JPH1178793A - ワイパのブレードラバー - Google Patents
ワイパのブレードラバーInfo
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- JPH1178793A JPH1178793A JP9267891A JP26789197A JPH1178793A JP H1178793 A JPH1178793 A JP H1178793A JP 9267891 A JP9267891 A JP 9267891A JP 26789197 A JP26789197 A JP 26789197A JP H1178793 A JPH1178793 A JP H1178793A
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- Japan
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- tilting
- blade rubber
- neck
- blade
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60S1/00—Cleaning of vehicles
- B60S1/02—Cleaning windscreens, windows or optical devices
- B60S1/04—Wipers or the like, e.g. scrapers
- B60S1/32—Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
- B60S1/38—Wiper blades
- B60S2001/3827—Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
- B60S2001/3836—Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by cross-sectional shape
Abstract
て、払拭反転時の反転音の発生を抑制し、静粛なワイパ
のブレードラバーを提供することを目的とする。 【構成】ブレードラバー30の反転動作は、傾動部39
と基部31とが短い距離で衝突することにより、衝撃を
最小限とし、しかも、当接後にその当接点を移動させて
所定の接触角βを得るようにしたので、ブレードラバー
30の反転動作における起立姿勢から傾動姿勢への上下
動を極めて小さくして反転衝撃を小さくする。
Description
適用されるブレードラバーに関するものである。
れるように図示しないピボット軸に固定されたワイパア
ーム1の先端に、連結部材20を介してワイパアームに
対して回転可能にワイパブレード2が取り付けられてい
る。このワイパブレード2は複数のレバーがトーナメン
ト形式で連結されており、その最下位層のレバーにブレ
ードラバー3が保持されている。すなわち、ワイパアー
ム1の先端が連結される連結部材20が長手方向中央部
に取り付けられた最上位層のプライマリレバー4と、そ
の両端部にそれぞれ回動可能に連結されたセカンダリレ
バー5と、さらにその両端部にそれぞれ回動可能に連結
された最下位層のヨークレバー6とによってトーナメン
ト形式のレバーが構成されている。
端部は、それぞれ爪部7が形成されており、この爪部7
によってガラス面を払拭するブレードラバー3が保持さ
れている。このブレードラバー3はゴム製の長尺状であ
り、従来、図6に示すように、その長手方向に垂直な方
向の断面形状が、ガラス面を払拭するため所定の接触角
βで傾動する略逆三角形状の傾動部10と、上記レバー
に保持される基部11と、この基部11に傾動部10を
傾動可能に連結したネック部14とから構成されてい
る。
ると、ブレードラバー3は、ガラス面との接触摩擦およ
びワイパアーム1からの押圧力により、所定の長さhを
有するネック部14が撓んでワイパブレード進行方向に
対して傾動部10が傾動する。この傾動角度は、傾動部
10のガラス面接触部分のリップ部12がガラス面とな
す所定の接触角度βとなるように、ネック部12の長さ
hおよびゴム硬度等を調整して、ネック部14の撓み状
態や傾動部10の両ショルダ部16と基部11の下面1
7との当接状態(当接部分の変形)を変えて設定するよ
うにしている。
面をワイパブレードにより往復払拭するため、上記ブレ
ードラバー3の傾動動作は、繰り返し方向が反転する。
そのため、ブレードラバー3の姿勢は、図6(B)の状
態から反転位置で一旦図6(A)の起立姿勢となり、そ
の後図6(B)の傾動方向と反対の方向に傾動する。こ
れら一連の動作が連続して行われることとなる。
ム1からの押圧力により接触押圧されており、また、車
両のガラス面は周りが車体に固定された状態であるた
め、上記ブレードラバー3の傾動方向の反転動作は、太
鼓をたたく現象(ガラス面が太鼓の皮、車体が枠、ブレ
ードラバーをバチに例える)と同様となり、特に、ガラ
ス面の中央部で反転する場合には大きな反転音を生じる
といった欠点があった。
よる往復払拭動作において、払拭反転時の反転音の発生
を抑制し、静粛なワイパのブレードラバーを提供するこ
とを目的とする。
ブレードラバーは、ワイパブレードのレバーに保持され
る基部と、払拭面に接触して払拭するリップ部を有する
傾動部と、前記基部に対して前記ワイパブレード進行方
向に前記傾動部を傾動可能に連結するネック部とを備
え、前記傾動部が前記基部に当接して払拭面に対する前
記リップ部の接触角を規制するワイパのブレードラバー
であって、前記傾動部と前記基部との当接面の少なくと
も一方を湾曲面とし、前記傾動部の前記基部への当接が
前記ネック部近傍で行われ、かつその当接部分が前記傾
動部の傾動に伴って前記ネック部から離間する方向へ前
記リップ部が所定の前記接触角となるまで移動可能とす
るものである。
動部が基部に当接して払拭面に対するリップ部の接触角
を規制するものであって、特に、前記傾動部と基部との
当接面の少なくとも一方が湾曲面であり、前記傾動部の
基部への当接はネック部近傍で行われる。また、その当
接部分が前記傾動部の傾動に伴ってネック部から離間す
る方向へリップ部が所定の接触角となるまで移動するよ
うにしている。そのため、ブレードラバーのネック長さ
を短くでき、しかも、ワイパブレードの反転動作におい
ては、ブレードラバーの姿勢が一旦起立姿勢となるが、
その起立姿勢から傾動姿勢への上下動作(上記太鼓をた
たく現象)が小さくなり、さらにその当接部分を傾動に
伴って移動させているので、当接動作の衝撃も最小限と
している。
は、ワイパブレードの往復払拭反転動作時の反転音が極
めて小さなものとすることができる。
づいて詳細に説明する。なお、従来と同様の部材につい
ては、同一の符号を付して説明する。図1は、本発明の
実施形態が適用される一般的なワイパアームおよびワイ
パブレードの斜視図を示す。また、図2乃至図3に本発
明の実施形態の一例を示し、図2はブレードラバーの幅
方向断面図、図3は上記図2のネック部周辺の反転動作
を説明するための要部拡大図である。
明したトーナメント形式のレバーを採用しており、詳細
な説明は省略する。ブレードラバー30は、長手方向に
沿って両側に2段の溝が形成されており、上側の溝15
には、バッキング13が挿入されて、ワイパアームから
の押圧力を伝えるためブレードラバー30の剛性を向上
させている。また、下側の溝16には、最下位層のヨー
クレバー6の爪部7が入り込み、ブレードラバー30を
長手方向に相対移動可能にかつ抜け止めされた状態で保
持されている。
面が、ネック部34で傾動部39と最も接近し、ネック
部34から両側外方にかけて徐々に離間する湾曲面35
となっている。一方、傾動部39のショルダ部36は、
ネック部34で凸となる湾曲面をなしている。
9とを一体に連結しており、傾動部39がこのネック部
34のブレードラバー幅方向両側に傾動可能となってい
る。また、このネック部34のネック長さhは極力短か
く形成され、傾動部39が傾動したときにショルダ部3
6が基部31の湾曲面35にネック部34の近傍で当接
するようにしている。
ードラバー長手方向に沿って舌片状に形成され、ガラス
面と摺接して雨滴等を払拭する。
レードラバー30が、ワイパブレードの往復払拭動作に
よって、ガラス面の上下反転位置において反転する動作
について説明する。まず、ワイパブレード2が下反転位
置(ワイパ停止位置状態)にあるとき、ブレードラバー
30の状態は、例えば、図2(B)の状態であるとす
る。そして、ワイパを作動させると図示しないワイパモ
ータによる駆動力がリンク機構を介してピボット軸を往
復回動させ、それによってピボット軸に固定されたワイ
パアーム1も往復回動する。すると、ワイパブレード2
が上反転位置に向けて進み、このときのブレードラバー
30の姿勢は図2(B)の状態のままの傾動姿勢にあ
る。すなわち、基部31の湾曲面35と傾動部39のシ
ョルダ部36の一方とが当接し、さらにネック部34の
ネック長および弾性による伸びにより許容されるまでこ
の当接点が移動した状態にある。
達すると、ワイパブレード2の進行は停止し、ワイパア
ーム1がそれまでの進行方向と反対方向に動き出す。す
るとリップ部32とガラス面との摩擦により、ブレード
ラバー30の傾動部39の傾動角度が小さくなり徐々に
起立姿勢となる。このとき、上記当接点が移動して図3
(A)の点Zの位置に来る。
から下反転位置方向)の進行を進めると、上記当接点Z
は、図3(B)に示すように基部31の湾曲面35と傾
動部39のショルダ部36との当接はなくなり、図2
(A)の起立姿勢となる。このとき、ブレードラバー3
0のガラス面からの全高さが一番高くなる。
反転から下反転位置方向)を進める(ただし、この時点
ではブレードラバー30は停止している)と、上記傾動
部39が図2(A)の起立姿勢からワイパアーム1の進
行方向に傾動した傾動姿勢となる。このとき、ワイパア
ーム1の押圧力によってワイパブレード2が押圧されて
いるために勢いよく傾動し、図3(C)に示すように、
基部31の湾曲面35と傾動部39のショルダ部36の
他方とが当接点Xで当接する。しかし、この当接点X
は、ネック部34の近傍となるよう設定されており、し
かもネック長が極めて短いために、この当接による衝撃
は極めて小さなものとすることができる。
と、ネック部34のネック長およびその弾性による伸び
により許容されるまで傾動部39は傾動し、同時に、上
記当接点Xは、図3(D)の矢印F方向に移動して当接
点Y位置となる。この当接点の移動によって、ネック長
さが短いことによる傾動部39の傾動角度の不足を補正
する。この当接点の移動量aは、ネック部の長さとブレ
ードラバーを構成するゴム材の弾性係数によってその量
を調整する。
作は、傾動部39と基部31とが短い距離で衝突するこ
とにより、衝撃を最小限とし、しかも、当接後にその当
接点を移動させて所定の接触角βを得るようにしたの
で、ブレードラバー30の反転動作における起立姿勢か
ら傾動姿勢への上下動を極めて小さくして反転衝撃を小
さくし、ブレードラバー30の反転音の発生を抑制する
ことができる。
ら傾動姿勢への上下動作を小さくするためネック長さが
短くなっているが、短すぎると傾動部39の大きな傾動
姿勢を得ることができない。そこで、ネック部34の長
hさを調整すると共に、ゴム材の弾性係数を考慮して、
ネック部34の伸縮性を利用することにより、上記傾動
部39の傾動姿勢を得るようにしている。
35および傾動部39のショルダ部36を共に曲面とし
たが、一方を曲面とすればよい。すなわち、図4に示す
ように、上記図2乃至図3に示す例の傾動部39のショ
ルダ部36を平面としてもよく、また、図5に示すよう
に、上記図2乃至図3に示す例の基部31の傾動部39
と対向する面を湾曲面35とするのではなく平面として
もよい。
示す斜視図である。
方向断面図である。
作を説明する説明図である。
の幅方向断面図である。
の幅方向断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイパブレードのレバーに保持される基
部と、払拭面に接触して払拭するリップ部を有する傾動
部と、前記基部に対して前記ワイパブレード進行方向に
前記傾動部を傾動可能に連結するネック部とを備え、前
記傾動部が前記基部に当接して払拭面に対する前記リッ
プ部の接触角を規制するワイパのブレードラバーであっ
て、 前記傾動部と前記基部との当接面の少なくとも一方を湾
曲面とし、前記傾動部の前記基部への当接が前記ネック
部近傍で行われ、かつその当接部分が前記傾動部の傾動
に伴って前記ネック部から離間する方向へ前記リップ部
が所定の前記接触角となるまで移動可能とすることを特
徴とするブレードラバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9267891A JPH1178793A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | ワイパのブレードラバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9267891A JPH1178793A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | ワイパのブレードラバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178793A true JPH1178793A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17451067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9267891A Pending JPH1178793A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | ワイパのブレードラバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1178793A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007216780A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Mitsuba Corp | ブレードラバーおよびその処理方法 |
JP2007216781A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Mitsuba Corp | ブレードラバーおよびその処理方法 |
WO2013160586A1 (fr) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Raclette de balai d'essuie-glace avec goulotte le long de la levre |
JP2022518141A (ja) * | 2019-01-07 | 2022-03-14 | スチーム テック, エルエルシー | ワイパーシステム |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP9267891A patent/JPH1178793A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007216780A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Mitsuba Corp | ブレードラバーおよびその処理方法 |
JP2007216781A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Mitsuba Corp | ブレードラバーおよびその処理方法 |
WO2013160586A1 (fr) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Raclette de balai d'essuie-glace avec goulotte le long de la levre |
FR2989946A1 (fr) * | 2012-04-26 | 2013-11-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Raclette de balai d'essuie-glace avec goulotte le long de la levre |
JP2022518141A (ja) * | 2019-01-07 | 2022-03-14 | スチーム テック, エルエルシー | ワイパーシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20040709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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