JPH1189093A - 系統連系分散型電源システム - Google Patents

系統連系分散型電源システム

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JPH1189093A
JPH1189093A JP9252657A JP25265797A JPH1189093A JP H1189093 A JPH1189093 A JP H1189093A JP 9252657 A JP9252657 A JP 9252657A JP 25265797 A JP25265797 A JP 25265797A JP H1189093 A JPH1189093 A JP H1189093A
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power
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Hirofumi Shinohara
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    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力配電線系統に多数連系された分散型電源
装置の異常検出を容易に行える系統連系分散型電源シス
テムを提供することである。 【解決手段】 分散型電源装置4からの運転状態信号や
配電線管理用コンピュータ8からの解列指令は通信回線
9に送出される。そして、メーカ側サービス用コンピュ
ータ7は分散型電源装置4からの運転状態信号に基づい
て分散型電源装置4の異常判定を行い、分散型電源装置
4は配電線管理用コンピュータ8からの解列指令を受信
する。つまり、分散型電源装置4は通信回線9を介して
メーカ側サービス用コンピュータ7や配電線管理用コン
ピュータ8により監視され制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統に複数台
の分散型電源装置を接続して連系運転する系統連系分散
型電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電力系統に分散型電源装置を接続して連
系運転を行い、需要家負荷に電力を供給する方式が採用
されている。図4に分散型電源装置を接続した電力系統
の配電線系統を示す。配電線1は電力系統2の一部をな
し、配電線1には需要家負荷3a〜3c及び分散型電源
装置4が並列に接続されている。
【0003】分散型電源装置4としては、太陽電池、風
力発電装置、蓄電池、フライホイール電力貯蔵装置など
が用いられ、この分散型電源装置4が発生する直流電力
を電力変換装置(インバータ)により50Hzまたは6
0Hzの交流電力に変換し、商用の配電線1に電力を供
給する。また、分散型電源装置4が蓄電池やフライホイ
ール電力貯蔵装置である場合には、配電線1からの電力
を電力変換装置(コンバータ)により直流に変換し蓄積
したりする。
【0004】これらの分散型電源装置4の単独の容量
は、一般に数kWから数MW程度であり、電力系統2の
配電容量と比べると小規模である。今後、分散型電源装
置4の設置件数が増加し、分散型電源装置4の合計の出
力電力容量が、例えば、配電線1の柱上変圧器の容量の
数十%またはそれ以上を占めるようになることも予想さ
れている。
【0005】このような小規模の分散型電源装置4を、
複数台、配電線系統に連系して運用する場合に、それぞ
れの分散型電源装置4は配電線系統の電力品質や保護安
全対策を妨げないように協調をとって発電を行うことが
重要となる。
【0006】また、これらの分散型電源装置4は、その
一つ一つの電源が発電を行うシステムであるから、日常
の点検を行い、故障を防いで稼動率を上げると共に、分
散型電源装置4から直流電流などの異常な出力が出て電
力系統2に対して有害な状態となることを防ぐ必要があ
る。それと同時に、配電線系統側では、これら分散型電
源装置4が全体として発電している出力電力容量を把握
し、火力発電所や水力発電所など既存の発電システムの
発電量に反映する必要がある。
【0007】また、電力系統側での故障によって一時的
に配電を止め、事故箇所を特定しその事故箇所を分離し
てから送電を再開するような制御動作に対して、分散型
電源装置4が悪影響を与えないようにする必要がある。
【0008】系統に連系する分散型電源装置4の数が増
えると、分散型電源装置4全体の運転状況を掴み、ま
た、万が一、配電線系統で事故が起きて、送電を止めた
場合等には、全ての分散型電源装置4に対して、発電運
転を停止しかつ配電線系統から電路を切り離す手段をと
ることが必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数の分散型
電源装置4の全てを確実に解列できるようにするために
は、全ての分散型電源装置4に対して配電線系統から解
列させるための信号を分配しなければならない。つま
り、全ての分散型電源装置4に対して専用の信号ケーブ
ルを設置し、かつ分散型電源装置4側にそれぞれ受信装
置を設けることが必要である。従って、設備コストが高
くなり、分散型電源装置4のの経済性を下げてしまう。
また、分散型電源装置4の設置件数が増えると、その全
ての分散型電源装置4の適切な点検や修理を行うことが
困難となる。
【0010】本発明の目的は、電力配電線系統に多数連
系された分散型電源装置の異常検出を容易に行える系統
連系分散型電源システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
系統連系分散型電源システムは、電力系統の配電線に接
続され配電線に電力を供給したり配電線からの電力を蓄
積したりする複数台の分散型電源装置と、分散型電源装
置からの運転状態信号に基づいて分散型電源装置の異常
判定を行うメーカ側サービス用コンピュータと、配電線
系統の管理上必要な場合に分散型電源装置に対して解列
指令を出力する配電線管理用コンピュータと、分散型電
源装置、メーカ側サービス用コンピュータおよび配電線
管理用コンピュータの間でデータの送受信を行う通信回
線とを備えたものである。
【0012】請求項1の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、分散型電源装置からの運転状態信号や
配電線管理用コンピュータからの解列指令は通信回線に
送出される。そして、メーカ側サービス用コンピュータ
は分散型電源装置からの運転状態信号に基づいて分散型
電源装置の異常判定を行い、分散型電源装置は配電線管
理用コンピュータからの解列指令を受信する。つまり、
分散型電源装置は通信回線を介して監視され制御され
る。
【0013】請求項2の発明に係わる系統連系分散型電
源システムは、請求項1の発明において、分散型電源装
置は、配電線に供給する電力を発電したり配電線からの
電力を蓄積したりする分散型電源と、分散型電源の直流
電力を交流電力に変換したり配電線の交流電力を直流電
力に変換したりする電力変換装置と、配電線との連系点
における電気量に基づいて電力変換装置を運転制御する
と共に異常時または解列指令を受信したときは電力変換
装置を停止させる運転制御手段と、運転状態信号を通信
回線に送出すると共に通信回線からの各種指令を受信す
る通信インターフェースとを備えたものである。
【0014】請求項2の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、請求項1の発明の作用に加え、分散型
電源装置の分散型電源は直流電力を蓄積し配電線に交流
電力を供給するときは電力変換装置により変換して供給
する。また、配電線の交流電力を蓄積するときは電力変
換装置で交流電力を直流電力に変換して蓄積する。この
電力変換装置は、配電線との連系点における電気量に基
づいて運転制御手段で運転制御される。また、運転制御
手段は、異常時または解列指令を受信したときは電力変
換装置を停止させる。そして、それらの運転状態信号は
通信インターフェースを介して通信回線に送出される。
【0015】請求項3の発明に係わる系統連系分散型電
源システムは、請求項1の発明において、メーカ側サー
ビス用コンピュータは、通常運転中に停止した分散型電
源装置または異常状態を示した分散型電源装置から送ら
れるデータに基づいて停止原因または異常原因を判定す
ると共に故障位置を判定するようにしたものである。
【0016】請求項3の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、請求項1の発明の作用に加え、通常運
転中に停止した分散型電源装置または異常状態を示した
分散型電源装置からのデータは、通信回線を介してメー
カ側サービス用コンピュータに送られ、停止原因または
異常原因、さらには故障位置が判定される。
【0017】請求項4の発明に係わる系統連系分散型電
源システムは、請求項1の発明において、通信回線は、
通常時にはインターネットを用いる公衆電話回線を用
い、緊急の解列指令の送受信には配電自動化用の光ケー
ブル網を用いるようにしたものである。
【0018】請求項4の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、請求項1の発明の作用に加え、通常時
には通信回線としてインターネットを用いる公衆電話回
線を用いてデータの伝送が行われ、緊急の解列指令の送
受信には通信回線として配電自動化用の光ケーブル網が
用いられる。これにより緊急時のデータ伝送速度を向上
させる。
【0019】請求項5の発明に係わる系統連系分散型電
源システムは、請求項2の発明において、分散型電源装
置がディーゼル発電機との連系運転を行う場合には、デ
ィーゼル発電機が起動した後の予め定められた期間は、
運転制御手段は配電線との連系点の電圧および周波数の
異常判定値を通常値よりも検出感度を鈍くした異常判定
値に変更して運転を継続するようにしたものである。
【0020】請求項5の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、請求項2の発明の作用に加え、ディー
ゼル発電機の起動が完了するまでの過渡状態において
は、運転制御手段は配電線との連系点の電圧および周波
数の異常判定値を通常値よりも検出感度を鈍くした異常
判定値で運転制御する。これにより、むやみに電力変換
装置を停止させることが無くなる。
【0021】請求項6の発明に係わる系統連系分散型電
源システムは、請求項1の発明において、配電線管理用
コンピュータは、電力系統の配電線について計画作業停
電を行うときは、分散型電源装置に解列指令を出力する
ようにしたものである。
【0022】請求項6の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、請求項1の発明の作用に加え、電力系
統の配電線について計画作業停電を行うときには、配電
線管理用コンピュータより分散型電源装置に解列指令が
出力され、分散型電源装置は配電線から切り離される。
【0023】請求項7の発明に係わる系統連系分散型電
源システムは、請求項1の発明において、配電線管理用
コンピュータは、各々の分散型電源装置の発電出力電力
を通信回線から受信し、分散型電源装置全体の発電量を
監視するようにしたものである。
【0024】請求項7の発明に係わる系統連系分散型電
源システムでは、請求項1の発明の作用に加え、分散型
電源装置全体の発電量は、通信回線に送出された各々の
分散型電源装置の発電出力電力に基づいて配電線管理用
コンピュータにより監視される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の実施の形態に係わる系統連系分散
型電源システムの構成図である。
【0026】図1において、各々の分散型電源装置4
は、電力系統2の配電線1にそれぞれ分岐配電線5を介
して接続されている。一方、各々の分散型電源装置4
は、各々の分岐通信線10を介して通信回線9に接続さ
れており、この通信回線9にはメーカ側サービス用コン
ピュータ7および配電線管理用コンピュータ8が接続さ
れている。メーカ側サービス用コンピュータ7は、分散
型電源装置4からの通信回線9を介して得られる運転状
態信号に基づいて分散型電源装置4の異常判定を行うも
のであり、また、配電線管理用コンピュータ8は、配電
線系統の管理上必要な場合に分散型電源装置4に対して
解列指令を出力するものである。ここで、通信回線9と
しては、インターネットを用いる公衆電話回線を用い
る。
【0027】また、分散型電源装置4は、配電線1に電
力を供給したり配電線1からの電力を蓄積したりするた
めの分散型電源11を有している。この分散型電源11
は太陽電池、風力発電装置、蓄電池、フライホイール電
力貯蔵装置などで構成され、通常直流電力を蓄積するよ
うになっている。
【0028】従って、分散型電源11の直流電力は電力
変換装置12により交流電力に変換されて配電線1に供
給され、また、分散型電源11が蓄電池、フライホイー
ル電力貯蔵装置などであるときは、電力変換装置12で
配電線1の交流電力を直流電力に変換して蓄積する。
【0029】この電力変換装置12は運転制御手段13
で運転制御される。すなわち、運転制御手段13は、電
気量検出器14で検出された配電線1との連系点におけ
る電気量に基づいて電力変換装置12のゲート制御を行
い融通する電力量を制御すると共に周波数変換を行う。
そして、その運転状態を示す運転状態信号を通信インタ
ーフェース6を介して通信回線9に送出する。また、通
信インターフェース6は通信回線9を介して配電線管理
用コンピュータ8からの解列指令やメーカ側サービス用
コンピュータ7からの各種指令を受信する。
【0030】運転制御手段13は分散型電源装置4が異
常となったときや配電線管理用コンピュータ8から解列
指令を受信したときは、電力変換装置12を停止させ、
また、メーカ側サービス用コンピュータからの各種指令
に基づいて、その指令に従った演算を行う。
【0031】次に、分散型電源装置4の通信インターフ
ェース6から通信回線9に送出される運転状態信号に
は、各々の分散型電源装置固有の識別信号が付されて送
出される。ここで、運転状態信号とは、分散型電源装置
4の運転/停止状態、運転出力電力、連系点の電圧、連
系点の高調波歪率、停止した場合の原因内訳などであ
り、分散型電源装置4の内部の各部開閉器の投入状態、
電力変換装置12のゲートパルス発生の有無なども含ま
れる。
【0032】分散型電源装置4を配電線1に接続して運
転するときには、分散型電源装置4の電力変換装置12
は、運転制御手段13により配電線1側へ流出する高調
波および逆潮流による配電線1の電圧上昇を十分低いも
のとし、配電線1に影響を及ぼさないように交流出力を
調整する。そして、予め設定した高調波歪率あるいは出
力電圧を越えた運転値を計測した場合には、電力変換装
置12を自動的に停止させる。
【0033】分散型電源装置4を配電線1に連系して使
うときには、分散型電源装置4の電気量検出器14によ
り連系点の電圧や周波数を検出し、異常値が計測された
場合には分散型電源装置4を停止させる。ここで、分散
型電源装置4側には時に異常が無く、例えば何らかの原
因によって配電線電圧が高くなったり、また、配電線1
の高調波歪みが増えてその影響により分散型電源装置4
の電力変換装置12の出力電流に含まれる高調波電流歪
みが増える場合がある。このような場合に、分散型電源
装置4が停止しても、分散型電源装置4側の故障により
停止したかのように見えると、分散型電源装置4の保守
点検を行う業者による分散型電源装置4の設置現場への
出張と点検が必要になる。
【0034】そこで、通信インターフェース6は、分散
型電源装置4が停止すると、その分散型電源装置4が接
続される配電線1の電圧と配電線電圧の高調波電圧ある
いは電圧波形データを自動的に通信回線9に送出する。
その情報はメーカ側サービス用コンピュータ7により受
信され、メーカ側サービス用コンピュータ7では、オペ
レータが操作して、分散型電源装置4から送られたデー
タの情報と、メーカ側サービス用コンピュータ7内部の
記憶装置に予め登録されたその分散型電源装置4に関す
る型式、定格、運転データを参照し、過去の停止事例、
他の類似機種での停止事例、補足事項などから、候補と
なる停止原因を複数件、特定する。
【0035】次に、この複数の候補要因のいずれかが第
一の要因であるかを確認する。つまり、メーカ側サービ
ス用コンピュータ7を操作するオペレータにより、該当
する分散型電源装置4の電圧異常や高調波異常により分
散型電源装置4が停止することを決める設定値が、どの
値に設定されているか、波形が異常でないか、周辺のス
イッチ類が正常に投入されているか、などの情報を分散
型電源装置4側から送信させるように、通信回線9を介
して分散型電源に指示しデータを回収する。このデータ
をオペレータが検討し、判断することによって、停止が
分散型電源装置4の外部の電気的な環境による一時的な
ものであるか、分散型電源装置4の内部の故障による持
続的なものであるかを決定する。
【0036】次に、分散型電源装置4が故障しているこ
とが判明した場合、メーカ側サービス用コンピュータ7
のオペレータは、分散型電源装置4の内部の主回路部分
あるいは、運転制御手段13の部分のいずれかの部位
で、あるいは、どの制御基板のどの部品が故障している
かを調べるため、制御基板内におかれた制御イベントを
記録する記憶装置の情報を通信回線9を介してメーカ側
サービス用コンピュータ7に回収する。この情報を調
べ、可能な範囲で故障部位を特定する。メーカ側のサー
ビス要員は、この特定作業により明らかとなった修理交
換部品を準備し、検索された情報を得た上で現場へ出張
し該当部品の修理を行う。また、交換部品が分散型電源
装置4を設置したユーザーでも容易に交換できるという
ことが確認される場合には、該当する部品をユーザーへ
輸送するだけで修理が可能である。
【0037】このように、多数の分散型電源装置4が電
力系統2に接続された状態で、個々の分散型電源装置4
が故障したときに、メーカ側のサービス要員が故障原因
の調査に出張する以前に、可能な範囲で故障あるいは外
部要因による停止の原因を特定し、考えられる対策を検
討し準備してから対応することができるので、迅速なサ
ービス対応と運転再開の待ち時間を減らすことが可能と
なる。
【0038】ここで、メーカ側サービス用コンピュータ
7をオペレータが操作し、必要なデータを回収する方式
を説明したが、オペレータが操作し判断を行う前に、コ
ンピュータ内部のプログラムで、同様な分散型電源装置
4の固有データの検索、運転を停止した原因候補の要因
特定、必要と考えられる復旧処理、交換部品の決定を自
動的に行うことも可能である。
【0039】そして、通信回線9を介して分散型電源装
置4の運転出力電力の計測データを配電線管理用コンピ
ュータ8に送ることにより、刻々の分散型電源装置4全
体の発電出力とその全体傾向を知ることができる。
【0040】また、配電線1側で計画的に停電作業があ
るような場合には、通信回線9を介して配電線管理用コ
ンピュータ8から分散型電源装置4の通信インターフェ
ース6にその情報を送り、分散型電源装置4の使用者に
メッセージを伝えたり、必要によっては停電中に分散型
電源装置4を強制的に自立運転させることを可能とす
る。
【0041】さらに、配電線で万が一、異常があり、配
電線1への送電を停止した時には、通信回線9を介して
全ての分散型電源装置4に、配電線系統から解列し運転
を停止して、配電線1に電力を送らないように指示を出
すこともできる。ただし、このような急速な対応を要す
る場合には、情報を次々に受け渡していくようなインタ
ーネットを用いる公衆電話回線では時間がかかりすぎて
危険である。
【0042】そこで、解列指令のような迅速な対応を要
する信号を送るためには、例えば電力配電線を用いた信
号送信などを使って高速に信号を送る。これに対して、
通常の運転時のデータや停止後の状況の検討に使うデー
タのやり取りには、数秒オーダー以上の時間がかかって
も特に問題は無いのでインターネットを用いる公衆電話
回線を使うことが可能である。
【0043】例えば、通信回線9として通信事業用の公
衆回線でなく、ケーブルテレビジョンのための回線、あ
るいは配電線制御の自動化のために設置される光ケーブ
ルを用いる。通信回線9が光ケーブルの場合には、架線
として張られた電柱上に、光−アナログの変換装置を設
置し、アナログの電気信号線を個別の分散型電源装置4
へ分岐する。
【0044】また、需要家が自己の負荷を賄うために分
散型電源装置4を設置している場合には、その分散型電
源装置4は小型の分散型電源装置4である。すなわち、
その分散型電源装置4は電力会社の変電所に設置された
数十kW以上の中・大型電源ではなく、工場やビルに設
置された数十kW程度の中規模あるいは個人住宅に設置
された数kWの小型の分散型電源装置4である。
【0045】これらの分散型電源装置4は、個人需要家
に設置されているものなので、電力会社に設置される分
散型電源装置4のように専用の通信回線9を用いること
は少なく、むしろ上述したような、一般に普及している
通信回線9あるいは公衆電話回線が用いられる。
【0046】図2は、分散型電源装置4の運転制御手段
13の演算処理内容を示すフローチャートである。図2
において、分散型電源装置4の運転制御手段13は、通
信回線9を介して外部から解列指令が入力されているか
否かを判定し(S1)、解列指令が入力されていないと
きは、運転状況連絡プログラムを実行する(S2)。つ
まり、運転状況連絡プログラムの実行により分散型電源
装置4の出力電力値を計測して通信回線9へその出力電
力値を送り出す。一方、通信回線9を介して解列指令が
入力されると、割り込み処理プログラムを実行し(S
3)、分散型電源装置4内部の電力変換装置12を停止
し、連系点を解列する処理を行う。
【0047】そして、解列が完了すると分散型電源装置
4の運転制御手段13は運転状況連絡プログラムを起動
し解列完了信号を通信回線9へ送り出す。その後に、定
期点検などで長期の停止操作を行うか否かを判定し(S
4)、長期の停止操作である場合にはこのプログラムを
終了する(S5)。
【0048】図3は、図2のステップS2の運転状況連
絡プログラム部分の演算内容を示すフローチャートであ
る。図3において、常時は、分散型電源装置4の発電出
力電力や充電消費電力などの常時運転データを収集し通
信回線9に送信を行う(S11)。また、太陽光発電シ
ステムなどでほとんど運転員による日常点検が行われな
いようなシステムでは、毎日の運転開始前の日の出の時
または定時刻に、電力変換装置12内の運転設定値、保
護設定値、その他の制御装置の状況確認を行い、その
後、運転プログラムを起動する(S12)。また、分散
型電源装置4の運転プログラムが正常に起動した後に、
前日の一日の発電電力量、停止の発生状況などの必要な
データを通信回線を介して自動発信する(S13)。
【0049】ここで、運転開始前のシステム確認中や運
転プログラムの処理中にシステムの異常が検出されると
(S14)、それ以上、起動操作を行うことを禁止し、
連系スイッチなどが自動的に投入することがないように
インターロックをとると共に、異常発生とその箇所など
の異常状況を知らせる信号を通信回線9へ発信する(S
15)。一方、システムが正常であると判断した場合に
は、運転を開始または運転を継続する(S16)。
【0050】次に、分散型電源装置4を設置した場所と
同一の構内にディーゼル発電機などの回転機電源を設置
し、分散型電源装置4とディーゼル発電機とを並列して
使うように構成する場合がある。ディーゼル発電機は電
力系統が万が一、停電した場合に、所内の非常電源を確
保するために使われる。
【0051】この場合、所内の配電線を電力系統からの
受電点で切離し、ディーゼル発電機が起動する。すなわ
ち、ディーゼル発電機の回転エンジンが起動して運転を
始めると、その回転数が定常値に達するまでの期間は周
波数が一定しない。また、非常負荷が選択投入されると
ディーゼル発電機の負荷が変動するので、発電機出力の
電圧と周波数が変動する。
【0052】この変動の度合いは、電力系統が所内配電
線系統と接続されている時よりも大きくなるので、分散
型電源装置4の電圧や周波数の保護整定値に掛り、保護
動作が働いて分散型電源装置4を停止し解列する可能性
がある。分散型電源装置4が解列すると、ディーゼル発
電機の負荷がますます増えるので、ディーゼル発電機の
回転数が下がり、ディーゼル発電機も周波数低下で停止
してしまう場合が考えられる。
【0053】そこで、所内電源が配電線系統から解列さ
れて、ディーゼル発電機が運転を開始したときは、その
運転開始信号を所内の連系点の遮断機の接点信号とディ
ーゼル発電機の起動信号とから受信し、この信号を受信
した時には、予め定められた期間だけ、分散型電源装置
4の電圧や周波数の保護整定値を通常値よりも弛めた値
にし、分散型電源装置4が停止し解列しにくくする。
【0054】この場合、受電点の解列信号(接点信号)
やディーゼル発電機の起動信号に加えて、配電線系統か
ら停電を知らせる信号を発信し、これを受信して停電と
ディーゼル発電機が起動したことの判定に使うことも可
能である。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、多
数の分散型電源装置を電力系統の配電線に接続して使う
系統連系型分散型電源システムにおいて、個々の分散型
電源装置の運転状況や故障状況または停止の原因などの
データを、通信回線を介して集め、また配電線側の万が
一の故障などにより分散型電源装置を全て配電線から解
列するための信号を発信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる系統連系分散型電
源システムの構成図。
【図2】本発明の実施の形態における分散型電源装置の
運転制御手段の演算処理内容を示すフローチャート。
【図3】図2に示したステップS2の演算処理内容を示
すフローチャート。
【図4】従来例による分散型電源装置を接続した電力系
統の配電線系統の説明図。
【符号の説明】
1 配電線 2 電力系統 3 需要家負荷 4 分散型電源装置 5 分岐配電線 6 通信インターフェース 7 メーカ側サービス用コンピュータ 8 配電線管理用コンピュータ 9 通信回線 10 分岐通信線 11 分散型電源 12 電力変換装置 13 運転制御手段 14 電気量検出器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の配電線に接続され前記配電線
    に電力を供給したり前記配電線からの電力を蓄積したり
    する複数台の分散型電源装置と、前記分散型電源装置か
    らの運転状態信号に基づいて前記分散型電源装置の異常
    判定を行うメーカ側サービス用コンピュータと、前記配
    電線系統の管理上必要な場合に前記分散型電源装置に対
    して解列指令を出力する配電線管理用コンピュータと、
    前記分散型電源装置、前記メーカ側サービス用コンピュ
    ータおよび前記配電線管理用コンピュータの間でデータ
    の送受信を行う通信回線とを備えたことを特徴とする系
    統連系分散型電源システム。
  2. 【請求項2】 前記分散型電源装置は、前記配電線に供
    給する電力を発電したり前記配電線からの電力を蓄積し
    たりする分散型電源と、前記分散型電源の直流電力を交
    流電力に変換したり前記配電線の交流電力を直流電力に
    変換したりする電力変換装置と、前記配電線との連系点
    における電気量に基づいて前記電力変換装置を運転制御
    すると共に異常時または解列指令を受信したときは前記
    電力変換装置を停止させる運転制御手段と、前記運転状
    態信号を前記通信回線に送出すると共に前記通信回線か
    らの各種指令を受信する通信インターフェースとを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の系統連系分散型電
    源システム。
  3. 【請求項3】 前記メーカ側サービス用コンピュータ
    は、通常運転中に停止した分散型電源装置または異常状
    態を示した分散型電源装置から送られるデータに基づい
    て停止原因または異常原因を判定すると共に故障位置を
    判定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    系統連系分散型電源システム。
  4. 【請求項4】 前記通信回線は、通常時にはインターネ
    ットを用いる公衆電話回線を用い、緊急の解列指令の送
    受信には配電自動化用の光ケーブル網を用いるようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の系統連系分散型電
    源システム。
  5. 【請求項5】 前記分散型電源装置がディーゼル発電機
    との連系運転を行う場合には、前記ディーゼル発電機が
    起動した後の予め定められた期間は、前記運転制御手段
    は前記配電線との連系点の電圧および周波数の異常判定
    値を通常値よりも検出感度を鈍くした異常判定値に変更
    して運転を継続するようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載の系統連系分散型電源システム。
  6. 【請求項6】 前記配電線管理用コンピュータは、前記
    電力系統の配電線について計画作業停電を行うときは、
    前記分散型電源装置に解列指令を出力するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の系統連系分散型電源シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記配電線管理用コンピュータは、各々
    の前記分散型電源装置の発電出力電力を前記通信回線か
    ら受信し、前記分散型電源装置全体の発電量を監視する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の系統連系
    分散型電源システム。
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