JPH1185262A - ドキュメント保守管理装置 - Google Patents

ドキュメント保守管理装置

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JPH1185262A
JPH1185262A JP26514697A JP26514697A JPH1185262A JP H1185262 A JPH1185262 A JP H1185262A JP 26514697 A JP26514697 A JP 26514697A JP 26514697 A JP26514697 A JP 26514697A JP H1185262 A JPH1185262 A JP H1185262A
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Takashi Makabe
崇 真壁
Naomichi Fukuda
直道 福田
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドキュメント情報の配付の手間や間違いの削
減を図る。 【解決手段】 メーカ側Wのドキュメント管理手段2
は、抽出したドキュメント管理情報が通知可のとき、送
付状情報を作成してユーザ側Uへ送る一方、ユーザ側か
らドキュメント情報の送付要求があると、該当するドキ
ュメント情報を抽出してユーザ側へ送る。ユーザ側の配
信管理手段7は送付状情報によって配信先送付情報を作
成してユーザ側の配信先へ通知し、配信先からメーカ側
のドキュメント管理手段2へドキュメント情報の送付要
求をする一方、メーカ側から該当ドキュメント情報が送
られて来たとき、配信管理情報を参照して参照許可があ
るときのみ該当配信先でドキュメント情報の参照が可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの設備等
の設備図面や保守文書等のドキュメントを保守管理する
ドキュメント保守管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図23は従来のドキュメント保守管理体
制の構成図である。
【0003】図23は、作成者であるメーカ側Wと使用
者であるユーザ側Uからなっている。まず、作成者とし
てのメーカ側Wは、使用者としてのユーザが作業を行う
ためにメーカで作成したドキュメント情報を保存するド
キュメント情報保存手段201と、後述するメーカ側ド
キュメント管理者2qから作業情報を受け作業命令A5
を生成し、ドキュメント操作手段1qaに出力するメー
カ側作業指示手段1qと、作業命令A5を受けドキュメ
ント情報A6を抽出しメーカ管理用ドキュメントQ1を
出力するドキュメント操作手段1qaとを有している。
【0004】さらに、メーカ側Wではメーカ側作業指示
手段1qに作業情報A1を出力し、かつ、出力されたメ
ーカ管理用ドキュメントを見てユーザ側Uに提出するか
否かを判断し、この判断でユーザ側Uへ提出する場合は
メーカ提出用複写元ドキュメントQ3をメーカ側複写手
段12qに出力し、メーカ提出用複写後ドキュメントQ
4を受け取り、メーカ提出ドキュメントQ5を抽出して
ユーザ側ドキュメント管理者7qへ送る。
【0005】ユーザ側Uは、メーカ提出ドキュメントQ
5を受け取り、保管しユーザ管理ドキュメントQ6とし
て保管、かつ、ユーザ管理ドキュメントの中の作業対象
ユーザ管理ドキュメントQ6aを検索し、ドキュメント
検索結果として取り込み、変更作業を行って、変更後ド
キュメントQ8を保管する。
【0006】さらに、配布先部門にドキュメントを配布
すると判断した場合、作業対象ユーザ管理ドキュメント
Q6aを検索し、ドキュメント検索結果Q7を取り込
み、複写元配布ドキュメントQ9をユーザ側複写手段1
3qへ送り、複写後に配布ドキュメントQ10を受け取
り、配布ドキュメントQ11を抽出して配布先部門作業
者14qへ送る。
【0007】次に、通常時の動作を図23を用いて説明
すると、メーカ側Wでは、メーカ側ドキュメント管理者
2qが、ドキュメントを出力するという作業情報A1を
メーカ側作業指示手段1qへ送信する。メーカ側作業指
示手段1qが、ドキュメント番号と作業指示とを作業命
令A6としてドキュメント操作手段1qaへ送信する。
ドキュメント操作手段1qaは、ドキュメント情報保存
手段201を検索し、ドキュメント情報A6を抽出して
取り込み、出力処理を行い、メーカ管理用ドキュメント
Q1を出力する。
【0008】メーカ側ドキュメント管理者2qは、メー
カ管理用ドキュメントQ1を目で見て確認し、メーカ提
出用メーカ管理ドキュメントQ2として受け取り、これ
をメーカ提出用複写元ドキュメントQ3として、市販の
複写機等に代表されるメーカ側複写手段12qにより複
写し、複写元と複写をメーカ提出用複写後ドキュメント
Q4として受け取る。この内で複写元は、メーカ管理用
ドキュメントQ1として保管し、複写をメーカ提出ドキ
ュメントQ5として、ユーザ側ドキュメント管理者7q
へ送付する。
【0009】ユーザ側Uのユーザ側ドキュメント管理者
7qは、ユーザ管理ドキュメントQ6としてバインダー
等の保存手段に保管する。ここで、作業担当部門へドキ
ュメントを配布する場合、バインダー等の保存手段を目
で見て、ドキュメントの検索を行い、抽出して、複写元
配布ドキュメントQ9として、市販の複写機等に代表さ
れるユーザ側複写手段13qにより複写し、複写元と複
写を複写後配布ドキュメントQ10として受け取る。こ
の内で、複写元をユーザ管理ドキュメントQ6として保
管し、複写を配布ドキュメントQ11として配布先部門
作業者14qへ配布する。
【0010】作業を行うに従い、ドキュメントを変更す
る場合、ユーザ側ドキュメント管理者7qが、ユーザ側
管理ドキュメントQ6の中で、どのドキュメントを変更
するか、バインダーを目で見て検索し、ドキュメント検
索結果Q7として抽出する。そして、図示しないドキュ
メント変更作業者がドキュメントに手書きによる修正を
加え、ユーザ管理ドキュメントQ6を、バインダーを目
で見て検索し、変更後ドキュメントQ8として保管す
る。
【0011】この変更作業が度重なり、メーカ側で管理
している電子情報であるドキュメント情報保存手段20
1を変更する必要があるとユーザ側ドキュメント管理者
7qが判断した場合、ユーザ管理ドキュメントQ6と作
業指示とをユーザ要求情報Q12としてメーカ側ドキュ
メント管理者2qへ送る。メーカ側ドキュメント管理者
2qは、手書きの部分を目で見て判断し、図示しないド
キュメント変更作業者がドキュメント情報保存手段20
1を変更し、前述と同様の動作により、変更したメーカ
提出ドキュメントQ5をユーザ側ドキュメント管理者7
qへ送る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図23
に示すドキュメント保守・管理体制において、ユーザ側
Uではユーザ側ドキュメント管理者7qが管理ドキュメ
ントを配布先部門担当者14qに配布するが、この作業
はバインダー管理されていたドキュメントを目で探し、
各部門に必要な情報を人手で検索して抽出、複写、配布
するという、全てが人手による作業であり、ドキュメン
トの量も多いことから、検索、抽出、複写に過大な時間
と手間がかかり、さらに、配布に抜けや間違いが発生す
るといった問題を有していた。
【0013】また、ユーザ側Uで電力制御用装置改造等
を行う際には、ユーザ側ドキュメント管理者7qの元
で、図示しないドキュメント変更作業者がドキュメント
の修正を行うが、対象となる作業に必要なドキュメント
のみを手で修正して、関連する別作業に必要なドキュメ
ント情報を修正し忘れる場合が多い。このため、ドキュ
メントと電力制御装置等の現物とのアンマッチが生じて
いた。
【0014】また、従来ドキュメントは、メーカ側Wと
ユーザ側U双方で管理しており、電力制御装置等の運用
開始後に、ユーザが変更を行う場合があり、まとまった
改造をメーカ側Wに発注し作業を行う際には、メーカ側
Wとユーザ側Uのドキュメントの相違が発生するため、
メーカ側Wは現物にドキュメントを合わせるためにドキ
ュメント同士のチェックと、現物とドキュメントのチェ
ックから作業を始めなくてはならなかった。この照合は
人手で行うため時間がかかり、ぬけや間違いも発生す
る。よってコスト増やメーカ管理ドキュメントの信頼性
の低下という問題が生じていた。また、予防保全のた
め、器具の管理を行おうとした場合、そのための情報が
不十分なので、定期点検やトラブル発生時に器具の交換
を行うことが多く、コスト面、保全面から問題があっ
た。
【0015】以上のように、従来のドキュメント保守・
管理体制では、メー力側W、ユーザ側Uそれぞれにドキ
ュメントがあり、それぞれが人手による管理を行ってい
たため、メーカ側Wとユーザ側Uのドキュメント内容に
不一致が発生し、さらに現物とドキュメントとの不一致
までにおよぶという問題点が生じていた。また、そのこ
とに端を発し、電力用制御装置等の定期点検やトラブル
発生時に迅速な対応ができないため、電力用制御装置全
体等の信頼性までも欠くという問題点をかかえていた。
【0016】そこで、本発明は、使用者側ドキュメント
管理者のドキュメントの検索、配布作業の軽減と管理の
向上、ドキュメントと現物とのアンマッチの解消、使用
者側と作成者側のドキュメントのアンマッチの解消を実
現したドキュメント保守管理装置を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、作成
者側が使用者側のためにCAD図面や保守書類等のドキ
ュメント情報を作成して保存管理し、要求に応じて随時
ドキュメント情報を通信手段を介して使用者側へ提供す
ると共に、作成者側及び使用者側からドキュメント情報
の編集や変更を可能とするドキュメント保守管理装置で
あって、作成者側には、ドキュメント情報を保存するド
キュメント情報保存手段と、このドキュメント情報保存
手段からドキュメント情報を検索するため検索情報と該
当ドキュメント情報を使用者側へ通知の可否の通知許可
情報等の管理情報を保存するドキュメント管理情報保存
手段と、ドキュメント管理情報保存手段から抽出したド
キュメント管理情報が通知可のとき必要によって、ドキ
ュメント管理情報に基づいて送付状情報を作成して使用
者側へ送る一方、使用者側から作成者側へドキュメント
情報の送付要求があると、該当するドキュメント情報を
抽出して使用者側へ送るドキュメント管理手段とを設
け、使用者側には、ドキュメント管理情報に対応してド
キュメント情報の使用者側の配信先及び参照許可情報を
配信管理情報として保存する配信管理情報保存手段と、
作成者側から送られた送付状情報によって配信管理情報
保存手段を検索して該当する配信管理情報を抽出してこ
の情報に基づいて配信先送付情報を作成して使用者側の
配信先へ通知し、配信先から作成者側のドキュメント管
理手段へドキュメント情報の送付要求をする一方、作成
者側から該当ドキュメント情報が送られて来たとき、配
信管理情報を参照して参照許可があるときのみ該当配信
先でドキュメント情報の参照を可能とする配信管理手段
とを設けるようにしたものである。この手段によれば、
作成者側から必要によって使用者側へ通知可のとき使用
者側へドキュメントに関する情報を有する送付状情報が
送られる。使用者側では、送付状情報によって該当する
配信管理情報が抽出され、該当配信先へ送付状情報が提
示して知らされる。次に、該当配信先が作成者側へドキ
ュメント情報を提示要求すると、該当するドキュメント
情報が使用者側へ送られる。ドキュメント情報を受け取
った使用者側では、配信管理情報に基づいて配信先の参
照可否を判断し、参照可のときドキュメント情報を配信
先へ提供して利用に供する。これにより、ドキュメント
情報が作成者側で一元管理され、必要に応じてドキュメ
ントに関する情報が使用者側の配信先へ提示され、配信
先からドキュメントの要求があり、かつ、参照権がある
とき作成者側からのドキュメントが提供される。従っ
て、作成者側及び使用者側から同じドキュメント情報を
迅速に参照することができ、また、使用者側からのドキ
ュメント情報の検索や配信先への配布が人手を全く介す
ることなく行えるので、配布等の手間が大幅に削減で
き、迅速に行え、しかも、ドキュメントの検索や配布の
間違いが削減できる。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載のドキュ
メント保守管理装置において、作成者側あるいは使用者
側のいずれか一方から、ドキュメント情報の編集要求が
あると、ドキュメント管理情報手段の該当ドキュメント
管理情報に編集中で、他方からの編集を不可とするデー
タを付加すると共に、作成者側あるいは使用者側のいず
れか他方からドキュメント情報の編集要求があると、ド
キュメント管理情報のデータから編集不可を通知する編
集管理手段を設けるようにしたものである。この手段に
よれば、作成者側がデータ管理するドキュメント情報に
ついて作成者側あるいは使用者側のいずれか一方からに
よってドキュメント情報が編集中のとき、前記いずれか
他方からの編集を不許可とするので、一貫したドキュメ
ント情報が作成でき、編集作業が効率良く実施できる。
【0019】請求項3の発明は、請求項1記載のドキュ
メント保守管理装置において、作成者側あるいは使用者
側のいずれか一方から、ドキュメント情報の変更要求が
あると、ドキュメント管理情報手段の該当ドキュメント
管理情報に変更中で、他方からの変更不許可とするデー
タと変更履歴を有するデータを付加すると共に、作成者
側あるいは使用者側のいずれか他方からドキュメント情
報の編集要求があると、ドキュメント管理情報のデータ
から変更不可を通知する変更管理手段を設けるようにし
たものである。この手段によれば、変更履歴のデータを
付加したので、人手により紙に記録する必要がなく変更
作業が効率的で、作成者側及び使用者側で、ドキュメン
ト情報を参照するときも変更個所の把握が迅速に容易に
でき、見落とし等のおそれが解消される。
【0020】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3記載のドキュメント保守管理装置において、各装置の
固有番号である製造番号とドキュメント番号との対応関
係情報を製造番号管理情報として保存する製造番号管理
情報保存手段と、この製造番号管理情報保存手段から製
造番号を検索キーとして対応するドキュメント番号を抽
出すると共に、ドキュメント管理情報保存手段からドキ
ュメント番号によってドキュメント管理情報を検索して
ドキュメント管理手段あるいは変更管理手段へ通知する
製造番号管理手段を設けるようにしたものである。この
手段によれば、製造番号と対応関係のドキュメント番号
との検索を人手を介して行う必要がなくなり、作業効率
が大幅に向上し、作業の工数の低減が実現できる。
【0021】請求項5の発明は、請求項4記載のドキュ
メント保守管理装置において、ドキュメント情報保存手
段に保存されるドキュメント情報である展開接続図と必
要な情報とから裏面接続図の配線呼合番号、配線電線サ
イズ、配線電線の種類、器具配線ロケーション符号をそ
れぞれ生成する各生成手段のいずれかを設けるようにし
たものである。この手段によれば、裏面接続図の配線呼
合番号、配線電線サイズ、配線電線種類、器具配置ロケ
ーション符号のいずれかが人手を介することなく生成さ
れるので、作業効率の向上や作業工数の低減あるいは人
手によるミス等が解消できる。
【0022】請求項6の発明は、請求項4記載のドキュ
メント保守管理装置において、ドキュメント情報保存手
段に保存されるドキュメント情報である展開接続図、器
具接続図、製造一般説明図と必要な情報によって配線呼
合番号、配線サイズ、配線電線種類、器具配線ロケーシ
ョン符号のそれぞれを生成し、これらによって配線ルー
トを決めて裏面接続図を生成する裏面接続図生成手段を
設けるようにしたものである。この手段によれば、裏面
接続図が人手を介することがなく生成できるので、作業
ミスの減少や作業効率の向上及び工数の低減が実現でき
る。
【0023】請求項7の発明は、請求項4記載のドキュ
メント保守管理装置において、ドキュメント情報保存手
段に保存されるドキュメント情報である器具配置図と必
要な位置情報とに基づいて配線電線量を測定算出する電
線量測定情報生成手段あるいは器具配置図と必要な位置
情報とに基づいて配線電線収納用の配線位置を決定する
ダクト配置位置情報生成手段のいずれかを設けるように
したものである。この手段によれば、配線電線量やダク
ト配置位置情報が人手を介することがなく生成できるの
で、作業ミスの減少や作業効率の向上及び工数の低減が
実現できる。
【0024】請求項8の発明は、請求項4記載のドキュ
メント保守管理装置において、ドキュメント情報保存手
段に保存されるドキュメント情報である器具接続図情報
と必要な変更操作履歴情報とに基づいて作業に必要な用
品を算出する必要器具情報生成手段あるいは裏面接続図
情報と必要な変更操作履歴情報とに基づいて作業に必要
な電線を算出する必要電線情報生成手段のいずれかを設
けるようにしたものである。この手段によれば、作業に
必要な用品や作業に必要な配線が人手を介することがな
く生成できるので、作業ミスの減少や作業効率の向上及
び工数の低減が実現できる。
【0025】請求項9の発明は、請求項4記載のドキュ
メント保守管理装置において、ドキュメント情報保存手
段に保存されるドキュメント情報である裏面接続図情報
と必要な変更操作履歴情報と作業標準時間情報とに基づ
いて作業時間の見積を算出する作業時間見積情報生成手
段あるいは裏面接続図情報と必要な変更操作履歴情報と
作業方法標準情報とに基づいて作業に必要な工具を算出
する必要工具見積情報生成手段のいずれかを設けるよう
にしたものである。この手段によれば、作業時間の見積
や作業に必要な工具が人手を介することがなく生成でき
るので、作業ミスの減少や作業効率の向上及び工数の低
減が実現できる。
【0026】請求項10の発明は、請求項4記載のドキ
ュメント保守管理装置において、ドキュメント情報保存
手段に保存されるドキュメント情報である展開接続図と
変更操作履歴情報と使用者側の器具の取付け情報と器具
保守管理情報とから取付用品の保守情報を生成する器具
保守情報生成手段を設けるようにしたものである。この
手段によれば、取付用品の保守情報が人手を介すること
がなく生成できるので、作業ミスの減少や作業効率の向
上及び工数の低減が実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の第1実施の形態を示すド
キュメント保守管理装置の構成図である。
【0029】図において、メーカ側入力手段1は、作業
者によるドキュメントを特定するドキュメント番号と、
ドキュメントに対する作業命令A1の入力を受け、ドキ
ュメント管理手段2へ出力し、かつ、メーカ側出力手段
3により出力された操作結果通知A7を受け、ディスプ
レイなどに表示する。ドキュメント管理手段2は、メー
カ側W、ユーザ側Uから受けた作業命令によりドキュメ
ント管理情報保存手段202からの検索結果を抽出し、
これによりドキュメント情報保存手段201に対するア
クセス許可を判断してその判断結果をメーカ側出力手段
3に出力し、ドキュメント情報保存手段201に操作を
行う場合は、検索してメーカ側出力手段3へ出力し、作
業指示によりユーザ側Uへドキュメント送付状の通知を
行うと判断した場合は、送付状生成手段4へ命令を与え
る。
【0030】メーカ側出力手段3は、ドキュメント管理
手段2から送信されたドキュメントに対する操作の判断
結果とドキュメント情報を受け、表示用情報をメーカ側
入力手段1へ送信し、ユーザ側Uでドキュメント情報保
存手段201の参照を行う場合は、メーカ側ドキュメン
ト情報送信手段5へドキュメント管理情報とドキュメン
ト情報を送信する。送付状生成手段4はドキュメント管
理手段2から送信された送付状生成命令A8を受け、送
付状情報A9を生成し、メーカ側ドキュメント情報送信
手段5へ送信する。メーカ側ドキュメント情報送信手段
5は送付状生成手段4から送信された送付状情報もしく
はドキュメント管理情報保存手段202とドキュメント
情報保存手段201を受け、通信用情報に変換し、既存
の通信手段によりユーザ側ドキュメント情報受信手段6
へ送信する。
【0031】ユーザ側ドキュメント情報受信手段6は、
メーカ側ドキュメント情報送信手段5より受信した送付
状もしくはドキュメントの通信用情報を受け、これを処
理用情報に変換し、配信管理手段7へ出力する。配信管
理手段7は、ユーザ側ドキュメント情報受信手段6から
受けたドキュメント管理情報保存手段202から、ドキ
ュメントの特定、アクセス許可を判断し、配信管理情報
保存手段203を検索し、どの作業部門に配信するかを
判断し、配信先部門のユーザ側出力手段9へ送付状を配
信する。次に、後述するユーザ側入力手段8から受けた
作業指示からドキュメントの特定と、対象ドキュメント
に対する指定作業の実行許可を判断し、判断結果をユー
ザ側入力手段8へ出力する。そして、判断結果よりメー
カ側Wのドキュメント情報保存手段201ヘアクセスを
行う場合、アクセス要求をユーザ側作業情報送信手段1
0へ送信する。
【0032】また、ユーザ側入力手段8は、作業者によ
るドキュメントを特定するドキュメント番号と、ドキュ
メントに対する作業指示の入力を受け、配信管理手段7
へ出力し、かつ、後述のユーザ側出力手段9より受けた
操作結果の表示情報を受け、ディスプレイなどに出力す
る。ユーザ側出力手段9は、配信管理手段7から出力さ
れた送付状、操作判断結果、ドキュメントの各情報を受
け、表示情報に変換しユーザ側入力手段8へ出力する。
さらに、ユーザ側作業情報送信手段10から送信された
アクセス要求を受け、これを通信情報に変換し、既存の
通信手段によりメーカ側作業情報受信手段11へ送信す
る。メーカ側作業情報受信手段11はユーザ側作業情報
送信手段10より受信したアクセス要求の通信用情報を
処理用情報に変換し、ドキュメント管理手段2へ出力す
る。
【0033】この構成で、メーカ側Wのメーカ側作業者
がドキュメント番号と、通知するという作業指示を、メ
ーカ側入力手段1により入力すると、ドキュメント管理
手段2が、ドキュメント番号によりドキュメント管理情
報保存手段202のドキュメント管理情報の抽出を行
い、この内容から、作業者が通知を行ってよいかどうか
を判断し、通知可と判断した場合、メーカ側出力手段3
を介して、メーカ側入力手段1のディスプレイなどに、
通知可の表示を行うと共に、送付状生成手段4により送
付状情報A9を生成し、メーカ側ドキュメント情報送信
手段5により送付情報をユーザ側ドキュメント情報受信
手段6へ送信する。
【0034】ユーザ側Uでは、これを処理情報に変換し
て配信管理手段7に取込み、配信管理手段7は、送付状
情報に含まれるドキュメント管理情報により、配信管理
情報保存手段203を検索して送付状の配信先を決定
し、ユーザ側出力手段9を介して、配信先部門のユーザ
側入力手段8の表示に送付状を表示することができる。
【0035】配信された部門の作業者がこれを見て、参
照するという作業指示をユーザ側入力手段8により入力
すると、配信管理手段7が、参照可の判断を行い、ユー
ザ側出力手段9を介してユーザ側入力手段8のディスプ
レイに、参照可であることを表示する。ここで、ドキュ
メントをユーザ側から参照する要求をすると、ユーザ側
作業情報送信手段10、メーカ側作業情報受信手段11
を介して、ドキュメント管理手段2へ送信し、ドキュメ
ント管理手段2は、参照可の判断を行い送信に含まれる
ドキュメント管理レコードによりドキュメント情報保存
手段201からドキュメント情報を抽出する。ドキュメ
ント情報は、メーカ側出力手段3、メーカ側ドキュメン
ト情報送信手段5、ユーザ側ドキュメント情報受信手段
6を介して、配信管理手段7へ送信し、配信管理手段7
は、送信に含まれるドキュメント管理レコードにより配
信管理情報保存手段203から配信管理情報を抽出し、
配信先を決定し、ユーザ側出力手段9を介して、ユーザ
側入力手段8のディスプレイなどに、ドキュメント情報
を表示して、配信された部門の作業者はこれを参照する
ことができる。
【0036】まず、メーカ側入力手段1により、複数存
在するドキュメントから対象とするドキュメントを特定
するために、各ドキュメントの固有番号であるドキュメ
ント番号を入力し、参照するという作業指示を行い、作
業情報A1を作成し、ドキュメント管理手段2に出力す
る。
【0037】続いて、図2に示すドキュメント管理手段
2の処理へ移行し、作業情報A1をメーカ側入力手段1
から送信された時点を開始とし、まず、ステップ21で
作業情報を受け取り、ステップ22で受け取った作業情
報からドキュメント番号を抽出し、ステップ23で抽出
したドキュメント番号を用いてドキュメント番号および
ユーザ別、作業別ドキュメントアクセス許可権およびド
キュメントの更新日時の各項目を含むレコードの集合で
あるドキュメント管理情報保存手段202を検索し、ス
テップ24で該当するドキュメント管理レコードを抽出
する。
【0038】次に、ステップ26で、前段で抽出された
レコードから参照作業に対するアクセス許可権を、作業
情報A1から参照するという作業指示情報を抽出し、ス
テップ26で参照作業の許可があるかどうか否かを判断
する。この判断で、参照可と判断した場合はステップ2
7で対象ドキュメントが参照可であることを通知するメ
ーカ側参照可通知情報を生成し、ステップ28でメーカ
側参照可通知情報をメーカ側出力手段3に出力し、ステ
ップ29でドキュメント番号を用いてドキュメント情報
保存手段201を検索し、ステップ30で該当するドキ
ュメント情報ファイルを抽出し、ステップ31でドキュ
メント情報A6ファイルをメーカ側出力手段3に出力し
て処理を終了する。
【0039】一方、ステップ26で参照不可と判断した
場合は、ステップ32で対象ドキュメントが参照不可で
あることを通知するメーカ側参照不可通知情報を生成
し、ステップ33でメーカ側参照不可通知情報をメーカ
側出力手段3に出力する。
【0040】ところで、図1に示すメーカ側出力手段3
がドキュメント管理手段2から操作実行可/不可判断情
報A4としてメーカ側参照不可通知情報を受け取った場
合、参照操作実行不可表示情報を生成し、操作結果通知
A7としてメーカ側入力手段1に送る。メーカ側入力手
段1は、例えば、ディスプレイなどに参照不可であるこ
とを表示する。また、メーカ側出力手段3がドキュメン
ト情報A6と、操作実行可/不可判断情報A4としてメ
ーカ側参照可通知情報を受け取った場合、参照操作実行
可表示情報とドキュメント表示情報を生成し、これらを
操作結果通知A7としてメーカ側入力手段1に送る。メ
ーカ側入力手段1は、例えば、ディスプレイなどに参照
可であることと、そのドキュメントの内容を表示する。
【0041】次に、メーカ側Wで参照したドキュメント
の送付状を、ユーザ側Uに通知する場合、図1に示すメ
ーカ側入力手段1により参照操作実行可表示情報とドキ
ュメント情報が表示され、メーカ側入力者がこれをユー
ザ側Uに通知するために、通知するという作業指示をメ
ーカ側入力手段1で行い、作業情報A1を作成し、ドキ
ュメント管理手段2に出力する。
【0042】続いて、図3に示す処理に移行し、作業情
報A1をメーカ側入力手段1から送信された時点を開始
とし、ステップ34からステップ39まで前述の図2に
示す参照の動作における作業指示を参照から通知に置き
換え、ステップ21からステップ26までと同様の動作
を行う。ステップ39で通知可と判断した場合はステッ
プ40でドキュメント管理レコードに、送付状を作成せ
よとの命令を付加して送付状作成命令を生成し、ステッ
プ41で送付状生成手段4へ出力し、ステップ42で対
象ドキュメントが通知可であることを通知する通知可通
知情報を生成し、ステップ44でメーカ側出力手段3に
出力して処理を終了する。
【0043】一方、ステップ39で通知不可と判断した
場合、ステップ43で対象ドキュメントが通知不可であ
ることを判別する通知不可判断情報を生成し、メーカ側
出力手段3へ出力し処理を終了かる。
【0044】次に、図1に示すメーカ側出力手段3がド
キュメント管理手段2から操作実行可/不可判断情報A
4として通知不可通知情報を受け取った場合、通知操作
実行不可表示情報を生成し、操作結果通知A7としてメ
ーカ側入力手段1に送る。これにより、メーカ側入力手
段1は、例えば、ディスプレイなどに通知不可であるこ
とを表示する。メーカ側出力手段3が操作実行可/不可
判断情報A4として通知可通知情報を受け取った場合、
通知操作実行可表示情報を生成し、操作結果通知A7と
してメーカ側入力手段1に送る。メーカ側入力手段1は
これを受け、例えば、ディスプレイなどに通知が行われ
たことを表示する。
【0045】送付状生成手段4は、ドキュメント管理手
段2から送付状作成命令A8を受け取り命令に含まれる
ドキュメント管理レコードから送付状情報A9を生成し
メーカ側ドキュメント情報送信手段5に出力する。メー
カ側ドキュメント情報送信手段5は、通信用データであ
るメーカ側送信情報A11に変換し、例えば、インター
ネットなどの通信手段を介してユーザ側ドキュメント情
報受信手段6に送信する。ユーザ側ドキュメント情報受
信手段6はメーカ側送信情報A11を受け、処理用デー
タであるユーザ側受信情報A12に変換し、配信管理手
段7に出力する。
【0046】次に、配信管理手段7により図4に示す処
理が実行され、ユーザ側受信情報A12をユーザ側ドキ
ュメント情報受信手段6から送信された時点を開始と
し、ステップ45でユーザ側受信情報を受け取り、ステ
ップ46でこの情報に含まれるドキュメント番号を抽出
し、ステップ47で、抽出したドキュメント番号によ
り、ドキュメント番号、作業部門別ドキュメントアクセ
ス許可権の各項目を含むレコードの集合である配信管理
情報保存手段203を検索し、ステップ48で該当する
配信管理レコードを抽出する。
【0047】次に、ステップ49でユーザ側受信情報に
含まれるメーカ側指定のドキュメント管理レコードと抽
出した配信管理レコードとを組み合わせて受信ドキュメ
ント配信管理レコードを生成し、ステップ50で、受信
ドキュメント配信管理レコードから送付状を配信すべき
作業部門にアクセス許可権があるかどうかの判断により
検索する。そして、ステップ51で、配信すべき作業部
門ごとに、配信先送付状情報を生成し、51aで配信先
部門のユーザ側出力手段9に配信先送付状情報を配信す
る。
【0048】次に、図1に示すユーザ側出力手段9が配
信管理手段7よりユーザ側通知情報A15として配信先
送付状情報を受け取ると、配信先表示用送付状情報を生
成し、ユーザ側表示情報A16として配信先部門のユー
ザ側入力手段8に送る。配信先部門のユーザ側入力手段
8はこれを受け、例えば、ディスプレイなどにメーカ側
から送信されてきたドキュメント送付状を表示する。
【0049】ユーザ側入力手段8へメーカ側Wから送信
されてきたドキュメントに関する送付状が表示される
と、ユーザ側入力者はこの情報に対し、参照するという
作業指示をユーザ側入力手段8で行い、ドキュメント番
号情報、作業部門情報をもつユーザ側作業情報A17を
作成し、配信管理手段7に出力する。
【0050】次に、図5に示す配信管理手段7の処理へ
移行し、ユーザ側作業情報A17をユーザ側入力手段8
から送信された時点を開始とし、まず、ステップ52で
ユーザ側作業情報を受け取り、ステップ53により、受
け取ったユーザ側作業情報からドキュメント番号を抽出
し、ステップ54で抽出したドキュメント番号により配
信管理情報保存手段203を検索し、ステップ55で配
信管理レコードを抽出する。そして、ステップ56で抽
出したレコードから、ユーザ側作業情報に含まれる作業
部門情報と作業指示情報により操作した作業部門に参照
許可があるかどうかを判断する。
【0051】この判断で、参照可である場合、ステップ
57で、対象ドキュメントが参照可であることを通知す
るユーザ側参照可通知情報を生成し、ステップ58でユ
ーザ側参照可通知情報をユーザ側出力手段9へ出力し、
ステップ59でユーザ側作業情報送信命令を生成し、ス
テップ60でユーザ側作業情報送信手段10にユーザ側
作業情報送信命令を出力する。
【0052】ステップ56で参照不可であると判断した
場合、ステップ61で対象ドキュメントが参照不可であ
ることを通知するユーザ側参照不可通知情報を生成し、
ステップ62でユーザ側参照不可通知情報をユーザ側出
力手段9へ出力する。
【0053】次に、図1に示すユーザ側出力手段9が配
信管理手段7からユーザ側通知情報A15としてユーザ
側参照不可通知情報を受け取った場合、参照操作実行不
可表示情報を生成し、ユーザ側表示情報A16としてユ
ーザ側入力手段8に送る。これにより、ユーザ側入力手
段8は、例えば、ディスブレイなどに参照不可であるこ
とを表示する。配信管理手段7が参照可であると判断し
た場合、ユーザ側出力手段9はユーザ側通知情報A15
としてユーザ側参照可通知情報を受け取り、参照操作実
行可表示情報を生成し、ユーザ側表示情報A16として
ユーザ側入力手段8に送る。ユーザ側入力手段8は、例
えば、ディスプレイなどに参照可であることを表示す
る。
【0054】また、ユーザ側送信手段10は、ユーザ側
作業情報送信命令A18を受け取り、通信用データであ
るユーザ側送信情報A19に変換し、例えば、インター
ネットなどの通信手段を介してメーカ側作業情報受信手
段11に送信する。メーカ側作業情報受信手段11はユ
ーザ側送信情報A19を受信し、処理用データであるメ
ーカ側受信情報A20に変換し、ドキュメント管理手段
2に出力する。
【0055】ドキュメント管理手段2は、メーカ側受信
情報A20を受信し、操作可の情報としてメーカ側操作
実行可判断情報を生成し、操作実行可/不可判断情報A
4としてメーカ側出力手段3に出力し、メーカ側受信情
報A20からドキュメント番号を抽出してドキュメント
情報保存手段201を検索し、ドキュメント情報A6フ
ァイルを抽出し、メーカ側出力手段3に出力する。メー
カ側出力手段3はドキュメント情報A6とメーカ側操作
実行可判断情報からメーカ側送信命令A10を生成しメ
ーカ側ドキュメント情報送信手段5に出力する。メーカ
側ドキュメント情報送信手段5は、通信用データである
メーカ側送信情報A11に変換し、ユーザ側ドキュメン
ト情報受信手段6に送信する。
【0056】ユーザ側ドキュメント情報受信手段6は、
処理用データであるユーザ側受信情報A12に変換し、
配信管理手段7に出力する。配信管理手段7は、メーカ
側操作実行可判断情報から作業部門情報を抽出し、送信
すべき作業部門のユーザ側出力手段9にドキュメント情
報保存手段201を送信する。ユーザ側出力手段9はド
キュメント情報からドキュメント表示情報を生成し、ユ
ーザ側表示情報A16としてユーザ側入力手段8に出力
する。ユーザ側入力手段8はこれを受け、例えば、ディ
スプレイなどにドキュメントの内容を表示する。
【0057】このように第1実施の形態によれば、メー
カ側、ユーザ側双方から同一のドキュメント情報を、通
信手段を介して参照することが可能になるので、リード
タイムが短縮される。また、ユーザ側においてドキュメ
ントの検索、作業部門への配布を人手を介することなく
行うので、ドキュメントの検索に要する時間が短縮さ
れ、かつ、配布の手間が削減され、さらに、ドキュメン
ト検索、配布の間違いが削減される。
【0058】図6は、本発明の第2実施の形態を示すド
キュメント保守管理装置の構成図である。
【0059】図6に示す第2実施の形態のドキュメント
保守管理装置は、図1に示す第1実施の形態のドキュメ
ント保守管理装置に編集管理手段2bを追設し、編集管
理手段2bは、ドキュメント管理手段2から出力された
ドキュメント管理情報検索命令A2を受け、ドキュメン
ト管理情報保存手段202を検索し、ドキュメント管理
レコードB1を取り込み、対象ドキュメントが現在編集
中であるかどうかを管理する情報を組み合わせ、編集管
理情報B2としてドキュメント管理情報保存手段202
へ格納し、ドキュメント管理情報検索結果A3をドキュ
メント管理手段2に出力するものである。
【0060】次に、メーカ側Wにおいて送付状をユーザ
側Uに通知した後、ドキュメント情報保存手段201の
内容の編集を行い内容を変更している段階で、ユーザ側
Uからの参照が行われる場合について説明する。
【0061】まず、メーカ側入力手段1により、ドキュ
メント番号と、編集するという作業指示を入力し、作業
情報A1を作成し、ドキュメント管理手段2に出力す
る。これによりドキュメント管理手段2は、作業指示情
報を抽出し、編集を行うという作業指示であると判断
し、編集管理手段2bへドキュメント管理情報検索命令
A2を出力する。
【0062】続いて、編集管理手段2bは、図7に示す
処理を実行し、ドキュメント管理情報検索命令A2をド
キュメント管理手段2から送信された時点を開始とし、
まず、ステップ71ではこれを入力し、ステップ72
で、受け取ったドキュメント管理情報検索命令からドキ
ュメント番号を抽出し、ステップ73で抽出したドキュ
メント番号を用いてドキュメント管理情報保存手段20
2を検索し、ステップ74で該当するドキュメント管理
レコードを抽出する。
【0063】次に、ステップ75でその中の編集許可項
目を抽出し、ステップ76で編集の許可があるかどうか
を判断する。この判断で、編集不可であると判断した場
合、ステップ77でメーカ側編集不可通知情報を生成
し、ステップ78でメーカ側編集不可通知情報をドキュ
メント管理手段2へドキュメント管理情報検索結果A3
として出力する。
【0064】一方、ステップ76で編集可であると判断
した場合、ステップ79でメーカ側編集可通知情報を生
成し、ステップ80及びステップ81でドキュメント管
理レコードに、編集中であることを示す印を付加し、ス
テップ82でドキュメント管理レコードをドキュメント
管理情報保存手段202に格納する。そして、ステップ
82でドキュメント管理手段2にドキュメント管理レコ
ードとメーカ側編集可通知情報をドキュメント管理情報
検索結果A3として出力する。ここで、ステップ80で
付加した編集中であることを示す印は、メーカ側入力手
段1において編集作業を終了した時点で解除される。
【0065】次に、図6に示すドキュメント管理手段2
がドキュメント管理情報検索結来A3としてメーカ側編
集不可通知情報を受け取った場合、これをメーカ側出力
手段3に操作実行可/不可判断情報A4として出力し、
以降、第1実施の形態の参照不可の場合と同様の動作を
行う。ドキュメント管理手段2がドキュメント管理情報
検索結果A3としてドキュメント管理レコードとメーカ
側編集可通知情報を受け取った場合、まず、メーカ側編
集可通知情報を抽出し、これをメーカ側出力手段3に操
作実行可/不可判断情報A4として出力し、第1実施の
形態の参照可の場合と同様の動作を行う。
【0066】また、ドキュメント管理手段2は、ドキュ
メント管理情報検索結果A3からドキュメント管理レコ
ードを抽出し、ドキュメント番号を収り出し、ドキュメ
ント情報保存手段201に対してドキュメント情報を検
索する作業命令A6を出力して検索し、ドキュメント情
報A6をメーカ側出力手段3に出力する。以降は第1実
施の形態の参照の場合と同様の動作を行い、メーカ側出
力手段1に表示されたドキュメントの内容を見て、編集
入力を行う。
【0067】次に、この段階でユーザ側Uにおいて参照
を行おうとした場合の動作を説明する。この場合は、参
照の作業指示情報を含むメーカ側受信情報A20がドキ
ュメント管理手段2に出力される。ドキュメント管理手
段2はこれを受信し、作業指示情報を抽出し、編集を行
うという作業指示であると判断し、編集管理手段2bに
ドキュメント管理情報検索命令A2を出力する。
【0068】さらに、ドキュメント管理情報検索命令A
2からドキュメント番号を抽出し、ドキュメント管理情
報保存手段202を検索し該当するドキュメント管理レ
コードを抽出し、その中に編集中である印があるかどう
かを判断する。この判断で編集中の印がない場合、ドキ
ュメント管理手段2にドキュメント管理レコードとメー
カ側編集可通知情報をドキュメント管理情報検索結果A
3として出力し、以降は,前述した第1実施の形態のユ
ーザ側Uからの参照の動作と同様の動作を行い、メーカ
側送信命令A10としてユーザ側Uに送信し、ユーザ側
Uでドキュメント情報の内容を参照する。
【0069】上記判断で編集中の印がある場合、編集中
通知情報を生成し、メーカ側出力手段3に出力し、ドキ
ュメント番号によりドキュメント情報保存手段201の
検索命令を作業命令A5として出力し、該当するドキュ
メント情報の編集開始前の情報をドキュメント情報A6
としてメーカ側出力手段3に出力する。以降は、前述し
たユーザ側Uからの参照の動作と同様の動作を行い、メ
ーカ側送信命令A10としてユーザ側Uに送信し、ユー
ザ側Uでは、ドキュメントは編集中であることを認識し
て、編集開始前のドキュメント情報を参照する。
【0070】以上の処理は、ユーザ側Uにおいて編集作
業を行い、これをメーカ側Wで参照する場合でも同様で
ある。
【0071】このように第2実施の形態によれば、メー
カ側作業者がドキュメント番号と、編集するという作業
指示をメーカ側入力手段1により入力して、編集管理手
段2hへ出力し、これにより、ドキュメント管理情報保
存手段202からドキュメント管理情報を抽出し、ま
ず、作業者が編集を行って良いと判断し、さらに、対象
ドキュメントが編集中でないかを判断し、編集中でない
場合、編集中であるという印をドキュメント管理情報保
存手段202のドキュメント管理情報につけて、ドキュ
メント管理手段2へ出力し、メーカ側W、ユーザ側Uど
ちらかで編集作業を行っている間に、他者が同一ドキュ
メントにアクセスしようとした場合、編集中であること
を認識する。この結果、編集中である、つまり、ドキュ
メントの内容に差が生じていることがメーカ、ユーザ双
方で同時に認識することが可能になるので、両者間のド
キュメントに対する認識が一致しドキュメント管理の一
元性が向上される。
【0072】図8は、本発明の第3実施の形態を示すド
キュメント保守管理装置の構成図である。
【0073】図8に示すドキュメント保守管理装置は、
図1の第1実施の形態のドキュメント保守管理装置の構
成図に、変更管理手段2cを追設し、変更管理手段2c
は、ドキュメント管理手段2から出力されたドキュメン
ト管理情報検索命令A2を受け、ドキュメント管理情報
保存手段202を検索し、ドキュメント管理レコードC
1を取り込み、対象ドキュメントに対する変更管理情報
C2を生成し、ドキュメント管理情報保存手段202へ
格納し、ドキュメント管理情報検索結果A3をドキュメ
ント管理手段2に出力するものである。
【0074】次に、変更開始を宣言し編集作業を行い、
変更終了を宣言してドキュメント情報の変更管理を行う
場合について説明する。
【0075】メーカ側Wで変更を行う場合は、メーカ側
入力手段1により、ドキュメント番号と変更を開始する
という作業指示を入力して作業情報A1を作成し、ドキ
ュメント管理手段2に出力する。ドキュメント管理手段
2は、変更を開始するという作業指示であると判断し、
変更管理手段2cにドキュメント管理情報検索命令A2
を出力する。
【0076】次に、図9に示す変更管理手段2cによる
処理が実行され、ドキュメント情報検索命令A2がドキ
ュメント管理手段2から送信された時点を開始とし、ま
ず、ステップ91でこれを受け取り、ステップ92でド
キュメント番号を抽出し、ステップ93で抽出したドキ
ュメント番号を用いてドキュメント管理情報保存手段2
02を検索する。そして、ステップ94で、第2実施の
形態で述べた項目に変更中であるという印の項目と変更
回数番号の項目を付加したドキュメント管理レコード
と、ドキュメント変更操作履歴情報とをドキュメント単
位管理情報として抽出する。さらに、ステップ95でド
キュメント管理レコードの編集許可項目を抽出し、ステ
ップ96で編集か否かを判断する。
【0077】この判断で、編集不可であると判断した場
合、ステップ97でメーカ側編集不可通知情報を生成
し、ステップ98でメーカ側編集不可通知情報をドキュ
メント管理手段2へドキュメント管理情報検索結果A3
として出力する。
【0078】ステップ96の判断で編集可であると判断
した場合、ステップ99でメーカ側変更可通知情報を生
成し、ステップ100でドキュメント管理レコードに編
集中であるという印を付加し、ステップ101でドキュ
メント管理レコードに変更中であるという印を付加し、
ステップ102で変更回数番号を1増やし変更操作履歴
情報の内容をクリアする。そして、ステップ103でド
キュメント管理レコードをドキュメント管理情報保存手
段202へ格納し、ステップ104でドキュメント管理
手段2にメーカ側編集可通知情報とドキュメント単位管
理情報をドキュメント管理情報検索結果A3として出力
する。
【0079】次に、図8に示すドキュメント管理手段2
がドキュメント管理情報検索結果A3としてメーカ側編
集不可通知情報を受け取ると、第2実施の形態の編集不
可の場合と同様の動作を行う。
【0080】すなわち、ドキュメント管理手段2がドキ
ュメント管理情報検索結果A3としてメーカ側編集可通
知情報とドキュメント単位管理情報を受け取った場合、
メーカ側編集可通知情報を抽出し、これをメーカ側出力
手段3に操作実行可/不可判断情報A4として出力し、
以降、参照可の場合と同様の動作を行う。ドキュメント
管理手段2は、ドキュメント管理情報検索結果A3から
ドキュメント管理レコードを抽出し、ドキュメント番号
を取り出し、ドキュメント情報保存手段201に対し、
ドキュメント情報保存手段201を検索する作業命令A
5を出力し、ドキュメント情報A6をメーカ側出力手段
3に出力する。
【0081】以降は参照の場合と同様の操作を行い、メ
ーカ側出力手段1に表示し、ここで、ドキュメント情報
の編集を行う。この際、編集作業の操作履歴をドキュメ
ント変更操作履歴情報に格納する。編集を終了した場合
は、変更管理手段2cでドキュメント管理レコードに付
加した編集中であるという印は解除されるが、変更中で
あるという印は解除されず、また、変更回数番号も変更
されない。
【0082】メーカ側入力手段1において、編集終了
後、変更作業が終了してドキュメントが完成されたと判
断した場合、変更終了の作業指示を入力して作業情報A
1を作成し、ドキュメント管理手段2に出力する。ドキ
ュメント管理手段2は、変更を終了するという作業指示
であると判断し、変更管理手段2cへドキュメント管理
情報検索命令A2を出力する。変更管理手段2cは、ド
キュメント単位管理情報を抽出し、この中のドキュメン
ト管理レコードの変更中を示す印を解除し、ドキュメン
ト管理レコードとドキュメント変更操作履歴情報をドキ
ュメント管理手段2へ出力する。
【0083】ドキュメント管理手段2は、ドキュメント
情報保存手段201を検索し、該当するドキュメント情
報と変更操作履歴情報とにより、ドキュメントの変更部
分の抽出を行い、変更部分を例えば、赤字にするなどの
処理をして、ドキュメント情報を生成し、ドキュメント
情報保存手段201に格納する。そして、変更操作履歴
情報は、対象ドキュメントの変更開始の宣言によりクリ
アーされる。
【0084】以上、ユーザ側Uからの変更開始、編集操
作、変更終了の操作によっても、同様の動作を行う。
【0085】このように第3実施の形態によれば、作業
者、例えば、メーカ側作業者がドキュメント番号と、変
更を開始するという作業指示を入力して、ドキュメント
管理手段2が、変更管理手段2cへ出力し、変更管理手
段2cは、ドキュメント管理情報を抽出する。この場
合、作業者が編集を行ってよい、他作業者が編集中でな
いと判断し、次に、変更が完了しているかを判断し、変
更が完了している場合、変更中であるという印をドキュ
メント管理情報につけて、ドキュメント管理手段2へ出
力する。変更作業を開始して、変更前のドキュメント情
報とドキュメントに対する変更操作履歴をストックして
おく。これにより、ユーザ側入力手段8から参照を行う
際には、変更中であることおよび変更開始前のドキュメ
ント情報であることをユーザ側Uが自覚することができ
る。
【0086】次に、作業者が、ドキュメントを完成し、
変更を完了したと判断した場合、変更を終了するという
作業指示をメーカ側入力手段1により入力して、変更管
理手段2cは、ドキュメント管理情報の変更中であると
いう印を解除し、何回目の変更であるかを示す変更回数
番号を1つ増やし、ストックしておいた変更操作履歴と
ドキュメント情報から、変更開始前に対してどこを変更
したかを赤字などで表示し、ユーザ側Uが参照を行う際
に何回目の変更ドキュメント情報であるか及びどこが変
更箇所であるかを容易に判別できる。
【0087】従って、編集する際に変更部分を人手を要
して取出して表示する必要がなくなり、編集作業の工数
を低減することが可能となる。また、メーカ側、ユーザ
側にて参照する時に、変更箇所が見やすいので参照時間
の短縮及び見落としミスの低減が実現される。
【0088】図10は、本発明の第4実施の形態を示す
ドキュメント保守管理装置の構成図である。
【0089】図10に示すドキュメント保守管理装置
は、図8に示す第3実施の形態のドキュメント保守管理
装置に、製造番号管理情報保存手段204と製造番号管
理手段2dとを追設したものである。製造番号管理情報
保存手段204は、例えば、電力用制御装置単位の固有
番号である製造番号と、その電力用制御装置を製造する
ための、例えば、展開接続図や裏面接続図など、複数の
ドキュメント番号の対応のレコードの集合であるデータ
を保存するものである。製造番号管理手段2dは、ドキ
ュメント管理手段2から出力されたドキュメント管理情
報検索命令A2を受け、この中からドキュメント番号を
抽出して、製造番号管理情報保存手段204を検索して
製造番号レコードD1を取り込み、この中から複数の図
面番号を抽出して、ドキュメント管理情報保存手段20
2を検索し、同一製造番号で異なるドキュメント番号に
対応するドキュメント番号管理情報D2を取り込み、製
造番号管理情報D3を生成して変更管理手段2cに出力
するものである。
【0090】次に、製造番号または1つのドキュメント
番号を入力し、複数のドキュメントを一度に、メーカ側
からユーザ側に通知する場合について説明する。
【0091】最初に、メーカ側入力手段1から、製造番
号単位の通知を行うという作業指示を入力し、通知を行
うドキュメント番号または製造番号を入力し、作業情報
A1を作成し、ドキュメント管理手段2へ出力する。ド
キュメント管理手段2は、製造番号単位の通知であるこ
とを判断し、製造番号管理手段2dにドキュメント管理
情報検索命令A2を出力する。
【0092】また、ドキュメント番号が入力された場
合、製造番号管理手段2dは製造番号またはドキュメン
ト番号を抽出し、製造番号管理情報保存手段204を検
索し、製造番号レコードD1を抽出し、このレコードに
含まれる、同一製造番号で異なるドキュメント番号を抽
出し、抽出した複数のドキュメント番号により、ドキュ
メント管理情報保存手段202を検索し、複数のドキュ
メント番号管理情報D2レコードを取り込み、これをま
とめて製造番号管理情報D3として変更管理手段2cに
出力する。
【0093】変更管理手段2cは、各ドキュメント管理
レコードにより、作業者が通知を行う権利があるかを通
知許可項目から、対象ドキュメントが変更中でないか、
編集中でないかをレコード中の印から判断し、ドキュメ
ント管理情報検索結果A3としてドキュメント管理手段
2に出力する。すべての同一製造番号ドキュメントに対
して通知可であると判断した場合、第1実施の形態の通
知の動作で述べた通知可の場合と同様の動作により、全
ドキュメントの送付状をユーザ側に送信する。
【0094】変更管理手段2cがすべてのドキュメント
に関して通知不可であると判断した場合、第1実施の形
態の通知の動作で述べた通知不可の場合と同様の動作に
より、メーカ側入力手段1に、通知不可であることを表
示する。変更管理手段2cが、対象の複数ドキュメント
に通知可、通知不可のもの両方があると判断した場合
は、おのおののドキュメント番号をメーカ側入力手段1
に表示し、通知可のもののみを通知するかどうかの選択
を行い、これに対する入力により、以降の動作を決定す
る。
【0095】以上の動作は製造番号単位の指定によるメ
ーカ側Wおよびユーザ側Uからの参照操作、編集操作、
変更操作についても同様の動作を行う。
【0096】このように第4実施の形態によれば、作業
者が製造番号と、製造番号単位の通知を行うという作業
指示入力を行った場合、ドキュメント管理手段2を介し
て製造番号管理手段2dは、製造番号とドキュメント番
号の対応情報である製造番号管理情報保存手段204を
検索し、1製造番号と複数ドキュメント番号を対応させ
た製造番号管理情報を抽出し、ここに含まれるドキュメ
ント番号すべてのドキュメント管理情報を検索し、変更
管理手段2cにより、それぞれのドキュメントについて
通知を行ってよいかの判断を行い、すべてのドキュメン
トが通知可であると判断された場合は、まとめてユーザ
側に通知を行うことができる。従って、製造番号単位で
の通知を行う際に、対応するドキュメント番号の検索を
人手を介して行う必要がなくなり、通知作業の工数の低
減が実現される。
【0097】図11は、本発明の第5実施の形態を示す
ドキュメント保守管理装置の構成図である。
【0098】図11に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に配線呼合番号生成手段2eを追設し、配線呼合
番号生成手段2eは、ドキュメント管理手段2から出力
された作業命令A5を受け、変更終了した展開接続図情
報と同一製造番号の裏面接続図情報を検索し、配線呼合
番号生成情報E1として取り込み、配線呼合番号情報を
自動生成し、変更後配線呼合番号情報E2を裏面接続図
情報に書き込むものである。
【0099】次に、展開接続図情報の変更を行い、終了
後に裏面接続図情報の配線呼合番号を自動変更する場合
について説明する。
【0100】メーカ側入力手段1により展開接続図情報
の変更作業が完了し、さらに裏面接続図情報の配線呼合
番号を自動生成するとき、作業指示として配線呼合番号
生成指示を入力して作業情報A1を作成し、ドキュメン
ト管理手段2に出力する。これによって、ドキュメント
管理手段2は、作業指示情報を抽出して、製造番号管理
手段2dと変更管理手段2cとにより、展開接続図情報
の変更操作履歴情報とドキュメント管理レコード、同一
製造番号の裏面接続図情報のドキュメント管理レコード
を抽出し、裏面接続図情報の配線呼合番号生成命令と共
に、作業命令A6として、配線呼合番号生成手段2eに
出力する。
【0101】配線呼合番号生成手段2eは、展開接続図
情報のドキュメント管理レコードにより展開接続図情報
を検索、抽出し、展開接続図情報の変更操作履歴情報に
より、展開接続図情報の変更部分を生成する。そして、
配線呼合番号生成手段2eは、この中から配線の情報を
抽出し、配線情報に含まれる直流正極、交流第一相など
の回路の識別を表す回路符号、および配線が記載されて
いるシートベージおよびシート内位置および配線が同一
シート内の用品を通過する回数の情報を抽出して、回路
符号、図内記載位置、シート内シリーズ番号から構成さ
れる配線呼合番号情報を生成する。
【0102】そして、変更後の配線呼合番号情報E2と
して裏面接続図情報を自動変更し、変更部分を、例え
ば、赤字にするなどの処理をした裏面接続図情報を生成
し、ドキュメント情報保存手段201に格納すると共
に、裏面接続図情報をドキュメント情報A6としてメー
カ側出力手段3へ出力する。
【0103】このように第5実施の形態によれば、作業
者が展開接続図の変更が完了したと判断し、裏面接続図
の配線呼合番号を自動生成するという作業指示を行う
と、配線呼合番号生成手段2eは、展開接続図情報と展
開接続図の変更操作履歴情報により展開接続図の変更分
を抽出し、その中の回路符号および配線が記載されてい
るシートページとシート内位置により変更部の配線呼合
番号を自動生成することができ、裏面接続図情報を自動
変更し、配線呼合番号の変更部を例えば赤字にするなど
の処理を行い、作業者はどこが変更箇所であるかを容易
に判断できる。従って、裏面接続図の配線呼合番号を人
手を要することなく採番、入力する手間が省け、裏面接
続図作成工数の低減が実現される。
【0104】図12は、本発明の第5実施の形態の他の
実施の形態を示すドキュメント保守管理装置の構成図で
ある。
【0105】図12に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に配線サイズ生成手段2fを追設し、配線サイズ
生成手段2fは、ドキュメント管理手段2から出力され
た作業命令A5を受け、変更終了した展開接続図情報と
同一製造番号の裏面接続図情報を検索し、配線電線サイ
ズ生成情報F1として取り込み、配線電線サイズ情報を
自動生成し、変更後配線電線サイズ情報F2を裏面接続
図情報に書き込むものである。
【0106】次に、展開接続図情報の変更を行い、終了
後に裏面接続図情報の配線電線サイズを自動変更する場
合について説明する。
【0107】メーカ側入力手段1により展開接続図情報
の変更作業が完了し、さらに裏面接続図情報の配線電線
サイズを自動生成するとき、作業指示として配線電線サ
イズ生成指示を入力して作業情報A1を作成し、ドキュ
メント管理手段2に出力する。ドキュメント管理手段2
は、作業指示情報を抽出して、製造番号管理手段2dと
変更管理手段2cとにより、展開接続図情報の変更操作
履歴情報とドキュメント管理レコード、同一製造番号の
裏面接続図情報のドキュメント管理レコードを抽出し、
裏面接続図情報の配線電線サイズ生成命令と共に、作業
命令A5として、配線電線サイズ生成手段2fに出力す
る。
【0108】配線電線サイズ生成手段2fは、展開接続
図情報のドキュメント管理レコードにより展開接続図情
報を検索、抽出し、展開接続図情報の変更操作履歴情報
により、展開接続図情報の変更部分を生成し、配線の接
続先器具の電流定格を抽出し、別に持たせてある配線サ
イズと耐用電流量との対応情報を電流量により抽出し、
変更部の配線電線サイズ情報を生成する。
【0109】そして、生成された変更部の配線電線サイ
ズ情報F2として裏面接続図情報を自動変更し、変更部
を例えば、赤字にするなどの処理をした変更後裏面接続
図情報を生成し、ドキュメント情報保存手段201に格
納すると共に、、変更後裏面接続図情報をドキュメント
情報A6としてメーカ側出力手段3へ出力する。
【0110】このように第5実施の形態の他の実施の形
態によれば、作業者が展開接続図の変更が完了したと判
断し、裏面接続図の配線電線サイズを自動生成するとい
う作業指示を行った場合、配線サイズ生成手段2fは、
展開接続図情報と展開接続図の変更操作履歴情報により
展開接続図の変更分を抽出し、配線されている器具の電
流定格により、別に持たせてある電流量と配線サイズの
対応情報を抽出し、変更部の配線電線サイズを自動生成
することができ、裏面接続図情報を自動変更し、配線電
線サイズを例えば赤字にするなどの処理を行い、作業者
はどこが変更箇所であるかを容易に判断できる。従っ
て、裏面接続図の配線電線サイズを人手によって指定、
入力する手間が省け、裏面接続図作成工数の低減が実現
される。
【0111】図13は、本発明の第5実施の形態の他の
実施の形態を示すドキュメント保守管理装置の構成図で
ある。
【0112】図13に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に配線電線種類生成手段2gを追設し、配線電線
種類生成手段2gは、ドキュメント管理手段2から出力
された作業命令A5を受け、変更終了した展開接続図情
報と同一製造番号の製造一般説明図と裏面接続図情報を
検索し、配線電線種類生成情報G1として取り込み、配
線電線種類情報を自動生成し、変更後配線電線種類情報
G2を裏面接続図情報に書き込むものである。
【0113】次に、展開接続図情報の変更を行い、終了
後に裏面接続図情報の配線電線種類を自動変更する場合
について説明する。
【0114】メーカ側入力手段1により展開接続図情報
の変更作業が完了し、さらに裏面接続図情報の配線電線
種類を自動生成するとき、作業指示として配線電線種類
生成指示を入力して作業情報A1を作成し、ドキュメン
ト管理手段2に出力する。ドキュメント管理手段2は、
作業指示情報を抽出して、製造番号管理手段2dと変更
管理手段2cとにより、展開接続図情報の変更操作履歴
情報とドキュメント管理レコード、同一製造番号の製造
一般説明図と裏面接続図情報のドキュメント管理レコー
ドを抽出し、裏面接続図情報の配線電線種類生成命令と
共に、作業命令A5として、配線電線種類生成手段2g
に出力する。
【0115】配線電線種類生成手段2gは、展開接続図
情報のドキュメント管理レコードにより展開接続図情報
を検索、抽出し、展開接続図情報の変更操作履歴情報に
より、展開接続図情報の変更部分を生成し、この中から
回路符号を抽出し、回路符号により製造一般説明図の回
路符号と電線仕様との対応情報の中から電線種類を抽出
して、変更部の配線の電線種類を特定する。これを変更
後配線電線種類情報G2として裏面接続図情報を自動変
更し、変更部を例えば、赤字にするなどの処理をした変
更後裏面接続図情報を生成し、ドキュメント情報保存手
段201に格納すると共に、ドキュメント情報A6とし
てメーカ側出力手段3へ出力する。
【0116】このように第5実施の形態の他の実施の形
態によれば、そして、作業者が展開接続図の変更が完了
したと判断し、裏面接続図の配線電線種類を自動生成す
るという作業指示を行った場合、配線電線種類生成手段
2gは、展開接続図情報と展開接続図の変更操作履歴情
報により展開接続図の変更分を抽出し、この中から回路
符号を抽出し、製造一般説明図の回路符号と配線電線種
類との対応情報を抽出して、変更部の配線電線種類を特
定することができ、裏面接続図情報を自動変更し、配線
電線種類の変更部を例えば赤字にするなどの処理を行
い、作業者はどこが変更箇所であるかを容易に判断でき
る。従って、裏面接続図の配線電線種類を人手を介する
ことなく、入力する手間が省け、裏面接続図作成工数の
低減が実現される。
【0117】図14は、本発明の第5実施の形態の他の
実施の形態を示すドキュメント保守管理装置の構成図で
ある。
【0118】図14に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に器具配置ロケーンョン符号生成手段2hを追設
し、器具配置ロケーンョン符号生成手段2hは、ドキュ
メント管理手段2から出力された作業命令A5を受け、
変更終了した器具配置図情報と同一製造番号の裏面接続
図情報を検索し、器具配置ロケーンョン符号生成情報H
1として取り込み、裏面接続図情報における配線接続ル
ート指定用として器具配置ロケーンョン符号情報を自動
生成し、変更後器具配置ロケーンョン符号情報H2を裏
面接続図情報に書き込むものである。
【0119】次に、器具配置図情報の変更を行い、終了
後に裏面接続図情報の器具配置ロケーション符号を自動
変更する場合について説明する。
【0120】メーカ側入力手段1により器具配置図情報
の変更作業が完了し、さらに裏面接続図情報の器具配置
ロケーンョン符号を自動生成するとき、作業指示として
器具配置ロケーンョン符号生成指示を入力して作業情報
A1を作成し、ドキュメント管理手段2に出力する。ド
キュメント管理手段2は、作業指示情報を抽出して、製
造番号管理手段2dと変更管理手段2cとにより、器具
配置図情報の変更操作履歴情報とドキュメント管理レコ
ード、同一製造番号の裏面接続図情報のドキュメント管
理レコードを抽出し、裏面接続図情報の器具配置ロケー
ンョン符号生成命令と共に、作業命令A5として、器具
配置ロケーンョン符号生成手段2hに出力する。
【0121】器具配置ロケーンョン符号生成手段2h
は、器具配置図情報のドキュメント管理レコードにより
器具配置図情報を検索、抽出し、器具配置図情報の変更
操作履歴情報により、器具配置図情報の変更部分の器具
が配置されている電力装置の盤番号と、器具を配置して
いる盤内位置の原点からの相対座標を抽出し、3次元座
標系の中での第1キー座標軸を、例えば、高さ方向のZ
軸とし、さらにキー軸の中で、例えば、上から順にとる
という、ロケーンョン符号番号指定ルーチン処理を行う
ことにより、器具配置ロケーンョン符号情報を生成す
る。
【0122】そして、これを変更後器具配置ロケーショ
ン符号情報H2として裏面接続図情報を自動変更し、変
更部を例えば、赤字にするなどの処理をした変更後裏面
接続図情報を生成し、ドキュメント情報保存手段201
に格納すると共に、、変更後裏面接続図情報をドキュメ
ント情報A6としてメーカ側出力手段3へ出力する。
【0123】このように第5実施の形態の他の実施の形
態によれば、作業者が器具配置図の変更が完了したと判
断し、裏面接続図の器具配置ロケーンョン符号を自動生
成するという作業指示を行った場合、器具配置ロケーン
ョン符号生成手段2hは、器具配置図情報と器具配置図
の変更操作履歴情報により器具配置図の変更分を抽出
し、その中の器具が配置されている電力装置の盤番号お
よび盤内での配置位置情報により変更部の器具配置ロケ
ーンョン符号を自動生成することができ、裏面接続図情
報を自動変更し、器具配置ロケーンョン符号の変更部を
例えば赤字にするなどの処理を行い、作業者はどこが変
更箇所であるかを容易に判断できる。従って、裏面接続
図の器具配置ロケーンョン符号を人手を要することなく
でき、指定、入力する手間が省け、入力の誤りもなく裏
面接続図作成工数の低減が実現される。
【0124】図15は、本発明の第6実施の形態を示す
ドキュメント保守管理装置の構成図である。
【0125】図15に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に裏面接続図生成手段2iを追設し、裏面接続図
生成手段2iは、ドキュメント管理手段2からの作業命
令A5を受け、変更終了した展開接続図情報または製造
一般説明図情報または器具配置図情報と同一製造番号
の、展開接続図情報または製造一般説明図情報または器
具配置図情報と裏面接続図情報を検索し、裏面接続図生
成情報I1として取り込み、配線呼合番号、配線電線サ
イズ、配線電線種類、器具配置ロケーンョン符号の各情
報を自動生成し、これらの情報から配線ルートを自動で
決定することにより変更後裏面接続図情報I2を生成
し、ドキュメント情報保存手段201に書き込むもので
ある。
【0126】次に、展開接続図情報、製造一般説明図情
報、器具配置図情報の変更を行い、終了後に裏面接続図
情報を自動変更する場合について説明する。
【0127】メーカ側入力手段1により前述3つの図面
情報の変更作業が完了し、さらに裏面接続図情報を自動
生成するとき、作業指示として裏面接続図情報生成指示
を入力して作業情報A1を作成し、ドキュメント管理手
段2に出力する。ドキュメント管理手段2は、作業指示
情報を抽出して、製造番号管理手段2dと変更管理手段
2cとにより、変更した3つの図面情報の変更操作履歴
情報とドキュメント管理レコードおよび同一製造番号の
裏面接続図情報のドキュメント管理レコードを抽出し、
裏面接続図情報生成命令と共に、作業命令A6として、
裏面接続図生成手段2iに出力する。
【0128】裏面接続図生成手段2iは、図11乃至図
14に示した第5実施の形態の動作により、配線呼合番
号、配線電線サイズ、配線電線種類、器具配置ロケーン
ョン符号の各情報を生成する。さらに、これらの情報か
ら、従来の裏面接続図CAD装置と同様の動作を行い、
配線のルートを自動で決定し、裏面接続図情報を自動変
更し、変更部を例えば、赤字にするなどの処理をする。
【0129】さらに、変更後の裏面接続図情報から、従
来の裏面接続図CAD装置と同様の動作を行い、配線呼
合番号と、電線の種類、サイズ、配線の始点、終点を含
む情報を対応させた電線製造情報を生成し、裏面接続図
情報と共に、変更後裏面接続図情報I2としてドキュメ
ント情報保存手段201に格納し、かつ、ドキュメント
情報A6としてメーカ側出力手段3へ出力する。
【0130】このように第6実施の形態によれば、作業
者が展開接続図と製造一般説明図と器具配置図の変更が
完了したと判断し、裏面接続図を自動生成するという作
業指示を行った場合、裏面接続図生成手段2iは、第5
実施の形態の作用を組み合わせて、生成した情報から配
線のルートを自動で決定し、裏面接続図情報を自動変更
し、変更部を例えば赤字にするなどの処理を行い、作業
者はどこが変更箇所であるかを容易に判断できる。従っ
て、裏面接続図作成の自動化が実現され、裏面接続図作
成工数の削減が実現される。
【0131】図16は、本発明の第7実施の形態のドキ
ュメント保守管理装置の構成図である。
【0132】図16に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に電線長測定情報生成手段2jを追設し、電線長
測定情報生成手段2jは、ドキュメント管理手段2から
出力された作業命令A5を受け、変更終了した器具配置
図情報と同一製造番号の裏面接続図情報と電線製造情報
を検索し、電線長測定生成情報J1として取り込み、器
具間配線の長さの情報である電線長測定情報を自動生成
し、変更後配線作業用情報J2として変更後裏面接続情
報と変更後電線製造情報をドキュメント情報保存手段2
01に書き込むものである。
【0133】次に、器具配置図情報の変更を行い、終了
後に裏面接続図情報の器具配置ロケーンョン符号を自動
変更し、電線長測定情報を自動生成する場合について説
明する。
【0134】メーカ側入力手段1により器具配置図情報
の変更作業が完了し、さらに電線長測定情報を自動生成
するとき、作業指示として電線長測定指示を入力して作
業情報A1を作成し、ドキュメント管理手段2に出力す
る。ドキュメント管理手段2は、作業指示情報を抽出し
て、製造番号管理手段2dと変更管理手段2cとによ
り、器具配置図情報の変更操作履歴情報とドキュメント
管理レコード、同一製造番号の裏面接続図情報および電
線製造情報のドキュメント管理レコードを抽出し、電線
長測定命令と共に、作業命令A5として、電線長測定情
報生成手段2jに出力する。
【0135】電線長測定情報生成手段2jは、器具配置
図情報のドキュメント管理レコードにより器具配置図情
報、同一製造番号の裏面接続図情報および電線製造情報
を検索、抽出し、器具配置図情報と器具配置図情報の変
更操作履歴情報により、第6実施の形態と同様の処理に
より裏面接続図情報を自動変更し、ドキュメント情報保
存手段201に格納し、ドキュメント情報A6としてメ
ーカ側出力手段3へ出力する。
【0136】そして、裏面接続図情報の変更部から配線
の情報の変更部分を抽出し、この中から、配線の始点と
終点となる器具と器具内の接続ピンおよび配線呼合番号
に含まれる回路符号を抽出し、器具配置図情報におい
て、配線の始点と終点の座標を、器具および接続ピンの
番号により抽出する。さらに、回路別に分けて配線を収
納するダクトの配置位置、大きさおよび回路符号を抽出
し、経過するダクトを決定し、接続ピンとダクトの位置
情報から配線ルートの長さを算出する。これを変更後電
線製造情報として電線製造情報を自動変更し、ドキュメ
ント情報保存手段201に格納し、変更を行ったという
通知をドキュメント情報A6としてメーカ側出力手段3
に出力する。
【0137】以上の動作は、展開接続図において配線の
接続ルートに関する情報を変更した場合でも同様の動作
を行い、電線長測定情報の生成を行う。
【0138】このように第7実施の形態によれば、作業
者が器具配置図の変更が完了したと判断し、電線測定長
情報を自動生成するという作業指示を行った場合は、電
線長測定情報生成手段2jは、器具配置図情報と器具配
置図の変更操作履歴情報により器具配置図の変更分を抽
出し、第6実施の形態と同様の動作により裏面接続図の
変更部の器具配置ロケーンョン符号を自動生成し、配線
のルートを決めることにより、電線測定長情報を自動生
成することができる。従って、電力用制御装置の器具位
置を実測することなく、電線長測定情報を得られるた
め、電線製造情報作成工数の低減が実現される。
【0139】図17は、本発明の第7実施の形態の他の
実施の形態を示すドキュメント保守管理装置の構成図で
ある。
【0140】図17に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置にダクト配置位置情報生成手段2kを追設し、ダ
クト配置位置情報生成手段2kは、ドキュメント管理手
段2から出力された作業命令A6を受け、変更終了した
展開接続図情報と、同一製造番号の裏面接続図情報と器
具配置図情報を検索し、ダクト配置用情報K1として取
り込み、配線を収納するダクトの設置位置の情報である
ダクト配置位置情報を自動生成し、変更後器具配置図情
報K2をドキュメント情報保存手段201に書き込むも
のである。
【0141】次に、展開接続図情報の変更を行い、終了
後にダクト配置位置情報を自動生成する場合について説
明する。
【0142】メーカ側入力手段1により展開接続図情報
の変更作業が完了し、さらにダクト配置位置情報を自動
生成するとき、作業指示としてダクト配置指示を入力し
て作業情報A1を作成し、ドキュメント管理手段2に出
力する。
【0143】ドキュメント管理手段2は、作業指示情報
を抽出して、製造番号管理手段2dと変更管理手段2c
とにより、展開接続図情報の変更操作履歴情報とドキュ
メント管理レコード、同一製造番号の裏面接続図情報お
よび器具配置図情報のドキュメント管理レコードを抽出
し、ダクト配置命令と共に、作業命令A5として、ダク
ト配置位置情報生成手段2kに出力する。
【0144】ダクト配置位置情報生成手段2kは、展開
接続図情報のドキュメント管理レコードにより展開接続
図情報、同一製造番号の器具配置図情報および裏面接続
図情報を検索、抽出し、展開接続図情報と展開接続図情
報の変更操作履歴情報により、第6実施の形態と同様の
動作により裏面接続図情報を自動変更し、ドキュメント
情報保存手段201に格納し、ドキュメント情報A6と
してメーカ側出力手段3へ出力する。
【0145】次に、裏面接続図情報の変更部から、配線
の始点、終点と配線の回路符号、電線サイズの変更部分
情報を抽出し、器具配置図情報から空き領域情報を抽出
する。まず、配線の始点、終点と回路符号から、空き領
域内での、概略の通過位置を決める。そして、配線の電
線サイズを組み合わせ、登録してあるダクト幅の中か
ら、適用するサイズを決め、空き領域からダクトの長さ
と配置位置を決める。次に変更後配線用情報として器具
配置図情報にダクト配置情報を出力して器具配置図情報
を自動変更し、ドキュメント情報保存手段201に格納
し、ドキュメント情報A6としてメーカ側出力手段3へ
出力する。
【0146】このように第7実施の形態の他の実施の形
態によれば、作業者が展開接続図の変更が完了したと判
断し、ダクト配置位置情報を自動生成するという作業指
示を行った場合、ダクト配置位置情報生成手段2kは、
展開接続図情報と展開接続図の変更操作履歴情報により
展開接続図の変更分を抽出し、第6実施の形態と同様の
動作により裏面接続図の変更情報を自動生成し、この中
の配線のルートと配線の回路符号、電線サイズの変更部
により、ダクト配置位置情報を自動生成することができ
る。従って、人手を介することなくダクト配置位置情報
を得られるため、器具配置図作成工数の低減が実現され
る。
【0147】図18は、本発明の第8実施の形態を示す
ドキュメント保守管理装置の構成図である。
【0148】図18に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に必要器具情報生成手段2lを追設し、必要器具
情報生成手段2lは、ドキュメント管理手段2からの作
業命令A5を受け、変更終了した展開接続図情報を検索
し、必要器具生成情報L1として取り込み、電力用制御
装置の改造作業に必要な必要器具情報L2を自動生成
し、ドキュメント情報保存手段201に書き込むもので
ある。
【0149】次に、展開接続図情報の変更を行い、終了
後に必要器具情報を自動生成する場合について説明す
る。
【0150】メーカ側入力手段1により展開接続図情報
の変更作業が完了し、さらに電力装置の改造作業を行う
ための必要器具情報を自動生成するき、作業指示として
必要器具見積を入力して作業情報A1を作成し、ドキュ
メント管理手段2に出力する。
【0151】ドキュメント管理手段2は、作業指示情報
を抽出して、製造番号管理手段2dと変更管理手段2c
とにより、展開接続図情報の変更操作履歴情報とドキュ
メント管理レコードを抽出し、必要器具見積命令と共
に、作業命令A5として、必要器具情報生成手段2lに
出力する。
【0152】必要器具情報生成手段2lは、展開接続図
情報のドキュメント管理レコードにより裏面接続図情報
を検索し、必要器具生成用情報L1として抽出し、展開
接続図情報と展開接続図情報の変更操作履歴情報によ
り、展開接続図情報の変更部を抽出し、その中から変更
対象の器具情報を抽出し、展開接続図情報の変更操作履
歴情報からはそれらの器具に対する。続いて、削除、追
加、器具情報の変更などの操作履歴を抽出して、それ
を、器具とりはずし、器具取り付け、器具の付け替えな
どの実作業に変換し、削除器具、追加器具を算出し、必
要器具情報L2としてドキュメント情報保存手段201
に格納し、ドキュメント情報A6としてメーカ側出力手
段3へ出力する。
【0153】以上の動作は、裏面接続図の変更からだけ
ではなく、第6実施の形態で述べた裏面接続図生成手段
と組み合わせることにより、展開接続図、製造一般説明
図、器具配置図の変更からも同様に行う。
【0154】このように第8実施の形態によれば、作業
者が展開接続図の変更が完了したと判断し、必要器具情
報を自動生成するという作業指示を行った場合、必要器
具情報生成手段2lは、展開接続図情報と展開接続図の
変更操作履歴情報により展開接続図の変更分を抽出し、
この中の器具情報を抽出し、展開接続図の変更操作履歴
情報からこれらの器具に対する操作履歴を抽出して、そ
れが実作業でどのような作業になるかに変換し、器具の
過不足を算出し、必要器具情報を自動生成することがで
きる。従って、人手にたよらずに改造作業前に必要器具
情報を得られるため、事前に手配をすることが可能とな
り、改造作業前の準備作業にかかる時間の低減が実現さ
れる。
【0155】図19は、本発明の第8実施の形態の他の
実施の形態を示すドキュメント保守管理装置の構成図で
ある。
【0156】図19に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に必要電線情報生成手段2mを追設し、必要電線
情報生成手段2mは、ドキュメント管理手段2からの作
業命令A5を受け、変更終了した裏面接続図情報を検索
し、必要電線生成情報M1として取り込み、電力用制御
装置の改造作業に必要な必要電線情報M2を自動生成
し、ドキュメント情報保存手段201へ電線製造情報を
書き込むものである。
【0157】次に、裏面接続図情報の変更を行い、終了
後に必要器具情報を自動生成する場合について説明す
る。
【0158】メーカ側入力手段1により裏面接線図情報
の変更作業が完了し、さらに電力装置の改造作業を行う
ための必要電線情報を自動生成するとき、作業指示とし
て必要電線見積を入力して作業情報A1を作成し、ドキ
ュメント管理手段2に出力する。
【0159】ドキュメント管理手段2は、作業指示情報
を抽出して、製造番号管理手段2dと変更管理手段2c
とにより、裏面接続図情報の変更操作履歴情報とドキュ
メント管理レコードを抽出し、必要電線見積命令と共
に、作業命令A5として、必要電線情報生成手段2mに
出力する。
【0160】必要電線情報生成手段2mは、裏面接続図
情報のドキュメント管理レコードにより裏面接続図情報
を検索し、必要電線生成用情報M1として抽出し、裏面
接続図情報と裏面接続図情報の変更操作履歴情報によ
り、裏面接続図情報の変更部を抽出し、その中から変更
対象の配線情報を抽出し、裏面接続図情報の変更操作履
歴情報から配線に対する削除、追加、および電線の種
類、サイズといった電線仕様の変更に分類し、それら
を、配線の削除、配線の追加といった実作業に変換す
る。
【0161】さらに、第7実施の形態と同様の動作を行
うことにより変更部の電線測定長を自動生成し、これと
削除、追加した電線の種類、サイズといった電線仕様か
ら、削除した電線を追加電線として流用できるかを判断
し、電線の過不足を算出し、必要電線情報M2としてド
キュメント情報保存手段201に格納し、ドキュメント
情報A6としてメーカ側出力手段3へ出力する。
【0162】以上の処理は、第6実施の形態で述べた裏
面接続図生成手段と組み合わせることにより、裏面接続
図の変更からだけではなく、展開接続図、製造一般説明
図、器具配置図の変更からも同様に行う。
【0163】このように第8実施の形態の他の実施の形
態によれば、作業者が展開接続図の変更が完了したと判
断し、必要電線情報を自動生成するという作業指示を行
った場合、必要電線情報生成手段2mは、展開接続図情
報と展開接続図の変更操作履歴情報により展開接続図の
変更部分を生成し、変更操作履歴から、ドキュメントに
対する変更操作が、実作業ではどのような作業になるか
に変換し、さらに第6実施の形態と同様の動作により裏
面接続図の変更情報を自動生成し、第7実施の形態と同
様の動作により電線測定長情報の変更部分を自動生成
し、変更前の電線が使用できるかどうかを判断すること
により、電線の過不足を算出し、必要電線情報を自動生
成することができる。従って、人手にたよらずに改造作
業前に必要電線情報を得られるため、事前に手配をする
ことが可能となり、改造作業にかかる時間の低減が実現
される。
【0164】図20は、本発明の第9実施の形態を示す
ドキュメント保守管理装置の構成図である。
【0165】図20に示すドキュメント保守管理装置
は、第4実施の形態のドキュメント保守管理装置に作業
標準時間情報保存手段205と作業時間見積情報生成手
段2nとを追設し、作業時間見積情報生成手段2nは、
作業内容と作業に要する時間の標準を対応させた作業標
準時間情報保存手段205から製造番号作業標準時間情
報N2抽出して、電力用制御装置の改造作業に要する作
業時間見積情報N3を自動生成し、ドキュメント情報保
存手段201に書き込むものである。
【0166】次に、裏面接続図情報の変更を行い、終了
後に作業時間見積情報を自動生成する場合について説明
する。
【0167】メーカ側入力手段1により裏面接続図情報
の変更作業が完了し、さらに作業時間見積情報を自動生
成するとき、作業指示として作業時間見積を入力して作
業情報A1を作成し、ドキュメント管理手段2に出力す
る。
【0168】ドキュメント管理手段2は、作業指示情報
を抽出して、製造番号管理手段2dと変更管理手段2c
とにより、裏面接続図情報の変更操作履歴情報とドキュ
メント管理レコードを抽出し、作業時間見積命令と共
に、作業命令A5として、作業時間見積情報生成手段2
nに出力する。
【0169】作業時間見積情報生成手段2nは、裏面接
続図情報のドキュメント管理レコードにより裏面接続図
情報を検索し、作業時間生成用情報N1として抽出し、
裏面接続図情報と裏面接続図情報の変更操作履歴情報に
より、裏面接続図情報の変更部を抽出し、その中から器
具情報、配線情報を抽出する。
【0170】そして、裏面接続図情報の変更操作履歴情
報から各情報に対する操作履歴を抽出し、第8実施の形
態と同様の動作により、器具、電線に対してどのような
作業になるか変換し、さらに、器具については、器具を
取り付ける接続ピンを裏面接続図情報から抽出し、例え
ば、ネジ止め等の作業内容をキーにして、製造番号作業
標準時間情報L2を作業標準時間情報保存手段205か
ら抽出し、同一動作はこれの積として、総和を求め、作
業時間見積情報L3をドキュメント情報保存手段201
へ格納し、ドキュメント情報A6としてメーカ側出力手
段3へ出力する。
【0171】以上の動作は、第6実施の形態で述べた裏
面接続図生成手段と組み合わせることにより、裏面接続
図の変更からだけではなく、展開接続図、製造一般説明
図、器具配置図の変更からも同様に行う。
【0172】このように第9実施の形態によれば、作業
者が展開接続図の変更が完了したと判断し、作業時間見
積情報を自動生成するという作業指示を行った場合、作
業時間見積情報生成手段2nは、展開接続図情報と展開
接続図の変更操作履歴情報により展開接続図の変更分を
生成し、変更操作履歴から、ドキュメントに対する変更
操作が実作業ではどのような作業になるかに変換し、こ
れに第8実施の形態の動作を組み合わせ、変更作業情報
を生成し、作業内容をキーにして作業標準時間情報を検
索して抽出し、作業時間見積情報を自動生成することが
できる。従って、人手にたよらずに改造作業前に作業時
間見積情報を得られるため、人員の手配を事前に行うこ
とが可能となり、改造作業の効率が向上する。
【0173】図21は、本発明の第9実施の形態のの他
の実施の形態を示すドキュメント保守管理装置の構成図
である。
【0174】図21に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に作業方法標準情報保存手段206と必要工具見
積情報生成手段2oを追設し、必要工具見積情報生成手
段2oは、ドキュメント管理手段2から出力された作業
命令A5を受け、これにより変更終了した裏面接続図情
報を検索し、必要工具生成用情報O1として取り込み、
改造作業の作業方法標準情報保存手段206を検索し
て、製造番号作業方法標準情報O2抽出して、必要工具
見積情報O3を自動生成し、ドキュメント情報保存手段
201に書き込むものである。
【0175】次に、裏面接続図情報の変更を行い、終了
後に作業時間見積情報を自動生成する場合について説明
する。
【0176】メーカ側入力手段1により裏面接続図情報
の変更作業が完了し、さらに必要工具見積情報を自動生
成すると入力者が判断した場合、作業指示として必要工
具見積を入力して作業情報A1を作成し、ドキュメント
管理手段2に出力する。
【0177】ドキュメント管理手段2は、作業指示情報
を抽出して、製造番号管理手段2dと変更管理手段2c
とにより、裏面接続図情報の変更操作履歴情報とドキュ
メント管理レコードを抽出し、必要工具見積命令と共
に、作業命令A5として、必要工具見積情報生成手段2
oに出力する。
【0178】必要工具見積情報生成手段2oは、裏面接
続図情報のドキュメント管理レコードにより裏面接続図
情報を検索し、必要工具生成用情報O1として抽出し、
改造作業の対象となる器具や接続ピンを抽出する。
【0179】そして、形式の同じものをまとめ、形式を
キーに作業方法標準情報保存手段206から製造番号作
業方法標準情報O2を抽出し、この中から必要工具の情
報を抽出し、さらに電力用制御装置のどの場所の改造作
業に必要であるかを裏面接続図情報の器具ロケーンョン
符号により判断し分類した必要工具見積情報O3をメー
カ側出力出力手段3へ出力する。
【0180】以上の動作は、第6実施の形態で述べた裏
面接続図生成手段と組み合わせることにより、裏面接続
図の変更からだけではなく、展開接続図、製造一般説明
図、器具配置図の変更からも同様に行う。
【0181】このように第9実施の形態の他の実施の形
態によれば、作業者が展開接続図の変更が完了したと判
断し、必要工具見積情報を自動生成するという作業指示
を行った場合、必要工具見積情報生成手段2oは、展開
接続図情報と展開接続図の変更操作履歴情報により展開
接続図の変更分を生成し、変更操作履歴から、ドキュメ
ントに対する変更操作が実作業ではどのような作業にな
るかに変換し、変更作業情報を生成し、作業内容をキー
にして作業方法標準情報を検索して抽出し、必要工具見
積情報を自動生成することができる。従って、人手にた
よらずに改造作業前に必要工具見積情報を得られるた
め、メーカ側作業員が離れた場所にあるユーザ側の電力
制御装置の設置場所に改造のために行く前に、使用工具
の手配を行うことが可能となり、改造作業の効率が向上
する。
【0182】図22は、本発明の第10実施の形態を示
すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【0183】図22に示すドキュメント保守管理装置
は、図10に示す第4実施の形態のドキュメント保守管
理装置に器具保守管理情報保存手段207と器具保守情
報生成手段2pとを追設し、器具保守情報生成手段2p
は、ドキュメント管理手段2から出力された作業命令A
5を受け、変更終了した裏面接続図情報を検索し、器具
保守生成用情報P1として取り込み、器具保守管理情報
保存手段207から器具保守管理情報P2抽出して、電
力制御装置単位すなわち製造番号単位に設置する器具の
保守情報である製造番号器具保守情報P3を自動生成
し、ドキュメント情報保存手段201に書き込むもので
ある。
【0184】次に、ユーザ側Uで電力制御装置への器具
の取付作業を行い、器具保守情報を自動生成する場合に
ついて説明する。
【0185】ユーザ側Uで器具の取付作業を行う際に、
器具取付情報入力手段8pにおいて、例えば、器具に貼
り付けてあるバーコードを、取り付ける直前に読み取る
操作を行い、器具取付情報P4としてユーザ側入力手段
8に出力する。ユーザ側入力手段8は、製造番号別器具
取付情報としてストックしておき、一連の取付作業が完
了し、器具保守情報を自動生成すると判断した場合、作
業指示として器具保守情報生成を入力して、製造番号別
器具取付情報と組み合わせてユーザ側作業情報A17を
作成し、配信管理手段7に出力する。
【0186】以降前述の動作により、メーカ側Wのドキ
ュメント管理手段2がメーカ側受信情報A20として受
け、作業指示情報を抽出して、製造番号管理手段2dと
変更管理手段2cとにより、製造番号単位器具管理情報
のドキュメント管理レコードを抽出し、器具保守情報生
成命令と共に、作業命令A5として、器具保守情報生成
手段2pに出力する。
【0187】器具保守情報生成手段2pは、製造番号別
器具取付情報に含まれる製造番号によりドキュメント情
報保存手段201から製造番号単位器具管理情報を検索
し、器具保守生成用情報P1として抽出する。そして、
各器具情報から器具の固有番号である器具番号を抽出し
て、これをキーに器具保守管理情報保存手段207を検
索し、器具保守管理情報P2を取り込み、対象器具の安
全稼動時間、製造日付、製造してからの安全動作期間を
取り込み、これらを組み合わせ、さらに、ユーザ側で取
り付ける際に入力された日付データを稼動開始日付デー
タとして器具番号単位の器具管理情報レコードに書込み
を行う。これによって、製造番号単位にまとめて器具保
守情報P3としてドキュメント情報保存手段201へ格
納する。これにより、定期的な情報の読み込みを行い、
安全動作期間終了が近づいたら、ユーザ側Uへ通知を行
う。
【0188】このように第10実施の形態の他の実施の
形態によれば、ユーザ側Uにおいて、器具取り付け作業
者が作業を行う際に、器具に貼り付けてあるバーコード
を読み取るなどにより器具情報と取り付け情報を入力手
段へ出力し、改造作業が終了し、器具保守管理情報を自
動生成するという作業指示を行った場合、この情報をメ
ー力側Wに送信し、製造番号をキーにして器具情報を抽
出し、これに取り付けた日時を書込み、さらに器具保守
管理情報から安全動作期間を算出し、安全期間終了が近
づいたらメーカ側Wからユーザ側Uへと通知を出し、ユ
ーザ側Uによって器具の交換を判断することができる。
従って、取付器具の保守管理を行うことが可能になり、
信頼性の向上が実現される。
【0189】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ドキュメント情報が作成者側で一元管理され、必
要に応じてドキュメントに関する情報を使用者側の配信
先へ提示し、配信先からドキュメントの要求があり、か
つ、参照権があるとき作成者側からドキュメントを提供
するので、作成者側及び使用者側から同じドキュメント
情報を迅速に参照することができ、また、使用者側から
のドキュメント情報の検索や配信先への配布が人手を全
く介することなく行え、配布等の手間が大幅に削減で
き、しかも、ドキュメントの検索や配布の間違いを削減
することができる。
【0190】また、請求項2の発明によれば、作成者側
あるいは使用者側のいずれか一方からによってドキュメ
ント情報が編集中のとき、いずれか他方からの編集を不
許可とするので、一貫したドキュメント情報が作成で
き、編集作業が効率良く実施できる。
【0191】また、請求項3の発明によれば、変更履歴
のデータを付加したので、人手により紙に記録する必要
がなく変更作業が効率的で、作成者側及び使用者側で、
ドキュメント情報を参照するときも変更個所の把握が迅
速に容易にでき、見落とし等のおそれを解消することが
できる。
【0192】また、請求項4の発明によれば、製造番号
と対応関係のドキュメント番号との検索を人手を介して
行う必要がなくなり、作業効率が大幅に向上し、作業の
工数の低減が実現できる。
【0193】また、請求項5の発明によれば、裏面接続
図の配線呼合番号、配線電線サイズ、配線電線種類、器
具配置ロケーション符号のいずれかが人手を介すること
なく生成されるので、作業効率の向上や作業工数の低減
あるいは人手によりミス等が解消できる。
【0194】また、請求項6の発明によれば、裏面接続
図が人手を介することがなく生成できるので、作業ミス
の減少や作業効率の向上及び工数の低減が実現できる。
【0195】また、請求項7の発明によれば、配線電線
量やダクト配置位置情報が人手を介することがなく生成
できるので、作業ミスの減少や作業効率の向上及び工数
の低減が実現できる。
【0196】また、請求項8の発明によれば、作業に必
要な用品や作業に必要な配線が人手を介することがなく
生成できるので、作業ミスの減少や作業効率の向上及び
工数の低減が実現できる。
【0197】また、請求項9の発明によれば、作業時間
の見積や作業に必要な工具が人手を介することがなく生
成できるので、作業ミスの減少や作業効率の向上及び工
数の低減が実現できる。
【0198】また、請求項10の発明によれば、取付用
品の保守情報が人手を介することがなく生成できるの
で、作業ミスの減少や作業効率の向上及び工数の低減が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すドキュメント保
守管理装置の構成図である。
【図2】図1のドキュメント管理手段が参照操作の管理
を行う場合の処理フローチャートである。
【図3】図1のドキュメント管理手段が通知操作の管理
を行う場合の処理フローチャートである。
【図4】図1の配信管理手段が送付状の配信を行う場合
の処理フローチャートである。
【図5】図1の配信管理手段がユーザ側の参照操作の管
理を行う場合の処理フローチャートである。
【図6】本発明の第2実施の形態を示すドキュメント保
守管理装置の構成図である。
【図7】図6の編集管理手段の処理フローチャートであ
る。
【図8】本発明の第3実施の形態を示すドキュメント保
守管理装置の構成図である。
【図9】図8の変更管理手段の処理フローチャートであ
る。
【図10】本発明の第4実施の形態を示すドキュメント
保守管理装置の構成図である。
【図11】本発明の第5実施の形態を示すドキュメント
保守管理装置の構成図である。
【図12】本発明の第5実施の形態の他の実施の形態を
示すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【図13】本発明の第5実施の形態の他の実施の形態を
示すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【図14】本発明の第5実施の形態の他の実施の形態を
示すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【図15】本発明の第6実施の形態を示すドキュメント
保守管理装置の構成図である。
【図16】本発明の第7実施の形態を示すドキュメント
保守管理装置の構成図である。
【図17】本発明の第7実施の形態の他の実施の形態を
示すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【図18】本発明の第8実施の形態を示すドキュメント
保守管理装置の構成図である。
【図19】本発明の第8実施の形態の他の実施の形態を
示すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【図20】本発明の第9実施の形態を示すドキュメント
保守管理装置の構成図である。
【図21】本発明の第9実施の形態の他の実施の形態を
示すドキュメント保守管理装置の構成図である。
【図22】本発明の第10実施の形態を示すドキュメン
ト保守管理装置の構成図である。
【図23】従来のドキュメント保守管理装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 メーカ側入力手段 2 ドキュメント管理手段 3 メーカ側出力手段 4 送付状生成手段 5 メーカ側ドキュメント情報送信手段 6 ユーザ側ドキュメント情報受信手段 7 配信管理手段 8 ユーザ側入力手段 9 ユーザ側出力手段 10 ユーザ側作業情報送信手段 11 メーカ側作業情報受信手段 201 ドキュメント情報保存手段 202 ドキュメント管理情報保存手段 203 配信管理情報保存手段 204 製造番号管理情報保存手段 205 作業標準時間情報保存手段 206 作業方法標準情報保存手段 207 器具保守管理情報保存手段 2b 編集管理手段 2c 変更管理手段 2d 製造番号管理手段 2e 配線呼合番号生成手段 2f 配線サイズ生成手段 2g 配線電線種類生成手段 2h 器具配置ロケーンョン符号生成手段 2i 裏面接続図生成手段 2j 電線長測定情報生成手段 2k ダクト配置位置情報生成手段 2l 必要器具情報生成手段 2m 必要電線情報生成手段 2n 作業時間見積情報生成手段 2o 必要工具見積情報生成手段 2p 器具保守情報生成手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作成者側が使用者側のためにCAD図面
    や保守書類等のドキュメント情報を作成して保存管理
    し、要求に応じて随時ドキュメント情報を通信手段を介
    して使用者側へ提供すると共に、作成者側及び使用者側
    から前記ドキュメント情報の編集や変更を可能とするド
    キュメント保守管理装置であって、 作成者側には、前記ドキュメント情報を保存するドキュ
    メント情報保存手段と、このドキュメント情報保存手段
    からドキュメント情報を検索するため検索情報と該当ド
    キュメント情報を使用者側へ通知の可否の通知許可情報
    等の管理情報を保存するドキュメント管理情報保存手段
    と、前記ドキュメント管理情報保存手段から抽出したド
    キュメント管理情報が通知可のとき必要によって、前記
    ドキュメント管理情報に基づいて送付状情報を作成して
    使用者側へ送る一方、使用者側から作成者側へドキュメ
    ント情報の送付要求があると、該当するドキュメント情
    報を抽出して使用者側へ送るドキュメント管理手段とを
    設け、 使用者側には、前記ドキュメント管理情報に対応してド
    キュメント情報の使用者側の配信先及び参照許可情報を
    配信管理情報として保存する配信管理情報保存手段と、
    作成者側から送られた前記送付状情報によって前記配信
    管理情報保存手段を検索して該当する配信管理情報を抽
    出してこの情報に基づいて配信先送付情報を作成して使
    用者側の配信先へ通知し、配信先から作成者側の前記ド
    キュメント管理手段へドキュメント情報の送付要求をす
    る一方、作成者側から該当ドキュメント情報が送られて
    来たとき、前記配信管理情報を参照して参照許可がある
    ときのみ該当配信先でドキュメント情報の参照を可能と
    する配信管理手段とを設けることを特徴とするドキュメ
    ント保守管理装置。
  2. 【請求項2】 作成者側あるいは使用者側のいずれか一
    方から、ドキュメント情報の編集要求があると、前記ド
    キュメント管理情報手段の該当ドキュメント管理情報に
    編集中で、他方からの編集を不可とするデータを付加す
    ると共に、作成者側あるいは使用者側のいずれか他方か
    ら前記ドキュメント情報の編集要求があると、前記ドキ
    ュメント管理情報のデータから編集不可を通知する編集
    管理手段を設けることを特徴とする請求項1記載のドキ
    ュメント保守管理装置。
  3. 【請求項3】 作成者側あるいは使用者側のいずれか一
    方から、ドキュメント情報の変更要求があると、前記ド
    キュメント管理情報手段の該当ドキュメント管理情報に
    変更中で、他方からの変更不許可とするデータと変更履
    歴を有するデータを付加すると共に、作成者側あるいは
    使用者側のいずれか他方から前記ドキュメント情報の編
    集要求があると、前記ドキュメント管理情報のデータか
    ら変更不可を通知する変更管理手段を設けることを特徴
    とする請求項1記載のドキュメント保守管理装置。
  4. 【請求項4】 各装置の固有番号である製造番号とドキ
    ュメント番号との対応関係情報を製造番号管理情報とし
    て保存する製造番号管理情報保存手段と、この製造番号
    管理情報保存手段から製造番号を検索キーとして対応す
    るドキュメント番号を抽出すると共に、前記ドキュメン
    ト管理情報保存手段からドキュメント番号によってドキ
    ュメント管理情報を検索して前記ドキュメント管理手段
    あるいは前記変更管理手段へ通知する製造番号管理手段
    を設けることを特徴とする請求項2または請求項3記載
    のドキュメント保守管理装置。
  5. 【請求項5】 前記ドキュメント情報保存手段に保存さ
    れるドキュメント情報である展開接続図と必要な情報と
    から裏面接続図の配線呼合番号、配線電線サイズ、配線
    電線の種類、器具配線ロケーション符号をそれぞれ生成
    する各生成手段のいずれかを設けることを特徴とする請
    求項4記載のドキュメント保守管理装置。
  6. 【請求項6】 前記ドキュメント情報保存手段に保存さ
    れるドキュメント情報である展開接続図、器具接続図、
    製造一般説明図と必要な情報によって配線呼合番号、配
    線サイズ、配線電線種類、器具配線ロケーション符号の
    それぞれを生成し、これらによって配線ルートを決めて
    裏面接続図を生成する裏面接続図生成手段を設けること
    を特徴とする請求項4記載のドキュメント保守管理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ドキュメント情報保存手段に保存さ
    れるドキュメント情報である器具配置図と必要な位置情
    報とに基づいて配線電線量を測定算出する電線量測定情
    報生成手段あるいは前記器具配置図と必要な位置情報と
    に基づいて配線電線収納用の配線位置を決定するダクト
    配置位置情報生成手段のいずれかを設けることを特徴と
    する請求項4記載のドキュメント保守管理装置。
  8. 【請求項8】 前記ドキュメント情報保存手段に保存さ
    れるドキュメント情報である器具接続図情報と必要な変
    更操作履歴情報とに基づいて作業に必要な用品を算出す
    る必要器具情報生成手段あるいは裏面接続図情報と必要
    な変更操作履歴情報とに基づいて作業に必要な電線を算
    出する必要電線情報生成手段のいずれかを設けることを
    特徴とする請求項4記載のドキュメント保守管理装置。
  9. 【請求項9】 前記ドキュメント情報保存手段に保存さ
    れるドキュメント情報である裏面接続図情報と必要な変
    更操作履歴情報と作業標準時間情報とに基づいて作業時
    間の見積を算出する作業時間見積情報生成手段あるいは
    前記裏面接続図情報と必要な変更操作履歴情報と作業方
    法標準情報とに基づいて作業に必要な工具を算出する必
    要工具見積情報生成手段のいずれかを設けることを特徴
    とする請求項4記載のドキュメント保守管理装置。
  10. 【請求項10】 前記ドキュメント情報保存手段に保存
    されるドキュメント情報である展開接続図と変更操作履
    歴情報と使用者側の器具の取付け情報と器具保守管理情
    報とから取付用品の保守情報を生成する器具保守情報生
    成手段を設けることを特徴とする請求項4記載のドキュ
    メント保守管理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004087031A1 (en) * 2003-03-31 2004-10-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Medical equipment provided with a coating
US7177821B2 (en) 2000-07-21 2007-02-13 Hitachi, Ltd. Maintenance information management system and method of providing a maintenance plan
JP2008102696A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Toko Electrical Construction Co Ltd 電気設備機器の管理方法及び管理装置
US9104652B2 (en) 2012-08-30 2015-08-11 Fuji Xerox Co., Ltd. Deleting a document from a document group based on time conditions

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