JPH1189049A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JPH1189049A JPH1189049A JP9235298A JP23529897A JPH1189049A JP H1189049 A JPH1189049 A JP H1189049A JP 9235298 A JP9235298 A JP 9235298A JP 23529897 A JP23529897 A JP 23529897A JP H1189049 A JPH1189049 A JP H1189049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulated wire
- insulated
- electrical connection
- terminals
- unnecessary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】絶縁板10に取付けられた圧接端子20の電線
圧接部21に沿って絶縁電線30を直接布線し、しかる
後該絶縁電線30を圧接端子20の電線圧接部21に圧
接すると共に圧接端子20位置で絶縁電線30を切断し
て所定の電気回路を形成してなる電気接続箱において
は、両側が切断されて不用となった絶縁電線31が発生
し、該不用となった絶縁電線31の除去が面倒であると
いう問題があった。 【解決手段】圧接端子20位置で両側が切断されて不用
となった絶縁電線31を固定体60で固定した状態で収
納したことを特徴とする電気接続箱である。
圧接部21に沿って絶縁電線30を直接布線し、しかる
後該絶縁電線30を圧接端子20の電線圧接部21に圧
接すると共に圧接端子20位置で絶縁電線30を切断し
て所定の電気回路を形成してなる電気接続箱において
は、両側が切断されて不用となった絶縁電線31が発生
し、該不用となった絶縁電線31の除去が面倒であると
いう問題があった。 【解決手段】圧接端子20位置で両側が切断されて不用
となった絶縁電線31を固定体60で固定した状態で収
納したことを特徴とする電気接続箱である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車内の配線等に
使用される電気接続箱に関するものである。
使用される電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車内の配線等に使用される電
気接続箱として、金属板を打ち抜いて形成したバスバー
に代えて絶縁電線を使用したものが開発されるている。
すなわちこの電気接続箱は、図2に示すように、絶縁板
10と、該絶縁板10に取付けられた圧接端子20と、
該圧接端子20に圧接された絶縁電線30とを備えてい
るものである。圧接端子20は一端側に電線圧接部21
が他端側に端子部22が形成された略Y字状のものであ
り、電線圧接部21に絶縁電線30が圧接されている。
なお、図示しないが、絶縁板10の上下部にはケースが
取付けれられて使用されるものである。
気接続箱として、金属板を打ち抜いて形成したバスバー
に代えて絶縁電線を使用したものが開発されるている。
すなわちこの電気接続箱は、図2に示すように、絶縁板
10と、該絶縁板10に取付けられた圧接端子20と、
該圧接端子20に圧接された絶縁電線30とを備えてい
るものである。圧接端子20は一端側に電線圧接部21
が他端側に端子部22が形成された略Y字状のものであ
り、電線圧接部21に絶縁電線30が圧接されている。
なお、図示しないが、絶縁板10の上下部にはケースが
取付けれられて使用されるものである。
【0003】上記構造の電気接続箱は、絶縁板10に取
付けられた圧接端子20の電線圧接部21に沿って絶縁
電線30を直接布線し、しかる後該絶縁電線30を圧接
端子20の電線圧接部21に圧接すると共に圧接端子2
0位置で絶縁電線30を切断40して所定の電気回路を
形成することにより製造するものである。
付けられた圧接端子20の電線圧接部21に沿って絶縁
電線30を直接布線し、しかる後該絶縁電線30を圧接
端子20の電線圧接部21に圧接すると共に圧接端子2
0位置で絶縁電線30を切断40して所定の電気回路を
形成することにより製造するものである。
【0004】ところで、上記のように圧接端子20位置
で絶縁電線30を切断40すると、両側が切断されて不
用となった絶縁電線31が発生する。この不用の絶縁電
線31は、従来、作業者が手で除去したりロボットを使
用して除去したり、または図3に示すように、絶縁板1
0に除去孔50を開けておき、該除去孔50から除去し
ていた。
で絶縁電線30を切断40すると、両側が切断されて不
用となった絶縁電線31が発生する。この不用の絶縁電
線31は、従来、作業者が手で除去したりロボットを使
用して除去したり、または図3に示すように、絶縁板1
0に除去孔50を開けておき、該除去孔50から除去し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、全ての
不用の絶縁電線31を作業者が手で除去する作業は非常
に面倒であるという問題があり、またロボットを使用し
て除去する方法は設備費が嵩むという問題があり、更に
絶縁板10に除去孔50を開けておくと絶縁板10の強
度が弱くなると共に絶縁板10を成形する際成形不良が
起きやすいという問題があった。
不用の絶縁電線31を作業者が手で除去する作業は非常
に面倒であるという問題があり、またロボットを使用し
て除去する方法は設備費が嵩むという問題があり、更に
絶縁板10に除去孔50を開けておくと絶縁板10の強
度が弱くなると共に絶縁板10を成形する際成形不良が
起きやすいという問題があった。
【0006】そこで、不用の絶縁電線31を除去する手
間を省くためには、図4に示すように、不用の絶縁電線
31の両側を切断しないで1か所のみを切断40するよ
うにすることも考えられるが、このようにすると、圧接
端子20位置から延び出た不用の絶縁電線31は自由に
動く状態なので、絶縁電線31に力等が加わると、圧接
端子20に接続された絶縁電線30にも力が加わり、接
続部において電気的接触不良を起こすという問題があ
る。
間を省くためには、図4に示すように、不用の絶縁電線
31の両側を切断しないで1か所のみを切断40するよ
うにすることも考えられるが、このようにすると、圧接
端子20位置から延び出た不用の絶縁電線31は自由に
動く状態なので、絶縁電線31に力等が加わると、圧接
端子20に接続された絶縁電線30にも力が加わり、接
続部において電気的接触不良を起こすという問題があ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決した電気接続箱を提供するもので、その構成は、
絶縁板と、該絶縁板に取付けた圧接端子と、該圧接端子
に圧接された絶縁電線とを備えてなる電気接続箱におい
て、圧接端子位置で両側が切断されて不用となった絶縁
電線を固定体で固定した状態で収納したことを特徴とす
るものである。
を解決した電気接続箱を提供するもので、その構成は、
絶縁板と、該絶縁板に取付けた圧接端子と、該圧接端子
に圧接された絶縁電線とを備えてなる電気接続箱におい
て、圧接端子位置で両側が切断されて不用となった絶縁
電線を固定体で固定した状態で収納したことを特徴とす
るものである。
【0008】上記のように、圧接端子位置で両側が切断
されて不用となった絶縁電線を固定体で固定した状態で
収納すると、不用となった全ての絶縁電線の除去作業を
必要とせずまた絶縁板やケースに除去孔を設ける必要も
なくなる。更に絶縁電線は圧接端子の位置で切断される
ので、接続部に異常な力が作用せず接続部で電気的接触
不良を起こすこともない。
されて不用となった絶縁電線を固定体で固定した状態で
収納すると、不用となった全ての絶縁電線の除去作業を
必要とせずまた絶縁板やケースに除去孔を設ける必要も
なくなる。更に絶縁電線は圧接端子の位置で切断される
ので、接続部に異常な力が作用せず接続部で電気的接触
不良を起こすこともない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図1は本発明に係る電気接続箱の要部
を示す説明図である。この電気接続箱は、絶縁板10
と、該絶縁板10に取付けられた圧接端子20と、該圧
接端子20の電線圧接部21に圧接された絶縁電線30
を備えている点は従来のものと同様であるが、圧接端子
20位置で両側が切断40されて不用となった絶縁電線
31を固定体60で固定した点に特徴がある。
照して説明する。図1は本発明に係る電気接続箱の要部
を示す説明図である。この電気接続箱は、絶縁板10
と、該絶縁板10に取付けられた圧接端子20と、該圧
接端子20の電線圧接部21に圧接された絶縁電線30
を備えている点は従来のものと同様であるが、圧接端子
20位置で両側が切断40されて不用となった絶縁電線
31を固定体60で固定した点に特徴がある。
【0010】すなわち固定体60は、絶縁板10から一
体に突設されており、絶縁電線30を挟持するように形
成されている。この固定体60の形状は特に限定するも
のではなく、不用となった絶縁電線31を固定できる形
状であればよい。
体に突設されており、絶縁電線30を挟持するように形
成されている。この固定体60の形状は特に限定するも
のではなく、不用となった絶縁電線31を固定できる形
状であればよい。
【0011】なお、固定体60に絶縁電線30を挿入す
る作業は、絶縁電線30を圧接端子20に圧接する作業
と同時に行うものである。また、不用となった絶縁電線
31が複数箇所ある場合には、複数箇所に固定体60を
設けるものである。但し全ての不用となった絶縁電線3
1を固定体で固定する必要はなく、除去の容易な不用絶
縁電線31は除去してしまい、除去の困難な不用絶縁電
線31のみを固定体で固定するようにしてもよい。
る作業は、絶縁電線30を圧接端子20に圧接する作業
と同時に行うものである。また、不用となった絶縁電線
31が複数箇所ある場合には、複数箇所に固定体60を
設けるものである。但し全ての不用となった絶縁電線3
1を固定体で固定する必要はなく、除去の容易な不用絶
縁電線31は除去してしまい、除去の困難な不用絶縁電
線31のみを固定体で固定するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る電気接続箱
は、絶縁板と、該絶縁板に取付けた圧接端子と、該圧接
端子に圧接された絶縁電線とを備えてなる電気接続箱に
おいて、圧接端子位置で両側が切断されて不用となった
絶縁電線を固定体で固定した状態で収納したことを特徴
とするものである。したがって不用となった全ての絶縁
電線の除去作業を必要とせずまた絶縁板やケースに除去
孔を設ける必要もなくなる。また絶縁電線は圧接端子の
位置で切断されるので、接続部に異常な力が作用せず、
接続部で電気的接触不良を起こすこともない。
は、絶縁板と、該絶縁板に取付けた圧接端子と、該圧接
端子に圧接された絶縁電線とを備えてなる電気接続箱に
おいて、圧接端子位置で両側が切断されて不用となった
絶縁電線を固定体で固定した状態で収納したことを特徴
とするものである。したがって不用となった全ての絶縁
電線の除去作業を必要とせずまた絶縁板やケースに除去
孔を設ける必要もなくなる。また絶縁電線は圧接端子の
位置で切断されるので、接続部に異常な力が作用せず、
接続部で電気的接触不良を起こすこともない。
【図1】本発明に係る電気接続箱の要部を示す説明図。
【図2】電気接続箱の説明図。
【図3】不用となった絶縁電線の除去状態の説明図。
【図4】不用となった絶縁電線の他の切断状態の説明
図。
図。
【符号の説明】 10 絶縁板 20 圧接端子 30 絶縁電線 40 切断 60 固定体
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁板と、該絶縁板に取付けた圧接端子
と、該圧接端子に圧接された絶縁電線とを備えてなる電
気接続箱において、圧接端子位置で両側が切断されて不
用となった絶縁電線を固定体で固定した状態で収納した
ことを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235298A JPH1189049A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235298A JPH1189049A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1189049A true JPH1189049A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=16984052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9235298A Pending JPH1189049A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1189049A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731599B1 (ko) * | 2005-11-17 | 2007-06-22 | (주)에이스안테나 | 상호 변조 왜곡 억압을 위한 케이블 고정접속 장치 |
-
1997
- 1997-09-01 JP JP9235298A patent/JPH1189049A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731599B1 (ko) * | 2005-11-17 | 2007-06-22 | (주)에이스안테나 | 상호 변조 왜곡 억압을 위한 케이블 고정접속 장치 |
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