JPH1182585A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

Info

Publication number
JPH1182585A
JPH1182585A JP24430497A JP24430497A JPH1182585A JP H1182585 A JPH1182585 A JP H1182585A JP 24430497 A JP24430497 A JP 24430497A JP 24430497 A JP24430497 A JP 24430497A JP H1182585 A JPH1182585 A JP H1182585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
outer cylinder
vibration
metal piece
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24430497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ogawa
雄一 小川
Rentaro Kato
錬太郎 加藤
Takehiko Taguchi
武彦 田口
Naoki Nishikawa
直毅 西川
Masatoshi Enomoto
正敏 榎本
Shunta Shioda
俊太 潮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd, Showa Aluminum Corp filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP24430497A priority Critical patent/JPH1182585A/ja
Publication of JPH1182585A publication Critical patent/JPH1182585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】防振ブッシュの充分な固定強度を確保できるよ
うにするとともに、製造の容易化及びコストの低減化を
図り得る防振装置を提供する。 【解決手段】主軸金具11と、主軸金具11の外側に距
離を隔てて同軸状に配設された外筒金具12と、主軸金
具11と外筒金具12との間に介在し両者を一体的に連
結するゴム弾性体13とを備えた防振ブッシュ1と、防
振ブッシュ1の外筒金具12が装着される外筒金具12
よりも短い筒状に形成された軸受部22を有するアーム
部材2とからなり、軸受部22は、外筒金具12の外周
面の中央部に配置した状態で絞り加工を施すことにより
縮径して塑性変形されているとともに、外筒金具12
は、軸受部22への絞り加工により軸受部22と対応し
て中央部に形成された絞り段差部12aと、絞り段差部
12aの両側に形成され絞り段差部12aよりも外周径
の大きい抜け止め部12b、12bとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のサ
スペンションアームやエンジンマウント、ボディマウン
ト、デフマウント等として好適に用いられる防振装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば自動車のサスペンショ
ンアームの連結部に防振連結装置として用いられる防振
ブッシュが知られている。この防振ブッシュは、図7に
示すように、パイプ状の内筒金具101と、内筒金具1
01の外側に距離を隔てて略同軸的に配置された外筒金
具102と、内筒金具101の外周面と外筒金具102
の内周面に加硫接着され両者を一体的に連結する略円筒
状のゴム弾性体103とからなる。
【0003】この防振ブッシュは、ゴム弾性体103の
特性や耐久性を考慮して、図8に示すように、外筒金具
102を絞り加工により径方向内方に圧縮変形させた
後、図9に示すように、サスペンションアーム104の
一端に設けられた円筒状の軸受部の装着孔141に外筒
金具102を圧入することにより嵌合固定される。そし
て、内筒金具101の内孔に他の連結アーム等の取付軸
部をボルト締め等により嵌合固定することによって取付
けられ、使用に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
防振ブッシュは、外筒金具102がサスペンションアー
ム104の装着孔141に圧入により嵌合固定されるた
め、充分な圧入固定強度を確保するためには、外筒金具
102及び装着孔141の高い寸法精度が要求されると
ともに、それらの圧入面の適当な面粗度がそれらの材質
に応じて要求される。
【0005】しかし、圧入作業の前に絞り加工が施され
た外筒金具102は、満足できる寸法精度を得ることが
困難であるため、絞り加工を施してそのまま用いると、
圧入作業性及び圧入固定強度を充分にかつ安定して確保
することは困難である。即ち、装着孔141の内径寸法
に対して外筒金具102の外径寸法が、周方向全周に亘
って又は部分的に小さすぎると、圧入時にカジリ等が生
じて圧入が極めて困難となる。一方、装着孔141の内
径寸法に対して外筒金具102の外径寸法が、周方向全
周に亘って又は部分的に大きすぎると、充分な圧入固定
強度を確保することが困難となる。
【0006】そこで、従来では、サスペンションアーム
104の軸受部52及び外筒金具102の少なくとも一
方に対して、更に切削加工や研磨加工等を施すことによ
り必要な寸法精度や面粗度を確保していたが、このよう
な特別な加工のために特別な工程や設備が必要となるた
め、製造が面倒となり大幅なコストアップを招くという
問題があった。
【0007】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、金属部材どうしの圧入構造を廃止し、防振ブッシ
ュの充分な固定強度を確保できるようにするとともに、
製造の容易化及びコストの低減化を図り得る防振装置を
提供することを解決すべき課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、主軸金具と、該主軸金具の外側に距
離を隔てて同軸状に配設された外筒金具と、前記主軸金
具と前記外筒金具との間に介在し両者を一体的に連結す
るゴム弾性体とを備えた防振ブッシュと、該防振ブッシ
ュの前記外筒金具が装着される前記外筒金具よりも短い
筒状に形成された軸受部を有する取付部材と、からな
り、前記軸受部は、前記外筒金具の外周面の中央部に配
置した状態で絞り加工を施すことにより縮径して塑性変
形されているとともに、前記外筒金具は、前記軸受部へ
の絞り加工により前記軸受部と対応して中央部に形成さ
れた絞り段差部と、該絞り段差部の両側に形成され該絞
り段差部よりも外周径の大きい抜け止め部とを有すると
いう手段を採用している。
【0009】この手段によれば、取付部材の軸受部を外
筒金具の外周面の中央部に配置した状態で軸受部に絞り
加工を施すことにより、軸受部は縮径して塑性変形する
と同時に、軸受部と対応する外筒金具の中央部には軸受
部の縮径に伴って絞り段差部が形成される。また、この
とき、外筒金具の絞り段差部の両側には、絞り段差部よ
りも外周径の大きい抜け止め部が形成される。これによ
り、軸受部は、絞り段差部に圧着し、かつ絞り段差部の
両側に形成された抜け止め部により外筒金具に対して軸
方向への相対移動が規制された状態となる。よって、防
振ブッシュの外筒金具は、軸受部の装着孔に確実に固定
保持された状態となり、防振ブッシュの充分な固定強度
を確保することができる。
【0010】また、取付部材の軸受部を縮径して塑性変
形させることにより防振ブッシュが軸受部に固定される
ため、軸受部の内径寸法や外筒金具の外径寸法の高い寸
法精度の要求が緩和される。これにより、軸受部及び外
筒金具の切削加工や研磨加工等の特別な加工工程やそれ
に伴う特別な設備等を必要としなくなるため、製造が極
めて容易になり、コストの大幅な低減化が可能となる。
【0011】また、軸受部に絞り加工を施す際には、軸
受部の縮径により外筒金具に絞り段差部が形成されるの
に伴って、外筒金具の内側にあるゴム弾性体が圧縮され
るため、ゴム弾性体に特性や耐久性を付与するための予
備圧縮を同時に行うことができる。なお、本発明におい
て用いられる防振ブッシュは、少なくとも主軸金具と外
筒金具とゴム弾性体とを備えて上記のように構成される
ものが対象となる。主軸金具及び外筒金具は、例えば鋼
鉄やアルミニウム合金などの金属により形成したものを
用いることができる。また、ゴム弾性体は、従来と同様
に、天然ゴムや合成ゴムで形成することができる。
【0012】本発明における取付部材とは、例えば車両
用のサスペンションアームのアーム部材や、エンジンマ
ウント、ボディマウント或いはデフマウントなどが取付
けられるブラケット部材のことをいう。この取付部材
は、少なくとも軸受部が絞り加工により縮径して塑性変
形が可能な金属により形成される。取付部材の軸受部或
いは本体部を構成する金属としては、例えば鋼鉄やアル
ミニウム合金を採用することができ、軽量化の点から、
アルミニウム合金が好適に採用される。
【0013】また、取付部材の軸受部を縮径により塑性
変形させる手段としては、従来より公知のダイスにより
構成される絞り治具等を用いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。 〔実施形態1〕図1は本実施形態に係る防振装置の平面
図であり、図2はその防振装置の要部を断面で示す正面
図である。
【0015】本実施形態の防振装置は、サスペンション
機構に用いられるサスペンションアームであって、主軸
金具11、外筒金具12、ゴム弾性体13及び中間筒金
具14からなる防振ブッシュ1と、一端に防振ブッシュ
1が装着される軸受部22を有するアーム部材2とから
構成されている。防振ブッシュ1は、アルミニウム合金
によりパイプ状に形成された主軸金具11と、アルミニ
ウム合金により円筒状に形成され主軸金具11の外側に
距離を隔てて同軸状に配設された外筒金具12と、主軸
金具11の外周面と外筒金具12の内周面に加硫接着さ
れて略円筒状に形成されたゴム弾性体13と、ゴム弾性
体13に同軸状に埋設された中間筒金具14とから構成
されている。
【0016】この防振ブッシュ1の外筒金具12は、そ
の中央部に環状に形成された絞り段差部12aと、絞り
段差部12aの両側に環状に形成され絞り段差部12a
よりも大きな外周径を有する抜け止め部12b、12b
とから構成されている。なお、外筒金具12の絞り段差
部12aは、後で詳述するように、外筒金具12の外側
に配置した軸受部22に絞り加工を施す際に軸受部22
とともに縮径することによって形成されている。
【0017】アーム部材2は、桿状部21と、桿状部2
1の一端に設けられ防振ブッシュ1の外筒金具12を固
定保持する円筒状の軸受部22と、桿状部21の他端に
設けられた二股状の連結部23とからなり、アルミニウ
ム合金を鍛造成形することによりに一体的に形成されて
いる。桿状部21には、軽量化のために肉抜部21aが
形成されている。
【0018】軸受部22は、外筒金具12の略2/3の
長さの円筒形状に形成されており、その内部に防振ブッ
シュ1が装着される装着孔22aを有する。この軸受部
22は、予め外筒金具12の外径よりも一回り大きく形
成され、図3及び図4に示すように、軸受部22の装着
孔22a内に防振ブッシュ1を挿入し、軸受部22が外
筒金具12の外周面の中央部に位置するように配置した
状態で、図示しない絞り治具などにより絞り加工が施さ
れており、これにより軸受部22は所定量縮径して塑性
変形されている。
【0019】このとき、軸受部22が当接する外筒金具
12の中央部には、軸受部22の縮径に伴って絞り段差
部12aが形成されるとともに、軸受部22が当接しな
い外筒金具12の両端部には、絞り段差部12aよりも
外周径の大きい抜け止め部12b、12bが形成されて
いる。これにより、軸受部22は、外筒金具12の絞り
段差部12aに圧着し、抜け止め部12b、12bによ
り外筒金具12に対して軸方向への相対移動が規制され
た状態となり、外筒金具12が軸受部22の装着孔22
aに確実に固定保持されている。
【0020】なお、外筒金具12の内側のゴム弾性体1
3は、絞り段差部12aの縮径に伴って圧縮されること
により予備圧縮されている。以上のように構成された本
実施形態の防振装置は、防振ブッシュ1の主軸金具11
の内孔に他の連結アームや取付部材等の取付軸部が連結
されるとともに、連結部23が他の連結アームや取付部
材等に連結されることにより、自動車のサスペンション
機構に組み込まれて使用される。そして、防振装置とこ
れに連結された連結アーム等との間に生じる振動は、防
振ブッシュ1のゴム弾性体13の弾性作用より効果的に
吸収される。
【0021】以上のように、本実施形態の防振装置によ
れば、防振ブッシュ1が装着されたアーム部材2の軸受
部22は、外筒金具12の外周面の中央部に配置した状
態で絞り加工が施されることにより縮径して塑性変形さ
れているとともに、外筒金具12は、軸受部22への絞
り加工により軸受部22と対応して形成された絞り段差
部12aと、絞り段差部12aの両側に形成された抜け
止め部12b、12bとを有するため、防振ブッシュ1
の外筒金具12を軸受部22に確実に固定保持すること
ができ、防振ブッシュ1の充分な固定強度を確保するこ
とができる。
【0022】また、本実施形態の防振装置は、アーム部
材2の軸受部22を縮径して塑性変形させることにより
防振ブッシュ1が軸受部22に固定されるため、軸受部
22の内径寸法や外筒金具12の外径寸法の高い寸法精
度の要求が緩和される。これにより、軸受部22及び外
筒金具12の切削加工や研磨加工等の特別な加工工程や
それに伴う特別な設備等を必要としなくなるため、製造
が極めて容易になり、コストの大幅な低減化が可能とな
る。
【0023】また、本実施形態の防振装置は、軸受部2
2に絞り加工を施す際に、軸受部22の縮径により外筒
金具12に絞り段差部12aが形成されるのに伴って、
外筒金具12の内側にあるゴム弾性体13が圧縮される
ため、ゴム弾性体13に特性や耐久性を付与するための
予備圧縮を同時に行うことができる。 〔実施形態2〕図5は本実施形態に係る防振装置の平面
図であり、図6はその防振装置の要部を断面で示す正面
図である。
【0024】本実施形態の防振装置は、上記実施形態1
と同様に、サスペンション機構に用いられるサスペンシ
ョンアームであるが、アーム部材4は両端に軸受部4
2、42を有し、それぞれの軸受部42、42に防振ブ
ッシュ3、3が装着されている点で最も異なる。本実施
形態で用いられる防振ブッシュ3、3は、上記実施形態
1のものと同じであり、主軸金具31と、外筒金具32
と、ゴム弾性体33と、中間筒金具34とで構成されて
いる。そして、外筒金具32は、その中央部に環状に形
成された絞り段差部32aと、絞り段差部32aの両側
に環状に形成され絞り段差部32aよりも大きな外周径
を有する抜け止め部32b、32bとから構成されてい
る。外筒金具32の絞り段差部32aは、上記実施形態
1の場合と同様に、外筒金具32の外側に配置した軸受
部32に絞り加工を施す際に軸受部32の縮径に伴って
形成されている。
【0025】本実施形態のアーム部材4は、桿状部41
と、桿状部41の両端に設けられ防振ブッシュ3の外筒
金具32を固定保持する円筒状の軸受部42、42とか
らなり、押出成形により一体的に形成されたアルミニウ
ム合金製のものである。桿状部41には、軽量化のため
に、押出方向に貫通する肉抜部41aが押出成形時に形
成されている。各軸受部42、42は、外筒金具42の
略2/3の長さで、予め外筒金具32の外径よりも一回
り大きく形成されている。
【0026】そして、各軸受部42、42は、上記実施
形態1の場合と同様に、軸受部42の装着孔42a内に
防振ブッシュ3を挿入し、軸受部42が外筒金具32の
外周面の中央部に位置するように配置した状態で絞り加
工が施されており、これにより軸受部42は所定量縮径
して塑性変形されている。また、軸受部42への絞り加
工が施された際に、外筒金具32の中央部には絞り段差
部32aが形成されるとともに、外筒金具32の両端部
には抜け止め部32b、32bが形成されている。
【0027】これにより、各軸受部42、42は、外筒
金具32の絞り段差部32aに圧着し、抜け止め部32
b、32bにより外筒金具32に対して軸方向への相対
移動が規制された状態となり、外筒金具32が軸受部4
2の装着孔42aに確実に固定保持されている。なお、
外筒金具32の内側のゴム弾性体33は、絞り段差部4
2aの縮径に伴って圧縮されることにより予備圧縮され
ている。
【0028】以上のように構成された本実施形態の防振
装置は、各防振ブッシュ3、3の主軸金具31、31の
内孔に他の連結アームや取付部材等の取付軸部がそれぞ
れ連結されることにより、自動車のサスペンション機構
に組み込まれて使用される。そして、防振装置とこれに
連結された連結アーム等との間に生じる振動は、各防振
ブッシュ3、3のゴム弾性体33、33の弾性作用より
効果的に吸収される。
【0029】以上のように、本実施形態の防振装置によ
れば、アーム部材4の各軸受部42、42は、絞り加工
が施されることにより縮径して塑性変形されているとと
もに、各外筒金具32、32は、軸受部42、42に絞
り加工が施される際に形成された絞り段差部32a及び
抜け止め部32b、32bを有するため、各防振ブッシ
ュ3、3の外筒金具32、32を軸受部42、42に確
実に固定保持することができ、各防振ブッシュ3、3の
充分な固定強度を確保することができる。
【0030】また、軸受部42、42の内径寸法や外筒
金具32の外径寸法の高い寸法精度の要求が緩和される
ので、軸受部42、42及び外筒金具の切削加工や研磨
加工等の特別な加工工程やそれに伴う特別な設備等を必
要としなくなるため、製造が極めて容易になり、コスト
の大幅な低減化が可能となるなど、上記実施形態1の場
合と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る防振装置の平面図で
ある。
【図2】本発明の実施形態1に係る防振装置の要部を断
面で示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態1に係る防振装置の軸受部に
絞り加工を施す状態を示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る防振装置の軸受部に
絞り加工を施す状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る防振装置の平面図で
ある。
【図6】本発明の実施形態2に係る防振装置の要部を断
面で示す正面図である。
【図7】従来の防振装置に用いられる防振ブッシュの断
面図である。
【図8】従来の防振装置に用いられる防振ブッシュに絞
り加工を施す状態を示す説明図である。
【図9】従来の防振装置に用いられる防振ブッシュをサ
スペンションアームの装着孔に圧入する状態を示す説明
図である。
【符号の説明】 1、3…防振ブッシュ 2、4…アーム部材 11、31…主軸金具 12、32…外筒金具 12a、32a…絞り段差部 12b、32b…抜
け止め部 13、33…ゴム弾性体 14、34…中間筒金具 21、41…桿状部 21a、41a…肉抜部 22、42…軸受部 22a、42a…装着孔
23…連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 武彦 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 (72)発明者 西川 直毅 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内 (72)発明者 榎本 正敏 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内 (72)発明者 潮田 俊太 大阪府堺市海山町6丁224番地 昭和アル ミニウム株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸金具と、該主軸金具の外側に距離を
    隔てて同軸状に配設された外筒金具と、前記主軸金具と
    前記外筒金具との間に介在し両者を一体的に連結するゴ
    ム弾性体とを備えた防振ブッシュと、 該防振ブッシュの前記外筒金具が装着される前記外筒金
    具よりも短い筒状に形成された軸受部を有する取付部材
    と、からなり、 前記軸受部は、前記外筒金具の外周面の中央部に配置し
    た状態で絞り加工を施すことにより縮径して塑性変形さ
    れているとともに、前記外筒金具は、前記軸受部への絞
    り加工により前記軸受部と対応して中央部に形成された
    絞り段差部と、該絞り段差部の両側に形成され該絞り段
    差部よりも外周径の大きい抜け止め部とを有することを
    特徴とする防振装置。
JP24430497A 1997-09-09 1997-09-09 防振装置 Pending JPH1182585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24430497A JPH1182585A (ja) 1997-09-09 1997-09-09 防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24430497A JPH1182585A (ja) 1997-09-09 1997-09-09 防振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1182585A true JPH1182585A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17116755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24430497A Pending JPH1182585A (ja) 1997-09-09 1997-09-09 防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1182585A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314531A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd ゴムローラ
JP2004301250A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Shigeru Nagano ゴムブッシュ
JP2005083412A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Bridgestone Corp 防振装置
KR20120045166A (ko) * 2010-10-29 2012-05-09 현대자동차주식회사 차량용 롤로드

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314531A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Mitsubishi Cable Ind Ltd ゴムローラ
JP2004301250A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Shigeru Nagano ゴムブッシュ
JP2005083412A (ja) * 2003-09-05 2005-03-31 Bridgestone Corp 防振装置
JP4589612B2 (ja) * 2003-09-05 2010-12-01 株式会社ブリヂストン 防振装置
KR20120045166A (ko) * 2010-10-29 2012-05-09 현대자동차주식회사 차량용 롤로드

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5152510A (en) Cylindrical elastic mount with vibration damper including cylindrical rigid split member
US20050254888A1 (en) Torque rod and method of producing the same
JPH04224329A (ja) 車両部分を弾性的に結合し特にサブフレームを車体に結合する支持ブラケット
JPH04320834A (ja) ゴム−金属ブッシュ及びその製造方法
CN108223643B (zh) 管状减振装置
US3584857A (en) Flanged-end bushing
JP4395760B2 (ja) 防振ブッシュ
JP2003226239A (ja) 鉄道車両用防振ゴムブッシュとその製造・組付方法
US20080277847A1 (en) Bushing having self-lubricating overmold
JPH1182585A (ja) 防振装置
US5193787A (en) Sleeve and bushing assembly and method of manufacturing the same
JP4533763B2 (ja) 防振装置及びその組み付け方法
JPH11230225A (ja) 防振装置の製造方法
US20040017034A1 (en) Vibration isolating bushing
US20200047578A1 (en) Dual compound elastomer bushing for vehicle suspension component
JPH10274268A (ja) 防振ブッシュおよびブッシュ組立体
JPH1178454A (ja) サスペンションアーム
JPH1047433A (ja) サスペンション用ブッシュ
US20240151288A1 (en) Elastomeric bushing with ferrule
JP2002089601A (ja) ブッシュ装置
JP2000130485A (ja) ブッシュとアームとの結合構造
CN210211933U (zh) 一种摆臂衬套及摆臂衬套组件
JPH1113805A (ja) 防振装置
WO2022239312A1 (ja) アーム部材
JP2001248671A (ja) ブッシュ