JPH1186012A - 多角形描画方法及び装置 - Google Patents

多角形描画方法及び装置

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JPH1186012A
JPH1186012A JP25019897A JP25019897A JPH1186012A JP H1186012 A JPH1186012 A JP H1186012A JP 25019897 A JP25019897 A JP 25019897A JP 25019897 A JP25019897 A JP 25019897A JP H1186012 A JPH1186012 A JP H1186012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三角形を組み合わせて多角形を描画する場合
に、隣接する三角形同士で共有する辺の部分を自然な感
じで描画することを可能にする。 【解決手段】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に応
じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッジ
部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り潰
しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて多
角形を描画する多角形描画処理に際し、三角形の各エッ
ジに対してそれを描画するか否か及び輝度処理するか否
かをそれぞれ指示する制御ビットを有する三角形の描画
命令を入力する。この描画命令に基づいて三角形の内部
を所定の輝度値で塗り潰すと共に三角形の各エッジの描
画に際して制御ビットを参照して各エッジの輝度値を決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、図形をメモリ上
に描画し表示する画像表示装置等に適用され、三角形の
組み合わせによって多角形を描画する多角形描画方法及
び装置に関する。
【従来の技術】
【0002】三次元グラフィックス等において、三次元
図形をメモリ上に描画する場合、最もプリミティブな要
素としての三角形を組み合わせて図形(多角形)を描画
する。例えば、図30に示すような四角形ABCDを描
画する場合、三角形ABCと三角形BCDとはそれぞれ
別々に描画されるが、このとき、辺BCの部分は二度描
画されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の多角形描画処
理においては、ピクセルを描画する際の処理として論理
演算(Exclusive OR等)や混合処理が行われることが多
い。この場合、辺BCの部分だけ二度処理されるため、
辺BC上のピクセルの輝度値が他の部分のピクセルの輝
度値とは大きく異なってしまい、辺BCの部分にスジが
入ったように見えてしまう。
【0004】この発明は、このような問題点に鑑みなさ
れたもので、三角形を組み合わせて多角形を描画する場
合に、隣接する三角形同士で共有する辺の部分を自然な
感じで描画することが可能な多角形描画方法及び装置を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の多角形
描画方法及び媒体に記憶された多角形描画処理プログラ
ムは、三角形をその内部を塗り潰しながら描画すると共
に、この三角形を組み合わせて多角形を描画する多角形
描画処理に際し、前記三角形の各エッジに対してそれを
描画するか否かを指示する制御ビットを有する三角形の
描画命令を入力し、この描画命令に基づいて前記三角形
の内部を所定の輝度値で塗り潰すと共に前記三角形の各
エッジの描画に際して前記制御ビットを参照して前記各
エッジの輝度値を決定するようにしたことを特徴とす
る。
【0006】この発明の第2の多角形描画方法及び媒体
に記憶された多角形描画処理プログラムは、描画平面上
の各グリッドを覆う面積に応じた輝度値を与える輝度処
理を施すことにより、エッジ部分が滑らかに見えるよう
に三角形をその内部を塗り潰しながら描画すると共に、
この三角形を組み合わせて多角形を描画する多角形描画
処理に際して、前記三角形の各エッジに対してそれを輝
度処理するか否かを指示する制御ビットを有する三角形
の描画命令を入力し、この描画命令に基づいて前記三角
形の内部を所定の輝度値で塗り潰すと共に前記三角形の
各エッジの描画に際して前記制御ビットを参照して前記
各エッジの輝度値を決定するようにしたことを特徴とす
る。
【0007】この発明の第3の多角形描画方法及び媒体
に記憶された多角形描画処理プログラムは、描画平面上
の各グリッドを覆う面積に応じた輝度値を与える輝度処
理を施すことにより、エッジ部分が滑らかに見えるよう
に三角形をその内部を塗り潰しながら描画すると共に、
この三角形を組み合わせて多角形を描画する多角形描画
処理に際し、前記三角形の各エッジに対してそれを描画
するか否か及び輝度処理するか否かをそれぞれ指示する
制御ビットを有する三角形の描画命令を入力し、この描
画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度値で塗
り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際して前記
制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決定する
ようにしたことを特徴とする。
【0008】この発明の第1の多角形描画装置は、三角
形をその内部を塗り潰しながら描画すると共に、この三
角形を組み合わせて多角形を描画する多角形描画装置に
おいて、前記三角形の各エッジに対してそれを描画する
か否かを指示する制御ビットを有する三角形の描画命令
を入力し、前記制御ビットに基づいて前記三角形の各エ
ッジとスキャンラインとの交差部の位置及びそのピクセ
ルの輝度値に関するライン交点データを各スキャンライ
ン毎に求めるエッジ計算手段と、このエッジ計算手段で
求められた前記各スキャンライン毎のライン交点データ
に基づいて、各スキャンライン毎にスキャン方向に前記
三角形の内部の各輝度値をシーケンシャルに求めるスキ
ャンライン処理手段とを備えてなることを特徴とする。
【0009】この発明の第2の多角形描画装置は、描画
平面上の各グリッドを覆う面積に応じた輝度値を与える
輝度処理を施すことにより、エッジ部分が滑らかに見え
るように三角形をその内部を塗り潰しながら描画すると
共に、この三角形を組み合わせて多角形を描画する多角
形描画装置において、前記三角形の各エッジに対してそ
れを輝度処理するか否かを指示する制御ビットを有する
三角形の描画命令を入力し、前記描画すべき多角形の各
エッジとスキャンラインとの交差部に関するデータであ
って、前記スキャンラインのスキャン方向上流側エッジ
に対応する第1の外側交点及び内側交点、前記スキャン
ラインのスキャン方向下流側エッジに対応する第2の外
側交点及び内側交点、前記第1の外側交点から内側交点
までの前記輝度値の増加率、前記第2の内側交点から外
側交点までの前記輝度値の減少率、並びに前記制御ビッ
トが輝度処理しないことを指示しているときには1を示
す輝度値を含むライン交点データを各スキャンライン毎
に求めるエッジ計算手段と、このエッジ計算手段で求め
られた前記各スキャンライン毎のライン交点データに基
づいて、各スキャンライン毎にスキャン方向に前記多角
形の内部の各輝度値をシーケンシャルに求めるスキャン
ライン処理手段とを備えてなることを特徴とする。
【0010】この発明の第3の多角形描画装置は、描画
平面上の各グリッドを覆う面積に応じた輝度値を与える
輝度処理を施すことにより、エッジ部分が滑らかに見え
るように三角形をその内部を塗り潰しながら描画すると
共に、この三角形を組み合わせて多角形を描画する多角
形描画装置において、前記三角形の各エッジに対してそ
れを描画するか否か及び輝度処理するか否かをそれぞれ
指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入力
し、前記描画すべき多角形の各エッジとスキャンライン
との交差部に関するデータであって、前記スキャンライ
ンのスキャン方向上流側エッジに対応する第1の外側交
点及び内側交点、前記スキャンラインのスキャン方向下
流側エッジに対応する第2の外側交点及び内側交点、前
記第1の外側交点から内側交点までの前記輝度値の増加
率、前記第2の内側交点から外側交点までの前記輝度値
の減少率、前記制御ビットが描画しないことを指示して
いるときには0を示す輝度値、並びに前記制御ビットが
輝度処理しないことを指示しているときには1を示す輝
度値を含むライン交点データを各スキャンライン毎に求
めるエッジ計算手段と、このエッジ計算手段で求められ
た前記各スキャンライン毎のライン交点データに基づい
て、各スキャンライン毎にスキャン方向に前記多角形の
内部の各輝度値をシーケンシャルに求めるスキャンライ
ン処理手段とを備えてなることを特徴とする。
【0011】この発明の第1の多角形描画方法及び装置
並びに媒体に記憶されたプログラムによれば、三角形の
各エッジに対してそれを描画するか否かを指示する制御
ビットを有する三角形の描画命令を入力し、この描画命
令に基づいて、三角形の描画処理時にエッジの輝度値を
決定するようにしているので、二度描画される可能性の
あるエッジについては、描画命令の中に、そのエッジを
描画しないことを指示する制御ビットを含ませておけ
ば、そのエッジ部分が二度描画されることがない。この
ため、接したエッジ部分のピクセルの輝度値を論理演算
や混合処理によって決定しても、その部分の輝度値が他
の部分の輝度値と大きく異なることがないので、自然で
滑らかな多角形の描画処理が実現できる。
【0012】この発明の第2の多角形描画方法及び装置
並びに媒体に記憶されたプログラムによれば、エッジ部
分を滑らかに描画するためのアンチエイリアシングの手
法(後述)によりエッジ部分を輝度処理する場合でも、
隣接する三角形と共有するエッジについて輝度処理を行
わないことを、描画命令の制御ビットによって指示して
おけば、輝度処理が行われず、隣接する三角形が滑らか
に接続されるように描画処理を行うことができ、且つ多
角形の輪郭部分のエッジだけを輝度処理することができ
る。
【0013】この発明の第3の多角形描画方法及び装置
並び媒体に記憶されたプログラムによれば、上述した描
画するか否か及び輝度処理するか否かを指示する制御ビ
ットを有する描画命令を入力し、これに基づいてエッジ
部分の輝度値が決定されるので、輝度値が描画しようと
するピクセルとその位置に元々存在するピクセルの混合
比によって決定されるような場合、隣接する三角形の共
有するエッジについて、一方の三角形では輝度処理しな
いこと(例えば輝度値1)及び他方の三角形では描画し
ないこと(例えば輝度値0)が指示されることにより、
隣接する三角形の境界部分を滑らかに描画することが可
能になり、多角形の輪郭部分では輝度処理することがで
きる。
【0014】なお、三角形のエッジ部分を輝度処理する
場合、描画すべき多角形の各エッジとスキャンラインと
の交差部に関するデータであって、前記スキャンライン
のスキャン方向上流側エッジに対応する第1の外側交点
及び内側交点、前記スキャンラインのスキャン方向下流
側エッジに対応する第2の外側交点及び内側交点、前記
第1の外側交点から内側交点までの前記輝度値の増加
率、並びに前記第2の内側交点から外側交点までの前記
輝度値の減少率を含むライン交点データを各スキャンラ
イン毎に求め、この求められた前記各スキャンライン毎
のライン交点データに基づいて、各スキャンライン毎に
スキャン方向に前記三角形の内部の各輝度値をシーケン
シャルに求めるようにする。
【0015】このような処理を行うと、エッジ計算によ
ってスキャンラインのスキャン方向上流側エッジに対応
する第1の外側交点及び内側交点、同じく下流側エッジ
に対応する第2の外側交点及び内側交点、第1の外側交
点から内側交点までの輝度値の増加率、並びに第2の内
側交点から外側交点までの輝度値の減少率をそれぞれス
キャンライン毎に求めているので、第1の外側交点から
内側交点まで前記増加率に基づいて徐々に輝度値を増加
させ、前記第2の内側交点から外側交点まで前記減少率
に基づいて徐々に輝度値を減少させることにより、スキ
ャンラインの上流側から下流側へかけて順番に輝度値を
求めていくことができ、スキャンラインに沿ったシーケ
ンシャルな処理が可能になる。このため、高速描画処理
が実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。まず、実施例
の多角形描画装置の説明に先立ち、この発明の多角形描
画方法について説明する。いま、図1に示すように、多
角形を構成する三角形の各頂点Pi(i=1,2,3,
…)に関する頂点データが、描画アドレスXi,Yi及び
その頂点に設定される属性データCi(例えば色情報や
奥行き情報等)で与えられるとする。多角形を描画する
ため、三角形を連続的に描画する描画命令としては、図
2に示すように、2つのモードが考えられる。
【0017】 (1)STRIPモード[第1のモード:図2(a)] 時系列で与えられる頂点データのうち、最新の3つの頂
点によって作成される三角形を描画するモードである。
図示のように、2つのMove命令によってP1,P2の頂点
データを保持し、続くTriangle_Fill命令によってP3
頂点データを保持すると共に直前の2つの頂点P1,P2
と今回保持された頂点P3とで形成される三角形P12
3を描画する。以後、三角形P234,P345
の順に描画が行われる。
【0018】 (2)FANモード[第2のモード:図2(b)] 時系列で与えられる頂点データのうち、最も古い頂点と
最新の2つの頂点によって作成される三角形を描画する
モードである。図示のように、2つのMove命令によって
1,P2の頂点データを保持し、続くTriangle_Fill命
令によってP3の頂点データを保持すると共に最も古い
頂点P1と最新の2つの頂点P2,P3とで形成される三
角形P123を描画する。以後、三角形P134,P
145…の順に描画が行われる。
【0019】このように三角形が連続的に描画される場
合、図3に示すように、隣接する三角形で共有するエッ
ジ、例えば辺P23、辺P34は、一方の三角形T
1,Tr2では描画され、他方の三角形Tr2,Tr3
は描画されないことが必要である。
【0020】また、図形をメモリ上に描画する場合、理
想的な線を縦横に等間隔で配置されたグリッド上の点に
よって表現するため、図4に示すように、通常は直線が
ジャギと呼ばれるギザギザの線となってしまう。このジ
ャギを軽減するために、アンチエイリアシングの手法が
知られている。図5は、この手法を説明するための図で
ある。この手法では、1ピクセルを1つの正方形と考え
た場合、同図(a)に示すように、直線が各ピクセルを
どの程度覆っているかによって、その輝度値が決定され
る。同図(b)は、そのような基準によって各ピクセル
の輝度を決定した例を示している。この例のように、1
本の直線を輝度差をもって表現することにより、直線を
滑らかに描画することができる。本出願人は、アンチエ
イリアシングの手法を使用しながら、通常の描画処理と
同様にスキャンラインに沿って順番に画素のデータを生
成し、高速描画が可能な多角形描画手法を提案している
(特願平9−185581号)。
【0021】三角形が隣接する部分にこの手法を適用し
た場合、図6に示すように、スキャン方向の上流側に位
置する三角形Tr1のエッジ部分では輝度処理を行わ
ず、輝度値を1とし、スキャンラインの下流側に位置す
る三角形Tr2のエッジ部分では描画処理を行わず、輝
度値を0とする必要がある。従って、このような多角形
のエッジ部分に輝度処理を施す多角形描画方式では、図
7のように、各三角形Tr1,Tr2の各辺が、輝度処
理される辺(Tr1のP12等)、描画されるが輝度
処理されない辺(Tr1のP23)、描画されない辺
(Tr2のP23)−の3つのタイプに分類されること
になる。
【0022】これらを考慮して、三角形の描画命令Mov
e,Triangle_Fillのフォーマットを更に詳細に示すと、
図8のようになる。各命令は、Move,Triangle_Fill等
の命令の種類を示すオペレーションコードと、制御ビッ
トとしてのオプションビットと、各頂点データX,Y,
Cとにより構成される。このうち、Triangle_Fill命令
の命令コードの詳細は、例えば図9に示すようになって
いる。オプションビットには、制御データとして、0の
ときSTRIPモード、1のときFANモードであるこ
とを示すモード指定ビットMOD、辺Pijを輝度処理
しない場合0、する場合1が与えられる輝度処理制御ビ
ットACi-j及び辺Pijを描画する場合0、描画しな
い場合1が与えられる描画制御ビットECi-jが設けら
れる。制御ビットACi-j,ECi-jは、それぞれ3つの
辺P23,P13,P12に対応させて3ビットずつ設
けられる。
【0023】従って、図10(a)に示すように、ST
RIPモードで4つの三角形を描画する場合、最初に描
画される三角形Tri、2番目及び3番目に描画される
三角形Trm及び最後に描画される三角形Treの各オ
プションビットは、同図(b)に示すように、それぞれ
「−0011000」,「−0010001」,「−0
110001」となる。
【0024】同様に、図11(a)に示すように、FA
Nモードで4つの三角形を描画する場合、最初に描画さ
れる三角形三角形Tri、2番目及び3番目に描画され
る三角形Trm及び最後に描画される三角形Treの各
オプションビットは、同図(b)に示すように、それぞ
れ「−0101000」,「−1100001」,「−
1110001」となる。
【0025】次に、以上の多角形描画命令を入力して三
角形を描画する三角形描画装置について具体的に説明す
る。図12は、この多角形描画装置の構成を示すブロッ
ク図である。この装置は、三角形セットアップ回路1、
エッジ計算回路2、水平ライン処理回路3、ピクセル処
理回路4及びメモリ5を備えて構成されている。
【0026】この多角形描画装置は、ハードウェアによ
る高速処理を目的としているので、三角形を例えば上か
ら順に水平ラインに沿って順番に描画していく。しか
し、三角形の描画命令は、このような順番とは関係なく
与えられる。このため、セットアップ回路1は、三角形
の描画命令Move[X1,Y1,C1],Move[X2,Y2
2],Triangle_Fill[X3,Y3,C3],…を入力
し、描画順序に従うように各頂点の座標及び属性データ
と各辺のオプションビットをソートして、頂点データ
(XA,YA,CA),(XB,YB,CB),(XC,YC
C)及びオプションビット(ACA-B,ACA-C,AC
B-C),(ECA-B,ECA-C,ECB-C)を生成する。
【0027】エッジ計算回路2は、与えられた三角形の
頂点座標(XA,YA),(XB,YB),(XC,YC)か
ら上記三角形と各スキャンラインとの交差部に関するラ
イン交点データを算出する。このライン交点データは、
この例では、ラインNに対して、(YN,XLe,XL
i,XRi,XRe)という座標値と、(I0L,dd
IL,I0R,ddIR)という輝度値の情報からな
る。また、エッジ計算回路2は、与えられたオプション
ビット(ACA-B,ACA-C,ACB-C),(ECA-B,E
A- C,ECB-C)から各エッジについて描画及び輝度処
理の有無を制御する。水平ライン処理回路3は、これら
のライン交点データから、各スキャンラインについて、
例えば左から順に1ピクセル毎の座標値(XP,YP
と、そのピクセルに対応する輝度値IPとを生成し、こ
れをピクセル処理回路4に供給する。
【0028】ピクセル処理回路4は、水平ライン処理部
3で求められたピクセル単位の座標値(XP,YP)に対
し、輝度値IPに対応するピクセルデータを頂点の属性
データCA,CB,CCに基づいて生成し、メモリ5に書
き込む。なお、本願明細書では、ピクセルの輝度値IP
は、0〜1の値をとることとしている。これはそのまま
輝度値としても良いが、別途算出される輝度値を補正す
る輝度補正係数を、ここで言う輝度値として処理しても
良い。
【0029】次に、三角形セットアップ回路1の詳細に
ついて説明する。いま、図13に示すように、三角形T
123について頂点データP1(X1,Y1,C1),P
2(X2,Y2,C2),P3(X3,Y3,C3)が与えられ
たとき、三角形セットアップ回路1は、YA≦YB≦YC
となるような三角形TrABCとするため、与えられた頂
点データを並べ替え、新たな頂点データA(XA,YA
A),B(XB,YB,CB),C(XC,YC,CC)を
生成する。この並べ替えに伴って各辺についてのオプシ
ョンビットも並べ替えられる。例えば図13の例では、
三角形Tr123の辺P23が描画されない辺、辺P13
が輝度処理される辺、辺P12が描画されるが輝度処理
されない辺であるから、オプションビットは「0101
00」となり、これが頂点データのソートに伴って図示
のようにソートされ、「001010」となる。
【0030】この処理を具体的に実現する三角形セット
アップ回路1の詳細ブロック図を図15に示す。Move命
令、Triangl_Fill命令によって、X座標データ、Y座標
データ及びCデータがX3レジスタ11、Y3レジスタ1
2及びC3レジスタ13にそれぞれ書き込まれる。Trian
gl_Fill命令がFANモードでなければ、X3レジスタ1
1→X2レジスタ14、X2レジスタ14→X1レジスタ
15、Y3レジスタ12→Y2レジスタ16、Y2レジス
タ16→Y1レジスタ17、C3レジスタ13→C2レジ
スタ18、C2レジスタ18→C1レジスタ19のように
シフトされる。FANモードの場合には、X3レジスタ
11→X2レジスタ14、Y3レジスタ12→Y2レジス
タ16、C3レジスタ13→C2レジスタ18のシフトの
み行われ、X1レジスタ15、Y1レジスタ17及びC1
レジスタ19の内容はそのまま保持される。これらを制
御するのが、オペレーションコードをデコードする命令
デコード回路20である。オプションビットは、オプシ
ョンレジスタ21に格納される。ソート回路22は、Y
1,Y2,Y3の比較結果によって頂点A,B,Cを決定
し、マルチプレクサ23,24,25,26を制御す
る。これにより、マルチプレクサ23〜26からソート
された頂点データ(XA,YA,CA),(XB,YB
B),(XC,YC,CC)とオプションビット(AC
A-B,ACA-C,ACB-C),(ECA-B,ECA-C,EC
B-C)とが出力される。
【0031】ソート回路22は、図16に示すように、
3つの比較回路31,32,33と、これら比較回路3
1〜33からの比較結果に基づいてマルチプレクサ23
〜26を制御するための制御信号SORT1〜6を出力
するソートテーブル34とで構成することができる。比
較回路31は、座標データY1,Y2を入力し、Y1<Y2
のときLT12=1とし、Y1=Y2のときEQ12=1と
し、Y1>Y2のときGT12=1とする。比較回路32,
33もそれぞれ座標データY1,Y3及びY2,Y3につい
て同様の比較を行い、大小関係のフラグLT,EQ,G
Tを出力する。ソートテーブル34は、図17に示すよ
うな内容となっており、Y1,Y2,Y3の大小関係に基
づいて、制御信号SORT1〜6のうちの一つを出力す
る。なお、図中“−”で示した組み合わせは、三角形と
してあり得ない状態である。そして、各制御信号SOR
T1〜6によって、図18に示すようなマルチプレクサ
制御が行われる。
【0032】次にエッジ計算回路2について説明する。
図19は、エッジ計算回路2で求められる各座標値を示
す図である。ここでは、クヌースのアルゴリズム(ダイ
アモンドルール)によって、各頂点A,B,Cを、水平
(X)、垂直(Y)方向にそれぞれグリッド幅の±0.
5の幅を持つダイアモンド状のボックスを、各頂点A,
B,C間でドラッグさせたときの図中破線で示すボック
スの軌跡を三角形のエッジとする。このエッジと各水平
(スキャン)ラインとの交点は、左右のエッジそれぞれ
について、その外側及び内側で、各ラインについて4つ
ずつ求められる。また、これらの交点は、実際の交点で
はなく、実際の交点のすぐ内側のグリッド上の点が選択
される。従って、ライン交点データに含まれる座標値を
まとめると、次のようになる。
【0033】 YN :ラインNのY座標 XLe: 〃 の左側エッジ外側X座標(グリッド上) XLi: 〃 の左側エッジ内側X座標(グリッド上) XRi: 〃 の右側エッジ内側X座標(グリッド上) XRe: 〃 の右側エッジ外側X座標(グリッド上)
【0034】このようにして求められた各座標値に基づ
き、輝度処理する場合には、図20に示すように、XL
eからXLiまで徐々に輝度値Iが増加し、XRiから
XReまで徐々に輝度値Iが減少していくように、三角
形の内部の輝度値Iを決定していくため、XLeでの輝
度の初期値I0Lとその増加率ddIL、XRiの次の
X方向ピクセルでの輝度の初期値I0Rとその減少率d
dIRとが求められる。
【0035】図21及び図22は、これらの各座標値及
び輝度値を求める方法を説明するための図であり、図2
1は左側のエッジを求めるときの方法、図22は右側の
エッジを求めるときの方法である。いずれのエッジにつ
いても、各頂点間のY方向距離に対するX方向距離(Y
座標が1ライン分移動したときのX座標の移動量)をX
D、X方向距離に対するY方向距離(X座標が1画素分
移動したときのY座標の移動量)をYDとしたとき、|
YD|<|XD|の場合(a)と、|YD|≧|XD|
の場合(b)とで求め方は多少異なってくる。
【0036】・左側エッジが|YD|<|XD|(水平
に近い)の場合 図21(a)において、ラインNと左側エッジとの真の
交点XLは、このエッジの上側の頂点から傾きXDをラ
イン分だけ加算していくことにより求められ、交点XL
からXマイナス方向に|XD|/2だけ離れた点が真の
外側交点XLer、交点XLからXプラス方向に|XD
|/2だけ離れた点が真の内側交点XLirとなる。そ
して、真の外側交点XLer及び真の内側交点XLir
の小数点以下を切り上げた値がそれぞれグリッド上の外
側交点XLe及びグリッド上の内側交点XLiとなる。
【0037】また、真の外側交点XLerでの輝度値I
が0、真の内側交点XLirでの輝度値Iが1となるよ
うにXLe〜XLiまでの各ピクセルの輝度値Iを決定
するため、ddIL=|YD|として、
【0038】
【数1】I0L=(XLe−XLer)*ddIL InL=In-1L+ddIL (n≠0)
【0039】とする。XLi以降の輝度値Iは1とな
る。
【0040】・左側エッジが|YD|≧|XD|(垂直
に近い)の場合 図21(b)において、ラインNと左側エッジとの真の
交点XLは、このエッジの上側の頂点から傾きXDをラ
イン分だけ加算していくことにより求められ、交点XL
からXマイナス方向に0.5だけ離れた点が真の外側交
点XLer、交点XLからXプラス方向に0.5だけ離
れた点が真の内側交点XLirとなる。そして、真の外
側交点XLer及び真の内側交点XLirの小数点以下
を切り上げた値がそれぞれグリッド上の外側交点XLe
及びグリッド上の内側交点XLiとなる。この場合、X
LeとXLiとは、必然的にX方向に隣接したピクセル
位置となる。
【0041】また、真の外側交点XLerでの輝度値I
が0、真の内側交点XLirでの輝度値Iが1となるよ
うにXLeのピクセルの輝度値I0Lを、
【0042】
【数2】I0L=XLe−XLer
【0043】のように決定する。隣のXLiの輝度値I
は1となる。この場合、ddILは、特に求める必要は
ない。
【0044】・右側エッジが|YD|<|XD|(水平
に近い)の場合 図22(a)において、ラインNと右側エッジとの真の
交点XRは、このエッジの上側の頂点から傾きXDをラ
イン分だけ加算していくことにより求められ、交点XR
からXマイナス方向に|XD|/2だけ離れた点が真の
内側交点XRir、交点XRからXプラス方向に|XD
|/2だけ離れた点が真の外側交点XRerとなる。そ
して、真の内側交点XRir及び真の外側交点XRer
の小数点以下を切り捨てた値がそれぞれグリッド上の内
側交点XRi及びグリッド上の外側交点XReとなる。
【0045】また、真の内側交点XRirでの輝度値I
が1、真の外側交点XRerでの輝度値Iが0となるよ
うにXRi+1〜XReまでの各ピクセルの輝度値Iを
決定するため、ddIR=|YD|として、
【0046】
【数3】I0R=(XRer−XRi−1)*ddIR InR=In-1R−ddIR (n≠0)
【0047】とする。XRe+1以降の輝度値Iは0と
なる。
【0048】・右側エッジが|YD|≧|XD|(垂直
に近い)の場合 図22(b)において、ラインNと右側エッジとの真の
交点XRは、このエッジの上側の頂点から傾きXDをラ
イン分だけ加算していくことにより求められ、交点XR
からXマイナス方向に0.5だけ離れた点が真の内側交
点XRir、交点XRからXプラス方向に0.5だけ離
れた点が真の外側交点XRerとなる。そして、真の内
側交点XRir及び真の外側交点XRerの小数点以下
を切り捨てた値がそれぞれグリッド上の内側交点XRi
及びグリッド上の外側交点XReとなる。この場合、X
RiとXReとは、必然的にX方向に隣接したピクセル
位置となる。
【0049】また、真の内側交点XRirでの輝度値I
が1、真の外側交点XRerでの輝度値Iが0となるよ
うにXReのピクセルの輝度値I0Rを、
【0050】
【数4】I0R=XRer−XRe
【0051】のように決定する。隣のXRiの輝度値I
は1となる。この場合、ddIRは、特に求める必要は
ない。
【0052】このようにライン交点データが求められれ
ば、図20に示すように、左側エッジの外側交点XLe
から輝度値I0Lを初期値とし、輝度の増分値をddI
Lとして、内側交点XLiにかけて輝度値を1まで徐々
に増加させ、右エッジの内側交点XRiの右隣りから輝
度値I0Rを初期値とし、輝度の増分値(減少値)をd
dIRとして、外側交点XReにかけて輝度値を0まで
徐々に減少させることにより、通常のスキャンラインに
沿ったシーケンシャルな処理に基づいて各ピクセルの輝
度値Iを求めることができる。なお、図23に示すよう
に、頂点付近では、左右のエッジが近接するために、左
エッジの外側交点XLeと右エッジの内側交点XRiと
の関係及び左エッジの内側交点XLiと右エッジの外側
交点XReとの関係がそれぞれX方向に逆転することが
ある。このため、輝度値Iの描画は、XLeからXRe
までとし、この間にXLi及びXRiが現れなかったと
きには、これを無視するような処理が必要となる。
【0053】次に、エッジ計算回路2の詳細について説
明する。図24は、エッジ計算回路1の構成例を示すブ
ロック図である。まず、三角形の頂点座標(XA
A),(XB,YB),(XC,YC)は、エッジ傾き計
算回路41に与えられる。エッジ傾き計算回路41は、
例えば図25に示すように構成され、セレクタ51,5
2でX座標XA〜XCの一つをそれぞれ選択すると共に、
セレクタ53,54でY座標YA〜YCの一つをそれぞれ
選択し、セレクタ51,52の出力及びセレクタ53,
54の出力をそれぞれ減算器55,56で減算し、その
減算結果を除算器57で除算することにより、頂点座標
から、下記数5で示される直線AB,AC,BCの傾き
をそれぞれ算出する。
【0054】
【数5】 XD1=(XB−XA)/(YB−YA) XD2=(XC−XA)/(YC−YA) XD3=(XC−XB)/(YC−YB) YD1=(YB−YA)/(XB−XA) YD2=(YC−YA)/(XC−XA) YD3=(YC−YB)/(XC−XB
【0055】これらの傾きデータは、レジスタ58にそ
れぞれ格納される。なお、セレクタ59は、分子分母の
選択を行い、セレクタ60は、計算結果をどのレジスタ
58に格納するかを選択する。そして、セレクタ51〜
54,59,60は、セレクタコントローラ61によっ
てコントロールされる。
【0056】傾きデータXD1〜XD3及び頂点データ
A,XB,XC,YAは、エッジ座標算出回路42に供給
され、ここで各スキャンラインについてのY座標値YN
と、真のエッジ位置XL,XRとが求められる。このエッ
ジ座標算出回路42は、例えば図26に示すように構成
されている。まず、Y座標値YNの初期値としてYAがセ
レクタ71によって選択され、YNレジスタ72に格納
される。以後、Y座標値YNは、加算器73によって1
ずつ加算されて更新される。また、各ラインにおいて、
セレクタ74,76でまず頂点XAが選択され、セレク
タ75,77でそれぞれ傾きXD1,XD2が選択され
る。そして、最初はセレクタ78,79によって頂点座
標XAがエッジ座標XL,XRとして選択されてXLレジス
タ80及びXRレジスタ81にそれぞれ格納され、以
後、加算器82,83によってこれらに傾きXD1,X
D2が順次加算されてエッジ座標XL,XRが求められ
る。
【0057】ここで、図24のコントローラ43は、Y
NとYB,YCとの大小関係に基づいてYBが最初に現れた
ときにはコントロール信号S1を出力し、YCが最初に
現れたときにはコントロール信号S2を出力する。コン
トロール信号S1が出力された場合には、セレクタ7
4,75がそれぞれXB,XD3を選択し、コントロー
ル信号S2が出力された場合には、セレクタ76,77
がそれぞれXC,XD3を選択する。これにより、直線
の切替が行われる。
【0058】求められたエッジ座標XL,XRは、傾きX
D1〜XD3と共にエッジ範囲算出回路44に供給され
る。エッジ範囲算出回路44は、例えば図27に示すよ
うに構成されている。この回路のうち上側の回路は、左
側エッジの外側交点XLe,及び内側交点XLiを算出
するための回路、下側の回路は、右側エッジの内側交点
XRi及び外側交点XReを算出するための回路であ
る。まず、セレクタ91,92は、傾きデータXD1,
XD2を選択し、これを絶対値化回路93,94で絶対
値化すると共に、1/2回路95,96で1/2した値
を算出する。セレクタ97,98は、一方に1/2回路
95,96の出力を、また他方に“0.5”を導入し、
コントロール信号S3によっていずれか一方を選択す
る。このため、図24のコントローラ13は、傾きデー
タYD1〜YD3に基づいて、エッジの傾斜が緩い傾斜
であるか(|YD|<|XD|)、急な傾斜であるか
(|YD|≧|XD|)を示すコントロール信号S3を
出力する。セレクタ97,98の出力は、減算器99,
100及び加算器101,102によってそれぞれエッ
ジ座標XL,XRと加減算され、左側エッジの場合には、
切り上げ回路103,104によって演算結果が切り上
げられ、右側エッジの場合には、切り捨て回路105,
106によって演算結果が切り捨てられることにより、
交点座標XLe,XLi,XRi,XReがそれぞれ算
出され、これらがレジスタ107,108,109,1
10にそれぞれ格納される。また、切り捨て及び切り上
げ前の途中の演算結果から、真の外側交点XLer,X
Rerが求められる。新たなエッジに切り替わるときに
は、コントロール信号S1,S2によってセレクタ9
1,92がいずれか一方の傾きデータをXD3に切り替
える。
【0059】求められた交点座標XLe,XLi,XR
i,XRe,XLer.XRerは、傾きデータYD1
〜YD3と共に輝度初期値・増分値算出回路45に供給
される。輝度初期値・増分値算出回路45は、例えば図
28に示すように構成されている。傾きデータYD1〜
YD3は、それぞれ絶対値化回路115〜118で絶対
値化されてセレクタ122,129にそれぞれ供給され
る。図28の回路のうち、上半分は左側エッジの輝度、
下半分は右側エッジの輝度を算出する回路である。即
ち、左側エッジの真の外側交点XLerとグリッド上の
外側交点XLeとの差分が減算器121で求められ、こ
の差分がセレクタ122で選択された|YD1|又は|
YD3|と乗算器123において乗算される。セレクタ
124は、左側エッジの傾きが緩やかな場合にこの乗算
結果を輝度の初期値I0Lとして選択するが、左側エッ
ジの傾きが急な場合には、乗算前の差分値を輝度の初期
値I0Lとして選択する。この初期値I0LがI0Lレジ
スタ125に格納され、セレクタ122で選択された|
YD1|又は|YD3|がddILレジスタ126に格
納される。
【0060】また、右側エッジの真の外側交点XRer
とセレクタ127で選択されたグリッド上の外側交点X
Re又は内側交点XRi+1との差分が減算器128で
求められ、この差分がセレクタ129で選択された|Y
D2|又は|YD3|と乗算器130において乗算され
る。セレクタ131は、左側エッジの傾きが緩やかな場
合にこの乗算結果を輝度の初期値I0Rとして選択する
が、左側エッジの傾きが急な場合には、乗算前の差分値
を輝度の初期値I0Rとして選択する。この初期値I0
がI0Rレジスタ132に格納され、セレクタ129で
選択された|YD2|又は|YD3|がddIRレジス
タ133に格納される。
【0061】一方、この輝度初期値・増分値算出回路4
5では、右側エッジ又は左側エッジが描画されないこと
が指定されている場合には、セレクタ122又は129
でddIL又はddIRとして“0”のデータを選択す
ると共に、セレクタ124又は131で初期値I0L又
はI0Rとして、“0”のデータを選択する。また、右
側エッジ又は左側エッジが描画されるが輝度処理されな
いことが指定されている場合には、セレクタ122又は
129でddIL又はddIRとして“0”のデータを
選択すると共に、セレクタ124又は131で初期値I
0L又はI0Rとして、“1”のデータを選択する。セレ
クタ122,129,124,131をコントロールす
るためのコントロール信号S11,S12,S13は、
コントローラ43がYNとYB,YCとの大小関係及びオ
プションビット(ACA-B,ACA-C,ACB-C),(E
A-B,ECA-C,ECB-C)に基づいて出力する。
【0062】次に水平ライン処理回路3について説明す
る。図29は、水平ライン処理回路3の構成例を示すブ
ロック図である。この例では、YNの値はそのままピク
セルY座標YPとなる。1スキャンラインの処理の開始
時、XPレジスタ141には、スキャンライン上での最
初の処理ピクセルのX座標XPが格納される。このX座
標XPは、セレクタ142により選択され、初期値はX
Leである。また、XLe,XLi,XRi,XRe
は、それぞれ対応するレジスタ143,144,14
5,146にセットされる。X座標XPは、加算器14
0で“1”が順次加算されてスキャンラインに沿って1
つずつ右側に移動する。このX座標XPが比較器14
7,148,149,150においてそれぞれXLe,
XLi,XRi,XReと比較され、その比較結果に基
づいてコントローラ151が各部を制御する。
【0063】即ち、XPがXLeと等しいときには、セ
レクタ152でI0Lが選択され、これがIP1レジスタ
153に格納され、XPがXLeよりも大きくXLiよ
りも小さいときには、IP1レジスタ153の値に加算器
154で増分値ddILを累積加算した値が選択されて
P1レジスタ153に格納される。また、XPがXRi
を超えた場合には、セレクタ155でI0Rが選択さ
れ、これがIP2レジスタ156に格納される。XPがX
Ri+1よりも大きくXRe以下のときには、IP2レジ
スタ156の値に減算器157で増分値(減少値)dd
IRを順次減算した値が選択されてIP2レジスタ156
に格納される。レジスタ153,156の値及び“1”
がセレクタ158に供給され、XPがXLeからXLi
−1までの間はレジスタ153の出力、XPがXLiか
らXRiまでは“1”、XPがXRi+1からXReま
での間はレジスタ156の出力が輝度値IPとして選択
されることになる。また、コントローラ151は、前段
回路からのSTART信号によって1スキャンライン分
の動作を開始し、XPがXReを超えたことをもって前
段回路に処理終了を示すEND信号を出力する。
【0064】このように、この回路によれば、スキャン
ラインに沿って順次ピクセルの輝度値を求めていくこと
ができるので、高速処理が可能になる。また、描画コマ
ンドにより指定された輝度処理されないエッジ及び描画
されないエッジについてはそれぞれ輝度値の初期値を
1,0、増分値を0とすることにより、輝度処理するエ
ッジの処理と共通の処理によって描画有無、輝度処理有
無の制御が可能になる。
【0065】なお、以上の実施例では、グリッド上の点
の輝度値を求めるようにしているが、実際の点の輝度値
から水平ライン描画時に補正を加えていくようにしても
良い。
【0066】また、上述した実施例は、各部の処理をハ
ードウェアにて実現したが、各部の処理をソフトウェア
によって実現することもできる。この場合には、多角形
描画処理プログラムは、適当な記録媒体に記録して提供
可能である。
【0067】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、三
角形の各エッジに対してそれを描画するか否かを指示す
る制御ビットを有する三角形の描画命令を入力し、この
描画命令に基づいて、三角形の描画処理時にエッジの輝
度値を決定するようにしているので、二度描画される可
能性のあるエッジについては、描画命令の中に、そのエ
ッジを描画しないことを指示する制御ビットを含ませて
おけば、そのエッジ部分が二度描画されることがない。
このため、接したエッジ部分のピクセルの輝度値を論理
演算や混合処理によって決定しても、その部分の輝度値
が他の部分の輝度値と大きく異なることがないので、自
然で滑らかな多角形の描画処理が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 描画すべき多角形を構成する三角形を示す図
である。
【図2】 多角形の描画モードを説明するための図であ
る。
【図3】 連続的に描画される複数の三角形と各辺の描
画の有無を説明するための図である。
【図4】 直線の描画によって生じるジャギを説明する
ための図である。
【図5】 アンチエイリアシング直線描画手法を説明す
るための図である。
【図6】 隣接する三角形の辺と上記手法による輝度処
理の有無との関係を説明するための図である。
【図7】 三角形の各辺の描画タイプを説明するための
図である。
【図8】 三角形の描画命令のフォーマットを示す図で
ある。
【図9】 Triangle_Fill命令の命令コードの詳細を示
す図である。
【図10】 STRIPモードでの描画とオプションビ
ットとの関係を示す図である。
【図11】 FANモードでの描写とオプションビット
との関係を示す図である。
【図12】 この発明の一実施例に係る多角形描画装置
のブロック図である。
【図13】 同装置における三角形セットアップ回路の
機能を説明するための図である。
【図14】 同セットアップ回路でのオプションビット
のソートを説明するための図である。
【図15】 同セットアップ回路のブロック図である。
【図16】 同セットアップ回路におけるソート回路の
ブロック図である。
【図17】 同ソート回路におけるソートテーブルの内
容を示す図である。
【図18】 同セットアップ回路におけるマルチプレク
サ制御を説明するための図である。
【図19】 同装置におけるエッジ計算回路の処理内容
を説明するための図である。
【図20】 同装置における水平ライン処理回路の動作
を説明するための図である。
【図21】 エッジ計算回路での右側エッジの各種デー
タの算出方法を説明するための図である。
【図22】 エッジ計算回路での左側エッジの各種デー
タの算出方法を説明するための図である。
【図23】 水平ライン処理回路での頂点部の処理を説
明するための図である。
【図24】 エッジ計算回路の詳細ブロック図である。
【図25】 同回路におけるエッジ傾き計算回路のブロ
ック図である。
【図26】 同回路におけるエッジ座標算出回路のブロ
ック図である。
【図27】 同回路におけるエッジ範囲算出回路のブロ
ック図である。
【図28】 同回路における輝度初期値・増分値算出回
路のブロック図である。
【図29】 水平ライン処理回路の詳細ブロック図であ
る。
【図30】 従来の多角形描画方法を説明するための図
である。
【符号の説明】
1…三角形セットアップ回路、2…エッジ計算回路、3
…水平ライン処理回路、4…ピクセル処理回路、5…メ
モリ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角形をその内部を塗り潰しながら描画
    すると共に、この三角形を組み合わせて多角形を描画す
    る多角形描画方法において、 前記三角形の各エッジに対してそれを描画するか否かを
    指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入力
    し、 この描画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度
    値で塗り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際し
    て前記制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決
    定するようにしたことを特徴とする多角形描画方法。
  2. 【請求項2】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に応
    じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッジ
    部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り潰
    しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて多
    角形を描画する多角形描画方法において、 前記三角形の各エッジに対してそれを輝度処理するか否
    かを指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入
    力し、 この描画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度
    値で塗り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際し
    て前記制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決
    定するようにしたことを特徴とする多角形描画方法。
  3. 【請求項3】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に応
    じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッジ
    部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り潰
    しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて多
    角形を描画する多角形描画方法において、 前記三角形の各エッジに対してそれを描画するか否か及
    び輝度処理するか否かをそれぞれ指示する制御ビットを
    有する三角形の描画命令を入力し、 この描画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度
    値で塗り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際し
    て前記制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決
    定するようにしたことを特徴とする多角形描画方法。
  4. 【請求項4】 前記輝度値は、描画しようとするピクセ
    ルとその位置に元々存在するピクセルの混合比によって
    決定され、 前記制御ビットが描画しないことを指示しているときに
    は、描画しようとするピクセルの輝度値を0に決定する
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の多角形描画方
    法。
  5. 【請求項5】 前記輝度値は、描画しようとするピクセ
    ルとその位置に元々存在するピクセルの混合比によって
    決定され、 前記制御ビットが輝度処理しないことを指示していると
    きには、描画しようとするピクセルの輝度値を1に決定
    することを特徴とする請求項2又は3記載の多角形描画
    方法。
  6. 【請求項6】 描画すべき多角形の各エッジとスキャン
    ラインとの交差部に関するデータであって、前記スキャ
    ンラインのスキャン方向上流側エッジに対応する第1の
    外側交点及び内側交点、前記スキャンラインのスキャン
    方向下流側エッジに対応する第2の外側交点及び内側交
    点、前記第1の外側交点から内側交点までの前記輝度値
    の増加率、並びに前記第2の内側交点から外側交点まで
    の前記輝度値の減少率を含むライン交点データを各スキ
    ャンライン毎に求め、 この求められた前記各スキャンライン毎のライン交点デ
    ータに基づいて、各スキャンライン毎にスキャン方向に
    前記三角形の内部の各輝度値をシーケンシャルに求める
    ようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の多角
    形描画方法。
  7. 【請求項7】 三角形をその内部を塗り潰しながら描画
    すると共に、この三角形を組み合わせて多角形を描画す
    る多角形描画装置において、 前記三角形の各エッジに対してそれを描画するか否かを
    指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入力
    し、前記制御ビットに基づいて前記三角形の各エッジと
    スキャンラインとの交差部の位置及びそのピクセルの輝
    度値に関するライン交点データを各スキャンライン毎に
    求めるエッジ計算手段と、 このエッジ計算手段で求められた前記各スキャンライン
    毎のライン交点データに基づいて、各スキャンライン毎
    にスキャン方向に前記三角形の内部の各輝度値をシーケ
    ンシャルに求めるスキャンライン処理手段とを備えてな
    ることを特徴とする多角形描画装置。
  8. 【請求項8】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に応
    じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッジ
    部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り潰
    しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて多
    角形を描画する多角形描画装置において、 前記三角形の各エッジに対してそれを輝度処理するか否
    かを指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入
    力し、前記描画すべき多角形の各エッジとスキャンライ
    ンとの交差部に関するデータであって、前記スキャンラ
    インのスキャン方向上流側エッジに対応する第1の外側
    交点及び内側交点、前記スキャンラインのスキャン方向
    下流側エッジに対応する第2の外側交点及び内側交点、
    前記第1の外側交点から内側交点までの前記輝度値の増
    加率、前記第2の内側交点から外側交点までの前記輝度
    値の減少率、並びに前記制御ビットが輝度処理しないこ
    とを指示しているときには1を示す輝度値を含むライン
    交点データを各スキャンライン毎に求めるエッジ計算手
    段と、 このエッジ計算手段で求められた前記各スキャンライン
    毎のライン交点データに基づいて、各スキャンライン毎
    にスキャン方向に前記多角形の内部の各輝度値をシーケ
    ンシャルに求めるスキャンライン処理手段とを備えてな
    ることを特徴とする多角形描画装置。
  9. 【請求項9】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に応
    じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッジ
    部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り潰
    しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて多
    角形を描画する多角形描画装置において、 前記三角形の各エッジに対してそれを描画するか否か及
    び輝度処理するか否かをそれぞれ指示する制御ビットを
    有する三角形の描画命令を入力し、前記描画すべき多角
    形の各エッジとスキャンラインとの交差部に関するデー
    タであって、前記スキャンラインのスキャン方向上流側
    エッジに対応する第1の外側交点及び内側交点、前記ス
    キャンラインのスキャン方向下流側エッジに対応する第
    2の外側交点及び内側交点、前記第1の外側交点から内
    側交点までの前記輝度値の増加率、前記第2の内側交点
    から外側交点までの前記輝度値の減少率、前記制御ビッ
    トが描画しないことを指示しているときには0を示す輝
    度値、並びに前記制御ビットが輝度処理しないことを指
    示しているときには1を示す輝度値を含むライン交点デ
    ータを各スキャンライン毎に求めるエッジ計算手段と、 このエッジ計算手段で求められた前記各スキャンライン
    毎のライン交点データに基づいて、各スキャンライン毎
    にスキャン方向に前記多角形の内部の各輝度値をシーケ
    ンシャルに求めるスキャンライン処理手段とを備えてな
    ることを特徴とする多角形描画装置。
  10. 【請求項10】 三角形をその内部を塗り潰しながら描
    画すると共に、この三角形を組み合わせて多角形を描画
    する多角形描画プログラムを記憶した媒体において、 前記三角形の各エッジに対してそれを描画するか否かを
    指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入力
    し、 この描画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度
    値で塗り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際し
    て前記制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決
    定するようにしたことを特徴とする多角形描画プログラ
    ムを記憶した媒体。
  11. 【請求項11】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に
    応じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッ
    ジ部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り
    潰しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて
    多角形を描画する多角形描画プログラムを記憶した媒体
    において、 前記三角形の各エッジに対してそれを輝度処理するか否
    かを指示する制御ビットを有する三角形の描画命令を入
    力し、 この描画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度
    値で塗り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際し
    て前記制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決
    定するようにしたことを特徴とする多角形描画プログラ
    ムを記憶した媒体。
  12. 【請求項12】 描画平面上の各グリッドを覆う面積に
    応じた輝度値を与える輝度処理を施すことにより、エッ
    ジ部分が滑らかに見えるように三角形をその内部を塗り
    潰しながら描画すると共に、この三角形を組み合わせて
    多角形を描画する多角形描画プログラムを記憶した媒体
    において、 前記三角形の各エッジに対してそれを描画するか否か及
    び輝度処理するか否かをそれぞれ指示する制御ビットを
    有する三角形の描画命令を入力し、 この描画命令に基づいて前記三角形の内部を所定の輝度
    値で塗り潰すと共に前記三角形の各エッジの描画に際し
    て前記制御ビットを参照して前記各エッジの輝度値を決
    定するようにしたことを特徴とする多角形描画プログラ
    ムを記憶した媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001175879A (ja) * 1999-12-14 2001-06-29 Nec Corp 三次元グラフィックス描画処理方法及びその装置
WO2001075855A1 (fr) * 2000-04-04 2001-10-11 Hitachi, Ltd. Dispositif de traitement de donnees d'image et systeme de commande d'affichage

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