JPH118764A - 画像読取装置及び画像読取方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取方法及び記憶媒体

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JPH118764A
JPH118764A JP9175183A JP17518397A JPH118764A JP H118764 A JPH118764 A JP H118764A JP 9175183 A JP9175183 A JP 9175183A JP 17518397 A JP17518397 A JP 17518397A JP H118764 A JPH118764 A JP H118764A
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JP9175183A
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English (en)
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Hiroyuki Yaguchi
博之 矢口
Ryosuke Miyamoto
了介 宮本
Hideaki Shimizu
秀昭 清水
Yasuhiro Takiyama
康弘 瀧山
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
Naotsugu Itou
直紹 伊藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の原稿読取位置のいずれにおいても可及
的に明度の低い原稿用紙に係る原稿部分の画像データを
検知できるようにする。 【解決手段】 照射された光を乱反射、または吸収する
部材が複数の読取位置に配設され、指定された読取位置
で原稿と光照射手段とを相対的に移動させることにより
原稿読取を行う画像読取装置において、読取られた画像
データの中から原稿部分に対応する原稿画像データを検
知する際のスレッショルド(L1,L2)を前記複数の
読取位置に応じて切替えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の読取位置を
有する複写機等の画像読取装置、及び画像読取方法、及
び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像読取装置では、原稿に対
して光学系を相対的に移動させてスキャンすることによ
り、原稿画像を光学的に読取るスキャナが設けられてい
るが、このスキャナのスキャニング方式としては、原稿
を停止させた状態で光学系を移動させながら原稿画像を
読取る方式(以下、ブック読み方式という)と、光学系
を停止させた状態で原稿を移動させながら原稿画像を読
取る方式(以下、流し読み方式という)が知られてい
る。
【0003】また、これらブック読み方式と原稿流し読
み方式を両方とも行い得るスキャナを備えた画像読取装
置も実現されており、この種の画像読取装置では、原稿
読取りを行う位置(読取位置)は、両方式間で異なる位
置に設定されている。
【0004】また、読取位置で原稿の向きが傾いていた
としても、その傾きを補正して正常な向きの原稿画像デ
ータ(原稿の地の部分のデータを含む)を得るために、
原稿よりサイズの大きな銀圧板(光を乱反射、あるいは
吸収する部材)を搬送路上の読取位置に配設し、銀圧板
の画像と原稿の画像とを含む画像データの中から銀圧板
の画像データと原稿の画像データとの境界を検出し、矩
形で原稿の画像データを切出す機能を備えた画像読取装
置も実現されており、この機能に加えてブック読み方式
と流し読み方式の双方のスキャニング方式をも行い得る
画像読取装置も実現されている。
【0005】なお、銀圧板の画像データと原稿の画像デ
ータとの境界を検出する場合は、これらデータを区別す
るするためのスレッショルドを予め設定しておき、この
スレッショルドに基づいて両データを区別している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の画像
読取装置では、2つの読取位置における銀圧板の取付け
方や、材質の違いにより、銀圧板の画像データのレベル
(光の反射、吸収の度合い)が異なってしまうにも拘ら
ず、従来は、2つの読取位置に共通なスレッショルドを
設定していたため、この共通なスレッショルドは、原稿
の画像データのレベルに近い方の銀圧板の画像データの
レベル(高レベル)に基づいて設定せざるを得なかっ
た。
【0007】このため、データレベルの差が大きい方の
読取位置では、本来、低レベルのスレッショルドを設定
することにより、或る程度明度の低い原稿用紙であって
も、原稿部分の画像データを適切に検知することが可能
であるにも拘らず、このような検知を行うことができな
かった。
【0008】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その目的は、複数の原稿読取位置のいずれにお
いても可及的に明度の低い原稿用紙に係る原稿部分の画
像データを検知できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、複数の読取位置で原稿を光
学的に読み取って画像データを出力する読取手段と、前
記読取手段により読み取られた画像データの中から原稿
に対応する原稿画像データを検知する検知手段と、前記
検知手段により原稿画像データを検知する際のスレッシ
ョルドを前記読取位置に応じて切替える切替手段とを備
えている。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の前記読取位置に前記検知手段による検知を行うた
めの部材を配設している。
【0011】また、請求項3記載の発明では、請求項2
記載の前記部材は、光を乱反射または吸収する部材によ
り構成されている。
【0012】また、請求項4記載の発明では、請求項1
記載の前記切替手段は、前記複数の読取位置に対応する
スレッショルドが個別に記憶された複数の記憶手段を有
し、読取位置に応じて該記憶手段を選択することにより
スレッショルドを切替えている。
【0013】また、請求項5記載の発明では、請求項1
記載の前記切替手段は、前記複数の読取位置に対応する
スレッショルドを記憶するための1つの記憶手段を有
し、該記憶手段に対して書換えを行うことにより読取位
置に応じてスレッショルドを切替えている。
【0014】また、請求項6記載の発明では、請求項1
記載の前記検知手段は、前記読取られた画像データを2
値化するためのしきい値として前記スレッショルドを使
用している。
【0015】また、請求項7記載の発明では、請求項1
記載の前記検知手段は、複数の画素に対応する画像デー
タを単位として原稿画像データを検知している。
【0016】また、請求項8記載の発明においては、請
求項1記載の前記複数の読取位置では、光照射手段を停
止した状態で原稿を移動させる流し読み、または原稿を
停止した状態で光照射手段を移動させるブック読みのい
ずれかを行っている。
【0017】また、請求項9記載の発明は、複数の読取
位置で原稿を光学的に読み取って画像データを出力する
読取工程と、前記読取工程により読み取られた画像デー
タの中から原稿に対応する原稿画像データを検知する検
知工程と、前記検知工程により原稿画像データを検知す
る際のスレッショルドを前記読取位置に応じて切替える
切替工程とを備えている。
【0018】また、請求項10記載の発明では、請求項
9記載の前記読取位置に前記検知工程による検知を行う
ための部材を配設している。
【0019】また、請求項11記載の発明では、請求項
10記載の前記部材は、光を乱反射または吸収する部材
により構成されている。
【0020】また、請求項12記載の発明では、請求項
9記載の前記切替工程は、前記複数の読取位置に対応す
るスレッショルドが個別に記憶された複数の記憶手段を
読取位置に応じて選択することによりスレッショルドを
切替えている。
【0021】また、請求項13記載の発明では、請求項
9記載の前記切替工程は、前記複数の読取位置に対応す
るスレッショルドを記憶するための1つの記憶手段に対
して書換えを行うことにより読取位置に応じてスレッシ
ョルドを切替えている。
【0022】また、請求項14記載の発明では、請求項
9記載の前記検知工程は、前記読取られた画像データを
2値化するためのしきい値として前記スレッショルドを
使用している。
【0023】また、請求項15記載の発明では、請求項
9記載の前記検知工程は、複数の画素に対応する画像デ
ータを単位として原稿画像データを検知している。
【0024】また、請求項16記載の発明においては、
請求項9記載の前記複数の読取位置では、光照射手段を
停止した状態で原稿を移動させる流し読み、または原稿
を停止した状態で光照射手段を移動させるブック読みの
いずれかを行っている。
【0025】また、請求項17記載の発明は、複数の読
取位置で原稿を光学的に読み取って画像データを出力す
る読取ルーチンと、前記読取ルーチンにより読み取られ
た画像データの中から原稿に対応する原稿画像データを
検知する検知ルーチンと、前記検知ルーチンにより原稿
画像データを検知する際のスレッショルドを前記読取位
置に応じて切替える切替ルーチンとを含むプログラムを
記憶している。
【0026】また、請求項18記載の発明では、請求項
17記載の前記読取位置に前記検知ルーチンによる検知
を行うための部材を配設している。
【0027】また、請求項19記載の発明では、請求項
18記載の前記部材は、光を乱反射または吸収する部材
により構成されている。
【0028】また、請求項20記載の発明では、請求項
17記載の前記切替ルーチンは、前記複数の読取位置に
対応するスレッショルドが個別に記憶された複数の記憶
手段を読取位置に応じて選択することによりスレッショ
ルドを切替えている。
【0029】また、請求項21記載の発明では、請求項
17記載の前記切替ルーチンは、前記複数の読取位置に
対応するスレッショルドを記憶するための1つの記憶手
段に対して書換えを行うことにより読取位置に応じてス
レッショルドを切替えている。
【0030】また、請求項22記載の発明では、請求項
17記載の前記検知ルーチンは、前記読取られた画像デ
ータを2値化するためのしきい値として前記スレッショ
ルドを使用している。
【0031】また、請求項23記載の発明では、請求項
17記載の前記検知ルーチンは、複数の画素に対応する
画像データを単位として原稿画像データを検知してい
る。
【0032】また、請求項24記載の発明においては、
請求項17記載の前記複数の読取位置では、光照射手段
を停止した状態で原稿を移動させる流し読み、または原
稿を停止した状態で光照射手段を移動させるブック読み
のいずれかを行っている。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を図
面を参照しながら説明する。
【0034】図1は、本本発明の実施の形態例に係る画
像読取装置を適用した複写機の概略構成を示した図であ
り、画像記録部1、画像読取部2、操作部3、およびフ
ィニッシング装置4により構成されている。
【0035】画像読取部2は、原稿を読取位置へ給送す
る原稿給送装置(以下、ADFという)200と、原稿
画像を光学的に読取るスキャナ250により構成されて
いる。画像記録部1は、画像読取部2により読取られた
画像データ、或いはコンピュータ端末、ファクシミリ等
の外部機器(図示せず)から送られてくる画像データを
可視像化して転写紙などの記録媒体に印刷する。この画
像記録部1には大存量のプリントバッファメモリ(以
下、PBMという)15を備えており、画像読取部2か
ら入力された画像データや外部機器から送られてきた画
像データを蓄積し、データ入れ替えなどのソーティング
を行う。
【0036】操作部3は、ディスプレイおよび操作用キ
ーボード(あるいはタッチパネル式ディスプレイ)で構
成されており、枚数設定、部数設定、画像の編集・加工
などユーザーが行う様々な設定の入力と、選択されたモ
ードや、マシンの状態を示す表示が行われる。フィニッ
シング装置4は、画像記録部1で画像記録がなされた記
録紙に対して仕分け、ステープル、製本等を行う。
【0037】装置全体の動作を説明すると、ユーザーが
画像読取部2のADF200上に原稿をセットし、操作
部3により各種のモードを選択・設定して複写開始を指
示すると、ADF200によりl枚づつ給送された原稿
の画像は、順次、スキャナ250により読取られる。な
お、スキャナ250は、露光された原稿画像をCCDラ
インセンサ111(図2参照)で光電変換し電気信号と
して読取る。読取られた画像信号は、後述する画像処理
部ll(図3参照)で各種の処理が施された後、圧縮処
理されて画像記録部1のPBMl5に転送される。画像
記録部1では、操作部3によるユーザー設定に応じてP
BMl5から画像信号が順次読出され、読出された画像
信号は感光体露光のための光信号に変換される。それ以
降は、通常の電子写真プロセスにおける帯電、露光、潜
像、現像、転写、分離、定着の各工程を経て記録媒体上
に記録される。
【0038】次に、図2を用いて画像読取部2を詳細に
説明する。図2は、上記ADF200とスキャナ250
の構成を示した図である。
【0039】図2において201は原稿を積載する原稿
トレー、202a,202bは原稿露光を行ってその反
射光を受取る第lミラー台,第2ミラー台、203は流
し読み時の原稿読取位置、204はブック読み時の原稿
読取位置、205は給紙部、206は流し読み時の原稿
読取位置203までの搬送路、207は流し読み時の原
稿読取位置203で読取った片面原稿を排出する搬送
路、208は流し読み時の原稿読取位置203で読取っ
た原稿を、表裏反転して再び流し読み時の原稿読取位置
203に搬送するための搬送路、209は原稿の裏面を
流し読み時の原稿読取位置203読取った後、排出する
搬送路である。
【0040】211は搬送路206内の待機ポジショ
ン、212は搬送路208内の待機ポジションであり、
これらポジションは画像記録部1のPBMl5の残容量
に応じて搬送路内に原稿を停止させるときの位置であ
る。
【0041】ADF200は、非循環式原稿給送装置で
あり、原稿トレー201から給紙された原稿は再び原稿
トレー201に戻されることはなく、排紙トレー213
に排紙される。また、給紙部205、搬送路206,2
07,208,209は、個別に原稿給送制御が行われ
る。このADF200は、操作部3による指定、および
マシンの状態に基づいて後述するコントローラー123
により制御される。
【0042】ここで流し読みとは、第1ミラー台202
aを流し読み時の原稿読取位置203に固定し、その原
稿読取位置203上で原稿を移動させながらスキャンす
る方式のことである。なお、図中の実線矢印は片面原稿
の流し読み時、点線矢印は両面原稿の流し読み時の搬送
方向を示している。一方、ブック読みとは、ブック読み
時の原稿読取位置204上に置かれた原稿を動かさず、
第lミラー台202a、第2ミラー台202b等の光学
系を移動させながらスキャンする方式のことであり、い
ずれの方式も原稿に対して光学系を相対的に移動させる
ことによりスキャンする。原稿露光による反射光は、レ
ンズ210を介してCCDIll上に投影され、光電変
換される。
【0043】搬送路206,208は共に縱送り(ポー
トレート送り)時に2枚のA4サイズの原稿が入る長
さ、すなわち横送り(ランドスケープ送り)時にはA3
サイズの原稿がl枚入る長さとなっている。また、給紙
トレイ201には、フェースアップ先頭ページ処理を行
うべく、表面を上側にして先頭ページが一番上になるよ
うに原稿を積載する。なお、ポートレート送りを行って
両面流し読みを行う場合は、ランドスケープ送りを行っ
て片面流し読みを行う場合に比べて副走査長さが半分に
なるので、2ページ単位で表裏反転し、lページ目表、
2ページ目表、lページ目裏、2ページ目裏、3ページ
目表、4ページ目表、3ページ目裏、…という順序で読
取るように搬送制御する。また、両面流し読み時には、
表面と裏面とで原稿搬送方向が逆方向となるように双方
向原稿フィードが行われる。
【0044】次に、スキャナ250により読取った画像
データを処理する画像処理部llを図3に基づいて詳細
に説明する。
【0045】CCD111から出力されたアナログの画
像データ(RGB)は、A/D変換回路112によりデ
ジタル画像信号に変換される。デジタル化されたRGB
信号はシエーディング/色空間変換回路113により黒
補正、白補正(シエーディング補正),色補正(マスキ
ング)の処理が施されることによって正規化および標準
化される。標準化されたRGB信号は、2色分離回路1
14により輝度/濃度変換および黒赤2色分離処理が行
われ、黒画像信号115と赤画像信号116が生成され
る。
【0046】また、標準化されたRGB信号は原稿の画
像領域、すなわち原稿サイズを検知するため、原稿位置
/タブ位置検知回路165に入力される。この原稿位置
/タブ位置検知回路165は、後で詳細に説明するよう
に、ラインメモリ166を利用してタブ紙のタブ位置を
検出する。これらの検出結果は、CPUバス167を介
してコントローラ123に伝えられる。
【0047】2色分離回路114以降の処理回路は、黒
画像信号用と赤画像信号用とで各々独立した回路構成に
なっており並列して行われる。すなわち、2色分離回路
114から出力された黒画像信号115、赤画像信号1
16は、セレクタ165,166に各々入力され、外部
からの黒画像信号167、赤画像信号168との間で選
択処理が行われる。次のフィルタ回路117,118で
は,画像読取時のMTF低下を回復させ、また網点原稿
読取時に発生するモアレパターンを弱めるためのフィル
タリングが行われる。
【0048】ページメモリ119,120では、最大A
3サイズまでの原稿画像データをlページ分記憶できる
だけの容量を持ち、次のような処理を行うために利用さ
れる。すなわち、双方向原稿フィードにより両面流し読
みを行う場合、正方向読取りによる画像に対して逆方向
読取りによる画像は鏡像画像となるので、鏡像として読
取られた画像をさらに鏡像処理を行うことで正像に変換
するための処理が、ページメモリ119,120で行わ
れる。また、画像の特定エリアを他の場所に移動するC
ut&PaSte機能を実現するための処理や、複数枚
の入力原稿画像を縮小して1枚の原稿上に配置する際の
レイアウト処理等も、コントローラー123からのメモ
リ制御信号124によってページメモリ119,120
上で行われる。さらに、原稿位置/タブ位置検知回路1
65により検出された原稿位置、タブ位置に基づいて行
われる非画像領域エリアの消去処理も、ページメモリ1
19,120上で実行される。ただし、この非画像領域
エリアの消去処理は、ページメモリ119,120メモ
リから出力する画像データに画像領域を示す制御信号を
付加して後段に出力することにより行ってもよい。
【0049】変倍/解像度変換回路125,126で
は、通常の画像サイズ変換や縮小レイアウト等を行う際
に変倍/解像度変換処理を行う。画像装飾回路127,
128では、ネガボジ反転処理,網掛処理等の装飾処理
を行う。濃度変換回路129,130では、プリンタの
リニアリティ特性を補正するためのガンマ変換と、操作
部3から使用者が入力した濃度調整レベルを画像データ
に反映させるための処理を行う。ここまでの画像データ
は8ビットの256階調信号であるが、誤差拡散処理回
路131,132では、プリンタで表現できる4ビット
の16階調の画像信号に変換すると共に、この階調数変
換時に生じる濃度むらを所定の面積でみたときにキャン
セルせるための誤差拡散処理をも行う。
【0050】圧縮率予測回路160では、PBMl5内
の後述する圧縮回路150,153にて圧縮されてメモ
リ部151,154に今後記憶されるべきページメモリ
119,120内の画像データの圧縮率を予測する。こ
の予測処理は、圧縮率との相関度が高く、簡単な演算で
求まる画像の濃度平均値や、エントロピー等を利用して
行うが、その際、変倍/解像度変換回路125,12
6、画像装飾情報回路128,127、濃度変換回路1
29,130、誤差拡散処理回路131,132での処
理内容を考慮することにより、予測結果の精度を向上さ
せている。
【0051】コントローラ123は、CPU1231、
ROM1232、RAM1233を有しており、CPU
1231は、RAM1233をワークエリアとして利用
しながら、ROM1232にプリセットされたプログラ
ムに従って各種の制御を行う。例えば、に基づいて次の
ような制御を行う。すなわち、コントローラ123は、
PBMl5(メモリ部151,154)の残容量が圧縮
率予測回路160で予測された予測値に対応するデータ
量に近付いてきたときは、原稿搬送速度を低減させ、P
BMl5(メモリ部151,154)の残容量がほとん
ど無くなってきたときは、原稿搬送を一時停止する等の
制御を行うことにより、PBMl5がオーバーフローし
ない範囲で高速読取りを行うようにする。
【0052】次に、プリント対象の多数ページの画像デ
ータを記憶するPBMl5を図4に基づいて説明する。
PBM15に入力される黒画像信号133,赤画像信号
134は、可変長可逆圧縮方式の圧縮回路150,15
3によりコード化される。ここで、可変長可逆とは、圧
縮時のデータ量はその入力画像によって異なるが、伸張
処理後には入力画像と全く同じものに復元できる性質を
持ち、JPEG等の固定長非可逆圧縮方式と対比される
処理である。この可変長可逆圧縮方式としては、MH、
Q−CODER、Lempel、Ziv等のいずれの方
式を採用してもよい。
【0053】メモリ部l5l,154は、半導体メモ
リ、またはハードディスクと、それらのアドレッシング
を行うコントロール部分で構成されている。パンフレッ
トモード(lページ目とNページ目、2ページとN−l
ページ目、…を夫々lページ内に構成する)等において
ページ入れ替えを行うときは、このメモリ部151,1
54内のアドレッシングをコントロールすることにより
実現する。そしてプリントアウトするときは、メモリ部
151,154から画像データを読出し、伸張回路15
2,156で再び元の画像データに復元する。このPB
M15からの黒画像データ135、赤画像データ136
の読出しは、各色の画像形成に必要なタイミングで独立
して行われる。
【0054】次に、操作部3を図5、図6に基づいて詳
細に説明する。図5において、501はCRT画面であ
り、このCRT画面501は、タッチ入力によりユーザ
ーからの指定が可能となっている。502はキーパッド
であり、このキーパッド502には、テンキー503、
クリアキ−504、エンターキ−505、ストップキー
506、リセットキ−507、スタートキー508が設
けられている。
【0055】図6は、CRT画面501に表示される標
準的なメニュー画面であり、タッチ入力を行うためのタ
ッチキーとして、ブック読みキー601、片面流し読み
キー602、両面流し読みキー603が形成されてい
る。なお、604はコピー部数指定エリア、605はコ
ピー倍率指定エリア、606は複写機本体に付随する機
能デバイス(給紙段、ステープラ、サドルスティッチャ
ー、グルーバインダー、メールボックスソータ等)の選
択・指定エリア、607はコピーモードにおける詳細な
設定を行う場合の詳細コピーモード選択・指定エリアで
ある。
【0056】次に、本発明に特有な原稿サイズ検知につ
いて詳細に説明する。
【0057】図7は、図2の読取位置の部分を拡大した
拡大図であり、流し読み位置203には、光を乱反射さ
せる銀色(あるいは光を吸収する黒色)のシール部材7
01とガラス702が設けられ、流し読み時には、原稿
704はシール部材701とガラス702の間を通過す
るように制御されてスキャンされる。なお、シール部材
701が貼られる位置は、裏面読取パスがあるため、平
面ではなく曲面となっている。
【0058】また、ブック読み位置204には、光を乱
反射させる銀色(あるいは光を吸収する黒色)のシール
部材705とガラス706が設けられ、ブック読み時に
は、シール部材705とガラス706の間に原稿704
を停止させておき、光学系を移動させることによりスキ
ャンが行われる。
【0059】図8は、CCD111により読取られた画
像データ例を示した図である。図8において、801は
シール部材701,705の部分の画像データ、802
は原稿704の部分の画像データであり、シール部材7
01,705の部分では、光が乱反射、または吸収され
るため、その画像データは全体的に黒くなる。
【0060】図8のC−Cラインに相当する部分を流し
読み位置203とブック読み位置204とで読取った場
合の輝度レベルを図9、図10に示す。
【0061】図9、図10において、中央部の輝度レベ
ルの高い部分は原稿に対応し、両サイドの輝度レベルの
低い部分はシール部材に対応している。図9、図10を
比較すると、流し読み位置203とブック読み位置20
4とでは、原稿部分の輝度レベルはほぼ同じであるが、
シール部材の輝度レベルは、ブック読み位置204の方
が流し読み位置203よりも低くなっている。従って、
原稿とシール部材との画像データを区別するためのスレ
ッショルドは、ブック読み位置204の方が流し読み位
置203よりも低く設定することが可能となる。そこ
で、本形態例では、流し読み位置203、ブック読み位
置204のいずれにおいても、原稿とシール部材との画
像データを高精度に区別するために、図9のLl、図1
0のL2に示したように、シール部材の輝度レベルより
所定度数だけ高い輝度レベルをスレッショルドとするよ
うにしている。このため、スレッショルドは、ブック読
み時の方が流し読み時よりも低くなっている。
【0062】次に、上記2つのスレッショルドを用いた
原稿サイズ検知処理を説明する。図11は、図3の原稿
位置/タブ位置検知回路165を示す図であり、この原
稿位置/タブ位置検出回路165の原稿検知回路165
1では、シェーディング/色空間変換回路113から入
力された画像信号R,G,Bに基づいて原稿サイズを検
知し、タブ位置検知回路1652では、ラインメモリ1
66を使用しながら、タブ部の幅、長さの正確な位置を
検出している。
【0063】次に、原稿検知回路1651による原稿サ
イズ検知処理を詳細に説明する。図12は、原稿検知回
路1651の詳細な構成を示すブロック図であり、ND
信号生成回路1201では、各8bitのR,G,B信
号に基づいて、ND=(R+G+B)/3なる8bit
のND信号を生成する。次に、2値化回路1202にお
いて、固定スライスレベル(スレッショルド)を用いて
2値化を行う。このスレッショルドは、上述のように、
流し読み時にはスレッショルドL1、ブック読み時には
スレッショルドL2が使用されるので、これら2つのス
レッショルドは、2つのしきい値レジスタレジスタR
1、R2に別々に格納されている。そして、コントロー
ラ123により、読取位置に応じてしきい値レジスタレ
ジスタR1、R2のいずれか一方が選択されることによ
り、スレッショルドが切替設定される。なお、しきい値
レジスタレジスタを1つだけ用意し、このしきい値レジ
スタレジスタの内容をCPUバス167を介して読取位
置に応じて書換えるようにしてもよい。
【0064】次の誤検知除去回路1203では、2値化
された画像信号そのものを原稿検知に用いると、原稿台
上の塵などを原稿と間違える可能性があるので、4×4
画素、あるいは8×8画素のようなブロック単位で画像
信号を処理し、ブロックの画素が全て白(つまり原稿領
域)の場合に“1”、ブロック内に1つでも黒(つまり
原稿領域ではない領域)の画素がある場合は“0”の信
号を画像信号Sとして出力する。
【0065】この画像信号Sは、コントローラ123の
他に、原稿先端座標検出回路1204、原稿後端座標検
出回路1205、原稿左端座標検出回路1206、原稿
右端座標検出回路1207にも出力される。原稿先端座
標検出1204と原稿後端座標検出1205は、原稿が
給紙されたときにリセットされる副走査カウンタ120
8のカウント値を受けて記憶するレジスタを有し、原稿
左端座標検出1206と原稿右端座標検出1207は、
走査ラインの開始においてリセットされる主走査カウン
タ1209のカウント値を受けて記憶するレジスタを有
している。
【0066】原稿先端座標検出回路1204は、副走査
方向で最初に画像信号Sが黒から白に変化したときの副
走査カウンタ1208のカウント値を、原稿先端座標
(図13の1301参照)としてレジスタに格納する。
また、原稿後端座標検出回路205は、副走査方向で最
後に画像信号Sが白から黒に変化したときの副走査カウ
ンタ1208のカウント値を、原稿後端座標(図13の
1302参照)としてレジスタに格納する。
【0067】原稿左端座標検出回路1206は、主走査
方向で最初に画像信号Sが白から黒に変化したときの主
走査カウンタ1209のカウント値を、原稿左端座標
(図13の1303参照)としてレジスタに格納する。
この場合、常に前のライン以前の左端座標を保持してお
き、これと現ラインの左端座標を比較して左端座標を更
新する。原稿右端座標検出回路1207は、主走査方向
で最後に画像信号Sが白から黒に変化したときの主走査
カウンタ1209のカウント値を、原稿右端座標(図1
3の1304参照)としてレジスタに格納する。この
際、常に前のライン以前の右端座標を保持しておき、こ
れと現ラインの右端座標を比較して右端座標を更新す
る。
【0068】そして、原稿後端座標検出回路1205に
より原稿の後端が検出されたとき、コントローラ123
に対してCPUバスl67を介して割込信号を出力し、
コントローラ123は、この割込信号に基づいて、原稿
先端座標検出回路1204、原稿後端座標検出回路12
05、原稿左端座標検出回路1206、原稿右端座標検
出回路1207の各レジスタの値を読取ることにより原
稿サイズを認識し、その認識結果に基づいて原稿部分の
画像データを切出す。ただし、切出し処理は、実際に
は、原稿部分以外のシール部分の画像データを消去する
ことにより行う。
【0069】このように、照射された光を乱反射、また
は吸収するシール部材が複数の読取位置に配設されてい
る場合に、指定された読取位置で読取られた画像データ
の中から原稿部分に対応する原稿画像データを検知する
際のスレッショルドを前記複数の読取位置に応じて切替
えるようにしたので、いずれの読取位置においてもシー
ル部材の部分の画像濃度レベル(輝度レベル)に近いレ
ベルのスレッショルドに基づいて原稿画像データを検知
することができるようになる。換言すれば、複数の原稿
読取位置のいずれにおいても可及的に明度の低い原稿用
紙に係る原稿部分の画像データを検知できるようにな
る。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照射された光を乱反射、または吸収する部材が複数の読
取位置に配設され、指定された読取位置で原稿と光照射
手段とを相対的に移動させることにより原稿読取を行う
画像読取装置において、読取られた画像データの中から
原稿部分に対応する原稿画像データを検知する検知手段
と、前記検知手段により原稿画像データを検知する際の
スレッショルドを前記複数の読取位置に応じて切替える
切替手段とを備えたので、複数の原稿読取位置のいずれ
においても可及的に明度の低い原稿用紙に係る原稿部分
の画像データを検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像読取装置を適用
した複写機の概略構成図である。
【図2】図1の画像読取部の構成図である。
【図3】図2の画像読取部内の画像処理部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】PBMの構成を示すブロック図である。
【図5】操作部の構成図である。
【図6】操作部の画面に表示されるメニュー画面を示し
た図である。
【図7】図2の読取位置の部分を拡大した拡大図であ
る。
【図8】読取られた画像データを例示した図である。
【図9】流し読み位置で読取られた画像データの輝度レ
ベルを示した図である。
【図10】ブック読み位置で読取られた画像データの輝
度レベルを示した図である。
【図11】図3の原稿位置/タブ位置検知回路の概略構
成を示すブロック図である。
【図12】原稿位置/タブ位置検知回路における原稿検
知回路を示すブロック図である。
【図13】図12の原稿検知回路の動作を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
11…画像処理部 111…CCD 123…コントローラ 165…原稿位置/タブ位置検知回路 203…流し読み位置 204…ブック読み位置 701,705…シール部材 801…シール部材の部分のデータ 802…原稿の部分のデータ 1202…2値化回路 1203…誤検知除去回路 1231…CPU 1232…ROM 1233…RAM 1651…原稿検知回路 L1…流し読み位置のスレッショルド L2…ブック読み位置のスレッショルド R1、R2…しきい値レジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧山 康弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 勝也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊藤 直紹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の読取位置で原稿を光学的に読み取
    って画像データを出力する読取手段と、 前記読取手段により読み取られた画像データの中から原
    稿に対応する原稿画像データを検知する検知手段と、 前記検知手段により原稿画像データを検知する際のスレ
    ッショルドを前記読取位置に応じて切替える切替手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記読取位置に前記検知手段による検知
    を行うための部材を配設したことを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記部材は、光を乱反射または吸収する
    部材であることを特徴とする請求項2記載の画像読取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記切替手段は、前記複数の読取位置に
    対応するスレッショルドが個別に記憶された複数の記憶
    手段を有し、読取位置に応じて該記憶手段を選択するこ
    とによりスレッショルドを切替えることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記切替手段は、前記複数の読取位置に
    対応するスレッショルドを記憶するための1つの記憶手
    段を有し、該記憶手段に対して書換えを行うことにより
    読取位置に応じてスレッショルドを切替えることを特徴
    とする請求項1記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記検知手段は、前記読取られた画像デ
    ータを2値化するためのしきい値として前記スレッショ
    ルドを使用することを特徴とする請求項1記載の画像読
    取装置。
  7. 【請求項7】 前記検知手段は、複数の画素に対応する
    画像データを単位として原稿画像データを検知すること
    を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の読取位置では、光照射手段を
    停止した状態で原稿を移動させる流し読み、または原稿
    を停止した状態で光照射手段を移動させるブック読みの
    いずれかを行うことを特徴とする請求項1記載の画像読
    取装置。
  9. 【請求項9】 複数の読取位置で原稿を光学的に読み取
    って画像データを出力する読取工程と、 前記読取工程により読み取られた画像データの中から原
    稿に対応する原稿画像データを検知する検知工程と、 前記検知工程により原稿画像データを検知する際のスレ
    ッショルドを前記読取位置に応じて切替える切替工程
    と、 を備えたことを特徴とする画像読取方法。
  10. 【請求項10】 前記読取位置に前記検知工程による検
    知を行うための部材を配設したことを特徴とする請求項
    9記載の画像読取方法。
  11. 【請求項11】 前記部材は、光を乱反射または吸収す
    る部材であることを特徴とする請求項10記載の画像読
    取方法。
  12. 【請求項12】 前記切替工程は、前記複数の読取位置
    に対応するスレッショルドが個別に記憶された複数の記
    憶手段を読取位置に応じて選択することによりスレッシ
    ョルドを切替えることを特徴とする請求項9記載の画像
    読取方法。
  13. 【請求項13】 前記切替工程は、前記複数の読取位置
    に対応するスレッショルドを記憶するための1つの記憶
    手段に対して書換えを行うことにより読取位置に応じて
    スレッショルドを切替えることを特徴とする請求項9記
    載の画像読取方法。
  14. 【請求項14】 前記検知工程は、前記読取られた画像
    データを2値化するためのしきい値として前記スレッシ
    ョルドを使用することを特徴とする請求項9記載の画像
    読取方法。
  15. 【請求項15】 前記検知工程は、複数の画素に対応す
    る画像データを単位として原稿画像データを検知するこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像読取方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の読取位置では、光照射手段
    を停止した状態で原稿を移動させる流し読み、または原
    稿を停止した状態で光照射手段を移動させるブック読み
    のいずれかを行うことを特徴とする請求項9記載の画像
    読取方法。
  17. 【請求項17】 複数の読取位置で原稿を光学的に読み
    取って画像データを出力する読取ルーチンと、 前記読取ルーチンにより読み取られた画像データの中か
    ら原稿に対応する原稿画像データを検知する検知ルーチ
    ンと、 前記検知ルーチンにより原稿画像データを検知する際の
    スレッショルドを前記読取位置に応じて切替える切替ル
    ーチンと、 を含むプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】 前記検知ルーチンは、前記読取位置に
    配設された所定の部材を利用して検知を行うことを特徴
    とする請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記部材は、光を乱反射または吸収す
    る部材であることを特徴とする請求項18記載の記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記切替ルーチンは、前記複数の読取
    位置に対応するスレッショルドが個別に記憶された複数
    の記憶手段を読取位置に応じて選択することによりスレ
    ッショルドを切替えることを特徴とする請求項17記載
    の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記切替ルーチンは、前記複数の読取
    位置に対応するスレッショルドを記憶するための1つの
    記憶手段に対して書換えを行うことにより読取位置に応
    じてスレッショルドを切替えることを特徴とする請求項
    17記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記検知ルーチンは、前記読取られた
    画像データを2値化するためのしきい値として前記スレ
    ッショルドを使用することを特徴とする請求項17記載
    の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記検知ルーチンは、複数の画素に対
    応する画像データを単位として原稿画像データを検知す
    ることを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記複数の読取位置では、光照射手段
    を停止した状態で原稿を移動させる流し読み、または原
    稿を停止した状態で光照射手段を移動させるブック読み
    のいずれかを行うことを特徴とする請求項17記載の記
    憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008271332A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Pfu Ltd 画像読取装置
US9135523B2 (en) 2012-07-09 2015-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method of controlling the same and storage medium
US9622635B2 (en) 2001-01-24 2017-04-18 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot

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JP2008271332A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Pfu Ltd 画像読取装置
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