JPH1182592A - ロータリダンパ及びそのダンパを用いるリンク装置 - Google Patents

ロータリダンパ及びそのダンパを用いるリンク装置

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JPH1182592A
JPH1182592A JP24491597A JP24491597A JPH1182592A JP H1182592 A JPH1182592 A JP H1182592A JP 24491597 A JP24491597 A JP 24491597A JP 24491597 A JP24491597 A JP 24491597A JP H1182592 A JPH1182592 A JP H1182592A
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JP
Japan
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vane
chamber
width
rotary damper
link
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Application number
JP24491597A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Sasaki
光雄 佐々木
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパハウジングの軸方向の薄肉化を図る。
ベーンの軽量化を図る。 【解決手段】 回動シャフト15の中心Oからベーン2
6の先端部までの長さRを、圧力室27に臨むベーン2
6の幅Bよりも長く形成し、かつ、ベーン26の厚みH
をベーン26の幅Bよりも厚く形成する。長さRを幅B
よりも長く形成したことから、同じトルクを得るのに幅
Bを大幅に狭めることができ、しかも、厚みHを幅Bよ
りも厚く形成したことから、ベーン26の同じ強度を確
保するのに幅Bを大幅に狭めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のサスペン
ション・リンクやその他の回動機器の緩衝装置として用
いられるロータリダンパと、そのロータリダンパを用い
るリンク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサスペンション・リンクに用い
られるロータリダンパとして、特開平2−138529
号公報に示されるようなものが従来より案出されてい
る。
【0003】このロータリダンパは、図10に示すよう
に、ダンパハウジング1に略扇形の圧力室2が形成さ
れ、この圧力室2の扇形状の中心位置に回動シャフト3
が支持されると共に、この回動シャフト3に突設された
ベーン4が圧力室2内を第1室5と第2室6とに隔成す
るようになっている。第1室5と第2室6は連通路7に
よって互いに接続されると共に、この連通路7の途中
に、第1室5から第2室側6に液体が流動するときに減
衰力を発生する第1の減衰弁8と、逆に第2室6から第
1室5側に液体が流動するときに減衰力を発生する第2
の減衰弁9とが介装されている。また、ダンパハウジン
グ1は、サスペンション・リンク(図示せず。)の車体
側の回動端に一体に組み付けられ、ダンパハウジング1
から突出した回動シャフト3の端部が車体に結合される
ようになっている。
【0004】そして、このロータリダンパは、サスペン
ション・リンクの回動によって回動シャフト3に対して
ダンパハウジング1が回動すると、ベーン4が圧力室2
内を回動変位し、そのベーン4の変位によって第1室5
または第2室6側の液体が第1または第2の減衰弁5,
6に導入され、それらの弁5,6において減衰力を発生
する。
【0005】ところで、この種ロータリダンパはサスペ
ンション・リンクの車体側の回動端に用いられることか
ら、非常に大きな減衰力を要求される。このため、上記
のロータリダンパにおいては、圧力室2に臨むベーン4
の幅Bを充分に広げることにより液体の流動量を増大さ
せ、それによって大きな減衰力を得られるようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のロータリダンパにおいては、ベーン4の幅Bを広げ
ることによって大きな減衰力を得るようにしていたた
め、どうしてもダンパハウジング1の軸方向の厚みが厚
くなり、サスペンション・リンク等に装着する際の占有
スペースが大きくなるという不具合があった。
【0007】また、上記従来のロータリダンパにあって
は、減衰トルクに耐え得るベーン4の強度を確保するた
めにベーン4の厚みHも充分に厚くしなければならない
が、ベーン4の厚みHを厚くすると、その幅Bが広い分
大幅な重量の増加を来すという不具合もあった。
【0008】そこで本発明は、ダンパハウジングの軸方
向の薄肉化とベーンの軽量化を実現することのできるロ
ータリダンパとそれを用いるリンク装置を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1の発明は、ダンパハウジン
グに液体の充填される略扇形の圧力室が形成され、この
圧力室の扇形状の中心に回動シャフトが配置されると共
に、この回動シャフトに前記圧力室内を第1室と第2室
とに隔成するベーンが突設され、このベーンの作動に伴
う第1室と第2室の圧力差によって液体が減衰弁に導入
されて減衰力を発生するロータリダンパにおいて、回動
シャフトの中心からベーンの先端部までの長さを、圧力
室に臨むベーンの幅よりも長く形成し、かつ、ベーンの
厚みをベーンの前記幅よりも厚く形成するようにした。
回動シャフトの中心からベーンの先端部までの長さをベ
ーンの幅よりも長く形成したことから、充分な減衰トル
クを確保しつつもベーンの幅を飛躍的に狭くすることが
できる。さらに、ベーンの厚みをベーンの幅よりも厚く
形成するようにしたことから、ベーンの充分な強度を確
保しつつもベーンの幅を薄くすることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1のロータリダ
ンパをリンク本体に一体に組み込むようにした。ロータ
リダンパの大きな減衰トルクに耐えるために太くなった
リンク本体にロータリダンパが一体化されるので、別途
ロータリダンパの取付スペースを必要としなくなり、さ
らに、ロータリダンパの軸方向の肉厚を薄くすることが
できることから、リンク本体にロータリダンパを容易に
組み込むことが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図1〜
図7に基づいて説明する。
【0012】図面において、10は、本発明にかかるロ
ータリダンパを示し、このロータリダンパ10はこの実
施例にあっては自動車のサスペンション・リンク(リン
ク装置)に用いられている。具体的には、この実施例の
場合、図2,図3に示すようにリジッドアクスル11を
車体12に位置決めするIアーム型のリンク本体13の
車体側の回動端にロータリダンパ10が一体に組み付け
られており、車体12とリジッドアクスル11の相対変
位に伴ってリンク本体13が回動すると、そのときにロ
ータリダンパ10が減衰力を発生するようになってい
る。
【0013】即ち、ロータリダンパ10は、リンク本体
13の車体側の回動端にダンパハウジング14が一体に
設けられ、このダンパハウジング14に支持された回動
シャフト15の端部がブラケット16とサブリンク17
を介して車体12に回動を阻止した状態で支持されてい
る。そして、ダンパハウジング14内には所定粘度の液
体が充填されており、ダンパハウジング14が回動シャ
フト15に対して回動したときにダンパハウジング14
内の液体が流動して、そのときに減衰力を発生するよう
になっている。尚、図2,図3中18は、リンク本体1
3のリジッドアクスル11側の連結部を示し、19は、
リジッドアクスル11と車体12の間に介装されたサス
ペンションスプリングを示す。
【0014】ダンパハウジング14は、図4に示すよう
に、リンク本体13の端部側面の切欠き部20と、この
切欠き部20にボルト21によって結合されるハウジン
グ本体22及びカバー23とから構成されており、これ
らには前記回動シャフト15が貫通状態で支持されてい
る。ハウジング本体22には扇孔24と円形孔25とが
連続して形成されており、これらの孔24,25に後述
するベーン26が回動変位可能に収容されるようになっ
ている。そして、このうちの扇孔24は、その上下がカ
バー23とリンク本体13によって閉塞され、その状態
においてカバー23及びリンク本体13と共に略扇形状
の圧力室27を形成している(図5,図6参照。)。
尚、図4中28は、回動シャフト15を支持する軸受で
あり、29は、回動シャフト15の周域をシールするオ
イルシールである。
【0015】ベーン26は、回動シャフト15にスプラ
イン嵌合される短軸円筒状の回動軸部26aと、この回
動軸部26aから径方向外側方向に延出するベーン本体
部26bとから成り、回動軸部26aはハウジング本体
22の円形孔25に回動自在に収容され、ベーン本体部
26bは圧力室27内を第1室30と第2室31とに隔
成するようになっている。また、ベーン本体部26bの
上面、先端面、及び、下面にはこれらに跨がる直線状の
溝32が形成されており、この溝32にはベーン本体部
26bと圧力室27の間を密閉するためのシール部材3
3が装着されている。尚、ベーン26の形状の詳細につ
いては後に説明する。
【0016】一方、カバー23には第1室30と第2室
31を連通する連通路34が形成されており、その連通
路34の途中には、減衰弁35とチェック弁36を備え
た同様の構造の第1バルブユニット37と第2バルブユ
ニット38が介装されている。第1バルブユニット37
側の減衰弁35は第1室30から第2室31方向に液体
が流動するときに減衰力を発生し、第2バルブユニット
38側の減衰弁35は逆に第2室31から第1室30方
向に液体が流動するときに減衰力を発生するようになっ
ている。そして、各バルブユニット37,38のチェッ
ク弁36は併設された減衰弁35の減衰力発生側と逆の
向きの液体の流動を許容するようになっている。また、
連通路34のうちの第1バルブユニット37と第2バル
ブユニット38の中間位置には体積補償装置39が介装
されており、温度変化に伴う回路内の液体の体積の増減
をこの体積補償装置39によって補償するようになって
いる。
【0017】ここで、前記ベーン26は以下の寸法条件
(イ),(ロ)を満たすような形状に形成されている。
【0018】R>B …(イ) H>B …(ロ) R:回動シャフト15の中心Oからベーン26の先端部
までの長さ、B:圧力室に臨むベーン26の幅、H:ベ
ーン26の厚み つまり、ベーン26は幅Bに比較して厚みHの厚い矩形
断面で、かつ、幅Bに比較して長さRが長くなるような
形状となっている。
【0019】以上の構成において、車体12とリジッド
アクスル11の相対変位に伴ってサスペンション・リン
クのリンク本体13が回動すると、ダンパハウジング1
4が回動シャフト15に対して回動し、同シャフト15
にスプライン嵌合されたベーン26が圧力室27内を相
対的に回動変位して第1室30または第2室31の内部
の液体を加圧する。そして、このとき例えば第1室30
側の液体が加圧されたとすると、その液体は連通路34
を通って第1バルブユニット37に導入されて、第1バ
ルブユニット37の減衰弁35を開いて減衰力を発生
し、さらに、その減衰弁35で降圧された液体は第2バ
ルブユニット38のチェック弁36を通って第2室31
内に流入する。尚、第2室31側の液体が加圧された場
合には、液体が上記と逆方向に流れ、第2バルブユニッ
ト38の減衰弁35において減衰力を発生する。
【0020】ところで、このロータリダンパ10におい
ては、ベーン26が上記(イ)の寸法条件を満たす形状
に形成されていることから、充分な減衰力を確保しつつ
もベーン26の幅を大幅に狭めることができる。
【0021】即ち、ベーン26を有するこの種のロータ
リダンパ10にあっては、減衰力の発生に直接関与する
回動シャフト15回りのトルクTRは以下の(1)式に
よって表されるが、同式から明らかなように、トルクT
Rはベーン26の幅Bに比例すると共に、回動シャフト
15の中心からベーン26の先端部までの長さRの2条
にほぼ比例する。ただし、回転シャフト15の半径rは
長さRに対して充分に小さいものとする。
【0022】
【数1】
【0023】TR:必要トルク、P:ベーン26に作用
する内圧、r:回動シャフト15の半径、n:ベーン2
6の数そして、今ベーン26の数が1枚で、内圧Pと必
要トルクTRが一定であるとすると、長さRを幅Bより
も大きく設定すれば、長さRの僅かな増大によって幅B
が飛躍的に狭まることは式(1)から明らかである。
【0024】尚、図7は、トルクTR=190kgf・m、n
=2、回動シャフト15の半径r=50mm、内圧P=1
00,200,300,400,500kgf/mmとした
ときのベーン26の幅Bとベーン26の直径(2×R)
の関係を示したグラフであり、長さRの僅かな増大によ
って幅Bを飛躍的に狭められることはこのグラフからも
明らかである。
【0025】さらに、このロータリダンパ10において
は、ベーン26が上記(ロ)の寸法条件を満たす形状に
形成されていることから、ベーン26の充分な強度を確
保しつつもベーン26の幅Bを大きく狭めることができ
る。
【0026】即ち、ベーン26の断面係数Zは以下の式
(2)によって表され、さらにベーン26に作用する応
力δは以下の式(3)によって表されるが、これらの式
から明らかなように応力δはベーンの幅Bと厚みHの2
乗に反比例する。
【0027】
【数2】
【0028】Z:断面係数
【0029】
【数3】
【0030】δ:ベーン26に作用する応力、M:ベー
ン26に作用するモーメントそして、ベーン26の許容
最大応力δとベーン26に作用するモーメントMが決ま
っているとすると、ベーン26の厚みHをベーン26の
幅Bよりも大きく設定すれば、ベーン26の厚みHの僅
かな増大によって幅Bが大きく狭められることは式
(2),(3)から明らかである。
【0031】したがって、このロータリダンパ10にお
いて、ベーン26が上記(イ),(ロ)の寸法条件を満
たす形状に形成されていることから、充分な減衰トルク
と充分なベーン26の強度を確保しつつもベーン26の
幅B、ひいてはダンパハウジング14の軸方向の厚みを
飛躍的に小さくすることができる。また、このロータリ
ダンパ10の場合、ベーン26の強度の関係でベーン2
6の厚みHを厚くするが、ベーン26の幅Bを上述のよ
うに充分に狭めることができるため、ベーン26の重量
増加を最小限に抑え、装置全体の軽量化に寄与すること
ができる。
【0032】また、ベーン26の厚みHが厚くなれば液
体の漏れ量が少なくなることは一般的に知られており、
このロータリダンパ10の場合、ベーン26の幅Bより
も厚みHを厚くしたため、軽量化したうえでベーン26
の摺動隙間を通した第1室30と第2室31の間の液体
の漏洩をより効果的に防止することができ、その結果、
大きな減衰力をロス無く効率良く得ることができる。
【0033】そして、さらにこの実施例のようにロータ
リダンパ10をサスペンション・リンク等のリンク装置
のリンク本体13に一体に組み込むようにした場合に
は、ロータリダンパ10の大きな減衰トルクに耐えるた
めに太くなったリンク本体13内にロータリダンパ10
が一体化されるので、別途ロータリダンパ10の取付ス
ペースを必要としなくなり、さらに、薄肉化によりリン
ク本体13に占めるロータリダンパ10の占有断面を小
さくすることができることから、ロータリダンパ10を
リンク本体13に容易に組み込むことができ、リンク装
置全体のコンパクト化を図ることが可能になる。
【0034】尚、本発明の実施例は以上で説明したもの
に限るものではなく、例えば、図8,図9に示すよう
に、上述と同様の構造のロータリダンパ10を自動車の
サスペンション・リンクのAアーム型のリンク本体53
に組み込むようにしても良い。同図に示すサスペンショ
ンは、Iアーム型のアッパアーム54とAアーム型のロ
アアーム(リンク本体)53によってホイール(図示せ
ず。)を車体12に位置決めすると共に、車体12に結
合したスプリングアッパマウント55とロアアーム53
の間にサスペンションスプリング56を介装したもので
あり、ロアアーム53の車体12側の一方の回動端のみ
にロータリダンパ10を組み込むようにしている。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、回動シ
ャフトの中心からベーンの先端部までの長さを、圧力室
に臨むベーンの幅よりも長く形成し、かつ、ベーンの厚
みをベーンの前記幅よりも厚く形成するようにしたた
め、充分な減衰トルクと充分なベーンの強度を確保しつ
つもダンパハウジングの軸方向の厚みを飛躍的に薄くす
ることができ、しかも、ベーンの厚みは厚くなるもの
の、ベーンの幅を狭めることができることからベーンの
軽量化をも図ることができる。したがって、リンク装置
等への搭載時の占有スペースを小さくすることができる
と共に、ベーンの軽量化による装置全体の軽量化を図る
ことができる。また、さらにこの発明においては、ベー
ンの厚みをベーンの幅よりも厚くしたことから、ベーン
の摺動隙間を通した第1室と第2室の間の液体の漏洩が
より少なくなり、大きな減衰力を効率良く得られるよう
になる。
【0036】請求項2の発明は、請求項1のロータリダ
ンパの大きな減衰トルクに耐えるために太くなったリン
ク本体内にロータリダンパを一体化して組み込むように
したので、別途ロータリダンパの取付スペースを必要と
しなくなり、その結果、リンク装置のコンパクト化を図
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す模式図。
【図2】同実施例を示す側面図。
【図3】同実施例を示す平面図。
【図4】同実施例を示す分解斜視図。
【図5】同実施例を示す平面図。
【図6】同実施例を示す図5のA−A線に沿う断面図。
【図7】同実施例におけるベーンの幅Bと長さRの関係
を示すグラフ。
【図8】本発明の他の実施例を示す平面図。
【図9】同実施例を示す側面図。
【図10】従来の技術を示す模式図。
【符号の説明】
10…ロータリダンパ、 13,53…リンク本体、 14…ダンパハウジング、 15…回動シャフト、 26…ベーン、 27…圧力室、 30…第1室、 31…第2室、 35…減衰弁、 R…長さ、 B…幅、 H…厚み。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンパハウジングに液体の充填される略
    扇形の圧力室が形成され、この圧力室の扇形状の中心に
    回動シャフトが配置されると共に、この回動シャフトに
    前記圧力室内を第1室と第2室とに隔成するベーンが突
    設され、このベーンの作動に伴う第1室と第2室の圧力
    差によって液体が減衰弁に導入されて減衰力を発生する
    ロータリダンパにおいて、 回動シャフトの中心からベーンの先端部までの長さを、
    圧力室に臨むベーンの幅よりも長く形成し、かつ、ベー
    ンの厚みをベーンの前記幅よりも厚く形成したことを特
    徴とするロータリダンパ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のロータリダンパをリン
    ク本体に一体に組み込んだことを特徴とするリンク装
    置。
JP24491597A 1997-09-10 1997-09-10 ロータリダンパ及びそのダンパを用いるリンク装置 Pending JPH1182592A (ja)

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