JPH1181229A - 吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法 - Google Patents

吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法

Info

Publication number
JPH1181229A
JPH1181229A JP26510797A JP26510797A JPH1181229A JP H1181229 A JPH1181229 A JP H1181229A JP 26510797 A JP26510797 A JP 26510797A JP 26510797 A JP26510797 A JP 26510797A JP H1181229 A JPH1181229 A JP H1181229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
anticorrosion
tubular cover
resin
suspension bridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26510797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3855039B2 (ja
Inventor
Keita Suzumura
恵太 鈴村
Toru Honma
徹 本間
Hajime Shibuya
元 渋谷
Kenji Yamaji
健次 山地
Atsushi Takada
敦 高田
Hiroyuki Goto
浩之 後藤
Yoshiyuki Kawase
義行 川瀬
Yoshitaka Kusano
芳隆 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN
HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN KAIHATSU KENSETSUBUCHIYOU
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Anti Corrosion Co Ltd
Original Assignee
HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN
HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN KAIHATSU KENSETSUBUCHIYOU
Nippon Steel Corp
Nittetsu Anti Corrosion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN, HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN KAIHATSU KENSETSUBUCHIYOU, Nippon Steel Corp, Nittetsu Anti Corrosion Co Ltd filed Critical HOKKAIDO KAIHATSUKYOKU MURORAN
Priority to JP26510797A priority Critical patent/JP3855039B2/ja
Publication of JPH1181229A publication Critical patent/JPH1181229A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3855039B2 publication Critical patent/JP3855039B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り橋ケーブルのサドル部近傍において、長
期にわたり確実に防食可能な防食構造とその施工方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 吊り橋ケーブルのサドル部近傍のケーブ
ル2の表面が遮断シート12を介して防食層で被覆形成
されており、この防食層は、前記遮断シート12の上か
らスペーサー21,22を介してケーブル2に着脱可能
に配設され、かつ注入口と排出口を有する管状カバー1
4の内側の密閉間隙に、前記注入口を通して充填し硬化
した防食樹脂13によって形成されていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長期にわたり高耐
食性が求められる、吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食
構造とその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吊り橋ケーブルのサドル部近傍のケーブ
ル防食方法は、ケーブルの外径より太めの内径を有する
円筒状に成形した鋼板をケーブルに巻き付け、長手方向
や円周方向の端部を、ボルトやシール材により係止して
密封するカバー方式が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の鋼板
カバーによるケーブルの防食方法では、長期の暴露にお
いて、カバーの端部を係止しているボルトの腐食やシー
ル剤の劣化等により隙間を生じやすく、そこから水や湿
気、腐食性ガス等の腐食因子が侵入してしまうため、ケ
ーブルの腐食を防止するに十分な防食方法ではなかっ
た。
【0004】本発明は、吊り橋ケーブルのサドル部近傍
のケーブル表面に、ポリウレタン樹脂等の防食性樹脂を
被覆することにより、鋼板カバーによる防食方法よりも
長期にわたり確実に防食を可能とする、吊り橋ケーブル
のサドル部近傍の防食構造と防食方法を提供することを
目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構
造とその施工方法は、図1〜図5に示すように、サドル
部1側では、ケーブル2の断面形状は6角状であるが、
ケーブルバンド3側では、ほぼ円形となる。本発明で
は、吊り橋ケーブルのサドル部1近傍のケーブル2の表
面を、遮断シート12で覆った後、その上から、スペー
サー21,22を介して、隙間24を形成する着脱可能
な管状カバー14を取り付け、該管状カバー14の円周
方向側端部および、長手方向の前後端部を密封シールし
た後、前記管状カバー14に設けた注入口14cから、
前記隙間24に防食性樹脂13を注入し、硬化させた
後、前記管状カバー14を取り外して防食層を形成する
ことを特徴とする。なお、図2は、サドル部直近の防食
施工中の断面、図3はケーブルバンド側の防食施工中の
断面を示す。
【0006】管状カバー14は、図5に示すように、長
手方向に沿って開口可能に、円周方向の側端に長手方向
に沿って係止部14aを備えており、係止部14aを締
め付け治具14bで締結して、前記開口部を密封シール
する。管状カバー14の材質としては、弾性変形性を有
し、寸法安定性に優れた繊維強化プラスチックを用いる
ことが好ましい。
【0007】又、防食性樹脂13はポリウレタン樹脂を
用いる。さらに、遮断シート12と管状カバー14との
隙間24を保持するスペーサー21,22は、防食性を
有し且つ防食性樹脂13と接着可能な材料を用い、防食
性樹脂一体として埋め込ませるこど好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。本発明において、ケーブル表面に被覆
する防食性樹脂13は、硬化前は狭い空間に注入可能な
液状であって、硬化後はある程度柔軟性を持ち、かつ防
食性や耐候性を有するものを選択する必要がある。これ
らの条件を満たすものとして、主剤と硬化剤を混合して
なるポリウレタン樹脂が最も好ましいが、この他、ポリ
エチレン樹脂、エポキシ樹脂等を使用してもよい。
【0009】防食性樹脂13を被覆する際には、遮断シ
ート12でケーブルの表面を覆った後、スペーサー2
1,22を介して、隙間24を保持する着脱可能な管状
カバー14を取り付け、管状カバー14の円周方向側端
部および長手方向の前後端部を密封シールした後、前記
管状カバー14に設けた注入口14cから、隙間24
に、前記防食性樹脂13を注入することによって、ケー
ブル表面に防食性樹脂13を被覆する。このとき、エア
抜き口14dからは、隙間24内のエアが排出される。
【0010】防食性樹脂13が硬化した後は、前記管状
カバー14を取り外すことで、ササドル部1近傍のケー
ブル2には、一定の被覆厚みを持った被覆層を形成させ
ることが可能であり、防食性に優れた被覆を簡易に精度
よく実現させることができる。
【0011】本発明に用いる遮断シート12は、ケーブ
ル内部へ防食性樹脂13が侵入するのを防止することが
目的であり、遮断性があり、防食性樹脂13により侵さ
れず、施工が容易なものが好ましく、その一例としてポ
リエチレンテープや熱収縮ポリエチレンシートが挙げら
れる。
【0012】遮断シート12を被覆する際、サドル1側
のケーブルの断面形状は6角状のため、遮断シート12
とケーブル表面との間に隙間を生じる。この隙間へブチ
ルゴム等の充填材を埋め込むことにより、この隙間への
結露を防止することが可能である。
【0013】本発明に用いる管状カバー14の構造とし
ては、図5に示すように、長手方向に沿って開口可能
で、円周方向の側端に舌片状の係止部14aを備えてい
ることが特徴である。
【0014】管状カバー14の係止の方法としては、円
周方向側端部の係止部14aに、図示省略のクッション
材を挟み込み、U字クランプ等の締め付け治具14bで
締め付ける方法が挙げられる。管状カバー14の材質と
しては、弾性変形可能で、寸法の安定性、強度、加工
性、軽量性の面から、繊維強化プラスチックが好適であ
るが、その他には、鋼板、亜鉛メッキ鋼板、ステンレス
鋼板、アルミ板等を使用することもできる。この場合、
ケーブル外径以上に弾性変形が可能なように板厚、材質
を設定する必要がある。
【0015】本発明に用いる管状カバー14は、注入し
た防食性樹脂13が硬化した後、取り外しが容易である
ことが要求される。したがって、管状カバー14の内面
には防食性樹脂13が付着しないように、離型剤塗布、
テフロン加工等の付着防止処理を施すことが好ましい。
【0016】また、遮断シート12で覆われたケーブル
表面23と管状カバー14の内面の隙間24を保持する
スペーサー21,22は、防食性を有し且つ、防食性樹
脂13と接着可能な材料を用いることにより、防食性樹
脂13と一体化させて埋め込むことが望ましい。防食性
樹脂13としてポリウレタン樹脂を選定した場合、スペ
ーサー21,22には、あらかじめ作製しておいたポリ
ウレタン樹脂片を用いる。
【0017】また、防食施工範囲が長い場合は、スペー
サー21,22は、両端だけでなく、遮断シート12で
覆われたケーブル表面23と管状カバー14の内面の隙
間24を一定に保つように中間部にも適宜に配置すると
よい。
【0018】図6〜図8は、本発明により被覆した防食
層の端部を仕上げ処理した各例で、図6はケーブルバン
ド3との継ぎ部の処理例、図7、図8はサドル1との継
ぎ部の2つの処理例である。仕上げはシーリング材を非
接着2層とし、内層41は狭い隙間に充填可能な材料と
し、コーキングガンで施工可能なポリウレタン系止水材
を用いた。また外層42は耐候性に優れ、サドル、端バ
ンド、鋼製カラー44および、ポリウレタン被覆層2
1,22との密着性に優れた材料とし、2液変性シリコ
ンコーキング材を用いた。2つのシーリング材を非接着
にする理由は、コーキングが剥離しやすい3角目地や3
面接着を防止するためである。このため、フィルム状ポ
リエチレン製の遮断層43を設けた。
【0019】
【実施例】
(実施例1)本発明の具体的実施例として、2100m
m長の吊り橋ケーブルのサドル部近傍のケーブルに、2
液硬化タイプのポリウレタン樹脂を被覆した例について
説明する。
【0020】ケーブルのサドル部近傍は、図1に示すよ
うに、サドル1側のケーブル2の断面形状は、横が51
8mm、縦が516mmの段差のある6角状であり、ケ
ーブルバンド3側の断面形状は、直径が470mmの円
形であった。
【0021】サドル側の段差をブチルゴムで充填した
後、ケーブル表面にポリエチレンシートを被覆した。被
覆方法は幅900mm、幅の厚さ1mmの熱収縮ポリエ
チレンシートを、100mm以上のラップをもたせて、
ケーブル表面に巻き付け、長手方向端部を、ポリエチレ
ンのヒートシールで止めた後、熱収縮させケーブル表面
にフイットさせた。上記の作業を順次繰り返し、ケーブ
ル全面を熱収縮ポリエチレンシートで被覆した。又、ラ
ップさせた円周方向の端部はブチルゴム材でシールし
た。
【0022】次に、2液硬化型のポリウレタン樹脂塗料
で、あらかじめ成形しておいた、スペーサーを、ポリエ
チレンシートを被覆したケーブルのサドル側とケーブル
バンド側の両端に、それぞれ、図9に示すように、ポリ
ウレタン樹脂を主成分とする接着剤33を用いて固定し
た。
【0023】次いで、その上から、内面に離型剤を塗布
した、図5に示すような、長手方向に開口可能で、長手
方向の側端に係止部を備えている繊維強化プラスチック
管状カバー14を取り付けた。管状カバー14の下部に
は、10mm径のポリウレタン樹脂塗料注入口14c
を、管状カバー14の上部にはエア抜き口14dを設け
た。
【0024】管状カバー14の舌片状の円周方向側端の
係止部14aは、クッション材を挟み込みU字クランプ
等の締め付け治具14bを用いて止めた。管状カバー1
4の前後端部は、図9に示すように、テープ巻き31し
た後、鋼製の締め付けベルト32で固定した。
【0025】樹脂塗料の注入前には、漏れがないかを、
エア抜き口14dを閉じた状態で、塗料注入口14cよ
り注入塗料圧相当の圧力を加えて確認した。
【0026】その後、エア抜き口14dを開放し、前記
の塗料注入口14cより、2液硬化型のポリウレタン樹
脂塗料を注入し、ケーブル上部のエア抜き口14dから
塗料が充填されたことを確認した。
【0027】ポリウレタン樹脂塗料の養生・硬化後、前
記管状カバー14を取り外した。前記方法により得られ
たケーブルの被覆外観は良好であり、皮膜特性を損なう
様な欠陥は全く認められなかった。また、ケーブルのサ
ドル側とケーブルバンドの両端に設置したスペーサー
も、被覆樹脂に一体として埋め込まれ、密着性も良好で
あった
【0028】また被覆層については、その膜厚分布とピ
ンホール試験による検査評価も行った。その結果、膜厚
は設計値の15%以内に分布しており問題はなかった。
また、10kVのピンホール試験においてもピンホール
は検出されず、良好な品質性能の被覆層が形成されてい
た。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吊り橋ケ
ーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法は、吊り
橋ケーブルのサドル部近傍のケーブル2の表面を、遮断
シート12で覆った後、その上から、スペーサー21,
22を介して、隙間24を形成する着脱可能な管状カバ
ー14を取り付け、当該管状カバーの円周方向側端部お
よび、長手方向の前後端部を密封シールした後、前記管
状カバー14に設けた注入口14cから、前記隙間24
に防食性樹脂13を注入し、硬化させた後、前記管状カ
バー14を取り外して防食層を形成することを特徴とす
るので、従来の鋼製カバーによる防食方法よりも長期に
わたり確実に防食可能な被覆を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊り橋ケーブルのサドル部近傍の構造を斜視図
で示す概念図である。
【図2】本発明のサドル部直近の防食施工中のケーブル
の断面図である。
【図3】本発明のケーブルバンド側の防食施工中のケー
ブル断面図である。
【図4】本発明を実施するために用いる被覆装置の構造
例を示す一部切り欠き側面概念説明図である。
【図5】本発明の長手方向に開口可能で、長手方向の端
部で係止可能な管状カバーの斜視図である。
【図6】本発明により被覆した防食層のケーブルバンド
側端部の仕上げ処理例の拡大部分断面図である。
【図7】本発明により被覆した防食層のサドル側端部の
第1の仕上げ処理例の拡大部分断面図である。
【図8】本発明により被覆した防食層のサドル側端部の
第2の仕上げ処理例の拡大部分断面図である。
【図9】サドル側を例として図示する管状カバー前後端
部構造の概念図である。
【符号の説明】
1 吊り橋のサドル 2 サドル部近傍のケーブル 3 ケーブルバンド 4 ケーブル一般部 12 遮断シート 13 防食性樹脂 14 管状カバー 14a 管状カバーの側端係止部 14b 管状カバーの側端係止治具 14c 注入口 14d エア抜き口 21 スペーサー(サドル側) 22 スペーサー(ケーブルバンド側) 23 遮断シートで覆われたケーブル表面 24 管状カバー内面の隙間 31 テープ 32 鋼製の締め付けベルト 33 ポリウレタン樹脂を主成分とする接着剤 41 内層シーリング材 42 外層シーリング材 43 フィルム状の遮断層 44 鋼製カラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 徹 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 新 日本製鐵株式会社内 (72)発明者 渋谷 元 北海道室蘭市入江町1番地14 北海道開発 局 室蘭開発建設部内 (72)発明者 山地 健次 北海道室蘭市入江町1番地14 北海道開発 局 室蘭開発建設部内 (72)発明者 高田 敦 北海道室蘭市入江町1番地14 北海道開発 局 室蘭開発建設部内 (72)発明者 後藤 浩之 北海道室蘭市入江町1番地14 北海道開発 局 室蘭開発建設部内 (72)発明者 川瀬 義行 東京都千代田区岩本町二丁目11番9号 日 鉄防蝕株式会社内 (72)発明者 草野 芳隆 東京都千代田区岩本町二丁目11番9号 日 鉄防蝕株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り橋ケーブルのサドル部近傍のケーブ
    ル2の表面が遮断シート12を介して防食層で被覆形成
    されており、この防食層は、前記遮断シート12の上か
    らスペーサー21,22を介してケーブル2に着脱可能
    に配設され、かつ注入口と排出口を有する管状カバー1
    4の内側の密閉間隙に、前記注入口を通して充填し硬化
    した防食樹脂13によって形成されていることを特徴と
    する吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造。
  2. 【請求項2】 吊り橋ケーブルのサドル部近傍のケーブ
    ル2の表面を遮断シート12で覆った後、その上から、
    スペーサー21,22を介して、隙間24を形成する着
    脱可能な管状カバー14を取り付け、該管状カバー14
    の前後端部および側端部を密封シールして、前記隙間2
    4に、前記管状カバー14に設けた注入口、排出口によ
    り防食性樹脂13を充填し硬化させた後、前記管状カバ
    ー14を取り外して防食層を形成することを特徴とする
    吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食施工方法。
  3. 【請求項3】 前記管状カバー14は、円周方向の側端
    に長手方向に沿って係止部14aを備え開口可能とし、
    締付治具14bによりその開口部を密封シールとするこ
    とを特徴とする請求項2記載の吊り橋ケーブルのサドル
    部近傍防食施工方法。
  4. 【請求項4】 前記管状カバー14の円周方向側端の長
    手方向に沿う係止部14aは、ケーブルの外径以上に弾
    性変形して開口可能な、繊維強化プラスチック製である
    ことを特徴とする、請求項2または3記載の吊り橋ケー
    ブルのサドル部近傍防食施工方法。
  5. 【請求項5】 前記管状カバー14の内面に付着防止処
    理を施したことを特徴とする、請求項2〜4のいずれか
    に記載の吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食施工方法。
  6. 【請求項6】 前記管状カバー14と遮断シート12の
    隙間24に充填する防食性樹脂13がポリウレタン樹脂
    であることを特徴とする、請求項2〜5のいずれかに記
    載の吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食施工方法。
  7. 【請求項7】 前記管状カバー14と遮断シート12の
    隙間24を保持するスペーサー21,22は、防食性を
    有し且つ、防食性樹脂13と接着可能な材料を用い、前
    記防食性樹脂13が硬化した後に、防食性樹脂13に一
    体として埋め込まれることを特徴とする、請求項2〜6
    のいずれかに記載の吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食
    施工方法。
JP26510797A 1997-09-12 1997-09-12 吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法 Expired - Lifetime JP3855039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26510797A JP3855039B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26510797A JP3855039B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1181229A true JPH1181229A (ja) 1999-03-26
JP3855039B2 JP3855039B2 (ja) 2006-12-06

Family

ID=17412711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26510797A Expired - Lifetime JP3855039B2 (ja) 1997-09-12 1997-09-12 吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3855039B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222801A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Railway Technical Res Inst 既設ピボット支承の耐震補強工法
CN107881915A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 柳州欧维姆机械股份有限公司 具有封闭式防腐结构的悬索桥主缆系统及对悬索桥主缆系统实施封闭式防腐的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222801A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Railway Technical Res Inst 既設ピボット支承の耐震補強工法
CN107881915A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 柳州欧维姆机械股份有限公司 具有封闭式防腐结构的悬索桥主缆系统及对悬索桥主缆系统实施封闭式防腐的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3855039B2 (ja) 2006-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5894864A (en) Repair or maintenance system for leaking pipes or pipe joints
KR100212167B1 (ko) 배관보수용 고무밴드 및 배관보수방법
RU2068526C1 (ru) Многослойная лента для упрочнения пустотелых испытывающих давление корпусов, способ ее изготовления и способ ремонта корпусов с использованием этой ленты
US4519856A (en) Resin-cloth structural system
AU2007301707B2 (en) Double skin tank lining with interstitial spacer
US11919281B2 (en) Double skin structure with interstitial spacer
JPH1181229A (ja) 吊り橋ケーブルのサドル部近傍防食構造とその施工方法
US20040178632A1 (en) Sealing gasket for a clamp
CA2241890C (en) Method of protecting metals against corrosion
JPH1181231A (ja) 吊橋ケーブルの防食構造及び防食方法
US6039359A (en) Protective sleeve and related method for protecting a buried pipe joint
GB2080916A (en) Repairing a leak in a pipe
JPH1161734A (ja) 吊構造ケーブルの防食補修方法
JP2001032309A (ja) コンクリートの防食方法および防食シートならびに防食処理コンクリート構造体
US6247499B1 (en) Pipe wrap corrosion protection system
JPH06184968A (ja) 構築用ケーブルの防食被覆方法
JP3495843B2 (ja) 配管フランジ部のガス漏洩防止構造
JPH01210688A (ja) 配管欠陥部の補修・補強方法
CZ209196A3 (en) Double-walled tank and process for producing thereof
JP2838673B2 (ja) 配管補修用ゴムバンド
JP2001146988A (ja) ガス配管用ネジ継手部のガス漏れ修繕工法
JP2550406B2 (ja) 外装構造体の亀裂補修工法
JPS6010154B2 (ja) 保護層付ケ−ブル
EP0216762A1 (en) RESIN-TEXTILE STRUCTURAL SYSTEM.
JPS61199927A (ja) 防食施工法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040511

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term