JPH1182836A - 濁液用スイベルジョイント - Google Patents
濁液用スイベルジョイントInfo
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- JPH1182836A JPH1182836A JP9259322A JP25932297A JPH1182836A JP H1182836 A JPH1182836 A JP H1182836A JP 9259322 A JP9259322 A JP 9259322A JP 25932297 A JP25932297 A JP 25932297A JP H1182836 A JPH1182836 A JP H1182836A
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- passage
- turbid
- turbid liquid
- seal
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L39/00—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies
- F16L39/04—Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies allowing adjustment or movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濁液用スイベルジョイントの寿命を延長す
る。 【解決手段】 筒状のケース2に回転部材10を回転自
在に嵌入する。第1濁液通路23を第1濁液孔21から
回転部材10の孔14に接続し、第1回転シール12a
と第2回転シール12bでシールする。第2濁液通路3
3を第2濁液孔31から回転部材10の環状孔15に接
続し、第3回転シール12cと第4回転シール12dで
シールする。それぞれの回転シールの反濁液孔側に清液
ポンプ47に接続する第1清液孔41、第2清液孔4
3、第3清液孔45を設け、清液を圧送してそれぞれの
回転シール部を洗浄する。
る。 【解決手段】 筒状のケース2に回転部材10を回転自
在に嵌入する。第1濁液通路23を第1濁液孔21から
回転部材10の孔14に接続し、第1回転シール12a
と第2回転シール12bでシールする。第2濁液通路3
3を第2濁液孔31から回転部材10の環状孔15に接
続し、第3回転シール12cと第4回転シール12dで
シールする。それぞれの回転シールの反濁液孔側に清液
ポンプ47に接続する第1清液孔41、第2清液孔4
3、第3清液孔45を設け、清液を圧送してそれぞれの
回転シール部を洗浄する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濁液用スイベルジ
ョイントに関する。
ョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の基礎となる杭を埋設す
る作業を一台の機械で行う杭埋設機がある。この杭埋設
機には、掘削液である泥水やセメントミルク等の濁液
を、回転式掘削ロッドや埋設する杭の先端部に供給する
ためのスイベルジョイントが用いられている。このスイ
ベルジョントは、周知のように、相対回転自在な内外筒
の間に流体を流通自在とする通路を有するとともに、そ
の通路内に流体を外部に洩れないように閉じ込める回転
シールを有する構成となっている。しかしながら、この
回転シールのシール部には泥水やセメントミルクが接触
するため、シールリップ部が損傷し易く、寿命が短いと
いう問題がある。
る作業を一台の機械で行う杭埋設機がある。この杭埋設
機には、掘削液である泥水やセメントミルク等の濁液
を、回転式掘削ロッドや埋設する杭の先端部に供給する
ためのスイベルジョイントが用いられている。このスイ
ベルジョントは、周知のように、相対回転自在な内外筒
の間に流体を流通自在とする通路を有するとともに、そ
の通路内に流体を外部に洩れないように閉じ込める回転
シールを有する構成となっている。しかしながら、この
回転シールのシール部には泥水やセメントミルクが接触
するため、シールリップ部が損傷し易く、寿命が短いと
いう問題がある。
【0003】上記の問題点に対する対策の一例として、
特公平7−65708号公報で提案のものがある。すな
わち、このシールされた流体スイベルジョントは、 a)共通の中央縦軸の周りで互いに相対的に回転可能で
ある第一および第二の隣接するジョイントリングであっ
て、かつ、それらの間に環状の間隙ギャップを規定して
第一および第二のジョイントリングの間で上記の相対的
回転運動を可能にし、環状のシールハウジング溝が上記
第一ジョイントリングの中で形成されて上記間隙ギャッ
プに連通する、第一および第二の隣接ジョイントリン
グ; b)上記の第一ジョイントリングと上記の第二ジョイン
トリングの間にシールを提供する上記環状シールハウジ
ング溝中に位置する環状シールであって、この環状シー
ルは環状の柔軟シール部材とこの柔軟シール部材が上記
環状シールを横切って存在する流体差圧によって上記間
隙ギャップの中へ変形するのを防ぐ硬質環状の押出し防
止リングとを含み、この流体差圧が上記環状シール部材
を上記第二ジョイントリング上の隣接シール面へかたよ
らせてそれらの間に有効な流体シールを提供する、環状
シール;並びに c)上記環状シール部材と上記第二ジョイントリング上
の隣接シール面との間に油の循環流を提供するための油
注入手段であって、油源および前記第一ジョイントと第
二ジョイントリングとの間に油を射出するための手段か
ら成る、油注入手段;から成るとされている。
特公平7−65708号公報で提案のものがある。すな
わち、このシールされた流体スイベルジョントは、 a)共通の中央縦軸の周りで互いに相対的に回転可能で
ある第一および第二の隣接するジョイントリングであっ
て、かつ、それらの間に環状の間隙ギャップを規定して
第一および第二のジョイントリングの間で上記の相対的
回転運動を可能にし、環状のシールハウジング溝が上記
第一ジョイントリングの中で形成されて上記間隙ギャッ
プに連通する、第一および第二の隣接ジョイントリン
グ; b)上記の第一ジョイントリングと上記の第二ジョイン
トリングの間にシールを提供する上記環状シールハウジ
ング溝中に位置する環状シールであって、この環状シー
ルは環状の柔軟シール部材とこの柔軟シール部材が上記
環状シールを横切って存在する流体差圧によって上記間
隙ギャップの中へ変形するのを防ぐ硬質環状の押出し防
止リングとを含み、この流体差圧が上記環状シール部材
を上記第二ジョイントリング上の隣接シール面へかたよ
らせてそれらの間に有効な流体シールを提供する、環状
シール;並びに c)上記環状シール部材と上記第二ジョイントリング上
の隣接シール面との間に油の循環流を提供するための油
注入手段であって、油源および前記第一ジョイントと第
二ジョイントリングとの間に油を射出するための手段か
ら成る、油注入手段;から成るとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成は、第一および第二のジョイントリングの間に油を
射出し、環状シール部材と第二のジョイントリング上の
隣接シール面との間に油の循環流を提供し、これにより
主として、熱とシール磨耗屑とを除去してシールの磨耗
寿命を向上させようとするものである。そのため、油を
供給する手間とコストとを必要とするとともに、特に泥
水やセメントミルクを圧送するような場合には、環状シ
ール部や泥水およびセメントミルクの通路を充分に洗浄
することが出来ず、シールリップ部に粒子が残留してシ
ールリップを損傷させ、シール寿命を短くする問題があ
る。また外部に油を散乱させる恐れもある。
構成は、第一および第二のジョイントリングの間に油を
射出し、環状シール部材と第二のジョイントリング上の
隣接シール面との間に油の循環流を提供し、これにより
主として、熱とシール磨耗屑とを除去してシールの磨耗
寿命を向上させようとするものである。そのため、油を
供給する手間とコストとを必要とするとともに、特に泥
水やセメントミルクを圧送するような場合には、環状シ
ール部や泥水およびセメントミルクの通路を充分に洗浄
することが出来ず、シールリップ部に粒子が残留してシ
ールリップを損傷させ、シール寿命を短くする問題があ
る。また外部に油を散乱させる恐れもある。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑み、泥水およ
びセメントミルクの通路ならびに環状シール部を充分に
洗浄でき、かつシール寿命の長い濁液用スイベルジョイ
ントを提供することを目的としている。
びセメントミルクの通路ならびに環状シール部を充分に
洗浄でき、かつシール寿命の長い濁液用スイベルジョイ
ントを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用および効果】上記の
目的を達成するために、本発明に係る濁液用スイベルジ
ョイントの第1は、例えば図1を参照して説明すれば、
相対回転自在とされた内外筒(10,2)間で濁液を流通自在
とする濁液通路(30)と、この濁液通路(30)内の液体の濁
液通路(30)外への漏洩を防止する回転シール(12)とを内
外筒(10,2)間に有するスイベルジョイントにおいて、濁
液通路(30)内の液体の濁液通路(30)外への漏洩を防止す
る回転シール(12)の外側に清液を圧送自在とされた清液
通路(46)を有することを特徴としている。
目的を達成するために、本発明に係る濁液用スイベルジ
ョイントの第1は、例えば図1を参照して説明すれば、
相対回転自在とされた内外筒(10,2)間で濁液を流通自在
とする濁液通路(30)と、この濁液通路(30)内の液体の濁
液通路(30)外への漏洩を防止する回転シール(12)とを内
外筒(10,2)間に有するスイベルジョイントにおいて、濁
液通路(30)内の液体の濁液通路(30)外への漏洩を防止す
る回転シール(12)の外側に清液を圧送自在とされた清液
通路(46)を有することを特徴としている。
【0007】上記第1構成によれば、回転シール12の
外側に清液を圧送することにより、清液が回転シール1
2を押し開いてシール面を流れ、シールリップ部および
接触面を洗浄する。したがって、回転シール12の損傷
を阻止でき、回転シール12を長寿命化できる。
外側に清液を圧送することにより、清液が回転シール1
2を押し開いてシール面を流れ、シールリップ部および
接触面を洗浄する。したがって、回転シール12の損傷
を阻止でき、回転シール12を長寿命化できる。
【0008】第2に、上記第1の濁液用スイベルジョイ
ントにおいて、清液通路(46)は、回転シール(12)に向け
て一方向開の第2チェック弁(51)を有することを特徴と
している。
ントにおいて、清液通路(46)は、回転シール(12)に向け
て一方向開の第2チェック弁(51)を有することを特徴と
している。
【0009】上記第2構成によれば、仮に回転シール1
2が破損し、このため回転シール12から濁液が清液通
路46内に漏れ込もうとしても、第2チェック弁51が
その流れを阻止する。したがって、第2チェック弁51
の上流側に配置された、例えば清液ポンプ等が濁液によ
って損傷するようなことが無い。
2が破損し、このため回転シール12から濁液が清液通
路46内に漏れ込もうとしても、第2チェック弁51が
その流れを阻止する。したがって、第2チェック弁51
の上流側に配置された、例えば清液ポンプ等が濁液によ
って損傷するようなことが無い。
【0010】第3に、上記第1の濁液用スイベルジョイ
ントにおいて、清液通路(46)にこの清液通路(46)から分
岐して濁液通路(30)に接続される第3通路(52)を設ける
とともに、第3通路(52)内に濁液通路(30)に向けて一方
向開の第1チェック弁(50)を有することを特徴としてい
る。
ントにおいて、清液通路(46)にこの清液通路(46)から分
岐して濁液通路(30)に接続される第3通路(52)を設ける
とともに、第3通路(52)内に濁液通路(30)に向けて一方
向開の第1チェック弁(50)を有することを特徴としてい
る。
【0011】上記第3構成によれば、清液を第3通路5
2を経由して濁液通路30に供給することにより濁液で
汚れた濁液通路30を洗浄できる。また第1チェック弁
50を設けたため、濁液通路30内を濁液が流れている
ときに濁液が清液通路46に逆流することも阻止され
る。このため濁液が清液に混じって回転シール12の外
側に至ることがなく、したがって、回転シール12を長
寿命化できる。
2を経由して濁液通路30に供給することにより濁液で
汚れた濁液通路30を洗浄できる。また第1チェック弁
50を設けたため、濁液通路30内を濁液が流れている
ときに濁液が清液通路46に逆流することも阻止され
る。このため濁液が清液に混じって回転シール12の外
側に至ることがなく、したがって、回転シール12を長
寿命化できる。
【0012】第4に、上記第1の濁液用スイベルジョイ
ントにおいて、清液通路(46)にこの清液通路(46)から分
岐して濁液通路(30)に接続される第3通路(52)を設ける
とともに、第3通路(52)内の路内抵抗を清液通路(46)内
の路内抵抗より大きくする手段(53)を有することを特徴
としている。
ントにおいて、清液通路(46)にこの清液通路(46)から分
岐して濁液通路(30)に接続される第3通路(52)を設ける
とともに、第3通路(52)内の路内抵抗を清液通路(46)内
の路内抵抗より大きくする手段(53)を有することを特徴
としている。
【0013】上記第4構成によれば、清液通路46に清
液を流したとき、清液は抵抗の少ない清液通路46に多
く流れ、所定の圧力を保償することができる。このため
回転シール12を充分に洗浄して回転シール12を長寿
命化する。また清液の一部は濁液で汚れた濁液通路30
にも供給されて濁液通路30を同時に洗浄する。尚、第
3通路52内の路内抵抗を清液通路46内の路内抵抗よ
り大きくする手段53としては、第1図では第3通路5
2内に設けた絞り部53であるほか、そのほか例えば、
第3通路52の内径を清液通路46の内径より小さくし
たもの、また第3通路52の長さを清液通路46の長さ
より大幅に長くしたもの等としても良く、各種準備でき
る。
液を流したとき、清液は抵抗の少ない清液通路46に多
く流れ、所定の圧力を保償することができる。このため
回転シール12を充分に洗浄して回転シール12を長寿
命化する。また清液の一部は濁液で汚れた濁液通路30
にも供給されて濁液通路30を同時に洗浄する。尚、第
3通路52内の路内抵抗を清液通路46内の路内抵抗よ
り大きくする手段53としては、第1図では第3通路5
2内に設けた絞り部53であるほか、そのほか例えば、
第3通路52の内径を清液通路46の内径より小さくし
たもの、また第3通路52の長さを清液通路46の長さ
より大幅に長くしたもの等としても良く、各種準備でき
る。
【0014】第5は、第1、第2、第3又は第4記載の
濁液用スイベルジョイントは、例えば図6を参照して説
明すれば、回転式掘削ロッド(64)の上部から供給した掘
削液を回転式掘削ロッド(64)の下部から外部に放出しつ
つ回転式掘削ロッド(64)を回転させて地表から坑を掘削
し、坑の完成後に回転式掘削ロッド(64)に代えて杭を坑
内に投入し、杭の上部から供給したセメントミルクを杭
の下部から坑内に放出して杭を地中に根固めする杭埋設
機における回転式掘削ロッド(64)および杭の上部に接続
され、かつ濁液が掘削液又はセメントミルクとされたこ
とを特徴としている。
濁液用スイベルジョイントは、例えば図6を参照して説
明すれば、回転式掘削ロッド(64)の上部から供給した掘
削液を回転式掘削ロッド(64)の下部から外部に放出しつ
つ回転式掘削ロッド(64)を回転させて地表から坑を掘削
し、坑の完成後に回転式掘削ロッド(64)に代えて杭を坑
内に投入し、杭の上部から供給したセメントミルクを杭
の下部から坑内に放出して杭を地中に根固めする杭埋設
機における回転式掘削ロッド(64)および杭の上部に接続
され、かつ濁液が掘削液又はセメントミルクとされたこ
とを特徴としている。
【0015】上記第5構成は、杭埋設機に本発明の濁液
用スイベルジョイントを用いたものである。このため、
スイベルジョントでの、掘削液およびセメントミルクの
通路の洗浄や回転シール部の洗浄が充分可能となり、ス
イベルジョイントの回転シール寿命の長い杭埋設機を得
ることができる。
用スイベルジョイントを用いたものである。このため、
スイベルジョントでの、掘削液およびセメントミルクの
通路の洗浄や回転シール部の洗浄が充分可能となり、ス
イベルジョイントの回転シール寿命の長い杭埋設機を得
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明に係る濁
液用スイベルジョイントの実施例を図1〜図6を参照し
説明する。
液用スイベルジョイントの実施例を図1〜図6を参照し
説明する。
【0017】図1は2個の濁液通路を備えた第1実施例
の構成および回路を示す図である。スイベルジョイント
1の筒状のケース2の内部には軸受3a、3bを介して
筒状の回転部材10が相対回転自在に取着されている。
尚、軸受3a、3bの間の回転部材10の外周部には複
数個のカラー11が順次嵌着されている。つまり、ケー
ス2の内周面と、カラー11の外周面とが相対回転自在
とされている。ケース2の上部には第1濁液環状溝20
およびこれに連通する第1濁液孔21が設けられ、第1
濁液孔21は第1濁液通路23を介して第1濁液ポンプ
22に接続される。第1濁液環状溝20は回転部材10
の中央部に設けた孔14に連通している。他方、ケース
2の下部には第2濁液環状溝30およびこれに連通する
第2濁液孔31が設けられ、第2濁液孔31は第2濁液
通路33を介して第2濁液ポンプ32に接続される。第
2濁液環状溝30は回転部材10に設けられた環状孔1
5に連通している。ケース2の第1濁液環状溝20の上
側の回転接触面には第1回転シール12aがそのシール
リップ13を第1濁液環状溝20側に向けて配設され、
下側の回転接触面には第2回転シール12bがそのシー
ルリップ13を同じく第1濁液環状溝20側に向けて配
設されいる。また、第2濁液環状溝30の上側の回転接
触面には第3回転シール12cがそのシールリップ13
を第2濁液環状溝30側に向けて配設され、下側の回転
接触面には第4回転シール12dがそのシールリップ1
3を同じく第2濁液環状溝30側に向けて配設されてい
る。
の構成および回路を示す図である。スイベルジョイント
1の筒状のケース2の内部には軸受3a、3bを介して
筒状の回転部材10が相対回転自在に取着されている。
尚、軸受3a、3bの間の回転部材10の外周部には複
数個のカラー11が順次嵌着されている。つまり、ケー
ス2の内周面と、カラー11の外周面とが相対回転自在
とされている。ケース2の上部には第1濁液環状溝20
およびこれに連通する第1濁液孔21が設けられ、第1
濁液孔21は第1濁液通路23を介して第1濁液ポンプ
22に接続される。第1濁液環状溝20は回転部材10
の中央部に設けた孔14に連通している。他方、ケース
2の下部には第2濁液環状溝30およびこれに連通する
第2濁液孔31が設けられ、第2濁液孔31は第2濁液
通路33を介して第2濁液ポンプ32に接続される。第
2濁液環状溝30は回転部材10に設けられた環状孔1
5に連通している。ケース2の第1濁液環状溝20の上
側の回転接触面には第1回転シール12aがそのシール
リップ13を第1濁液環状溝20側に向けて配設され、
下側の回転接触面には第2回転シール12bがそのシー
ルリップ13を同じく第1濁液環状溝20側に向けて配
設されいる。また、第2濁液環状溝30の上側の回転接
触面には第3回転シール12cがそのシールリップ13
を第2濁液環状溝30側に向けて配設され、下側の回転
接触面には第4回転シール12dがそのシールリップ1
3を同じく第2濁液環状溝30側に向けて配設されてい
る。
【0018】ケース2の第1回転シール12aの上方に
は第1清液環状溝40およびこれに連通する第1清液孔
41が設けられ、その上方には上側回転シール16aが
そのシールリップを第1清液環状溝40側に向けて配設
されている。ケース2の第2回転シール12bと第3回
転シール12cとの間には第2清液環状溝42およびこ
れに連通する第2清液孔43が設けられている。そして
ケース2の第4回転シール12dの下方には第3清液環
状溝44およびこれに連通する第3清液孔45が設けら
れ、その下方には下側回転シール16bがそのシールリ
ップを第3清液環状溝44側に向けて配設されている。
尚、第1〜第4回転シール12a〜12dを総称すると
きは、回転シール12とする。
は第1清液環状溝40およびこれに連通する第1清液孔
41が設けられ、その上方には上側回転シール16aが
そのシールリップを第1清液環状溝40側に向けて配設
されている。ケース2の第2回転シール12bと第3回
転シール12cとの間には第2清液環状溝42およびこ
れに連通する第2清液孔43が設けられている。そして
ケース2の第4回転シール12dの下方には第3清液環
状溝44およびこれに連通する第3清液孔45が設けら
れ、その下方には下側回転シール16bがそのシールリ
ップを第3清液環状溝44側に向けて配設されている。
尚、第1〜第4回転シール12a〜12dを総称すると
きは、回転シール12とする。
【0019】第1〜第3清液孔41、43、45は清液
通路46を介して清液ポンプ47に接続し、清液通路4
6上には第1〜第3清液孔41、43、45に向けて一
方向開の第2チェック弁51を介装している。清液ポン
プ47と第2チェック弁51との間には、分岐して第2
濁液通路33に接続される第3通路52が設けられる。
第3通路52には第2濁液通路33に向けて一方向開の
第1チェック弁50を有するとともに、第1チェック弁
50と第2濁液通路33との間の第3通路52には絞り
部53を有する。この絞り部53によって第3通路52
の路内抵抗は清液通路46の路内抵抗より大きくなって
いる。
通路46を介して清液ポンプ47に接続し、清液通路4
6上には第1〜第3清液孔41、43、45に向けて一
方向開の第2チェック弁51を介装している。清液ポン
プ47と第2チェック弁51との間には、分岐して第2
濁液通路33に接続される第3通路52が設けられる。
第3通路52には第2濁液通路33に向けて一方向開の
第1チェック弁50を有するとともに、第1チェック弁
50と第2濁液通路33との間の第3通路52には絞り
部53を有する。この絞り部53によって第3通路52
の路内抵抗は清液通路46の路内抵抗より大きくなって
いる。
【0020】次に作動について説明する。濁液を供給す
るときは、第1濁液ポンプ22および/又は第2濁液ポ
ンプ32を駆動する。このとき清液ポンプ47は停止し
ている。第1濁液ポンプ22から吐出された濁液は、第
1濁液通路23を経て第1濁液孔21に入り、回転部材
10に設けられた孔14を経て所定の箇所に圧送され
る。このとき、ケース2とカラー11との隙間に入った
濁液は第1、第2回転シール12a、12bにより外部
への漏洩を防止される。したがって、ケース2と、回転
部材10およびカラー11とが相対回転したときでも、
濁液が外部に洩れることなく圧送される。第2濁液ポン
プ32から吐出された濁液は、第2濁液通路33を経て
第2濁液孔31に入り、回転部材10に設けられた環状
孔15を経て所定の箇所に圧送される。このとき、濁液
の外部への漏洩は、第3、第4回転シール12c、12
dにより防止される。
るときは、第1濁液ポンプ22および/又は第2濁液ポ
ンプ32を駆動する。このとき清液ポンプ47は停止し
ている。第1濁液ポンプ22から吐出された濁液は、第
1濁液通路23を経て第1濁液孔21に入り、回転部材
10に設けられた孔14を経て所定の箇所に圧送され
る。このとき、ケース2とカラー11との隙間に入った
濁液は第1、第2回転シール12a、12bにより外部
への漏洩を防止される。したがって、ケース2と、回転
部材10およびカラー11とが相対回転したときでも、
濁液が外部に洩れることなく圧送される。第2濁液ポン
プ32から吐出された濁液は、第2濁液通路33を経て
第2濁液孔31に入り、回転部材10に設けられた環状
孔15を経て所定の箇所に圧送される。このとき、濁液
の外部への漏洩は、第3、第4回転シール12c、12
dにより防止される。
【0021】濁液供給作業が完了すると、スイベルジョ
イントの洗浄を行う。洗浄作業時には、第1、第2濁液
ポンプ22、32を停止し、清液ポンプ47を駆動す
る。清液ポンプ47から吐出された清液は、第2チェッ
ク弁51を開いて清液通路46を通り、第1〜第3清液
孔41、43、45に入る。同時に清液ポンプ47から
吐出された清液は、第1チェック弁50を開いて第3通
路52を通り、第2濁液通路33、第2濁液孔31を洗
浄し、環状孔15から吐出される。このとき、第3通路
52には絞り部53が有るため、所定量の清液が所定圧
力で清液通路46に流れ、一部が第2濁液通路33に流
れ込むこととなる。
イントの洗浄を行う。洗浄作業時には、第1、第2濁液
ポンプ22、32を停止し、清液ポンプ47を駆動す
る。清液ポンプ47から吐出された清液は、第2チェッ
ク弁51を開いて清液通路46を通り、第1〜第3清液
孔41、43、45に入る。同時に清液ポンプ47から
吐出された清液は、第1チェック弁50を開いて第3通
路52を通り、第2濁液通路33、第2濁液孔31を洗
浄し、環状孔15から吐出される。このとき、第3通路
52には絞り部53が有るため、所定量の清液が所定圧
力で清液通路46に流れ、一部が第2濁液通路33に流
れ込むこととなる。
【0022】清液通路46から第1〜第3清液穴41、
43、45に圧送された清液は、図2に示すように、各
回転シール12のそれぞれのシールリップ13を含むシ
ール部を洗浄する。すなわち、第1清液孔41に圧送さ
れた清液は、第1清液環状溝40を全周に渡って巡りつ
つ、細い矢印のように、第1回転シール12aを背面か
ら押し開いてカラー11と第1回転シール12aとの接
触面を流れ、第1回転シール12aのシールリップ13
に滞留していた濁液の粒子を第1濁液環状溝20内に押
し流してシール面を清浄する。第1清液孔41の上方に
向かう清液は、上側回転シール16aによって流れを阻
止される。第2清液孔43に圧送された清液は、第2清
液環状溝42を全周に渡って巡りつつ、細い矢印のよう
に、第2、第3回転シール12b、12cを背面から押
し開いてカラー11と第2、第3回転シール12b、1
2cとの接触面を流れ、第2、第3回転シール12b、
12cのそれぞれのシールリップ13に滞留していた濁
液の粒子を第1、第2濁液環状溝20、30内に押し流
してシール面を清浄する。第3清液穴45に圧送された
清液は、第3清液環状溝44を全周に渡って巡りつつ、
細い矢印のように、第4回転シール12dを背面から押
し開いてカラー11と第4回転シール12dとの接触面
を流れ、第4回転シール12dのシールリップ13に滞
留していた濁液の粒子を第2濁液環状溝30内に押し流
してシール面を清浄する。第3清液孔45の下方に向か
う清液は、下側回転シール16bによって流れを阻止さ
れる。以上のように回転シール12のシール部および濁
液回路が充分に洗浄される。このため回転シール12の
寿命を大幅に向上できる。
43、45に圧送された清液は、図2に示すように、各
回転シール12のそれぞれのシールリップ13を含むシ
ール部を洗浄する。すなわち、第1清液孔41に圧送さ
れた清液は、第1清液環状溝40を全周に渡って巡りつ
つ、細い矢印のように、第1回転シール12aを背面か
ら押し開いてカラー11と第1回転シール12aとの接
触面を流れ、第1回転シール12aのシールリップ13
に滞留していた濁液の粒子を第1濁液環状溝20内に押
し流してシール面を清浄する。第1清液孔41の上方に
向かう清液は、上側回転シール16aによって流れを阻
止される。第2清液孔43に圧送された清液は、第2清
液環状溝42を全周に渡って巡りつつ、細い矢印のよう
に、第2、第3回転シール12b、12cを背面から押
し開いてカラー11と第2、第3回転シール12b、1
2cとの接触面を流れ、第2、第3回転シール12b、
12cのそれぞれのシールリップ13に滞留していた濁
液の粒子を第1、第2濁液環状溝20、30内に押し流
してシール面を清浄する。第3清液穴45に圧送された
清液は、第3清液環状溝44を全周に渡って巡りつつ、
細い矢印のように、第4回転シール12dを背面から押
し開いてカラー11と第4回転シール12dとの接触面
を流れ、第4回転シール12dのシールリップ13に滞
留していた濁液の粒子を第2濁液環状溝30内に押し流
してシール面を清浄する。第3清液孔45の下方に向か
う清液は、下側回転シール16bによって流れを阻止さ
れる。以上のように回転シール12のシール部および濁
液回路が充分に洗浄される。このため回転シール12の
寿命を大幅に向上できる。
【0023】図3は第2実施例の構成および回路を示す
図である。清液ポンプ47の吐出側に設けた開閉弁54
以外の構成および機能は第1実施例と同一なので説明は
省略し、異なる部分のみ説明する。清液ポンプ47の吐
出側には開閉弁54が設けてある。この開閉弁54は閉
位置Aと開位置Bを備えており、洗浄時には開位置Bと
し、濁液圧送時には閉位置Aとし、この開閉により清液
ポンプ47の駆動・停止を行うことなく、清液の圧送又
は停止自在としてある。
図である。清液ポンプ47の吐出側に設けた開閉弁54
以外の構成および機能は第1実施例と同一なので説明は
省略し、異なる部分のみ説明する。清液ポンプ47の吐
出側には開閉弁54が設けてある。この開閉弁54は閉
位置Aと開位置Bを備えており、洗浄時には開位置Bと
し、濁液圧送時には閉位置Aとし、この開閉により清液
ポンプ47の駆動・停止を行うことなく、清液の圧送又
は停止自在としてある。
【0024】図4は第3実施例の構成及び回路を示す図
面である。清液ポンプ47の吐出側に設けた切換弁55
および取り除いた絞り部53以外の構成および機能は第
1実施例と同一なので説明は省略し、異なる部分のみ説
明する。清液ポンプ47と、第1チェック弁5と第2チ
ェック弁51との間には、切換弁55が介装されてい
る。切換弁55は位置R、N、Lを有する。位置Rは清
液ポンプ47と精液通路46とを連通させ、位置Lは清
液ポンプ47と第3通路52とを連通させ、位置Nは清
液ポンプ47と、清液通路46および第3通路52との
連通を遮断する。尚、上記の通り、第3通路52は絞り
部53を有うさない。すなわち、洗浄作業時は位置Rで
回転シールを洗浄でき、位置Lに切り換えることにより
第2濁液通路33を洗浄できる。したがって、回転シー
ル部洗浄時にも、濁液通路洗浄時にも清液をそれぞれ高
圧で圧送することができ、両者を確実に洗浄できる。ま
たこの切換弁55によれば、第1、第2実施例における
絞り部53が不要となる。従って上記の通り、第3実施
例では第3通路52に絞り部53を有していない。
面である。清液ポンプ47の吐出側に設けた切換弁55
および取り除いた絞り部53以外の構成および機能は第
1実施例と同一なので説明は省略し、異なる部分のみ説
明する。清液ポンプ47と、第1チェック弁5と第2チ
ェック弁51との間には、切換弁55が介装されてい
る。切換弁55は位置R、N、Lを有する。位置Rは清
液ポンプ47と精液通路46とを連通させ、位置Lは清
液ポンプ47と第3通路52とを連通させ、位置Nは清
液ポンプ47と、清液通路46および第3通路52との
連通を遮断する。尚、上記の通り、第3通路52は絞り
部53を有うさない。すなわち、洗浄作業時は位置Rで
回転シールを洗浄でき、位置Lに切り換えることにより
第2濁液通路33を洗浄できる。したがって、回転シー
ル部洗浄時にも、濁液通路洗浄時にも清液をそれぞれ高
圧で圧送することができ、両者を確実に洗浄できる。ま
たこの切換弁55によれば、第1、第2実施例における
絞り部53が不要となる。従って上記の通り、第3実施
例では第3通路52に絞り部53を有していない。
【0025】図5は第4実施例であり、図4に示した第
3実施例の切換弁55を電磁式切換弁56に置き換える
とともに、電磁切換弁56の作動をコントローラ57に
よって制御する構成とした。洗浄時は例えば、位置Rと
位置Lとを交互に自動切換えすることにより、夫々に対
して高圧洗浄を行える。また施工条件に合わせ、例えば
濁液を流した後、直ちに所定時間のみ自動洗浄させるこ
と等、自在なタイムスケジュールで自動洗浄が可能とな
る。
3実施例の切換弁55を電磁式切換弁56に置き換える
とともに、電磁切換弁56の作動をコントローラ57に
よって制御する構成とした。洗浄時は例えば、位置Rと
位置Lとを交互に自動切換えすることにより、夫々に対
して高圧洗浄を行える。また施工条件に合わせ、例えば
濁液を流した後、直ちに所定時間のみ自動洗浄させるこ
と等、自在なタイムスケジュールで自動洗浄が可能とな
る。
【0026】図6は、上記実施例を装着した、建設物の
基礎となる杭を地中に埋設する杭埋設機の回転掘削装置
60の部分断面図である。モータ61(例えば油圧モー
タ61)により駆動されるピニオン62はギヤ63を介
して回転部材10を回転駆動する。回転部材10の上端
部には相対回転自在にケース2が外嵌される。つまり回
転部材10の上端部と、ケース2とがスイベルジョイン
ト1の要素となる。そしてこのスイベルジョイント1
は、第1、第2濁液通路23、33および清液通路46
と接続されている。そして、第1濁液通路23には高圧
の掘削液である泥水が供給され、第2濁液通路33には
セメントミルク又は低圧の掘削液である泥水が供給さ
れ、清液通路46には洗浄液である清水が供給される。
基礎となる杭を地中に埋設する杭埋設機の回転掘削装置
60の部分断面図である。モータ61(例えば油圧モー
タ61)により駆動されるピニオン62はギヤ63を介
して回転部材10を回転駆動する。回転部材10の上端
部には相対回転自在にケース2が外嵌される。つまり回
転部材10の上端部と、ケース2とがスイベルジョイン
ト1の要素となる。そしてこのスイベルジョイント1
は、第1、第2濁液通路23、33および清液通路46
と接続されている。そして、第1濁液通路23には高圧
の掘削液である泥水が供給され、第2濁液通路33には
セメントミルク又は低圧の掘削液である泥水が供給さ
れ、清液通路46には洗浄液である清水が供給される。
【0027】杭埋設作業は先ず、回転部材10の下端部
に接続した回転式掘削ロッド64を回転駆動させつつ、
スイベルジョイント1を介して回転式掘削ロッド64の
下端部から低圧の泥水を放出して先端部のカッタ(図示
せず)で地表に坑を掘削する。次いでスイベルジョイン
ト1を介して回転式掘削ロッド64の下端部側面から高
圧の泥水を放出しつつ坑の底部のみを広くする。尚、こ
れら坑に投入された泥水は、別途準備したバキュウムに
よって坑外に吸引される。坑が完成した後、回転式掘削
ロッド64に代えて回転部材10の下端部に杭(図示せ
ず)を連結し、この杭を坑内に投入して杭の上端からス
イベルジョイント1を介してセメントミルクを圧送し、
セメントミルクを杭の下部から坑内に放出して杭を地中
に根固めする。この杭埋設作業が完了した後、清液通路
46から清水を圧送して前述のようにスイベルジョイン
ト1の濁液通路および回転シール部を洗浄する。これに
より回転シールの寿命の長い杭埋設機が得られる。
に接続した回転式掘削ロッド64を回転駆動させつつ、
スイベルジョイント1を介して回転式掘削ロッド64の
下端部から低圧の泥水を放出して先端部のカッタ(図示
せず)で地表に坑を掘削する。次いでスイベルジョイン
ト1を介して回転式掘削ロッド64の下端部側面から高
圧の泥水を放出しつつ坑の底部のみを広くする。尚、こ
れら坑に投入された泥水は、別途準備したバキュウムに
よって坑外に吸引される。坑が完成した後、回転式掘削
ロッド64に代えて回転部材10の下端部に杭(図示せ
ず)を連結し、この杭を坑内に投入して杭の上端からス
イベルジョイント1を介してセメントミルクを圧送し、
セメントミルクを杭の下部から坑内に放出して杭を地中
に根固めする。この杭埋設作業が完了した後、清液通路
46から清水を圧送して前述のようにスイベルジョイン
ト1の濁液通路および回転シール部を洗浄する。これに
より回転シールの寿命の長い杭埋設機が得られる。
【図1】第1実施例の構成断面図および流体回路図であ
る。
る。
【図2】第1実施例の回転シール洗浄の説明図である。
【図3】第2実施例の構成断面図および流体回路図であ
る。
る。
【図4】第3実施例の構成断面図および流体回路図であ
る。
る。
【図5】第4実施例の流体回路図である。
【図6】実施例を用いた杭埋設機の回転掘削装置の部分
断面図である。
断面図である。
1…スイベルジョイント、2…ケース、10…回転部
材、11…カラー、12a…第1回転シール、12b…
第2回転シール、12c…第3回転シール、12d…第
4回転シール、13…シールリップ、14…孔、15…
環状孔、16a…上側回転シール、16b…下側回転シ
ール、20…第1濁液環状溝、21…第1濁液孔、22
…第1濁液ポンプ、23…第1濁液通路、30…第2濁
液環状溝、31…第2濁液孔、32…第2濁液ポンプ、
33…第2濁液通路、40…第1清液環状溝、41…第
1清液孔、42…第2清液環状溝、43…第2清液孔、
44…第3清液環状溝、45…第3清液孔、46…清液
通路、47…清液ポンプ、50…第1チェック弁、51
…第2チェック弁、52…第3通路、53…絞り部、5
4…開閉弁、55…切換弁、56…電磁式切換弁、57
…コントローラ。
材、11…カラー、12a…第1回転シール、12b…
第2回転シール、12c…第3回転シール、12d…第
4回転シール、13…シールリップ、14…孔、15…
環状孔、16a…上側回転シール、16b…下側回転シ
ール、20…第1濁液環状溝、21…第1濁液孔、22
…第1濁液ポンプ、23…第1濁液通路、30…第2濁
液環状溝、31…第2濁液孔、32…第2濁液ポンプ、
33…第2濁液通路、40…第1清液環状溝、41…第
1清液孔、42…第2清液環状溝、43…第2清液孔、
44…第3清液環状溝、45…第3清液孔、46…清液
通路、47…清液ポンプ、50…第1チェック弁、51
…第2チェック弁、52…第3通路、53…絞り部、5
4…開閉弁、55…切換弁、56…電磁式切換弁、57
…コントローラ。
Claims (5)
- 【請求項1】 相対回転自在とされた内外筒間で濁液を
流通自在とする濁液通路と、この濁液通路内の液体の濁
液通路外への漏洩を防止する回転シールとを内外筒間に
有するスイベルジョイントにおいて、濁液通路内の液体
の濁液通路外への漏洩を防止する回転シール(12)の外側
に清液を圧送自在とされた清液通路(46)を有することを
特徴とする濁液用スイベルジョイント。 - 【請求項2】 清液通路(46)は、回転シール(12)に向け
て一方向開の第2チェック弁(51)を有することを特徴と
する請求項1記載の濁液用スイベルジョイント。 - 【請求項3】 請求項1記載の濁液用スイベルジョイン
トにおいて、清液通路(46)にこの清液通路(46)から分岐
して濁液通路(30)に接続される第3通路(52)を設けると
ともに、第3通路(52)内に濁液通路(30)に向けて一方向
開の第1チェック弁(50)を有することを特徴とする濁液
用スイベルジョイント。 - 【請求項4】 請求項1記載の濁液用スイベルジョイン
トにおいて、清液通路(46)にこの清液通路(46)から分岐
して濁液通路(30)に接続される第3通路(52)を設けると
ともに、第3通路(52)内の路内抵抗を清液通路(46)内の
路内抵抗より大きくする手段(53)を有することを特徴と
する濁液用スイベルジョイント。 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の濁液用ス
イベルジョイントは、回転式掘削ロッド(64)の上部から
供給した掘削液を回転式掘削ロッド(64)の下部から外部
に放出しつつ回転式掘削ロッド(64)を回転させて地表か
ら坑を掘削し、坑の完成後に回転式掘削ロッド(64)に代
えて杭を坑内に投入し、杭の上部から供給したセメント
ミルクを杭の下部から坑内に放出して杭を地中に根固め
する杭埋設機における回転式掘削ロッド(64)および杭の
上部に接続され、かつ濁液が掘削液又はセメントミルク
とされたことを特徴とする濁液用スイベルジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9259322A JPH1182836A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 濁液用スイベルジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9259322A JPH1182836A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 濁液用スイベルジョイント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1182836A true JPH1182836A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17332483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9259322A Pending JPH1182836A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 濁液用スイベルジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1182836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106593A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd | ロータリージョイントの軸受結露防止装置 |
JP2020186737A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 澁谷工業株式会社 | 多流路ロータリージョイント |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9259322A patent/JPH1182836A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106593A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd | ロータリージョイントの軸受結露防止装置 |
JP2020186737A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 澁谷工業株式会社 | 多流路ロータリージョイント |
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