JPH1181152A - 接着処理繊維及びこれを用いた動力伝動用ベルト - Google Patents

接着処理繊維及びこれを用いた動力伝動用ベルト

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JPH1181152A
JPH1181152A JP10127659A JP12765998A JPH1181152A JP H1181152 A JPH1181152 A JP H1181152A JP 10127659 A JP10127659 A JP 10127659A JP 12765998 A JP12765998 A JP 12765998A JP H1181152 A JPH1181152 A JP H1181152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハロゲン含有重合体を使用せずに良好な接着
力を得ることができる接着処理繊維と、この接着処理繊
維を心線に用いてベルトの寿命を改善した動力伝動用ベ
ルトを提供する。 【解決手段】 未処理繊維を、イソシアネート化合物又
は/及びエポキシ化合物を含む第1処理液で処理し、ア
クリロニトリル−ブタジエンゴムラテックスそして水素
化ニトリルゴムラテックスから選ばれた少なくとも一種
のゴムラテックスを成分とするRFL液の第2処理液で
処理し、そしてニトリルゴム配合物を溶剤に溶かしたゴ
ム糊とイソシアネート化合物からなり、イソシアネート
化合物と該アクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物の
重量比が1/1〜1/3で、固形分濃度が3〜7%であ
る第3処理液で処理した接着処理繊維にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接着処理繊維及びこ
れを用いた動力伝動用ベルトに係り、詳しくは接着処理
した心線と水素化ニトリルゴム配合物のような耐熱性ポ
リマーとの接着力を向上させ、そしてベルトの寿命を改
善した接着処理繊維及びこれを用いた動力伝動用ベルト
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、省エネルギー化、コンパクト化の
社会的要請を背景に、自動車のエンジンルーム周辺の雰
囲気温度は、従来に比べて上昇し、伝動ベルトの使用環
境温度も高くなってきた。従来の伝動ベルトは主に天然
ゴム、スチレンーブタジエンゴム、クロロプレンゴムを
使用してきたが、 高温雰囲気下では、圧縮ゴム層が早
期に亀裂を発生することがあった。
【0003】このため、最近では、耐熱性ポリマーとし
て開発された水素化ニトリルゴムがVリブドベルト、V
ベルト、あるいは歯付ベルトに使用されている。また、
水素化ニトリルゴムに不飽和カルボン酸金属塩を使用し
たゴム配合物も伝動ベルトの弾性部材に使用されてい
る。これに応じて、心線である繊維コードと水素化ニト
リルゴムとの接着も改善されつつある。
【0004】例えば、繊維コードと水素化ニトリルゴム
組成物との接着において、特公昭60−24131号公
報には、カルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジ
エンゴムラテックスからなるRFL液で処理する方法、
特公平5−41525公報、特公平5−41526公
報、特公平5−41527公報には、イソシアネート化
合物、エポキシ化合物及びシランカップリング剤から選
ばれた活性化合物、RFL液及びハロゲン含有重合体を
主成分とする接着剤組成物で処理する方法、特公平6−
41528公報にはエポキシ化合物あるいはイソシアネ
ート化合物で第1処理した後、RFL液で第2処理し、
そしてゴム配合物と塩化ゴムを溶剤に溶かしたゴム糊で
第3処理する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カルボキシル
基含有アクリロニトリル−ブタジエンゴムゴムラテック
スからなるRFL液で処理する方法では、従来に比べて
繊維コードと水素化ニトリルゴムとの接着力は改善され
たが、この処理コードを心線に用いた伝動ベルトを走行
させて繰り返し疲労を与えた場合には、早期に心線と接
着ゴム層とが界面剥離し、実使用上、接着力が不足して
いることが明らかになった。
【0006】また、活性化合物、RFL液及びハロゲン
含有重合体を主成分とする接着剤組成物を使用する場合
には、ハロゲン含有重合体の使用は、地球環境上、制限
される可能性を含んでいる。
【0007】更に、特公平6−41528公報に記載さ
れた方法では、塩化ゴムが地球環境上、制限される可能
性を含んでおり、将来において継続的に安定した供給が
危ぶまれる問題を含んでいる。
【0008】本発明は、これらの点を考慮し、ハロゲン
含有重合体を使用せずに良好な接着力を得ることができ
る接着処理繊維と、この接着処理繊維を心線に用いてベ
ルトの寿命を改善した動力伝動用ベルトを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本願請求項1記載
の発明は、未処理繊維を、イソシアネート化合物又は/
及びエポキシ化合物を含む第1処理液で処理し、アクリ
ロニトリル−ブタジエンゴムラテックスそして水素化ニ
トリルゴムラテックスから選ばれた少なくとも一種のゴ
ムラテックスを成分とするRFL液の第2処理液で処理
し、そしてニトリルゴム配合物を溶剤に溶かしたゴム糊
とイソシアネート化合物からなり、イソシアネート化合
物と該アクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物の重量
比が1/1〜1/3で、固形分濃度が3〜7%である第
3処理液で処理した接着処理繊維にある。とりわけ、本
発明では、イソシアネート化合物と該アクリロニトリル
−ブタジエンゴム配合物の重量比が1/1〜1/3で、
固形分濃度が3〜7%とした第3処理液で処理している
ため、接着処理繊維とゴム組成物とは良好な剥離力を維
持する。また、この接着処理繊維は水素化ニトリルゴム
配合物との接合に適している。
【0010】本願請求項2記載の発明は、ベルト長手方
向に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、圧縮ゴム層を
含む弾性体層からなる動力伝動ベルトにおいて、上記心
線として、未処理繊維コードを、イソシアネート化合物
又は/及びエポキシ化合物を含む第1処理液で処理し、
アクリロニトリル−ブタジエンゴムラテックスそして水
素化ニトリルゴムラテックスから選ばれた少なくとも一
種のゴムラテックスを成分とするRFL液の第2処理液
で処理し、そしてアクリロニトリル−ブタジエンゴム配
合物を溶剤に溶かしたゴム糊とイソシアネート化合物か
らなり、イソシアネート化合物とアクリロニトリル−ブ
タジエンゴム配合物の重量比が1/1〜1/3で、固形
分濃度が3〜7%である第3処理液で処理した処理繊維
コードを使用し、この処理繊維コードを水素化ニトリル
ゴム配合物からなる接着ゴム層に埋設した動力伝動用ベ
ルトにあり、耐熱接着性に優れた効果を発揮する。
【0011】本願請求項3記載の発明は、圧縮ゴム層を
含む弾性体層として、塩素含有量が15〜35重量%
で、硫黄含有量が0.5〜2.5重量%の範囲になるよ
うにクロロスルフォン化した直鎖状分子構造の低密度ポ
リエチレンのゴム組成物を用いた動力伝動用ベルトであ
り、高温環境下の走行でも心線と接着ゴム層との早期の
剥離が阻止され、圧縮ゴム層にも耐熱性ポリマーを使用
しているため、ベルトの寿命を高めることができる。
【0012】本願請求項4記載の発明は、ベルト長手方
向に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、圧縮ゴム層を
含む弾性体層からなるVリブドベルトあるいはVベルト
から選ばれた摩擦伝動タイプの動力伝動用ベルトにあ
る。
【0013】本願請求項5記載の発明は、ベルト長手方
向に沿って複数の歯ゴムと心線を埋設した背ゴムからな
る歯付ベルトにおいて、上記心線として、未処理繊維コ
ードを、イソシアネート化合物又は/及びエポキシ化合
物を含む第1処理液で処理し、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴムラテックスそして水素化ニトリルゴムラテッ
クスから選ばれた少なくとも一種のゴムラテックスを成
分とするRFL液の第2処理液で処理し、そしてアクリ
ロニトリル−ブタジエンゴム配合物を溶剤に溶かしたゴ
ム糊とイソシアネート化合物からなり、イソシアネート
化合物と該アクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物の
重量比が1/1〜1/3で、固形分濃度が3〜7%であ
る第3処理液で処理した処理繊維コードを使用し、この
処理繊維コードを水素化ニトリルゴム配合物からなる接
着ゴム層に埋設した歯付ベルトにある。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明で使用するゴム組成物とし
ては、水素化ニトリルゴム(H−NBR)、水素化ニト
リルゴム(H−NBR)に不飽和カルボン酸金属塩を添
加したもの、アルキル化クロロスルフォン化ポリエチレ
ン(ACSM)、NBR、クロロプレンゴム(CR)、
クロロスルフォン化ポリエチレンゴム(CSM)等を主
成分とし、これにカーボンブラックのような補強剤、充
填剤、軟化剤、老化防止剤、加硫助剤、硫黄のような加
硫剤等が添加混合される。なかでも、水素化ニトリルゴ
ム配合物が最適である。
【0015】水素化ニトリルゴムは、水素添加率80%
以上であり、耐熱性及び耐オゾン性の特性を発揮するた
めに好ましくは90%以上が良い。水素添加率80%未
満の水素化ニトリルゴムは、耐熱性及び耐オゾン性が極
度に低下する。耐油性及び耐寒性を考慮すると、結合ア
クリロニトリル量は20〜45%の範囲が好ましい。
【0016】本発明で使用する繊維は、ポリエチレンレ
テフタレート繊維(PET)、ポリエチレンナフタレー
ト繊維(PEN)、アラミド繊維、6−ナイロン等を素
材とするものであり、特に耐熱性を有する、ポリエチレ
ンレテフタレート繊維、ポリエチレンナフタレート繊
維、アラミド繊維が好ましい。繊維の使用形態はコード
を初めとして織物、編物、スダレ等であり、動力伝動ベ
ルト以外にコンベヤベルト、タイヤのような動的な製品
の補強材に使用することができる。
【0017】使用する繊維は、下記の方法よって処理さ
れる。 (1)まず未処理繊維を、イソシアネート化合物又は/
及びエポキシ化合物を含む室温に設定した第1処理液に
0.5〜30秒間浸漬した後、150〜190°Cに調
節したオーブンに2〜5分間通して乾燥される。
【0018】(2)アクリロニトリル−ブタジエンゴム
ラテックス(NBRラテックス)そして水素化ニトリル
ゴムラテックス(H−NBRラテックス)から選ばれた
少なくとも一種のゴムラテックスを成分とするRFL液
である第2処理液で処理する。RFL液はレゾルシンと
ホルマリンの初期縮合物をゴムラテックスと混合したも
のであり、この場合レゾルシンとホルマリンのモル比は
3/1〜1/3にすることが接着力を高める上で好適で
ある。また、レゾルシンとホルマリンの初期縮合物は、
これゴムラテックスのゴム分100重量部に対してその
樹脂分が5〜100重量部になるように混合した上、全
固形濃度を5〜40%濃度に調節される。
【0019】この場合の処理液の温度は5〜40°Cに
調節し、また浸漬時間は0.5〜30秒であり、220
〜250°Cに調節したオーブンに1〜3分間通して熱
処理される。
【0020】(3)アクリロニトリル−ブタジエンゴム
配合物を溶剤に溶かしたゴム糊とイソシアネート化合物
からなり、イソシアネート化合物と該アクリロニトリル
−ブタジエンゴム配合物の重量比が1/1〜1/3で、
固形分濃度が3〜7%である第3処理液で処理する。こ
の場合の処理液の温度は5〜40°Cに調節し、また浸
漬時間は0.5〜30秒であり、140〜180°Cに
調節したオーブンに3〜7分間通して乾燥処理される。
【0021】上記第1処理液で使用するイソシアネート
化合物としては、例えば4,4’−ジフェニルメタンジ
イソシアネート、トリレン2,4−ジイソシアネート、
ポリメチレンポリフェニルジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、ポリアリールポリイソシアネ
ート(例えば商品名としてPAPIがある)等がある。
このイソシアネート化合物もトルエン、メチルエチルケ
トン等の有機溶剤に混合して使用される。また、上記イ
ソシアネート化合物にフェノール類、第3級アルコール
類、第2級アルコール類等のブロック化剤を反応させて
ポリイソシアネートのイソシアネート基をブロック化し
たブロック化ポリイソシアネートも使用可能である。
【0022】また、第1処理液で使用するエポキシ化合
物としては、例えばエチレングリコール、グリセリン、
ペンタエリスリトール等の多価アルコールや、ポリエチ
レングリコール等のポリアルキレングリコールとエピク
ロルヒドリンのようなハロゲン含有エポキシ化合物との
反応生成物や、レゾルシン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ジメチルメタン、フェノール.ホルムアルデヒド
樹脂、レゾルシン.ホルムアルデヒド樹脂等の多価フェ
ノール類やハロゲン含有エポキシ化合物との反応生成物
などである。上記エポキシ化合物はトルエン、メチルエ
チルケトン等の有機溶剤に混合して使用される。
【0023】第2処理液であるRFL液は、レゾルシン
とホルマリンの初期縮合物とニトリルゴムラテックスそ
して水素化ニトリルゴムラテックスから選ばれた少なく
とも一種のゴムラテックスとを混合したものであり、こ
の場合レゾルシンとホルマリンのモル比は3/1〜1/
3にすることが接着力を高めるうえで好適である。ま
た、レゾルシンとホルマリンの初期縮合物は、これをゴ
ムラテックスのゴム分100重量部に対してその樹脂分
が5〜100重量部になるようにゴムラテックスと混合
したうえ、全固形濃度を5〜40%濃度に調節される。
【0024】第3処理液であるアクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム配合物を溶剤に溶かしたゴム糊とイソシアネ
ート化合物からなる処理液は、イソシアネート化合物と
該アクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物の重量比
(1/1〜1/3)と固形分濃度(3〜7%)で制御さ
れる。重量比が1/1を越えると、処理液の存置安定性
が悪くなって接着処理途中に処理液が固化し、一方1/
3未満になると接着力が低下する。また、固形分濃度が
3%未満の場合、あるいは7%を越える場合には、接着
力が低下する。尚、処理液の固形分濃度は、処理液を秤
量瓶に取り、質量(W1 )を計る。採取した処理液をオ
ーブンに入れ、乾燥させる。質量が一定になるまで乾燥
を続け、最終質量(W2 )を計り、式W2 /W1 ×10
0(%)で算出する。
【0025】ここで使用するアクリロニトリル−ブタジ
エンゴム配合物はアクリロニトリル−ブタジエンゴムに
カーボンブラックのような補強剤、充填剤、軟化剤、老
化防止剤、加硫助剤、硫黄のような加硫剤等を含有させ
たものであり、通常使用されるものである。
【0026】図1に示すVリブドベルト1は、上記の接
着処理した繊維コードを心線の使用した実施例を示して
いる。これによると、接着ゴム層3中ポリエチレンレテ
フタレート繊維(PET)、ポリエチレンナフタレート
繊維(PEN)、アラミド繊維を素材とする高強度で低
伸度のコードよりなる心線2を接着ゴム層3中に埋設
し、その下側に弾性体層である圧縮ゴム層4を有してい
る。この圧縮ゴム層4にはベルト長手方向にのびる断面
略三角形の複数のリブ7が設けられ、またベルト表面に
は付着したゴム付帆布5が設けられている。
【0027】前記圧縮ゴム層4に使用されるゴムは、ア
ルキル化クロロスルフォン化ポリエチレン(ACS
M)、水素化ニトリルゴム(H−NBR)、NBR、ク
ロロプレンゴム(CR)、クロロスルフォン化ポリエチ
レンゴム(CSM)であり、耐熱劣化性の改良されたゴ
ムである。
【0028】アルキル化クロロスルフォン化ポリエチレ
ンは、、塩素含有量が15〜35重量%で、硫黄含有量
が0.5〜2.5重量%の範囲になるようにクロロスル
フォン化した直鎖状分子構造の低密度ポリエチレンであ
る。
【0029】また、本発明のVリブドベルトの圧縮ゴム
層4には、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル、
綿、アラミドからなる短繊維を混入して圧縮ゴム層4の
耐側圧性を向上させるとともに、プーリと接する面にな
る圧縮ゴム層4の表面に該短繊維を突出させ、圧縮ゴム
層4の摩擦係数を低下させて、ベルト走行時の騒音を軽
減する。これらの短繊維のうち、剛直で強度を有し、し
かも耐磨耗性を有するアラミド短繊維が最も効果があ
る。
【0030】上記アラミド短繊維が前述の効果を充分に
発揮するためには、アラミド繊維の繊維長さは1〜20
mmで、その添加量はゴム100重量部に対して1〜3
0重量部である。このアラミド繊維は分子構造中に芳香
環をもつアラミド、例えば商品名コーネックス、ノーメ
ックス、ケブラー、テクノーラ、トワロン等である。
尚、アラミド短繊維の添加量が1重量部未満の場合に
は、圧縮ゴム層4のゴムが粘着しやすくなって磨耗する
欠点があり、また一方30重量部を越えると短繊維がゴ
ム中に均一に分散しなくなる。
【0031】未処理繊維コードのうちアラミド繊維コー
ドは、分子構造の主鎖中に芳香環をもつアラミド、例え
ば商品名ケブラー、テクノーラ、トワロン等であり、1
〜3デニールのモノフィラメントを100〜3000本
収束したトータル300〜3100デニ−ルの無撚りの
原糸を2〜5本寄せ集め、これを上撚り数4〜50回/
10cmで上撚りして得たものである。無論、下撚り、
上撚りを施してもよいが、下撚りをするとRFL液がコ
ードの内部まで浸入しにくくなることがある。
【0032】接着ゴム層は、水素化ニトリルゴム配合物
が使用され、通常の水素化ニトリルゴムに通常のカーボ
ンブラックのような補強剤、充填剤、軟化剤、老化防止
剤、加硫助剤、硫黄のような加硫剤等を含有させたもの
である。
【0033】前記接着処理ードは、Vリブドベルトのみ
ならず歯付ベルトにも使用される。歯付ベルト10は、
図2に示すようにベルト長手方向に沿って複数の歯ゴム
10と心線13を埋設した背ゴム14とからなり、歯ゴ
ム10の表面にはカバー帆布15を貼着している。
【0034】前記接着処理ードは、他のベルトとしてカ
ットエッジタイプのVベルト21にも使用される。この
ベルト21は、図3に示すように心線23を埋設した接
着ゴム層24と圧縮ゴム26とから構成され、更に上記
接着ゴム層24及び圧縮ゴム層26の各表面層にゴム付
帆布22を積層している。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。 実施例1〜5、比較例1〜4 先ず第1処理液の調合として、表1に示すようにトルエ
ン90重量部にPAPI−135(三菱化学ダウ社製ポ
リイソシアネート化合物)10重量部を加えて十分に攪
拌混合して処理液を作製した。
【0036】
【表1】
【0037】第2処理液の調合として、表2に示すよう
に水235.8重量部にレゾルシン11.0重量部、3
7%ホルマリン16.2重量部、10%水酸化ナトリウ
ム水溶液3.0重量部を添加して十分に攪拌し、25°
Cで6時間熟成させる。別にNBRラッテクス(40%
ゴム分)100重量部に水59.2重量部を添加して攪
拌し、この中に上記レゾルシンーホルマリン反応液をゆ
っくりかき混ぜながら加えてゆき、均一に混合して25
°Cで20時間熟成し、処理液を作製した。
【0038】
【表2】
【0039】更に、第3処理液を調製するため、表3に
示す接着用ゴム配合に従ってニトリルゴム組成物を作製
した。配合方法は硫黄を混入しない前半はBP型バンバ
リーを用い、後半には硫黄を試験用ロール機に添加して
未加硫ゴムにシーティングした。そして、上記ゴム組成
物をトルエンに溶かして1〜9%の固形分濃度を有する
ゴム糊を作製し、更にこのゴム糊にイソシアネート化合
物(PAPI−135)を添加し、該イソシアネート化
合物とニトリルゴム配合物の重量比が1/4〜2/1に
なるように調節し、表4に示す10種類の第3処理液を
作製した。
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】以上の各調製した処理液に従って繊維コー
ドを処理し、水素化ニトリルゴム配合物との接着ならび
に処理繊維コードを用いて作製したVリブドベルトの走
行試験を下記の通り行った。
【0043】(イ)繊維コードの処理 1100d/1×5、上撚り13回/10cm、下撚り
29回/10cmのポリエチレンテレフタレート繊維か
らなるコードをコード処理機を用いて上記第1処理液に
浸漬した後、180°Cで4分間熱処理し、次いで第2
処理液に浸漬した後、230°Cで2分間熱処理し、更
に表4に示す第3処理液に浸漬した後、160°Cで5
分間乾燥処理した。
【0044】(ロ)接着試験 得られた処理繊維コードを表5に示す水素化ニトリルゴ
ム配合物との接着試験を行い、ゴムとコードとの剥離力
を測定した。この試験方法としては、まず処理繊維コー
ドを25mm幅に密に並べて上記水素化ニトリルゴム配
合物に温度150°C、圧力2nPaで30分間加圧密
着させ、幅25mm、長さ140mm、厚さ4mmのシ
ート状の試料を得、この試料を室温及び100°C雰囲
気下で引張試験機を用いて剥離力を求めた。更に、試料
を120°Cで8日間熱老化させた後、室温で測定し
た。この結果を表6と図3と図4に示す。
【0045】
【表5】
【0046】(ハ)Vリブドベルトの作製 円筒状モールドに経糸と緯糸共に綿糸からなる平織物に
表5に示す水素化ニトリルゴム配合物をフリクションし
たゴム付き帆布を1プライ巻き付けた後、更にその上に
実施例2の処理繊維コードをスピニングし、そして表6
に示すACSMゴム配合物のゴムシートを巻き付けて成
形を終え、これを公知の方法で160°C、30分で加
硫して円筒状のゴムスリーブを得た。
【0047】このゴムスリーブを研磨機の駆動ロールと
従動ロールに装着し、張力を付与して回転し、同時に1
50メッシュのダイヤモンドを表面に装着した研磨ホイ
ール1600rpmで回転させながらゴムスリーブに当
接しながらリブ部を研磨した。研磨機から取り出しゴム
スリーブを切断機に設置した後、回転しながら所定幅の
ベルトに切断した。得られたVリブドベルトはRMA規
格による長さ1100mmのK型3リブドベルトであ
り、リブピッチ3.56mm、リブ高さ2.9mm、リ
ブ角度40°であった。
【0048】
【表6】
【0049】(ニ)ベルトの走行試験 Vリブドベルトを駆動プーリ(直径120mm)、従動
プーリ(直径120mm)、従動プーリ(直径45m
m)からなる3軸のプーリに巻き付け、テンションプー
リを調節して830Nの張力を与えた。走行条件は雰囲
気温度が85°C、駆動プーリの回転数が4900rp
m、、従動プーリ(直径1205mm)の負荷が12P
Sである。この装置を用いてベルトのリブ部に亀裂が発
生するか、あるいはコードがポップアウトするに要した
時間を測定した。この結果を表7に示す。
【0050】
【表7】
【0051】この結果より、実施例では、第3処理液に
おいてイソシアネート化合物とニトリルゴム配合物の重
量比が1/1〜1/3で、固形分濃度が3〜7%の範囲
にあれば、図4と図5に示すようにゴムと繊維コードと
の剥離力が高い水準を維持している。しかし、イソシア
ネート化合物とアクリロニトリル−ブタジエンゴム配合
物の重量比が2/1を越えると、接着剤の安定性が悪く
て処理中に固化し始め、また1/3未満になると、ゴム
と繊維コードとの剥離力が急激に低下する傾向にある。
第3処理液の固形分濃度も3%未満になったり、7%を
越えるとゴムと繊維コードとの剥離力が低下することが
判る。
【0052】また、ベルトの走行試験の結果も、第3処
理液がイソシアネート化合物とアクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム配合物の重量比が1/1〜1/3で、固形分
濃度が3〜7%の範囲にあれば、繊維コードと接着ゴム
層との剥離力が高く、かつ接着処理コードも柔軟性を有
しているために、ベルトの寿命も長くなっていることが
判る。
【0053】
【発明の効果】以上のように本願請求項1記載の発明で
は、未処理繊維を、イソシアネート化合物又は/及びエ
ポキシ化合物を含む第1処理液で処理し、アクリロニト
リル−ブタジエンゴムラテックスそして水素化ニトリル
ゴムラテックスから選ばれた少なくとも一種のゴムラテ
ックスを成分とするRFL液の第2処理液で処理し、そ
してアクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物を溶剤に
溶かしたゴム糊とイソシアネート化合物からなり、イソ
シアネート化合物と該アクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム配合物の重量比が1/1〜1/3で、固形分濃度が3
〜7%である第3処理液で処理した接着処理繊維にあ
り、とりわけ第3処理液のイソシアネート化合物とアク
リロニトリル−ブタジエンゴム配合物の重量比が1/1
〜1/3で、固形分濃度が3〜7%とした第3処理液で
処理しているため、接着処理繊維とゴム組成物とは良好
な剥離力を維持し、特にこの接着処理繊維は水素化ニト
リルゴム配合物との接合に適している。
【0054】本願請求項2記載の発明は、ベルト長手方
向に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、圧縮ゴム層を
含む弾性体層からなる動力伝動ベルトにおいて、上記心
線として、未処理繊維コードを、イソシアネート化合物
又は/及びエポキシ化合物を含む第1処理液で処理し、
アクリロニトリル−ブタジエンゴムラテックスそして水
素化ニトリルゴムラテックスから選ばれた少なくとも一
種のゴムラテックスを成分とするRFL液の第2処理液
で処理し、そしてニトリルゴム配合物を溶剤に溶かした
ゴム糊とイソシアネート化合物からなり、イソシアネー
ト化合物と該ニトリルゴム配合物の重量比が1/1〜1
/3で、固形分濃度が3〜7%である第3処理液で処理
した処理繊維コードを使用し、この処理繊維コードを水
素化ニトリルゴム配合物からなる接着ゴム層に埋設した
動力伝動用ベルトにあり、屈曲疲労性に優れた効果を発
揮する。
【0055】本願請求項3記載の発明は、圧縮ゴム層を
含む弾性体層として、塩素含有量が15〜35重量%
で、硫黄含有量が0.5〜2.5重量%の範囲になるよ
うにクロロスルフォン化した直鎖状分子構造の低密度ポ
リエチレンのゴム組成物を用いた動力伝動用ベルトであ
り、高温環境下で走行しても心線と接着ゴム層との早期
の剥離を阻止し、圧縮ゴム層にも耐熱性ポリマーを使用
しているため、ベルトの寿命を高めることができる。
【0056】本願請求項4記載の発明では、ベルト長手
方向に沿って心線を埋設した接着ゴム層と、圧縮ゴム層
を含む弾性体層からなるVリブドベルトあるいはVベル
トから選ばれた摩擦伝動タイプの動力伝動用ベルトに適
用され、また本願請求項5記載の発明は歯付ベルトにも
適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るVリブドベルトの断面図である。
【図2】本発明に係るVベルトの断面図である。
【図3】本発明に係る歯付ベルトの正面図である。
【図4】本発明の第3処理液において、固形分濃度を5
%に固定して、イソシアネート化合物とアクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム配合物の重量比とゴムと繊維コード
との剥離力との関係を示したグラフである。
【図5】本発明の第3処理液において、イソシアネート
化合物とアクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物の重
量比を1/2に固定して、固形分濃度とゴムと繊維コー
ドとの剥離力との関係を示したグラフである。
【符号の説明】
1 Vリブドベルト 2 心線 3 接着ゴム層 4 圧縮ゴム層 5 ゴム付帆布 7 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08J 5/06 C08J 5/06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム配合物との接合に適する接着処理繊
    維であり、未処理繊維を、イソシアネート化合物又は/
    及びエポキシ化合物を含む第1処理液で処理し、アクリ
    ロニトリル−ブタジエンゴムラテックスそして水素化ニ
    トリルゴムラテックスから選ばれた少なくとも一種のゴ
    ムラテックスを成分とするRFL液の第2処理液で処理
    し、そしてアクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物を
    溶剤に溶かしたゴム糊とイソシアネート化合物からな
    り、イソシアネート化合物と該アクリロニトリル−ブタ
    ジエンゴム配合物の重量比が1/1〜1/3で、固形分
    濃度が3〜7%である第3処理液で処理したことを特徴
    とする接着処理繊維。
  2. 【請求項2】 ベルト長手方向に沿って心線を埋設した
    接着ゴム層と、圧縮ゴム層を含む弾性体層からなる動力
    伝動ベルトにおいて、上記心線として、未処理繊維コー
    ドを、イソシアネート化合物又は/及びエポキシ化合物
    を含む第1処理液で処理し、アクリロニトリル−ブタジ
    エンゴムラテックスそして水素化ニトリルゴムラテック
    スから選ばれた少なくとも一種のゴムラテックスを成分
    とするRFL液の第2処理液で処理し、そしてアクリロ
    ニトリル−ブタジエンゴム配合物を溶剤に溶かしたゴム
    糊とイソシアネート化合物からなり、イソシアネート化
    合物と該アクリロニトリル−ブタジエンゴム配合物の重
    量比が1/1〜1/3で、固形分濃度が3〜7%である
    第3処理液で処理した処理繊維コードを使用し、この処
    理繊維コードを水素化ニトリルゴム配合物からなる接着
    ゴム層に埋設したことを特徴とする動力伝動用ベルト。
  3. 【請求項3】 圧縮ゴム層を含む弾性体層として、塩素
    含有量が15〜35重量%で、硫黄含有量が0.5〜
    2.5重量%の範囲になるようにクロロスルフォン化し
    た直鎖状分子構造の低密度ポリエチレンであるアルキル
    化クロロスルフォン化ポリエチレンのゴム組成物を用い
    た請求項2記載の動力伝動用ベルト。
  4. 【請求項4】 ベルト長手方向に沿って心線を埋設した
    接着ゴム層と、圧縮ゴム層を含む弾性体層からなるVリ
    ブドベルトあるいはVベルトから選ばれた請求項2また
    は3記載の動力伝動用ベルト。
  5. 【請求項5】 ベルト長手方向に沿って複数の歯ゴムと
    心線を埋設した背ゴムからなる歯付ベルトにおいて、上
    記心線として、未処理繊維コードを、イソシアネート化
    合物又は/及びエポキシ化合物を含む第1処理液で処理
    し、アクリロニトリル−ブタジエンゴムラテックスそし
    て水素化ニトリルゴムラテックスから選ばれた少なくと
    も一種のゴムラテックスを成分とするRFL液の第2処
    理液で処理し、そしてアクリロニトリル−ブタジエンゴ
    ム配合物を溶剤に溶かしたゴム糊とイソシアネート化合
    物からなり、イソシアネート化合物と該アクリロニトリ
    ル−ブタジエンゴム配合物の重量比が1/1〜1/3
    で、固形分濃度が3〜7%である第3処理液で処理した
    処理繊維コードを使用し、この処理繊維コードを水素化
    ニトリルゴム配合物からなる接着ゴム層に埋設したこと
    を特徴とする歯付ベルト。
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