができる。このよ
うに、本発明の物干し用ハンガーは、2用に使用するこ
とができて便利である。
【0033】.また、本発明の物干し用ハンガーの保
持装置は、これを、例えばベランダ等に設置する場合、
壁面にそって取付けることができ、装置の主要な部分を
なすハンガーを支承し保持するハンガー受けが、即、篭
を吊下して移動するスライダーを懸架支持する部材とな
り、しかもハンガー受けは平行の2部材であるから、全
体として構成が比較的簡単であって、故障を生ずるおそ
れの個所も少なく、不使用時には、スライダーを外して
おけば邪魔とならず、全体としてベランダ等に適合した
体裁のよい設備となる。
持装置は、これを、例えばベランダ等に設置する場合、
壁面にそって取付けることができ、装置の主要な部分を
なすハンガーを支承し保持するハンガー受けが、即、篭
を吊下して移動するスライダーを懸架支持する部材とな
り、しかもハンガー受けは平行の2部材であるから、全
体として構成が比較的簡単であって、故障を生ずるおそ
れの個所も少なく、不使用時には、スライダーを外して
おけば邪魔とならず、全体としてベランダ等に適合した
体裁のよい設備となる。
【0034】.本発明の物干し装置は、物干し用ハン
ガーを、ベランダ等に設置した保持装置に支承保持させ
るとともに、スライダーを利用し、これに篭を吊下して
洗濯物を容入して日乾作業をするものであるから、ベラ
ンダ等の比較的狭い場所においても相当量の洗濯物を容
易に日乾することができて能率が上がり、全体としてま
とまっていて機能的にもよく、現代の住家に対する物干
し装置の設備としては画期的きなものである。
ガーを、ベランダ等に設置した保持装置に支承保持させ
るとともに、スライダーを利用し、これに篭を吊下して
洗濯物を容入して日乾作業をするものであるから、ベラ
ンダ等の比較的狭い場所においても相当量の洗濯物を容
易に日乾することができて能率が上がり、全体としてま
とまっていて機能的にもよく、現代の住家に対する物干
し装置の設備としては画期的きなものである。
【図1】本発明の物干し装置をベランダに設置した概略
の斜視図
の斜視図
【図2】本発明の物干し用ハンガーの斜視図
【図3】上記のハンガーに取付けるピンチの斜視図
【図4】ハンガーの左側の枠片に取付けたピンチと蝶番
形カムとの関係を示す斜視図
形カムとの関係を示す斜視図
【図5】ハンガーの右側の枠片にピンチを取付けた状態
の斜視図
の斜視図
【図6】ハンガーの保持装置の斜視図
【図7】ハンガーをハンガー受けに支承した状態の断面
図
図
【図8】ハンガーを支承したハンガー受けとスライダー
との関係を示す側面図
との関係を示す側面図
【図9】スライダーの正面図
【図10】ハンガーの保持装置とスライダーと篭との関
係を示す斜視図
係を示す斜視図
A 物干し用ハンガー B 保持装置 C 物干し装置 D ベランダ E スライダー a 枠体 b ピンチ b1 固定ピンチ b2 移動ピンチ c 主柱 d 梁材 e 支杆 f1 、f2 ハンガー受け g 蝶番形カム g1 可動板 h 篭 1 吊り用フック 3 枠体 4 枢支部 5 ばね 7 接着部 9 挟持部 12 端部 13 広幅部 15 凹溝 16 板ばね 17 主杆 18 凹欠部 20 腕片
Claims (6)
- 【請求項1】 下方よりの差込みにより干し物を挟持す
るとともに、移動ピンチの突出の端部を押圧することに
より、その挟持を開いて干し物を自重にて落下させるピ
ンチを、それの固定ピンチをもって枠体の相対する枠片
の内側に固定したことを特徴とする物干し用ハンガー。 - 【請求項2】 上記の物干し用ハンガーは、その枠体が
長方形、正方形等の4角形であって、ピンチは相対する
枠片の内側に相対して複数を固定ピンチをもって固定す
るとともに、相対する枠片の移動ピンチは、いずれも同
じ方向に開くものである請求項1に記載の物干し用ハン
ガー。 - 【請求項3】 上記の請求項1又は2に記載の物干し用
ハンガーを、着脱自在に取付けて保持するハンガー受け
を具えた保持装置を、ベランダ等に設置したことを特徴
とする物干し用ハンガーの保持装置。 - 【請求項4】 ベランダ等に設置する物干し用ハンガー
の保持装置は、水平方向に併設した複数の平行支杆に対
し、その両端に、互いに内側に向く凹溝を有する互いに
平行なハンガー受けを設けるとともに、この相対するハ
ンガー受けに対し、4角形の物干し用ハンガーを着脱自
在に取付けるようにした請求項3に記載の物干し用ハン
ガーの保持装置。 - 【請求項5】 4角形の相対する枠片の内側に、干し物
ピンチをその固定ピンチをもって相対して取付けた物干
し用ハンガーと、物干し用ハンガーのピンチ側の枠片を
支持する水平にして平行なハンガー受けを設けたベラン
ダ等に設置の保持装置とからなることを特徴とする物干
し装置。 - 【請求項6】 上記の互いに平行なハンガー受けに対
し、互いにその外側より懸架して移動する一体成形のス
ライダーは、その先端部に、物干し用ハンガーを、ハン
ガー受けに取付けたとき、その枠体より突出する移動ピ
ンチの突出の端部に係合して、これを作動させる蝶番形
カムを設置するとともに、このスライダーの両側部に対
し、干し物を収納する篭を着脱自在に設けた請求項5に
記載の物干し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25546497A JPH1190091A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 物干し用ハンガー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを組込んだ物干し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25546497A JPH1190091A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 物干し用ハンガー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを組込んだ物干し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1190091A true JPH1190091A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17279136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25546497A Withdrawn JPH1190091A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 物干し用ハンガー及びこれの保持装置並びに物干し用ハンガーを組込んだ物干し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1190091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010117333A1 (en) * | 2009-04-06 | 2010-10-14 | Housing & Development Board | Retractable clothes drying rack |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25546497A patent/JPH1190091A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010117333A1 (en) * | 2009-04-06 | 2010-10-14 | Housing & Development Board | Retractable clothes drying rack |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |