JPH1187041A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPH1187041A
JPH1187041A JP24122597A JP24122597A JPH1187041A JP H1187041 A JPH1187041 A JP H1187041A JP 24122597 A JP24122597 A JP 24122597A JP 24122597 A JP24122597 A JP 24122597A JP H1187041 A JPH1187041 A JP H1187041A
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Hiroyuki Noguchi
浩幸 野口
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、調理容器の底部状態および誘導加
熱コイルの出力状態に関係なく調理容器の底部の温度を
確実に検出することができるようにする。 【解決手段】 本体ケース1内に圧縮コイルスプリング
5を介して取付台6を弾性支持させ、この取付台6上に
誘導加熱コイルを載置固定するとともに、この誘導加熱
コイル上に断熱部材15を配設し、この断熱部材15
に、サーミスタと接触する主感熱部24aと、この主感
熱部24aから外方に延びて該主感熱部よりも細い補助
感熱部24b,24bとからなる感熱部材24を配設し
て、この感熱部材24を調理容器が載置されるトッププ
レートの下面に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度センサにより
トッププレート上の調理容器の温度を検出する誘導加熱
調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】誘導加熱調理器たる電
磁調理器は、トッププレートの下方部位に誘導加熱コイ
ルを配設して、この誘導加熱コイルに高周波電流を流す
ことにより該トッププレート上に載置された調理容器を
誘導加熱するようにしたものである。そして、調理容器
の温度を検出してその温度制御を行なうために、従来で
は、トッププレートの中央部下面に矩形状の感熱部材を
介して温度センサとしてのサーミスタを配設して、サー
ミスタにより感熱部材およびトッププレートを介して調
理容器の底部の温度を間接的に検出するようにしてい
る。そして、感熱部材としては、例えば、30mm×5
mm程度の寸法を有する小感熱部材或いは10mm×1
60mm程度の寸法を有する大感熱部材が用いられてい
る。
【0003】しかしながら、従来の小感熱部材を用いる
構成では、調理容器の底部が上方に凹む所謂反りを有す
るものであった場合には、調理容器の底部中央部がトッ
ププレートの中央部に密着せず両者の間に空間が生じる
ようになるので、サーミスタが検出する温度と実際の調
理容器の底部の温度との間に著しい差が生じる不具合が
ある。本願の発明者の実験によれば、例えば、サーミス
タの検出温度を150℃に設定して無負荷加熱所謂空炊
きを行なったところ、サーミスタが150℃を検出した
時には調理容器の底部の温度は600℃にも達してい
た。
【0004】また、従来の大感熱部材を用いる構成で
は、調理容器の底部に反りを有するものの場合でも、低
出力の時には調理容器の底部の温度検出が可能である
が、例えば3Kw程度の高出力の時には大感熱部材の誘
導加熱による自己発熱が大きくなって、調理容器の底部
の温度検出が不可能になる不具合がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、調理容器の底部状態および誘導加熱
コイルの出力状態に関係なく調理容器の底部の温度を確
実に検出することができる誘導加熱調理器を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の誘導加熱
調理器は、本体ケース内に誘導加熱コイルを配設し、こ
の誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによりトップ
プレート上の調理容器を誘導加熱する駆動手段を設け、
前記トッププレートを介して前記調理容器の温度を検出
する温度センサを設け、この温度センサを、感熱部材を
介して温度を検出するように構成し、その感熱部材を、
前記温度センサと接触する主感熱部と、この主感熱部か
ら外方に延びて該主感熱部よりも細い補助感熱部とから
構成するところに特徴を有する。
【0007】このような構成によれば、調理容器の底部
が反っている状態でも、温度センサは感熱部材の補助感
熱部を介して調理容器の底部の外周側の温度を検出する
ことができ、また、誘導加熱コイルが高出力状態でも、
感熱部材の補助感熱部は主感熱部よりも細い寸法である
ので自己発熱を小さくすることができる。
【0008】請求項2記載の誘導加熱調理器は、感熱部
材の補助感熱部を、誘導加熱コイルの上方に配設する構
成に特徴を有する。このような構成によれば、調理容器
の底部が反っている状態でも、補助感熱部材は誘導加熱
コイルによって誘導加熱される調理容器の外周側の温度
を感知するので、温度センサによる調理容器の底部の温
度検出が一層確実になる。
【0009】請求項3記載の誘導加熱調理器は、感熱部
材の補助感熱部を、幅寸法が3mm〜5mmになるよう
に設定する構成に特徴を有する。このような構成によれ
ば、感熱部材の製作が容易になるとともに、感熱部材の
自己発熱を効果的に抑制することができる。
【0010】請求項4記載の誘導加熱調理器は、誘導加
熱コイルを、取付台に支持してその取付台に形成された
放熱開口を介して冷却風により冷却されるように構成
し、温度センサおよび感熱部材と誘導加熱コイルおよび
取付台との間には絶縁部材を設ける構成とするところに
特徴を有する。このような構成によれば、温度センサお
よび感熱部材は、冷却風により冷却されることが防止さ
れるので、温度センサによる調理容器の底部の温度検出
の精度をあげることができる。
【0011】請求項5記載の誘導加熱調理器は、請求項
4記載の温度センサを、温度制御用の第1の温度センサ
として構成し、さらに、トッププレートを介して調理容
器の温度を検出する温度過昇防止用の第2の温度センサ
を設け、この第2の温度センサと誘導加熱コイルおよび
取付台との間に絶縁部材を設けるように構成するところ
に特徴を有する。このような構成によれば、第1の温度
センサと同様に第2の温度センサによる調理容器の底部
の温度検出の精度もあげることができる。
【0012】請求項6記載の誘導加熱調理器は、第1お
よび第2の温度センサを、誘導加熱コイルの中心位置よ
り互いに反対側にずれて配設する構成に特徴を有する。
このような構成によれば、第1および第2の温度センサ
の調理容器の底部に対する検出位置条件が同一となる。
【0013】請求項7記載の誘導加熱調理器は、第2の
温度センサの感熱部を、金属で形成する構成に特徴を有
する。このような構成によれば、金属が微小発熱して温
度検出遅れを補正することができる。
【0014】請求項8記載の誘導加熱調理器は、取付台
を介して誘導加熱コイルを弾性支持する支持部材を設
け、その取付台とトッププレートとの間に介在されて前
記誘導加熱コイルとトッププレートとの間を一定に保持
するスペーサを設け、前記スペーサを、前記支持部材の
近傍に配設する構成に特徴を有する。このような構成に
よれば、取付台は傾くことなくトッププレートに対して
一定の間隔に保持され、これによって、感熱部材をトッ
ププレートの下面に密着させることができる。
【0015】請求項9記載の誘導加熱調理器は、取付台
上に、不要輻射の電界を抑制する金属部材を配設し、ス
ペーサを、取付台に上記金属部材と共締めする構成に特
徴を有する。このような構成によれば、金属部材により
誘導加熱コイルからの不要輻射の電界を確実に抑制する
ことができるとともに、取付台および金属部材の形状も
簡単になって、スペーサと金属部材とを共締めできるよ
うになり、製造コストを安くすることができる。
【0016】請求項10記載の誘導加熱調理器は、本体
ケースに、支持部材の中央部を貫通するガイド部材を設
け、取付台に、その支持部材の内側に嵌合されるボス部
を設ける構成に特徴を有する。このような構成によれ
ば、取付台の本体ケースへの組込み時にボス部を支持部
材に嵌合させることによりガイド部材が支持部材の中央
部を貫通するようになるので、組込みが容易になるとと
もに、運転時に支持部材がガイド部材に摺接することを
防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照しながら説明する。まず、図1ないし図5に基
づいて全体の構成につき述べる。図1および図2におい
て、本体ケース1は、上面が開口する矩形容器状をな
し、その上面開口部には枠2を介してトッププレート3
が装着されている。ケース本体1の底部には、正三角形
の頂部に位置するようにして3個の支持柱4が突設され
ており、これらの支持柱4は、中間部に段部4aを有す
るとともに、上面部に細径のガイド部材たるガイド部4
bが上方に突出して形成されている。そして、各支持柱
4には、弾性を有する支持部材としての圧縮コイルスプ
リング5が嵌め込まれていて、その圧縮コイルスプリン
グ5の下端部は段部4aに支持されている。
【0018】取付台6は、円環状の外周部7と有底短円
筒状の中央部8とを複数本のアーム9で連結した形状を
なし、各アーム9相互間が放熱開口10になっている。
さらに、取付台6の外周部7には、前記3個の支持柱4
に対応して3個の取付突部11が形成されているととも
に、各取付突部11には下方に突出してボス部12が形
成されており、そして、各取付突部11およびボス部1
2にはこれらを貫通するようにして挿通孔13が形成さ
れている。
【0019】取付台6上には、円環状に巻装された誘導
加熱コイル(最大出力3Kw)14が載置固定されてお
り、さらに、取付台6の中央部8および誘導加熱コイル
14の各上面部には、円板状の断熱部材15が配設され
ている。また、取付台6の外周部7の上面には、円環状
の金属部材16が配置されているとともに、この金属部
材16上には、それぞれ3個の取付突部11の近傍に位
置して3個のスペーサ17が載置されており、各スペー
サ17は、図4に示すように、ねじ18によって取付台
6の外周部7に金属部材16とともに共締めによって取
付けられている。なお、この金属部材16は、誘導加熱
コイル14からの不要輻射の電界を抑制するためのもの
である。
【0020】前記断熱部材15の中央部には、2個の収
納凹部19および20(図3参照)が形成されており、
その一方の収納凹部19には、弾性部材たるクッション
部材21を介して第1の温度センサ(請求項1の温度セ
ンサに対応する)としての温度制御用のサーミスタ22
が収納されており、また、他方の収納凹部20には、第
2の温度センサとしての温度過昇防止用のヒューズ23
が収納されている。この場合、温度ヒューズ23の感熱
部たるケースは、金属で形成されている。
【0021】そして、サーミスタ22を収納した収納凹
部19には、断熱部材15の上面より若干突出するよう
にしてアルミニウム製の感熱部材24が配設されてい
る。この感熱部材24は、サーミスタ22の上面と接触
する矩形状の主感熱部24aと、この主感熱部24aの
対向する二辺部から外方に延びる長尺で該主感熱部24
aよりも細い補助感熱部24b.24bとからなり、主
感熱部24aの一辺部に下方に向け突設された取付脚2
4cが取付台6に挿通され且つその一部が切起こされて
抜止め状態にされている。ここで、感熱部材24におい
て、主感熱部24aの二辺の寸法をM,Nとし、補助感
熱部24bの幅寸法をWとすると(図5参照)、M=9
mm,N=10mm,W=3mm〜5mmに設定されて
いる。そして、図5に示すように、感熱部材24と温度
ヒューズ23とは、誘導加熱コイル14の中心O1の位
置より互いに反対側に若干ずれて位置し且つ互いに平行
となるように配置されており、この結果、感熱部材24
の補助感熱部24b,24bは、誘導加熱コイル14上
に位置するようになっている。なお、取付台6のアーム
9の下面には、誘導加熱コイル14からの不要輻射の電
界を抑制するフェライト25が付設されている。
【0022】このように各種の構成部品が取付けられた
取付台6は、3個の取付突部11の各ボス部12を3個
の圧縮コイルスプリング5の各上端部の内側に嵌合させ
ることによりそれらの3個の圧縮コイルスプリング5に
よって弾性支持されている。そして、取付台6の3個の
取付突部11の各ボス部12を3個の圧縮コイルスプリ
ング5の各上端部の内側に嵌合させると、支持柱4のガ
イド部4bは、自動的に圧縮コイルスプリング5の中心
部を貫通し且つ取付突部11およびボス部12の挿通孔
13の中心部を挿通するようになる。そして、取付台6
が3個の圧縮コイルスプリング5に支持された状態で
は、図5に示すように、各スペーサ17は誘導加熱コイ
ル14の中心O1と圧縮コイルスプリング5の中心O2
とを結ぶ直線S上に位置するようになっている。
【0023】而して、トッププレート3を備えた枠2
は、各種の構成部品が取付けられた取付台6が3個の圧
縮コイルスプリング5によって弾性支持され後に本体ケ
ース1の上面開口部に装着されるものである。これによ
り、トッププレート3が3個のスペーサ17を介して3
個の圧縮コイルスプリング5を圧縮させることによっ
て、スペーサ17が誘導加熱コイル14とトッププレー
ト3との間隔を一定に保持し、さらに、トッププレート
3が感熱部材24およびサーミスタ22を介してクッシ
ョン部材21を圧縮させるようになって、感熱部材24
がトッププレート3の下面に密着するようになる。
【0024】ファン装置26は、図1および図2に示す
ように、本体ケース1内の右端部に配設されていて、ケ
ーシング27内に駆動モータ28によって回転駆動され
るファン例えばシロッコファン29を配設して構成され
ている。さらに、本体ケース1の右方の側壁には通気孔
30形成されているとともに、本体ケース1内の右端部
には通気孔30をケーシング27の吸気口27aに連通
させるファンカバー31が配設されており、また、本体
ケース1の左方の側壁には通気孔32形成されている。
そして、駆動モータ28によりシロッコファン29が回
転駆動されると、外部の空気が、通気孔30および吸気
口27aを介してケーシング27内に吸入された後ケー
シング27の吐出口27bから本体ケース1内に吐出さ
れ、しかる後、通気孔32から外部に排出されるように
なっている。
【0025】さて、電気的構成につき6図に基づいて述
べる。単相200Vの商用電源33からの交流は、温度
ヒューズ23を介して全波整流回路34に与えられ、こ
こで全波整流され且つ平滑用コンデンサ35で平滑され
て駆動手段たるインバータ回路36に直流として供給さ
れる。インバータ回路36は、供給された直流から高周
波を生成して誘導加熱コイル14に供給するようになっ
ており、これにより、トッププレート3上に載置された
調理容器(図示せず)が誘導加熱されるようになる。そ
して、制御手段たるマイクロコンピュータ37は、直流
電圧5Vが印加されるサーミスタ22からの温度検出信
号を受けてこれが設定温度となるようにインバータ回路
36を制御するようになっている。なお、インバータ回
路36を含む図6に示す電気回路は本体ケース1内に配
設されたプリント基板38に構成されている。
【0026】以上により、上部ユニットたる誘導加熱調
理器ユニット(電磁調理器ユニット)39が構成される
もであるが、この誘導加熱調理器ユニット39の下方部
位には、下部ユニットたるロースタユニット40が配設
されており、シロッコファン29を回転駆動する駆動モ
ータ28は、このロースタユニット40内に配設されて
いる。
【0027】次に、本実施例の作用につき、図7をも参
照して説明する。図示しない誘導加熱調理の開始キーが
操作されると、マイクロコンピュータ37は、インバー
タ回路36に制御信号(スイッチング信号)を与えて高
周波を生成させて誘導加熱コイル14に供給させ、誘導
加熱コイル14はトッププレート3上に載置された調理
容器(図示せず)を誘導加熱するようになり、以て、誘
導加熱調理が開始される。また、マイクロコンピュータ
37は、駆動モータ28に通電するようになり、これに
よって、シロッコファン29が回転駆動されて本体ケー
ス1内に外部の空気を送り込む。従って、シロッコファ
ン29からの冷却風は、取付台6の放熱開口10を介し
て誘導加熱コイル14に吹当てられてその誘導加熱コイ
ル14を冷却する。
【0028】このような誘導加熱調理において、サーミ
スタ22は、感熱部材24およびトスププレート3を介
して調理容器の底部の温度を検出するようになり、マイ
クロコンピュータ37は、このサーミスタ22からの温
度検出信号に基づいて調理容器の底部の温度が設定温度
となるようにインバータ回路36を制御する。なお、温
度ヒューズ23は、サーミスタ22が故障して温度検出
不能となったとき或いはファン装置26が故障して冷却
不能となったときに異常温度となったことを検出して溶
断するものである。
【0029】ここで、図7を参照するに、図7は、感熱
部材24の補助感熱部24bの幅寸法Wを横軸にとり且
つ誘導加熱調理時において検出温度が150℃に設定さ
れたときの感熱部材24の実際の検出温度を縦軸にとっ
て示したものである。
【0030】感熱部材24は、アルミニウム板材を打抜
きして製造されるもので、補助感熱部24bの幅寸法W
が3mm未満のときには、補助感熱部24bが波打ち変
形して製造不可能となるので、幅寸法Wは3mm以上が
適し、また、幅寸法Wが5mmを超えたときには、高出
力時(例えば3Kw)に誘導加熱コイル14の誘導加熱
による補助感熱部24bの自己発熱により感熱部材24
の検出温度は設定温度の150℃よりも著しく上昇す
る。従って、感熱部材24の補助感熱部24bの幅寸法
Wは、3mm〜5mmに設定することが好ましい。
【0031】また、誘導加熱調理時においては、シロッ
コファン27からの冷却風が取付台6の下面に吹付けら
れるが、サーミスタ22および感熱部材24と取付台6
および誘導加熱コイル14との間には、絶縁部材15が
存在し、さらに、温度ヒューズ23と取付台6および誘
導加熱コイル14との間には、やはり絶縁部材15が存
在するので、感熱部材24,サーミスタ22および温度
ヒューズ23がシロッコファン29からの冷却風により
冷却されることはない。
【0032】このように本実施例によれば、感熱部材2
4は、サーミスタ22と接触する主感熱部24aと、こ
の主感熱部24aから外方に延び且つ誘導加熱コイル1
4の上方に位置して該主感熱部24aよりも細い補助感
熱部24bとから構成されているので、調理容器の底部
が反っている状態でも、サーミスタ22は感熱部材24
の補助感熱部24bを介して調理容器の底部の外周側の
温度を検出することができ、また、高出力状態(例えば
3Kw)でも、感熱部材24の補助感熱部24bは主感
熱部24aよりも細い寸法であるので自己発熱を小さく
することができる。従って、サーミスタ22は、感熱部
材24を介して調理容器の底部状態および誘導加熱コイ
ル14の出力状態に関係なく調理容器の底部の温度を確
実に検出することができる。
【0033】また、本実施例によれば、感熱部材24の
補助感熱部24bは、幅寸法Wが3mm〜5mmになる
ように設定される構成としたので、製造時に補助感熱部
24bが変形することがなくて感熱部材24の製作が容
易になるとともに、感熱部材24の自己発熱を効果的に
抑制し得て確実な温度検出を行なうことができる。
【0034】さらに、本実施例によれば、誘導加熱コイ
ル14は、取付台6に支持されてその取付台6に形成さ
れた放熱開口10を介して冷却風により冷却されるよう
に構成され、サーミスタ22および感熱部材24と誘導
加熱コイル14および取付台6との間には絶縁部材15
を設ける構成としたので、サーミスタ22および感熱部
材24がシロッコファン29からの冷却風により冷却さ
れることが防止され、従って、サーミスタ22による調
理容器の底部の温度検出の精度をあげることができる。
【0035】そして、本実施例によれば、トッププレー
ト3を介して調理容器の底部の温度を検出する温度過昇
防止用の温度ヒューズ23を設け、この温度ヒューズ2
3と誘導加熱コイル14および取付台6との間に絶縁部
材15を設けるように構成としたので、サーミスタ22
と同様に温度ヒューズ23による調理容器の底部の温度
検出の精度もあげることができる。
【0036】また、本実施例によれば、サーミスタ22
(感熱部材24)と温度ヒューズ23とを、誘導加熱コ
イル14の中心O1の位置より互いに反対側にずれて位
置し且つ互いに平行となるように構成したので、サーミ
スタ22および温度ヒューズ23の調理容器の底部に対
する検出位置条件が同一となり、それぞれ確実な温度検
出を行なうことができるとともに、交流200Vが印加
される温度ヒューズ23と直流5Vが印加されるサーミ
スタ22(感熱部材24)とを効果的に離間することが
できる。
【0037】さらに、本実施例によれば、温度ヒューズ
23の感熱部たるケースを金属で形成する構成にしたの
で、誘導加熱コイル14の誘導加熱により温度ヒューズ
23のケースが微小発熱して、感熱部材24を備えてい
ない温度ヒュース23でも温度検出遅れを補正すること
ができる。
【0038】また、本実施例によれば、取付台6を介し
て誘導加熱コイル14を弾性支持する圧縮コイルスプリ
ング5設け、その取付台6とトッププレート3との間に
介在されて前記誘導加熱コイル14とトッププレート3
との間を一定に保持する3個のスペーサ17を設け、こ
れらのスペーサ17を、前記圧縮コイルスプリング5の
近傍に配設する構成としたので、取付台6は傾くことな
くトッププレート3に対して一定の間隔に保持され、こ
れによって、感熱部材24をトッププレート3の下面に
密着させることができる。
【0039】さらに、本実施例によれば、取付台6上
に、不要輻射の電界を抑制する金属部材16を配設し、
スペーサ17を、取付台6に上記金属部材16と共締め
する構成としたので、金属部材16により誘導加熱コイ
ル14からの不要輻射の電界を確実に抑制することがで
きるとともに、取付台6および金属部材16の形状も簡
単になって、スペーサ17と金属部材16とを共締めで
きるようになり、製造コストを安くすることができる。
【0040】そして、本実施例によれば、取付台6に、
圧縮コイルスプリング5の上端部の内側に嵌合されるボ
ス部12を設ける構成としたので、取付台6の本体ケー
ス1への組込み時にボス部12を圧縮コイルスプリング
5の上端部の内側に嵌合させるだけでガイド部14bが
圧縮コイルスプリング5の中央部を貫通するようにな
り、従って、取付台6の本体ケース1への組込みが容易
になるとともに、運転時に圧縮コイルスプリング5がガ
イド部14bに摺接することを防止することができる。
【0041】なお、本発明は、上記し且つ図面に示す実
施例にのみ限定されるのもではなく、例えば、温度ヒュ
ーズ23は必要に応じて設ければよく、また、サーミス
タ22の代りに他の温度センサを用いるようにしてもよ
い等、その要旨を変更しない範囲内で種々変更が可能で
ある。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次のような効果を得ることができるものである。請
求項1記載の誘導加熱調理器によれば、調理容器の底部
が反っている状態でも、温度センサは感熱部材の補助感
熱部を介して調理容器の底部の外周側の温度を検出する
ことができ、また、高出力状態でも、感熱部材の補助感
熱部は主感熱部よりも細い寸法であるので自己発熱を小
さくすることができ、従って、調理容器の底部状態およ
び誘導加熱コイルの出力状態に関係なく調理容器の底部
の温度を確実に検出することができる。
【0043】請求項2記載の誘導加熱調理器によれば、
調理容器の底部が反っている状態でも、補助感熱部材は
誘導加熱コイルによって誘導加熱される調理容器の外周
側の温度を感知するので、温度センサによる調理容器の
底部の温度検出が一層確実になる。請求項3記載の誘導
加熱調理器よれば、感熱部材の補助感熱部の幅寸法を3
mm〜5mmになるように設定したので、感熱部材の製
作が容易になるとともに、感熱部材の自己発熱を効果的
に抑制することができる。
【0044】請求項4記載の誘導加熱調理器によれば、
温度センサおよび感熱部材と誘導加熱コイルおよび取付
台との間には絶縁部材を設ける構成としたので、温度セ
ンサおよび感熱部材は、冷却風により冷却されることが
防止されて、温度センサによる調理容器の底部の温度検
出の精度をあげることができる。
【0045】請求項5記載の誘導加熱調理器によれば、
請求項4記載の温度センサを温度制御用の第1の温度セ
ンサとして構成し、さらに、トッププレートを介して調
理容器の温度を検出する温度過昇防止用の第2の温度セ
ンサを設け、この第2の温度センサと誘導加熱コイルお
よび取付台との間に絶縁部材を設けるように構成したの
で、第1の温度センサと同様に第2の温度センサによる
調理容器の底部の温度検出の精度もあげることができ
る。
【0046】請求項6記載の誘導加熱調理器によれば、
第1および第2の温度センサは、誘導加熱コイルの中心
位置より互いに反対側にずれて配設される構成であるの
で、第1および第2の温度センサの調理容器の底部に対
する検出位置条件が同一となる。請求項7記載の誘導加
熱調理器によれば、第2の温度センサの感熱部を金属で
形成する構成としたので、金属が誘導加熱により微小発
熱して第2の温度センサの温度検出遅れを補正すること
ができる。
【0047】請求項8記載の誘導加熱調理器によれば、
取付台を介して誘導加熱コイルを弾性支持する支持部材
を設け、その取付台とトッププレートとの間に介在され
て前記誘導加熱コイルとトッププレートとの間を一定に
保持するスペーサを設け、前記スペーサを、前記支持部
材の近傍に配設するように構成したので、取付台は傾く
ことなくトッププレートに対して一定の間隔に保持さ
れ、これによって、感熱部材をトッププレートの下面に
密着させることができる。
【0048】請求項9記載の誘導加熱調理器によれば、
金属部材により誘導加熱コイルからの不要輻射の電界を
確実に抑制することができるとともに、取付台および金
属部材の形状も簡単になって、スペーサと金属部材とを
共締めできるようになり、製造コストを安くすることが
できる。
【0049】請求項10記載の誘導加熱調理器によれ
ば、取付台の本体ケースへの組込み時に、取付台のボス
部を支持部材の内側に嵌合させることによりガイド部材
が支持部材の中央部を貫通するようになるので、取付台
の組込みが容易になるとともに、運転時に支持部材がガ
イド部材に摺接することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すトッププレートおよび
ファンカバーを取除いた状態の斜視図
【図2】縦断面図
【図3】要部の拡大縦断面図
【図4】スペーサ部分の拡大縦断面図
【図5】取付台の部分平面図
【図6】電気的構成を示すブロック線図
【図7】感熱部材の幅寸法と検出温度との関係を示す図
【符号の説明】
図面中、1は本体ケース、3はトッププレート、4は支
持柱、4aはガイド部(ガイド部材)、5は圧縮コイル
スプリング(支持部材)、6は取付台、10は放熱開
口、12はボス部、14は誘導加熱コイル、15は断熱
部材、16は金属部材、17はスペーサ、22はサーミ
スタ(温度センサ、第1の温度センサ)、23は温度ヒ
ューズ(第2の温度センサ)、24は感熱部材、24a
は主感熱部、24bは補助感熱部、26はファン装置、
36はインバータ回路(駆動手段)を示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に配設された誘導加熱コイ
    ルと、 この誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによりトッ
    ププレート上の調理容器を誘導加熱する駆動手段と、 前記トッププレートを介して前記調理容器の温度を検出
    する温度センサとを備え、 前記温度センサは、感熱部材を介して温度を検出するよ
    うに構成され、 その感熱部材は、前記温度センサと接触する主感熱部
    と、この主感熱部から外方に延びて該主感熱部よりも細
    い補助感熱部とから構成されていることを特徴とする誘
    導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 感熱部材の補助感熱部は、誘導加熱コイ
    ルの上方に配設されていることを特徴とする請求項1記
    載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 感熱部材の補助感熱部は、幅寸法が3m
    m〜5mmに設定されていることを特徴とする請求項1
    または2記載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 誘導加熱コイルは、取付台に支持されて
    いてその取付台に形成された放熱開口を介して冷却風に
    より冷却されるように構成され、 温度センサおよび感熱部材と誘導加熱コイルおよび取付
    台との間には絶縁部材が設けられていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の誘導加熱調理
    器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の温度センサは、温度制御
    用の第1の温度センサとして構成され、 更に、トッププレートを介して調理容器の温度を検出す
    る温度過昇防止用の第2の温度センサを備え、 前記第2の温度センサと誘導加熱コイルおよび取付台と
    の間には絶縁部材が設けられていることを特徴とする誘
    導加熱調理器。
  6. 【請求項6】 第1および第2の温度センサは、誘導加
    熱コイルの中心位置より互いに反対側にずれて配設され
    ていることを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理
    器。
  7. 【請求項7】 第2の温度センサの感熱部は、金属で形
    成されていることを特徴とする請求項5または6記載の
    誘導加熱調理器。
  8. 【請求項8】 取付台を介して誘導加熱コイルを弾性支
    持する支持部材と、 前記取付台とトッププレートとの間に介在されて前記誘
    導加熱コイルとトッププレートとの間を一定に保持する
    スペーサとを備え、 前記スペーサは、前記支持部材の近傍に配設されている
    ことを特徴とする請求項4ないし7のいずれかに記載の
    誘導加熱調理器。
  9. 【請求項9】 取付台上には、不要輻射の電界を抑制す
    る金属部材が配設され、 スペーサは、取付台に上記金属部材と共締めされるよう
    になっていることを特徴とする請求項8記載の誘導加熱
    調理器。
  10. 【請求項10】 本体ケースには、支持部材の中央部を
    貫通するガイド部材が設けられ、 取付台には、その支持部材の内側に嵌合されるボス部が
    設けられていることを特徴とする請求項8または9記載
    の誘導加熱調理器。
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