JP3855168B2 - 電力供給システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力供給システムとその運用方法に係り、特に、需要家内の発電装置の運用と送配電系統からの買電を組合せたものに好適な電力供給システムとその運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に需要家で消費する電力の大部分は、一般電気事業者(例えば電力会社)により供給され、料金については、電気供給約款に基づき契約種別による基本料金と電力量料金(使用電力量による)の合計により算出される。ここで、需要家とは、送配電系統との受電点を責任分界点として、送配電系統から負荷に対して電力の供給を受けるものをいう。
【0003】
ところで、昼夜を通じてほぼ一定の電力を消費する負荷を持つ需要家においては、自家発電設備を持ち、一般電気事業者から電気を購入するよりも安いコストで電気を得ている例もある。また、蒸気や温水などの熱利用の割合が大きい需要家においては、熱電併給(コージェネレーション)が行われる場合もある。
【0004】
一方、停電や瞬時電圧低下のない高品質の電力が必要な需要家では、無停電電源や自家発電設備を設置している例も多い。また、情報通信機器を多数設置したビルなどにおいては、停電や電圧低下による機器でのデータ喪失の問題がある。特に、保護しなければならない機器での消費電力が大きい場合は、無停電電源設備が膨大となるため、自家発電設備を併用することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に自家発電設備による電力供給のコストは、一般電気事業者から購入する場合に比べ低いが、一般の需要家における消費電力は昼夜、季節により大きく変化するため、需要家はピーク負荷対応で発電設備を多く持つか、或いは一般電気事業者との契約最大電力を大きく設定する必要がある。この場合、自家発電設備を持っても、電力供給コストの低減効果がほとんど無い場合が少なくなかった。
【0006】
尚、消費電力の変化に対処する方法としては、例えば、OHM2000/7、P.44−48に示されているように、予め設定した時刻に発電装置の起動停止を行う方法が用いられている。
【0007】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、昼夜、季節等による消費電力の変化が大きい需要家においても、電力供給コストを低減できる電力供給システムとその運用方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明では、需要家内に設置された複数の発電装置の発電と外部の送配電系統からの買電を組み合わせて、前記需要家内に設置された負荷装置に電力を供給する電力供給システムであって、前記需要家内に前記発電装置の運用を制御する監視制御装置を設け、該監視制御装置は、前記負荷装置の消費電力の情報を5分以上30分以下の設定時間間隔で順次収集し、収集した消費電力の情報に基づいて前記設定時間間隔ごとに消費電力を予測し、予測消費電力に基づいて電力供給コストを目的関数とする線形計画法により前記電力供給コストが最小となるように、前記各発電装置による発電量と買電量の割合を決定する最適化計算を前記発電装置で発電した電力は前記送配電系統には流さないものとして実行し、該最適化計算の結果に基づいて前記発電装置の稼動或いは停止及び稼動時の発電出力を制御する指令を前記予測消費電力の予測周期内に前記発電装置に出力するものとし、稼動する発電装置の異常がメンテナンス情報データベースに記録されているときは、他の発電装置に切換えて前記最適化計算を再度実行することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電力供給システムの一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本実施形態の機器の構成を示す模式図である。該図において、需要家1は66kVの送配電系統10から受電しておりこの受電した電力は、電力計測装置104、連系保護装置2を経て変圧器3で3.3kV に降圧する。変圧器3の2次側は、遮断器4を経て母線11に接続され、母線11は発電装置連絡用遮断器8、発電装置出力端遮断器9を介して発電装置30に接続されている。
【0011】
母線11からは遮断器5を経て、構内の2次変電所に向って配電線が伸び供給された電力は、変圧器6で更に電圧が低減され、配線用遮断器7を経て負荷40に供給される。また、母線11には、無効電力調整装置50も接続されている。
【0012】
連系保護装置2は、保護リレー(電流、電圧、周波数、地絡)、単独運転検出装置、遮断器から構成されている。
【0013】
発電装置30(4台)は、発電監視制御装置31により監視制御されており、原動機の制御、同期発電機の起動・停止、並列運転、無効電力制御などを行っている。発電監視制御装置31の他、変圧器、遮断器の状態信号は、構内通信線21を経て監視制御装置22に集められる。また、必要に応じ、監視制御装置22から制御信号が各機器へ送られる。監視制御装置22は、通信線20により構外との通信も可能である。
【0014】
図2は、監視制御装置22の構成を示すブロック図である。同装置22は、負荷40での消費電力に関する情報を、例えば、5分以上30分以下の所定時間間隔で順次収集し、収集した情報を基に所定時間後、例えば、5分以上30分以下の所定時間後の必要電力を予測する情報収集手段として、通信装置231と需要予測や発電装置出力の最適化等を行うための演算処理装置232、入力装置233、及び表示装置234を備えて構成されている。演算処理装置232には、各種データベース(以下、DBと略記する)が接続されている。各種DBには、負荷・稼動状況情報DB、メンテナンス情報DB、コスト情報DBが含まれる。また、演算処理装置232は、構内通信ネットワークによりリモート入出力装置275に接続されている。リモート入出力装置275は、構内の各機器の状態信号を取り込むとともに、各機器に制御信号を出力する。表示装置234には、負荷状態、発電装置稼動状況、電圧・力率・電力フロー、開閉器状態、需要予測、発電装置指令値、機器異常、メンテナンス指示等が表示される。
【0015】
図3は、演算処理装置232の構成と動作を示すブロック図である。演算処理装置232は、状態信号受信部251と制御信号発生部252と演算処理部253とメモリ部254と構外との通信を行うための、通信機能部255からなっている。
【0016】
状態信号受信部251には、負荷装置状態信号(#1〜#n)の信号、発電装置状態信号(#1〜#m)、電圧・力率モニタ信号、開閉器状態信号、機器異常信号が与えられる。負荷装置状態信号の中には負荷での消費電力が含まれており、需要予測のベースデータとなる。機器異常信号には原動機(ディーゼルエンジン)の燃焼異常や温度異常、発電機の異常振動や絶縁異常、受変電設備・連系装置の絶縁物異常などが含まれる。
【0017】
状態信号受信部251で得られた情報に基づき、演算処理部253において、需要予測および発電装置出力の最適化を行い、その結果に基づく制御信号を発生する。具体的には、調速器、電圧調整器の指令値からなる、発電装置制御信号(#1〜#m)、無効電圧調整器制御信号、開閉器制御信号(負荷制御を含む)を発して、各装置の制御を行う。制御の結果は監視制御装置22でモニタされる。
【0018】
図4は、監視制御装置22の処理を示すフローチャート図である。本例では、10分間隔で同図のフローチャートで示される処理を行った。
【0019】
該図に示す如く、先ず天気、気温、電気料金や燃料費を最新の時間ステップの値に更新する(1201)。次に負荷モニタリングにより最新の負荷需要を求める(1202)とともに、負荷・稼動状態情報DBに蓄積される(1203)。負荷の時間変化、天気、気温に基づき、ニューラル・ネットワーク法を用いて10分後の需要を予測する(1204)。実際に計測された負荷の時間変化(負荷曲線)に関して、ニューラル・ネットワーク法を適用したところ、5%以下の誤差で予測できることを確認した。
【0020】
制御値更新の時間間隔は、必要とされる予測の精度と発電装置を起動、停止するのに必要な時間により決定する。系統への逆潮流を防止するため、時間間隔は30分以下で、典型的には10分あるいは5分に設定する。
【0021】
上記需要を満たすため、構内の発電装置による発電と送受配電系統からの買電でまかなうが、電力供給コストがほぼ最小となるように発電量と買電の割合を決定した。具体的には、電力供給コストを目的関数として線形計画法を適用し最適化を行った(1205)。ただし、本実施形態では逆潮流なし、即ち、構内で発電した電力は構内の負荷装置で消費し、送配電系統には流さないものとして扱った。上記最適化の結果に基づき、発電装置の稼動/停止、また稼動の場合は出力の設定を行う(1206)。電圧・力率のモニタリング結果に基づき(1207)、電圧調整装置の設定を行う(1208)。
【0022】
機器、特に発電装置の異常が検出された時(1209)は、メンテナンス情報DBに記録する(1210)とともに、発電装置の切換えができるかどうかを調べ(1211)、可能であれば、再度最適化計算を行い、出力の設定を再度行う(1213)。切換えができない場合は、予め定めた優先順位により負荷選択遮断を行う(1212)。実際に、負荷選択遮断を行う前に警報を出し、負荷を軽減することで、負荷選択遮断を回避できる場合もある。
【0023】
図5(a)は、図1の実施形態における電力供給の例である。同図(b)は、従来から行われている予め設定した時刻に発電装置の起動停止を行う方法で電力供給を行った例である。いずれも、4台の発電装置を用いている。図中の曲線は、それぞれ電力需要、自家発電量、買電量を示している。
【0024】
該図から明らかな如く、本実施形態の手法((a)の方法)によれば、従来の(b)の方法に比べ買電量を30%程度軽減できる。この場合、電力供給コストは、約12%の低減ができた。
【0025】
なお、発電装置を稼動させる場合は、総稼動時間が短い装置から稼動させることにより、4台の発電装置の総稼動時間をほぼ等しくでき、特定の発電装置のメンテナンスや装置更新が早くなるのを防止することができた。
【0026】
これまで、需要家内の発電装置を負荷に合わせて効率的に運用し、不足する電力は一般電気事業者から供給を受ける場合について説明してきたが、一般電気事業者に代わって、予め定めた需要家に対して、集中供給センタから託送により不足する電力の供給を受けることも可能である。集中供給センタから供給される電力を、「補給電力」と呼ぶことにする。
【0027】
図6は、集中供給センタ110を含む主要機器の構成を示す模式図である。需要家の構内の設備は図1の実施形態と同様であるが、簡単のため、主な機器のみを示している。また、同図では、2需要家のみを記載しているが、5つの需要家に集中供給センタから電力が供給される。
【0028】
集中供給センタ110の発電装置30で発電された電力は、変電所102aで昇圧して送電線101を経て送電され、変電所102bで降圧されて送配電系統10を経て、各需要家に電力が供給される。送配電系統10への受電電力量を計測する受電用計測器105、各需要家への供給電力量を計測する計測器106a、106bが設けられている。
【0029】
集中供給センタ110には、発電設備として5台の発電装置30(各2000kW)が設置されており、集中供給センタ110では、各需要家に対して供給される補給電力に合わせて、発電設備の稼動・停止を決定するとともに、稼動の場合はその出力を決定する。集中供給センタ110での各発電装置30の稼動状況は、集中監視制御装置120で監視される。
【0030】
一方、集中供給センタ110での発電設備の制御値の決定に必要な各需要家で必要になる補給電力の予測値は、監視制御装置22から通信線20、公衆回線121を経て、集中監視制御装置120に集められる。
【0031】
図7は、集中供給センタにおける監視画面を示す模式図である。上部には、集中供給センタが管轄する各需要家(351)の予測需要(352)、自家供給電力(353)、各需要家に供給しなければならない補給電力(354)、供給地点での託送電力(355)、過不足(356)が表示され、更に、全補給電力(357)と全託送電力も表示される。下部には、集中供給センタに設置されている各発電装置および系統側(361)の電圧(362)、周波数(364)、位相(364)、発電出力(365)が表示されている。更に、受電点での託送電力(366)、受電電力と供給電力(合計)の偏差(367)も表示される。
30分ごとの託送電力の変動範囲は、通常、送電サービスの契約電力の3%以内になるように発電出力が調整される。
【0032】
次に、本実施形態における集中供給センタ110内の発電装置30の最適な運用方法について述べる。
【0033】
図8は、発電装置30の運用方法を説明するための図であり、需要家における消費電力、発電電力、託送電力、集中供給センタ110における発電電力の量的な関係を模式的に示している。
【0034】
需要家は1からnまであるが、図では需要家1と需要家jのみを示している。401は各需要家での消費電力、402は需要家での発電電力、403は託送電力である。集中供給センタ110の発電電力405は、発電装置毎に示している。発電装置kの発電電力をG のように示している。簡単のため、託送時の損失はないものとして説明する。
【0035】
需要家jでは、負荷における消費電力(Lj )は、自家の発電電力(Gj )と託送電力(Bj )の和に等しくならなければならない。すなわち、1からnについて、次式が成り立つ。
【0036】
j=Gj+Bj …(1)
j は、複数の発電装置から供給されることもある。各需要家では、先に説明したように、電力供給コストが最小になるように、発電装置が運用される。その結果、各需要家で必要な託送電力は、
j=Lj−Gj (j=1〜n) …(2)
となる。
【0037】
これらの託送電力を供給するための集中供給センタ110の運用を考える。全託送電力を供給するのに必要な費用Φは、発電に必要な費用、託送に必要な費用、その他の経費(e)からなる。発電装置kでの発電電力をGk 、発電単価gk とし、託送従量料金c、託送基本料金dとすれば、
Φ=Σ(gk×Gk)+Σ(c×Bj+d)+e …(3)
ここで、右辺第1項のΣは、kが1〜mまでの和を、第2項のΣは、jが1〜nまでの和を表す。(3)式第2項は、時間的に変化するが、Φが最小になるように、発電電力(Gk :k=1〜m)を決定することができる。
【0038】
本手法を適用することにより、集中供給センタ110から各需要家への電力供給費用を低く抑える事ができ、低コストでの各需要家への電力供給が可能になる。
【0039】
また、本実施形態における電力供給システムにおいては、図9に示すように、監視制御装置22の表示装置234の表示画面上に、送配電系統10と需要家内の各機器とを結ぶ分散型電源系統の系統図500が表示されるとともに、系統図500に隣接して情報画面や天候・日時・温度などに関する情報が表示されるようになっている。情報画面としては、例えば、買電情報画面501、受電変圧器情報画面502、発電機情報画面503、負荷・予測情報画面504が表示されるようになっており、各情報画面には、センサからの情報やオペレータの操作による情報が表示されるようになっている。例えば、買電情報画面501には、電力会社名、電力の種類、有効電力などが表示され、発電機情報画面503には、各発電機30の仕様や運転状態に関する情報が表示され、負荷・予測情報画面504には、現在の消費電力、有効電力などが表示されるようになっている。また、負荷・予測情報画面504には、必要電力の予測値が設定値の範囲外になったときに、その旨が点滅表示されるようになっている。
【0040】
ここで、買電契約や受電変圧器に関する情報を設定するための操作を行なうと、図10に示すように、電力会社との契約に関する設定画面や受電変圧器の特性などに関する設定画面が表示されるようになっている。また、各発電機30の詳細を設定するための操作を行なうと、図11に示すように、発電機30の仕様などを設定するための設定画面が表示されるようになっている。
【0041】
一方、モニタ画面の表示を選択すると、図12に示すように、予測需要、総発電機出力、買電量、実需要に関する情報が時間軸に沿ってトレンド表示されるようになっている。また、図13に示すように、各発電機30の出力をモニタするためのモニタ画面を選択すると、各発電機30の出力の推移が時間軸に沿ってトレンド表示されるようになっている。さらに、図14に示すように、1日分の消費電力や買電量などの情報が集計されると、演算処理装置232において、1日分のコストが評価され、その分析結果が表示装置234の表示画面上に表示されるようになっている。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、一般電気事業者から購入する電力を、昼夜、季節を通じて低く抑える事ができ、低コストで電力を得る事ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力供給システムの運用方法の一実施形態を説明するためのシステム構成図である。
【図2】図1の実施形態に採用される監視制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施形態に採用される演算処理装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図2に示した監視制御装置の処理を示すフローチャート図である。
【図5】本発明と従来例における電力供給の例を示し、(a)は本発明の場合であり、(b)は従来例の場合である。
【図6】本発明の他の実施形態を説明するための集中供給センタを含む主要機器の構成図である。
【図7】図6に示した集中供給センタにおける監視画面を示す図である。
【図8】本発明における発電設備の運用方法を説明するための図である。
【図9】電力供給システムの系統図の表示例を示す図である。
【図10】買電契約・受電変圧器の設定画面の表示例を示す図である。
【図11】発電機の詳細設定画面の表示例を示す図である。
【図12】日負荷曲線の表示例を示す図である。
【図13】発電機モニタ画面の表示例を示す図である。
【図14】コスト評価の分析結果の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…需要家、2…連系保護装置、3、6…変圧器、4、5…遮断器、7…配線用遮断器、8…発電装置連絡用遮断器、9…発電装置出力端遮断器、10…送配電系統、11…母線、20…通信線、21…構内通信線、22…監視制御装置、30…発電装置、31…発電監視制御装置、40…負荷、50…無効電力調整装置、101…送電線、102a、102b…変電所、104…電力計測装置、105…受電用計測器、106a、106b…計測器、110…集中供給センタ、120…集中監視制御装置、121…公衆回線。

Claims (1)

  1. 需要家内に設置された複数の発電装置の発電と外部の送配電系統からの買電を組み合わせて、前記需要家内に設置された負荷装置に電力を供給する電力供給システムであって、前記需要家内に前記発電装置の運用を制御する監視制御装置を設け、該監視制御装置は、前記負荷装置の消費電力の情報を5分以上30分以下の設定時間間隔で順次収集し、収集した消費電力の情報に基づいて前記設定時間間隔ごとに消費電力を予測し、予測消費電力に基づいて電力供給コストを目的関数とする線形計画法により前記電力供給コストが最小となるように、前記各発電装置による発電量と買電量の割合を決定する最適化計算を前記発電装置で発電した電力は前記送配電系統には流さないものとして実行し、該最適化計算の結果に基づいて前記発電装置の稼動或いは停止及び稼動時の発電出力を制御する指令を前記予測消費電力の予測周期内に前記発電装置に出力するものとし、稼動する発電装置の異常がメンテナンス情報データベースに記録されているときは、他の発電装置に切換えて前記最適化計算を再度実行することを特徴とする電力供給システム。
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