JPH1183065A - エアコン用前面パネルとその前面パネルの補強方法 - Google Patents
エアコン用前面パネルとその前面パネルの補強方法Info
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- JPH1183065A JPH1183065A JP9236148A JP23614897A JPH1183065A JP H1183065 A JPH1183065 A JP H1183065A JP 9236148 A JP9236148 A JP 9236148A JP 23614897 A JP23614897 A JP 23614897A JP H1183065 A JPH1183065 A JP H1183065A
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- Japan
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- front surface
- panel
- air conditioner
- rib
- sheet
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 前面パネルのリブだけに保護シートを簡単に
取り付けること。 【解決手段】 パネル本体３に多数の吸気用スリット４
が所定間隔をおいて平行に形成されたエアコン用前面パ
ネルであって、前記各スリット４間のリブ５の前面５ａ
が前記パネル本体３の前面３ａよりも所定間隔αだけ若
干前方に突出され、その各リブ５の前面５ａに図形入り
保護シート１１ａが熱転写されている。
取り付けること。 【解決手段】 パネル本体３に多数の吸気用スリット４
が所定間隔をおいて平行に形成されたエアコン用前面パ
ネルであって、前記各スリット４間のリブ５の前面５ａ
が前記パネル本体３の前面３ａよりも所定間隔αだけ若
干前方に突出され、その各リブ５の前面５ａに図形入り
保護シート１１ａが熱転写されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に家庭用のエア
コンデショナー（以下エアコンと称する）において、室
内機と室外機とが分離している所謂セパレートタイプに
ついては室内機の前面パネルに関し、室内機と室外機と
が一体化されている所謂窓用タイプについては室内側部
分の前面パネルに関するものであって、更に、その前面
パネルの補強方法に関する。
コンデショナー（以下エアコンと称する）において、室
内機と室外機とが分離している所謂セパレートタイプに
ついては室内機の前面パネルに関し、室内機と室外機と
が一体化されている所謂窓用タイプについては室内側部
分の前面パネルに関するものであって、更に、その前面
パネルの補強方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、所謂セパレートタイプのエアコン
における室内機の一例として図５に示すものがある。こ
れは、下部に送風口１ａを形成したエアコン本体１の前
面に合成樹脂製前面パネル２を取り付けたものであっ
て、該前面パネル２のパネル本体３に多数の水平方向に
延びる吸気用スリット４が所定間隔をおいて平行に形成
され、該各スリット４間のリブ５の前面５ａがパネル本
体３の前面３ａと面一状に形成されている。なお、６は
熱交換器、７は送風ファンである。
における室内機の一例として図５に示すものがある。こ
れは、下部に送風口１ａを形成したエアコン本体１の前
面に合成樹脂製前面パネル２を取り付けたものであっ
て、該前面パネル２のパネル本体３に多数の水平方向に
延びる吸気用スリット４が所定間隔をおいて平行に形成
され、該各スリット４間のリブ５の前面５ａがパネル本
体３の前面３ａと面一状に形成されている。なお、６は
熱交換器、７は送風ファンである。
【０００３】前記室内機は、機能美を重視して製作され
ており、室内インテリアとしての装飾美を重視して製作
されていなかった。そこで、本発明の発明者は、機能美
だけでなく装飾美も備えた室内機を提案した（特願平０
９−０８５４２１号）。これは、図６及び図７（ａ）に
示すように、パネル本体３の前面３ａに上下両端のスリ
ット４に沿って一対の粘着テープ製トリミング用マスク
８を貼着すると共に、供給リール９と巻取リール１０と
の間に張設した離型紙１１をパネル本体３の前面３ａに
対向させ、図７（ｂ）に示すように、加熱した熱転写ロ
ール１２を離型紙１１を介してパネル本体３の前面３ａ
に押し付けて転動させることにより、離型紙１１上の図
柄入り保護シート１１ａをリブ５の前面５ａに熱転写し
た後、離型紙１１をパネル本体３の前面３ａから引き離
すと共に、マスク８をパネル本体３の前面３ａから剥離
することにより、図７（ｃ）に示すように、各リブ５の
前面５ａを図柄入り保護シート１１ａで装飾するように
したものである。
ており、室内インテリアとしての装飾美を重視して製作
されていなかった。そこで、本発明の発明者は、機能美
だけでなく装飾美も備えた室内機を提案した（特願平０
９−０８５４２１号）。これは、図６及び図７（ａ）に
示すように、パネル本体３の前面３ａに上下両端のスリ
ット４に沿って一対の粘着テープ製トリミング用マスク
８を貼着すると共に、供給リール９と巻取リール１０と
の間に張設した離型紙１１をパネル本体３の前面３ａに
対向させ、図７（ｂ）に示すように、加熱した熱転写ロ
ール１２を離型紙１１を介してパネル本体３の前面３ａ
に押し付けて転動させることにより、離型紙１１上の図
柄入り保護シート１１ａをリブ５の前面５ａに熱転写し
た後、離型紙１１をパネル本体３の前面３ａから引き離
すと共に、マスク８をパネル本体３の前面３ａから剥離
することにより、図７（ｃ）に示すように、各リブ５の
前面５ａを図柄入り保護シート１１ａで装飾するように
したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、各スリ
ット４間のリブ５の前面５ａがパネル本体３の前面３ａ
と面一状に形成されており、該パネル本体３の前面３ａ
に図柄が熱転写されないようにするため、そのパネル本
体３の前面３ａにトリミング用マスク８を貼着している
が、これでは、そのマスク８の貼着及び剥離に手間がか
かると共に、工程数が増加し、製作費が高くつく。
ット４間のリブ５の前面５ａがパネル本体３の前面３ａ
と面一状に形成されており、該パネル本体３の前面３ａ
に図柄が熱転写されないようにするため、そのパネル本
体３の前面３ａにトリミング用マスク８を貼着している
が、これでは、そのマスク８の貼着及び剥離に手間がか
かると共に、工程数が増加し、製作費が高くつく。
【０００５】本発明は、上記欠点に鑑み、前面パネルの
リブだけに保護シートを簡単に取り付けることができる
ようにしたエアコン用前面パネルとその前面パネルの補
強方法を提供することを目的としている。
リブだけに保護シートを簡単に取り付けることができる
ようにしたエアコン用前面パネルとその前面パネルの補
強方法を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、パネル本体に多数の吸気用
スリットが所定間隔をおいて平行に形成されたエアコン
用前面パネルであって、前記各スリット間のリブの前面
が前記パネル本体の前面よりも若干前方に突出され、そ
の各リブの前面に保護シートが取り付けられていること
を特徴としている。
め、請求項１記載の発明は、パネル本体に多数の吸気用
スリットが所定間隔をおいて平行に形成されたエアコン
用前面パネルであって、前記各スリット間のリブの前面
が前記パネル本体の前面よりも若干前方に突出され、そ
の各リブの前面に保護シートが取り付けられていること
を特徴としている。
【０００７】上記構成において、例えば保護シートを各
リブに熱転写する場合には、該保護シートをパネル本体
の前面に対向させた後、加熱圧着手段により前記保護シ
ートを各リブの前面に押し付けるだけで、保護シートを
各リブに簡単に熱転写することができる。
リブに熱転写する場合には、該保護シートをパネル本体
の前面に対向させた後、加熱圧着手段により前記保護シ
ートを各リブの前面に押し付けるだけで、保護シートを
各リブに簡単に熱転写することができる。
【０００８】この場合、各スリット間のリブの前面がパ
ネル本体の前面よりも若干前方に突出されているので、
各リブの前面だけに保護シートを熱転写などにより簡単
に取り付けることができ、冒頭に述べたトリミング用マ
スクを用いなくてもよいから、手間がかからず、工程数
を減少させて、製作費を安くすることができる。
ネル本体の前面よりも若干前方に突出されているので、
各リブの前面だけに保護シートを熱転写などにより簡単
に取り付けることができ、冒頭に述べたトリミング用マ
スクを用いなくてもよいから、手間がかからず、工程数
を減少させて、製作費を安くすることができる。
【０００９】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、前記保護シートに意匠が施されていること
を特徴としている。
明において、前記保護シートに意匠が施されていること
を特徴としている。
【００１０】上記構成によれば、保護シートに施した意
匠（図形）により、前面パネルを室内インテリアとして
利用することができる。
匠（図形）により、前面パネルを室内インテリアとして
利用することができる。
【００１１】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明において、パネル本体がエアコン本体に着脱可能に取
り付けられていることを特徴としている。
明において、パネル本体がエアコン本体に着脱可能に取
り付けられていることを特徴としている。
【００１２】上記構成によれば、意匠の異なる例えば春
夏秋冬用の複数種類の前面パネルを予め用意しておき、
該各前面パネルを適宜交換することにより、その前面パ
ネルを季節に合わせた室内インテリアとして利用するこ
とができる。
夏秋冬用の複数種類の前面パネルを予め用意しておき、
該各前面パネルを適宜交換することにより、その前面パ
ネルを季節に合わせた室内インテリアとして利用するこ
とができる。
【００１３】請求項４記載の発明は、請求項１から３の
いずれかに記載の発明において、前記保護シートが合成
樹脂シートからなり、その合成樹脂シートが前記各リブ
の前面に熱転写されていることを特徴としている。
いずれかに記載の発明において、前記保護シートが合成
樹脂シートからなり、その合成樹脂シートが前記各リブ
の前面に熱転写されていることを特徴としている。
【００１４】上記構成によれば、合成樹脂シートを熱転
写により各リブの前面に強固に一体化させて、その各リ
ブを補強することができる。
写により各リブの前面に強固に一体化させて、その各リ
ブを補強することができる。
【００１５】請求項５記載の発明は、請求項４記載の発
明において、前記保護シートがポリプロピレン製シート
からなることを特徴としている。
明において、前記保護シートがポリプロピレン製シート
からなることを特徴としている。
【００１６】上記構成によれば、各リブの前面に機械的
強度に優れたポリプロピレン製シートを熱転写している
ので、該各リブをブラシなどで洗浄する際にも、その各
リブの前面を傷付けられたり損傷されたりしないように
保護することができる。
強度に優れたポリプロピレン製シートを熱転写している
ので、該各リブをブラシなどで洗浄する際にも、その各
リブの前面を傷付けられたり損傷されたりしないように
保護することができる。
【００１７】請求項６記載の発明は、請求項１から３の
いずれかに記載の発明において、前記保護シートが金属
箔からなり、その金属箔が前記各リブの前面に貼着され
ていることを特徴としている。
いずれかに記載の発明において、前記保護シートが金属
箔からなり、その金属箔が前記各リブの前面に貼着され
ていることを特徴としている。
【００１８】上記構成によれば、金属箔により各リブの
前面を確実に補強することができる。
前面を確実に補強することができる。
【００１９】請求項７記載の発明は、請求項６記載の発
明において、前記保護シートがアルミ製箔からなること
を特徴としている。
明において、前記保護シートがアルミ製箔からなること
を特徴としている。
【００２０】上記構成によれば、柔軟性に優れたアルミ
製箔を各リブの前面に確実に取り付けることができる。
製箔を各リブの前面に確実に取り付けることができる。
【００２１】請求項８記載の発明は、パネル本体に多数
の吸気用スリットが所定間隔をおいて平行に形成された
エアコン用前面パネルの前記各スリット間のリブの前面
を前記パネル本体の前面よりも若干前方に突出させ、前
記パネル本体の前面に対向して保護シートを配置し、加
熱圧着手段により前記保護シートを前記各リブの前面に
熱転写するようにしたことを特徴としている。
の吸気用スリットが所定間隔をおいて平行に形成された
エアコン用前面パネルの前記各スリット間のリブの前面
を前記パネル本体の前面よりも若干前方に突出させ、前
記パネル本体の前面に対向して保護シートを配置し、加
熱圧着手段により前記保護シートを前記各リブの前面に
熱転写するようにしたことを特徴としている。
【００２２】上記構成によれば、トリミング用マスクを
用いなくても、加熱圧着手段により保護シートを各リブ
の前面に押し付けるだけで、その保護シートを各リブの
前面に簡単に熱転写することができる。
用いなくても、加熱圧着手段により保護シートを各リブ
の前面に押し付けるだけで、その保護シートを各リブの
前面に簡単に熱転写することができる。
【００２３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明の実施の一
形態である前面パネル２を取り付けたエアコンの室内機
を示すものであって、前記前面パネル２の各リブ５の前
面５ａがパネル本体３の前面３ａよりも所定間隔α（例
えば０．２〜０．３ｍｍ程度）だけ若干前方に突出さ
れ、その各リブ５の前面５ａに保護シート１１ａが熱転
写され、前面パネル２の上部後端がヒンジ１３を介して
エアコン本体１の上部に取り付けられている。なお、１
４は送風口１ａに設けた開閉蓋であって、送風時に開放
される。上記以外の構成で図５に示すものと同じ部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明の実施の一
形態である前面パネル２を取り付けたエアコンの室内機
を示すものであって、前記前面パネル２の各リブ５の前
面５ａがパネル本体３の前面３ａよりも所定間隔α（例
えば０．２〜０．３ｍｍ程度）だけ若干前方に突出さ
れ、その各リブ５の前面５ａに保護シート１１ａが熱転
写され、前面パネル２の上部後端がヒンジ１３を介して
エアコン本体１の上部に取り付けられている。なお、１
４は送風口１ａに設けた開閉蓋であって、送風時に開放
される。上記以外の構成で図５に示すものと同じ部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【００２４】前記保護シート１１ａは、例えば機械的強
度に優れたポリプロピレンなどの合成樹脂製のシートか
らなり、図形（意匠）が印刷されている。
度に優れたポリプロピレンなどの合成樹脂製のシートか
らなり、図形（意匠）が印刷されている。
【００２５】上記構成によれば、保護シート１１ａに施
した図形により、前面パネル２を室内インテリアとして
利用することができると共に、各リブ５をブラシなどで
洗浄する際にも、その各リブ５の前面５ａを傷付けられ
たり損傷されたりしないように保護することができる。
した図形により、前面パネル２を室内インテリアとして
利用することができると共に、各リブ５をブラシなどで
洗浄する際にも、その各リブ５の前面５ａを傷付けられ
たり損傷されたりしないように保護することができる。
【００２６】前記ヒンジ１３は、図１及び図２に示すよ
うに、パネル本体３の裏面上端に所定間隔をおいて複数
突設された枢支軸１３ａ付き突起部１３ｂと、該各枢支
軸１３ａに対向してエアコン本体１の前面に形成したフ
ック部１３ｃとからなっており、各枢支軸１３ａを各フ
ック部１３ｃに係合させることにより、前面パネル２を
ヒンジ１３を介してエアコン本体１に回動可能に取り付
けることができる（図１の２点鎖線参照）と共に、枢支
軸１３ａをフック部１３ｃから離脱させることにより、
前面パネル２をエアコン本体１から取り外すことができ
る（図１の１点鎖線参照）。
うに、パネル本体３の裏面上端に所定間隔をおいて複数
突設された枢支軸１３ａ付き突起部１３ｂと、該各枢支
軸１３ａに対向してエアコン本体１の前面に形成したフ
ック部１３ｃとからなっており、各枢支軸１３ａを各フ
ック部１３ｃに係合させることにより、前面パネル２を
ヒンジ１３を介してエアコン本体１に回動可能に取り付
けることができる（図１の２点鎖線参照）と共に、枢支
軸１３ａをフック部１３ｃから離脱させることにより、
前面パネル２をエアコン本体１から取り外すことができ
る（図１の１点鎖線参照）。
【００２７】上記構成によれば、図形の異なる例えば春
夏秋冬用の複数種類の前面パネル２を予め用意してお
き、該各前面パネル２を適宜交換することにより、その
前面パネル２を季節に合わせた室内インテリアとして利
用することができる。
夏秋冬用の複数種類の前面パネル２を予め用意してお
き、該各前面パネル２を適宜交換することにより、その
前面パネル２を季節に合わせた室内インテリアとして利
用することができる。
【００２８】前面パネル２の補強方法を説明すると、図
３及び図４（ａ）に示すように、供給リール９と巻取リ
ール１０との間に張設した離型紙１１をパネル本体３の
前面３ａに対向させ、図４（ｂ）に示すように、加熱し
た熱転写スタンプ（加熱圧着手段）１６を離型紙１１を
介してパネル本体３の前面３ａに押し付けることによ
り、離型紙１１上の図柄（意匠）入り保護シート１１ａ
をリブ５の前面５ａに熱転写した後、離型紙１１をパネ
ル本体３の前面３ａから引き離すことにより、図４
（ｃ）に示すように、保護シート１１ａにより各リブ５
の前面５ａを補強すると共に装飾した前面パネル２を得
ることができる。
３及び図４（ａ）に示すように、供給リール９と巻取リ
ール１０との間に張設した離型紙１１をパネル本体３の
前面３ａに対向させ、図４（ｂ）に示すように、加熱し
た熱転写スタンプ（加熱圧着手段）１６を離型紙１１を
介してパネル本体３の前面３ａに押し付けることによ
り、離型紙１１上の図柄（意匠）入り保護シート１１ａ
をリブ５の前面５ａに熱転写した後、離型紙１１をパネ
ル本体３の前面３ａから引き離すことにより、図４
（ｃ）に示すように、保護シート１１ａにより各リブ５
の前面５ａを補強すると共に装飾した前面パネル２を得
ることができる。
【００２９】上記構成によれば、各リブ５の前面５ａが
パネル本体３の前面３ａよりも若干前方に突出されてい
るので、トリミング用マスク８（図６参照）を用いなく
ても、各リブ５の前面だけに保護シート１１ａを熱転写
することができる。
パネル本体３の前面３ａよりも若干前方に突出されてい
るので、トリミング用マスク８（図６参照）を用いなく
ても、各リブ５の前面だけに保護シート１１ａを熱転写
することができる。
【００３０】上記実施の形態では、熱転写スタンプ１６
により保護シート１１ａを各リブ５の前面５ａに熱転写
したが、これに限定されるわけではなく、熱転写スタン
プ１６の代わりに熱転写ロール１２（図６参照）を用い
てもよい。また、保護シート１１ａをポリプロピレン以
外の合成樹脂やアルミ製箔などの金属箔で形成してもよ
く、これによって、金属箔の場合には、各リブ５の前面
５ａを確実に補強することができると共に、アルミ製箔
の場合には、柔軟性に優れているので、保護シート１１
ａを各リブ５の前面５ａに確実に取り付けることができ
る。更に、図柄入り保護シート１１ａを各リブ５の前面
５ａにスクリーン印刷してもよい。なお、吸気用スリッ
ト４間のリブ５の前面５ａが単に前方に突出しているだ
けのものは特開昭５４−７１８４１号公報などで知られ
ているが、これは、リブ５の前面５ａに保護シートを施
したものはないし、リブ５の前面５ａの保護を考慮した
エアコンは今まで皆無である。
により保護シート１１ａを各リブ５の前面５ａに熱転写
したが、これに限定されるわけではなく、熱転写スタン
プ１６の代わりに熱転写ロール１２（図６参照）を用い
てもよい。また、保護シート１１ａをポリプロピレン以
外の合成樹脂やアルミ製箔などの金属箔で形成してもよ
く、これによって、金属箔の場合には、各リブ５の前面
５ａを確実に補強することができると共に、アルミ製箔
の場合には、柔軟性に優れているので、保護シート１１
ａを各リブ５の前面５ａに確実に取り付けることができ
る。更に、図柄入り保護シート１１ａを各リブ５の前面
５ａにスクリーン印刷してもよい。なお、吸気用スリッ
ト４間のリブ５の前面５ａが単に前方に突出しているだ
けのものは特開昭５４−７１８４１号公報などで知られ
ているが、これは、リブ５の前面５ａに保護シートを施
したものはないし、リブ５の前面５ａの保護を考慮した
エアコンは今まで皆無である。
【００３１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、各スリッ
ト間のリブの前面がパネル本体の前面よりも若干前方に
突出されているので、各リブの前面だけに保護シートを
熱転写などにより簡単に取り付けることができ、冒頭に
述べたトリミング用マスクを用いなくてもよいから、手
間がかからず、工程数を減少させて、製作費を安くする
ことができる。
ト間のリブの前面がパネル本体の前面よりも若干前方に
突出されているので、各リブの前面だけに保護シートを
熱転写などにより簡単に取り付けることができ、冒頭に
述べたトリミング用マスクを用いなくてもよいから、手
間がかからず、工程数を減少させて、製作費を安くする
ことができる。
【００３２】請求項２記載の発明によれば、保護シート
に施した意匠により、前面パネルを室内インテリアとし
て利用することができる。
に施した意匠により、前面パネルを室内インテリアとし
て利用することができる。
【００３３】請求項３記載の発明によれば、意匠の異な
る例えば春夏秋冬用の複数種類の前面パネルを予め用意
しておき、該各前面パネルを適宜交換することにより、
その前面パネルを季節に合わせた室内インテリアとして
利用することができる。
る例えば春夏秋冬用の複数種類の前面パネルを予め用意
しておき、該各前面パネルを適宜交換することにより、
その前面パネルを季節に合わせた室内インテリアとして
利用することができる。
【００３４】請求項４記載の発明によれば、合成樹脂シ
ートを熱転写により各リブの前面に強固に一体化させ
て、その各リブを補強することができる。
ートを熱転写により各リブの前面に強固に一体化させ
て、その各リブを補強することができる。
【００３５】請求項５記載の発明によれば、各リブの前
面に機械的強度に優れたポリプロピレン製シートを熱転
写しているので、該各リブをブラシなどで洗浄する際に
も、その各リブの前面を傷付けられたり損傷されたりし
ないように保護することができる。
面に機械的強度に優れたポリプロピレン製シートを熱転
写しているので、該各リブをブラシなどで洗浄する際に
も、その各リブの前面を傷付けられたり損傷されたりし
ないように保護することができる。
【００３６】請求項６記載の発明によれば、金属箔によ
り各リブの前面を確実に補強することができる。
り各リブの前面を確実に補強することができる。
【００３７】請求項７記載の発明によれば、柔軟性に優
れたアルミ製箔を各リブの前面に確実に取り付けること
ができる。
れたアルミ製箔を各リブの前面に確実に取り付けること
ができる。
【００３８】請求項８記載の発明によれば、トリミング
用マスクを用いなくても、加熱圧着手段により保護シー
トを各リブの前面に押し付けるだけで、その保護シート
を各リブの前面に簡単に熱転写することができる。
用マスクを用いなくても、加熱圧着手段により保護シー
トを各リブの前面に押し付けるだけで、その保護シート
を各リブの前面に簡単に熱転写することができる。
【図１】 本発明の実施の一形態である前面パネルを取
り付けたエアコンの室内機を示す一部切り欠き側面図で
ある。
り付けたエアコンの室内機を示す一部切り欠き側面図で
ある。
【図２】 同正面図である。
【図３】 同前面パネルの補強方法を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図４】 （ａ）〜（ｃ）は同補強方法の手順を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図５】 従来の室内機の一部切り欠き側面図である。
【図６】 同前面パネルの補強方法を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図７】 （ａ）〜（ｃ）は同補強方法の手順を示す概
略側面図である。
略側面図である。
１ エアコン本体 ２ 前面パネル ３ パネル本体 ３ａ パネル本体の前面 ４ 吸気用スリット ５ リブ ５ａ リブの前面 １１ａ 保護シート １６ 熱転写スタンプ（加熱圧着手段）
Claims (8)
- 【請求項１】 パネル本体に多数の吸気用スリットが所
定間隔をおいて平行に形成されたエアコン用前面パネル
であって、前記各スリット間のリブの前面が前記パネル
本体の前面よりも若干前方に突出され、その各リブの前
面に保護シートが取り付けられていることを特徴とする
エアコン用前面パネル。 - 【請求項２】 前記保護シートに意匠が施されているこ
とを特徴とする請求項１記載のエアコン用前面パネル。 - 【請求項３】 パネル本体がエアコン本体に着脱可能に
取り付けられていることを特徴とする請求項２記載のエ
アコン用前面パネル。 - 【請求項４】 前記保護シートが合成樹脂シートからな
り、その合成樹脂シートが前記各リブの前面に熱転写さ
れていることを特徴とする請求項１から３までのいずれ
かに記載のエアコン用前面パネル。 - 【請求項５】 前記保護シートがポリプロピレン製シー
トからなることを特徴とする請求項４記載のエアコン用
前面パネル。 - 【請求項６】 前記保護シートが金属箔からなり、その
金属箔が前記各リブの前面に貼着されていることを特徴
とする請求項１から３のいずれかに記載のエアコン用前
面パネル。 - 【請求項７】 前記保護シートがアルミ製箔からなるこ
とを特徴とする請求項６記載のエアコン用前面パネル。 - 【請求項８】 パネル本体に多数の吸気用スリットが所
定間隔をおいて平行に形成されたエアコン用前面パネル
の前記各スリット間のリブの前面を前記パネル本体の前
面よりも若干前方に突出させ、前記パネル本体の前面に
対向して保護シートを配置し、加熱圧着手段により前記
保護シートを前記各リブの前面に熱転写するようにした
ことを特徴とするエアコン用前面パネルの補強方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23614897A JP3226159B2 (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | エアコン用前面パネルとその前面パネルの補強方法 |
| IL12339098A IL123390A (en) | 1997-04-03 | 1998-02-19 | Air conditioning system |
| US09/028,049 US6018955A (en) | 1997-04-03 | 1998-02-23 | Air conditioning and front panel therefor and method and apparatus for making, using, and reinforcing same |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100402619B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2003-10-17 | 주식회사 엘지이아이 | 공기조화기의 실내기 |
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| JP2015020381A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 豊田合成株式会社 | 被加飾部材の加飾方法及び加飾部材 |
-
1997
- 1997-09-01 JP JP23614897A patent/JP3226159B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| KR100402619B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2003-10-17 | 주식회사 엘지이아이 | 공기조화기의 실내기 |
| EP1953461A1 (en) * | 2007-01-26 | 2008-08-06 | LG Electronics Inc. | Indoor unit of an air conditioner with moving front panels to suck air from a front and discharge air vertically |
| JP2015020381A (ja) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | 豊田合成株式会社 | 被加飾部材の加飾方法及び加飾部材 |
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