JPH1179680A - ウインチにおける荷重検出装置 - Google Patents
ウインチにおける荷重検出装置Info
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- JPH1179680A JPH1179680A JP23951097A JP23951097A JPH1179680A JP H1179680 A JPH1179680 A JP H1179680A JP 23951097 A JP23951097 A JP 23951097A JP 23951097 A JP23951097 A JP 23951097A JP H1179680 A JPH1179680 A JP H1179680A
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- Japan
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- load
- rope
- torque
- detector
- arithmetic unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リ−ダタイプの基礎機械において、(1)ロ−
プを傷めることがなく、(2)ロ−プ掛け本数も制限され
ない荷重検出装置を提供する。 【解決手段】 油圧モ−タ16の巻上げ側に巻上側圧力
検出器14と巻下側に巻下側圧力検出器15を、ウイン
チドラム18に層数検出器13を設け、又ロ−プ掛け数
を予め設定しておくロ−プ掛け数設定器12を設け、こ
れらをそれぞれ演算装置11に接続し、該演算装置11
により、(a)巻上側と巻下側との圧力差を演算し、
(b)ウインチドラム18の負荷トルクを演算する。
(c)層数検出器13の検出値からトルク/ロ−プ張力
変換係数を演算する。(d)前記(b)で求めた負荷トル
クと(c)で求めたトルク/ロ−プ張力変換係数よりロ−
プ張力を求める。そして、(e)ロ−プ掛け数設定器1
2より演算装置11が読み取ったロ−プ掛け数と(d)で
求めたロ−プ張力とから荷重を算出するようにした。
プを傷めることがなく、(2)ロ−プ掛け本数も制限され
ない荷重検出装置を提供する。 【解決手段】 油圧モ−タ16の巻上げ側に巻上側圧力
検出器14と巻下側に巻下側圧力検出器15を、ウイン
チドラム18に層数検出器13を設け、又ロ−プ掛け数
を予め設定しておくロ−プ掛け数設定器12を設け、こ
れらをそれぞれ演算装置11に接続し、該演算装置11
により、(a)巻上側と巻下側との圧力差を演算し、
(b)ウインチドラム18の負荷トルクを演算する。
(c)層数検出器13の検出値からトルク/ロ−プ張力
変換係数を演算する。(d)前記(b)で求めた負荷トル
クと(c)で求めたトルク/ロ−プ張力変換係数よりロ−
プ張力を求める。そして、(e)ロ−プ掛け数設定器1
2より演算装置11が読み取ったロ−プ掛け数と(d)で
求めたロ−プ張力とから荷重を算出するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はア−スドリル等の基
礎工事用建設機械のウインチに関するもので、特にその
荷重検出器に関するものである。
礎工事用建設機械のウインチに関するもので、特にその
荷重検出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は本発明が適用されるア−スドリル
である。1はロ−プ、2はステ−、3はリ−ダである。
ア−スドリルにおけるロ−プ1端にロ−ドセルを付ける
と荷重検出は可能であるが、ロ−プの掛け数が偶数の時
のみという制限が有る。しかしア−スドリルではロ−プ
は一本掛けが普通であるため、ロ−プ端への取付けはで
きない。図3の如く、3点ロ−ラ(4a,4b,4c)
で荷重の検出は可能であるが、この構造であるとロ−プ
1が傷むという問題がある。
である。1はロ−プ、2はステ−、3はリ−ダである。
ア−スドリルにおけるロ−プ1端にロ−ドセルを付ける
と荷重検出は可能であるが、ロ−プの掛け数が偶数の時
のみという制限が有る。しかしア−スドリルではロ−プ
は一本掛けが普通であるため、ロ−プ端への取付けはで
きない。図3の如く、3点ロ−ラ(4a,4b,4c)
で荷重の検出は可能であるが、この構造であるとロ−プ
1が傷むという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リ−ダタイプの基礎機
械において、(1)ロ−プを傷めることがなく、(2)ロ−
プ掛け本数も制限されない荷重検出装置を提供すること
を目的とする。
械において、(1)ロ−プを傷めることがなく、(2)ロ−
プ掛け本数も制限されない荷重検出装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】油圧モ−タ16によりウ
インチドラム18を駆動してロ−プ17を巻取るウイン
チにおいて、油圧モ−タ16の巻上げ側に巻上側圧力検
出器14と巻下側に巻下側圧力検出器15を、ウインチ
ドラム18に層数検出器13を設け、又ロ−プ掛け数を
予め設定しておくロ−プ掛け数設定器12を設け、これ
らをそれぞれ演算装置11に接続し、該演算装置11に
より、 (a) 巻上側と巻下側との圧力差を演算し、 (b) ウインチドラム18の負荷トルクを演算する。 (c) 層数検出器13の検出値からトルク/ロ−プ張
力変換係数を演算する。 (d) 前記(b)で求めた負荷トルクと(c)で求めたト
ルク/ロ−プ張力変換係数よりロ−プ張力を求める。 (e) ロ−プ掛け数設定器12より演算装置11が読
み取ったロ−プ掛け数と(d)で求めたロ−プ張力とから
荷重を算出するようにした。
インチドラム18を駆動してロ−プ17を巻取るウイン
チにおいて、油圧モ−タ16の巻上げ側に巻上側圧力検
出器14と巻下側に巻下側圧力検出器15を、ウインチ
ドラム18に層数検出器13を設け、又ロ−プ掛け数を
予め設定しておくロ−プ掛け数設定器12を設け、これ
らをそれぞれ演算装置11に接続し、該演算装置11に
より、 (a) 巻上側と巻下側との圧力差を演算し、 (b) ウインチドラム18の負荷トルクを演算する。 (c) 層数検出器13の検出値からトルク/ロ−プ張
力変換係数を演算する。 (d) 前記(b)で求めた負荷トルクと(c)で求めたト
ルク/ロ−プ張力変換係数よりロ−プ張力を求める。 (e) ロ−プ掛け数設定器12より演算装置11が読
み取ったロ−プ掛け数と(d)で求めたロ−プ張力とから
荷重を算出するようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に基いて説明する。12はロ
−プ掛け数設定器で、これによりロ−プ掛け数を設定す
る。13は層数検出器で、これによりロ−プ層数を検出
する。14は圧力検出器で、これにより油圧モ−タ16
の巻き上げ側の圧力を検出する。15は同じく圧力検出
器で、これにより油圧モ−タ16の巻き下げ側の圧力を
検出する。11は演算装置で、これが以上の検出値等を
読み取りウインチの荷重を演算する。
−プ掛け数設定器で、これによりロ−プ掛け数を設定す
る。13は層数検出器で、これによりロ−プ層数を検出
する。14は圧力検出器で、これにより油圧モ−タ16
の巻き上げ側の圧力を検出する。15は同じく圧力検出
器で、これにより油圧モ−タ16の巻き下げ側の圧力を
検出する。11は演算装置で、これが以上の検出値等を
読み取りウインチの荷重を演算する。
【0006】(a)さて、図1の圧力検出器14により
油圧モ−タ16の巻き上げ側の圧力を、圧力検出器15
により巻き下げ側の圧力を検出し、これらを演算装置1
1が読み取り、油圧モ−タ16の巻上・巻下側間差圧を
演算する。 (b)その差圧と演算装置11の内部デ−タとして持っ
ている圧力/トルク変換係数からウインチドラム18の
負荷トルクを演算する。 (c)層数検出器13よりロ−プ層数を演算装置11が
読み取りトルク/ロ−プ張力変換係数を演算する。 (d)上記(a)で求めた負荷トルクと(c)で求めたトル
ク/ロ−プ張力変換係数よりロ−プ張力を求める。 (e)ロ−プ掛け数設定器12より演算装置11が読み
取ったロ−プ掛け数と上記(d)で求めたロ−プ張力より
荷重を演算する。
油圧モ−タ16の巻き上げ側の圧力を、圧力検出器15
により巻き下げ側の圧力を検出し、これらを演算装置1
1が読み取り、油圧モ−タ16の巻上・巻下側間差圧を
演算する。 (b)その差圧と演算装置11の内部デ−タとして持っ
ている圧力/トルク変換係数からウインチドラム18の
負荷トルクを演算する。 (c)層数検出器13よりロ−プ層数を演算装置11が
読み取りトルク/ロ−プ張力変換係数を演算する。 (d)上記(a)で求めた負荷トルクと(c)で求めたトル
ク/ロ−プ張力変換係数よりロ−プ張力を求める。 (e)ロ−プ掛け数設定器12より演算装置11が読み
取ったロ−プ掛け数と上記(d)で求めたロ−プ張力より
荷重を演算する。
【0007】
1)本発明により、従来の如くロ−プ端にロ−ドセルを
取り付ける必要がなく、演算装置により、荷重を検出す
ることができるので、ロ−プ掛け数等に左右されないで
容易かつ正確に検出できる。 2)また、ロ−プの摩傷等の心配のないウインチの荷重
検出装置が得られた。
取り付ける必要がなく、演算装置により、荷重を検出す
ることができるので、ロ−プ掛け数等に左右されないで
容易かつ正確に検出できる。 2)また、ロ−プの摩傷等の心配のないウインチの荷重
検出装置が得られた。
【図1】本発明の負荷検出装置。
【図2】公知ア−スドリル。
【図3】3点ロ−ラ方式の荷重検出方法を示す。
11 演算装置 12 ロ−プ掛け
数設定器 13 層数検出器 14 圧力検出器 15 圧力検出器 16 油圧モ−タ 17 ロ−プ 18 ウインチド
ラム
数設定器 13 層数検出器 14 圧力検出器 15 圧力検出器 16 油圧モ−タ 17 ロ−プ 18 ウインチド
ラム
Claims (1)
- 【請求項1】 油圧モ−タ(16)によりウインチドラム(1
8)を駆動してロ−プ(17)を巻取るウインチにおいて、油
圧モ−タ(16)の巻上げ側に巻上側圧力検出器(14)と巻下
側に巻下側圧力検出器(15)を、ウインチドラム(18)に層
数検出器(13)を設け、又ロ−プ掛け数を予め設定してお
くロ−プ掛け数設定器(12)を設け、これらをそれぞれ演
算装置(11)に接続し、該演算装置(11)により、 (a) 巻上側と巻下側との圧力差を演算し、 (b) ウインチドラム(18)の負荷トルクを演算し、 (c) 層数検出器(13)の検出値からトルク/ロ−プ張
力変換係数を演算し、 (d) (b)で求めた負荷トルクと(c)で求めたトルク
/ロ−プ張力変換係数よりロ−プ張力を求め、 (e) ロ−プ掛け数設定器(12)より演算装置(11)が読
み取ったロ−プ掛け数と(d)で求めたロ−プ張力とから
荷重を算出するようにしたことを特徴とするウインチに
おける荷重検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23951097A JPH1179680A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | ウインチにおける荷重検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23951097A JPH1179680A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | ウインチにおける荷重検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179680A true JPH1179680A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17045874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23951097A Pending JPH1179680A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | ウインチにおける荷重検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179680A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7063306B2 (en) | 2003-10-01 | 2006-06-20 | Paccar Inc | Electronic winch monitoring system |
JP2011236056A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Abb Oy | 係船ウインチおよび係船ウインチのケーブルを制御する方法 |
US20140091268A1 (en) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Parker-Hannifin Corporation | Constant Pull Winch Controls |
CN104261291A (zh) * | 2014-08-15 | 2015-01-07 | 徐州徐工基础工程机械有限公司 | 一种旋挖钻机卷扬机构保护系统 |
JP2016064905A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 遠藤工業株式会社 | エアホイスト |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23951097A patent/JPH1179680A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7063306B2 (en) | 2003-10-01 | 2006-06-20 | Paccar Inc | Electronic winch monitoring system |
US7201366B2 (en) | 2003-10-01 | 2007-04-10 | Paccar Inc. | Electronic winch monitoring system |
JP2011236056A (ja) * | 2010-05-07 | 2011-11-24 | Abb Oy | 係船ウインチおよび係船ウインチのケーブルを制御する方法 |
US20140091268A1 (en) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Parker-Hannifin Corporation | Constant Pull Winch Controls |
US9908756B2 (en) * | 2012-09-28 | 2018-03-06 | Parker-Hannifin Corporation | Constant pull winch controls |
CN104261291A (zh) * | 2014-08-15 | 2015-01-07 | 徐州徐工基础工程机械有限公司 | 一种旋挖钻机卷扬机构保护系统 |
JP2016064905A (ja) * | 2014-09-25 | 2016-04-28 | 遠藤工業株式会社 | エアホイスト |
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