JPH1183103A - サーキュレータ - Google Patents
サーキュレータInfo
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- JPH1183103A JPH1183103A JP25771097A JP25771097A JPH1183103A JP H1183103 A JPH1183103 A JP H1183103A JP 25771097 A JP25771097 A JP 25771097A JP 25771097 A JP25771097 A JP 25771097A JP H1183103 A JPH1183103 A JP H1183103A
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Abstract
とともに体感風を低減するサーキュレータを提供する。 【解決手段】 本発明によるサーキュレータ1は、室内
における床5側の空気を下部ユニット11の下開口部1
7から取り入れて、天井7側にある上部ユニット13の
上開口部27から送風するものであるから、床側の冷た
く重い空気を天井側の暖かく軽い空気層に供給する。従
って、床5側にいる人に直接、送風する風が当たらない
から、体感風がほとんどなく、体感風による不快感を低
減できる。更に、制御手段41が上開口部27から送風
する風量又は風速を変化させるので、省エネルギー化を
図りつつ、空調効果を高めることができるとともに、体
感風もより低減できる。
Description
させるサーキュレータに関し、特に、暖房効果(空調効
果)の向上と室内における体感風を低減させるサーキュ
レータに関する。
内を暖房又は冷房する場合には、温かい空気は上にな
り、冷たい空気は下になり、室内に温度差が生じるとい
う不都合がある。即ち、図2に示すように、室内の温度
分布や空気の重さとの関係では、室内の天井側ほど気温
が高く、空気密度も低くく(軽い)、人がいる床側では
気温が低く、空気密度も高い(重い)。このような温度
差を解消するため、室内空気を循環させるサーキュレー
タが公知である。例えば、特開昭57ー62336号公
報には、室内の床下側と天井側とに開口部を設けこれら
の開口部を送風通路(ダクト)で連通するとともに、送
風機により、天井側開口部から室内上部にある空気を取
り込んで、床下側開口部から吹き出して足元を温めると
ともに、室内雰囲気を循環させて暖房をまんべんなくお
こなおうとするものである。
る風向を上下に変化させたり、室内空間の床側をねらっ
て温度調整した空気を送風する技術が公知である。
記載された前者の技術では、室内において天井側の空気
を床側に吹き出す構成であるから、床側から吹き出され
た暖かい空気は、直接床側にいる人にあたり、それが不
快感になるという問題点がある。また、後者の技術であ
る風向を変化させる場合にも、床側や室内の人のいると
ころに直接吹き当てるものであるから、そのような体感
風が不快感になるという問題がある。
めるために、所定の風速で送風するものであり、体感風
を避けることができないという問題がある。更に、省エ
ネルギー化を図りつつ効果的な空調が望まれている。
を図りつつ空調効果を高めるとともに体感風を低減する
サーキュレータを提供することにある。
に、請求項1に記載の発明は、室内の床側に配置される
下開口部と、室内の天井側に配置される上開口部と、下
開口部と上開口部とを連通する送風通路と、下開口部か
ら取り入れた室内空気を上開口部から送風する送風機と
を備えたサーキュレータであって、前記上開口部から送
風する風量又は風速を変化させる送風制御手段を備える
ことを特徴とするものである。
における床側の空気を下開口部から取り入れて天井側の
上開口部から送風するものであるから、床側の冷たく重
い空気を天井側の暖かく軽い空気層に供給する。従っ
て、床側にいる人に直接、送風する風が当たらないか
ら、体感風がほとんどなく、体感風による不快感を低減
できる。しかも、天井側に送風した冷たい空気はその重
さにより暖かい空気層を落下するが、落下途中で拡散し
ながら暖かい空気と混じり合うので、室内における空調
効果を高めることができる。風向制御手段では、上開口
部から吹き出す風の風量や風速を一定としないで、変化
を与えて吹き出させるので、風の流れに変化があり、定
まった流れ(短絡流等)が生じ難くく、室内全体に緩や
かな流れを形成することができる。従って、室内温度の
調和がし易く、省エネルルギー化を図りつつ空調効果を
高めることができる。また、室内空気に種々の流れを生
じさせることから、室内の人は定まった空気の流れを受
けないので、体感風を低減できる。風量の変化は、上開
口部の開口面積を変化させたり、送風機の出力を変化さ
せたり、送風機の羽の角度を変化させる等の種々の手段
を用いることができる。
の発明において、前記送風制御手段は、送風機の出力を
変化させる出力変化手段であることを特徴とするもので
ある。
変化手段が、送風機の電圧、電流又は周波数等の出力を
変化させることによって、容易に風量または風速を変化
させることができる。
の発明において、前記送風制御手段は、タイマー手段を
備え、タイマー手段により計測した経過時間に応じて、
前記出力変化手段が送風機の出力を周期的に変化させる
ことを特徴とするものである。
マー手段により計測した時間経過にともなって、送風機
の出力を周期的に変化させて出力を制御するから、制御
が容易である。
の発明において、前記出力変化手段は、予め設定された
複数の出力値を有しており、タイマー手段で計測した経
過時間毎に出力変化手段が送風機の出力を順次異なる出
力値に切り換えることを特徴とするものである。
マー手段により計測した時間経過にともなって、出力変
化手段が、予め設定した出力を選択して出力を変化させ
るので、制御が容易である。
の発明において、前記送風制御手段は、前記タイマー手
段が計測した経過時間毎にランダムに出力信号を特定す
る乱数手段と、この乱数手段により特定された出力信号
を前記出力変化手段に発して前記送風機の出力を特定す
ることで、無秩序に送風量を変えることを特徴とするも
のである。
により出力値を特定して、送風機の出力値を決定するの
で、送風量や風速をランダムに変化でき、空調効果を高
めることができるとともに、体感風を低減できる。
の発明において、前記送風制御手段は、前記タイマー手
段の経過時間に従って、連続して出力を増減することに
よって送風機の出力を連続変化させることを特徴とする
ものである。
手段により計測した時間経過にともなって、送風機の出
力を周期的に変化させて出力を制御するから、サインカ
ーブ等の曲線を構成して、滑らかな制御ができるととも
に制御が容易である。
置される下開口部と、室内の天井側に配置される上開口
部と、下開口部と上開口部とを連通する送風通路と、下
開口部から取り入れた室内空気を上開口部から送風する
送風機とを備えたサーキュレータであって、室内の床側
温度と天井側温度との温度差を検出する温度差検出手段
と、この温度差検出手段により検出した温度差に応じて
前記送風機の駆動を制御する制御手段と、を備えること
を特徴とするものである。
における床側の空気を下開口部から取り入れて天井側の
上開口部から送風するものであるから、床側の冷たく重
い空気を天井側の暖かく軽い空気層に供給する。従っ
て、床側にいる人に直接、送風する風が当たらないか
ら、体感風がほとんどなく、体感風による不快感を低減
できる。更に、室内の天井側と床側との温度差に応じて
送風機の駆動を制御するので、自動制御ができしかも省
エネルギー化を図ることができる。ここで、送風機の駆
動制御は、送風機の送風開始、停止及び送風機の出力の
変更を含む。
の発明において、前記温度差検出手段は、室内の床側温
度を検出する下温度検知器と、室内の天井側温度を検知
する上温度検知器と、前記下温度検知器と前記上温度検
知器とにより検知した温度差を演算する演算手段とを備
えることを特徴とするものである。
側と床側とに温度検知器を設け、これらの検知温度に基
づいて演算手段が温度差を演算し、演算値に応じて送風
機の駆動を制御する。従って、請求項7に記載のサーキ
ュレータを簡易な構成で実現できる。
の発明において、前記温度検出手段は、上開口部の近傍
に配置した上温度検知器のみを備え、前記送風機の作動
開始後において、送風通路内の空気を排出して、床側の
空気を吹き出す時間を経過した後、再度温度を検知して
床側の検知温度とすることを特徴とするものである。
は送風通路の上開口部近傍に配置する1個の温度検知器
で足り、構成が簡易である。
載の発明において、前記温度検出手段は、送風機の送風
方向上流側に配置した温度検知器と、前記送風機の作動
開始後における経過時間に対する検知温度の変化率を測
定して室内の床側と天井側との温度差を推定する温度差
推定手段とを備えることを特徴とするものである。
器は送風方向上流側に配置するのみであるから、1個の
温度検知器で足り、構成が簡易である。経過時間に対す
る温度差の変化率と温度差との関係は、予め実験により
求めたデータに基づいて温度差推定手段が推定する。
10のいずれかに記載の発明において、前記送風制御手
段は、前記温度差検出手段が検知した温度差に応じて、
上開口部からの送風量又は風速を変化させる出力変化手
段を備えることを特徴とするものである。
と床側との温度差に応じて、送風機の電圧、電流又は周
波数等の出力を変化させるので、上下の温度差が大きい
ときは、密度差が大きい。従って、冷気魂の落下加速度
が大きいため、風向、風速が同じであれば、送風口から
遠くないところに落下する。落下位置を適切なものとす
るため、風速を制御する。温度差が大きい場合には風量
又は風速を大きくして空調を促進し、温度差が小さい場
合には風量や風速を小さくするので、効果的な空調を行
ないつつ、体感風を最小限に低減できる。若しくは、温
度差が非常に大きい場合は、最初は風量を小さくして、
体感温度が急激に上昇するのを避けるといった制御も考
えられる。
記載の発明において、前記出力変化手段は、送風機の出
力を変化させることを特徴とするものである。
化手段が、天井側と床側との温度差に応じて、送風機の
電圧、電流又は周波数等の出力を変化させるので、温度
差が大きい場合には高い出力で送風機を送風し、温度差
が小さい場合には出力を小さくして、省エネルギー化を
図ることができる。
配置される下開口部と、室内の天井側に配置される上開
口部と、下開口部と上開口部とを連通する送風通路と、
下開口部から取り入れた室内空気を上開口部から送風す
る送風機とを備えたサーキュレータであって、前記上開
口部から送風する送風方向を変化させる風向制御手段を
備えることを特徴とするものである。
内における床側の空気を下開口部から取り入れて天井側
の上開口部から送風するものであるから、床側の冷たく
重い空気を天井側の暖かく軽い空気層に供給する。従っ
て、床側にいる人に直接、送風する風が当たらないか
ら、体感風がほとんどなく、体感風による不快感を低減
できる。更に、風向変化手段が上開口部から送風する風
向を変化させるので、一定の方向のみの流れによる短絡
流を防止し、種々の方向の流れにより室内の空気を効果
的に置換でき、空調効果を高めることができる。また、
定まった方向の空気の流れが生じないから、体感風も更
に低減できる。
記載の発明において、前記サーキュレータは、室内の床
側温度と天井側温度との温度差を検出する温度差検出手
段を更に備え、前記風向変化手段は、この温度差検出手
段により検出した温度差の値に応じて送風方向を変化さ
せることを特徴とするものである。
井側と床側との温度差が高い場合には、送室内の空気の
流れが広くなる方向に送風して、天井側と床側との空気
の置換を促進して空調効果を高める。温度差が小さい場
合には、室内の人に空気の流れが当たらない方向、例え
ば、室内の空気の流れを小さい範囲になる方向に送風
し、体感風を低減する。
記載の発明において、前記風向変化手段は、この温度差
検出手段により検出した温度差の値が一定値を越えると
上方に向けて送風することを特徴とするものである。
温度差が大きいときは、密度差が大きい。従って、冷気
魂の落下加速度が大きいため、風向、風速が同じであれ
ば、送風口から遠くないところで落下する。落下位置を
適切なものとするため、天井側と床側との温度差が所定
値よりも大きい場合には、送風方向を上に向けて室内の
遠くまで送風するように風向を制御する。
7を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する
が、まず、図1乃至図5を参照して第1実施の形態につ
いて説明する。
は、その室内における設置状態を図1に示すように、室
内の壁3に床5から天井7に渡って設置されるものであ
る。尚、図1はサーキュレータ1の概略構成図であり、
図2は室内における温度と空気密度との関係を示し、図
3はサーキュレータの設置状態を示し、図4はサーキュ
レータの断面図であり、図5は送風制御を示した図であ
る。
れる下部ユニット13、室内の天井側に配置される上部
ユニット11、上部ユニット11と下部ユニット13と
を接続するダクト15とを備えている。これらのユニッ
ト11、13及びダクト15は、それぞれ樹脂製であ
り、軽量にできており、取り扱い、設置が容易なように
なっている。
成されており、室内側に位置する正面に床側の室内空気
を取り込む下開口部17が形成されている。下開口部1
7には、板状のフィルタ19が抜き差し自在に取付けら
れている。本実施の形態では、下開口部17の上部にフ
ィルタ装着孔21が形成されて、フィルタ19の案合部
23が挿入されたフィルタ案内して装着する。この案内
部23には、フィルタ19の両側部を案合する溝が形成
されて、フィルタ装着孔21から挿入されるフィルタ1
9を案内する。また、フィルタ19の上部には把手19
aが設けられ、案合部23からの引き抜きを容易にして
いる。
(脚手段)25が設けられており、床と下部ユニット1
3との間の高さを調整している。このアジャスタ25は
下部ユニット13を床5から支持するとともに、ダクト
15との接続時における位置の調整が容易にできる構成
になっている。アジャスタ25は螺合により下部ユニッ
ト13から出し入れしてその長さを調整する。
壁3に沿って上下に設けられており、送風時における圧
損を防止するため、充分な通路断面積が確保されてい
る。また、ダクト15の上端及び下端には、それぞれ下
部ユニット13と上部ユニット11とが嵌合するように
なっている。尚、ダクト15は、床下側の空気を天井側
に導くものであればよく、室内に限らず、室外側に配置
するものであってもよい。
部がある下部11aから天井側の上部11bに向かって
幅を広げており、ダクト15側から上開口部27(後述
する)に至る送風通路を広げている。このように上開口
部27に至る送風通路を次第に広げることによって、上
開口部27から送風される風の風速を略均一にすること
ができる。この上部ユニット11は、室内空間に向けて
開口して、送風する上開口部27が形成されている。こ
の上開口部27は、天井と略平行の帯状に形成されてお
り、ダクト15の幅よりも十分に広い寸法を有してい
る。
ァン(送風機)29が収納されている。このクロスフロ
ーファンは、軸を水平に配置し上開口部27と略同じ寸
法に延出しており、上開口部27の全体から風を吹き出
すようになっている。送風機としてクロスフローファン
を用いることに限らず、軸流ファン等の他の送風機を用
いることもできるが、クロスフローファンを用いれば、
軽量で、騒音が少なく、また広い幅に渡って均一な風を
送風することができる。特に、本実施の形態にかかるサ
ーキュレータでは、室内空気を撹拌せずに、温度分布が
層状の温度層を作るように、層流の風を供給することと
から、クロスフローファン29が好ましい。また、クロ
スフローファン(送風機)29は、上部ユニット11に
限らず、ダクト15内や下部ユニット13内に配置する
ものであってもよい。送風機を上部ユニット11やダク
ト15内に配置する構成とすれば、下部ユニット13が
大型にならず、室内の床側スペースを取らない構成にで
き、一方下部ユニット13に配置した場合には、送風機
のメンテナンスが容易である。
部27から送風される空気が室内全体を循環することな
く、床側の空気を天井側に供給して、空気層を置換する
程度の小さい出力であるが、本実施の形態ではクロスフ
ローファン29の出力が可変になっている。即ち、クロ
スフローファン29のモータに供給する電圧が可変にな
っており、モータの電圧を種々段階的に変化させて出力
を変えている。このクロスフローファン29の出力は、
制御装置(送風制御手段)41からの駆動信号を受けて
変化するようになっている。制御装置41によるクロス
フローファン29の出力変化については後述する。
出す風の風量や風速を一定としないで、変化を与えて吹
き出させるので、風の流れに変化があり、定まった流れ
(短絡流等)が生じ難くく、室内全体に緩やかな流れを
形成することができる。従って、室内温度の調和がし易
く、空調効果を高めることができる。また、室内空気に
種々の流れを生じさせることから、室内の人は定まった
空気の流れを受けないので、体感風を低減できる。更
に、室内の空調効果と、体感風の低減という両者の調和
を図るものである。
な構成とし、天井側の空気を床下側に逆送すれば、室内
に設置した暖房機器の運転初期における暖房立ち上げ時
や、外出から帰宅した場合等において、必要に応じて、
暖かい風を一時的に体感することができる。
り、サーキュレータ1の駆動後、タイマー42が経過時
間を測定し、経過時間毎に周期的にクロスフローファン
29のモータに供給する電圧を変える。例えば、図5に
示すように、ロウ、ミドル、ハイの3段階に供給電圧を
変えるものである。即ち、低い電圧のロウ運転の場合に
は、図5(a)に示すように、室内に送風される空気
は、上開口部27付近で落下し、室内における空気の循
環はサーキュレータ1付近で行われ、室内にいる人にい
たる空気の循環がほとんどないので、体感風もほとんど
ない。
うに、室内に送風される空気は、上開口部27から室内
の略中央の付近まで、送風し、室内の略中央付近で落下
して、室内の略半分程の範囲で空気循環を生じる。この
場合には、図5(a)の場合よりも広い範囲で室内空気
の循環ができるので、ロウの場合よりも室内の空気の入
れ替えが促進し、室内温度の調和を促進することができ
る。
に、室内に送風される空気は、上開口部27から室内の
端にいたるところまで送風し、室内全体の広い範囲で空
気の循環を生じさせる。この場合には、図5(b)の場
合よりも広い範囲で室内空気の循環ができ、室内温度の
調和を促進する。一方、体感風は(a)の場合よりも受
けるが、上開口部27から送風される空気の風量(又は
風速)は小さいものであるから、この場合でも床側にい
る人の体感風は極めて少ない。
量(又は風速)を変化させているので、室内を循環する
空気の流れも変化し、常に、一定の流れの風を受けない
ので、体感風が低減でき、且つ偏った室内の空気流を防
止できるので室内全体の温度調和(空調効果)を促進で
きる。
ロウ、ミドル、ハイの3段階に限らず、2段階とした
り、4段階等のいくつの段階であってもよい。
説明する。まず、制御装置41からの駆動信号が発っせ
られると、クロスフローファン29が作動する。サーキ
ュレータ1のクロスフローファン29が作動すると、図
1に矢印で示すように、床側の空気が、下開口部17か
らダクト15を上昇して、上部ユニット11の上開口部
27から天井7に沿って送付される。この場合、室内の
温度と空気密度との関係を図2に示すが、一般に、人S
がいる床側では温度が低く、天井側(上方)ほど温度が
高いという温度分布が形成される。このような温度分布
は暖房機器を使用して室内を温めた場合に特に著しい。
そして、温度と空気密度との関係では、温度が高い空気
ほど密度が高く軽い、温度が低い空気ほど密度が低く重
い。即ち、床側にある室内空気は冷たく重い空気であ
り、天井側では暖かく軽い空気である。
せ、冷たく重い空気を天井7側に供給すると、天井7側
に供給された空気は、その重みで次第に下方に移動する
が、しだいに温められる。このように、床側空気層と天
井側空気層とを入れ換えるので、室内空気の撹拌を伴わ
ずに、室内温度を均一にすることができ、室内における
空調効果を高めることができる。しかも、上開口部27
から送付される空気は、天井7側に空気層を形成する程
度の風速の小さい風であるから、床側にいる人に直接、
送風する風が当たらないので、体感風がほとんどなく、
体感風による不快感を低減できる。特に、床5側の空気
と天井7側の空気の入れ替えのみがなされるので風を体
感することがほとんどない。
スイッチONからの経過時間を測定し、測定した経過時
間に応じて、一定時間毎、例えば数秒毎にクロスフロー
ファン29に供給する電力をロウ、ミドル、ハイの3段
階に変化させる。これにより、図5の(a)(b)
(c)に室内のおける風の流れを示すように、室内の広
い範囲に渡って循環する流れや室内の小さい範囲で流れ
る流れ等種々の空気の流れを生じるので、室内全体の温
度調整が短時間で且つ効果的になされるととも、消費電
力を少なくでき、省エネルギー化を図ることができる。
更に、定まった空気の流れが生じないから室内にいる人
への体感風も最低限度に低減できる。
実施の形態を説明する。尚、以下に説明する他の実施の
形態では、上述した第1実施の形態と同一部分には同一
の符号を付することによって、その部分の詳細な説明を
省略する。
41におけるクロスフローファン29への供給電圧を、
ロウ、ミドル、ハイの3段階の変化を経過時間毎に間欠
的に供給するとともに順次周期的に送風量(又は風速)
を変化させたものである。
毎に連続的に且つ周期的にロウ、ミドル、ハイの3段階
の変化をおこなうものである。
なく、サインカーブを描くように、連続的で且つ滑らか
な電力を供給し、上開口部27からの送風を滑らかに変
化さあせるものである。
も、上述した第1実施の形態と同様な効果を得ることが
できる。特に、第4実施の形態では、送風量(又は風
速)を滑らかに制御することによって、体感風を更に低
減することができる。
経過時間毎にロウ、ミドル、ハイ等の出力を無秩序に特
定して、クロスフローファン29の出力を変更するもの
であってもよい。この場合においても、上開口部27か
ら送風する空気の送風量や風速をランダムに変化するも
のであるから、空調効果を高めるとともに、体感風の低
減ができる。
井側と床側とに温度検知器T1及び2を設けて、天井側
と床側とにおける温度差を検知し、この検知した温度差
に応じて制御装置41がクロスフローファン29の駆動
と停止及び出力を変化させるものである。
27の近傍に温度検知器(上温度検知器)T1を配置す
るとともに、床5側においても、下開口部17の近傍に
温度検知器(下温度検知器)2を配置し、制御装置41
の演算手段が、温度検知器T1、T2からの検知信号を
受けるとこれらの温度差を演算して、温度差の値毎にク
ロスフローファン29駆動開始、停止、及び出力を変え
る。
御フローを示すように、サーキュレータ1のメインスイ
ッチがONになると、ステップS1で制御装置41は、
温度検知器T1、T2から検知信号を受けて天井側と床
側との温度を検出した後、温度差が所定値以上になると
ステップS2で送風を開始する。送風開始時には例え
ば、ロウの出力でクロスフローファン29を駆動する。
ウントを開始し、所定時間、例えば予め設定された数秒
間を経過したか否かを判断し、経過した場合には、ステ
ップS4で再び、温度検知器T1、T2から検知信号を
受けて天井側と床側との温度を検出し、ステップS5に
移る。ここで、温度検知器T1の検知温度をt1とし、
温度検知器T2の検知温度をt2とする。
の絶対値|t1−t2|を演算し、ステップS6で、こ
の温度差の絶対値が上述の停止、ロウ、ミドル、ハイの
4段階の値の範囲にあるか否か判断し、それに応じて出
力を変更するか否かを判断する。この絶対値が例えば、
ミドルの値の範囲内にある場合には、ステップS7でク
ロスフローファン29の出力をミドルに変更した後、ス
テップS3に戻る。
ない状態となった場合には、クロスフローファン29は
送風を停止する。この第5実施の形態では、温度差が所
定値以上になると駆動を開始し、更に検知した温度差に
応じた風量(風速)になるように、クロスフローファン
29を制御するものであり、自動制御により必要以上に
クロスフローファン29に電力を供給しないから、省エ
ネルギー化を図ることができるとともに、体感風を最小
限度に低減するものである。
高い程、即ち、ロウ<ミドル<ハイの順序で各運転時間
を長くしても良い。この場合には、更に効果的に空調効
果を高めることができる。
た2個の温度検知器T1、T2を用いたのに対して、第
5実施の形態においては、温度検知器T1のみの1個と
している点で異なる。即ち、第6実施の形態では、クロ
スフローファン29の駆動後の制御において、天井側の
上開口部27側に設けられた温度検知器T1のみで、天
井側と床側との温度差を検知しようとするものである。
尚、第6実施の形態では、第5実施の形態と異なり、駆
動開始は温度検知にもとづく自動制御ではない。
御フローを示すように、サーキュレータ1の稼働スイッ
チがONになると、ステップS1で制御装置41は、温
度検知器T1から検知信号を受けて天井側の温度を検出
してこれを記憶する。
風開始時には、例えば、ロウの出力でクロスフローファ
ン29を駆動し、ステップS3で、タイマーによるカウ
ントで、所定時間を経過したか否かを判断し、経過した
場合には、ステップS4で再び、温度検知器T1から検
知信号を受ける。この所定時間は、クロスフローファン
29の送風により、ダクトないの空気を排出するのに要
する時間であり、温度検知器T1に床側の空気が到達す
る時間あるいはそれ以上の時間である。従って、ステッ
プS4で測定した温度は床側の空気温度になる。
た温度t1とステップS2で測定した温度t2とから、
演算手段43が温度差の絶対値|t1−t2|を演算
し、ステップS6で、この温度差の絶対値が上述の停
止、ロウ、ミドル、ハイの4段階の値の範囲にあるか否
か判断し、それに応じて出力を変更するか否かを判断す
る。この絶対値が例えば、ミドルの値の範囲内にある場
合には、ステップS7でクロスフローファン29の出力
をミドルに変更した後、ステップS3に戻る。
に加えて、温度検知器がT1の一つのみであるから、装
置全体の構成を簡易にできる。
すものであり、クロスフローファン29を下開口部17
側に配置し、温度検知器T1を天井側に配置した例を示
したものであり、図11に示す場合と同様な効果を得る
ことができる。
の形態と同様に一つの温度検知器T1を用いて天井側と
床側との温度差を求めるものであるが、制御装置41に
おける制御方法が異なる。即ち、図12に示す第6実施
の形態において、ステップS3では、ダクト内の空気が
排出される時間をカウントしたが、この第7実施の形態
では、数秒をカウントし、ステップS4、S5では、検
出温度と時間との関係における温度の変化率を求め、こ
の温度変化率から床側と天井側との温度差を推定するも
のである。温度変化率と、床側と天井側との温度差との
相関関係は、予め実験等により求めておくものであり、
制御装置が記憶している。
と同様に簡易な構成で天井側温度と床側温度の温度差を
求めることができるとともに、ダクト内の空気の排出時
間が経過することを必要としないから、短時間でクロス
フローファン29の出力を適切に制御できる。
T1は、クロスフローファン29の下流側に限らず、上
流側やあるいは、クロスフローファン29から離れた位
置であっても、床側の風が天井側に流れる場所であれば
いずれでもよい。
は、温度検知器T1及びT2が検知した温度に基づいて
上開口部27に設けられた風向羽45の吹き出し方向を
変更するものである。即ち、この第8実施の形態にかか
るサーキュレータ1は、上開口部27に風向羽45を備
え、この風向羽45は、制御装置41に接続されてお
り、温度検知器T1及びT2が検知した床側と天井側と
の温度差を制御装置41が演算し、この演算値に基づい
て制御装置41からの制御信号に応答して上開口部27
から吹き出す風向きを変える構成になっている。尚、風
向羽45は、上下に吹き出し方向を変えるものであり、
上(又は水平方向)、中、下等の段階的に変えたり、上
から下に細かい角度(例えば1°づつ)で滑らかに吹き
出し方向を変化できる構成としてもよい。これらの吹き
出し方向の制御は、例えば、ステップモータにより角度
制御が可能である。
1の稼働スイッチがONになると、ステップS1で制御
装置41は、温度検知器T1及びT2から検知信号を受
けて天井側の温度と、床側の温度T2を検出して、これ
らの温度差に基づいた送風方向、例えば図15に示すよ
うに、風向羽45を水平方向に向けて送風する。
ップS3で、タイマーによるカウントが、所定時間を経
過したか否かを判断し、経過した場合には、ステップS
4で再び、温度検知器T1及びT2から検知信号を受け
て、演算手段43がステップS5で床側と天井側との温
度差の絶対値|t1−t2|を演算し、ステップS6
で、この温度差の絶対値が風向羽の位置が、上述の水
平、下向き60°、下向き30°の3段階の値の範囲に
あるか否か判断し、それに応じて風向羽の位置を変更す
るか否かを判断する。この絶対値が例えば、下向き60
°の値の範囲内にある場合には、ステップS7で風向羽
の風向位置を下向き60°に変更した後、ステップS3
に戻る。
向(又は上向き)にある場合には、上開口部27から送
風される風は室内の遠くまで送風されて、室内の端にま
で至ので、室内全体の空気に対して床側と天井側との空
気を入れ換えることができ、空調効率を高めることがで
きる。
下向き(例えば、下向き60°や下向き30°)の場合
には、上開口部27から送風される風は、室内の端にま
で至らず、例えば上開口部27付近の限られた室内の一
部(サーキュレータ1側)の空間の範囲で循環するの
で、空調効率はそれほど高くないものの、床側にいる人
Sには空気の流れがほとんど生じないので、体感風は極
めて少なくできる。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例
えば、上述した、検知温度に基づいて送風量(または風
速)または、風向を変えることに限らず、これらを組み
合わせて、風量(または風速)と風向とを組み合わせて
変えるものであってもよい。
1、T2に変えて、一つの輻射温度検知器を設け、この
温度検知器を目標である天井や床に照準を合わせて床側
と天井側とのそれぞれの温度を検知するものであっても
よい。
ーファン29の出力の変更に限らず、送風通路を絞った
り、上開口部27の面積を変化させたり、複数のファン
及びモータの組を持って作動するものの組数を変えた
り、ファンの羽根の角度を変化させたり、出力の異なる
ファンを複数個持ってこれらを切り換える等の他の手段
によるものであってもよい。
おける床側の空気を下開口部から取り入れて天井側の上
開口部から送風するものであるから、体感風による不快
感を低減でき、且つ室内における空調効果を高めること
ができる。送風制御手段では、上開口部から吹き出す風
の風量や風速を一定としないで、変化を与えて吹き出さ
せるので、省エネルギー化を図りつつ空調効果を高める
ことができる。また、室内空気に種々の流れを生じさせ
ることから、更に、体感風を低減できる。
手段が、送風機の電圧、電流又は周波数等の出力を変化
させることによって、容易に風量または風速を変化させ
ることができる。
手段により計測した時間経過にともなって、送風機の出
力を周期的に変化させて出力を制御するから、制御が容
易である。
手段により計測した時間経過にともなって、出力変化手
段が、予め設定した出力を選択して出力を変化させるの
で、制御が容易である。
り出力値を特定して、送風機の出力値を決定するので、
送風量や風速をランダムに変化でき、空調効果を高める
ことができるとともに、体感風を低減できる。
手段により計測した時間経過にともなって、送風機の出
力を周期的に且つ連続的に変化させて出力を制御するか
ら、滑らかな制御ができるとともに制御が容易である。
ける床側の空気を下開口部から取り入れて天井側の上開
口部から送風するものであるから、体感風による不快感
を低減でき、且つ室内における空調効果を高めることが
できる。更に、室内の天井側と床側との温度差により送
風機を駆動するので、自動制御ができしかも省エネルギ
ー化を図ることができる。一定値は、予め設定した値で
あり、使用者の操作によって設定しても良い。
床側とに温度検知器を設け、これらの検知温度に基づい
て送風機の駆動を制御するので、簡易な構成で自動制御
を実現できる。
風通路の上開口部近傍に配置する1個の温度検知器で足
り、構成が簡易である。
送風方向上流側に配置するのみであるから、1個の温度
検知器で足り、構成が簡易である。
と床側との温度差に応じて、送風機の出力を変化させる
ので、効果的な空調を行ないつつ、体感風を最小限に低
減できる。
化手段が、天井側と床側との温度差に応じて、送風機の
出力を変化させるので、省エネルギー化を図ることがで
きる。
おける床側の空気を下開口部から取り入れて天井側の上
開口部から送風するものであるから、室内における床側
の空気を下開口部から取り入れて天井側の上開口部から
送風するものであるから、体感風による不快感を低減で
き、且つ室内における空調効果を高めることができる。
更に、風向変化手段が上開口部から送風する風向を変化
させるので、種々の方向の流れにより室内の空気を効果
的に置換でき、空調効果を高めることができ、体感風も
低減できる。
と床側との温度差が高い場合には、送室全体に渡る方向
に送風して空調効果を高め、温度差が小さい場合には、
室内の空気の流れを小さい範囲になる方向に送風し、体
感風を低減できる。
側との温度差が所定値よりも大きい場合には、室内の空
気の流れを広くして空調効果を高め、温度差が所定値よ
りも小さい場合には、送風方向を下向きにして、室内の
空気の流れを小さい範囲にして、体感風を低減できる。
る。
ラフ図である。
タの設置状態を示した図であり、(A)は正面図、
(B)は側面図である。
係を示す図である。
と送風機に供給する電圧との関係を示すグラフ図であ
る。
と送風機に供給する電圧との関係を示すグラフ図であ
る。
と送風機に供給する電圧との関係を示すグラフ図であ
る。
的構成を示す断面図である。
御フローを示す図である。
略的構成を示す断面図である。
御フローを示す図である。
略的構成を示す断面図である。
略的構成を示す断面図である。
略的構成を示す断面図である。
略的構成を示す断面図である。
御フローを示す図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 室内の床側に配置される下開口部と、室
内の天井側に配置される上開口部と、下開口部と上開口
部とを連通する送風通路と、下開口部から取り入れた室
内空気を上開口部から送風する送風機とを備えたサーキ
ュレータであって、 前記上開口部から送風する風量又は風速を変化させる送
風制御手段を備えることを特徴とするサーキュレータ。 - 【請求項2】 前記送風制御手段は、送風機の出力を変
化させる出力変化手段であることを特徴とする請求項1
に記載のサーキュレータ。 - 【請求項3】 前記送風制御手段は、タイマー手段を備
え、タイマー手段により計測した経過時間に応じて、前
記出力変化手段が送風機の出力を周期的に変化させるこ
とを特徴とする請求項2に記載のサーキュレータ。 - 【請求項4】 前記出力変化手段は、予め設定された複
数の出力値を有しており、タイマー手段で計測した経過
時間毎に出力変化手段が送風機の出力を順次異なる出力
値に切り換えることを特徴とする請求項3に記載のサー
キュレータ。 - 【請求項5】 前記送風制御手段は、前記タイマー手段
が計測した経過時間毎にランダムに出力信号を特定する
乱数手段と、この乱数手段により特定された出力信号を
前記出力変化手段に発して前記送風機の出力を特定する
ことで、無秩序に送風量を変えることを特徴とする請求
項4に記載のサーキュレータ。 - 【請求項6】 前記送風制御手段は、前記タイマー手段
の経過時間に従って、連続して出力を増減することによ
って送風機の出力を連続変化させることを特徴とする請
求項3に記載のサーキュレータ。 - 【請求項7】 室内の床側に配置される下開口部と、室
内の天井側に配置される上開口部と、下開口部と上開口
部とを連通する送風通路と、下開口部から取り入れた室
内空気を上開口部から送風する送風機とを備えたサーキ
ュレータであって、 室内の床側温度と天井側温度との温度差を検出する温度
差検出手段と、この温度差検出手段により検出した温度
差に応じて前記送風機の駆動を制御する制御手段と、を
備えることを特徴とするサーキュレータ。 - 【請求項8】 前記温度差検出手段は、室内の床側温度
を検出する下温度検知器と、室内の天井側温度を検知す
る上温度検知器と、前記下温度検知器と前記上温度検知
器とにより検知した温度差を演算する演算手段とを備え
ることを特徴とする請求項7に記載のサーキュレータ。 - 【請求項9】 前記温度検出手段は、上開口部の近傍に
配置した上温度検知器のみを備え、前記送風機の作動開
始後において、送風通路内の空気を排出して、床側の空
気を吹き出す時間を経過した後、再度温度を検知して床
側の検知温度とすることを特徴とする請求項7に記載の
サーキュレータ。 - 【請求項10】 前記温度検出手段は、送風機の送風方
向上流側に配置した温度検知器と、前記送風機の作動開
始後における経過時間に対する検知温度の変化率を測定
して室内の床側と天井側との温度差を推定する温度差推
定手段とを備えることを特徴とする請求項7に記載のサ
ーキュレータ。 - 【請求項11】 前記送風制御手段は、前記温度差検出
手段が検知した温度差に応じて、上開口部からの送風量
又は風速を変化させる出力変化手段を備えることを特徴
とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載のサーキ
ュレータ。 - 【請求項12】 前記出力変化手段は、送風機の出力を
変化させることを特徴とする請求項11に記載のサーキ
ュレータ。 - 【請求項13】 室内の床側に配置される下開口部と、
室内の天井側に配置される上開口部と、下開口部と上開
口部とを連通する送風通路と、下開口部から取り入れた
室内空気を上開口部から送風する送風機とを備えたサー
キュレータであって、 前記上開口部から送風する送風方向を変化させる風向制
御手段を備えることを特徴とするサーキュレータ。 - 【請求項14】 前記サーキュレータは、室内の床側温
度と天井側温度との温度差を検出する温度差検出手段を
更に備え、前記風向変化手段は、この温度差検出手段に
より検出した温度差の値に応じて送風方向を変化させる
ことを特徴とする請求項13に記載のサーキュレータ。 - 【請求項15】 前記風向変化手段は、この温度差検出
手段により検出した温度差の値が一定値を越えると上方
に向けて送風することを特徴とする請求項14に記載の
サーキュレータ。
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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JPH1183103A true JPH1183103A (ja) | 1999-03-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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1997
- 1997-09-05 JP JP25771097A patent/JP3811554B2/ja not_active Expired - Fee Related
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