JP2001158333A - ワイパブレードラバー及びワイパブレード - Google Patents

ワイパブレードラバー及びワイパブレード

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JP2001158333A
JP2001158333A JP34481599A JP34481599A JP2001158333A JP 2001158333 A JP2001158333 A JP 2001158333A JP 34481599 A JP34481599 A JP 34481599A JP 34481599 A JP34481599 A JP 34481599A JP 2001158333 A JP2001158333 A JP 2001158333A
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wiper blade
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blade rubber
pressing force
waist
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Hideshi Sawara
英志 佐原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】払拭性能を向上することができるワイパブレー
ドラバーを提供する。 【解決手段】リップ部7fの倒れ角が長手方向で均一化
するように、該リップ部7fに連続して設けた腰部7e
の肉厚が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のガラス等の
表面を払拭するワイパブレードラバー、及び、そのワイ
パブレードラバーを備えたワイパブレードに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種のワイパブレードの一つに、図5
に示すようなトーナメント式のワイパブレード51があ
る。このようなワイパブレード51は、ワイパアーム5
2の先端に回動可能に連結されるプライマリレバー53
と、そのプライマリレバー53の両端にそれぞれ回動可
能に連結されるセカンダリレバー54と、各セカンダリ
レバー54の両端にそれぞれ回動可能に連結されるヨー
ク55とからなる。各ヨーク55の両端には、ワイパブ
レードラバー56を保持する爪部55aが設けられてい
る。そして、ワイパアーム52のスプリング(図示略)
にて付勢されるアーム圧が、各レバー53,54を介し
て各ヨーク55の爪部55aからワイパブレードラバー
56にガラス表面への押圧力として付与される。
【0003】ワイパブレードラバー56は、図6に示す
ように、爪部55aにて保持される基部56aと、ガラ
ス表面を払拭する払拭部56bとからなる。基部56a
には、各爪部55aから付与される押圧力をワイパブレ
ードラバー56の長手方向に分散するため、一対の板状
のバッキング57が長手方向に沿って装着される。一
方、払拭部56bは、その断面において、首部56cと
肩部56dと腰部56eとリップ部56fとからなり、
首部56cは幅狭に形成され基部56aと払拭部56b
とを連続して一体に連結している。肩部56dは、基部
56aの下面に当接して払拭部56bの最大倒れ角を決
定する。又、腰部56eは肩部56dに連続して逆三角
形状に形成され、リップ部56fは腰部56eに連続し
て設けられてガラス表面を払拭する。そして、このよう
なワイパブレードラバー56は、従来より長手方向に同
一断面形状に形成していた。
【0004】しかしながら、上記した押圧力は、ワイパ
ブレードラバー56の長手方向において、爪部55a付
近が高く、爪部55a間が低くなって、均一に分配でき
ない。つまり、リップ部56fのガラス表面に対する倒
れ角(ガラス表面とリップ部56fがなす接触角度)
は、爪部55aで小さく、爪部55a間では大きくなっ
てしまい、ワイパブレードラバー56の長手方向に均一
とならず払拭むらが生じやすい。更に、倒れ角が異なる
ため、長手方向に同一断面形状であるワイパブレードラ
バー56では、そのリップ部56fが波形にガラス表面
に接触することとなって更に払拭むらを助長してしまう
という問題があった。
【0005】そこで、上記問題点を解消すべく、爪部5
5a間における基部56a下面と肩部56dとの間隔が
狭くなるように基部56a下面又は肩部56dのいずれ
かをその他方側へ凸設し、爪部55a間の払拭部56b
全体の倒れ角を爪部55aのそれより大きな角度にし
て、ガラス表面に対するリップ部56fの接触圧力を長
手方向において均一化したものがある(特開平6−17
1471号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
したワイパブレードラバーは、長手方向に接触圧力が均
一化されるものの、爪部55a間におけるリップ部56
fの倒れ角が所望角度より大きな角度になるので、上記
凸設のある部位と無い部位とでは倒れ角が異なってしま
う。そのため、ワイパブレードラバーのリップ部56f
は、長手方向に波形に変形してガラス表面に接触するこ
ととなり、払拭むらを発生してしまうという問題が依然
として解消されない。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、払拭性能を向上する
ことができるワイパブレードラバー及びワイパブレード
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ガラス表面を払拭するリ
ップ部と、該リップ部に向かうほど断面が漸次幅狭に形
成された腰部とを備え、長手方向で部分的に異なる大き
さのガラス表面側への押圧力が付与されるワイパブレー
ドラバーにおいて、前記押圧力による前記リップ部の倒
れ角が長手方向で均一化するように、前記腰部の前記断
面における肉厚を設定した。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のワイパブレードラバーにおいて、前記腰部の肉厚を、
前記押圧力の長手方向の圧力分布に応じて、前記押圧力
が高い領域は厚く設定し、かつ前記押圧力が低い領域は
薄く設定した。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のワイパブレードラバーにおいて、前記圧力分布に応じ
て長手方向に、前記押圧力が高い第1の領域と、前記押
圧力が低い第3の領域と、前記第1の領域と第3の領域
との間に位置して前記押圧力が中位の第2の領域とから
なり、前記腰部の肉厚を、前記第1,第3の領域内にお
いて前記押圧力に応じた一定の厚みで形成するととも
に、前記第2の領域内では第1の領域から第3の領域に
向けて漸次肉厚を減少させた。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載のワイパブレードラバーを備えたワイパ
ブレードである。請求項5に記載の発明は、複数のレバ
ーが互いに回動可能に連結されて構成されたレバーアッ
センブリによって、ガラス表面を払拭するワイパブレー
ドラバーを保持するとともに、ワイパアームの先端に連
結され、該アームの付勢力が前記レバーアッセンブリを
介してガラス面側への押圧力として前記ワイパブレード
ラバーに付与されるワイパブレードにおいて、前記レバ
ーアッセンブリには、前記ワイパブレードラバーを保持
する複数の爪部が該ラバーの長手方向に部分的に間隔を
あけて設けられており、前記ワイパブレードラバーは、
ガラス表面を払拭するリップ部と、該リップ部に向かう
ほど断面が漸次幅狭に形成された腰部とを備え、前記爪
部間の所定領域では前記腰部の前記断面における肉厚
を、前記爪部における肉厚よりも薄く設定した。
【0012】従って、請求項1に記載の発明によれば、
リップ部の倒れ角が長手方向で均一化するように、該リ
ップ部に連続して設けた腰部の肉厚が設定される。この
ようにすれば、リップ部のガラス表面との接触部分が倒
れ角の相違により長手方向に波形に変形することが防止
され、払拭むらや飛び(びびり)の発生が抑制されて、
払拭性能が向上する。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、腰部の肉
厚が、ワイパブレードラバーに付与される押圧力の長手
方向の圧力分布に応じて、押圧力が高い領域は厚く設定
され、かつ押圧力が低い領域は薄く設定される。このよ
うにすれば、ワイパブレードラバーの長手方向に部分的
に異なった押圧力が付与されても、リップ部の倒れ角が
所望角度範囲内で均一化され、払拭性能がより向上す
る。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、押圧力が
高い第1の領域と押圧力が低い第3の領域では、腰部の
肉厚が該領域内において押圧力に応じた一定の厚みで形
成され、第1,第3の領域の間の第2の領域では、腰部
の肉厚が第1の領域から第3の領域に向かって漸次肉厚
が減少するように形成される。このようにすれば、ブレ
ードラバーはその腰部の剛性を長手方向に徐々に変化さ
せることができる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3のいずれかに記載のワイパブレードラバーにより、
長手方向で部分的に異なる大きさのガラス表面側への押
圧力が付与されても、該ラバーのリップ部の倒れ角が長
手方向で均一化されるので、払拭むらや飛び(びびり)
の発生が抑制され、払拭性能が向上する。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、ワイパブ
レードラバーは、該ラバーを保持するレバーアッセンブ
リの爪部間の所定領域において、リップ部に連続して設
けた腰部の肉厚が、爪部における肉厚よりも薄く設定さ
れる。このようにすれば、レバーアッセンブリの爪部か
らワイパブレードラバーの長手方向に部分的に異なる押
圧力が付与されても、該ラバーのリップ部の倒れ角が長
手方向で均一化されるので、払拭むらや飛び(びびり)
の発生が抑制され、払拭性能が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、車両用ワイパを
示す。車両用ワイパ1は、モータ(図示略)により往復
回動されるワイパアーム2と、該アーム2の先端に連結
され、フロントガラスのガラス表面を払拭するワイパブ
レード3とからなる。ワイパアーム2は、スプリングK
によってアーム圧としての付勢力が付与されている。ワ
イパブレード3は、プライマリレバー4、2つのセカン
ダリレバー5及び4つのヨーク6によりトーナメント式
に構成されたレバーアッセンブリSを有している。即
ち、レバーアッセンブリSは、ワイパアーム2の先端に
プライマリレバー4が回動可能に連結され、そのプライ
マリレバー4の両端にセカンダリレバー5がそれぞれ回
動可能に連結され、更に各セカンダリレバー5の両端に
ヨーク6がそれぞれ回動可能に連結される。
【0018】図1及び図2に示すように、各ヨーク6の
両端には断面略コ字状の爪部6aが設けられ、該爪部6
aには、ワイパブレードラバー7と略同一長さで、図3
に示すように断面略コ字状のバッキング8が取り付けら
れる。バッキング8は、ワイパブレードラバー7を保持
するとともに、ワイパアーム2の上記付勢力がレバーア
ッセンブリSを介して各爪部6aより付与されるガラス
表面への押圧力を該ラバー7の長手方向に分散するため
に設けられる。尚、このバッキング8は、ワイパブレー
ドラバー7がガラス表面の曲率に追従するように可撓性
を有するものである。
【0019】ワイパブレードラバー7は、図3に示すよ
うに、バッキング8にて保持される基部7aと、ガラス
表面を払拭する払拭部7bとからなる。この払拭部7b
は、その断面において、首部7cと肩部7dと腰部7e
とリップ部7fとからなり、首部7cは幅狭に形成され
基部7aと払拭部7bとを連続して一体に連結してい
る。肩部7dは、バッキング8の下面に当接して払拭部
7bの最大倒れ角を決定する。又、腰部7eは肩部7d
に連続して逆三角形状に形成され、リップ部7fは腰部
7eに連続して設けられ、ガラス表面と接触する先端部
が長手方向に直線状に形成されている。
【0020】又、ワイパブレードラバー7は、図2及び
図3に示すように、バッキング8を介して各爪部6aか
ら付与される押圧力の圧力分布に応じて、爪部6a間の
腰部7eが爪部6a付近の腰部7eに対して薄肉に形成
されている。
【0021】詳述すると、ワイパブレードラバー7は、
前記押圧力の圧力分布に応じて、長手方向に大きく3つ
の領域A1〜A3に分けられる。先ず、爪部6aに近く
押圧力が高い第1の領域A1では、腰部7eが厚肉に形
成され、かつ該領域A1内ではその厚み一定で形成され
る。第2の領域A2では、腰部7eが爪部6aから離間
するほど前記第1の領域A1の肉厚から漸次減少するよ
うに形成され、押圧力の分布も爪部6aから爪部6a間
の中央に向かって次第に小さくなっていく。そして、爪
部6aから離間し押圧力が低い第3の領域A3(爪部6
a間の中央部分)では、腰部7eが前記第2の領域A2
端部と同じ薄肉に形成され、かつ該領域A3内ではその
厚み一定で形成される。
【0022】つまり、上記したように、第1の領域A1
(爪部6a付近)から第3の領域A3(爪部6a間の中
央部分)に向かって腰部7eを薄肉にすることで、リッ
プ部7fの根元部分が延びることになる。このように本
実施形態では、第1の領域A1(爪部6a付近)から第
3の領域A3(爪部6a間の中央部分)に向かって、腰
部7e及びリップ部7fの払拭方向の曲げ剛性が漸次低
くなるようにしている。
【0023】そして、図4(a)に示す第1の領域A1
(爪部6a付近)におけるリップ部7fの倒れ角θ1
と、図(b)に示す第3の領域A3(爪部6a間の中央
部分)におけるリップ部7fの倒れ角θ2とが、ともに
所望角度範囲(30°〜50°が好ましい範囲)内で相
互の差が小さくなるように、前記腰部7eの肉厚が各領
域A1〜A3毎に設定される。そして、このようなワイ
パブレードラバー7は金型により成形される。
【0024】こうして、本実施形態のワイパブレードラ
バー7は、該ラバー7に付与される押圧力の圧力分布に
応じて、爪部6a付近及び爪部6a間の腰部7eの肉厚
が設定、即ち押圧力の高い爪部6aでは腰部7eの肉厚
を厚くして剛性を高くし、押圧力の低い爪部6a間の中
央部分では腰部7eの肉厚を薄くして剛性を低くしてい
る。つまり、結果として、高い剛性部分を高い押圧力で
押圧し、低い剛性部分を低い押圧力で押圧することによ
って、ガラス表面に対するリップ部7fの倒れ角θ1,
θ2を、ワイパブレードラバー7の長手方向に波形の変
形を発生することなく均一化することができる。従っ
て、このようなワイパブレードラバー7では、払拭むら
や飛び(びびり)の発生を抑制できるので、払拭性能が
向上し、ガラス表面が常に良好に払拭される。
【0025】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の効果を有する。 (1)リップ部7fの倒れ角θ1,θ2が長手方向で均
一化するように、腰部7eの肉厚が設定される。従っ
て、リップ部7fのガラス表面との接触部分が倒れ角θ
1,θ2の相違により長手方向に波形に変形することが
防止できる。その結果、払拭むらや飛び(びびり)の発
生を確実に抑制することができ、払拭性能を向上するこ
とができる。
【0026】(2)腰部7eの肉厚が、ワイパブレード
ラバー7に付与される押圧力の長手方向の圧力分布に応
じて設定される。従って、払拭むらや飛び(びびり)の
発生を確実に抑制することができる。
【0027】(3)腰部7eの肉厚が、圧力分布に応じ
て長手方向に複数設けられた領域A1〜A3毎に設定さ
れる。従って、領域A1〜A3毎に寸法設定を行えばす
むので、その設定が容易である。
【0028】(4)圧力が高い第1の領域A1と押圧力
が低い第3の領域A3では、腰部7eの肉厚が該領域A
1,A3内において押圧力に応じた一定の厚みで形成さ
れ、第1,第3の領域A1,A3の間の第2の領域A2
では、腰部7eの肉厚が第1の領域A1における肉厚か
ら第3の領域A3における肉厚まで漸次減少するように
形成される。従って、ブレードラバー7を簡単な形状と
することができる。しかも、第2の領域A2では、腰部
7eの剛性を長手方向に徐々に変化させることができ
る。
【0029】(5)腰部7eは、首部7cや肩部7d、
リップ部7fのように、微妙な寸法変更で払拭性能に大
きな影響を与える箇所でないので、寸法設定を容易に行
うことができる。
【0030】尚、本発明の実施の形態は、以下のように
変更してもよい。 ○上記実施の形態では、ワイパブレードラバー7に付与
される押圧力の圧力分布に応じて腰部7eの肉厚を設定
したが、例えば、爪部6aからの距離に応じて腰部7e
の肉厚を設定してもよい。又、腰部7eの肉厚を設定
に、払拭するガラスの曲率や、ワイパアーム2の回動軸
からの距離の違いによる周速差等を加味してもよい。
【0031】○上記実施の形態では、ワイパブレードラ
バー7を長手方向に3つの領域A1〜A3に分け、各領
域A1〜A3毎に腰部7eの肉厚を設定したが、領域の
数はこれに限定されるものではない。又、領域を特に設
定せず、腰部7eの無段階で押圧力に応じた肉厚を設定
してもよい。
【0032】○上記実施の形態では、腰部7eの肉厚
を、第1,第3の領域A1,A3では一定の厚みで形成
し、第2の領域A2では第1の領域A1から第3の領域
A3に向かって漸次減少するようにしたが、この構成に
限定されるものではない。例えば、第1,第3の領域A
1,A3における腰部7eの肉厚を漸次変化させてもよ
い。又、第2の領域A2における腰部7eの肉厚を一定
の厚みとしてもよい。
【0033】○上記実施の形態では、基部7a、首部7
c、肩部7d及びリップ部7fを図3に示すような形状
としたが、これに限定されるもではない。 ○上記実施の形態では、ワイパブレードラバー7を断面
略コ字状のバッキング8を介して爪部6aに取り付ける
ようにしたが、このバッキング8を使用せず、図6に示
すような板状のバッキング57を用いて、ワイパブレー
ドラバーを爪部に直接取り付けるようにしてもよい。
【0034】○上記実施の形態では、プライマリレバー
4、2つのセカンダリレバー5及び4つのヨーク6によ
りトーナメント式にワイパブレード3を構成したが、こ
の構成に限定されるものではない。例えば、セカンダリ
レバー5及びヨーク6の数はこれに限らない。又、プラ
イマリレバー4、セカンダリレバー5及びヨーク6の形
状は、図1及び図2に示す形状に限らない。更に、トー
ナメント式以外の構成のワイパブレードであってもよ
い。
【0035】○上記実施の形態では、ワイパブレードラ
バー7を車両のフロントガラスを払拭する車両用ワイパ
1に用いたが、フロントガラス以外のガラスを払拭する
ワイパに用いてもよい。又、車両以外のガラスを払拭す
るワイパであってもよい。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
払拭性能を向上することができるワイパブレードラバー
及びワイパブレードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のワイパブレードを示す概略図で
ある。
【図2】 ワイパブレードの要部拡大図である。
【図3】 図2のB−B断面図である。
【図4】 (a)は厚肉部分の腰部における払拭状態を
示す断面図であり、(b)は薄肉部分の腰部における払
拭状態を示す断面図である。
【図5】 従来のワイパブレードを示す概略図である。
【図6】 図5のC−C断面図である。
【符号の説明】
2…ワイパアーム、4…レバーとしてのプライマリレバ
ー、5…レバーとしてのセカンダリレバー、6…レバー
としてのヨーク、6a…爪部、7…ワイパブレードラバ
ー、7e…腰部、7f…リップ部、A1〜A3…第1〜
第3の領域、S…レバーアッセンブリ、θ1,θ2…倒
れ角。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス表面を払拭するリップ部と、該リ
    ップ部に向かうほど断面が漸次幅狭に形成された腰部と
    を備え、長手方向で部分的に異なる大きさのガラス表面
    側への押圧力が付与されるワイパブレードラバーにおい
    て、 前記押圧力による前記リップ部の倒れ角が長手方向で均
    一化するように、前記腰部の前記断面における肉厚を設
    定したことを特徴とするワイパブレードラバー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイパブレードラバー
    において、 前記腰部の肉厚を、前記押圧力の長手方向の圧力分布に
    応じて、前記押圧力が高い領域は厚く設定し、かつ前記
    押圧力が低い領域は薄く設定したことを特徴とするワイ
    パブレードラバー。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のワイパブレードラバー
    において、 前記圧力分布に応じて長手方向に、前記押圧力が高い第
    1の領域と、前記押圧力が低い第3の領域と、前記第1
    の領域と第3の領域との間に位置して前記押圧力が中位
    の第2の領域とからなり、 前記腰部の肉厚を、前記第1,第3の領域内において前
    記押圧力に応じた一定の厚みで形成するとともに、前記
    第2の領域内では第1の領域から第3の領域に向けて漸
    次肉厚を減少させたことを特徴とするワイパブレードラ
    バー。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のワイパ
    ブレードラバーを備えたことを特徴とするワイパブレー
    ド。
  5. 【請求項5】 複数のレバーが互いに回動可能に連結さ
    れて構成されたレバーアッセンブリによって、ガラス表
    面を払拭するワイパブレードラバーを保持するととも
    に、ワイパアームの先端に連結され、該アームの付勢力
    が前記レバーアッセンブリを介してガラス面側への押圧
    力として前記ワイパブレードラバーに付与されるワイパ
    ブレードにおいて、 前記レバーアッセンブリには、前記ワイパブレードラバ
    ーを保持する複数の爪部が該ラバーの長手方向に部分的
    に間隔をあけて設けられており、 前記ワイパブレードラバーは、ガラス表面を払拭するリ
    ップ部と、該リップ部に向かうほど断面が漸次幅狭に形
    成された腰部とを備え、前記爪部間の所定領域では前記
    腰部の前記断面における肉厚を、前記爪部における肉厚
    よりも薄く設定したことを特徴とするワイパブレード。
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