JPH118001A - 端子台 - Google Patents

端子台

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JPH118001A
JPH118001A JP15699697A JP15699697A JPH118001A JP H118001 A JPH118001 A JP H118001A JP 15699697 A JP15699697 A JP 15699697A JP 15699697 A JP15699697 A JP 15699697A JP H118001 A JPH118001 A JP H118001A
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JP
Japan
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crimp
terminal
screw
terminal block
conductive plate
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Pending
Application number
JP15699697A
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English (en)
Inventor
Akira Akashi
彰 赤司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH118001A publication Critical patent/JPH118001A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一極への電線の接続を構造的に1本に限定す
ることのできる端子台を得、同時接続による誤配線を防
止して回路の安全性を向上させる。 【解決手段】 電線に圧着した圧着端子をビス9によっ
て導通板に螺着することで電線を電気的に接続する端子
台1において、基台3と、この基台3の一面に設けた導
通板と、この導通板に螺合したビス9と、基台3に設け
られ導通板への二つの圧着端子の螺着を阻止する規制部
材15とを設ける。そして、規制部材15は、導通板を
包囲して基台3の一面に立設した周壁17と、圧着端子
の一つの圧着部のみを挿通可能な幅で周壁17の一部を
切り欠いた導出溝19と、導出溝19側の基台3の側面
から導通板と同一平面で延設した規制板21とにより構
成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧着端子をビスに
より螺着して接続する端子台に関し、更に詳しくは、一
つの接続端子電極への複数の圧着端子の接続を防止する
端子台構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばロボットシステムの駆動制御回路
には、拡張性を考慮して外部非常停止の接点入力用端子
台を設けている。通常、外部非常停止の入力信号を使用
しない標準システムでは、この端子台は短絡電線等によ
り短絡してある。この端子台は、一般的に圧着端子を介
して電線を接続する。圧着端子は、ビスによる螺着が可
能な円環板状或いはY字板状の電気接触部と、この電気
接触部に連設した筒状の圧着部とを導電性金属材により
一体に形成して成り、圧着部を電線導体に圧着すること
で電線に接続する。端子台は、この圧着端子の電気接触
部に接触する導通板と、この導通板に電気接触部を螺着
するビスとを備え、圧着端子の電気接触部をビスによっ
て導通板へ螺着することで、圧着端子を介して電線を電
気的に接続するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したロボットシス
テムの駆動制御回路では、外部非常停止の入力信号を使
用しない場合、端子台を短絡電線等により短絡してある
が、外部非常停止の入力信号を使用する場合には短絡電
線を取り除かなければならない。しかしながら、従来の
端子台は、圧着端子の電気接触部を導通板に螺着した
際、圧着部が端子台から外れて位置するような構造であ
ったため、例えば圧着部同士が干渉しないように二つの
圧着端子を背合わせにして導通板に螺着すれば、端子台
の一つの接続端子電極(一極)に容易に2本の電線を接
続することが可能となった。また、圧着端子を背合わせ
にしない場合であっても、ビスを中心に二つの圧着端子
を回転方向にずらして配置すれば、圧着部同士が干渉す
ることがなく、これによっても端子台の一極に容易に2
本の電線を接続することが可能となった。このように、
従来の端子台では、一極に2本の電線が構造的に接続可
能であったため、例えば上述の駆動制御回路において、
外部非常停止の接点入力用端子台をユーザに開放して、
その配線接続をユーザに委ねた場合、取り除かなければ
ならない短絡電線が除去されず、一極に短絡電線と新し
い信号線との2本の電線が同時接続され、この誤配線に
より駆動制御回路が正常に動作せずに、安全上重大な問
題の生じる虞れがあった。本発明は上記状況に鑑みてな
されたもので、一極への電線の接続を構造的に1本に限
定することのできる端子台を提供し、同時接続による誤
配線を防止して安全性の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る端子台の構成は、電線に圧着した圧着端
子をビスによって導通板に螺着することで前記電線を電
気的に接続する端子台であって、基台と、該基台の一面
に設けた前記導通板と、該導通板に螺合した前記ビス
と、前記基台に設けられ前記導通板への二つの前記圧着
端子の螺着を阻止する規制部材とを具備したことを特徴
とするものである。そして、前記規制部材は、前記導通
板を包囲して前記基台の一面に立設した周壁と、前記圧
着端子の一つの圧着部のみを挿通可能な幅で該周壁の一
部を切り欠いた導出溝と、該導出溝側の前記基台の側面
から前記導通板と同一平面で延設した規制板とからなる
ことを特徴とすることができる。このように構成した端
子台では、導通板への二つの圧着端子の螺着を阻止する
規制部材が設けられ、一極への電線の接続が1本に限定
され、同時接続による誤配線が防止可能になる。そし
て、規制部材を周壁と、導出溝と、規制板とにより構成
した端子台では、背合わせにした場合、及びビスを中心
に回転方向にずらした場合の二つの圧着端子の同時接続
が阻止され、一極への電線の接続が構造的に1本に限定
される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る端子台の好適
な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明に係る端子台の外観斜視図、図2は図1の端子台
に圧着端子を螺着した状態の一部断面図、図3は図1の
端子台に圧着端子を螺着した状態の平面図である。端子
台1は、絶縁材からなる基台3の一面(上面)に、この
上面より若干小さい長方形の導通板5を嵌着してある。
導通板5の長手方向には二つのネジ穴7を形成してあ
り、ネジ穴7にはビス9を螺合してある。導通板5は、
一つのビス9に対応して、一つの接続端子電極(一極)
を構成している。この一極には、圧着端子11の円環板
状或いはY字板状の電気接触部13がビス9によって螺
着される。この基台3には、一極に二つの圧着端子11
の螺着を阻止するための規制部材15を設けてある。規
制部材15は、周壁17と、導出溝19と、規制板21
とにより構成してある。周壁17は、導通板5をそれぞ
れのビス9ごとに包囲して、基台3の上面に立設してあ
る。この周壁17は、圧着端子11の電気接触部13を
ビス9によって螺着した際、圧着端子11の圧着部23
に干渉して、圧着端子11の螺着を阻止するようになっ
ている。導出溝19は、圧着端子11の一つの圧着部2
3のみを挿通可能な幅で、周壁17の一部を切り欠いて
形成してある。従って、圧着端子11は、圧着部23を
導出溝19に挿通することのみにより、導通板5に螺着
可能となっている。規制板21は、導出溝19を形成し
た側の基台3の側面から導通板5と略同一平面で延設し
てある。従って、圧着部23が下側に突出する向きで導
通板5に取り付けられようとする圧着端子11aは、圧
着部23が規制板21に当接して、電気接触部13が導
通板5に平行に接触できず、導通板5への螺着が阻止さ
れるようになっている。このように構成した端子台1で
は、一つの圧着端子11のみが規制部材15に干渉する
ことなく取り付けが可能になる。即ち、図2に示すよう
に二つの圧着端子11を背合わせにして導通板5に取付
けようとすれば、下側の圧着端子11aの圧着部23が
規制部材15に干渉し、二つの圧着端子11とも取付け
が不可能になる。また、図3に示すようにビス9を中心
に二つの圧着端子11b、11cを回転方向にずらして
導通板5に取付けようとすれば、周壁17が圧着部23
に干渉し、二つの圧着端子11b、11cとも取付けが
不可能になる。このような作用により端子台1では、1
極への複数の圧着端子11の接続が構造的に防止される
ことになる。次に、上述の端子台1の駆動制御回路への
使用方法を図4に基づき説明する。図4は本発明に係る
端子台を用いた駆動制御回路図である。この駆動制御回
路は、三相交流電源31と、モータ33と、継電器35
と、端子台1と、内部操作スイッチ37と、外部操作ス
イッチ39と、短絡電線41とによって構成してある。
この駆動制御回路において、通常は外部操作スイッチ3
9を使用しないため、端子台1に短絡電線41を接続し
てある。この場合、内部操作スイッチ37の接点を開く
ことにより、継電器35の駆動コイルの電源を遮断でき
る。継電器35の駆動コイルの電源が遮断されること
で、継電器35の接点が開き、モータ33の電源を遮断
することができる。一方、外部操作スイッチ39を使用
してモータ33の電源を遮断する場合には、短絡電線4
1を端子台1から取り外し、外部操作スイッチ39を端
子台1に接続する。この場合、内部操作スイッチ37と
外部操作スイッチ39とのどちらか一方でも接点が開く
と、モータ33の電源を遮断することができる。ところ
が、従来の端子台を用いた駆動制御回路では、1極への
同時接続が可能であったため、外部操作スイッチ39と
短絡電線41とが同時に端子台に接続されてしまうこと
があり、この場合には外部操作スイッチ39の操作によ
っても、モータ33の電源が遮断不能となる危険な事態
が発生した。これに対し、本発明に係る端子台1を用い
た駆動制御回路では、1極への同時接続ができないた
め、短絡電線41を取り除かなければ外部操作スイッチ
39を接続することができず、短絡電線41を接続した
ままの場合に生じる外部操作スイッチ39を開いた際の
モータ33の遮断不能状態を防止することができ、駆動
制御回路の安全性を高めることができる。また、この端
子台を複数個横に連結して複数極の端子台を形成するこ
とも可能である。
【0006】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る端子台によれば、導通板への二つの圧着端子の螺着を
阻止する規制部材を設けたので、一極への電線の接続を
1本に限定することができ、同時接続による誤配線を防
止して回路の安全性を向上させることができる。そし
て、規制部材を周壁と、導出溝と、規制板とにより構成
した端子台によれば、背合わせにした場合、及びビスを
中心に回転方向にずらした場合の二つの圧着端子の同時
接続が阻止でき、一極への電線の接続を構造的に1本に
限定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子台の外観斜視図である。
【図2】図1の端子台に圧着端子を螺着した状態の一部
断面図である。
【図3】図1の端子台に圧着端子を螺着した状態の平面
図である。
【図4】本発明に係る端子台を用いた駆動制御回路図で
ある。
【符号の説明】
1 端子台 3 基台 5 導通板 9 ビス 11 圧着端子 15 規制部材 17 周壁 19 導出溝 21 規制板 23 圧着部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線に圧着した圧着端子をビスによって
    導通板に螺着することで前記電線を電気的に接続する端
    子台であって、 基台と、 該基台の一面に設けた前記導通板と、 該導通板に螺合した前記ビスと、 前記基台に設けられ前記導通板への二つの前記圧着端子
    の螺着を阻止する規制部材とを具備したことを特徴とす
    る端子台。
  2. 【請求項2】 前記規制部材が、 前記導通板を包囲して前記基台の一面に立設した周壁
    と、 前記圧着端子の一つの圧着部のみを挿通可能な幅で該周
    壁の一部を切り欠いた導出溝と、 該導出溝側の前記基台の側面から前記導通板と同一平面
    で延設した規制板とからなることを特徴とする請求項1
    記載の端子台。
JP15699697A 1997-06-13 1997-06-13 端子台 Pending JPH118001A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4805054A (en) * 1984-12-31 1989-02-14 Sony Corporation Recording and/or reproducing device for the flexible magnetic disk
WO2017175370A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 三菱電機株式会社 端子台および空気調和機用電気品箱

Cited By (3)

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WO2017175370A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 三菱電機株式会社 端子台および空気調和機用電気品箱
JPWO2017175370A1 (ja) * 2016-04-08 2018-08-02 三菱電機株式会社 端子台および空気調和機用電気品箱

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