JPH1183253A - 自動製氷機 - Google Patents

自動製氷機

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JPH1183253A
JPH1183253A JP9237310A JP23731097A JPH1183253A JP H1183253 A JPH1183253 A JP H1183253A JP 9237310 A JP9237310 A JP 9237310A JP 23731097 A JP23731097 A JP 23731097A JP H1183253 A JPH1183253 A JP H1183253A
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ice
gear
cam
tray
detecting
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JP9237310A
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Osamu Motomura
修 本村
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Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷皿駆動機構を収容する本体の高さ方向の
寸法を最小化する。 【解決手段】 本体3の外殻部たるケース2およびケー
スカバー2Aに、製氷皿駆動機構38を収容する。ケース
2およびケースカバー2Aのギア部30に対向する底面
に、このギア部30の形状に合わせた突出部42を形成す
る。これにより、突出部42を除くケース2およびケース
カバー2Aの底面を突出部42よりも上方に形成すること
で、本体3の高さ方向の寸法を最小化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫などに搭載
される自動製氷機に関し、特に本体の外殻部内に製氷皿
駆動機構などを収容した自動製氷機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の自動製
氷機は、モータの回転をギア部により減速して製氷皿に
伝達し、前記製氷皿の最大回転位置にて捻りを加えて離
氷を行なう製氷皿駆動機構を本体に収容し、離氷時にお
いて製氷皿から落下した氷を氷貯留部たるアイスボック
スに貯留する構成となっている。このため、自動製氷機
を冷蔵庫の冷凍室内に搭載した場合には、アイスボック
スの部位に相当する貯氷領域のみが、いわゆる冷蔵庫の
有効容積となるので、それ以外の製氷皿や検氷レバーを
駆動する駆動機構の外殻部はできるだけ小さい程、冷蔵
庫内の有効面積が増して好ましいものとなる。
【0003】しかし、この有効容積を増加させるため
に、氷を貯留する部分の貯氷領域を高く設定すると、冷
凍室の引き出し扉と一体のアイスボックスを引き出す際
に、アイスボックス内に貯留した氷と本体の外殻部が干
渉したり、或いは、外殻部と干渉した氷がアイスボック
ス内に山状に積み上げられて、アイスボックスから脱落
する懸念を生じる。また、前記貯氷領域の幅方向を広く
して、有効容積を増やそうとすると、その分だけ他の冷
蔵室や冷凍室が狭くなり、使い勝手が悪くなる。そこ
で、製氷皿や検氷レバーを駆動する本体の外殻部の幅方
向も、制約を受けることになる。
【0004】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、本体
の高さ方向の寸法を最小化することのできる自動製氷機
を提供することをその第1の目的とする。
【0005】また、本発明の第2の目的は、本体の高さ
方向のみならず幅方向の寸法をも最小化することのでき
る自動製氷機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動製氷機は、前記第1の目的を達成するために、モー
タの回転をギア部により減速して製氷皿に伝達し、前記
製氷皿の最大回転位置にて捻りを加えて離氷を行なう製
氷皿駆動機構を本体に収容する自動製氷機において、前
記本体の外殻部の前記ギア部に対向する底面に、このギ
ア部の形状に合わせた突出部を形成したものである。
【0007】この請求項1の構成によれば、ギア部の減
速比をそのまま確保しつつも、突出部を除く本体の外殻
部の底面を突出部よりも上方に形成して、本体の高さ方
向の寸法を最小化することができる。
【0008】また、本発明の請求項2記載の自動製氷機
は、請求項1の構成に加えて、前記製氷皿の回転軸に連
結する終段ギアと、この終段ギアに噛合して前記モータ
の回転力を伝達する中段ギアとにより前記ギア部を構成
し、前記製氷皿の回転軸方向に対して、前記終段ギア,
前記中段ギアおよび前記モータの一部を各々重ね合わせ
て配設したものである。
【0009】この請求項2の構成によれば、終段ギア,
中段ギアおよびモータの一部が、本体の外殻部内に重ね
合わせた状態で収容されるため、部品の集約化を図るこ
とができる。よって、外殻部に突出部を形成したことと
相俟って、本体の高さ方向の寸法をより最小化できる。
【0010】また、本発明の請求項3記載の自動製氷機
は、前記第2の目的をも達成するために、請求項1の構
成に加えて、前記ギア部は前記製氷皿の回転軸に連結す
る終段ギアを備えていると共に、前記終段ギアに設けた
第1のカムと、この第1のカムに係合して回転軸を中心
として応動する操作レバーと、この操作レバーの位置に
応じて動作する検知手段とにより、前記製氷皿の回転位
置を検出する製氷皿位置検知機構を構成し、前記製氷皿
の回転軸方向に対して、前記操作レバーの回転軸と前記
終段ギアとを重ね合わせて配設したものである。
【0011】この請求項3の構成によれば、操作レバー
は支点である回転軸と第1のカムとの係合部との距離が
短くなり、レバー比を大きくとることができるため、操
作レバーの形状が小さくても、検知手段を十分動作させ
ることができる。また、この小さな操作レバーによっ
て、本体内で操作レバーを回転させる余分なスペースが
不要になり、本体の高さ方向のみならず幅方向の寸法を
も最小化できる。
【0012】また、本発明の請求項4記載の自動製氷機
は、請求項3の構成に加えて、前記製氷皿から離氷した
氷を貯留する氷貯留部の上面に、検氷軸を中心に回動す
る検氷レバーを設け、この検氷レバーの下降位置を前記
検知手段により検知して、前記氷貯留部内の貯氷量検知
を行なうと共に、前記終段ギアの前記第1のカムとは反
対側の面に第2のカムを設け、前記検知手段を動作させ
る第1の突出部と、前記第2のカムに係合する第2の突
出部とを前記検氷軸に設けて、前記第2のカムにより前
記第2の突出部を持ち上げて、前記氷貯留部内の貯氷量
検知時以外は前記検氷レバーを上昇させる貯氷量検知機
構を備えたものである。
【0013】この請求項4の構成によれば、検氷レバー
を取付ける検氷軸に第1の突出部と第2の突出部とを各
々設け、これらの第1の突出部と第2の突出部とによ
り、終段ギアに設けた第2のカムの段差を検氷レバーに
伝える機能と、検知手段を動作させる機能を持たせたの
で、本体内部の部品点数の低減を図ることができる。こ
れに加えて、終段ギアの一方の面に第1のカムを設け、
それと反対側の面に第2のカムを設けたので、終段ギア
の全体形状を小型化することができ、本体の高さ方向と
幅方向の寸法をさらに最小化できる。
【0014】
【発明の実施形態】以下、本発明の冷蔵庫の冷凍室内に
搭載される自動製氷機の一実施例について、添付図面を
参照しながら説明する。まず、全体の構成を図2〜図5
に基づき説明すると、1は上面が開口した正方向および
逆方向に回転可能な製氷皿であり、この製氷皿1の前側
には、ABS樹脂により外殻部としてのケース2とケー
スカバー2Aを形成した本体3が設けられる。また、製
氷皿1の下面側には、挿脱自在な氷貯留部たるアイスボ
ックス4が間隔を有して設けられており、このアイスボ
ックス4により製氷皿1から離氷落下した氷を貯留する
ように構成している。製氷皿1は、例えばプラスチック
などの変形可能な材料からなり、製氷を行なうために内
部が複数のブロック5で区画形成されている。また、製
氷皿1の上部には、製氷皿1の後側に形成した冷気吹出
し口6より冷気を製氷皿1の上面開口側に導入するドー
ム状の冷気ダクト7が設けられる。製氷皿1の前部中央
部には、ケース2より突出した出力軸8が製氷皿1の回
転軸として接続されると共に、反対側の後部中央部には
外方に突出した支軸9が形成され、この支軸9を前記冷
気ダクト7の冷気吹出し口6の下方にある孔10に遊挿す
ることで、製氷皿1が出力軸8および支軸9を中心にし
て、回動可能に支持される。なお、冷気ダクト7の上部
には、開口部11が形成されるが、この開口部11は、図示
しない冷凍室の上壁部に接して閉塞される。また、12は
製氷皿1の各ブロック5に水を供給する給水管(図示せ
ず)を案内するための切欠部である。
【0015】前記冷気ダクト7は、製氷皿1の回動に干
渉しないようにケースカバー2Aに取り付けられている
が、製氷皿1の後部一側には、外方に突出した凸部21が
設けられており、製氷皿1を正方向R1(図4および図
5参照)に回転させると、この凸部21の下面が冷気ダク
ト7の内面に形成した第1の傾斜面22に当接する一方、
製氷皿1を逆方向R2に回転させると、凸部21の上面が
冷気ダクト7の内面に形成した別の第2の傾斜面23に当
接して、製氷皿1の動きを規制するようになっている。
【0016】25は、製氷皿1の裏側に装着された製氷セ
ンサである。この製氷センサ25は、製氷皿1の温度を検
知する製氷皿温度検知手段として、発泡スチロールなど
の断熱材26で覆われた状態で製氷皿1の下部に設けられ
ている。なお、断熱材26は、冷気が直接製氷センサ25に
当たることによる温度検知の誤差を取り除くために設け
られている。さらに、本体3の一側には、検氷軸27が突
出して設けられており、この検氷軸27の回転位置により
上昇または下降する検氷レバー28が、製氷皿1の前後方
向に沿って、アイスボックス4の上面に対向して設けら
れる。
【0017】次に、図1および図6〜図9をも参照し
て、本体3の構成を詳述する。箱状をなすケース2およ
びケースカバー2Aの内部には、製氷皿1の駆動源であ
って、正逆方向に回転する直流駆動モータ(以下、単に
モータと称する)29が設けられる。また、30はモータ29
の回転を減速して製氷皿1に伝達するギア部であって、
このギア部30は、モータ29の回転軸に初段ウォームギア
32を設け、初段ウォームギア32および終段ギア33に複数
のギア部材からなる中段ギア34を噛合させることにより
構成される。このなかで、減速機構である中段ギア34
は、製氷皿1を所定の速度で回転させるために、外径の
異なる大歯車35および小歯車36を一体成形して、その各
々が構成される。そして、初段ギア32と一方の中段ギア
34の大歯車35が一体に噛合すると共に、この一方の中段
ギア34の小歯車36と他方の中段ギア34の大歯車35’が一
体に噛合し、さらに、他方の中段ギア34の小歯車36’と
終段ギア33の外周に形成した噛合部37が噛合する構成と
なっている。
【0018】終段ギア33の後側には、前記出力軸8が同
軸に直結して設けられており、これらのモータ29および
ギア部30により、製氷皿1の凸部21が第1の傾斜面22に
当接する最大回転位置に製氷皿1を回転させ、製氷皿1
に捻りを加えることにより、離氷を行なう製氷皿駆動機
構38が、本体3のケース2およびケースカバー2Aの内
部に収容される。この製氷皿駆動機構38は、具体的に
は、モータ29を正方向に回転すると、その回転力が初段
ウォームギア32から中段ギア34を経て、終段ギア33の噛
合部37に伝達され、終段ギア33および出力軸8に接続し
た製氷皿1を正方向R1に回転する。逆に、モータ29を
逆方向に回転すると、終段ギア33および製氷皿1を逆方
向R2に回転するようになっている。
【0019】前記ギア部30を構成する初段ウォームギア
32,終段ギア33および中段ギア34の一端部は、いずれも
ケースカバー2Aの適所に各々形成された軸受部41に軸
支される。また、終段ギア33および中段ギア34の他端部
は、ケース2の軸受部(図示せず)に軸支される。終段
ギア33および他方の中段ギア34の外周に対向するケース
2およびケースカバー2Aの底面には、終段ギア33およ
び他方の中段ギア34の外周形状に合わせて、突出部42が
形成される。また、モータ29と、終段ギア33と、他方の
中段ギア34は、各々が空間を有しつつ、製氷皿1の回転
軸すなわち出力軸8方向に部分的に重なり合うように配
設される。
【0020】前記本体3の一側には、本体3と外部との
電気的接続を可能とするコネクタ43を装着した中継基板
44が取り付けられる。この中継基板44には、前記モータ
29のリード線45や、製氷センサ25のリード線46が直接半
田付け接続される他に、ホール素子とICとを組み合わ
せたホールICを使用した検知手段たる検知スイッチ50
が、検氷レバー28の下降位置と製氷皿1の回転位置を検
知する単一の検知手段として実装される。この検知スイ
ッチ50は、周知のように磁界により電位差を生じるホー
ル効果を利用したものである。本実施例では、後述する
第1のマグネット56または第2のマグネット67が近接し
得る位置に検知スイッチ50が設けられ、所望のスイッチ
ング動作を得るようにしている。なお、この検知スイッ
チ50に代わる検知手段としては、例えば光電式センサな
どの検知スイッチを利用してもよい。
【0021】製氷皿1に連結する終段ギア33の後面に
は、溝状をなす第1のカム51が形成されると共に、反対
側の終段ギア33の前面には、これとは別の溝状をなす第
2のカム52が形成される。第1のカム51には、操作レバ
ー53の突起54が当接係合するようになっており、この操
作レバー53の基端側にある円孔55をケース2の内面に形
成した突起軸(図示せず)に挿入することで、終段ギア
33ひいては製氷皿1の回転位置に応じて、操作レバー53
がその回転軸としての円孔55を支点中心として、上下方
向に応動するようになっている。また、操作レバー53の
先端には、前記中継基板44の検知スイッチ50を搭載した
部品搭載面に対向して、第1のマグネット56が取付け固
定される。この際、第1のカム51には、製氷皿1が水平
位置にある場合に、第1のマグネット56を検知スイッチ
50に接近移動させる段部58が形成されると共に、製氷皿
1を水平位置から正方向R1側に回転させる離氷動作領
域において、製氷皿1が最大回転位置(凸部21が第1の
傾斜面22に当接する位置)にある場合に、第1のマグネ
ット56を検知スイッチ50に接近移動させる別の段部59が
形成される。これに対して、前記離氷動作領域とは反対
側の、製氷皿1を水平位置から逆方向R2側に回転させ
る検氷動作領域において、常時第1のマグネット56が検
知スイッチ50から離れるように、第1のカム51に円周部
60を形成している。つまり、本実施例では、製氷皿1を
駆動するギアである終段ギア33に設けた第1のカム51
と、この第1のカム51に当接する操作レバー53と、この
操作レバー53の移動により検知スイッチ50に近接可能な
位置に設けた第1のマグネット56とにより、操作レバー
53の位置に応じて検知スイッチ50を動作させて、製氷皿
1の回転位置を検知する製氷皿位置検知機構61を構成し
ており、この製氷皿位置検知機構61は、製氷皿1が水平
位置にある場合、および、製氷皿1の離氷側回転領域に
おいて、製氷皿1が最大回転位置にある場合に、第1の
マグネット56が検知スイッチ50に近接移動し、それ以外
の製氷皿1の位置では、第1のマグネット56が検知スイ
ッチ50から離れるように構成している。また、操作レバ
ー53の回転軸である円孔55と終段ギア33は、各々が空間
を有しつつ、製氷皿1の回転軸すなわち出力軸8方向に
部分的に重なり合うように配設される。
【0022】一方、検氷軸27は、本体3の側部より突出
する一方の端面に、検氷レバー28が回動可能に取付けて
ある。また、検氷軸27の中央部寄りには、検知スイッチ
50を動作させるための第1の突出部65が設けられると共
に、他方の端面には、前記第2のカム52に当接係合する
第2の突出部66が設けられており、この第2のカム52の
形状に基づいて、検氷軸27の回転位置が決定されるよう
になっている。第1の突出部65の先端には、前記中継基
板44の検知スイッチ50を搭載した部品搭載面に対向し
て、第2のマグネット67が取付け固定される。この際、
第2のカム52には、前記離氷動作領域とは反対側の、製
氷皿1を水平位置から逆方向R2側に回転させる検氷動
作領域において、検氷軸27に連結する検氷レバー28が自
重により下降できるように、段部68が形成される一方、
製氷皿1がそれ以外の位置にあるときには、第2の突出
部66を持ち上げて、検氷レバー28を上昇させる円周部69
が形成される。つまり、本実施例では、製氷皿1を駆動
するギアである終段ギア33に設けた第2のカム52と、こ
の第2のカム52に当接する検氷レバー28の被当接部たる
第2の突出部66と、検氷軸27を中心に回動する検氷レバ
ー28に連動して検知スイッチ50に近接可能な位置に設け
られた第2のマグネット67とにより、検氷レバー28の下
降位置を検知スイッチ50により検知して、アイスボック
ス4内の貯氷量検知を行なう貯氷量検知機構70を構成し
ており、この貯氷量検知機構70は、製氷皿1の水平位置
からこの製氷皿1を離氷する際の回転方向R1とは逆方
向R2に製氷皿1を回転させた時に、検氷レバー28を下
降させることにより、アイスボックス4内の貯氷量検知
を行なうと共に、第2のカム52により第2の突出部66を
持ち上げて、アイスボックス4の貯氷量検知時以外は検
氷レバー28を上昇させるように構成している。
【0023】次に、自動製氷機を含めた冷蔵庫全体の電
気的な構成を図12に基づき説明する。同図において、
71は冷蔵庫の制御手段を構成するマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと称する)である。このマイコン71
は、それ自体が保有する制御シーケンスにより、給水お
よび製氷行程における各部の動作を制御する製氷制御手
段72と、検氷行程における各部の動作を制御する検氷制
御手段73と、離氷行程における各部の動作を制御する離
氷制御手段74を備えている。また、検氷制御手段73は、
貯氷量検知機構70がアイスボックス4内の氷の満杯状態
を検知したときに、モータ駆動回路75によりモータ29を
停止制御して、製氷皿1を傾斜位置にしたまま停止させ
る製氷皿傾斜停止手段76をさらに備えている。
【0024】マイコン71の入力側には、冷蔵庫外の室温
を検知する室温センサ77からのセンサ信号の他に、給水
タンク(図示せず)の状態を検知する給水タンクスイッ
チ78からのスイッチ信号と、前記製氷センサ25からのセ
ンサ信号と、冷凍室の扉開閉を検知する冷凍室扉スイッ
チ79からのスイッチ信号と、前記検知スイッチ50からの
検知信号と、冷蔵庫内の除霜状態を検知する除霜センサ
80からのセンサ信号と、冷蔵庫の前面に設けた速氷モー
ドを選択する速氷スイッチ81からのスイッチ信号が各々
与えられる。また、マイコン71の出力側には、前述のモ
ータ駆動回路75の他に、冷蔵庫の前面に設けた表示手段
たるLED82を駆動するLED駆動回路83と、冷気吹出
し口6から製氷皿1に冷気を送り出す冷気循環用ファン
84を駆動するファン駆動回路85と、冷蔵庫のコンプレッ
サ86を駆動するコンプレッサ駆動回路87と、給水タンク
から製氷皿1に水を供給する給水電磁弁88を駆動するた
めの給水電磁弁駆動回路89が各々接続される。
【0025】次に、上記構成につき、図13および図1
4のフローチャートと、図15のタイミングチャートと
をそれぞれ参照して、その作用を説明する。なお、図1
5のタイミングチャートは、上段から製氷皿1の回転位
置と、検氷レバー28の上昇,下降位置と、検知スイッチ
50の出力状態と、モータ29に供給される入力電圧とを順
に示している。
【0026】図13のフローチャートにおいて、ステッ
プS1における給水動作では、製氷皿1が水平位置にあ
る。そして、製氷制御手段72が給水電磁弁88を開弁する
ことにより、給水タンクからの水が製氷皿1の各ブロッ
ク5に供給される。その後、ステップS2に移行して、
製氷制御手段72により各ブロック5内の水を製氷する製
氷動作が行われる。ここで、製氷制御手段72は製氷セン
サ25の検知温度が製氷完了温度にまで低下したか否かを
監視し(ステップS3)、製氷完了温度に達したなら
ば、製氷動作を完了する。
【0027】製氷動作が完了した後は、検氷制御手段73
による検氷動作が後述の離氷動作とは別に行われる。こ
の検氷動作は、製氷皿1を離氷する際の回転領域(正回
転側領域)とは別の、逆回転側領域に製氷皿1を回転さ
せて行われる。すなわち、ステップS4において、モー
タ29を逆方向に回転させる入力電圧を検氷制御手段73が
一定時間(T1=5.7 秒)供給すると、製氷皿1は水平
位置(0°)から約−45°の位置にまで逆方向R2に回
転すると共に、終段ギア33も同様に逆方向R2に回転す
る。これに伴い、第2のカム52と検氷軸27の第2の突出
部66との係合位置が、それまでの円周部69から段部68に
移動し、検氷レバー28は最上昇位置に持ち上げられた状
態から、自重により下降できるようになる。そして、ア
イスボックス4内の氷が満杯状態でない氷不足時には、
検氷レバー28が下降するのに伴ない、第2のマグネット
67が検知スイッチ50に接近し、検知スイッチ50の出力信
号がオフからオンに切り換わる。逆に、アイスボックス
4内の氷が満杯状態ならば、検氷レバー28が氷の上面に
当接して、それ以上は下降しなくなり、検知スイッチ50
の出力信号はオフのままとなる。
【0028】これに対して、検氷動作開始時に製氷皿1
が水平位置にあるときには、第1のカム51の段部58に操
作レバー53の突起54が係合しているので、第1のマグネ
ット56が検知スイッチ50に接近して、検知スイッチ50の
出力信号がオンになっている。しかし、検氷動作により
製氷皿1を水平位置から逆回転側領域に回転させると、
第1のカム51と操作レバー53の突起54との係合位置は、
段部58から円周部60に移動するので、第1のマグネット
56は検知スイッチ50から離れる。よって、この検氷動作
中は、製氷皿1が水平位置にある場合以外は、製氷皿位
置検知機構61による製氷皿1の位置検知は行われず、検
氷レバー28の下降位置に応じた検知信号のみが、検知ス
イッチ50から出力される。
【0029】その後のステップS5において、検氷制御
手段73は、モータ29の両リード線45間を短絡して、一定
時間(T3=1秒)モータ29をブレーキ動作させると共
に、検氷制御手段73は、検知スイッチ50からの出力信号
を判定する(ステップS6)。ここで、検知スイッチ50
の出力信号がオンであれば、アイスボックス4内の氷が
満杯状態でないと判断して、モータ29を正方向に回転さ
せる入力電圧を一定時間(T1=5.7 秒)供給する(ス
テップS7)。これにより、第2のカム52と検氷軸27の
第2の突出部66との係合位置は、段部68から円周部69に
移動するので、検氷レバー28は強制的に上昇し、検知ス
イッチ50の出力信号もオンからオフ状態に一旦切り換わ
る。その後、製氷皿1が水平位置付近になると、今度は
第1のカム51と操作レバー53の突起54との係合位置が、
円周部60から段部58に移動して、検知スイッチ50は製氷
皿1の水平位置を検知するオン信号を出力する。
【0030】逆に、検知スイッチ50の出力信号がオフで
あれば、アイスボックス4内の氷が満杯状態であると判
断して、製氷皿傾斜停止手段76によりモータ29を停止さ
せる(ステップS8)。これにより、製氷皿1は傾斜し
た位置に停止するので、製氷皿1の上面に冷気が流入し
にくくなる。なお、この製氷皿傾斜停止手段76によるモ
ータ29の停止動作は、アイスボックス4内の氷の満杯状
態が解除されるまで継続する。
【0031】検氷動作後の離氷動作について、図14の
フローチャートを参照して説明する。離氷制御手段74
は、製氷皿1が水平位置にあることに伴ない、検知スイ
ッチ50の出力信号がオンになっていることを確認して、
モータ29を正方向に回転させる(ステップS11)。こ
れにより、製氷皿1は正回転側領域において、正方向R
1に回転すると共に、終段ギア33も同様に正方向R1に
回転する。このとき、第1のカム51と操作レバー53の突
起54との係合位置は、段部58から円周部60’に移動する
ので、第1のマグネット56は検知スイッチ50から離れ、
検知スイッチ50の出力信号はオフになる。離氷制御手段
74は、この検知スイッチ50の出力信号がオフになったこ
とを確認して、製氷皿1を更に正方向R1に回転させ
る。一方、第2のカム52と検氷軸27の第2の突出部66と
の係合位置は、製氷皿1が正回転側領域にある離氷動作
中は常時円周部69にあるので、貯氷量検知機構70はその
間貯氷量の検知を行なわず、検知スイッチ50は製氷皿1
の回転位置だけを検知する。また、検氷軸27の第2の突
出部66が第2のカム52の円周部69に当接して持ち上げら
れることにより、検氷レバー28は上昇したままとなるの
で、その後、製氷皿1から氷が落下しても、検氷レバー
28が氷に噛み込まれる不具合を一掃できる。
【0032】その後、製氷皿1が正方向R1に回転し続
け、凸部21が第1の傾斜面22に当接するようになると、
製氷皿1自体はそれ以上回転しなくなり、上下反転した
状態で捻りが加えられる。これにより、製氷皿1の各ブ
ロック5からアイスボックス4内に氷が落下する。ま
た、一旦円周部60’にあった第1のカム51と操作レバー
53の突起54との係合位置は、別の段部59に移動するた
め、第1のマグネット56が検知スイッチ50に接近移動す
る。このため、検知スイッチ50は製氷皿1の最大回転位
置を検知するオン信号を出力する。
【0033】ここで、検知スイッチ50からのオン信号を
受けて、離氷制御手段74は所定のタイムラグ(T2 =0.
1 秒)の後に、モータ29をブレーキ動作させる(ステッ
プS13)。このブレーキ動作、前記ステップS5の場
合と同様に、T3 =1秒行われる。その後は、ステップ
S14に移行し、製氷皿1を水平位置に戻すために、モ
ータ29を逆方向に回転させる。この際、製氷皿1が逆方
向R2に回転する途中で、第1のカム51と操作レバー53
の突起54との係合位置が、段部59から円周部60’に移動
することにより、第1のマグネット56が検知スイッチ50
から離れ、検知スイッチ50の出力信号がオフになる。離
氷制御手段74は、この検知スイッチ50の出力信号がオフ
になったことを確認して、製氷皿1を更に逆方向R2に
回転させる。
【0034】その後、製氷皿1が逆方向に回転し続ける
と、第1のカム51と操作レバー53の突起54との係合位置
は、円周部60’から段部58に移動し、第1のマグネット
56は検知スイッチ50に再び接近して、検知スイッチ50の
出力信号がオンに切り換わる。これにより、離氷制御手
段74は製氷皿1が水平位置にあるものと判断して、所定
のタイムラグ(T2 =0.1 秒)の後に、モータ29をT3
=1秒間ブレーキ動作させる(ステップS15,S1
6)。こうして、製氷皿1は水平位置に停止し、その後
の給水動作が再開する。
【0035】以上のように、本実施例では、モータ29の
回転をギア部30により減速して製氷皿1に伝達し、この
製氷皿1の最大回転位置にて捻りを加えて離氷を行なう
製氷皿駆動機構38を本体3に収容した自動製氷機におい
て、本体3の外殻部であるケース2およびケースカバー
2Aのギア部30に対向する底面に、このギア部30の形状
に合わせた突出部42を形成している。このようにする
と、ギア部30の減速比をそのまま確保しつつも、突出部
42を除くケース2およびケースカバー2Aの底面を突出
部42よりも上方に形成して、本体3の高さ方向の寸法を
最小化することができる。さらに、本体3の小型化を図
ることによって、材料費の低減も図られる。なお、本実
施例では、終段ギア33および他方の中段ギア34の外周形
状に合わせて、突出部42を形成しているが、どのギアに
対向して突出部42を形成するかは特に制約はない。ま
た、本体3の下部を通過してアイスボックス4が出し入
れ可能な構造にした例えば自動製氷機搭載冷蔵庫にあっ
ては、アイスボックス4の貯氷高さを増やしても、例え
ば冷凍室の引出し扉と共にアイスボックス4を引き出し
た際に、氷が本体3の下面と干渉することがなくなる。
【0036】また、本実施例では、こうした構成に加え
て、製氷皿1の回転軸である出力軸8に連結する終段ギ
ア33と、この終段ギア33に噛合してモータ29の回転力を
伝達する中段ギア34とにより少なくともギア部30を構成
し、出力軸8の回転方向に対して、終段ギア33,中段ギ
ア34およびモータ29の一部を各々重ね合わせて配設して
いる。このようにすると、終段ギア33,中段ギア34およ
びモータ29の一部が、本体3のケース2およびケースカ
バー2A内に重ね合わせた状態で収容されるため、部品
の集約化を図ることができる。よって、前記突出部42を
形成したことと相俟って、本体3の高さ方向の寸法をよ
り最小化できる。
【0037】また、本実施例では、ギア部30は製氷皿1
の回転軸である出力軸8に連結する終段ギア33を備えて
いると共に、終段ギア33に設けた第1のカム51と、この
第1のカム51に係合して回転軸である円孔55を中心とし
て応動する操作レバー53と、この操作レバー53の位置に
応じて動作する検知手段たる検知スイッチ50とにより、
製氷皿1の回転位置を検出する製氷皿位置検知機構61を
構成し、製氷皿1の回転軸方向に対して、操作レバー53
の円孔55と終段ギア33とを重ね合わせて配設している。
このようにすると、操作レバー53は支点である円孔55と
第1のカム51との係合部(突起54)との距離が短くな
り、レバー比を大きくとることができるため、操作レバ
ー53の形状が小さくても、検知スイッチ50を十分動作さ
せることができる。また、この小さな操作レバー53によ
って、本体3内で操作レバー53を回転させる余分なスペ
ースが不要になり、本体3の高さ方向のみならず幅方向
の寸法をも最小化できる。さらに、このような構成を冷
蔵庫に搭載したものにあっては、アイスボックス4内の
貯氷高さを増やした分だけ、アイスボックス4の幅を狭
くしても、従来と同量の氷が得られるため、いわゆる狭
い幅のスリムタイプと称する冷蔵庫の搭載に最適であ
る。
【0038】さらに、本実施例では、製氷皿1から離氷
した氷を貯留する氷貯留部たるアイスボックス4の上面
に、検氷軸27を中心に回動する検氷レバー28を設け、こ
の検氷レバー28の下降位置を前記検知スイッチ50により
検知して、アイスボックス4内の貯氷量検知を行なうと
共に、終段ギア33の第1のカム51とは反対側の面に第2
のカム52を設け、検知スイッチ50を動作させる第1の突
出部65と、第2のカム52に係合する第2の突出部66とを
検氷軸27に設けて、第2のカム52により第2の突出部66
を持ち上げて、アイスボックス4内の貯氷量検知時以外
は検氷レバー28を上昇させる貯氷量検知機構70を備えて
いる。
【0039】このように構成すると、検氷レバー28を取
付ける検氷軸27に第1の突出部65と第2の突出部66とを
各々設け、これらの第1の突出部65と第2の突出部66と
により、終段ギア33に設けた第2のカム52の段差を検氷
レバー28に伝える機能と、検知スイッチ50を動作させる
機能を持たせたので、本体3内部の部品点数の低減を図
ることができる。これに加えて、終段ギア33の一方の面
に第1のカム51を設け、それと反対側の面に第2のカム
52を設けたので、終段ギア33の全体形状を小型化するこ
とができ、本体3の高さ方向と幅方向の寸法をさらに最
小化できる。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、実施例における自動製氷機
は、冷蔵庫の冷凍室内に搭載されるものであるが、冷蔵
庫以外に搭載するものにも同様に適用できる。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の自動製氷機は、
モータの回転をギア部により減速して製氷皿に伝達し、
前記製氷皿の最大回転位置にて捻りを加えて離氷を行な
う製氷皿駆動機構を本体に収容する自動製氷機におい
て、前記本体の外殻部の前記ギア部に対向する底面に、
このギア部の形状に合わせた突出部を形成したものであ
り、本体の高さ方向の寸法を最小化することができる。
【0042】また、本発明の請求項2記載の自動製氷機
は、前記請求項1の構成に加えて、前記製氷皿の回転軸
に連結する終段ギアと、この終段ギアに噛合して前記モ
ータの回転力を伝達する中段ギアとにより前記ギア部を
構成し、前記製氷皿の回転軸方向に対して、前記終段ギ
ア,前記中段ギアおよび前記モータの一部を各々重ね合
わせて配設したものであり、本体の高さ方向の寸法をさ
らに最小化することが可能になる。
【0043】また、本発明の請求項3記載の自動製氷機
は、前記請求項1の構成に加えて、前記ギア部は前記製
氷皿の回転軸に連結する終段ギアを備えていると共に、
前記終段ギアに設けた第1のカムと、この第1のカムに
係合して回転軸を中心として応動する操作レバーと、こ
の操作レバーの位置に応じて動作する検知手段とによ
り、前記製氷皿の回転位置を検出する製氷皿位置検知機
構を構成し、前記製氷皿の回転軸方向に対して、前記操
作レバーの回転軸と前記終段ギアとを重ね合わせて配設
したものであり、本体の高さ方向のみならず幅方向の寸
法をも最小化することが可能となる。
【0044】また、本発明の請求項4記載の自動製氷機
は、前記請求項3の構成に加えて、前記製氷皿から離氷
した氷を貯留する氷貯留部の上面に、検氷軸を中心に回
動する検氷レバーを設け、この検氷レバーの下降位置を
前記検知手段により検知して、前記氷貯留部内の貯氷量
検知を行なうと共に、前記終段ギアの前記第1のカムと
は反対側の面に第2のカムを設け、前記検知手段を動作
させる第1の突出部と、前記第2のカムに係合する第2
の突出部とを前記検氷軸に設けて、前記第2のカムによ
り前記第2の突出部を持ち上げて、前記氷貯留部内の貯
氷量検知時以外は前記検氷レバーを上昇させる貯氷量検
知機構を備えたものであり、本体の高さ方向と幅方向の
寸法をさらに最小化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すケースの一側を外した
状態の背面図である。
【図2】同上自動製氷機の平面図である。
【図3】同上自動製氷機の側面図である。
【図4】同上図3のA方向矢視図である。
【図5】同上図3のB方向矢視図である。
【図6】同上本体の側面図である。
【図7】同上ケースの一側を外した状態における本体の
側面図である。
【図8】同上図7のD方向から見た終段ギアの矢視図で
ある。
【図9】同上図7のE方向から見た終段ギアの矢視図で
ある。
【図10】同上検氷軸の側面図である。
【図11】同上図7のE方向から見た検氷軸の矢視図で
ある。
【図12】同上電気的構成を示すブロック図である。
【図13】同上給水行程から検氷行程に至る動作状態を
説明するフローチャートである。
【図14】同上離氷行程における動作状態を説明するフ
ローチャートである。
【図15】同上各行程における各部のタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 製氷皿 2 ケース(外殻部) 2A ケースカバー(外殻部) 3 本体 4 アイスボックス(氷貯留部) 27 検氷軸 28 検知レバー 29 モータ 30 ギア部 33 終段ギア 34 中段ギア 38 製氷皿駆動機構 42 突出部 50 検知スイッチ(検知手段) 51 第1のカム 52 第2のカム 53 操作レバー 56 第1のマグネット 61 製氷皿位置検知機構 65 第1の突出部 66 第2の突出部 67 第2のマグネット 70 貯氷量検知機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転をギア部により減速して製
    氷皿に伝達し、前記製氷皿の最大回転位置にて捻りを加
    えて離氷を行なう製氷皿駆動機構を本体に収容する自動
    製氷機において、前記本体の外殻部の前記ギア部に対向
    する底面に、このギア部の形状に合わせた突出部を形成
    したことを特徴とする自動製氷機。
  2. 【請求項2】 前記製氷皿の回転軸に連結する終段ギア
    と、この終段ギアに噛合して前記モータの回転力を伝達
    する中段ギアとにより前記ギア部を構成し、前記製氷皿
    の回転軸方向に対して、前記終段ギア,前記中段ギアお
    よび前記モータの一部を各々重ね合わせて配設したこと
    を特徴とする請求項1記載の自動製氷機。
  3. 【請求項3】 前記ギア部は前記製氷皿の回転軸に連結
    する終段ギアを備えていると共に、前記終段ギアに設け
    た第1のカムと、この第1のカムに係合して回転軸を中
    心として応動する操作レバーと、この操作レバーの位置
    に応じて動作する検知手段とにより、前記製氷皿の回転
    位置を検出する製氷皿位置検知機構を構成し、前記製氷
    皿の回転軸方向に対して、前記操作レバーの回転軸と前
    記終段ギアとを重ね合わせて配設したことを特徴とする
    請求項1記載の自動製氷機。
  4. 【請求項4】 前記製氷皿から離氷した氷を貯留する氷
    貯留部の上面に、検氷軸を中心に回動する検氷レバーを
    設け、この検氷レバーの下降位置を前記検知手段により
    検知して、前記氷貯留部内の貯氷量検知を行なうと共
    に、前記終段ギアの前記第1のカムとは反対側の面に第
    2のカムを設け、前記検知手段を動作させる第1の突出
    部と、前記第2のカムに係合する第2の突出部とを前記
    検氷軸に設けて、前記第2のカムにより前記第2の突出
    部を持ち上げて、前記氷貯留部内の貯氷量検知時以外は
    前記検氷レバーを上昇させる貯氷量検知機構を備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の自動製氷機。
JP9237310A 1997-09-02 1997-09-02 自動製氷機 Pending JPH1183253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101139899B1 (ko) 2011-12-05 2012-04-30 (주)한울산업 자동 얼음생성장치
WO2018105840A2 (ko) 2016-12-07 2018-06-14 주식회사 디알텍 구동 캠의 강제 구동이 가능한 제빙기 및 이를 이용한 제빙기 구동 방법

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