JPH118282A - Mosfetデバイスのゲート長測定方法および測定装置 - Google Patents

Mosfetデバイスのゲート長測定方法および測定装置

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JPH118282A
JPH118282A JP15855497A JP15855497A JPH118282A JP H118282 A JPH118282 A JP H118282A JP 15855497 A JP15855497 A JP 15855497A JP 15855497 A JP15855497 A JP 15855497A JP H118282 A JPH118282 A JP H118282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、MOSFETデバイスのチャンネ
ル抵抗が、広範囲のゲート長に対して線形性を示すとい
う周知の特性を利用して、MOSFETデバイスのゲー
ト長の測定を容易かつ高精度に行う。 【解決手段】 レチクル上でのゲート長が異なる複数の
MOSFETデバイスのチャンネル抵抗の実測値の、ゲ
ート長に対する特性を最小自乗法により線形近似した直
線をゲートバイアス毎に求め、ある特定のレチクル上ゲ
ート長のMOSFETデバイスのチャンネル抵抗の実測
値が、対応する前記直線に対してまんべんなく近づくよ
うにレチクル上でのゲート長を補正し、そのゲート長補
正をレチクル上でのゲート長の異なる全てのMOSFE
Tデバイスに対して行うことにより、レチクル上でのゲ
ート長の異なる複数のMOSFETデバイスのゲート長
を、一括して容易かつ高精度に測定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSFETデバ
イスのゲート長の測定方法および測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI設計において使用される回
路シミュレーション用の評価用MOSFETデバイスで
は、ドレイン電流モデルを記述するモデルパラメータの
形状依存性を、広範囲のゲートバイアスに対して正確に
モデル化するために、ゲート長の正確な値を得ることが
非常に重要である。
【0003】従来のMOSFETのゲート長測定方法と
しては、BVDSSを評価する方法がある(特開平04
−025148号公報参照)。この方法について図9、
図10を用いて説明する。図9はNMOSのトランジス
タの場合にBVDSSを測定する方法を示す断面略図で
あって、ソースに0V、ゲートに0Vの電圧を印加し、
ドレイン電流が1μAになったときのドレイン電圧をB
VDSSと定義し、このBVDSSを測定する。
【0004】このようにして測定したBVDSSの値
が、図10で示すようにゲート長に比例することから、
レチクル上でのゲート長の寸法が異なる種々のMOSF
ETデバイスのBVDSSを測定することにより、各M
OSFETデバイスのゲート長を決定するようになって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のBVD
SSの測定によるゲート長測定方法の第1の問題点は、
高ゲートバイアスのときのゲート長を正確に測定できな
いことである。その理由は、BVDSSの測定による方
法においては、ゲートバイアスをゼロ近傍としたときの
ドレイン電流の測定結果からゲート長を見積もっている
ため、高ゲートバイアスの場合においては原理的にゲー
ト長を正確に測定することができない。したがってBV
DSSにより測定したゲート長を使用する場合には、M
OSFETデバイスのドレイン電流モデルを記述するモ
デルパラメータの形状依存性を、広範囲のゲートバイア
スに対して正確にモデル化することができないという欠
点がある。
【0006】第2の問題点は、特にゲート長が短い場合
には、測定したゲート長のばらつきが大きくなるという
ことである。その理由は、リソグラフィのばらつきのた
めであり、BVDSSにより測定したMOSFETデバ
イスのゲート長には、そのばらつきが含まれているため
である。
【0007】本発明の目的は、MOSFETデバイスに
おいて、広範囲のゲートバイアスに適合するゲート長を
正確に測定することが可能であり、さらに、レチクル上
の設計上のゲート長が異なる全てのMOSFETデバイ
スの各ゲート長を、正確にかつ一括して測定可能な、ゲ
ート長測定方法とその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のMOSFETデ
バイスのゲート長測定方法は、MOSFETデバイスの
チャンネル抵抗が、広範囲にわたるゲート長に対して線
形性を示すという周知の電気的特性を利用して、MOS
FETデバイスのチャンネル抵抗を測定することによっ
てそのデバイスのゲート長を測定することを特徴として
いる。
【0009】そのゲート長の測定方法は次に述べる通り
である。すなわち、レチクル上でのゲート長が異なる複
数のMOSFETデバイスの、各MOSFETデバイス
のチャネル抵抗を所定のゲートバイアス毎に測定し、所
定のゲートバイアス毎に、複数のMOSFETデバイス
のゲート長と、チャンネル抵抗との関係を表わす線形近
似直線を求め、特定のゲート長を有するMOSFETデ
バイスのチャンネル抵抗の実測値が、全ての近似直線に
近づくように特定のゲート長を有するMOSFETデバ
イスのゲート長を補正し、さらにゲート長が異なる複数
のMOSFETデバイスの全てのチャンネル抵抗の実測
値が、全ての近似直線に近づくようにゲート長が異なる
複数のMOSFETデバイスのゲート長を補正すること
により、全てのレチクル上のゲート長が異なる複数のM
OSFETデバイスのゲート長さを一括して測定するも
のである。
【0010】上述のMOSFETデバイスのゲート長測
定方法において、所定のゲートバイアス毎に、ゲート長
とチャンネル抵抗との関係を表わす線形近似直線を求め
る方法には、最小自乗法を使用することが好適である。
【0011】さらに特定のゲート長を有するMOSFE
Tデバイスのチャンネル抵抗の実測値が、実測値に対応
する線形近似直線に近づくようにゲート長を補正する
際、チャンネル抵抗の実測値と、特定のゲート長におけ
る線形近似直線上のチャンネル抵抗との差を取り、抵抗
値の差の全てを、ゲートバイアスの大小に応じた重み関
数を考慮して重ね合わせた値から、ゲート長の誤差を算
定してゲート長を補正することにより、正しいゲート長
が得られる。
【0012】さらにまた、特定のゲート長を有するMO
SFETデバイスのチャンネル抵抗の実測値が、対応す
る線形近似直線に近づくようにゲート長を補正する際、
ゲート長の値を変動させて誤差を計算し、誤差の値が最
小となるゲート長をもって、補正されたゲート長とする
ことにより、より正確なゲート長が得られる。
【0013】本発明のMOSFETデバイスのゲート長
の測定装置は、レチクル上のゲート長Lが異なる複数の
MOSFETデバイスの、ドレイン電流Id対ゲート電
圧Vg特性およびドレイン電流Id対ドレイン電圧Vd
特性を測定する電気特性測定部と、ドレイン電流Id対
ゲート電圧Vg特性のデータが、ゲート長Lが異なる複
数のMOSFETデバイス毎にしきい値電圧を求め、さ
らにドレイン電流Id対ドレイン電圧Vd特性のデータ
から、複数のMOSFETデバイス毎にチャンネル抵抗
Rd0を求めて、ゲートバイアス毎のチャンネル抵抗R
d0対ゲート長L特性のデータを算出するRd0−L特
性計算処理部と、ゲートバイアス毎のチャンネル抵抗R
d0対ゲート長L特性のデータからゲート長補正値を算
出する、ゲート長補正処理部を備えている。
【0014】以上説明したように本発明は、チャンネル
抵抗の実測値を広範囲のゲートバイアスにおいて合わせ
込むことにより、レチクル上のゲート長を補正するよう
にしたため、広範囲のゲートバイアスにわたって、まん
べんなく適合するMOSFETデバイスのゲート長を正
確に測定できる。さらにまた最小自乗法を用いて線形近
似した直線を求めて、全てのMOSFETデバイスのゲ
ート長がゲートバイアスに対してまんべんなく近づくよ
うに補正することにより、ゲート長が最小のMOSFE
Tデバイスおよびその付近のMOSFETデバイスを含
む、ゲート長が異なるデバイス全てにわたって、実際の
ゲート長を正確にかつ一括して測定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明のMOSFETのゲ
ート長測定方法について図面を参照して説明する。本発
明は、MOSFETデバイスのチャンネル抵抗が、広範
囲のゲート長に対して線形性を示すという周知の電気的
特性を利用して、ゲート長を測定することを特徴とす
る。
【0016】ここでチャンネル抵抗とは、
【0017】
【数1】 で定義される量であって、Idsはドレイン−ソース間
を流れる電流、Vdsはドレイン−ソース間の電圧を表
わす。
【0018】図1は本発明の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。本発明のMOSFETのゲート長測定方法
は、図1の1で示されるように、レチクル上でのゲート
長が異なる複数のMOSFETデバイスに対して、レチ
クル上での各ゲート長に対するチャンネル抵抗を所定の
ゲートバイアス毎に求め、それらの実測値の特性から、
所定のゲートバイアス毎に線形近似した直線を求めてお
き、次に図1の2で示されるように、特定のレチクル上
ゲート長のMOSFETデバイスのチャンネル抵抗の実
測値を所定のゲートバイアス毎に求め、その実測値が前
に求めた対応する全てのゲートバイアスの線形近似した
直線に対して近づくようにゲート長を補正し、さらに図
1の5で示されるようにレチクル上でのゲート長が異な
る複数のMOSFETデバイス全てに対してチャンネル
抵抗の実測値を所定のゲートバイアス毎に求め、上述の
ゲート長の補正を行って、レチクル上でのゲート長の異
なる複数のMOSFETデバイスのゲート長を一括して
測定するものである。
【0019】本発明はさらに、図1の1で示されるゲー
ト長が異なる複数のMOSFETデバイスの、チャンネ
ル抵抗の実測値対レチクル上でのゲート長の特性を、図
2に示すように、ゲートバイアス毎に最小自乗法により
求めた線形近似した直線で表わしている。
【0020】さらに本発明は、図1の2で示されるよう
に、特定のレチクル上ゲート長を有するMOSFETデ
バイスの、所定のゲートバイアス毎に測定したチャンネ
ル抵抗の実測値を、対応する前記直線に近づけるように
ゲート長を補正する際、図1の3に示すように、チャン
ネル抵抗の実測値毎に、その実測値と特定のレチクル上
ゲート長における前記直線上のチャンネル抵抗値との差
をとり、これにゲートバイアスに応じた重み関数によっ
て重ね合わせた値からゲート長の誤差関数を決めるよう
になっている。
【0021】さらに本発明は、図1の2で示される特定
のレチクル上ゲート長を有するMOSFETデバイスの
チャンネル抵抗の実測値を、対応する前記直線に近づけ
るようにゲート長を補正する際、図1の4に示すよう
に、レチクル上のゲート長を変動させて誤差関数を計算
し、その値が最小になるところのゲート長をもってゲー
ト長の測定値と定めるようになっている。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。図2は、レチクル上での設計上のゲー
ト長Lが異なる複数のMOSFETデバイスの、チャン
ネル抵抗Rd0の実測値のレチクル上でのゲート長L
1,・・・,Lnに対する特性から、最小自乗法により
表わした線形近似した直線をゲートバイアス毎に示した
線図である。
【0023】図2において、L1,Lnは、レチクル上
での設計上のゲート長が異なる複数のMOSFETデバ
イスのうち、それぞれ最小のものと最大もののゲート長
を表わしている。
【0024】次に、この図2で示されるチャンネル抵抗
Rd0とレチクル上でのゲート長Lの特性から、本発明
の図1の2と5の手段を用いて、レチクル上でのゲート
長が異なる複数のMOSFETデバイスのゲート長の測
定を、自動的に行うための処理手順について説明する。
【0025】図3は、この自動化処理の処理手順を示す
フローチャートである。図3において、まずレチクル上
でのゲート長が異なる複数のMOSFETデバイスのう
ち、ゲート長が最小のMOSFETのゲート長L1の測
定を行うために、図3の6で示すように、レチクル上で
のゲート長がL1近傍での変動量をLと定義し、LにL
1をセットする。図4は、図2のL1近傍を拡大した図
である。
【0026】図4で示されるように、チャンネル抵抗の
実測値を線形近似した直線に近づける場合、レチクル上
のゲート長Lの補正値は、一般にゲートバイアス毎にに
異なるので、レチクル上のゲート長の補正値の最小値
(1min)、最大値(1max)を求め、1min≦
L≦1maxの範囲をL1近傍でLを変動させる範囲と
定める(図3の7)。
【0027】次にL1近傍の1min≦L≦1maxの
範囲においてLを変動させ、チャンネル抵抗の実測値毎
に前記線形近似した直線におけるチャンネル抵抗値との
差を取り、これに図6に示す重み関数f(Ve)からゲ
ートバイアスVeに対応した重みを求めて、図5に示す
誤差関数の式によって誤差を計算する。
【0028】チャンネル抵抗の測定誤差は、高ゲートバ
イアス側が低ゲートバイアス側より小さいため、全ての
ゲートバイアスで合わせ込みをする際に、高ゲートバイ
アス側に重みをおいて合わせ込みを行うことは、精度よ
くゲート長を測定するために意味がある。そこで、本実
施例では、図6に示すような低ゲートバイアス側で重み
が小さく、高ゲートバイアス側で重みが大きくなるよう
な、重み関数を設定して誤差関数の計算を行う。こうし
て計算された誤差ERRと、L1近傍の変動量Lとの特
性の一例を図7に示す。誤差関数が最小の値を取るとき
の変動量Lの値loptをもって、レチクル上のゲート
長がL1のときのゲート長の測定値と決める。
【0029】図3の10において、レチクル上のゲート
長が異なるMOSFETのうち、次にゲート長が大きい
MOSFETのレチクル上のゲート長の変動量Lを設定
し、図3の11でこの変動量Lが最大のMOSFETの
値Lnを越えているかどうか判定し、越えていなければ
図3の7から9までの処理を繰り返し、ゲート長の測定
を行う。越えていればゲート長の測定を終了する。
【0030】(実施例2)次に実施例2として本発明の
ゲート長測定方法の手法を利用したゲート長測定装置に
ついて説明する。この実施例2ではチャンネル抵抗をR
d0、レチクル上でのゲート長をLと呼ぶ。
【0031】図8は、本発明を利用したゲート長測定装
置を示すブロック図である。このゲート長測定装置13
は、電気特性測定部14、Rd0−L特性計算処理部1
6、ゲート長補正処理部18から構成されている。
【0032】電気特性測定部14は、測定器12に接続
され、Lの異なる複数のMOSFETデバイスの、Id
−Vg特性、Id−Vd特性を測定し、Lの異なるMO
SFET毎にそれらの測定データ15を取り込む。
【0033】Rd0−L特性計算処理部16は、取り込
んだId−Vg特性のデータからLの異なるMOSFE
Tデバイス毎にしきい値電圧を求め、さらにId−Vd
特性のデータより各チャンネル抵抗の実測値を求め、ゲ
ートバイアス毎のRd0−L特性のデータ17を求め
る。
【0034】これらのゲートバイアスごとのRd0−L
特性のデータより、ゲート長補正処理部18が、図3で
示したゲート長測定を自動化した処理手順にしたがって
Lの異なるMOSFETデバイスのゲート長を測定す
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、チャン
ネル抵抗の実測値を広範囲のゲートバイアスにおいて合
わせ込むことにより、レチクル上の設計上のゲート長の
異なるMOSFETデバイスのゲート長を補正するよう
にしたため、広範囲のゲートバイアスにわたって、まん
べんなく適合するゲート長を正確に測定できるという効
果がある。これによりMOSFETのドレイン電流モデ
ルを記述するモデルパラメータの形状依存性を、広範囲
のゲートバイアスに対して正確にモデル化することが可
能となる。
【0036】さらにまた本発明では、チャンネル抵抗と
ゲート長の線形性を利用し、チャンネル抵抗の実測値
の、レチクル上にゲート長に対する特性を、最小自乗法
により線形近似した直線を求めて、全てのMOSFET
デバイスのゲート長が、ゲートバイアスに対してまんべ
んなく近づくように補正し、その結果補正されたゲート
長は、リソグラフィによるばらつきを自動的に補正した
値として得られるから、レチクル上のゲート長が最小の
MOSFETデバイスおよびその付近のMOSFETデ
バイスを含む、設計値のゲート長が異なるMOSFET
デバイス全てにわたって、実際のゲート長を正確にかつ
一括して測定することができるという効果がある。
【0037】これにより基準になる最小のMOSFET
デバイスのゲート長およびその他のMOSFETデバイ
スのゲート長を、正確かつ一括して測定できるため、M
OSFETのドレイン電流モデルを記述するモデルパラ
メータの形状依存性を、正確にモデル化することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMOSFETデバイスのゲート長測定
方法のブロック図である。
【図2】本発明におけるチャンネル抵抗とゲート長の特
性を示した線図である。
【図3】本発明によるゲート長測定の処理手順のフロー
チャートである。
【図4】図2のゲート長L1近傍を拡大した線図であ
る。
【図5】誤差関数の計算式である。
【図6】重み関数の一例を表わす線図である。
【図7】ゲート長L1近傍での相対誤差の一例を表わす
線図である。
【図8】本発明によるゲート長測定装置のブロック図で
ある。
【図9】従来技術によるゲート長測定方法を示す断面略
図である。
【図10】従来技術によるゲート長測定方法においてB
VDSSがゲート長に対して線形性を示す線図である。
【符号の説明】
1 チャンネル抵抗対ゲート長特性の線形近似直線を
バイアス毎に求める工程 2 特定のゲート長デバイスのゲート長を補正する工
程 3 重み関数を考慮したチャンネル抵抗の差から誤差
関数を決める工程 4 誤差関数の最小値からゲート長を決める工程 5 全てのデバイスのゲート長を補正する工程 6 変動量Lに最小のゲート長をセットする工程 7 変動量Lの範囲を決定する工程 8 誤差関数計算工程 9 誤差関数の特性からゲート長を測定する工程 10 変動量Lに最大のゲート長をセットする工程 11 変動量LとLnとの比較工程 12 測定器 13 ゲート長測定装置 14 電気特性測定部 15 電気特性Id−Vg特性、Id−Vd特性の測
定データ 16 Rd0−L特性計算処理部 17 Rd0−L特性の測定データ 18 ゲート長補正処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSFETデバイスのゲート長の測定
    方法であって、 MOSFETデバイスのチャンネル抵抗を測定すること
    によって該デバイスのゲート長を決定する、MOSFE
    Tデバイスのゲート長測定方法。
  2. 【請求項2】 レチクル上でのゲート長が異なる複数の
    MOSFETデバイスの、各チャンネル抵抗を所定のゲ
    ートバイアス毎に測定し、 該所定のゲートバイアス毎に、前記複数のMOSFET
    デバイスの前記ゲート長と、前記チャンネル抵抗との関
    係を表わす線形近似直線を求め、 特定の前記ゲート長を有するMOSFETデバイスのチ
    ャンネル抵抗の実測値が、全ての前記近似直線に近づく
    ように前記特定のゲート長を有するMOSFETデバイ
    スの該ゲート長を補正し、 さらに前記ゲート長が異なる複数のMOSFETデバイ
    スの全てのチャンネル抵抗の実測値が、全ての前記近似
    直線に近づくように前記ゲート長が異なる複数のMOS
    FETデバイスの該ゲート長を補正することにより、 全ての前記レチクル上でのゲート長が異なる複数のMO
    SFETデバイスのゲート長を一括して測定する、請求
    項1に記載のMOSFETデバイスのゲート長測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記所定のゲートバイアス毎に、前記ゲ
    ート長と前記チャンネル抵抗との関係を表わす前記線形
    近似直線を求める方法において、 最小自乗法を使用して該線形近似直線を求める、請求項
    2に記載のMOSFETデバイスのゲート長測定方法。
  4. 【請求項4】 特定の前記ゲート長を有するMOSFE
    Tデバイスのチャンネル抵抗の実測値が、該実測値に対
    応する前記線形近似直線に近づくように前記ゲート長を
    補正する際、 前記チャンネル抵抗の実測値と、前記ゲート長における
    前記線形近似直線上のチャンネル抵抗との差を取り、 該抵抗値の差の全てを、ゲートバイアスの大小に応じた
    重み関数を考慮して重ね合わせた値から、ゲート長の誤
    差を算定して前記ゲート長を補正する、請求項2に記載
    のMOSFETデバイスのゲート長測定方法。
  5. 【請求項5】 特定の前記ゲート長を有するMOSFE
    Tデバイスのチャンネル抵抗の実測値が、対応する前記
    線形近似直線に近づくように前記ゲート長を補正する
    際、 前記ゲート長の値を変動させて前記誤差を計算し、該誤
    差の値が最小となるゲート長をもって、補正されたゲー
    ト長とする、請求項4に記載のMOSFETデバイスの
    ゲート長測定方法。
  6. 【請求項6】 MOSFETデバイスのゲート長の測定
    装置であって、 レチクル上のゲート長Lが異なる複数のMOSFETデ
    バイスの、ドレイン電流Id対ゲート電圧Vg特性およ
    びドレイン電流Id対ドレイン電圧Vd特性を測定する
    電気特性測定部と、 前記ドレイン電流Id対ゲート電圧Vg特性のデータか
    ら、前記ゲート長Lが異なる複数のMOSFETデバイ
    ス毎にしきい値電圧を求め、さらに前記ドレイン電流I
    d対ドレイン電圧Vd特性のデータから、前記複数のM
    OSFETデバイス毎にチャンネル抵抗Rd0を求め
    て、ゲートバイアス毎のチャンネル抵抗Rd0対ゲート
    長L特性のデータを算出するRd0−L特性計算処理部
    と、 前記ゲートバイアス毎のチャンネル抵抗Rd0対ゲート
    長L特性のデータからゲート長補正値を算出する、ゲー
    ト長補正処理部とを有する、MOSFETデバイスのゲ
    ート長測定装置。
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