JPH1185819A - 部品配置装置 - Google Patents

部品配置装置

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JPH1185819A
JPH1185819A JP9236930A JP23693097A JPH1185819A JP H1185819 A JPH1185819 A JP H1185819A JP 9236930 A JP9236930 A JP 9236930A JP 23693097 A JP23693097 A JP 23693097A JP H1185819 A JPH1185819 A JP H1185819A
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JP9236930A
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Inventor
Shinji Miura
伸治 三浦
Yukihiro Fukumoto
幸弘 福本
Hiroichi Uemura
博一 植村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が手動で部品の配置位置を編集する作
業を極力減らして設計期間を短縮できる部品配置装置を
提供する。 【解決手段】 部品間接続情報と部品形状情報と部品リ
ストとグループリストとを含む設計データを記憶する設
計データ記憶部112aと、グループ間接続情報を生成
するグループ間接続情報生成部106と、グループ形状
情報を算出するグループ形状情報算出部105と、ブロ
ック間接続情報を生成するブロック間接続情報生成部1
08と、ブロック形状情報を算出するブロック形状情報
算出部107と、ブロックの配置位置を決定するブロッ
ク配置位置決定部109と、配置位置を決定された各ブ
ロック内においてグループの配置位置を決定するグルー
プ配置位置決定部110と、配置位置を決定された各グ
ループ内において部品の配置位置を決定する部品配置位
置決定部111とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板の部品配
置装置及び部品配置プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ、オーディオ及びビデオを
始めとする家電製品や、パソコン及びその周辺機器を始
めとする情報機器等の各種電化製品の普及及び進歩は目
覚ましく、各メーカー間の競争は激化の一途をたどり、
短いサイクルでの設計変更や新製品発売が頻繁に行われ
ている。その為、より短い期間で設計及び生産等を行う
ことが必須とされ、その中でも配線基板を製作する工程
における実装設計は、回路が複雑又は大規模になるのに
伴い益々その設計期間も増大し、また、この実装設計の
完成度が後工程の期間や品質に大きく影響を及ぼすとい
っても過言ではない。
【0003】一般に配線基板の実装設計とは、回路設計
によって作成された回路図に基づき、それぞれの部品を
基板上のどこへ配置するか、あるいは部品間の配線経路
の接続をどのように行なうかを決定する基板レイアウト
の作成作業である。この実装設計を効率よく行なうため
に、CAD(Computer Aided Design)装置が盛んに利
用されている。
【0004】CAD装置を利用した実装設計の従来技術
は、例えば、(株)情報調査会発行の”エレクトロニク
ス実装技術”1993年7月号の特集「高機能実装対応
CAD/CAEシステム」、第13頁から第36頁や、
山田照彦監修「プリント基板のCAE」応用技術出版、
1990年1月14日発行、に紹介されている。従来の
CAD装置を利用した実装設計においては、まず、回路
の機能ブロックの概略位置を決定する。ここで、機能ブ
ロックの概略位置の決定は、各部品形状と部品間の接続
情報と機能ブロックの部品構成とに基づいて、ブロック
形状と各ブロック間の接続関係とを算出し、これに基づ
いて決定される。次に、このようにして決定されたブロ
ックの概略位置に基づいて、個々のブロックに属する部
品の配置位置を決定する。
【0005】なお、この作業は、CAD装置の自動配置
機能や対話編集機能等を用いて行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年は
さらに回路が複雑かつ大規模になり、また、設計制約が
複雑化してきているために、従来のCAD装置の自動配
置機能による設計が難しくなっている。つまり、従来の
CAD装置で設計を行なう為には、対話編集機能等を用
いて利用者が手動で部品の配置位置を編集しなければな
らず、これに伴い設計期間が増大している。
【0007】そこで、本発明はかかる問題点に鑑み、た
とえ複雑又は大規模な回路であろうとも、利用者が手動
で部品の配置位置を編集する作業を極力減らして設計期
間を短縮でき、複雑化した設計制約を考慮しながら設計
して設計品質を向上させる部品配置装置及び部品配置プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る部品配置装置は、設計データが示す複数
部品の接続関係に基づいてその複数部品の基板上の配置
位置を決定する部品配置装置であって、部品間の接続関
係を示す部品間接続情報と各部品の形状を示す部品形状
情報と部品グループ別にグループに属する部品を示す部
品リストと部品グループのまとまりであるブロック別に
ブロックに属するグループを示すグループリストとグル
ープ間の接続関係を示すグループ間接続情報と各グルー
プの形状を示すグループ形状情報とブロック間の接続関
係を示すブロック間接続情報と各ブロックの形状を示す
ブロック形状情報とを含む設計データを記憶する設計デ
ータ記憶手段と、ブロック間接続情報とブロック形状情
報とに基づいてブロックの配置位置を決定するブロック
配置位置決定手段と、ブロック配置位置決定手段により
配置位置を決定された各ブロック内においてグループ間
接続情報とグループ形状情報とに基づいてグループの配
置位置を決定するグループ配置位置決定手段と、グルー
プ配置位置決定手段により配置位置を決定された各グル
ープ内において部品間接続情報と部品形状情報とに基づ
いて部品の配置位置を決定する部品配置位置決定手段と
を備えることを特徴とする。
【0009】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと段階的に
設計することができる。また、前記設計データは、さら
に、部品配置設計における制約条件を示す部品設計制約
情報と、グループ配置設計における制約条件を示すグル
ープ設計制約情報と、ブロック配置設計における制約条
件を示すブロック設計制約情報とを含み、前記ブロック
配置位置決定手段は、ブロック間接続情報とブロック形
状情報にブロック設計制約情報を加えた3つの情報に基
づいてブロックの配置位置を決定し、前記グループ配置
位置決定手段は、グループ間接続情報とグループ形状情
報にグループ設計制約情報を加えた3つの情報に基づい
てグループの配置位置を決定し、前記部品配置位置決定
手段は、部品間接続情報と部品形状情報に設計制約情報
を加えた3つの情報に基づいて部品の配置位置を決定す
ることを特徴とすることもできる。
【0010】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと設計制約
を考慮しながら段階的に設計することができる。また、
上記目的を達成するために本発明に係る部品配置プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
は、部品間の接続関係を示す部品間接続情報と各部品の
形状を示す部品形状情報と部品グループ別にグループに
属する部品を示す部品リストと部品グループのまとまり
であるブロック別にブロックに属するグループを示すグ
ループリストとグループ間の接続関係を示すグループ間
接続情報と各グループの形状を示すグループ形状情報と
ブロック間の接続関係を示すブロック間接続情報と各ブ
ロックの形状を示すブロック形状情報とを含む設計デー
タが示す複数部品の接続関係に基づいてその複数部品の
基板上の配置位置を決定する部品配置プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、ブ
ロック間接続情報とブロック形状情報とに基づいてブロ
ックの配置位置を決定するブロック配置位置決定ステッ
プと、ブロック配置位置決定ステップにより配置位置を
決定された各ブロック内においてグループ間接続情報と
グループ形状情報とに基づいてグループの配置位置を決
定するグループ配置位置決定ステップと、グループ配置
位置決定ステップにより配置位置を決定された各グルー
プ内において部品間接続情報と部品形状情報とに基づい
て部品の配置位置を決定する部品配置位置決定ステップ
とを備えることを特徴とする。
【0011】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと段階的に
設計することができる。また、前記設計データは、さら
に、部品配置設計における制約条件を示す部品設計制約
情報と、グループ配置設計における制約条件を示すグル
ープ設計制約情報と、ブロック配置設計における制約条
件を示すブロック設計制約情報とを含み、前記ブロック
配置位置決定ステップは、ブロック間接続情報とブロッ
ク形状情報にブロック設計制約情報を加えた3つの情報
に基づいてブロックの配置位置を決定し、前記グループ
配置位置決定ステップは、グループ間接続情報とグルー
プ形状情報にグループ設計制約情報を加えた3つの情報
に基づいてグループの配置位置を決定し、前記部品配置
位置決定ステップは、部品間接続情報と部品形状情報に
設計制約情報を加えた3つの情報に基づいて部品の配置
位置を決定することを特徴とすることもできる。
【0012】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと設計制約
を考慮しながら段階的に設計することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図25を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る部品配置装置の
実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【0014】以下に図1を用いて、形状情報及び接続情
報を算出し生成して階層的に部品配置を行なう部品配置
装置及びその方法について説明する。本装置は、コマン
ド入力部101、設計データ入力部102、コマンド解
析部103、コマンド実行部104、記憶部112、表
示部113及びデータ出力部114により構成される。
【0015】コマンド入力部101は、設計者が操作す
るキーボードやマウスなどからの表示画面の切り替え、
自動配置の実行及び部品の配置位置の編集等のコマンド
の入力を受け付ける。設計データ入力部102は、設計
者が操作するキーボードやマウス、通信回線及び記録媒
体などから設計データの入力を受け付ける。
【0016】ここで、設計データとは、部品の基板上の
配置位置を決定するために必要な情報であり、ここで
は、部品端子間接続情報、部品名リスト、部品形状リス
ト、部品群であるグループ別にそのグループに属する部
品を示す部品リスト、グループ群であるブロック別にそ
のブロックに属するグループを示すグループリスト及び
この基板に属するブロックを示すブロックリストからな
る。なお、これらの情報は、本装置とは個別のシステ
ム、即ち、上流側の回路設計CADシステム等によって
生成されたデータを取り込んだり、設計データ入力部1
02を用いて設計者が編集したものである。
【0017】例えば、設計データは、図2に示すような
部品端子間接続情報、図3に示すような部品名リスト、
図4に示すような部品形状リスト、図5(a)に示すよ
うな部品リスト、図5(b)に示すようなグループリス
ト及び図5(c)に示すようなブロックリストからな
る。コマンド解析部103は、コマンド入力部101に
より受け付けたコマンドを解析する。
【0018】コマンド実行部104は、コマンド解析部
103により解析されたコマンドに対応する動作を実行
する。なお、このコマンド実行部104は、ここで説明
するもの以外の動作も実行するが、この動作は従来の部
品配置装置の動作と変わらないのでその説明を省略し、
本装置特有の部分に関してのみ説明する。コマンド実行
部104は、さらに、グループ形状情報算出部105、
グループ間接続情報生成部106、ブロック形状情報算
出部107、ブロック間接続情報生成部108、ブロッ
ク配置位置決定部109及びグループ配置位置決定部1
10、部品配置位置決定部111を含む。
【0019】グループ形状情報算出部105は、グルー
プ内の全部品の面積の総和を算出し、算出した全部品の
面積の総和からグループの面積を算出して格納し、算出
したグループの面積からグループの形状を算出して格納
する。例えば、図5(a)に示す部品リスト「グループ
AA」501に基づいて、グループAAに属する部品
「IC1〜IC6」を検索し、グループAAに属する部
品「IC1」の部品名を図3に示す部品名リスト「IC
1」301に基づいて部品名「MN10」と認識し、図
4に示す部品リスト「MN10」401に基づいて部品
「IC1」の部品長と部品幅とを認識し、この部品長と
部品幅とを乗算して面積を算出する。同様にして、グル
ープAAに属する全部品の面積を算出し、その総和を算
出して格納し、算出したグループAAの面積の平方根を
とる等の演算を施しグループAAの形状を算出して格納
する。
【0020】グループ間接続情報生成部106は、部品
端子間接続情報に基づいて部品間接続情報を生成し、さ
らに、これと部品リストとに基づいてグループ間接続情
報を生成する。例えば、図2に示す部品端子間接続情報
「net1〜net13」201に基づいて、図6
(a)に示す部品間接続情報「IC1〜IC6」601
を生成し、同様に部品間接続情報を全て生成し、さら
に、これと図5(a)に示す部品リスト「グループA
A」501と「グループAB」502とに基づいて、図
6(b)に示すグループ間接続情報「グループAA」6
02を生成する。
【0021】ブロック形状情報算出部107は、グルー
プ形状情報算出部105により算出されたグループの面
積の総和からブロックの面積を算出し、算出したブロッ
クの面積からブロックの形状を算出して格納する。例え
ば、格納したグループAA、グループAB及びグループ
ACの面積の総和からブロックAの面積を算出し、グル
ープAAと同様にして、算出したブロックAの面積か
ら、ブロックAの形状を算出して格納する。
【0022】ブロック間接続情報生成部108は、各ブ
ロックに属するグループのグループ間接続情報とグルー
プリストとに基づいてブロック間接続情報を生成する。
例えば、図6(b)に示すグループ間接続情報「グルー
プAA、グループAB、グループAC」603と図5
(b)に示すグループリスト「ブロックA」503と
「ブロックB」504とに基づいて、図6(c)に示す
ブロック間接続情報「ブロックA」604を生成する。
【0023】ブロック配置位置決定部109は、ブロッ
ク間接続情報生成部108により生成されたブロック間
接続情報とブロック形状情報算出部107により算出さ
れた各ブロック形状とに基づいてブロックの配置位置を
決定する。例えば、図6(c)に示すブロック間接続情
報「ブロックA、ブロックB、ブロックC」605とブ
ロックA、ブロックB及びブロックCの形状とに基づい
て各ブロックの配置位置を決定する。
【0024】グループ配置位置決定部110は、グルー
プ間接続情報生成部106により生成されたグループ間
接続情報とブロック形状情報算出部107により算出さ
れた各グループ形状とに基づいて各グループの配置位置
を決定する。例えば、図6(b)に示すグループ間接続
情報「グループAA、グループAB、グループAC」6
03とグループAA、グループAB及びグループACの
形状とに基づいて各グループの配置位置を決定する。
【0025】部品配置位置決定部111は、部品間接続
情報と各部品形状とに基づいて各部品の配置位置を決定
する。例えば、図6(a)に示す部品間接続情報「IC
1〜IC6」601と部品IC1〜IC6の形状とに基
づいて各部品の配置位置を決定する。記憶部112は、
ROM、RAM又は、ハードディスクなどからなる情報
の一次的な記憶場所であり、記憶している内容に応じ
て、さらに、設計データ記憶部112a、グループ形状
情報記憶部112b、グループ間接続情報記憶部112
c、ブロック形状情報記憶部112d及びブロック間接
続情報記憶部112eを含む。
【0026】設計データ記憶部112aは、設計データ
入力部102により受け付けた設計データを記憶する。
グループ形状情報記憶部112bは、グループ形状情報
算出部105により算出されたグループの面積及びグル
ープの形状を記憶する。グループ間接続情報記憶部11
2cは、グループ間接続情報生成部106により生成さ
れたグループ間接続情報を記憶する。
【0027】ブロック形状情報記憶部112dは、ブロ
ック形状情報算出部107により算出されたブロックの
面積及びブロックの形状を記憶する。ブロック間接続情
報記憶部112eは、ブロック間接続情報生成部108
により生成されたブロック間接続情報を記憶する。表示
部113は、CRTなどからなる。
【0028】データ出力部114は、部品の配置データ
等を出力する。図7は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態1を用いた場合の、接続情報及び形状情報を算出
して階層的に部品配置を行なう処理のフローチャートを
示す図である。以下にその動作を説明する。まず、基板
内の全ブロックを検索する(ステップS701)。
【0029】次に、未処理のブロックがあるか否かを判
定し、なければブロック間接続情報を生成しに行く(ス
テップS702)。未処理のブロックがあればその1つ
に注目し、注目したブロックに属する全グループを検索
する(ステップS703)。次に、未処理のグループが
あるか否かを判定し、なければグループ間接続情報を生
成しに行く(ステップS704)。
【0030】未処理のグループがあればその1つに注目
し、注目したグループに属する全部品を検索する(ステ
ップS705)。次に、検索したグループ内の全部品の
面積の総和を算出する(ステップS706)。次に、算
出した全部品の面積の総和からグループの面積を算出し
て格納する(ステップS707)。
【0031】次に、算出したグループの面積からグルー
プの形状を算出してグループ形状情報記憶部に格納し、
未処理のグループがあるか否かを判定しに戻る(ステッ
プS708)。未処理のグループがなければ、部品端子
間接続情報に基づいて部品間接続情報を生成し、さら
に、これと部品リストとに基づいてグループ間接続情報
を生成する(ステップS709)。
【0032】次に、算出したグループの面積の総和から
ブロックの面積を算出する(ステップS710)。次
に、算出したブロックの面積からブロックの形状を算出
してブロック形状情報記憶部に格納し、未処理のブロッ
クがあるか否かを判定しに戻る(ステップS711)。
【0033】未処理のブロックがなければ、各ブロック
に属するグループのグループ間接続情報に基づいてブロ
ック間接続情報を生成する(ステップS712)。次
に、ブロック間接続情報と各ブロック形状から各ブロッ
クの配置位置を決定する(ステップS713)。次に、
各ブロック毎に、グループ間接続情報と各グループ形状
から各グループの配置位置を決定する(ステップS71
4)。
【0034】次に、各グループ毎に、部品間接続情報と
各部品形状から各部品の配置位置を決定する(ステップ
S715)。以上図7に示された動作の流れについて、
具体例に基づいて説明する。ここで、図8は、グループ
AAの部分の回路図である。なお、図8において、長方
形は部品を示しており、部品に付与されている文字列の
上列「IC1」、「IC2」などは部品番号を、文字列
の下列「MN10」、「MN20」などは部品名を示し
ている。
【0035】あらかじめ設計者は、これから行う部品配
置のために必要となるデータを準備し、設計データ記憶
部112aに格納しておく。必要なデータは、部品端子
間接続情報、部品名リスト、部品形状リスト、部品リス
ト、グループリスト及びブロックリストからなる設計デ
ータである。設計データは、通常、本装置とは別個の回
路設計CAD等から出力されたものを利用する。図2及
び図3は、設計データを構成するデータである部品端子
間接続情報及び部品名リストの例を示しており、各デー
タは図8の回路図の内容を示している。また、準備した
部品形状リスト、部品リスト、ブロックリスト及びブロ
ックリストの一例をそれぞれ図4、図5(a)、(b)
及び(c)に示す。
【0036】まず、図5(c)505に基づいて、ブロ
ックA、ブロックB及びブロックCを検索する(ステッ
プS701)。次に、未処理のブロックがあるので、未
処理のブロックAを注目しに行く(ステップS70
2)。次に、未処理のブロックAに注目し、図5(b)
503に基づいて、ブロックAに属するグループAA、
グループAB及びグループACを検索する(ステップS
703)。
【0037】次に、未処理のグループがあるので、未処
理のグループAAを注目しに行く(ステップS70
4)。次に、未処理のグループAAに注目し、図5
(a)に示す部品リスト「グループAA」501に基づ
いて、グループAAに属する部品「IC1〜IC6」を
検索する(ステップS705)。
【0038】次に、グループAAに属する部品「IC
1」の部品名を図3に示す部品名リスト「IC1」30
1に基づいて部品名「MN10」と認識し、図4に示す
部品リスト「MN10」401に基づいて部品「IC
1」の部品長と部品幅とを認識し、この部品長と部品幅
とを乗算して面積を算出する。同様にして、グループA
Aに属する全部品の面積を算出し、その総和を算出する
(ステップS706)。
【0039】次に、算出した部品の面積の総和に一定の
係数を掛ける等の演算を施しグループAAの面積を算出
して格納する(ステップS707)。次に、算出したグ
ループAAの面積の平方根をとる等の演算を施しグルー
プAAの形状を算出してグループ形状情報記憶部に格納
し、未処理のグループがあるかの判断へ戻る(ステップ
S708)。
【0040】続いて、グループAAと同様にして、グル
ープABの面積を算出して格納し、形状を算出してグル
ープ形状情報記憶部に格納し、未処理のグループがある
かの判断へ戻る(ステップS704〜S708)。続い
て、グループAAと同様にして、グループACの面積を
算出して格納し、形状を算出してグループ形状情報記憶
部に格納し、未処理のグループがあるかの判断へ戻る
(ステップS704〜S708)。
【0041】次に、未処理のグループがもうないので、
グループ間接続情報を生成しに行く(ステップS70
4)。次に、図2の201に示す部品端子間接続情報に
基づいて、図6(a)に示す部品間接続情報「IC1〜
IC6」601を生成し、同様に部品間接続情報を全て
生成し、さらに、これと図5(a)に示す部品リスト
「グループAA」501と「グループAB」502とに
基づいて、図6(b)に示すグループ間接続情報「グル
ープAA」602を生成する(ステップS709)。
【0042】次に、格納したグループAA、グループA
B及びグループACの面積の総和からブロックAの面積
を算出する(ステップS710)。次に、グループAA
と同様にして、算出したブロックAの面積から、ブロッ
クAの形状を算出してブロック形状情報記憶部に格納
し、未処理のブロックがあるかの判断へ戻る(ステップ
S711)。
【0043】続いて、ブロックAと同様にして、ブロッ
クBの処理を行い、未処理のブロックがあるかの判断へ
戻る(ステップS702、S703、S704〜S70
8、S704〜S708、S704〜S708、S70
4〜S708、S704、S709〜S711)。続い
て、ブロックAと同様にして、ブロックCの処理を行
い、未処理のブロックがあるかの判断へ戻る(ステップ
S702、S703、S704〜S708、S704〜
S708、S704、S709〜S711)。
【0044】次に、未処理のブロックがもうないので、
ブロック間接続情報を生成しに行く(ステップS70
2)。次に、ブロックAについて、図6(b)に示すグ
ループ間接続情報「グループAA、グループAB、グル
ープAC」603と図5(b)に示すグループリスト
「ブロックA」503と「ブロックB」504とに基づ
いて、図6(c)に示すブロック間接続情報「ブロック
A」604を生成し、同様にブロックB及びブロックC
について図6(c)に示すブロック間接続情報を生成す
る(ステップS712)。
【0045】次に、図6(c)に示すブロック間接続情
報と各ブロック形状から各ブロックの配置位置を決定す
る(ステップS713)。なお、配置位置を決定する詳
細な処理動作については後述する。次に、各ブロック毎
に、図6(b)に示すグループ間接続情報と各グループ
形状から各グループの配置位置を決定する(ステップS
714)。なお、配置位置を決定する詳細な処理動作に
ついては後述する。
【0046】次に、各グループ毎に、図6(a)に示す
部品間接続情報と各部品形状から各部品の配置位置を決
定する(ステップS715)。なお、配置位置を決定す
る詳細な処理動作については後述する。図9は本発明に
係る部品配置装置の実施の形態1を用いた場合の、接続
関係及び形状を考慮してブロックの配置位置、グループ
の配置位置又は部品の配置位置を決定する処理のフロー
チャートを示す図である。以下にその動作を説明する。
【0047】まず、ブロック、グループ又は部品等とい
った配置する階層を決定する(ステップS901)。次
に、決定した配置階層の配置対象全てを検索する(ステ
ップS902)。次に、未処理の配置対象があるか否か
を判定し、なければ終了する(ステップS903)。
【0048】未処理の配置対象があれば、既に配置した
配置物の1つに注目し、この配置物と接続する未処理の
配置対象を検索する(ステップS904)。次に、検索
した配置対象を接続の関連性が強いものから順々に配置
していく(ステップS905)。注目した配置物の1つ
についての処理が終了したか否かを判定し、終了してい
なければ関連性が強いものから順々に配置しに戻り、終
了していれば未処理の配置対象があるか否かを判定しに
戻る(ステップS906)。
【0049】以上図9に示された動作の流れについて、
具体例に基づいて説明する。そのために、上記の場合と
同様に、図10に示されるブロック間の接続関係、グル
ープ間の接続関係及び部品間の接続関係において階層的
に基板の部品配置を行なう場合を想定する。なお、ここ
ではコネクタA及びコネクタBは、他の基板との関係か
らその配置位置が決定され、既に配置されているものと
する。
【0050】まず、配置する階層をブロックに決定する
(ステップS901)。次に、配置対象であるブロック
A、ブロックB及びブロックCを検索する(ステップS
902)。次に、未処理のブロックがあるので、コネク
タAに注目しに行く(ステップS903)。
【0051】次に、既に配置した配置物の1つであるコ
ネクタAに注目し、このコネクタAと接続する未処理の
配置対象であるブロックAを検索する(ステップS90
4)。次に、ステップS904で検索したブロックAを
配置する(ステップS905)。
【0052】注目したコネクタAの処理が終了したの
で、未処理のブロックがあるかの判断へ戻る(ステップ
S906)。続いて、未処理のブロックがあるので、ブ
ロックAに注目しに行く(ステップS903)。次に、
既に配置した配置物の1つであるブロックAに注目し、
このブロックAと接続する未処理の配置対象であるブロ
ックB及びブロックCを検索する(ステップS90
4)。
【0053】次に、ステップS904で検索したブロッ
クBを配置する(ステップS905)。注目したブロッ
クAの処理が終了していないので、ブロックCを配置し
に戻る(ステップS906)。次に、ステップS904
で検索したブロックCを配置する(ステップS90
5)。
【0054】注目したブロックAの処理が終了したの
で、未処理の配置対象があるかの判断へ戻る(ステップ
S906)。次に、未処理の配置対象がもうないので、
終了する(ステップS903)。なお、グループの配置
位置及び部品の配置位置を決定する動作については、ブ
ロックの配置位置を決定する動作と同様であるので詳細
な説明は省略する。
【0055】また、ブロックの配置位置、グループの配
置位置又は部品の配置位置を決定する方法としては、既
に知られた重心法、ミニカット法又はペア交換方等によ
る自動配置であってもよく、また、自動配置によって仮
配置をし、次に、手動配置によって配置を変更していく
順序であってもよい。図11は本発明に係る部品配置装
置の実施の形態1の階層的な部品配置の概略を示す図で
ある。
【0056】図11(a)は、基板1190上にコネク
タA1101及びコネクタB1102が配置されてお
り、ブロックA1111、ブロックB1112、ブロッ
クC1113、コネクタA1101及びコネクタB11
02が破線で示す接続関係をもっている状態を示してい
る。図11(b)は、ブロック間の接続関係及びブロッ
ク形状に基づきブロックの配置位置を決定した様子を示
す図である。
【0057】このブロック間の接続関係とブロック形状
とのバランスを考慮した配置位置の決定は、ブロック間
の接続があれば、ブロック間の距離が近ければ強く引っ
張り合い距離が遠ければ弱く引っ張り合う引力と、また
ブロックの形状が重なれば反発する斥力が均衡する状態
を求める算出式を利用して求めてもよい。以下にこの算
出式の一例を示す。 F = A Σ Wij raij − B Σ rbij ここで、F:引力と斥力の均衡度を示す、A:引力にか
かる比例定数、Wij:ブロックiとブロックjとの接続本
数、raij:ブロックiとブロックjとの距離、B:斥力
にかかる比例定数、rbij:ブロックiとブロックjとの
重なり部分の幅、Σ Wij raij:引力の合計、Σ
rbij:斥力の合計、である。ただし、ここでは、各コ
ネクタもそれぞれブロックとみなして計算しており、さ
らに、「i = j」の場合は、「raii = 0」、
「rbii = 0」とし、結果に影響を与えないものと
する。なお、この算出式において、Fが「0」であれば
引力と斥力が均衡している状態とする。
【0058】図11(c)は、決定されたブロック領域
内で、ブロックA1111に属するグループAA112
1、グループAB1122、グループAC1123及び
コネクタA1101が破線で示す接続関係をもっている
状態を示している。図11(d)は、グループ間の接続
関係及びグループの形状に基づきグループの配置位置を
決定した様子を示す図である。
【0059】このグループ間の接続関係とグループ形状
とのバランスを考慮した配置位置の決定は、グループ間
の接続があれば、グループ間の距離が近ければ強く引っ
張り合い距離が遠ければ弱く引っ張り合う引力と、また
グループの形状が重なれば反発する斥力が均衡する状態
を求める算出式を利用して求めてもよい。この算出式に
ついてはブロックの場合と同様なのでその説明を省略す
る。
【0060】全てのグループの配置位置が決定された
後、各グループに属する部品がそのグループ配置領域内
に配置される。なお、本実施の形態1において、入力さ
れる設計データは従来のCAD装置に用いられているも
のと近いものをあえて用いたが、必ずしもこの様な設計
データでなくてもよい。例えば、部品端子間接続情報か
ら部品間接続情報を生成したが、あらかじめ、部品間接
続情報を設計データとして入力するものであってもよ
く、また、部品名リストと部品形状リストと部品リスト
とからグループ形状を算出したが、部品番号毎の形状を
示す部品形状情報をあらかじめ設計データとして入力し
ておき、この部品形状情報と部品リストとからグループ
形状を算出するものであってもよい。むしろ、このほう
が簡潔であり、この場合には、部品端子間接続情報から
部品間接続情報を生成しなくてもよく、また、部品端子
間接続情報の代わりに部品間接続情報を、部品名リスト
と部品形状リストの代わりに部品形状情報を入手するこ
とになる。さらには、グループ間接続情報、グループ形
状情報、ブロック間接続情報及びブロック形状情報のう
ち少なくとも1つ又は全部をあらかじめ設計データとし
て入力しておくものであってもよく、この場合には、こ
れを生成又は算出する各部は不要となる。
【0061】なお、本発明に係る部品配置装置の実施の
形態1においては、ブロック、グループ、部品という3
階層についての配置について説明したが、さらに、階層
が増えた場合においても本発明を適用することができ
る。また、上述の部品配置装置は、通常のコンピュータ
及び部品配置プログラムにより実現され、該プログラム
は記憶媒体に記憶して提供される。
【0062】(実施の形態2)図12は、本発明に係る
部品配置装置の実施の形態2の構成を示すブロック図で
ある。以下に図12を用いて、形状情報、接続情報及び
配線パタン接続情報を算出し生成して階層的に部品配置
を行なう部品配置装置及びその方法について説明する。
【0063】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の構成を有する各部には同一の符号を付し、同一の
機能についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の
部分についてのみ説明する。本装置は、コマンド入力部
101、設計データ入力部102、コマンド解析部10
3、コマンド実行部1201、記憶部1202、表示部
113及びデータ出力部114により構成される。
【0064】コマンド実行部1201は、コマンド解析
部103により解析されたコマンドに対応する動作を実
行する。なお、このコマンド実行部1201は、ここで
説明するもの以外の動作も実行するが、この動作は従来
の部品配置装置の動作と変わらないのでその説明を省略
し、本装置特有の部分に関してのみ説明する。コマンド
実行部1201は、さらに、グループ形状情報算出部1
05、グループ間接続情報生成部106、ブロック形状
情報算出部107、ブロック間接続情報生成部108、
グループ配線パタン接続情報生成部1203、ブロック
配線パタン接続情報生成部1204、配線パタン考慮ブ
ロック配置位置決定部1205、配線パタン考慮グルー
プ配置位置決定部1206及び配線パタン考慮部品配置
位置決定部1207を含む。
【0065】設計データには、上記実施の形態1にさら
に、部品配線パタン接続情報が含まれる。ここで、部品
配線パタン接続情報とは、基板上の配線パタンと各部品
との接続関係を示す情報であって設計データに含まれ、
他の設計データと同様に、設計データ入力部102によ
り受け付けられ、設計データ記憶部112aに記憶され
る。例えば、図13に示すような部品配線パタン接続情
報が設計データ記憶部112aに記憶される。
【0066】グループ配線パタン接続情報生成部120
3は、部品リストと部品配線パタン接続情報とに基づい
て基板上の配線パタンと各グループとの接続関係を示す
グループ配線パタン接続情報を生成する。例えば、図5
(a)に示す部品リスト「グループAA」501と図1
3に示す部品配線パタン接続情報とに基づいて図14
(a)に示すグループ配線パタン接続情報を生成する。
【0067】ブロック配線パタン接続情報生成部120
4は、グループリストとグループ配線パタン接続情報と
に基づいて基板上の配線パタンと各ブロックとの接続関
係を示すブロック配線パタン接続情報を生成する。例え
ば、図5(b)に示すグループリスト「ブロックA」5
03と図14(a)に示すグループ配線パタン接続情報
とに基づいて図14(b)に示すブロック配線パタン接
続情報を生成する。
【0068】配線パタン考慮ブロック配置位置決定部1
205は、ブロック間接続情報とブロック形状情報にブ
ロック配線パタン接続情報を加えた3つの情報に基づい
て、ブロックの配置位置を決定する。例えば、図6
(c)に示すブロック間接続情報「ブロックA、ブロッ
クB、ブロックC」605と、ブロックA、ブロックB
及びブロックCの形状と、図14(b)に示すブロック
配線パタン接続情報とに基づいて各ブロックの配置位置
を決定する。
【0069】配線パタン考慮グループ配置位置決定部1
206は、グループ間接続情報とグループ形状情報にグ
ループ配線パタン接続情報を加えた3つの情報に基づい
て、グループの配置位置を決定する。例えば、図6
(b)に示すグループ間接続情報「グループAA、グル
ープAB、グループAC」603とグループAA、グル
ープAB及びグループACの形状と図14(a)に示す
グループ配線パタン接続情報とに基づいて各グループの
配置位置を決定する。
【0070】配線パタン考慮部品配置位置決定部120
7は、部品間接続情報と部品形状情報に部品配線パタン
接続情報を加えた3つの情報に基づいて、部品の配置位
置を決定する。例えば、図6(a)に示す部品間接続情
報「IC1〜IC6」601と部品IC1〜IC6の形
状と図13に示す部品配線パタン接続情報とに基づいて
各部品の配置位置を決定する。
【0071】記憶部1202は、記憶部112の構成
に、さらに、グループ配線パタン接続情報記憶部120
2a及びブロック配線パタン接続情報記憶部1202b
を加えた構成となる。グループ配線パタン接続情報記憶
部1202aは、グループ配線パタン接続情報生成部1
203により生成されたグループ配線パタン接続情報を
記憶する。
【0072】ブロック配線パタン接続情報記憶部120
2bは、ブロック配線パタン接続情報生成部1204に
より生成されたブロック配線パタン接続情報を記憶す
る。図15は本発明に係る部品配置装置の実施の形態2
を用いた場合の、接続情報、形状情報及び配線パタン接
続情報を算出して階層的に部品配置を行なう処理のフロ
ーチャートを示す図である。以下にその動作を説明す
る。
【0073】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の動作をする各ステップには同一の符号を付し、同
一の動作についてはその説明を省略し、本実施の形態固
有の部分についてのみ説明する。ステップS701から
ステップS712までは実施の形態1と同様である。未
処理のブロックがなくなり、各ブロックに属するグルー
プのグループ間接続情報に基づいてブロック間接続情報
を生成した後、グループ配線パタン接続情報生成部12
03が、部品リストと部品配線パタン接続情報とに基づ
いてグループ配線パタン接続情報を生成する(ステップ
S1501)。
【0074】次に、ブロック配線パタン接続情報生成部
1204が、グループリストとグループ配線パタン接続
情報とに基づいてブロック配線パタン接続情報を生成す
る(ステップS1502)。次に、配線パタン考慮ブロ
ック配置位置決定部1205が、ブロック間接続情報と
ブロック形状情報にブロック配線パタン接続情報を加え
た3つの情報に基づいて、ブロックの配置位置を決定す
る(ステップS1503)。
【0075】次に、配線パタン考慮グループ配置位置決
定部1206が、グループ間接続情報とグループ形状情
報にグループ配線パタン接続情報を加えた3つの情報に
基づいて、グループの配置位置を決定する(ステップS
1504)。次に、配線パタン考慮部品配置位置決定部
1207が、部品間接続情報と部品形状情報に部品配線
パタン接続情報を加えた3つの情報に基づいて、部品の
配置位置を決定する(ステップS1505)。
【0076】以上図15に示された動作の流れについ
て、具体例に基づいて説明する。あらかじめ設計者は、
これから行う部品配置のために必要となるデータを準備
し、設計データ記憶部112aに格納しておく。必要な
データは、部品端子間接続情報、部品名リスト、部品形
状リスト、部品リスト、グループリスト、ブロックリス
ト及び部品配線パタン接続情報からなる設計データであ
る。
【0077】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、例え
ば、図5(a)に示す部品リスト「グループAA」50
1と図13に示す部品配線パタン接続情報とに基づいて
図14(a)に示すグループ配線パタン接続情報を生成
する(ステップS1501)。
【0078】次に、例えば、図5(b)に示すグループ
リスト「ブロックA」503と図14(a)に示すグル
ープ配線パタン接続情報とに基づいて図14(b)に示
すブロック配線パタン接続情報を生成する(ステップS
1502)。次に、例えば、図6(c)に示すブロック
間接続情報「ブロックA、ブロックB、ブロックC」6
05と、ブロックA、ブロックB及びブロックCの形状
と、図14(b)に示すブロック配線パタン接続情報と
に基づいて各ブロックの配置位置を決定する(ステップ
S1503)。
【0079】次に、例えば、図6(b)に示すグループ
間接続情報「グループAA、グループAB、グループA
C」603とグループAA、グループAB及びグループ
ACの形状と図14(a)に示すグループ配線パタン接
続情報とに基づいて各グループの配置位置を決定する
(ステップS1504)。次に、例えば、図6(a)に
示す部品間接続情報「IC1〜IC6」601と部品I
C1〜IC6の形状と図13に示す部品配線パタン接続
情報とに基づいて各部品の配置位置を決定する(ステッ
プS1505)。
【0080】なお、ブロックの配置位置、グループの配
置関係及び部品の配置関係を決定する動作については、
各配線パタンをそれぞれブロックとみなすと実施の形態
1の動作と同様となるので詳細な説明は省略する。ま
た、ブロックの配置位置、グループの配置位置又は部品
の配置位置を決定する方法としては、既に知られた重心
法、ミニカット法又はペア交換方等による自動配置であ
ってもよく、また、自動配置によって仮配置をし、次
に、手動配置によって配置を変更していく順序であって
もよい。
【0081】図16は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態2の階層的な部品配置の概略を示す図である。図
16(a)は、基板1190上にコネクタA1101、
コネクタB1102、配線パタンA1601及び配線パ
タンB1602が配置されており、ブロックA161
1、ブロックB1612、ブロックC1613、コネク
タA1101、コネクタB1102、配線パタンA16
01及び配線パタンB1602が破線で示す接続関係を
もっている状態を示している。
【0082】図16(b)は、ブロック間の接続関係、
ブロック形状及びブロック配線パタン接続情報に基づき
ブロックの配置位置を決定した様子を示す図である。こ
のブロック間の接続関係とブロック形状とブロック配線
パタンとのバランスを考慮した配置位置の決定は、ブロ
ック間又は配線パタンとの接続があれば、ブロック間又
は配線パタンとの距離が近ければ強く引っ張り合い距離
が遠ければ弱く引っ張り合う引力と、またブロックの形
状又は配線パタンが重なれば反発する斥力が均衡する状
態を求める算出式を利用して求めてもよい。この算出式
は各配線パタンをそれぞれブロックとみなすと実施の形
態1と同様になる。
【0083】図16(c)は、決定されたブロック領域
内で、ブロックA1611に属するグループAA162
1、グループAB1622、グループAC1623、コ
ネクタA1101配線パタンA1601及び配線パタン
B1602が破線で示す接続関係をもっている状態を示
している。図16(d)は、グループ間の接続関係、グ
ループの形状及びグループ配線パタン接続情報に基づき
グループの配置位置を決定した様子を示す図である。
【0084】このグループ間の接続関係とグループ形状
とのバランスを考慮した配置位置の決定は、グループ間
の接続があれば、グループ間の距離が近ければ強く引っ
張り合い距離が遠ければ弱く引っ張り合う引力と、また
グループの形状が重なれば反発する斥力が均衡する状態
を求める算出式を利用して求めてもよい。この算出式に
ついてはブロックの場合と同様なのでその説明を省略す
る。
【0085】全てのグループの配置位置が決定された
後、同様に各グループに属する部品がそのグループ配置
領域内に配置される。なお、本実施の形態2において、
入力される設計データは従来のCAD装置に用いられて
いるものと近いものをあえて用いたが、必ずしもこの様
な設計データでなくてもよい。例えば、部品端子間接続
情報から部品間接続情報を生成したが、あらかじめ、部
品間接続情報を設計データとして入力するものであって
もよく、また、部品名リストと部品形状リストと部品リ
ストとからグループ形状を算出したが、部品番号毎の形
状を示す部品形状情報をあらかじめ設計データとして入
力しておき、この部品形状情報と部品リストとからグル
ープ形状を算出するものであってもよい。むしろ、この
ほうが簡潔であり、この場合には、部品端子間接続情報
から部品間接続情報を生成しなくてもよく、また、部品
端子間接続情報の代わりに部品間接続情報を、部品名リ
ストと部品形状リストの代わりに部品形状情報を入手す
ることになる。さらには、グループ間接続情報、グルー
プ形状情報、ブロック間接続情報、ブロック形状情報、
グループ配線パタン接続情報及びブロック配線パタン接
続情報のうち少なくとも1つ又は全部をあらかじめ設計
データとして入力しておくものであってもよく、この場
合には、これを生成又は算出する各部は不要となる。
【0086】なお、本発明に係る部品配置装置の実施の
形態2においては、ブロック、グループ、部品という3
階層についての配置について説明したが、さらに、階層
が増えた場合においても本発明を適用することができ
る。また、上述の部品配置装置は、通常のコンピュータ
及び部品配置プログラムにより実現され、該プログラム
は記憶媒体に記憶して提供される。
【0087】(実施の形態3)図17は、本発明に係る
部品配置装置の実施の形態3の構成を示すブロック図で
ある。以下に図17を用いて、形状情報、接続情報及び
配線長制限情報を算出し生成して階層的に部品配置を行
なう部品配置装置及びその方法について説明する。
【0088】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の構成を有する各部には同一の符号を付し、同一の
機能についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の
部分についてのみ説明する。本装置は、コマンド入力部
101、設計データ入力部102、コマンド解析部10
3、コマンド実行部1701、記憶部1702、表示部
113及びデータ出力部114により構成される。
【0089】コマンド実行部1701は、コマンド解析
部103により解析されたコマンドに対応する動作を実
行する。なお、このコマンド実行部1701は、ここで
説明するもの以外の動作も実行するが、この動作は従来
の部品配置装置の動作と変わらないのでその説明を省略
し、本装置特有の部分に関してのみ説明する。コマンド
実行部1701は、さらに、グループ形状情報算出部1
05、グループ間接続情報生成部106、ブロック形状
情報算出部107、ブロック間接続情報生成部108、
グループ配線長制限情報生成部1703、ブロック配線
長制限情報生成部1704、配線長考慮ブロック配置位
置決定部1705、配線長考慮グループ配置位置決定部
1706及び配線長考慮部品配置位置決定部1707を
含む。
【0090】設計データには、上記実施の形態1にさら
に、部品配線長制限情報が含まれる。ここで、部品配線
長制限情報とは、各部品間の配線の長さ制限を示す情報
であって設計データに含まれ、他の設計データと同様
に、設計データ入力部102により受け付けられ、設計
データ記憶部112aに記憶される。例えば、図18に
示すような部品配線長制限情報が設計データ記憶部11
2aに記憶される。
【0091】グループ配線長制限情報生成部1703
は、部品リストと部品配線長制限情報とに基づいて各グ
ループ間の配線の長さ制限を示すグループ配線長制限情
報を生成する。例えば、図5(a)に示す部品リスト
「グループAA」501と図18に示す部品配線長制限
情報とに基づいて図19(a)に示すグループ配線長制
限情報を生成する。
【0092】ブロック配線長制限情報生成部1704
は、グループリストとグループ配線長制限情報とに基づ
いて各グループ間の配線の長さ制限を示すグループ配線
長制限情報を生成する。例えば、図5(b)に示すグル
ープリスト「ブロックA」503と図19(a)に示す
グループ配線長制限情報とに基づいて図19(b)に示
すブロック配線長制限情報を生成する。
【0093】配線長考慮ブロック配置位置決定部170
5は、ブロック間接続情報とブロック形状情報にブロッ
ク配線長制限情報を加えた3つの情報に基づいて、ブロ
ックの配置位置を決定する。例えば、図6(c)に示す
ブロック間接続情報「ブロックA、ブロックB、ブロッ
クC」605と、ブロックA、ブロックB及びブロック
Cの形状と、図19(b)に示すブロック配線長制限情
報とに基づいて各ブロックの配置位置を決定する。
【0094】配線長考慮グループ配置位置決定部170
6は、グループ間接続情報とグループ形状情報にグルー
プ配線長制限情報を加えた3つの情報に基づいて、グル
ープの配置位置を決定する。例えば、図6(b)に示す
グループ間接続情報「グループAA、グループAB、グ
ループAC」603とグループAA、グループAB及び
グループACの形状と図19(a)に示すグループ配線
長制限情報とに基づいて各グループの配置位置を決定す
る。
【0095】配線長考慮部品配置位置決定部1707
は、部品間接続情報と部品形状情報に部品配線長制限情
報を加えた3つの情報に基づいて、部品の配置位置を決
定する。例えば、図6(a)に示す部品間接続情報「I
C1〜IC6」601と部品IC1〜IC6の形状と図
18に示す部品配線長制限情報とに基づいて各部品の配
置位置を決定する。
【0096】記憶部1702は、記憶部112の構成
に、さらに、グループ配線長制限情報記憶部1702a
及びブロック配線長制限情報記憶部1702bを加えた
構成となる。グループ配線長制限情報記憶部1702a
は、グループ配線長制限情報生成部1703により生成
されたグループ配線長制限情報を記憶する。
【0097】ブロック配線長制限情報記憶部1702b
は、ブロック配線長制限情報生成部1704により生成
されたブロック配線長制限情報を記憶する。図20は本
発明に係る部品配置装置の実施の形態3を用いた場合
の、接続情報、形状情報及び配線長制限情報を算出して
階層的に部品配置を行なう処理のフローチャートを示す
図である。以下にその動作を説明する。
【0098】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の動作をする各ステップには同一の符号を付し、同
一の動作についてはその説明を省略し、本実施の形態固
有の部分についてのみ説明する。ステップS701から
ステップS712までは実施の形態1と同様である。未
処理のブロックがなくなり、各ブロックに属するグルー
プのグループ間接続情報に基づいてブロック間接続情報
を生成した後、グループ配線長制限情報生成部1703
が、部品リストと部品配線長制限情報とに基づいてグル
ープ配線長制限情報を生成する(ステップS200
1)。
【0099】次に、ブロック配線長制限情報生成部17
04が、グループリストとグループ配線長制限情報とに
基づいてブロック配線長制限情報を生成する(ステップ
S2002)。次に、配線長考慮ブロック配置位置決定
部1705が、ブロック間接続情報とブロック形状情報
にブロック配線長制限情報を加えた3つの情報に基づい
て、ブロックの配置位置を決定する(ステップS200
3)。
【0100】次に、配線長考慮グループ配置位置決定部
1706が、グループ間接続情報とグループ形状情報に
グループ配線長制限情報を加えた3つの情報に基づい
て、グループの配置位置を決定する(ステップS200
4)。次に、配線長考慮部品配置位置決定部1707
が、部品間接続情報と部品形状情報に部品配線長制限情
報を加えた3つの情報に基づいて、部品の配置位置を決
定する(ステップS2005)。
【0101】以上図20に示された動作の流れについ
て、具体例に基づいて説明する。あらかじめ設計者は、
これから行う部品配置のために必要となるデータを準備
し、設計データ記憶部112aに格納しておく。必要な
データは、部品端子間接続情報、部品名リスト、部品形
状リスト、部品リスト、グループリスト、ブロックリス
ト及び部品配線長制限情報からなる設計データである。
【0102】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、例え
ば、図5(a)に示す部品リスト「グループAA」50
1と図18に示す部品配線長制限情報とに基づいて図1
9(a)に示すグループ配線長制限情報を生成する(ス
テップS2001)。
【0103】次に、例えば、図5(b)に示すグループ
リスト「ブロックA」503と図19(a)に示すグル
ープ配線長制限情報とに基づいて図19(b)に示すブ
ロック配線長制限情報を生成する(ステップS200
2)。次に、例えば、図6(c)に示すブロック間接続
情報「ブロックA、ブロックB、ブロックC」605
と、ブロックA、ブロックB及びブロックCの形状と、
図19(b)に示すブロック配線長制限情報とに基づい
て各ブロックの配置位置を決定する(ステップS200
3)。
【0104】次に、例えば、図6(b)に示すグループ
間接続情報「グループAA、グループAB、グループA
C」603とグループAA、グループAB及びグループ
ACの形状と図19(a)に示すグループ配線長制限情
報とに基づいて各グループの配置位置を決定する(ステ
ップS2004)。次に、例えば、図6(a)に示す部
品間接続情報「IC1〜IC6」601と部品IC1〜
IC6の形状と図18に示す部品配線長制限報とに基づ
いて各部品の配置位置を決定する(ステップS200
5)。
【0105】なお、ブロックの配置位置、グループの配
置関係及び部品の配置関係を決定する動作については、
各配線長制限報を考慮する点以外は、実施の形態1の動
作と同様となるので詳細な説明は省略する。また、ブロ
ックの配置位置、グループの配置位置又は部品の配置位
置を決定する方法としては、既に知られた重心法、ミニ
カット法又はペア交換方等による自動配置であってもよ
く、また、自動配置によって仮配置をし、次に、手動配
置によって配置を変更していく順序であってもよい。
【0106】図21は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態3の階層的な部品配置の概略を示す図である。図
21(a)は、基板1190上にコネクタA1101及
びコネクタB1102が配置されており、ブロックA2
111、ブロックB2112、ブロックC2113、ブ
ロックD2114、コネクタA1101及びコネクタB
1102が破線で示す接続関係をもっている状態を示し
ている。
【0107】図21(b)は、ブロック間の接続関係、
ブロック形状及びブロック配線長制限報に基づきブロッ
クの配置位置を決定した様子を示す図である。このブロ
ック間の接続関係とブロック形状とブロック配線長制限
とのバランスを考慮した配置位置の決定は、ブロック間
の接続があれば、ブロック間の距離が近ければ強く引っ
張り合い距離が遠ければ弱く引っ張り合う引力と、また
ブロックの形状が重なれば反発する斥力が均衡する状態
を求める算出式を利用して求めてもよい。この算出式に
ついては実施の形態1の場合と同様なのでその説明を省
略する。
【0108】全てのブロックの配置位置が決定された
後、同様に各ブロックに属するグループがそのブロック
配置領域内に配置される。全てのグループの配置位置が
決定された後、同様に各グループに属する部品がそのグ
ループ配置領域内に配置される。なお、本実施の形態3
において、入力される設計データは従来のCAD装置に
用いられているものと近いものをあえて用いたが、必ず
しもこの様な設計データでなくてもよい。例えば、部品
端子間接続情報から部品間接続情報を生成したが、あら
かじめ、部品間接続情報を設計データとして入力するも
のであってもよく、また、部品名リストと部品形状リス
トと部品リストとからグループ形状を算出したが、部品
番号毎の形状を示す部品形状情報をあらかじめ設計デー
タとして入力しておき、この部品形状情報と部品リスト
とからグループ形状を算出するものであってもよい。む
しろ、このほうが簡潔であり、この場合には、部品端子
間接続情報から部品間接続情報を生成しなくてもよく、
また、部品端子間接続情報の代わりに部品間接続情報
を、部品名リストと部品形状リストの代わりに部品形状
情報を入手することになる。さらには、グループ間接続
情報、グループ形状情報、ブロック間接続情報、ブロッ
ク形状情報、グループ配線長制限情報及びブロック配線
長制限情報のうち少なくとも1つ又は全部をあらかじめ
設計データとして入力しておくものであってもよく、こ
の場合には、これを生成又は算出する各部は不要とな
る。
【0109】なお、本発明に係る部品配置装置の実施の
形態3においては、ブロック、グループ、部品という3
階層についての配置について説明したが、さらに、階層
が増えた場合においても本発明を適用することができ
る。また、上述の部品配置装置は、通常のコンピュータ
及び部品配置プログラムにより実現され、該プログラム
は記憶媒体に記憶して提供される。
【0110】(実施の形態4)図22は、本発明に係る
部品配置装置の実施の形態4の構成を示すブロック図で
ある。以下に図22を用いて、形状情報、接続情報及び
発熱量情報を算出し生成して階層的に部品配置を行なう
部品配置装置及びその方法について説明する。
【0111】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の構成を有する各部には同一の符号を付し、同一の
機能についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の
部分についてのみ説明する。本装置は、コマンド入力部
101、設計データ入力部102、コマンド解析部10
3、コマンド実行部2201、記憶部2202、表示部
113及びデータ出力部114により構成される。
【0112】コマンド実行部2201は、コマンド解析
部103により解析されたコマンドに対応する動作を実
行する。なお、このコマンド実行部2201は、ここで
説明するもの以外の動作も実行するが、この動作は従来
の部品配置装置の動作と変わらないのでその説明を省略
し、本装置特有の部分に関してのみ説明する。コマンド
実行部2201は、さらに、グループ形状情報算出部1
05、グループ間接続情報生成部106、ブロック形状
情報算出部107、ブロック間接続情報生成部108、
グループ発熱量情報生成部2203、ブロック発熱量情
報生成部2204、発熱量考慮ブロック配置位置決定部
2205、発熱量考慮グループ配置位置決定部2206
及び発熱量考慮部品配置位置決定部2207を含む。
【0113】設計データには、上記実施の形態1にさら
に、部品発熱量情報が含まれる。ここで、部品発熱量情
報とは、各部品の発熱量を示す情報であって設計データ
に含まれ、他の設計データと同様に、設計データ入力部
102により受け付けられ、設計データ記憶部112a
に記憶される。例えば、図23に示すような部品発熱量
情報が設計データ記憶部112aに記憶される。
【0114】グループ発熱量情報生成部2203は、部
品リストと部品発熱量情報とに基づいて各グループの発
熱量を示すグループ発熱量情報を生成する。例えば、図
5(a)に示す部品リスト「グループAA」501と図
23に示す部品発熱量情報とに基づいて図24(a)に
示すグループ発熱量情報を生成する。ブロック発熱量情
報生成部2204は、グループリストとグループ発熱量
情報とに基づいて各グループの発熱量を示すグループ発
熱量情報を生成する。例えば、図5(b)に示すグルー
プリスト「ブロックA」503と図24(a)に示すグ
ループ発熱量情報とに基づいて図24(b)に示すブロ
ック発熱量情報を生成する。
【0115】発熱量考慮ブロック配置位置決定部220
5は、ブロック間接続情報とブロック形状情報にブロッ
ク発熱量情報を加えた3つの情報に基づいて、ブロック
の配置位置を決定する。例えば、図6(c)に示すブロ
ック間接続情報「ブロックA、ブロックB、ブロック
C」605と、ブロックA、ブロックB及びブロックC
の形状と、図24(b)に示すブロック発熱量情報とに
基づいて各ブロックの配置位置を決定する。
【0116】発熱量考慮グループ配置位置決定部220
6は、グループ間接続情報とグループ形状情報にグルー
プ発熱量情報を加えた3つの情報に基づいて、グループ
の配置位置を決定する。例えば、図6(b)に示すグル
ープ間接続情報「グループAA、グループAB、グルー
プAC」603とグループAA、グループAB及びグル
ープACの形状と図24(a)に示すグループ発熱量情
報とに基づいて各グループの配置位置を決定する。
【0117】発熱量考慮部品配置位置決定部2207
は、部品間接続情報と部品形状情報に部品発熱量情報を
加えた3つの情報に基づいて、部品の配置位置を決定す
る。例えば、図6(a)に示す部品間接続情報「IC1
〜IC6」601と部品IC1〜IC6の形状と図23
に示す部品発熱量情報とに基づいて各部品の配置位置を
決定する。
【0118】記憶部2202は、記憶部112の構成
に、さらに、グループ発熱量情報記憶部2202a及び
ブロック発熱量情報記憶部2202bを加えた構成とな
る。グループ発熱量情報記憶部2202aは、グループ
発熱量情報生成部2203により生成されたグループ発
熱量情報を記憶する。ブロック発熱量情報記憶部220
2bは、ブロック発熱量情報生成部2204により生成
されたブロック発熱量情報を記憶する。
【0119】図25は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態4を用いた場合の、接続情報、形状情報及び発熱
量情報を算出して階層的に部品配置を行なう処理のフロ
ーチャートを示す図である。以下にその動作を説明す
る。なお、上記実施の形態1の部品配置装置と同様の動
作をする各ステップには同一の符号を付し、同一の動作
についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の部分
についてのみ説明する。
【0120】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、グル
ープ発熱量情報生成部2203が、部品リストと部品発
熱量情報とに基づいてグループ発熱量情報を生成する
(ステップS2501)。
【0121】次に、ブロック発熱量情報生成部2204
が、グループリストとグループ発熱量情報とに基づいて
ブロック発熱量情報を生成する(ステップS250
2)。次に、発熱量考慮ブロック配置位置決定部220
5が、ブロック間接続情報とブロック形状情報にブロッ
ク発熱量情報を加えた3つの情報に基づいて、ブロック
の配置位置を決定する(ステップS2503)。
【0122】次に、発熱量考慮グループ配置位置決定部
2206が、グループ間接続情報とグループ形状情報に
グループ発熱量情報を加えた3つの情報に基づいて、グ
ループの配置位置を決定する(ステップS2504)。
次に、発熱量考慮部品配置位置決定部2207が、部品
間接続情報と部品形状情報に部品発熱量情報を加えた3
つの情報に基づいて、部品の配置位置を決定する(ステ
ップS2505)。
【0123】以上図25に示された動作の流れについ
て、具体例に基づいて説明する。あらかじめ設計者は、
これから行う部品配置のために必要となるデータを準備
し、設計データ記憶部112aに格納しておく。必要な
データは、部品端子間接続情報、部品名リスト、部品形
状リスト、部品リスト、グループリスト、ブロックリス
ト及び部品発熱量情報からなる設計データである。
【0124】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、例え
ば、図5(a)に示す部品リスト「グループAA」50
1と図23に示す部品発熱量情報とに基づいて図24
(a)に示すグループ発熱量情報を生成する(ステップ
S2501)。
【0125】次に、例えば、図5(b)に示すグループ
リスト「ブロックA」503と図24(a)に示すグル
ープ発熱量情報とに基づいて図24(b)に示すブロッ
ク発熱量情報を生成する(ステップS2502)。次
に、例えば、図6(c)に示すブロック間接続情報「ブ
ロックA、ブロックB、ブロックC」605と、ブロッ
クA、ブロックB及びブロックCの形状と、図24
(b)に示すブロック発熱量情報とに基づいて各ブロッ
クの配置位置を決定する(ステップS2503)。
【0126】次に、例えば、図6(b)に示すグループ
間接続情報「グループAA、グループAB、グループA
C」603とグループAA、グループAB及びグループ
ACの形状と図24(a)に示すグループ発熱量情報と
に基づいて各グループの配置位置を決定する(ステップ
S2504)。次に、例えば、図6(a)に示す部品間
接続情報「IC1〜IC6」601と部品IC1〜IC
6の形状と図23に示す部品発熱量情報とに基づいて各
部品の配置位置を決定する(ステップS2505)。
【0127】なお、ブロックの配置位置、グループの配
置関係及び部品の配置関係を決定する動作については、
各発熱量情報を考慮する点以外は、実施の形態1の動作
と同様となるので詳細な説明は省略する。また、ブロッ
クの配置位置、グループの配置位置又は部品の配置位置
を決定する方法としては、既に知られた重心法、ミニカ
ット法又はペア交換方等による自動配置であってもよ
く、また、自動配置によって仮配置をし、次に、手動配
置によって配置を変更していく順序であってもよい。
【0128】図26は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態4の階層的な部品配置の概略を示す図である。図
26(a)は、基板1190上にコネクタA1101及
びコネクタB1102が配置されており、ブロックA2
611、ブロックB2612、ブロックC2613、ブ
ロックD2614、ブロックE2615、ブロックF2
616、コネクタA1101及びコネクタB1102が
破線で示す接続関係をもっている状態を示している。
【0129】図26(b)は、ブロック間の接続関係、
ブロック形状及びブロック発熱量情報に基づきブロック
の配置位置を決定した様子を示す図である。このブロッ
ク間の接続関係とブロック形状とブロック発熱量とのバ
ランスを考慮した配置位置の決定は、ブロック間の接続
があれば、ブロック間の距離が近ければ強く引っ張り合
い距離が遠ければ弱く引っ張り合う引力と、またブロッ
クの形状が重なれば反発する斥力が均衡する状態を求め
る算出式を利用して求めてもよい。この算出式について
は実施の形態1の場合と同様なのでその説明を省略す
る。
【0130】全てのブロックの配置位置が決定された
後、同様に各ブロックに属するグループがそのブロック
配置領域内に配置される。全てのグループの配置位置が
決定された後、同様に各グループに属する部品がそのグ
ループ配置領域内に配置される。なお、本実施の形態4
において、入力される設計データは従来のCAD装置に
用いられているものと近いものをあえて用いたが、必ず
しもこの様な設計データでなくてもよい。例えば、部品
端子間接続情報から部品間接続情報を生成したが、あら
かじめ、部品間接続情報を設計データとして入力するも
のであってもよく、また、部品名リストと部品形状リス
トと部品リストとからグループ形状を算出したが、部品
番号毎の形状を示す部品形状情報をあらかじめ設計デー
タとして入力しておき、この部品形状情報と部品リスト
とからグループ形状を算出するものであってもよい。む
しろ、このほうが簡潔であり、この場合には、部品端子
間接続情報から部品間接続情報を生成しなくてもよく、
また、部品端子間接続情報の代わりに部品間接続情報
を、部品名リストと部品形状リストの代わりに部品形状
情報を入手することになる。さらには、グループ間接続
情報、グループ形状情報、ブロック間接続情報、ブロッ
ク形状情報、グループ発熱量情報及びブロック発熱量情
報のうち少なくとも1つ又は全部をあらかじめ設計デー
タとして入力しておくものであってもよく、この場合に
は、これを生成又は算出する各部は不要となる。
【0131】なお、本発明に係る部品配置装置の実施の
形態4においては、ブロック、グループ、部品という3
階層についての配置について説明したが、さらに、階層
が増えた場合においても本発明を適用することができ
る。また、上述の部品配置装置は、通常のコンピュータ
及び部品配置プログラムにより実現され、該プログラム
は記憶媒体に記憶して提供される。
【0132】(実施の形態5)図27は、本発明に係る
部品配置装置の実施の形態4の構成を示すブロック図で
ある。以下に図27を用いて、形状情報、接続情報及び
高さ情報を算出し生成して階層的に部品配置を行なう部
品配置装置及びその方法について説明する。
【0133】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の構成を有する各部には同一の符号を付し、同一の
機能についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の
部分についてのみ説明する。本装置は、コマンド入力部
101、設計データ入力部102、コマンド解析部10
3、コマンド実行部2701、記憶部2702、表示部
113及びデータ出力部114により構成される。
【0134】コマンド実行部2701は、コマンド解析
部103により解析されたコマンドに対応する動作を実
行する。なお、このコマンド実行部2701は、ここで
説明するもの以外の動作も実行するが、この動作は従来
の部品配置装置の動作と変わらないのでその説明を省略
し、本装置特有の部分に関してのみ説明する。コマンド
実行部2701は、さらに、グループ形状情報算出部1
05、グループ間接続情報生成部106、ブロック形状
情報算出部107、ブロック間接続情報生成部108、
グループ高情報生成部2703、ブロック高情報生成部
2704、高さ考慮ブロック配置位置決定部2705、
高さ考慮グループ配置位置決定部2706及び高さ考慮
部品配置位置決定部2707を含む。
【0135】設計データには、上記実施の形態1にさら
に、部品高情報と基板高制限情報が含まれる。ここで、
部品高情報とは、各部品の高さを示す情報であり、基板
高制限情報とは、基板上の高さ制限を示す情報であって
設計データに含まれ、他の設計データと同様に、設計デ
ータ入力部102により受け付けられ、設計データ記憶
部112aに記憶される。例えば、図28(a)(b)
に示すような部品高情報と基板高制限情報とが設計デー
タ記憶部112aに記憶される。なお、この例では、座
標1と座標2とで基板上の範囲を特定している。
【0136】グループ高情報生成部2703は、部品リ
ストと部品高情報とに基づいて各グループの高さを示す
グループ高情報を生成する。例えば、図5(a)に示す
部品リスト「グループAA」501と図28(a)に示
す部品高情報とに基づいて図29(a)に示すグループ
高情報を生成する。ブロック高情報生成部2704は、
グループリストとグループ高情報とに基づいて各グルー
プの高さを示すグループ高情報を生成する。例えば、図
5(b)に示すグループリスト「ブロックA」503と
図29(a)に示すグループ高情報とに基づいて図29
(b)に示すブロック高情報を生成する。
【0137】高さ考慮ブロック配置位置決定部2705
は、ブロック間接続情報とブロック形状情報にブロック
高情報と基板高制限情報を加えた4つの情報に基づい
て、ブロックの配置位置を決定する。例えば、図6
(c)に示すブロック間接続情報「ブロックA、ブロッ
クB、ブロックC」605と、ブロックA、ブロックB
及びブロックCの形状と、図29(b)に示すブロック
高情報と、図28(b)に示す基板高制限情報とに基づ
いて各ブロックの配置位置を決定する。
【0138】高さ考慮グループ配置位置決定部2706
は、グループ間接続情報とグループ形状情報にグループ
高情報と基板高制限情報を加えた4つの情報に基づい
て、グループの配置位置を決定する。例えば、図6
(b)に示すグループ間接続情報「グループAA、グル
ープAB、グループAC」603と、グループAA、グ
ループAB及びグループACの形状と、図29(a)に
示すグループ高情報と、図28(b)に示す基板高制限
情報とに基づいて各グループの配置位置を決定する。
【0139】高さ考慮部品配置位置決定部2707は、
部品間接続情報と部品形状情報に部品高情報と基板高制
限情報を加えた4つの情報に基づいて、部品の配置位置
を決定する。例えば、図6(a)に示す部品間接続情報
「IC1〜IC6」601と、部品IC1〜IC6の形
状と、図28(a)に示す部品高情報と、図28(b)
に示す基板高制限情報とに基づいて各部品の配置位置を
決定する。
【0140】記憶部2702は、記憶部112の構成
に、さらに、グループ高情報記憶部2702a及びブロ
ック高情報記憶部2702bを加えた構成となる。グル
ープ高情報記憶部2702aは、グループ高情報生成部
2703により生成されたグループ高情報を記憶する。
ブロック高情報記憶部2702bは、ブロック高情報生
成部2704により生成されたブロック高情報を記憶す
る。
【0141】図30は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態5を用いた場合の、接続情報、形状情報及び部品
高情報を算出して階層的に部品配置を行なう処理のフロ
ーチャートを示す図である。以下にその動作を説明す
る。なお、上記実施の形態1の部品配置装置と同様の動
作をする各ステップには同一の符号を付し、同一の動作
についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の部分
についてのみ説明する。
【0142】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、グル
ープ高情報生成部2703が、部品リストと部品高情報
とに基づいてグループ高情報を生成する(ステップS3
001)。
【0143】次に、ブロック高情報生成部2704が、
グループリストとグループ高情報とに基づいてブロック
高情報を生成する(ステップS3002)。次に、高さ
考慮ブロック配置位置決定部2705が、ブロック間接
続情報とブロック形状情報にブロック高情報と基板高制
限情報を加えた4つの情報に基づいて、ブロックの配置
位置を決定する(ステップS3003)。
【0144】次に、高さ考慮グループ配置位置決定部2
706が、グループ間接続情報とグループ形状情報にグ
ループ高情報と基板高制限情報を加えた4つの情報に基
づいて、グループの配置位置を決定する(ステップS3
004)。次に、高さ考慮部品配置位置決定部2707
が、部品間接続情報と部品形状情報に部品高情報と基板
高制限情報を加えた4つの情報に基づいて、部品の配置
位置を決定する(ステップS3005)。
【0145】以上図25に示された動作の流れについ
て、具体例に基づいて説明する。あらかじめ設計者は、
これから行う部品配置のために必要となるデータを準備
し、設計データ記憶部112aに格納しておく。必要な
データは、部品端子間接続情報、部品名リスト、部品形
状リスト、部品リスト、グループリスト、ブロックリス
ト、部品高情報及び基板高制限情報からなる設計データ
である。
【0146】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、例え
ば、図5(a)に示す部品リスト「グループAA」50
1と図28(a)に示す部品高情報とに基づいて図29
(a)に示すグループ高情報を生成する(ステップS3
001)。
【0147】次に、例えば、図5(b)に示すグループ
リスト「ブロックA」503と図29(a)に示すグル
ープ高情報とに基づいて図29(b)に示すブロック高
情報を生成する(ステップS3002)。次に、例え
ば、図6(c)に示すブロック間接続情報「ブロック
A、ブロックB、ブロックC」605と、ブロックA、
ブロックB及びブロックCの形状と、図29(b)に示
すブロック高情報と、図28(b)に示す基板高制限情
報とに基づいて各ブロックの配置位置を決定する(ステ
ップS3003)。
【0148】次に、例えば、図6(b)に示すグループ
間接続情報「グループAA、グループAB、グループA
C」603と、グループAA、グループAB及びグルー
プACの形状と、図29(a)に示すグループ高情報
と、図28(b)に示す基板高制限情報とに基づいて各
グループの配置位置を決定する(ステップS300
4)。
【0149】次に、例えば、図6(a)に示す部品間接
続情報「IC1〜IC6」601と、部品IC1〜IC
6の形状と、図28(a)に示す部品高情報と、図28
(b)に示す基板高制限情報とに基づいて各部品の配置
位置を決定する(ステップS3005)。なお、ブロッ
クの配置位置、グループの配置関係及び部品の配置関係
を決定する動作については、各高さ情報を考慮する点以
外は、実施の形態1の動作と同様となるので詳細な説明
は省略する。また、ブロックの配置位置、グループの配
置位置又は部品の配置位置を決定する方法としては、既
に知られた重心法、ミニカット法又はペア交換方等によ
る自動配置であってもよく、また、自動配置によって仮
配置をし、次に、手動配置によって配置を変更していく
順序であってもよい。
【0150】図31は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態5の階層的な部品配置の概略を示す図である。図
31(a)は、基板1190上にコネクタA1101及
びコネクタB1102が配置されており、ブロックA3
111、ブロックB3112、ブロックC3113、ブ
ロックD3114、コネクタA1101及びコネクタB
1102が破線で示す接続関係をもっている状態を示し
ている。
【0151】なお、ブロック高情報は、ブロックA31
11が8mm、ブロックB3112が9mm、ブロック
C3113が15mm、ブロックD3114が10mm
とし、また、基板高制限情報は、基板高制限Aが10m
m、基板高制限Bが20mm、基板高制限Cが13mm
とする。図31(b)は、ブロック間の接続関係、ブロ
ック形状及びブロック高情報に基づきブロックの配置位
置を決定した様子を示す図である。
【0152】このブロック間の接続関係とブロック形状
とブロック高とのバランスを考慮した配置位置の決定
は、ブロック間の接続があれば、ブロック間の距離が近
ければ強く引っ張り合い距離が遠ければ弱く引っ張り合
う引力と、またブロックの形状が重なれば反発する斥力
が均衡する状態を求める算出式を利用して求めてもよ
い。この算出式については実施の形態1の場合と同様な
のでその説明を省略する。
【0153】全てのブロックの配置位置が決定された
後、同様に各ブロックに属するグループがそのブロック
配置領域内に配置される。全てのグループの配置位置が
決定された後、同様に各グループに属する部品がそのグ
ループ配置領域内に配置される。なお、本実施の形態5
において、入力される設計データは従来のCAD装置に
用いられているものと近いものをあえて用いたが、必ず
しもこの様な設計データでなくてもよい。例えば、部品
端子間接続情報から部品間接続情報を生成したが、あら
かじめ、部品間接続情報を設計データとして入力するも
のであってもよく、また、部品名リストと部品形状リス
トと部品リストとからグループ形状を算出したが、部品
番号毎の形状を示す部品形状情報をあらかじめ設計デー
タとして入力しておき、この部品形状情報と部品リスト
とからグループ形状を算出するものであってもよい。む
しろ、このほうが簡潔であり、この場合には、部品端子
間接続情報から部品間接続情報を生成しなくてもよく、
また、部品端子間接続情報の代わりに部品間接続情報
を、部品名リストと部品形状リストの代わりに部品形状
情報を入手することになる。さらには、グループ間接続
情報、グループ形状情報、ブロック間接続情報、ブロッ
ク形状情報、グループ高情報及びブロック高情報のうち
少なくとも1つ又は全部をあらかじめ設計データとして
入力しておくものであってもよく、この場合には、これ
を生成又は算出する各部は不要となる。
【0154】なお、本発明に係る部品配置装置の実施の
形態5においては、ブロック、グループ、部品という3
階層についての配置について説明したが、さらに、階層
が増えた場合においても本発明を適用することができ
る。また、上述の部品配置装置は、通常のコンピュータ
及び部品配置プログラムにより実現され、該プログラム
は記憶媒体に記憶して提供される。
【0155】(実施の形態6)図32は、本発明に係る
部品配置装置の実施の形態6の構成を示すブロック図で
ある。以下に図32を用いて、形状情報、接続情報及び
配置面割合を算出し生成して階層的に部品配置を行なう
部品配置装置及びその方法について説明する。
【0156】なお、上記実施の形態1の部品配置装置と
同様の構成を有する各部には同一の符号を付し、同一の
機能についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の
部分についてのみ説明する。本装置は、コマンド入力部
101、設計データ入力部102、コマンド解析部10
3、コマンド実行部3201、記憶部112、表示部1
13及びデータ出力部114により構成される。
【0157】コマンド実行部3201は、コマンド解析
部103により解析されたコマンドに対応する動作を実
行する。なお、このコマンド実行部3201は、ここで
説明するもの以外の動作も実行するが、この動作は従来
の部品配置装置の動作と変わらないのでその説明を省略
し、本装置特有の部分に関してのみ説明する。コマンド
実行部3201は、さらに、グループ形状情報算出部1
05、グループ間接続情報生成部106、ブロック形状
情報算出部107、ブロック間接続情報生成部108、
配置面考慮ブロック配置位置決定部3202、配置面考
慮グループ配置位置決定部3203及び配置面考慮部品
配置位置決定部3204を含む。
【0158】設計データには、上記実施の形態1にさら
に、配置面決定知識情報が含まれる。ここで、配置面決
定知識情報とは、配置面別の配置可能な密度や優先度を
示し、部品の配置面を決定する際に用いる情報であって
設計データに含まれ、他の設計データと同様に、設計デ
ータ入力部102により受け付けられ、設計データ記憶
部112aに記憶される。例えば、図33に示すような
配置面決定知識情報が設計データ記憶部112aに記憶
される。なお、この例では、座標1と座標2とで基板上
の範囲を特定している。
【0159】配置面考慮ブロック配置位置決定部320
2は、ブロック間接続情報とブロック形状情報とに基づ
いて、配置面と配置面決定知識情報とを考慮してブロッ
クの配置位置を決定する。図34は、配置面考慮ブロッ
ク配置位置決定部3202の詳細な構成を示すブロック
図である。
【0160】配置面考慮ブロック配置位置決定部320
2は、さらに、仮ブロック配置位置決定部3202a、
ブロック配置面分割部3202b、配置面分割ブロック
形状情報算出部3202c及び配置面分割ブロック配置
位置決定部3202dを含む。仮ブロック配置位置決定
部3202aは、ブロック間接続情報とブロック形状情
報とに基づいて、仮のブロックの配置位置を決定する。
なお、この動作は実施の形態1のブロック配置位置決定
部109と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0161】ブロック配置面分割部3202bは、グル
ープリストと部品リストとに基づいて各ブロックを構成
する部品を検索し、配置面決定知識情報に基づいて仮ブ
ロック配置位置決定部3202aにより決定された仮の
ブロックの配置位置の配置面別に各ブロックを構成する
部品を仮に配置することによって、各ブロックを配置面
別に2分割する。例えば、図33に示す配置面決定知識
情報に基づいて配置面を考慮して各ブロックを配置面別
に2分割する。
【0162】配置面分割ブロック形状情報算出部320
2cは、ブロック配置面分割部3202bにより2分割
された各ブロックを構成する部品に基づいて、2分割さ
れた各ブロックの形状を示す配置面分割ブロック形状情
報を算出する。なお、この動作は実施の形態1のグルー
プ形状情報算出部105と同様であるので詳細な説明は
省略する。
【0163】配置面分割ブロック配置位置決定部320
2dは、ブロック間接続情報と配置面分割ブロック形状
情報とに基づいて、ブロック配置面分割部3202bに
より2分割された各ブロックの配置位置を決定する。な
お、この動作は実施の形態1のブロック配置位置決定部
109と同様であるので詳細な説明は省略する。配置面
考慮グループ配置位置決定部3203は、配置面考慮ブ
ロック配置位置決定部3202により配置位置を決定さ
れた各ブロック内において、グループ間接続情報とグル
ープ形状情報とに基づいて、配置面と配置面決定知識情
報とを考慮してグループの配置位置を決定する。
【0164】図35は、配置面考慮グループ配置位置決
定部3203の詳細な構成を示すブロック図である。配
置面考慮グループ配置位置決定部3203は、さらに、
仮グループ配置位置決定部3203a、グループ配置面
分割部3203b、配置面分割グループ形状情報算出部
3203c及び配置面分割グループ配置位置決定部32
03dを含む。
【0165】仮グループ配置位置決定部3203aは、
配置面分割ブロック配置位置決定部3202dにより配
置位置を決定された各ブロック内において、グループ間
接続情報とグループ形状情報とに基づいて、仮のグルー
プの配置位置を決定する。なお、この動作は実施の形態
1のグループ配置位置決定部110と同様であるので詳
細な説明は省略する。
【0166】グループ配置面分割部3203bは、部品
リストに基づいて各グループを構成する部品を検索し、
仮グループ配置位置決定部3203aにより決定された
仮のグループの配置位置の配置面別に各グループを構成
する部品を仮に配置することによって、各グループを配
置面別に2分割する。例えば、図33に示す配置面決定
知識情報に基づいて配置面を考慮して各グループを配置
面別に2分割する。
【0167】配置面分割グループ形状情報算出部320
3cは、グループ配置面分割部3203bにより2分割
された各グループを構成する部品に基づいて、2分割さ
れた各グループの形状を示す配置面分割グループ形状情
報を算出する。なお、この動作は実施の形態1のグルー
プ形状情報算出部105と同様であるので詳細な説明は
省略する。
【0168】配置面分割グループ配置位置決定部320
3dは、グループ間接続情報と配置面分割グループ形状
情報とに基づいて、グループ配置面分割部3203bに
より2分割された各グループの配置位置を決定する。な
お、この動作は実施の形態1のグループ配置位置決定部
110と同様であるので詳細な説明は省略する。配置面
考慮部品配置位置決定部3204は、配置面考慮グルー
プ配置位置決定部3203により配置位置を決定された
各グループ内において、部品間接続情報と部品形状情報
に基づいて、配置面と配置面決定知識情報とを考慮して
配置面別に部品の配置位置を決定する。なお、この動作
は実施の形態1の部品配置位置決定部111と同様であ
るので詳細な説明は省略する。
【0169】図36は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態6を用いた場合の、接続情報及び形状情報を算出
して階層的に配置面を考慮して部品配置を行なう処理の
フローチャートを示す図である。以下にその動作を説明
する。なお、上記実施の形態1の部品配置装置と同様の
動作をする各ステップには同一の符号を付し、同一の動
作についてはその説明を省略し、本実施の形態固有の部
分についてのみ説明する。
【0170】ステップS701からステップS712ま
では実施の形態1と同様である。未処理のブロックがな
くなり、各ブロックに属するグループのグループ間接続
情報に基づいてブロック間接続情報を生成した後、配置
面考慮ブロック配置位置決定部3202が、ブロック間
接続情報とブロック形状情報とに基づいて、配置面と配
置面決定知識情報とを考慮してブロックの配置位置を決
定する(ステップS3601)。
【0171】次に、配置面考慮グループ配置位置決定部
3203が、配置面考慮ブロック配置位置決定部320
2により配置位置を決定された各ブロック内において、
グループ間接続情報とグループ形状情報とに基づいて、
配置面と配置面決定知識情報とを考慮してグループの配
置位置を決定する(ステップS3602)。次に、配置
面考慮部品配置位置決定部3204が、配置面考慮グル
ープ配置位置決定部3203により配置位置を決定され
た各グループ内において、部品間接続情報と部品形状情
報に基づいて、配置面と配置面決定知識情報とを考慮し
て配置面別に部品の配置位置を決定する(ステップS3
603)。
【0172】図37は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態6を用いた場合の、接続関係、形状、配置面及び
配置面決定知識情報を考慮してブロックの配置位置又は
グループの配置位置を決定する処理のフローチャートを
示す図である。以下にその動作を説明する。まず、ブロ
ック又はグループ等といった配置する階層を決定する
(ステップS3701)。
【0173】次に、配置階層間の接続情報と配置階層の
形状情報とに基づいて、仮の配置階層の配置位置を決定
する(ステップS3702)。次に、配置階層と部品と
の関係を示す各リストに基づいて各配置階層を構成する
部品を検索し、配置面決定知識情報に基づいて仮の配置
階層の配置位置の配置面別に各配置階層を構成する部品
を仮に配置することによって、各配置階層を配置面別に
2分割する(ステップS3703)。
【0174】次に、2分割された各配置階層を構成する
部品に基づいて、2分割された各配置階層の形状を示す
情報を算出する(ステップS3704)。次に、配置階
層間の接続情報と2分割された各配置階層の形状を示す
情報とに基づいて、2分割された各配置階層の配置位置
を決定する(ステップS3705)。
【0175】以上図37に示された動作の流れについ
て、具体例に基づいて説明する。そのために、あらかじ
め設計者は、これから行う部品配置のために必要となる
データを準備し、設計データ記憶部112aに格納して
おく。必要なデータは、部品端子間接続情報、部品名リ
スト、部品形状リスト、部品リスト、グループリスト、
ブロックリスト及び配置面決定知識情報からなる設計デ
ータである。
【0176】まず、配置する階層をブロックに決定する
(ステップS3701)。次に、仮ブロック配置位置決
定部3202aが、ブロック間接続情報とブロック形状
情報とに基づいて、仮のブロックの配置位置を決定す
る。なお、この動作は実施の形態1のブロック配置位置
決定部109と同様であるので詳細な説明は省略する
(ステップS3702)。
【0177】次に、ブロック配置面分割部3202b
が、グループリストと部品リストとに基づいて各ブロッ
クを構成する部品を検索し、配置面決定知識情報に基づ
いて仮ブロック配置位置決定部3202aにより決定さ
れた仮のブロックの配置位置の配置面別に各ブロックを
構成する部品を仮に配置することによって、各ブロック
を配置面別に2分割する。例えば、図33に示す配置面
決定知識情報に基づいて配置面を考慮して各ブロックを
配置面別に2分割する(ステップS3703)。
【0178】次に、配置面分割ブロック形状情報算出部
3202cが、ブロック配置面分割部3202bにより
2分割された各ブロックを構成する部品に基づいて、2
分割された各ブロックの形状を示す配置面分割ブロック
形状情報を算出する。なお、この動作は実施の形態1の
グループ形状情報算出部105と同様であるので詳細な
説明は省略する(ステップS3704)。
【0179】次に、配置面分割ブロック配置位置決定部
3202dが、ブロック間接続情報と配置面分割ブロッ
ク形状情報とに基づいて、ブロック配置面分割部320
2bにより2分割された各ブロックの配置位置を決定す
る。なお、この動作は実施の形態1のブロック配置位置
決定部109と同様であるので詳細な説明は省略する
(ステップS3705)。
【0180】なお、グループの配置位置を決定する動作
については、ブロックの配置位置を決定する動作と同様
であるので詳細な説明は省略する。また、部品の配置位
置を決定する動作については、実施の形態1の部品配置
位置決定部111と同様であるので詳細な説明は省略す
る。また、ブロックの配置位置、グループの配置位置又
は部品の配置位置を決定する方法としては、既に知られ
た重心法、ミニカット法又はペア交換方等による自動配
置であってもよく、また、自動配置によって仮配置を
し、次に、手動配置によって配置を変更していく順序で
あってもよい。
【0181】図38は本発明に係る部品配置装置の実施
の形態6の階層的な部品配置の概略を示す図である。図
38(a)は、基板1190上にコネクタA1101及
びコネクタB1102が配置されており、ブロックA3
811、ブロックB3812、ブロックC3813、ブ
ロックD3814、ブロックE3815、コネクタA1
101及びコネクタB1102が破線で示す接続関係を
もっている状態を示している。
【0182】図38(b)(c)は、ブロック間接続情
報とブロック形状情報とに基づいて仮のブロックの配置
位置を決定し、グループリストと部品リストと配置面決
定知識情報とに基づいて各ブロックを配置面別に2分割
し、配置面分割ブロック形状情報を算出し、ブロック間
接続情報と配置面分割ブロック形状情報とに基づいて2
分割された各ブロックの配置位置を決定した様子を示す
図である。なお、ここでは、ブロックA3811はブロ
ックAa3811aとブロックAb3811bに、ブロ
ックB3812はブロックBa3812aとブロックB
b3812bに、ブロックC3813はブロックCa3
813aとブロックCb3813bに、ブロックD38
14はブロックDa3814aとブロックDb3814
bに、ブロックE3815はブロックEa3815aと
ブロックEb3815bにそれぞれ2分割されるものと
する。
【0183】このブロック間の接続関係とブロック形状
と配置面と配置面決定知識情報とのバランスを考慮した
配置位置の決定は、ブロック間の接続があれば、ブロッ
ク間の距離が近ければ強く引っ張り合い距離が遠ければ
弱く引っ張り合う引力と、またブロックの形状が重なれ
ば反発する斥力が均衡する状態を求める算出式を利用し
て求めてもよい。この算出式については実施の形態1の
場合と同様なのでその説明を省略する。
【0184】全てのブロックの配置位置が決定された
後、同様に各ブロックに属するグループがそのブロック
配置領域内に配置される。全てのグループの配置位置が
決定された後、各グループに属する部品がそのグループ
配置領域内に配置される。なお、本実施の形態6におい
て、入力される設計データは従来のCAD装置に用いら
れているものと近いものをあえて用いたが、必ずしもこ
の様な設計データでなくてもよい。例えば、部品端子間
接続情報から部品間接続情報を生成したが、あらかじ
め、部品間接続情報を設計データとして入力するもので
あってもよく、また、部品名リストと部品形状リストと
部品リストとからグループ形状を算出したが、部品番号
毎の形状を示す部品形状情報をあらかじめ設計データと
して入力しておき、この部品形状情報と部品リストとか
らグループ形状を算出するものであってもよい。むし
ろ、このほうが簡潔であり、この場合には、部品端子間
接続情報から部品間接続情報を生成しなくてもよく、ま
た、部品端子間接続情報の代わりに部品間接続情報を、
部品名リストと部品形状リストの代わりに部品形状情報
を入手することになる。さらには、グループ間接続情
報、グループ形状情報、ブロック間接続情報及びブロッ
ク形状情報のうち少なくとも1つ又は全部をあらかじめ
設計データとして入力しておくものであってもよく、こ
の場合には、これを生成又は算出する各部は不要とな
る。
【0185】なお、本発明に係る部品配置装置の実施の
形態6においては、ブロック、グループ、部品という3
階層についての配置について説明したが、さらに、階層
が増えた場合においても本発明を適用することができ
る。また、上述の部品配置装置は、通常のコンピュータ
及び部品配置プログラムにより実現され、該プログラム
は記憶媒体に記憶して提供される。
【0186】
【発明の効果】
(A)以上の説明から明らかなように、本発明に係る部
品配置装置は、設計データが示す複数部品の接続関係に
基づいてその複数部品の基板上の配置位置を決定する部
品配置装置であって、部品間の接続関係を示す部品間接
続情報と各部品の形状を示す部品形状情報と部品グルー
プ別にグループに属する部品を示す部品リストと部品グ
ループのまとまりであるブロック別にブロックに属する
グループを示すグループリストとグループ間の接続関係
を示すグループ間接続情報と各グループの形状を示すグ
ループ形状情報とブロック間の接続関係を示すブロック
間接続情報と各ブロックの形状を示すブロック形状情報
とを含む設計データを記憶する設計データ記憶手段と、
ブロック間接続情報とブロック形状情報とに基づいてブ
ロックの配置位置を決定するブロック配置位置決定手段
と、ブロック配置位置決定手段により配置位置を決定さ
れた各ブロック内においてグループ間接続情報とグルー
プ形状情報とに基づいてグループの配置位置を決定する
グループ配置位置決定手段と、グループ配置位置決定手
段により配置位置を決定された各グループ内において部
品間接続情報と部品形状情報とに基づいて部品の配置位
置を決定する部品配置位置決定手段とを備えることを特
徴とする。
【0187】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと段階的に
設計することができるので複雑度が減少する。そのた
め、たとえ回路が複雑又は大規模になろうとも、部品配
置作業のほとんどを自動配置機能により設計することが
できる。
【0188】(B)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(A)において、前記部品配置装置は、さらに、部
品リストと部品間接続情報とに基づいてグループ間の接
続関係を示すグループ間接続情報を生成するグループ間
接続情報生成手段と、部品リストと部品形状情報とに基
づいて各グループの形状を示すグループ形状情報を算出
するグループ形状情報算出手段と、グループリストとグ
ループ間接続情報とに基づいてブロック間の接続関係を
示すブロック間接続情報を生成するブロック間接続情報
生成手段と、グループリストとグループ形状情報とに基
づいて各ブロックの形状を示すブロック形状情報を算出
するブロック形状情報算出手段とを備えること特徴とす
ることもできる。
【0189】これによって、部品間接続情報からグルー
プ間接続情報を生成し、さらに、グループ間接続情報か
らブロック間接続情報を生成することができ、また、部
品形状情報からグループ形状情報を算出し、さらに、グ
ループ形状情報からブロック形状情報を算出することが
できるので、あらかじめ準備する情報が少なくてすむ。
【0190】従って、上記(A)又は(B)によれば、
利用者が手動で部品の配置位置を編集する作業を極力減
らすことができ、設計期間を短縮することができる。 (C)また、本発明に係る部品配置装置は前記(A)又
は(B)において、前記設計データは、さらに、部品配
置設計における制約条件を示す部品設計制約情報と、グ
ループ配置設計における制約条件を示すグループ設計制
約情報と、ブロック配置設計における制約条件を示すブ
ロック設計制約情報とを含み、前記ブロック配置位置決
定手段は、ブロック間接続情報とブロック形状情報にブ
ロック設計制約情報を加えた3つの情報に基づいてブロ
ックの配置位置を決定し、前記グループ配置位置決定手
段は、グループ間接続情報とグループ形状情報にグルー
プ設計制約情報を加えた3つの情報に基づいてグループ
の配置位置を決定し、前記部品配置位置決定手段は、部
品間接続情報と部品形状情報に設計制約情報を加えた3
つの情報に基づいて部品の配置位置を決定することを特
徴とすることもできる。
【0191】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと設計制約
を考慮しながら段階的に設計することができるので複雑
度が減少する。そのため、たとえ回路や設計制約が複雑
又は大規模になろうとも、部品配置作業のほとんどを自
動配置機能により設計することができる。
【0192】(D)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(C)において、前記部品配置装置は、さらに、部
品リストと部品設計制約情報とに基づいてグループ配置
設計における制約条件を示すグループ設計制約情報を生
成するグループ設計制約情報生成手段と、グループリス
トとグループ設計制約情報とに基づいてグループ配置設
計における制約条件を示すブロック設計制約情報を生成
するブロック設計制約情報生成手段とを備えることを特
徴とすることもできる。
【0193】これによって、部品設計制約情報からグル
ープ設計制約情報を生成し、さらに、グループ設計制約
情報からブロック設計制約情報を生成することができる
ので、あらかじめ準備する情報が少なくてすむ。 (E)また、本発明に係る部品配置装置は前記(C)又
は(D)において、前記部品設計制約情報は、基板上の
配線パタンと各部品との接続関係を示す部品配線パタン
接続情報であり、前記グループ設計制約情報は、基板上
の配線パタンと各グループとの接続関係を示すグループ
配線パタン接続情報であり、前記ブロック設計制約情報
は、基板上の配線パタンと各ブロックとの接続関係を示
すブロック配線パタン接続情報であることを特徴とする
こともできる。
【0194】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと基板上の
配線パタンと各部品との接続関係を考慮しながら段階的
に設計することができるので複雑度が減少する。そのた
め、たとえ回路や基板上の配線パタンと各部品との接続
関係が複雑又は大規模になろうとも、部品配置作業のほ
とんどを自動配置機能により設計することができる。
【0195】(F)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(C)又は(D)において、前記部品設計制約情報
は、各部品間の配線の長さ制限を示す配線長制限情報で
あり、前記グループ設計制約情報は、各グループ間の配
線の長さ制限を示すグループ配線長制限情報であり、前
記ブロック設計制約情報は、各ブロック間の配線の長さ
制限を示すブロック配線長制限情報であることを特徴と
することもできる。
【0196】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと各部品間
の配線の長さ制限を考慮しながら段階的に設計すること
ができるので複雑度が減少する。そのため、たとえ回路
や各部品間の配線の長さ制限が複雑又は大規模になろう
とも、部品配置作業のほとんどを自動配置機能により設
計することができる。
【0197】(G)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(C)又は(D)において、前記部品設計制約情報
は、各部品の発熱量を示す部品発熱量情報であり、前記
グループ設計制約情報は、各グループの発熱量を示すグ
ループ発熱量情報であり、前記ブロック設計制約情報
は、各ブロックの発熱量を示すブロック発熱量情報であ
ることを特徴とすることもできる。
【0198】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと各部品の
発熱量による設計制約を考慮しながら段階的に設計する
ことができるので複雑度が減少する。そのため、たとえ
回路や各部品の発熱量による設計制約が複雑又は大規模
になろうとも、部品配置作業のほとんどを自動配置機能
により設計することができる。
【0199】(H)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(C)又は(D)において、前記設計データは、さ
らに、基板上の高さ制限を示す基板高制限情報を含み、
前記部品設計制約情報は、各部品の高さを示す部品高情
報であり、前記グループ設計制約情報は、各グループの
高さを示すグループ高情報であり、前記ブロック設計制
約情報は、各ブロックの高さを示すブロック高情報であ
り、前記ブロック配置位置決定手段は、ブロック間接続
情報とブロック形状情報とブロック高情報とに基板高制
限情報とを加えた4つの情報に基づいてブロックの配置
位置を決定し、前記グループ配置位置決定手段は、グル
ープ間接続情報とグループ形状情報とグループ高情報と
に基板高制限情報とを加えた4つの情報に基づいてグル
ープの配置位置を決定し、前記部品配置位置決定手段
は、部品間接続情報と部品形状情報と部品高情報とに基
板高制限情報とを加えた4つの情報に基づいて部品の配
置位置を決定することを特徴とすることもできる。
【0200】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと高さ制限
を考慮しながら段階的に設計することができるので複雑
度が減少する。そのため、たとえ回路や高さ制限が複雑
又は大規模になろうとも、部品配置作業のほとんどを自
動配置機能により設計することができる。
【0201】(J)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(B)において、前記ブロック配置位置決定手段
は、ブロック間接続情報とブロック形状情報とに基づい
て仮のブロックの配置位置を決定する仮ブロック配置位
置決定手段と、グループリストと部品リストとに基づい
て各ブロックを構成する部品を検索し仮ブロック配置位
置決定手段により決定された仮のブロックの配置位置の
配置面別に各ブロックを構成する部品を仮に配置するこ
とによって各ブロックを配置面別に2分割するブロック
配置面分割手段と、ブロック配置面分割手段により2分
割された各ブロックを構成する部品に基づいて2分割さ
れた各ブロックの形状を示す配置面分割ブロック形状情
報を算出する配置面分割ブロック形状情報算出手段と、
ブロック間接続情報と配置面分割ブロック形状情報とに
基づいてブロック配置面分割手段により2分割された各
ブロックの配置位置を決定する配置面分割ブロック配置
位置決定手段とを含み、前記グループ配置位置決定手段
は、グループ間接続情報とグループ形状情報とに基づい
て仮のグループの配置位置を決定する仮グループ配置位
置決定手段と、部品リストに基づいて各グループを構成
する部品を検索し仮グループ配置位置決定手段により決
定された仮のグループの配置位置の配置面別に各グルー
プを構成する部品を仮に配置することによって各グルー
プを配置面別に2分割するグループ配置面分割手段と、
グループ配置面分割手段により2分割された各グループ
を構成する部品に基づいて2分割された各グループの形
状を示す配置面分割グループ形状情報を算出する配置面
分割グループ形状情報算出手段と、グループ間接続情報
と配置面分割グループ形状情報とに基づいてグループ配
置面分割手段により2分割された各グループの配置位置
を決定する配置面分割グループ配置位置決定手段とを含
み、前記部品配置位置決定手段は、配置面を考慮して配
置面別に部品の配置位置を決定することを特徴とするこ
ともできる。
【0202】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと配置面に
よる設計制約を考慮しながら段階的に設計することがで
きるので複雑度が減少する。そのため、たとえ回路や配
置面による設計制約が複雑又は大規模になろうとも、部
品配置作業のほとんどを自動配置機能により設計するこ
とができる。
【0203】(K)また、本発明に係る部品配置装置は
前記(J)において、前記設計データは、さらに、配置
面別の配置可能な密度や優先度を示し部品の配置面を決
定する際に用いる配置面決定知識情報を含み、前記ブロ
ック配置面分割手段は、さらに、配置面決定知識情報を
考慮して各ブロックを配置面別に2分割し、前記グルー
プ配置面分割手段は、さらに、配置面決定知識情報を考
慮して各グループを配置面別に2分割することを特徴と
することもできる。
【0204】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと配置面と
配置面決定知識情報による設計制約を考慮しながら段階
的に設計することができるので複雑度が減少する。その
ため、たとえ回路や配置面と配置面決定知識情報による
設計制約が複雑又は大規模になろうとも、部品配置作業
のほとんどを自動配置機能により設計することができ
る。
【0205】従って、上記(C)〜(H)、(J)又は
(K)によれば、利用者が手動で部品の配置位置を編集
する作業を極力減らすことができ、設計期間を短縮する
ことができる。さらに、設計品質を向上させることがで
きる。 (L)また、本発明に係る部品配置プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、部品間の接
続関係を示す部品間接続情報と各部品の形状を示す部品
形状情報と部品グループ別にグループに属する部品を示
す部品リストと部品グループのまとまりであるブロック
別にブロックに属するグループを示すグループリストと
グループ間の接続関係を示すグループ間接続情報と各グ
ループの形状を示すグループ形状情報とブロック間の接
続関係を示すブロック間接続情報と各ブロックの形状を
示すブロック形状情報とを含む設計データが示す複数部
品の接続関係に基づいてその複数部品の基板上の配置位
置を決定する部品配置プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体であって、ブロック間接続情
報とブロック形状情報とに基づいてブロックの配置位置
を決定するブロック配置位置決定ステップと、ブロック
配置位置決定ステップにより配置位置を決定された各ブ
ロック内においてグループ間接続情報とグループ形状情
報とに基づいてグループの配置位置を決定するグループ
配置位置決定ステップと、グループ配置位置決定ステッ
プにより配置位置を決定された各グループ内において部
品間接続情報と部品形状情報とに基づいて部品の配置位
置を決定する部品配置位置決定ステップとを備えること
を特徴とする。
【0206】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと段階的に
設計することができるので複雑度が減少する。そのた
め、たとえ回路が複雑又は大規模になろうとも、部品配
置作業のほとんどを自動配置機能により設計することが
できる。
【0207】(M)また、本発明に係る部品配置プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は
前記(L)において、前記部品配置プログラムは、さら
に、部品リストと部品間接続情報とに基づいてグループ
間の接続関係を示すグループ間接続情報を生成するグル
ープ間接続情報生成ステップと、部品リストと部品形状
情報とに基づいて各グループの形状を示すグループ形状
情報を算出するグループ形状情報算出ステップと、グル
ープリストとグループ間接続情報とに基づいてブロック
間の接続関係を示すブロック間接続情報を生成するブロ
ック間接続情報生成ステップと、グループリストとグル
ープ形状情報とに基づいて各ブロックの形状を示すブロ
ック形状情報を算出するブロック形状情報算出ステップ
とを備えることを特徴とすることもできる。
【0208】これによって、部品間接続情報からグルー
プ間接続情報を生成し、さらに、グループ間接続情報か
らブロック間接続情報を生成することができ、また、部
品形状情報からグループ形状情報を算出し、さらに、グ
ループ形状情報からブロック形状情報を算出することが
できるので、あらかじめ準備する情報が少なくてすむ。
【0209】従って、上記(L)又は(M)によれば、
利用者が手動で部品の配置位置を編集する作業を極力減
らすことができ、設計期間を短縮することができる。 (N)また、本発明に係る部品配置プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は前記(L)又
は(M)において、前記設計データは、さらに、部品配
置設計における制約条件を示す部品設計制約情報と、グ
ループ配置設計における制約条件を示すグループ設計制
約情報と、ブロック配置設計における制約条件を示すブ
ロック設計制約情報とを含み、前記ブロック配置位置決
定ステップは、ブロック間接続情報とブロック形状情報
にブロック設計制約情報を加えた3つの情報に基づいて
ブロックの配置位置を決定し、前記グループ配置位置決
定ステップは、グループ間接続情報とグループ形状情報
にグループ設計制約情報を加えた3つの情報に基づいて
グループの配置位置を決定し、前記部品配置位置決定ス
テップは、部品間接続情報と部品形状情報に設計制約情
報を加えた3つの情報に基づいて部品の配置位置を決定
することを特徴とすることもできる。
【0210】これによって、ブロックや、ブロックをさ
らに分割したグループという階層のもとで上位の階層で
大局的把握を行い、概略設計から詳細設計へと設計制約
を考慮しながら段階的に設計することができるので複雑
度が減少する。そのため、たとえ回路や設計制約が複雑
又は大規模になろうとも、部品配置作業のほとんどを自
動配置機能により設計することができる。
【0211】(P)また、本発明に係る部品配置プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は
前記(N)において、前記部品配置プログラムは、さら
に、部品リストと部品設計制約情報とに基づいてグルー
プ配置設計における制約条件を示すグループ設計制約情
報を生成するグループ設計制約情報生成ステップと、グ
ループリストとグループ設計制約情報とに基づいてグル
ープ配置設計における制約条件を示すブロック設計制約
情報を生成するブロック設計制約情報生成ステップとを
備えることを特徴とすることもできる。
【0212】これによって、部品設計制約情報からグル
ープ設計制約情報を生成し、さらに、グループ設計制約
情報からブロック設計制約情報を生成することができる
ので、あらかじめ準備する情報が少なくてすむ。従っ
て、上記(N)又は(P)によれば、利用者が手動で部
品の配置位置を編集する作業を極力減らすことができ、
設計期間を短縮することができる。さらに、設計品質を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品配置装置の実施の形態1の構
成を示すブロック図である。
【図2】部品端子間接続情報を示す図である。
【図3】部品名リストを示す図である。
【図4】部品形状リストを示す図である。
【図5】図5(a)は、部品リストを示す図である。図
5(b)は、グループリストを示す図である。図5
(c)は、ブロックリストを示す図である。
【図6】図6(a)は、部品間接続情報を示す図であ
る。図6(b)は、グループ間接続情報を示す図であ
る。図6(c)は、ブロック間接続情報を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る部品配置装置の実施の形態1を用
いた場合の、接続情報及び形状情報を算出して階層的に
部品配置を行なう処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図8】グループAAの部分の回路図である
【図9】本発明に係る部品配置装置の実施の形態1を用
いた場合の、接続関係及び形状を考慮してブロックの配
置位置、グループの配置位置又は部品の配置位置を決定
する処理のフローチャートを示す図である。
【図10】図10(a)は、ブロック間の接続関係を示
す図である。図10(b)は、グループ間の接続関係を
示す図である。図10(c)は、部品間の接続関係を示
す図である。
【図11】本発明に係る部品配置装置の実施の形態1の
階層的な部品配置の概略を示す図である。
【図12】本発明に係る部品配置装置の実施の形態2の
構成を示すブロック図である。
【図13】部品配線パタン接続情報を示す図である。
【図14】図14(a)は、グループ配線パタン接続情
報を示す図である。図14(b)は、ブロック配線パタ
ン接続情報を示す図である。
【図15】本発明に係る部品配置装置の実施の形態2を
用いた場合の、接続情報、形状情報及び配線パタン接続
情報を算出して階層的に部品配置を行なう処理のフロー
チャートを示す図である。
【図16】本発明に係る部品配置装置の実施の形態2の
階層的な部品配置の概略を示す図である。
【図17】本発明に係る部品配置装置の実施の形態3の
構成を示すブロック図である。
【図18】部品配線長制限情報を示す図である。
【図19】図19(a)は、グループ配線長制限情報を
示す図である。図19(b)は、ブロック配線長制限情
報を示す図である。
【図20】本発明に係る部品配置装置の実施の形態3を
用いた場合の、接続情報、形状情報及び配線長制限情報
を算出して階層的に部品配置を行なう処理のフローチャ
ートを示す図である。
【図21】本発明に係る部品配置装置の実施の形態3の
階層的な部品配置の概略を示す図である。
【図22】本発明に係る部品配置装置の実施の形態4の
構成を示すブロック図である。
【図23】部品発熱量情報を示す図である。
【図24】図24(a)は、グループ発熱量情報を示す
図である。図24(b)は、ブロック発熱量情報を示す
図である。
【図25】本発明に係る部品配置装置の実施の形態4を
用いた場合の、接続情報、形状情報及び発熱量情報を算
出して階層的に部品配置を行なう処理のフローチャート
を示す図である。
【図26】本発明に係る部品配置装置の実施の形態4の
階層的な部品配置の概略を示す図である。
【図27】本発明に係る部品配置装置の実施の形態4の
構成を示すブロック図である。
【図28】図28(a)は、部品高情報を示す図であ
る。図28(b)は、基板高制限情報を示す図である。
【図29】図29(a)は、グループ高情報を示す図で
ある。図29(b)は、ブロック高情報を示す図であ
る。
【図30】本発明に係る部品配置装置の実施の形態5を
用いた場合の、接続情報、形状情報及び部品高情報を算
出して階層的に部品配置を行なう処理のフローチャート
を示す図である。
【図31】本発明に係る部品配置装置の実施の形態5の
階層的な部品配置の概略を示す図である。
【図32】本発明に係る部品配置装置の実施の形態6の
構成を示すブロック図である。
【図33】配置面決定知識情報
【図34】配置面考慮ブロック配置位置決定部3202
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図35】配置面考慮グループ配置位置決定部3203
の詳細な構成を示すブロック図である。
【図36】本発明に係る部品配置装置の実施の形態6を
用いた場合の、接続情報及び形状情報を算出して階層的
に配置面を考慮して部品配置を行なう処理のフローチャ
ートを示す図である。
【図37】本発明に係る部品配置装置の実施の形態6を
用いた場合の、接続関係、形状、配置面及び配置面決定
知識情報を考慮してブロックの配置位置又はグループの
配置位置を決定する処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図38】本発明に係る部品配置装置の実施の形態6の
階層的な部品配置の概略を示す図である。
【符号の説明】
101 コマンド入力部 102 設計データ入力部 103 コマンド解析部 104 コマンド実行部 105 グループ形状情報算出部 106 グループ間接続情報生成部 107 ブロック形状情報算出部 108 ブロック間接続情報生成部 109 ブロック配置位置決定部 110 グループ配置位置決定部 111 部品配置位置決定部 112 記憶部 112a 設計データ記憶部 112b グループ形状情報記憶部 112c グループ間接続情報記憶部 112d ブロック形状情報記憶部 112e ブロック間接続情報記憶部 113 表示部 114 データ出力部 1101 コネクタA 1102 コネクタB 1111 ブロックA 1112 ブロックB 1113 ブロックC 1121 グループAA 1122 グループAB 1123 グループAC 1190 基板 1201 コマンド実行部 1202 記憶部 1202a グループ配線パタン接続情報記憶部 1202b ブロック配線パタン接続情報記憶部 1203 グループ配線パタン接続情報生成部 1204 ブロック配線パタン接続情報生成部 1205 配線パタン考慮ブロック配置位置決定部 1206 配線パタン考慮グループ配置位置決定部 1207 配線パタン考慮部品配置位置決定部 1601 配線パタンA 1602 配線パタンB 1611 ブロックA 1612 ブロックB 1613 ブロックC 1621 グループAA 1622 グループAB 1623 グループAC 1701 コマンド実行部 1702 記憶部 1702a グループ配線長制限情報記憶部 1702b ブロック配線長制限情報記憶部 1703 グループ配線長制限情報生成部 1704 ブロック配線長制限情報生成部 1705 配線長考慮ブロック配置位置決定部 1706 配線長考慮グループ配置位置決定部 1707 配線長考慮部品配置位置決定部 2111 ブロックA 2112 ブロックB 2113 ブロックC 2114 ブロックD 2201 コマンド実行部 2202 記憶部 2202a グループ発熱量情報記憶部 2202b ブロック発熱量情報記憶部 2203 グループ発熱量情報生成部 2204 ブロック発熱量情報生成部 2205 発熱量考慮ブロック配置位置決定部 2206 発熱量考慮グループ配置位置決定部 2207 発熱量考慮部品配置位置決定部 2611 ブロックA 2612 ブロックB 2613 ブロックC 2614 ブロックD 2615 ブロックE 2616 ブロックF 2701 コマンド実行部 2702 記憶部 2702a グループ高情報記憶部 2702b ブロック高情報記憶部 2703 グループ高情報生成部 2704 ブロック高情報生成部 2705 考慮ブロック配置位置決定部 2706 考慮グループ配置位置決定部 2707 考慮部品配置位置決定部 3111 ブロックA 3112 ブロックB 3113 ブロックC 3114 ブロックD 3201 コマンド実行部 3202 配置面考慮ブロック配置位置決定部 3202a 仮ブロック配置位置決定部 3202b ブロック配置面分割部 3202c 配置面分割ブロック形状情報算出部 3202d 配置面分割ブロック配置位置決定部 3203 配置面考慮グループ配置位置決定部 3203a 仮グループ配置位置決定部 3203b グループ配置面分割部 3203c 配置面分割グループ形状情報算出部 3203d 配置面分割グループ配置位置決定部 3204 配置面考慮部品配置位置決定部 3811 ブロックA 3812 ブロックB 3813 ブロックC 3814 ブロックD 3815 ブロックE

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設計データが示す複数部品の接続関係に
    基づいて、その複数部品の基板上の配置位置を決定する
    部品配置装置であって、 部品間の接続関係を示す部品間接続情報と、各部品の形
    状を示す部品形状情報と、部品グループ別にグループに
    属する部品を示す部品リストと、部品グループのまとま
    りであるブロック別にブロックに属するグループを示す
    グループリストと、グループ間の接続関係を示すグルー
    プ間接続情報と、各グループの形状を示すグループ形状
    情報と、ブロック間の接続関係を示すブロック間接続情
    報と、各ブロックの形状を示すブロック形状情報とを含
    む設計データを記憶する設計データ記憶手段と、 ブロック間接続情報とブロック形状情報とに基づいて、
    ブロックの配置位置を決定するブロック配置位置決定手
    段と、 ブロック配置位置決定手段により配置位置を決定された
    各ブロック内において、グループ間接続情報とグループ
    形状情報とに基づいて、グループの配置位置を決定する
    グループ配置位置決定手段と、 グループ配置位置決定手段により配置位置を決定された
    各グループ内において、部品間接続情報と部品形状情報
    とに基づいて、部品の配置位置を決定する部品配置位置
    決定手段とを備えることを特徴とする部品配置装置。
  2. 【請求項2】 前記部品配置装置は、さらに、 部品リストと部品間接続情報とに基づいて、グループ間
    の接続関係を示すグループ間接続情報を生成するグルー
    プ間接続情報生成手段と、 部品リストと部品形状情報とに基づいて、各グループの
    形状を示すグループ形状情報を算出するグループ形状情
    報算出手段と、 グループリストとグループ間接続情報とに基づいて、ブ
    ロック間の接続関係を示すブロック間接続情報を生成す
    るブロック間接続情報生成手段と、 グループリストとグループ形状情報とに基づいて、各ブ
    ロックの形状を示すブロック形状情報を算出するブロッ
    ク形状情報算出手段とを備えること特徴とする請求項1
    記載の部品配置装置。
  3. 【請求項3】 前記設計データは、さらに、 部品配置設計における制約条件を示す部品設計制約情報
    と、 グループ配置設計における制約条件を示すグループ設計
    制約情報と、 ブロック配置設計における制約条件を示すブロック設計
    制約情報とを含み、 前記ブロック配置位置決定手段は、 ブロック間接続情報とブロック形状情報にブロック設計
    制約情報を加えた3つの情報に基づいて、ブロックの配
    置位置を決定し、 前記グループ配置位置決定手段は、 グループ間接続情報とグループ形状情報にグループ設計
    制約情報を加えた3つの情報に基づいて、グループの配
    置位置を決定し、 前記部品配置位置決定手段は、 部品間接続情報と部品形状情報に設計制約情報を加えた
    3つの情報に基づいて、部品の配置位置を決定すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の部品配置装置。
  4. 【請求項4】 前記部品配置装置は、さらに、 部品リストと部品設計制約情報とに基づいて、グループ
    配置設計における制約条件を示すグループ設計制約情報
    を生成するグループ設計制約情報生成手段と、 グループリストとグループ設計制約情報とに基づいて、
    グループ配置設計における制約条件を示すブロック設計
    制約情報を生成するブロック設計制約情報生成手段とを
    備えることを特徴とする請求項3記載の部品配置装置。
  5. 【請求項5】 前記部品設計制約情報は、 基板上の配線パタンと各部品との接続関係を示す部品配
    線パタン接続情報であり、 前記グループ設計制約情報は、 基板上の配線パタンと各グループとの接続関係を示すグ
    ループ配線パタン接続情報であり、 前記ブロック設計制約情報は、 基板上の配線パタンと各ブロックとの接続関係を示すブ
    ロック配線パタン接続情報であることを特徴とする請求
    項3又は4記載の部品配置装置。
  6. 【請求項6】 前記部品設計制約情報は、 各部品間の配線の長さ制限を示す配線長制限情報であ
    り、 前記グループ設計制約情報は、 各グループ間の配線の長さ制限を示すグループ配線長制
    限情報であり、 前記ブロック設計制約情報は、 各ブロック間の配線の長さ制限を示すブロック配線長制
    限情報であることを特徴とする請求項3又は4記載の部
    品配置装置。
  7. 【請求項7】 前記部品設計制約情報は、 各部品の発熱量を示す部品発熱量情報であり、 前記グループ設計制約情報は、 各グループの発熱量を示すグループ発熱量情報であり、 前記ブロック設計制約情報は、 各ブロックの発熱量を示すブロック発熱量情報であるこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の部品配置装置。
  8. 【請求項8】 前記設計データは、さらに、 基板上の高さ制限を示す基板高制限情報を含み、 前記部品設計制約情報は、 各部品の高さを示す部品高情報であり、 前記グループ設計制約情報は、 各グループの高さを示すグループ高情報であり、 前記ブロック設計制約情報は、 各ブロックの高さを示すブロック高情報であり、 前記ブロック配置位置決定手段は、 ブロック間接続情報とブロック形状情報とブロック高情
    報とに基板高制限情報とを加えた4つの情報に基づい
    て、ブロックの配置位置を決定し、 前記グループ配置位置決定手段は、 グループ間接続情報とグループ形状情報とグループ高情
    報とに基板高制限情報とを加えた4つの情報に基づい
    て、グループの配置位置を決定し、 前記部品配置位置決定手段は、 部品間接続情報と部品形状情報と部品高情報とに基板高
    制限情報とを加えた4つの情報に基づいて、部品の配置
    位置を決定することを特徴とする請求項3又は4記載の
    部品配置装置。
  9. 【請求項9】 前記ブロック配置位置決定手段は、 ブロック間接続情報とブロック形状情報とに基づいて、
    仮のブロックの配置位置を決定する仮ブロック配置位置
    決定手段と、 グループリストと部品リストとに基づいて、各ブロック
    を構成する部品を検索し、仮ブロック配置位置決定手段
    により決定された仮のブロックの配置位置の配置面別
    に、各ブロックを構成する部品を仮に配置することによ
    って、各ブロックを配置面別に2分割するブロック配置
    面分割手段と、 ブロック配置面分割手段により2分割された各ブロック
    を構成する部品に基づいて、2分割された各ブロックの
    形状を示す配置面分割ブロック形状情報を算出する配置
    面分割ブロック形状情報算出手段と、 ブロック間接続情報と配置面分割ブロック形状情報とに
    基づいて、ブロック配置面分割手段により2分割された
    各ブロックの配置位置を決定する配置面分割ブロック配
    置位置決定手段とを含み、 前記グループ配置位置決定手段は、 グループ間接続情報とグループ形状情報とに基づいて、
    仮のグループの配置位置を決定する仮グループ配置位置
    決定手段と、 部品リストに基づいて各グループを構成する部品を検索
    し、仮グループ配置位置決定手段により決定された仮の
    グループの配置位置の配置面別に、各グループを構成す
    る部品を仮に配置することによって、各グループを配置
    面別に2分割するグループ配置面分割手段と、 グループ配置面分割手段により2分割された各グループ
    を構成する部品に基づいて、2分割された各グループの
    形状を示す配置面分割グループ形状情報を算出する配置
    面分割グループ形状情報算出手段と、 グループ間接続情報と配置面分割グループ形状情報とに
    基づいて、グループ配置面分割手段により2分割された
    各グループの配置位置を決定する配置面分割グループ配
    置位置決定手段とを含み、 前記部品配置位置決定手段は、 配置面を考慮して配置面別に部品の配置位置を決定する
    ことを特徴とする請求項2記載の部品配置装置。
  10. 【請求項10】 前記設計データは、さらに、 配置面別の配置可能な密度や優先度を示し、部品の配置
    面を決定する際に用いる配置面決定知識情報を含み、 前記ブロック配置面分割手段は、さらに、 配置面決定知識情報を考慮して各ブロックを配置面別に
    2分割し、 前記グループ配置面分割手段は、さらに、 配置面決定知識情報を考慮して各グループを配置面別に
    2分割することを特徴とする請求項9記載の部品配置装
    置。
  11. 【請求項11】 部品間の接続関係を示す部品間接続情
    報と、各部品の形状を示す部品形状情報と、部品グルー
    プ別にグループに属する部品を示す部品リストと、部品
    グループのまとまりであるブロック別にブロックに属す
    るグループを示すグループリストと、グループ間の接続
    関係を示すグループ間接続情報と、各グループの形状を
    示すグループ形状情報と、ブロック間の接続関係を示す
    ブロック間接続情報と、各ブロックの形状を示すブロッ
    ク形状情報とを含む設計データが示す複数部品の接続関
    係に基づいて、その複数部品の基板上の配置位置を決定
    する部品配置プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体であって、 ブロック間接続情報とブロック形状情報とに基づいて、
    ブロックの配置位置を決定するブロック配置位置決定ス
    テップと、 ブロック配置位置決定ステップにより配置位置を決定さ
    れた各ブロック内において、グループ間接続情報とグル
    ープ形状情報とに基づいて、グループの配置位置を決定
    するグループ配置位置決定ステップと、 グループ配置位置決定ステップにより配置位置を決定さ
    れた各グループ内において、部品間接続情報と部品形状
    情報とに基づいて、部品の配置位置を決定する部品配置
    位置決定ステップとを備えることを特徴とする部品配置
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
  12. 【請求項12】 前記部品配置プログラムは、さらに、 部品リストと部品間接続情報とに基づいて、グループ間
    の接続関係を示すグループ間接続情報を生成するグルー
    プ間接続情報生成ステップと、 部品リストと部品形状情報とに基づいて、各グループの
    形状を示すグループ形状情報を算出するグループ形状情
    報算出ステップと、 グループリストとグループ間接続情報とに基づいて、ブ
    ロック間の接続関係を示すブロック間接続情報を生成す
    るブロック間接続情報生成ステップと、 グループリストとグループ形状情報とに基づいて、各ブ
    ロックの形状を示すブロック形状情報を算出するブロッ
    ク形状情報算出ステップと を備えることを特徴とする請求項11記載の部品配置プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 前記設計データは、さらに、 部品配置設計における制約条件を示す部品設計制約情報
    と、 グループ配置設計における制約条件を示すグループ設計
    制約情報と、 ブロック配置設計における制約条件を示すブロック設計
    制約情報とを含み、 前記ブロック配置位置決定ステップは、 ブロック間接続情報とブロック形状情報にブロック設計
    制約情報を加えた3つの情報に基づいて、ブロックの配
    置位置を決定し、 前記グループ配置位置決定ステップは、 グループ間接続情報とグループ形状情報にグループ設計
    制約情報を加えた3つの情報に基づいて、グループの配
    置位置を決定し、 前記部品配置位置決定ステップは、 部品間接続情報と部品形状情報に設計制約情報を加えた
    3つの情報に基づいて、部品の配置位置を決定すること
    を特徴とする請求項11又は12記載の部品配置プログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記部品配置プログラムは、さらに、 部品リストと部品設計制約情報とに基づいてグループ配
    置設計における制約条件を示すグループ設計制約情報を
    生成するグループ設計制約情報生成ステップと、 グループリストとグループ設計制約情報とに基づいて、
    グループ配置設計における制約条件を示すブロック設計
    制約情報を生成するブロック設計制約情報生成ステップ
    とを備えることを特徴とする請求項13記載の部品配置
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
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