JPH1179393A - 気送設備 - Google Patents
気送設備Info
- Publication number
- JPH1179393A JPH1179393A JP24689597A JP24689597A JPH1179393A JP H1179393 A JPH1179393 A JP H1179393A JP 24689597 A JP24689597 A JP 24689597A JP 24689597 A JP24689597 A JP 24689597A JP H1179393 A JPH1179393 A JP H1179393A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pneumatic
- air feeding
- receiver
- pneumatic element
- transmitter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サンプル液入りカートリッジを気送子内に収
納して気送する気送設備において、気送子の目的地到着
時の衝撃を低減してカートリッジの損傷等を防止する。 【解決手段】 離れて配置された送受信器１１ａ，１１
ｂと、送受信器１１ａ，１１ｂ間を連絡する気送管１３
と、気送管１３の端部近傍に形成されたサクションポー
ト１５ａに連絡した排風機１３ａ，１３ｂとを有する気
送設備１０において、サクションポート１５ａと排風機
１３ａ，１３ｂの間に電磁弁１７ａ，１７ｂを配設する
と共に気送管１３に気送子通過検出器１９ａ，１９ｂを
付設し、電磁弁１７ａ，１７ｂと気送子通過検出器１９
ａ，ｂとを制御可能に連絡している。
納して気送する気送設備において、気送子の目的地到着
時の衝撃を低減してカートリッジの損傷等を防止する。 【解決手段】 離れて配置された送受信器１１ａ，１１
ｂと、送受信器１１ａ，１１ｂ間を連絡する気送管１３
と、気送管１３の端部近傍に形成されたサクションポー
ト１５ａに連絡した排風機１３ａ，１３ｂとを有する気
送設備１０において、サクションポート１５ａと排風機
１３ａ，１３ｂの間に電磁弁１７ａ，１７ｂを配設する
と共に気送管１３に気送子通過検出器１９ａ，１９ｂを
付設し、電磁弁１７ａ，１７ｂと気送子通過検出器１９
ａ，ｂとを制御可能に連絡している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送物体を気送子
内に収納して空気輸送する気送設備に関する。
内に収納して空気輸送する気送設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】気送設備は、小型軽量の物体を輸送する
ために屡使用されているが、その一例を挙げると、原子
力燃料再処理設備において、再処理プロセス内のサンプ
ル液をプロセス設備から分析設備へ送るために使用され
ている。そして、その原子力燃料再処理プラント気送設
備においては、気送速度により被爆防止のため遮蔽強
度、範囲が決められていて、気送子の速度上昇を行い、
そのまま受信器に気送子を衝突させて受信していた。
ために屡使用されているが、その一例を挙げると、原子
力燃料再処理設備において、再処理プロセス内のサンプ
ル液をプロセス設備から分析設備へ送るために使用され
ている。そして、その原子力燃料再処理プラント気送設
備においては、気送速度により被爆防止のため遮蔽強
度、範囲が決められていて、気送子の速度上昇を行い、
そのまま受信器に気送子を衝突させて受信していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来設備におい
ては、気送子の速度アップにより放射線遮蔽上の問題を
解決しているのであるが、気送子の受信器到達直前の速
度が大きくなり、気送子内部に収納したサンプル液用カ
ートリッジが受信時の衝撃により破損したり、損傷して
液漏れが生じたりする虞れがあった。従って、本発明の
課題は、気送子を十分な大きさの速度で送ると共に受信
時の衝撃を緩和して、気送子及び内部搬送物の損傷を防
止し得る気送設備を提供することにある。
ては、気送子の速度アップにより放射線遮蔽上の問題を
解決しているのであるが、気送子の受信器到達直前の速
度が大きくなり、気送子内部に収納したサンプル液用カ
ートリッジが受信時の衝撃により破損したり、損傷して
液漏れが生じたりする虞れがあった。従って、本発明の
課題は、気送子を十分な大きさの速度で送ると共に受信
時の衝撃を緩和して、気送子及び内部搬送物の損傷を防
止し得る気送設備を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、離れて配置された送受信器と、同
送受信器間を連絡する気送管と、同気送管の端部近傍の
サクションポートに連絡した排風機とを有する気送設備
において、前記サクションポートと前記排風機の間に電
磁弁を配設する共に前記気送管に気送子通過検出器を付
設し、前記電磁弁と前記気送子通過検出器とを制御可能
に連絡し、気送子の通過を検出した後所定時間に電磁弁
を閉じて気送子を減速するようにしている。
め、本発明によれば、離れて配置された送受信器と、同
送受信器間を連絡する気送管と、同気送管の端部近傍の
サクションポートに連絡した排風機とを有する気送設備
において、前記サクションポートと前記排風機の間に電
磁弁を配設する共に前記気送管に気送子通過検出器を付
設し、前記電磁弁と前記気送子通過検出器とを制御可能
に連絡し、気送子の通過を検出した後所定時間に電磁弁
を閉じて気送子を減速するようにしている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
を実施形態について説明する。先ず図１を参照するに、
気送設備１０は、送信器と受信器を兼ねた送受信器１１
ａ、１１ｂを気送管１３の両端に連結して構成されてい
る。気送子は図示されていないが、内部に搬送物を入れ
て気送子を気力搬送し、その後空の気送子を戻すため
に、即ち気送子を往復させるために前述のように送信器
と受信器を兼ねた送受信器１１ａ、１１ｂを使用してい
る。従って、気送子を一方向に送るのみであれば、一方
を送信器、他方を受信器にすれば足りる。同様の趣旨
で、送受信器１１ａ、１１ｂのそれぞれの近くに排風機
１３ａ，１３ｂが設けられ、これらは連結通路１５を介
してそれぞれ気送管１３に連通している。それぞれの連
結通路１５には、通路を開閉する電磁弁１７ａ又は電磁
弁１７ｂが設けられ、連結通路１５の気送管側サクショ
ンポート１５ａより中央側の気送管１３に気送子通過検
出器１９ａ，１９ｂがそれぞれ設けられている。気送子
通過検出器１９ａ，１９ｂは電磁弁１７ａ，１７ｂに電
気的にそれぞれ連絡し、気送子通過検出器１９ａ，１９
ｂの発する気送子通過検出信号を受けて電磁弁１７ａ，
１７ｂが閉じるようになっている。尚、気送子通過検出
器１９ａ，１９ｂの取付け位置によっては、タイマーを
介装し、所定の遅れ時間で電磁弁１７ａ，１７ｂを作動
させて、目的を達成するようにしても良い。また、送受
信器１１ａ，１１ｂには、延長管２１を介して吸気弁２
３ａ，２３ｂがそれぞれ設けられている。
を実施形態について説明する。先ず図１を参照するに、
気送設備１０は、送信器と受信器を兼ねた送受信器１１
ａ、１１ｂを気送管１３の両端に連結して構成されてい
る。気送子は図示されていないが、内部に搬送物を入れ
て気送子を気力搬送し、その後空の気送子を戻すため
に、即ち気送子を往復させるために前述のように送信器
と受信器を兼ねた送受信器１１ａ、１１ｂを使用してい
る。従って、気送子を一方向に送るのみであれば、一方
を送信器、他方を受信器にすれば足りる。同様の趣旨
で、送受信器１１ａ、１１ｂのそれぞれの近くに排風機
１３ａ，１３ｂが設けられ、これらは連結通路１５を介
してそれぞれ気送管１３に連通している。それぞれの連
結通路１５には、通路を開閉する電磁弁１７ａ又は電磁
弁１７ｂが設けられ、連結通路１５の気送管側サクショ
ンポート１５ａより中央側の気送管１３に気送子通過検
出器１９ａ，１９ｂがそれぞれ設けられている。気送子
通過検出器１９ａ，１９ｂは電磁弁１７ａ，１７ｂに電
気的にそれぞれ連絡し、気送子通過検出器１９ａ，１９
ｂの発する気送子通過検出信号を受けて電磁弁１７ａ，
１７ｂが閉じるようになっている。尚、気送子通過検出
器１９ａ，１９ｂの取付け位置によっては、タイマーを
介装し、所定の遅れ時間で電磁弁１７ａ，１７ｂを作動
させて、目的を達成するようにしても良い。また、送受
信器１１ａ，１１ｂには、延長管２１を介して吸気弁２
３ａ，２３ｂがそれぞれ設けられている。
【０００６】以上説明した構成の気送設備１０の作用を
次に説明する。気送子は図示されていないが、図中の矢
印の方向に気送子を送る要領を説明すると、吸気弁２３
ａは開放され、吸気弁２３ｂは閉じている。排風機１３
ａは停止していて、電磁弁１７ｂは開いている。そし
て、気送子を送受信器１１ａにセットし、排風機１３ｂ
を作動させれば、吸気弁２３ａから空気が吸い込まれ、
通常５０〜６００ｍの長さの気送管１３の中に図２のＩ
線に示すような空気流速の空気流が生ずる。この空気流
により気送子は、II線に示す気送速度で気送管１３内を
移動し、気送子通過検出器１９ｂの位置を通過すると、
気送子通過検出器１９ｂが作動して電磁弁１７ｂが閉じ
る。従って、気送管１３内の空気流は無くなり、気送子
はそれまでの運動の慣性でそのまま飛行する。しかしな
がら、気送子の速度はII線の右端部に示すように急激に
低下し、所定の許容速度で送受信器１１ｂに到着する。
このようにすると、気送子の送受信器到着時の衝撃力が
大幅に低下して、所謂軟着する。
次に説明する。気送子は図示されていないが、図中の矢
印の方向に気送子を送る要領を説明すると、吸気弁２３
ａは開放され、吸気弁２３ｂは閉じている。排風機１３
ａは停止していて、電磁弁１７ｂは開いている。そし
て、気送子を送受信器１１ａにセットし、排風機１３ｂ
を作動させれば、吸気弁２３ａから空気が吸い込まれ、
通常５０〜６００ｍの長さの気送管１３の中に図２のＩ
線に示すような空気流速の空気流が生ずる。この空気流
により気送子は、II線に示す気送速度で気送管１３内を
移動し、気送子通過検出器１９ｂの位置を通過すると、
気送子通過検出器１９ｂが作動して電磁弁１７ｂが閉じ
る。従って、気送管１３内の空気流は無くなり、気送子
はそれまでの運動の慣性でそのまま飛行する。しかしな
がら、気送子の速度はII線の右端部に示すように急激に
低下し、所定の許容速度で送受信器１１ｂに到着する。
このようにすると、気送子の送受信器到着時の衝撃力が
大幅に低下して、所謂軟着する。
【０００７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
気送子通過検出器が気送子の目的受信器への接近を検出
し、電磁弁を作動させて気送管から排風機を隔離するの
で、気送子が減速されて受信器に低速で到達するから、
衝撃が大幅に緩和されて気送子及び内部の搬送物の損傷
を防止することができる。
気送子通過検出器が気送子の目的受信器への接近を検出
し、電磁弁を作動させて気送管から排風機を隔離するの
で、気送子が減速されて受信器に低速で到達するから、
衝撃が大幅に緩和されて気送子及び内部の搬送物の損傷
を防止することができる。
【図１】本発明の実施形態の全体系統図である。
【図２】前記実施形態の作用説明用グラフである。
１０ 気送設備 １１ａ，１１ｂ 送受信器 １３ 気送管 １５ 連結通路 １５ａ サクションポート １７ａ，１７ｂ 排風機 １９ａ，１９ｂ 気送子通過検出器 ２１ 延長管 ２３ａ，２３ｂ 吸気弁
Claims (1)
- 【請求項１】 離れて配置された送信器及び受信器と、
同送受信器間を連絡する気送管と、同気送管の受信器側
端部近傍に形成されたサクションポートに連絡した排風
機とを有する気送設備において、前記サクションポート
と前記排風機の間に電磁弁を配設すると共に前記気送管
に気送子通過検出器を付設し、前記電磁弁と前記気送子
通過検出器とを制御可能に連絡してなることを特徴とす
る気送設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24689597A JPH1179393A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 気送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24689597A JPH1179393A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 気送設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1179393A true JPH1179393A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17155345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24689597A Withdrawn JPH1179393A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 気送設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1179393A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160073643A (ko) * | 2014-12-17 | 2016-06-27 | 주식회사 포스코 | 기송자 회송장치 및 기송자 회송방법 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP24689597A patent/JPH1179393A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160073643A (ko) * | 2014-12-17 | 2016-06-27 | 주식회사 포스코 | 기송자 회송장치 및 기송자 회송방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |