JPH1184841A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184841A
JPH1184841A JP9247001A JP24700197A JPH1184841A JP H1184841 A JPH1184841 A JP H1184841A JP 9247001 A JP9247001 A JP 9247001A JP 24700197 A JP24700197 A JP 24700197A JP H1184841 A JPH1184841 A JP H1184841A
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JP
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image forming
forming apparatus
image
developer
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JP9247001A
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English (en)
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Hiroshi Sakakibara
宏 榊原
Kazuhiro Sakamoto
和洋 坂本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置内に収容されているトナーの帯電量
を適正に保ち、被りの無い画像を得る。 【解決手段】 複数のトナーホッパ46を有すると共
に、それぞれのトナーホッパに異なる帯電特性を有する
トナーを収容し、これらトナーホッパから現像装置12
にそれぞれのトナーを補給可能としたトナー補給装置4
0を設け、画像形成装置の使用状態(例えば、作成すべ
き画像の白黒比、現像装置に収容されている現像剤のト
ナー濃度、画像形成装置の置かれている環境の湿度、又
は画像形成装置の画像形成数)に応じて、現像装置12
に補給すべきトナーを収容しているトナーホッパを選択
し、選択されたトナーホッパを駆動して現像装置にトナ
ーを補給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体現像剤を用い
た画像形成装置(例えば、複写機、プリンタ)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真式画像形成装置として、感光体
上に作成された静電潜像を可視像化するために、現像装
置にトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を収容し
たものが広く知られている。この現像装置は感光体の側
部に配置され、感光体上に形成された静電潜像に現像剤
を接触し、静電潜像の例えば電位減衰部にトナーを付着
させてこれを現像(可視像化)する。したがって、現像
を繰り返す度に現像装置に収容されているトナーが減少
し、トナー量がある一定の基準量よりも少なくなると、
作成される画像の濃度が低下し始める。そこで、上記画
像形成装置は、現像装置にトナーを補給する装置(トナ
ー補給装置)を備えており、適宜方法によってキャリア
に対するトナーの混合比を測定し、測定された混合比が
基準レベル以下になると、トナー補給装置から現像装置
にトナーを補給するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記画
像形成装置では、白黒比の高い原稿(非画像部分に対す
る画像部分の比率が高い原稿)を連続して作成した場
合、消費量に見合う量のトナーをトナー補給装置から現
像装置に短時間の間に補給すると、補給されたトナーを
キャリアと十分に混合攪拌して必要な荷電量まで帯電で
きず、そのために荷電不良のトナーが浮遊して感光体に
付着し、これが画像上に被りとなって現れるという問題
があった。
【0004】また、トナーの荷電性は環境湿度により左
右され、高湿環境ではトナーの荷電性が低下して画像上
に被りを生じ、逆に低湿環境ではトナーの荷電量が上が
り過ぎて画像濃度が低下するという問題がある。
【0005】さらに、キャリアは現像装置の中でトナー
と混合攪拌されているので、同一キャリアを用いた現像
剤の混合攪拌時間が長くなればなるほどキャリアの周囲
にトナーが付着していき、そのためにキャリアのトナー
帯電性が低下して、画像上に被りが現れるようになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
消するためになされたもので、複数のトナー収容部を有
すると共に、それぞれのトナー収容部に異なる帯電特性
を有するトナーを収容し、これらトナー収容部から上記
現像装置にそれぞれのトナーを補給可能としたトナー補
給装置を設け、画像形成装置の使用状態(例えば、作成
すべき画像の白黒比、現像装置に収容されている現像剤
のトナー濃度、画像形成装置の置かれている環境の湿
度、又は画像形成装置の画像形成数)に応じて、現像装
置に補給すべきトナーを収容しているトナー補給装置を
選択し、選択されたトナー補給装置を駆動して現像装置
にトナーを補給するようにしたものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】このように、本発明の画像形成
装置では、異なる帯電性を有するトナーを、画像形成装
置の使用状態に応じて選択できるようにしているので、
白黒比の高い画像を連続して多数作成する場合、湿度が
変わった場合、さらに同一キャリアを用いた画像形成数
が多くなった場合でも、現像装置内に収容されているト
ナーの帯電量を適正に保ち、被りの無い画像を得ること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態について説明する。図1は本発明に
係る画像形成装置に含まれる感光体と現像装置の横断面
図、図2は図1のII−II線断面図で、感光体10は
周知の円筒状感光体が使用されており、矢印方向に回転
駆動可能としてある。感光体10は円筒状感光体に限る
ものでなく、ベルト型式の感光体であってもよい。
【0009】現像装置12は、以下に説明する各種の部
材を内蔵したハウジング14を備えている。ハウジング
14は感光体10との対向部に開口部16を有し、この
開口部16において感光体10に平行に対向する現像ロ
ーラ18を備えている。現像ローラ18は、回転可能に
支持された外筒すなわちスリーブ20と、このスリーブ
20の内側に配置された磁石体(図示せず)からなる。
スリーブ20の上方には、このスリーブ20と平行に且
つ適当な間隔を置いてドクターブレード22が配置され
ている。スリーブ20はまた、図示しない電源に接続さ
れ、所定の現像バイアスが印加されるようにしてある。
【0010】現像ローラ18を挟んで感光体10の反対
側(後方)には、第1の現像剤搬送路24と、第2の現
像剤搬送路26が形成されている。これら第1と第2の
現像剤搬送路24,26は、仕切壁28によって分離さ
れており、第1の現像剤搬送路24の両端側に形成した
通路30,32を介してのみ連通している。また、第2
の現像剤搬送路26はその一端側が第1の現像剤搬送路
24の端部を越えて拡張され、その拡張部がトナー補給
路34として利用されるようにしてある。
【0011】第1と第2の現像剤搬送路24,26には
それぞれ第1と第2の現像剤攪拌搬送部材36,38が
それらの長手方向軸を中心として矢印方向に回転駆動可
能に配置され、第2の現像剤攪拌搬送部材38がトナー
補給路34に延長されている。なお、第1及び第2の現
像剤攪拌搬送部材36,38としては周知のスクリュー
が使用できる。
【0012】ハウジング14の内部には、非磁性トナー
粒子とこのトナー粒子よりも大径の磁性キャリア粒子と
からなる2成分現像剤が収容される。この現像剤は、第
1と第2の現像剤攪拌搬送部材36,38の回転によ
り、通路30,32を介して、第1と第2の現像剤搬送
路24,26を循環搬送される。また、トナーとキャリ
アは混合攪拌される際に互いに摩擦接触してそれぞれ異
なる極性(例えば、トナーは負極性、キャリアは正極
性)に帯電され、それらの間に働くクーロン力によって
キャリア粒子の周囲にトナー粒子が保持される。また、
スリーブ20に隣接した第1の現像剤搬送路24を搬送
される現像剤の一部は、第1の現像剤攪拌搬送部材36
によってスリーブ20の外周面に供給される。
【0013】スリーブ20に供給された現像剤は、磁石
体の磁力によって保持され、スリーブ20の回転により
搬送されてドクターブレード22により規制される。し
たがって、ドクターブレード22の先端を通過した感光
体10の表面部位には、一定量の現像剤が保持されてい
る。次に、現像剤は、感光体10とスリーブ20との対
向領域(現像領域)に搬送され、ここで感光体10の外
周面に形成されている静電潜像と接触し、所定の極性に
帯電しているトナー粒子が感光体10に付着して、静電
潜像に対応した可視像が作成される。この可視像は、そ
の後、紙等のシートに転写、定着される。一方、現像領
域を通過した現像剤は再び第1の現像剤攪拌搬送部材3
6との対向部に搬送され、ここでスリーブ20から離脱
して、第1の現像剤搬送路24を搬送されている現像剤
に混合される。
【0014】次に、本発明の特徴部分であるトナー補給
について説明する。本発明のトナー補給装置40は第1
と第2のトナー補給機構42,44を有する。各トナー
補給機構42,44は、図3に詳細に示すように、トナ
ーを収容するためのホッパ(トナー収容部)46と、ホ
ッパ46の底部に配置されると共にホッパ46から横方
向に突出したスクリューコンベヤ48と、ホッパ46か
ら横方向に突出したスクリューコンベヤ部分を囲ってい
るトナー搬送管50と、スクリューコンベヤ48を回転
するモータ52とを備えており、モータ52の回転によ
りスクリューコンベヤ48が回転し、ホッパ46に収容
されているトナーがトナー搬送管50を搬送され、この
トナー搬送管50の末端側に形成されている吐出口51
(図1参照)から落下するようにしてある。
【0015】第1と第2のトナー補給機構42,44の
ホッパ46にはそれぞれ第1と第2のトナーが収容され
ている。第1のトナーは通常使用するトナーである。第
2のトナーは、キャリアと混合攪拌されたときに、第1
のトナーよりも3−5μc/gだけ高い帯電量を帯びる
ものが使用されている。
【0016】第1と第2のトナー補給機構42,44
は、それぞれのトナー搬送管50のトナー吐出口51を
トナー補給路34の上部に接続して取り付けられてい
る。また、モータ52はプログラム可能なコントローラ
56に接続されており、このコントローラ56から出力
される信号に基づいて駆動するようにしてある。
【0017】コントローラ56は、現像装置12に収容
されている現像剤のトナー濃度(キャリアに対するトナ
ーの混合比)を測定するための濃度センサ58が接続さ
れ、現像装置12内の現像剤のトナー濃度が逐次コント
ローラ56に出力されるようにしてある。濃度センサ5
8は、第2の現像剤搬送路26の底部であって、現像剤
の搬送方向に対して、トナー補給路34から補給された
トナーが既存の現像剤にほぼ均等に混合される位置の下
流側に配置するのが好ましい。
【0018】コントローラ56はまたドットカウンタ6
0に接続されている。ドットカウンタ60は、画像形成
装置で形成される画像のドット数を計数するもので、こ
のドットカウンタ60から出力される信号に基づいて、
コントローラ56は作成すべき画像の白黒比(非画像部
分に対する画像部分の面積比率)を推定できる。
【0019】このように構成されたトナー補給装置40
では、濃度センサ58の出力から求められた現像剤のト
ナー濃度が所定の基準濃度以下であるとコントローラ5
6で判断されると、コントローラ56は次にドットカウ
ンタ60の出力から画像の白黒比を求める。そして、白
黒比が15%未満の場合、コントローラ56は第1のト
ナー補給機構42のモータ52を所定時間駆動し、通常
の帯電性を有する第1のトナーをトナー補給路34に落
下補給する。一方、白黒比が15%以上の場合、すなわ
ちトナー消費量の多いことが予想される場合、コントロ
ーラ56は第2のトナー補給機構44のモータ52を駆
動し、第1のトナーよりも帯電性の高い第2のトナーを
トナー補給路34に落下補給する。補給されたトナー
は、第2の現像剤攪拌搬送部材38の回転により第2の
現像剤搬送路26に送り込まれ、そこを搬送されている
既存の現像剤に混合され、キャリアとの接触により所定
の極性に帯電される。
【0020】このように、本発明の画像形成装置では、
画像の白黒比が15%以上のときは帯電性の高い第2の
トナーを補給する。そのため、帯電性の低い第1のトナ
ーを一時に大量に補給すると、この第1のトナーが十分
荷電されずに噴煙を発生し、これが感光体さらにシート
に付着して被りとなって画像上に現れるが、帯電性の高
い第2のトナーは短時間で必要な帯電量が得られるの
で、一時的なトナーの大量消費に応じてトナーを補給し
ても噴煙及び被りが発生することはない。
【0021】第2のトナー補給機構44に収容されてい
る高い帯電性のトナーは、現像剤のトナー濃度が所定の
低濃度レベル以下に低下したときに補給してもよい。例
えば、コントローラ56は、濃度センサ58からの出力
に基づいて、現像剤のトナー濃度を5%に制御すべく、
トナー補給装置40を駆動制御するものとする。この場
合、濃度センサ58からの出力に基づいて算出されたト
ナー濃度が4%以上の場合、コントローラ56は第1の
トナー補給機構42から第1のトナーを現像装置12に
補給する。一方、算出されたトナー濃度が4%未満の場
合、このときはトナー濃度が4%以上と判断されたとき
よりも多くのトナーを補給しなければならないので、コ
ントローラ56は第2のトナー補給機構44を駆動し
て、帯電性の高い第2のトナーを現像装置12に補給す
る。そして、帯電性の高い第2のトナーは短時間で必要
な帯電量まで帯電されるので、被りの無い画像が得られ
る。
【0022】以上の実施形態では、トナー補給装置40
に2つのトナー補給機構42,44を設けたが、図4に
示すように、それぞれに異なる帯電性のトナーを収容し
た3つのトナー補給機構42,44,62からなるトナ
ー補給装置64を用いてもよい。以下、このトナー補給
装置64を用いた実施形態を説明する。
【0023】図5は、トナー補給装置64を備えた現像
装置12’の横断面図で、コントローラ56には、画像
形成装置の置かれている環境の湿度を検出する湿度セン
サ66が接続されている。この画像形成装置は、湿度セ
ンサ66から出力される信号レベルからコントローラ5
6が湿度を算出し、その値に応じて3つのトナー補給機
構42,44,62を選択的に駆動する。
【0024】具体的に、湿度が35%未満の場合、コン
トローラ56は第1のトナー補給機構42を選択し、こ
のトナー補給機構42のホッパに収容されている第1の
トナーを現像装置に補給する。第1のトナーは、第2の
トナー補給機構44のホッパに収容されている第2のト
ナーよりも約3−5μc/gだけ帯電性の低いトナーで
ある。そのため、通常のトナーを使用した場合には、低
湿度環境ではトナーの帯電量が上がって所定の画像濃度
が得られないという現象が発生するが、上述のように、
低湿度の場合には帯電性の低い第1のトナーが補給され
て現像装置内に収容されているトナーの帯電量が抑制さ
れるので、画像濃度が低下することはない。
【0025】湿度が70%以上の場合、コントローラ5
6は第3のトナー補給機構62を選択し、このトナー補
給機構62のホッパに収容されている第3のトナーを現
像装置に補給する。第3のトナーは、第2のトナーより
も約3−5μc/gだけ帯電性の高いトナーである。そ
のため、通常のトナーを使用した場合には、高湿度環境
ではトナーの帯電量が下がって画像上に被りが現れると
いう現象が発生するが、上述のように、高湿度の場合に
は帯電性の高い第3のトナーが補給されて現像装置内に
収容されているトナーの帯電量が高くなるので、画像上
に被りが現れることがない。
【0026】湿度が35%以上で70%未満の場合、コ
ントローラ56は第2のトナー補給機構44を選択し、
このトナー補給機構44のホッパに収容されている第2
のトナーを現像装置に補給する。第2のトナーは、上述
のように、第1のトナーよりも帯電性が高く、第3のト
ナーよりも帯電性が低く調整されており、湿度が35%
以上で70%未満の場合に、適正な濃度で被りの無い画
像が得られる。
【0027】上述した3つのトナー補給機構42,4
4,62は、同一キャリアを用いた画像形成量(例えば
耐刷枚数)に応じて使い分けることも可能である。例え
ば、同一キャリアを用いて作成された画像形成枚数のカ
ウンタ70をコントローラ56に接続し、カウンタ70
で計数された耐刷枚数が50,000枚未満、50,0
00枚以上で100,000枚以下、100,000枚
以上の場合、それぞれ第1、第2、及び第3のトナー補
給機構42,44,62から帯電性の異なるトナーを補
給する。このようにすれば、耐刷枚数が少ない場合には
キャリアのトナー帯電性が高く、そのためにトナーの帯
電量が高くなる傾向にあるが、帯電性の低いトナーを供
給することによりトナー全体の帯電量が適正に抑えら
れ、適当な画像濃度が得られる。逆に、耐刷枚数が多く
なるとキャリアのトナー帯電性が低下し、そのためにト
ナーの帯電量が必要な値まで上がらない傾向にあるが、
帯電性の高いトナーを供給することによりトナー全体の
帯電量が適正な値まで上昇し、被りの無い画像が得られ
る。また、上記手法により、キャリアの耐久寿命を例え
ば120,000枚程度から200,000枚程度まで
延ばし、その交換の頻度を少なくできる。
【0028】トナーの帯電性を調節する方法について説
明する。トナーは、一般に、ポリエステル樹脂、スチレ
ンアクリル共重合系樹脂などの樹脂を主体に構成されて
おり、樹脂成分で帯電性に差を付けるには、異なる種類
の樹脂を用いる方法と、複数の樹脂を用いた場合にはそ
れらの成分比率を違える方法がある。前者(異なる樹脂
を用いる方法)では、例えば、負帯電性のトナーを得る
場合、ポリエステル樹脂を使う方がスチレンアクリル系
樹脂を使うよりも負極性への帯電性が高まり、逆に、正
帯電性のトナーを得る場合、スチレンアクリル系樹脂を
使う方がポリエステル樹脂を使うよりも帯電量が高くな
る。後者(成分比率を違える方法)では、スチレンアク
リル樹脂はアミノ基を付加すると、その付加量に応じて
正極性の帯電傾向が強くなる。したがって、正極性帯電
トナーであればアミノ基の添加量に応じて帯電量が高く
なり、負極性帯電トナーであればアミノ基の添加量に応
じて帯電量が低くなる。
【0029】トナーに添加される後処理剤によっても帯
電量を調節できる。後処理剤としては、シリカ微粒子、
二酸化チタン微粒子が一般に使用されており、シリカ微
粒子は負帯電トナーの帯電量を高め、正帯電トナーの帯
電量を抑制し、二酸化チタン微粒子は逆に作用する。し
たがって、シリカ微粒子と二酸化チタン微粒子の含有量
を調節することにより、トナーの帯電量を調節できる。
その他の後処理剤としては、アルミナ、フッ化マグネシ
ウム、炭化珪素、二硫化モリブデン等の微粒子がある
が、それぞれの特性に応じて使い分けることにより、ト
ナーの帯電量を調節できる。
【0030】トナーに添加される荷電制御剤を選択する
ことによってもトナーの帯電量を調節できる。例えば、
トナーを正極性に帯電する荷電制御剤には、オリエント
化学社製の二グロシンベースEX、オイルブラックB
S、ボントロンN−01、ボントロンN−07、ヘキス
ト社製のコピーブルーPRがある。また、トナーを負極
性に帯電する荷電制御剤には、オリエント化学社製のボ
ントロンS−31、ボントロンS−32、保土ヶ谷化学
社製のT−77がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置に含まれる現像装
置の横断面図。
【図2】 図1の現像装置のII−II線断面図。
【図3】 図1の現像装置に用いるトナー補給装置の斜
視図。
【図4】 本発明に係る画像形成装置に含まれる他の現
像装置の横断面図。
【図5】 図3の現像装置に用いるトナー補給装置の斜
視図。
【符号の説明】
10…感光体、12…現像装置、40…トナー補給装
置、42,44…トナー補給機構、46…トナーホッ
パ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体現像剤を用いた画像形成装置におい
    て、トナーとキャリアとを含む現像剤を収容する現像装
    置と、複数のトナー収容部を有すると共に、それぞれの
    トナー収容部に異なる帯電特性を有するトナーを収容
    し、これらトナー収容部から上記現像装置にそれぞれの
    トナーを補給可能としたトナー補給装置と、上記画像形
    成装置の使用状態に応じて、上記現像装置に補給すべき
    トナーを収容しているトナー補給装置を選択し、選択さ
    れたトナー補給装置を駆動して上記現像装置にトナーを
    補給する制御装置とを備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記使用状態が、上記画像形成装置で作
    成すべき画像の白黒比であることを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記使用状態が、上記現像装置に収容さ
    れている現像剤のトナー濃度であることを特徴とする請
    求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記使用状態が、上記画像形成装置の置
    かれている環境の湿度であることを特徴とする請求項1
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記使用状態が、上記画像形成装置の画
    像形成数であることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7298442B2 (en) 2001-09-21 2007-11-20 3M Innovative Properties Company Cholesteric liquid crystal optical bodies and methods of manufacture and use
JP2009145792A (ja) * 2007-12-18 2009-07-02 Oki Data Corp 現像剤収容体、画像形成ユニット、画像形成装置及び画像形成装置の現像剤供給方法

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