JPH1179351A - コンベア装置の張力調整装置 - Google Patents

コンベア装置の張力調整装置

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JPH1179351A
JPH1179351A JP25608897A JP25608897A JPH1179351A JP H1179351 A JPH1179351 A JP H1179351A JP 25608897 A JP25608897 A JP 25608897A JP 25608897 A JP25608897 A JP 25608897A JP H1179351 A JPH1179351 A JP H1179351A
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conveyor
shaft
tension
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support
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JP25608897A
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English (en)
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Yasuo Takimoto
泰男 滝本
Hiroshige Fujiwara
広成 藤原
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Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Daido Machinery Ltd
Daido Kikai Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手をぬらすことなく、液中に浸漬されたスクレ
ーパコンベアの張力の調整ができるようにする。 【解決手段】スクレーパコンベアAを構成する従動軸4
の両端部を各軸支持体18によって支持させると共に、
該軸支持体18の上部に調整ねじ24を螺合させ、該調
整ねじ24を回転させることによって軸支持体18が、
スクレーパコンベアAを構成する一対のコンベアチェー
ン7に作用する張力の方向に移動されるように構成し、
前記調整ねじ24をダーティクーラントCの液面Sの上
方に配置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベア装置にお
けるコンベアチェーンの張力を調整する装置に関するも
のであり、特に該コンベア装置が液中に浸漬されている
場合の張力調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンベア装置の一例として、スクレーパ
コンベアAを説明する。図1及び図2に示されるよう
に、コンベアフレーム1の前端部に設けられたコンベア
フード2の部分には、駆動軸3が配設されていて、同じ
く後端部には従動軸4が配設されている。駆動軸3及び
従動軸4の両端部には、チェーン歯車5,6が装着され
ており、これらのチェーン歯車5,6に一対のコンベア
チェーン7が掛装されている。一対のコンベアチェーン
7が、多数のスクレーパ板8によって連結されてスクレ
ーパコンベアAが構成されている。この例のスクレーパ
コンベアAは、その水平走行部がダーティクーラントC
に浸漬されている。
【0003】ダーティクーラントCには、多量の切粉類
Kが含まれている。スクレーパコンベアAが低速度で周
回走行することにより、コンベアフレーム1の底部に堆
積しようとする切粉類Kは、多数のスクレーパ板8によ
って順次掻き集められて、コンベアフード2の上端部か
ら落下して、直下に配置されている切粉収容箱12に収
容される。
【0004】上記した一対のコンベアチェーン7の張力
は、スクレーパコンベアAの組付時において最適な状態
に調整される。しかし、スクレーパコンベアAの経年使
用によって前記コンベアチェーン7の周長が長くなって
たるみが大きくなるため、このたるみを吸収して最適な
状態に調整することが必要な場合が多い。スクレーパコ
ンベアAにおいて、この調整を従動軸4の部分において
行う構成のものが存している。即ち、従動軸4を、一対
のコンベアチェーン7に作用する張力の方向に移動させ
ることにより、その張力の調整を行うものである。
【0005】この種の張力調整装置の一つとして、図1
1ないし図14に示されるものが存している。最初に、
張力調整装置E’について説明する。図11及び図12
に示されるように、従動軸51の両端部が、軸受(図示
せず)を介して軸支持体52に支承されている。コンベ
アフレーム53には、その前後方向に沿って長孔54が
設けられている。前記軸支持体52は、その上方と下方
とに設けられたガイドレール55にガイドされて、コン
ベアフレーム53の前後方向に移動可能である。軸支持
体52の後端部には、調整ねじ56の一端部が回転可能
に取付けられている。この調整ねじ56の他端部は、コ
ンベアフレーム53に直交して固着された支持板57に
螺合されている。ロックナット58を緩めて、調整ねじ
56を回転させることにより、軸支持体52が、コンベ
アフレーム53の前後方向、即ち、スクレーパコンベア
A’を構成する一対のコンベアチェーン59に作用する
張力の方向に沿って移動される。同時に、従動軸51も
同方向に移動されるため、一対のコンベアチェーン59
に作用する張力が調整される。
【0006】次に、図13及び図14を参照しながら、
別の張力調整装置E''について説明する。上記した張力
調整装置E’と同様に、従動軸61の両端部が、軸受
(図示せず)を介して軸支持体62に支承され、コンベ
アフレーム63には、その前後方向に沿って長孔64が
設けられている。この軸支持体62は、その下部がガイ
ドレール65にガイドされていると共に、その上部にガ
イドねじ66が挿通されている。軸支持体62を固定す
る2個のロックナット67を緩め、いずれか一方のロッ
クナット67を回転させることにより、該軸支持体62
がコンベアフレーム63の前後方向、即ち、スクレーパ
コンベアA''を構成する一対のコンベアチェーン68に
作用する張力の方向に沿って移動される。同時に、従動
軸61も同方向に移動されるため、一対のコンベアチェ
ーン68に作用する張力が調整される。なお、図13に
おいて符号69は、ロックナット67を回転させるため
の窓である。
【0007】上記した張力調整装置E’の調整ねじ56
(図11及び図12参照)と、張力調整装置E''のロッ
クナット67(図13及び図14参照)は、いずれもコ
ンベアフレーム53,63内に収容されたダーティクー
ラントCに浸漬された状態で配置されている。そのた
め、作業者が前記調整ねじ56、或いは前記ロックナッ
ト67を回転させる際には、ダーティクーラントC内に
手を入れなければならない。そのため不衛生であると共
に、該ダーティクーラントCが不透明である場合、各軸
支持体52,62の移動を目視で確認することが極めて
困難であり、作業性が悪い。しかも、軸支持体52,6
2の上下が支持されているため、装置の全体構成が大掛
かりなものとなる。
【0008】また、張力調整装置E''の場合、ガイドね
じ66を液面Sの上方に配置すると、軸支持体62に作
用する回転モーメントが大きくなって、こじれが生じ易
くなり、前記軸支持体62をスムーズに移動させること
が困難になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、特に液中に浸漬されたコンベア装置におい
て、作業者が手をぬらすことなく張力調整ができるよう
にすることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明は、コンベアフレームに支持された駆動軸と従
動軸との間にコンベアチェーンが掛装され、前記コンベ
アフレームの内側又は外側にそれぞれ軸支持体が前記コ
ンベアチェーンに作用する張力の方向に沿って移動自在
に取付けられて、前記駆動軸又は従動軸のいずれか一方
の軸は、その両端を前記各軸支持体によって支持され、
一端部が前記コンベアフレームに支持された調整ねじに
よって前記軸支持体を前記方向に移動させて、前記コン
ベアチェーンの張力を調整する装置であって、前記調整
ねじが、前記コンベアチェーンの上方走行部よりも上方
に配設されていることを特徴としている。更に、前記駆
動軸又は従動軸の少なくとも一方の軸が液中に浸漬され
ている場合、液中に浸漬された軸における前記調整ねじ
が液面よりも上方に配設されていることを特徴としてい
る。
【0011】コンベア装置の張力を調整する際には、駆
動軸又は従動軸のいずれか一方の軸支持体を固定してい
るロックナットを緩め、前記軸支持体と螺合されている
調整ねじを回転させる。調整ねじの一端部は、コンベア
フレームに回転可能に支持されているため、軸支持体が
コンベアチェーンに作用する張力の方向に沿って移動さ
れ、該張力が調整される。ロックナット及び調整ねじ
は、コンベアチェーンの上方走行部よりも上方に配設さ
れているため、作業性が良好である。特にコンベア装置
が液浸されている場合、前記ロックナット及び前記調整
ねじは液面よりも上方に配設されているため、作業者は
手をぬらすことなく作業を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明に係る張力調整装置
Eを、従動軸4の側に設けたスクレーパコンベアAの側
面断面図、図2は同じく平面図、図3は図2のX1 −X
1 線断面図、図4は図3の一方側の張力調整装置Eの部
分の拡大図、図5は図2のX2 −X2 線断面図、図6は
図5の平面図である。本明細書では、ダーティクーラン
トCに浸漬されたスクレーパコンベアAの張力調整装置
Eを、従動軸4の側に設けた実施例として説明する。コ
ンベアフレーム1の後端部には、その幅方向に沿って外
側に張り出した張出部13が形成されており、各張出部
13には、本発明に係る張力調整装置Eが配設されてい
る。また、コンベアフレーム1の前端部には駆動軸3が
配設されている。該駆動軸3は、減速機14を介して連
結されたモータM1 によって回転され、その結果、スク
レーパコンベアAが周回走行する。
【0013】本発明に係るスクレーパコンベアAの張力
調整装置Eについて説明する。図1ないし図5に示され
るように、従動軸4の両端部は、コンベアフレーム1に
設けられたL字形状の切欠部15を介して、コンベアフ
レーム1よりも外側に突出していて、各張出部13内に
配置されている。この切欠部15は、従動軸4をコンベ
アフレーム1の前後方向に沿って移動可能にするという
機能と、該従動軸4を組み付ける際に、その組付を容易
にするという機能との2つの機能を有している。該従動
軸4は、一対の軸受ユニット16に支持されている。こ
の軸受ユニット16は、軸支持体18の下部に装着され
ている。コンベアフレーム1の各張出部13の外側に
は、コンベアフレーム1の前後方向に沿ってベースプレ
ート19が固着されていて、その側面部にT字形状のガ
イドレール21が取付けられている。軸支持体18の内
側面部には、前記ガイドレール21における上下の各張
出部21aを上方と下方から抱え込む形態で、スライド
レール22が固着されている。この結果、軸支持体18
は、ガイドレール21とスライドレール22とによって
支持されて、コンベアフレーム1の前後方向に沿って移
動可能である。
【0014】軸支持体18の外側面部の上部には、支持
ブロック23が取付けられている。この支持ブロック2
3には、コンベアフレーム1の前後方向に沿って雌ねじ
23aが形成されていて、該雌ねじ23aに調整ねじ2
4が螺合されている。コンベアフレーム1の各張出部1
3における後壁25の内側には、断面視においてL字形
状の支持板26が、コンベアフレーム1と直交して固着
されている。この支持板26の幅方向のほぼ中央部に
は、U字形状の切欠部26aが設けられている。前記調
整ねじ24の一端部には、2個のナット27が螺合され
ている。これらのナット27は、各ナット27どうしの
隙間が、前記支持板26の厚さよりも僅かに広くなるよ
うにして、それぞれ固定ピン28によって調整ねじ24
と一体に固定されている。上記した2個のナット27ど
うしの隙間が、支持板26の切欠部26aに嵌まり込む
ことにより、該調整ねじ24は、片持ち状態で、しかも
回転可能にして支持される。
【0015】このようにして、軸支持体18は、その高
さ方向のほぼ中央部がガイドレール21とスライドレー
ル22とによって支持されると共に、その上部が支持ブ
ロック23に適当な隙間を保って移動可能に貫通してい
る調整ねじ24によって支持される。調整ねじ24の他
端部は、断面方形状に形成されていて、当該部分が該調
整ねじ24を回転させないための工具掛部24aとなっ
ている。また、調整ねじ24における支持ブロック23
の両側の部分には、ロックナット29が調整ねじ24と
螺合して取付けられていて、該ロックナット29を支持
ブロック23の両側から緩めたり締め込んだりすること
により、軸支持体18を任意の位置で固定することがで
きる。このようにして、軸支持体18がガイドレール2
1とスライドレール22とによって支持されながら、コ
ンベアフレーム1の前後方向に移動する。同時に、従動
軸4も同方向に移動する。なお、図4ないし図7におい
て、符号31は調整用の窓である。
【0016】コンベアフレーム1には、使用済のダーテ
ィクーラントCが投入されている。そして、フロートス
イッチ(図示せず)等の手段によって、ダーティクーラ
ントCの液面Sの上限が定められている。上記した調整
ねじ24の工具掛部24aと各ロックナット29は、ダ
ーティクーラントCの液面Sの上限よりも上方に位置さ
れるように配設されている。
【0017】本発明に係る張力調整装置Eの作用につい
て説明する。図4ないし図7に示されるように、作業者
は、支持ブロック23の両側に締め込まれているロック
ナット29を緩める。その状態を、図5に一点鎖線で示
す。そして、図7に示されるように、調整ねじ24の工
具掛部24aにスパナ32を掛け、軸支持体18をコン
ベアフレーム1の前後方向(一対のコンベアチェーン7
に作用する張力の方向)に沿って移動させる。軸支持体
18と共に、従動軸4も同方向に沿って移動される。調
整ねじ24の工具掛部24aと各ロックナット29は、
ダーティクーラントCの液面Sの上限よりも上方に配置
されているため、作業者は手をぬらすことなく作業を行
うことができる。しかも、該ダーティクーラントC又は
不透明液の場合でも、軸支持体18(従動軸4)が移動
される状況を、目視で確認することができるため作業性
が良好である。
【0018】上記したように、軸支持体18は、高さ方
向のほぼ中央部がガイドレール21とスライドレール2
2とによってスライド可能に支持されていて、その上部
において力が作用される構成である。そのため、該軸支
持体18には、前記ガイドレール21とスライドレール
22とによって支持された部分を中心に回転力が発生し
ようとするが、図5に示されるように、ガイドレール2
1の高さHに対してスライドレール22の幅W(軸支持
体18の幅)が充分に大きいため、軸支持体18はスム
ーズに移動可能である。また、調整ねじ24は、その一
端部が支持板26に回転可能に支持されていると共に、
その他端部が軸支持体18に螺合された構成である。そ
のため、該調整ねじ24には無理な曲げ力が作用しな
い。
【0019】上記した実施例では、従動軸4を支承する
軸支持体18を、スクレーパコンベアAを構成する一対
のコンベアチェーン7に作用する張力の方向に沿って移
動させることにより、前記張力を調整する構成である。
しかし、駆動軸を移動させることによって、張力を調整
する構成であってもよい。図8ないし図10に示される
実施例は、主コンベアフレーム30aに補助コンベアフ
レーム30bを直交させて接続させ、2基のスクレーパ
コンベアA1,A2 を直交させて組み合わせた例である。
【0020】補助コンベアフレーム30b内に配設され
たスクレーパコンベアA2 は、一対のコンベアチェーン
34が、主コンベアフレーム30aに近接した側の端部
に支持された駆動軸35と、その反対側の端部に支持さ
れた従動軸36との間に掛装されて構成されている。ス
クレーパコンベアA2 において、主コンベアフレーム3
0aと補助コンベアフレーム30bとの接続部分は、切
粉類Kの送込方向に沿って高くなるように傾斜して設け
られている。そして、補助コンベアフレーム30bの底
面の先端部が、主コンベアフレーム30a内に臨む部分
には、スクレーパコンベアA1 の下方走行部(下方の無
端鎖の部分)を跨ぐ形態で、シュート33が設けられて
いる。補助コンベアフレーム30bの底部に沈降しよう
とする切粉類Kは、スクレーパコンベアA2 によりダー
ティクーラントCの一端部に掻き集められた後、主コン
ベアフレーム30a内に送り込まれ、主コンベアフレー
ム30aの底部に沈降しようとする切粉類Kと一緒にな
って、スクレーパコンベアA1 により外部に排出され
る。
【0021】駆動軸35の部分には、張力調整装置Eが
配設されている。即ち、駆動軸35の両端部が軸支持体
37に支承されていると共に、該軸支持体37の外側に
調整ねじ38が螺合されている。軸支持体37は、前記
調整ねじ38を回転させることにより、ガイドレール3
9とスライドレール41とによって支持されながら、補
助コンベアフレーム30bの長手方向に沿って移動可能
である。駆動軸35の一端部は、軸支持体37から外側
に突出されていて、この部分にチェーン歯車42が装着
されている。一方、補助コンベアフレーム30bの上端
部には、モータM2 が配設されていて、前記チェーン歯
車42と前記モータM2 のモータ軸43に装着されたチ
ェーン歯車44との間にチェーン45が掛装されてい
る。モータM2 を駆動させることにより、スクレーパコ
ンベアA2 は周回走行される。調整ねじ46を所定方向
に回転させることにより、補助コンベアフレーム30b
の前後方向に沿ってモータM2 を移動させることができ
る。
【0022】経年使用により、スクレーパコンベアA2
を構成する一対のコンベアチェーン34の周長が長くな
ってたるみが大きくなった場合、張力調整装置Eを構成
する調整ねじ38を回転させ、駆動軸35を支承する軸
支持体37を、補助コンベアフレーム30bの前後方向
(一対のコンベアチェーン34に作用する張力の方向)
に沿って移動させる。その際、駆動軸35とモータM2
との芯間距離が変化する場合、調整ねじ46を回転させ
てモータM2 を前後移動させる。
【0023】本発明に係るコンベア装置の張力調整装置
を構成する調整ねじは、コンベアフレームにおける駆動
軸又は従動軸のいずれか一方の上方に配設されている。
そのため、例えば複数基のコンベア装置が近接して設置
されていて、張力調整装置が配設されている部分が狭い
場合でも、上方から作業を行うことができるため作業性
が良好である。
【0024】本実施例では、ダーティクーラントに浸漬
されたスクレーパコンベアにおける張力調整装置として
説明したが、他の液体(例えば、油、汚水、薬液)に浸
漬されている場合でも利用できる。また、液体に浸漬さ
れていなくても利用できる。駆動軸と従動軸の両方が液
体に浸漬されていても利用できる。コンベア装置は、ス
クレーパコンベア以外のものでも利用できることはもち
ろんである。
【0025】本実施例では、駆動軸又は従動軸のいずれ
か一方を支承する軸支持体が、1組のガイドレールとス
ライドレールとによって支持されてスライドされる構成
である。しかし、駆動軸と従動軸の両方にも、それぞれ
1組のスライドレールとガイドレールとによって支持さ
れる構成であってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るコンベア装置の張力調整装
置は、駆動軸又は従動軸のいずれか一方を軸支持体によ
って支持させ、調整用のロックナットを回転させること
によって、該軸支持体を前記コンベア装置を構成する一
対のコンベアチェーンに作用する張力の方向に移動させ
る構成である。しかも、前記調整ねじは、前記コンベア
チェーンの上方走行部よりも上方に配設されている。そ
のため、作業性が良好である。特に、駆動軸又は従動軸
の少なくとも一方の軸が液中に浸漬されている場合、作
業者が手をぬらすことなく、コンベア装置の張力の調整
を行うことができる。また、駆動軸又は従動軸が装着さ
れた軸支持体が移動する状況を、液面より上方から目視
で確認することができる。更に、軸支持体におけるスラ
イド支持部の構成をコンパクトなものにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る張力調整装置Eを、従動軸4の側
に設けたスクレーパコンベアAの側面断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】図2のX1 −X1 線断面図である。
【図4】図3の一方側の張力調整装置Eの部分の拡大図
である。
【図5】図2のX2 −X2 線断面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】張力調整装置Eの作用説明図である。
【図8】スクレーパコンベアA1,A2 が直交して配設さ
れたコンベア装置の側面断面図である。
【図9】図8のY1 −Y1 線断面図である。
【図10】図9のY2 −Y2 線断面図である。
【図11】従来の張力調整装置E’の正面図である。
【図12】同じく一部を破断した平面図である。
【図13】従来の張力調整装置E''の一部を破断した正
面図である。
【図14】同じく一部を破断した平面図である。
【符号の説明】
1,A2,A:スクレーパコンベア(コンベア装置) C:ダーティクーラント E:張力調整装置 S:液面 1,30a,30b :コンベアフレーム 7:コンベアチェーン 8:スクレーパ板 3,35:駆動軸 4,36:従動軸 18,37:軸支持体 21,39:ガイドレール(スライド支持部) 22,41:スライドレール(スライド支持部) 24,38:調整ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアフレームに支持された駆動軸と
    従動軸との間にコンベアチェーンが掛装され、前記コン
    ベアフレームの内側又は外側にそれぞれ軸支持体が前記
    コンベアチェーンに作用する張力の方向に沿って移動自
    在に取付けられて、前記駆動軸又は従動軸のいずれか一
    方の軸は、その両端を前記各軸支持体によって支持さ
    れ、一端部が前記コンベアフレームに支持された調整ね
    じによって前記軸支持体を前記方向に移動させて、前記
    コンベアチェーンの張力を調整する装置であって、 前記調整ねじが、前記コンベアチェーンの上方走行部よ
    りも上方に配設されていることを特徴とするコンベア装
    置の張力調整装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動軸又は従動軸の少なくとも一方
    の軸は液中に浸漬され、液中に浸漬された軸の両端が軸
    支持体に支持されていて、前記調整ねじが液面よりも上
    方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    コンベア装置の張力調整装置。
  3. 【請求項3】 コンベアフレームに対する軸支持体のス
    ライド支持部がその両端に各1組設置され、該スライド
    支持部の下方に前記駆動軸又は従動軸のいずれか一方が
    支持されると共に、前記スライド支持部の上方に調整ね
    じが螺合されていることを特徴とする請求項1に記載の
    コンベア装置の張力調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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