JPS627274Y2 - - Google Patents

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JPS627274Y2
JPS627274Y2 JP1981076738U JP7673881U JPS627274Y2 JP S627274 Y2 JPS627274 Y2 JP S627274Y2 JP 1981076738 U JP1981076738 U JP 1981076738U JP 7673881 U JP7673881 U JP 7673881U JP S627274 Y2 JPS627274 Y2 JP S627274Y2
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JP
Japan
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clothes drying
base
bases
clothesline
section
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JP1981076738U
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JPS57189596U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、洗濯物等を干す際に使用し得る物干
具に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来の物干具としては、特開昭48−50872号公
報に示されているものが既に提案されている。こ
の公報に記載されている物干具は、複数の基盤が
全て相互に接続部材によつて環状若しくは三角形
状に接続され、各基盤に挾持金具が装着されたも
のである。
また、他の物干具として、実公昭42−11738号
公報に示されているものが提案されている。この
公報に記載されている物干具は、使用状態におい
て水平方向に延在する基盤に、両側に突出する物
干部が揺動自在に装着され、中央部に一個の引掛
具が設けられているものである。
更に他の物干具として、実開昭55−48500号公
報や実開昭55−286号公報に示されているものが
提案されている。これらの公報に記載されている
物干具は、主として基盤の一側にのみ物干部が突
設されているものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述のように、特開昭48−50872号公報に示さ
れている物干具は、複数の基盤が接続部材によつ
て接続されているものの、基盤の一端部のみが接
続されている訳ではなく、両端が吊ピンや割ピン
およびワツシヤにて相互に接続され、環状若しく
は三角形状に形成されているものである。従つ
て、洗濯物を干す者が、基盤を屈伸させて、当該
洗濯物を基盤の両側に掛けたり(戸外等で物干竿
に引掛ける場合)、基盤の片側のみに掛けたり
(屋内で鴨居や壁際等に引掛ける場合)すること
はできず、戸外で竿などに引掛けて用いる場合は
具合がよいが、俄雨などで急にで取り入れて屋内
の鴨居や壁際などに引掛けて干す場合には、壁際
に当接する基盤が挾持金具が邪魔になるという欠
点があつた。
また、実公昭42−11738号公報に示されている
物干具は、基盤の両側に物干部が突出形成されて
いるので、屋内の壁際等に引掛けて干す場合、前
述と同様に壁際側の物干部が邪魔になる。この
際、壁際側の物干部を起立させれば斯る問題は生
じないが、前記物干部を起立させるには、それに
掛けられている洗濯物を取り外さねばならず、大
変不便となる。
更に、実開昭55−48500号公報や実開昭55−286
号公報に示されている物干具は、主として、基盤
の一側にのみ物干部が突設されているので、専ら
屋内の壁際等に引掛けて干す場合に適している
が、戸外の一般的な物干竿に引掛けるとバランス
を崩し、物干部は水平姿勢を保持できなくなるの
で、洗濯物が落下する虞がある。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、物干部に干した洗濯物はそのままにして、竿
や壁際、或いは手摺などに簡単に、しかもバラン
ス良く掛けることができる物干具の提供を目的と
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、一端部のみが折曲可能部を介して屈
伸自在に相互に接続されている一対の基盤に、
夫々少なくとも一個の引掛具が装着されると共
に、基盤を相互に伸張した際に同一面となる一方
の側にのみ物干部が突設されている物干具であ
る。
(ホ) 作用 本考案は、物干竿などに引掛けて干す場合に
は、基盤を背中合わせに二つ折りにすると、基盤
の背面が相互に支点を構成し、バランス良く両面
側に物干物を形成する。
また、上記基盤を展開(伸張)して並設させる
と、片面側にのみ物干部を形成して、各基盤の引
掛具を夫々壁際や手摺などに引掛けて干すことが
できる。
(ヘ) 実施例 第1実施例 第1図は板状の合成樹脂から成る基盤1,1を
肉薄に形成した折曲可能部Cを介して並設し、上
記基盤1,1の前面下端部に中空の支持台2,2
を突設し、この支持台2,2に設けた孔3…から
物干部としての干軸4…を突出させた場合を例示
したものである。なお、この第1実施例および後
述の第2実施例は、基盤1,1が使用状態におい
て水平方向に延在し、屈伸軸線は鉛直方向に延在
している。
上記支持台2,2の中空内には長手方向に軸2
Aを設け、第3図に例示したように軸2Aの干軸
4の一端4Aを折曲して回動自在に取付けてい
る。支持台2,2に設けた孔3…の開口縁は干軸
4をほぼ水平に支持するものである。
上記支持台2,2を中空に形成しないで基盤
1,1の下端を前方に折曲して軸2Aを露出させ
たものでもよい。
折曲可能部Cは肉薄に形成した場合を例示して
いるが蝶番であつてもよい。
さらに、各基盤1,1の上端中央部には回動自
在の引掛具8,8を夫々設けている。上記第1図
では、折曲可能部Cを介して基盤1,1が並設さ
れている。つまり、物干部Aと物干部Bとが並列
して片面側に形成され、また各基盤1,1に引掛
具8,8が設けられているので壁際や手摺などに
安定して引掛けることができ、極めて便利であ
る。
第2図は、上記折曲可能部Cにより基盤1,1
を背中合わせに二つ折りにし、両面側に各物干部
A,Bを形成して、竿などに引掛けるのに便利な
場合を例示したものである。
この場合は、背中合わせ状態をより確実に維持
するために一方の基盤1の自由端部に係止部6を
形成し、当接する他方の基盤1の自由端部7を接
離自在に挾持させている。
第2実施例 第4図は、物干部A及び物干部Bとれぞれの基
盤1,1を棒状体で方形に形成し、上記物干部A
と物干部Bの隣接する側縁部を蝶番などの連結部
材11で連結して、折曲可能部Cを形成したもの
である。
上記物干部A及び物干部Bのそれぞれの基盤
1,1の下辺12,12にコ字状の枠13,13
の腕端部14…を折曲げて回動自在にとりつけ、
上記枠13,13の相対する二辺に干軸4…を架
設し、上記基盤1,1の下辺12,12にコ状の
支持台15,15をほぼ水平に突設して、上記枠
13,13を下側から支える。この支持台15,
15は、基盤1,1を曲折したものでも、また別
体のものでもよい。物干部A及び物干部Bの上部
にはそれぞれ二つずつの引掛具8,8,8,8、
を回動自在に設けたものであり(一つずつでもよ
い)、上記物干部A及び物干部Bを上記連結部材
11によつて形成された折曲可能部Cにて背中合
わせになるように折曲げると、両物干部A,Bは
基盤1,1とともに側面が1状を呈する。つまり
基盤1,1の前後両面に両物干部A,Bを形成す
ることになる(図示せず)。上記の背中合わせ状
態を確実に維持するために第5図に示した実施例
のように、物干部A及び物干部Bのいずれか一方
の棒状体部に回動自在に設けた断面コ字状の係止
具16で重なり合つた二つの棒状体A′とB′を係
止させてもよい。
第3実施例 第6図、第7図は、物干部Aと物干部Aを上下
に並設して、折曲可能部Cにより、背中合わせに
折曲可能としたもの、即ち基盤1,1が使用状態
において鉛直方向に延在し、屈曲軸線は水平方向
に延在するものである。
この場合は引掛具8,8を基盤1,1の上下端
部にそれぞれ設けている。
第8図は、干軸4…を基盤1,1の上端部に突
設した場合を例示したものである。
本考案は、上述のように干軸の形状又はそのと
りつけ方法などを限定するものでないから、図示
した以外にハンガー形式の干軸であつても、その
他の形状のものであつてもよいが、基盤1,1を
折り曲げ可能に形成したことにより、基盤1,1
の片面のみに干軸4を形成する場合と、基盤1,
1の両面に干軸を形成する場合との二通りの使用
を可能にしたことを特徴とするものである。
(ト) 考案の効果 (A) 物干具を二つ折りにして物干部Aと物干部B
を背中合わせにして竿などに引掛けると、物干
部Aおよび物干部Bの背面が相互に支点を構成
するため前後両面側に突設された物干部に洗濯
物を干した場合良好なバランスを維持できる。
(B) 物干部Aおよび物干部Bそれぞれに引掛具を
設けているため1本の竿に引掛具を向き合つて
引掛けることができ、強風にあおられて脱落す
ることがない。
(C) 物干具を180度展開すれば、片面側のみに並
列させて突設した物干部Aおよび物干部Bが得
られる。
この場合、各基盤の夫々に引掛具が設けられ
ているので、手摺や壁際、鴨居などに安定して
引掛けることができる。また物干部は壁面より
突出しているため壁面に接触することなく互い
に汚損の心配がない。
(D) 壁際などに引掛ける場合は、基盤と壁面との
当接部に支点を構成するため突設した物干部に
洗濯物を干してもバランスが良好に維持でき
る。
(E) 突設した物干部の基端部は軸に回動自在に取
付けると、支持台により確実に支持され、かつ
物干部を起立させると嵩らず収納も容易であ
る。
(F) 物干部を左右に2分した折曲可能部により、
物干具を開閉(屈伸)するだけで片面使用の物
干具や両面使用の物干具に瞬時に構成でき、し
かも洗濯物は物干部全部に干したまま、竿から
壁際へ移し変えることも、またその逆の使用も
容易である。
など前記従来の物干具からは得られない特異な
すぐれた効果が得られ、実用に即した頗る便利な
ものである。
なお、第3実施例の物干具の場合は、折曲可能
部Cを折り曲げないで、基盤1の一端の引掛具8
を鴨居や壁に設けた引掛具に引掛けると、干軸は
上、下二段に並列されてバランスよく洗濯物を干
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案の実施例を示すも
ので、第1図、第2図は第1実施例の使用状態を
示す斜視図、第3図は第1図、第2図の一部拡大
図、第4図は第2実施例の使用状態を示す斜視
図、第5図は係止具の実施例を示した斜視図、第
6図、第7図は第3実施例の使用状態を示す斜視
図、第8図は干軸の他のとりつけ例を示す略図で
ある。 1……基盤、2……干軸支持台、3……孔、4
……干軸、6,16……係止具、7……基盤の側
縁部、8……引掛具、11……連結部材、12…
…下辺、13……枠、14……腕端部、15……
枠受、A,B……物干部、C……折曲可能部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端部のみが折曲可能部を介して屈伸自在に
    相互に接続されている一対の基盤に、夫々少な
    くとも一個の引掛具が装着されると共に、前記
    基盤を相互に伸張した際に同一面となる一方の
    側にのみ物干部が突設されている物干具。 2 基盤は、使用状態において水平方向に延在
    し、屈伸軸線は鉛直方向に延在する実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の物干具。 3 基盤は、使用状態において鉛直方向に延在
    し、屈伸軸線は水平方向に延在する実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の物干具。 4 基盤の自由端部同士を接離自在に係止する係
    止具が設けられている実用新案登録請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載の物干
    具。
JP1981076738U 1981-05-26 1981-05-26 Expired JPS627274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981076738U JPS627274Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

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JP1981076738U JPS627274Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

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Publication Number Publication Date
JPS57189596U JPS57189596U (ja) 1982-12-01
JPS627274Y2 true JPS627274Y2 (ja) 1987-02-19

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ID=29872407

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Families Citing this family (1)

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JP2006204848A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Sanada Seiko Kk 洗濯物用ハンガー

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