JPH1178210A - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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Publication number
JPH1178210A
JPH1178210A JP24278697A JP24278697A JPH1178210A JP H1178210 A JPH1178210 A JP H1178210A JP 24278697 A JP24278697 A JP 24278697A JP 24278697 A JP24278697 A JP 24278697A JP H1178210 A JPH1178210 A JP H1178210A
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JP
Japan
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ink
ink jet
jet recording
recording method
colorant
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Application number
JP24278697A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Komatsu
英彦 小松
Hiroto Nakamura
弘人 中村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH1178210A publication Critical patent/JPH1178210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低い加熱温度で、記録媒体上ににじみ
が無く、エッジがシャープで、しかも、速乾性に優れた
印字画像を得ること。 【解決手段】 少なくとも水を主成分とする分散媒と、
この分散媒中に均一に分散保持される着色剤とを含有し
てなるインクを、記録ヘッドより吐出し、加熱された記
録媒体上にインク像を形成するインクジェット記録方法
であって、前記記録媒体上に着滴後、前記着色剤が前記
分散媒から分離・凝集することを特徴とするインクジェ
ット記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドからイ
ンク滴を吐出させ、記録媒体上にインク像を得るインク
ジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方法における大きな
課題の一つに、記録媒体上のインクドットのにじみの発
生がある。
【0003】にじみのない印字を実現するための一つの
方法として、記録媒体を加熱する方式が考えれられ、例
えば、特開昭62−288042号公報、特開平5−3
30032号公報、特開平6−126952号公報等に
は、記録媒体を印字時、若しくは印字直前に加熱して印
字する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のこれらに開示さ
れている方法は、記録媒体上の記録ドットの溶媒成分を
熱エネルギーにより蒸発させることにより、インクドッ
トのにじみの低減、印字画像の定着を狙ったものであ
り、確かに非加熱の方法と比較して印字品質の向上に対
して効果があった。しかしながら、今後、要求が高まる
と予想される印字速度の高速化の対応を考えた場合、よ
り早く溶媒成分を蒸発させることが必要となり、従って
より高い加熱温度と多大な熱量が必要となる。これは最
近高まりつつあるオフィス機器に対する省エネルギー化
への要求に反するものであり、更に加えて、当然記録媒
体に近接するインクジェットヘッドの吐出不良の発生、
記録媒体の熱によるひずみの発生等、新たな問題を抱え
ることとなる。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためのものであり、すなわち、比較的低い加熱温度で
効果的に普通紙上でにじみのない印字画像を得るもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録方法は、少なくとも水を主成分とする分散媒と、こ
の分散媒中に均一に分散保持される着色剤とを含有して
なるインクを、記録ヘッドより吐出し、加熱された記録
媒体上にインク像を形成するインクジェット記録方法で
あって、前記記録媒体上に着滴後、前記着色剤が前記分
散媒から分離・凝集することを特徴とする。また、前記
記録媒体を少なくともその表面温度が60℃以上になる
よう加熱することを特徴とする。さらに、前記着色剤が
顔料であることを特徴とする。さらに、前記着色剤が着
色された樹脂粒子であることを特徴とする。さらに、前
記分散媒が浸透剤をさらに含有することを特徴とする。
また、前記分散媒が親水性基と疎水性基から構成される
水溶性高分子をさらに含有することを特徴とする。ま
た、前記水溶性高分子が浸透剤を兼ねることを特徴とす
る。さらに、前記水溶性高分子が曇点を有することを特
徴とする。また、少なくとも曇点が室温以上で、且つ前
記記録媒体の表面温度以下であることを特徴とする。ま
た、 前期水溶性高分子が親水性基と疎水性基をそれぞ
れエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドとするコ
ポリマーであることを特徴とする。
【0007】本発明によるインクジェット記録用方法を
開発する過程で、本発明者らは以下の知見を得た。もっ
とも、本発明は以下の推論によって限定されるものでは
ない。
【0008】従来のインクジェット記録方法において、
印字画像のにじみ防止するには、印字画像のにじみの原
因がインクの記録紙への濡れ広がりであることより、イ
ンクの紙への浸透を極力抑えたインクを使用して、熱エ
ネルギーによりインク中の溶媒成分を乾燥し、印字画像
を乾燥固化することでにじみを防止することが試みられ
ていた。従って、高い加熱温度と多大な熱量が必要とな
り、本発明者らの実験では水系のインクにおいて少なく
とも水の沸点(100℃)以上の加熱温度が必要であっ
た。
【0009】そこで、本発明者らは、着色剤として顔料
等の水に不溶性の微粒子を使用したインクについて、そ
の分散媒を従来とは逆に紙に浸透する系に調整し、加熱
された記録紙上への印字を試みたところ、以外にもにじ
みの少ない高印字品質を得ることができた。更に、この
ような浸透系インクの印字品質向上は記録紙の表面温度
を60℃以上に加熱することで大きく向上することを見
いだした。
【0010】これらの印字品質向上効果は、加熱により
分散媒の紙への浸透速度が増加し分散媒のみ紙中に浸透
しようとすることにより、分散媒と着色剤とが分離する
ことで、着色成分である不溶性の微粒子が濃縮されるこ
とと、加熱によりその微粒子の分散が不安定になること
の二つの相乗効果により、インク中の着色剤等の不溶性
微粒子が凝集した為と推定される。
【0011】そこで、本発明者らはインクの主溶媒であ
る水の紙に対する浸透性について調査した。図2は加熱
した紙に水が浸透を開始してから完全に浸透するまでの
浸透時間についてグラフ化したものであり、紙が60℃
以上に加熱されることで浸透が格段に速くなっているこ
とがわかる。
【0012】従って、着色剤として水に不溶性の微粒子
を使用した浸透系インクを用いて、記録媒体である紙を
60℃以上に加熱した場合、分散媒の紙への浸透が促進
され、着色材と分散媒とが分離し、着色剤等の微粒子が
凝集して記録紙上に残ることによりにじみの無い高印字
品質を得ることができることがわかる。更に、記録紙の
表面温度より若干低めの曇点を有する水溶性高分子をイ
ンクに添加することにより、上記着色剤の凝集を促進さ
せ、より高印字品質を得ることができる。ここでいう曇
点とは、特定の水溶性高分子について、その水溶液を加
熱した場合に高分子の水溶性が低下して溶液が白濁する
温度のことである。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明のインクジェット記
録方法に用いるインクについて説明する。
【0014】本発明のインクに用いることができる顔料
としては、有機顔料、無機顔料等が挙げられ、例えば、
黒用としては、ファーネスブラック、ランプブラック、
アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボン
ブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、または
銅酸化物、鉄酸化物(C.I.ピグメントブラック1
1)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.
I.ピグメントブラック1)等の有機顔料が挙げられ
る。更にカラー用としては、C.I.ピグメントイエロ
ー1(ファストイエローG)、3、12(シ゛スアソ゛イエローAAA)、1
3、14、17、24、34、35、37、42(黄色
酸化鉄)、53、55、74、81、83(シ゛スアソ゛イエロー
HR)、95、97、98、100、101、104、1
08、109、110、117、120、138、15
3、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、
22(フ゛リリアントファーストスカーレット)、23、31、38、4
8:2(ハ゜ーマネントレット゛2B(Ba))、48:2(ハ゜ーマネントレット゛2B
(Ca))、48:3(ハ゜ーマネントレット゛2B(Sr))、48:4(ハ゜ー
マネントレット゛2B(Mn))、49:1、52:2、53:1、57:
1(フ゛リリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、6
4:1、81(ロータ゛ミン6Gレーキ)、83、88、101(べ
んがら)、104、105、106、108(カト゛ミウムレッ
ト゛)、112、114、122(キナクリト゛ンマセ゛ンタ)、12
3、146、149、166、168、170、17
2、177、178、179、185、190、19
3、209、219、C.I.ピグメントブルー1、
2、15(フタロシアニンフ゛ルーR)、15:1、15:2、15:
3(フタロシアニンフ゛ルーG)、15:4、15:6(フタロシアニンフ゛ルー
E)、16、17:1、56、60、63、C.I.ピグ
メントグリーン1、4、7、8、10、17、18、3
6、等、その他顔料表面を樹脂等で処理したグラフトカ
ーボン等の加工顔料等が使用できる。
【0015】その添加量は、0.5〜30重量%が好ま
しいが、さらには1.0〜12重量%が好ましい。これ
以下の添加量では、印字濃度が確保できなくなり、また
これ以上の添加量では、インクの粘度特性に構造粘性が
生じ、吐出安定性が確保出来ない。
【0016】また、粒経は25μm以下から成る顔料を
用いるが、さらには1μm以下の粒子からなる顔料を用
いることが好ましい。
【0017】また、本発明に用いることのできるインク
はこれらの有機顔料、及び無機顔料を水性媒体中に分散
させることのできる分散剤を含有する。本発明のインク
組成物において使用することのできる分散剤としては、
本発明のインクに使用できる、樹脂分散剤は、その分子
骨格がスチレン−アクリル酸共重合体樹脂であり、重量
平均分子量(以後単に分子量と称す)が1600〜25
000かつ酸価が100〜250のものが使用できる。
【0018】具体例をあげると、ジョンソンポリマー株
式会社製、ジョンクリル68(分子量10000、酸価
195)、ジョンクリル680(分子量3900、酸価
215)、ジョンクリル682(分子量1600、酸価
235)、ジョンクリル550(分子量7500、酸価
200)、ジョンクリル555(分子量5000、酸価
200)、ジョンクリル586(分子量3100、酸価
105)、ジョンクリル683(分子量7300、酸価
150)、B−36(分子量6800、酸価250)等
である。
【0019】上記樹脂分散剤を溶解させるため、アクリ
ル酸と塩を形成させる必要がある。この目的で添加する
添加物として(カウンターイオン)、たとえばアミノメ
チルプロパノール、2−アミノイソプロパノール、トリ
エタノールアミン、モルホリン、アンモニア水等を用い
ることが出来る。カウンターイオンの添加量は樹脂分散
剤の中和当量以上であればよが、印字後の定着性からほ
ぼ中和当量の1.3倍位の添加量が好ましい。
【0020】また、上記分散剤の溶解安定性を得る為に
は、分散剤中の塩をイオン解離させ易いようにpH緩衝
液を添加し、インクを最適なpH値に調節する必要があ
る。pH緩衝液の具体例として、フタル酸水素カリウ
ム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、
四ホウ酸ナトリウム、酒石酸水素カリウム、炭酸水素ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、トリス(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノ
メタン塩酸塩等が用いられる。その添加量は、ヘッドの
部材の耐久性とインクの安定性の観点から、概ねインク
がpH7〜pH10になるように添加することが好まし
い。
【0021】本発明に用いることのできるインクの着色
樹脂粒子は、少なくとも樹脂成分、着色剤、及びその性
質向上のため、適宜添加される添加剤からなる。
【0022】本発明のインクの着色樹脂粒子として用い
ることの出来る樹脂としては、ポリスチレン、スチレン
−アクリル酸エステル共重合体、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリメタアクリル酸エステル、ポリエチルアクリル
酸エステル、スチレンーブタジエン共重合体、ブタジエ
ン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
クロロプレン共重合体、架橋アクリル樹脂、架橋スチレ
ン樹脂、フッ化ビニリデン、ベンゾグアナミン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、スチレン−メタ
アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリルアミ
ド共重合体、n−イソブチルアクリレート、酢酸ビニ
ル、アクリルアミド、ポリビニルアセタール、ロジン系
樹脂、塩化ビニリデン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、酢酸ビニル−アクリル共重合体、塩化ビニル樹脂
等が用いることが出来る。
【0023】樹脂粒子の着色剤としては油溶性染料、分
散染料、顔料が用いられ、樹脂への着色性、染色性に優
れ、分散媒である水には溶解しないものが好ましい。
【0024】本発明に使用する着色樹脂粒子に用いられ
る油溶性染料、分散染料としては、 C.I.ソルベントブラック3、5、22、 C.I.ソルベントエロー19、44、98、104、
105、112、113、114 C.I.ソルベントレッド8、24、71、109、1
52、155、176、 177、179 C.I.ソルベントブルー2、11、25、78、9
4、95、 C.I.ソルベントグリーン26、 C.I.ソルベントオレンジ5、40、45、72、6
3、68、78 C.I.ソルベントバイオレット13、31、32、3
3、、 C.I.デイスパースエロー3、5、56、60、6
4、160 C.I.デイスパースレッド4、5、60、72、7
3、91、 C.I.デイスパースブルー3、7、56、60、7
9、198 C.I.デイスパースオレンジ13、30、等が用いら
れるがこれらに限定されるものではない。
【0025】これら染料の添加量は、樹脂の種類、イン
クに対し要求されている特性等に依存して決定される
が、一般には樹脂成分に対し1〜20重量%、好ましく
は2〜15重量%の範囲が良い。
【0026】また、本発明のインクの着色樹脂粒子には
前記した顔料を使用しても良く、その添加量は樹脂に対
し、0.5〜18重量%が好ましいが、さらには1.0
〜12重量%がより好ましい。
【0027】着色樹脂粒子の比重は、水性溶媒中での沈
降や、粒子濃度の不均一化による吐出不安定の回避、ま
た均一な溶媒の浸透性をを得るために、0.95〜1.
2が好ましい。
【0028】本発明のインクに用いることのできる浸透
剤としては、分散媒の記録紙への浸透性を向上させ、分
散媒と着色剤等の微粒子の分離・凝集を促進させること
のできるものが添加でき、アニオン性、カチオン性、両
性の各種界面活性剤、及び、高沸点低揮発性の多価アル
コール類、あるいはそれらのモノエーテル化物、ジエー
テル化物、エステル化物等の親水性高沸点低揮発性溶媒
等を使用することができる。
【0029】具体例を挙げると、例えばアニオン界面活
性剤としては、高級脂肪酸塩、高級アルキルジカルボン
酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、高級アルキルス
ルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル
ナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸の塩
(Na、K、Li、Ca)ホルマリン重縮合物、高級脂
肪酸とアミノ酸の縮合物、ジアルキルスルホコハク酸エ
ステル塩、アルキルスルホコハク酸塩、ナフテン酸塩
等、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチ
ド、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルメチルタ
ウリン、アルキルエーテル硫酸塩、第二級高級アルコー
ルエトキシサルフェート、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル硫酸アンモニウム塩、モノ
グリサルフェート、アルキルエーテル燐酸エステル塩、
アルキル燐酸エステル塩等があるがこれらに限定される
ものではない。
【0030】カチオン界面活性剤としては、脂肪族アミ
ン塩、第4アンモニウム塩、スルホニウム塩、ホスフォ
ニウム塩等があるがこれらに限定されるものではない。
【0031】両性界面活性剤としてはカルボキシベタイ
ン型、アミノカルボン酸塩、レシチン等があるがこれら
に限定されるものではない。
【0032】例えば、高沸点低揮発性の多価アルコール
類としてはグリセリン、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール等が用いられ、それらのモノエーテル化物、ジエー
テル化物、エステル化物としては、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ブチルエーテル等が用いられ、その他N−メチル−2−
ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、モノ
エタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミ
ン、N,N−ジエチルエタノールアミン、ジエタノール
アミン、N−n−ブチルジエタノールアミン、トリイソ
プロパノールアミン、トリエタノールアミン等の含窒素
有機溶剤等の親水性高沸点低揮発性溶媒を添加すること
が出来る。
【0033】以上の浸透剤により、ノズルの耐目詰まり
性、インクの保湿性、分散安定性の効果を付与すること
もできる。
【0034】本発明のインクには、分散媒の記録紙への
浸透性を向上させ、分散媒と着色剤等の微粒子の分離・
凝集を促進させる浸透剤として、もしくは曇点有するこ
とにより、曇点以上に加熱されることによって分散媒と
分離し、着色剤の凝集をより促進させる目的で、又は分
散剤の浸透剤としてと、曇点により着色剤の凝集を促進
させる両方の目的で水溶性高分子を添加することができ
る。
【0035】具体例を挙げると、アセチレングリコール
アルコールエチレンオキサイド、フッ素系、シリコーン
系、アクリル酸共重合物、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン2級アルコールエーテル、ポリ
オキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレ
ンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン誘導
体、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレ
ン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブ
ロックコポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン化合物の
脂肪酸エステル型、ポリエチレンオキサイド縮合型ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセ
リド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリ
オキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアル
キルアミン、アルキルアミンオキサイド等があるがこれ
らに限定されるものではない。ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレン2級アルコールエーテル、
ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン
誘導体、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エ
チレン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンブロックコポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン化合
物の脂肪酸エステル型、ポリエチレンオキサイド縮合型
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグ
リセリド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン
脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド等があ
るがこれらに限定されるものではない。その曇点は少な
くとも室温以上で、且つ記録媒体の表面温度を越えない
範囲内において、25℃〜90℃であることが好まし
く、より好ましくは40℃〜70℃の範囲である。ま
た、これらの物質は水溶性であれば、単体において液体
でも固体でも構わないが、印字画像の高印字品質と速乾
性を得るには固体であることが好ましい。
【0036】また主溶媒である水に対して、乾燥性の向
上を目的として、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール、ブタノール、等の高揮発性の一価のアルコー
ル類も少量ならば添加することが出来る。
【0037】また、本発明に用いるインクは、その他必
要に応じて、防カビ、防腐、防錆等の目的で安息香酸、
ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、ソルビン酸、p
−ヒドロキシ安息香酸エステル、エチレンジアミン四酢
酸(EDTA)、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ベ
ゾチアゾリン−3−オン〔製品名:プロキセルXL・
(ICI製)〕、3,4−イソチアゾリン−3−オン等
を含むことができる。更にノズル乾燥防止の目的で、尿
素、チオ尿素、及び/又はエチレン尿素等を添加するこ
とができる。
【0038】また、本発明に用いるインクの諸物性は適
宜制御されるが、好ましい態様によればインク組成の粘
度は25mPa・秒以下であるのが好ましく、より好ま
しくは10mPa・秒以下(20℃)である。この範囲
であることでインクは安定にインク吐出ヘッドから吐出
される。また、インクの表面張力は適宜制御されるが、
30〜50mN/m(20℃)であるのが好ましく、よ
り好ましくは30〜40mN/m(20℃)である。
【0039】次に、本発明のインクジェット記録装置に
ついて説明する。
【0040】図1は、本発明のインクジェット記録方法
に用いるインクジェット記録装置の特徴的な構成を示す
斜視図である。
【0041】記録ヘッド6は圧電素子を用いる形式のイ
ンクジェット式記録ヘッドであり、複数個のノズルを任
意のマトリクスで配置しており、プラテン1と対峙した
位置に、プラテン1と平行に移動するキャリッジ装置8
に搭載されている。
【0042】また、プラテン1の内部にヒーター2を配
置し、図示しない温度感知手段により記録紙5の表面温
度を感知し、図示しないヒーター制御手段によりプラテ
ン1を加熱して、記録紙5の表面温度が60℃〜100
℃になるように制御されている。本実施では、記録紙5
の表面温度が60℃になるように制御する。
【0043】記録ヘッド6には、内部に上述したインク
を収容したインク容器7が接続され、必要に応じてイン
クが供給される。
【0044】プラテン1は、アルミニウム製の素管の周
囲に、表面層としてシリコーンゴム等を関層したもので
あり、紙押えローラ3と4が接していて、記録紙5をプ
ラテン1に沿わせており、図示しない駆動装置により回
転する。
【0045】以下記録方法について具体的に説明する。
【0046】本発明のインクジェット記録方法に用いる
インクは、少なくとも水を主成分とする分散媒と、この
分散媒中に均一に分散保持される着色剤とを含有してい
る。まず、インク容器7よりインクが供給され、記録ヘ
ッド6はそのノズルから印字パターンに従ってインク滴
を吐出し、プラテン1に内包されたヒーター2により加
熱された記録紙5上にインク像を書き込む。インクは、
記録紙5上で加熱されると、分散媒が記録紙5へ素早く
浸透して着色剤と分散媒とが分離し、着色剤等の固形分
が凝集して記録紙5上に残ることにより、にじみの無い
高印字品質を得ることができる。更に、記録紙5の表面
温度より若干低めの曇点を有する水溶性高分子をインク
に添加することにより、着色剤の凝集を促進させより高
印字品質を得ることができる。
【0047】
【実施例】次に本発明インクジェット記録方法に用いる
インクの各実施例について示す。
【0048】<実施例1> (顔料分散液の作成)スチレン−アクリル酸共重合体
(重量平均分子量 25000、酸価200)樹脂4部
とトリエタノールアミン2.7部、イソプロピルアルコ
ール0.4部、イオン交換水72.9部を70℃の加温
下で完全溶解させる。
【0049】次にカーボンブラックMA−100(三菱
化成株式会社製)20部を加え、プレミキシングを行っ
た後、アイガーミル(アイガージャパン社製)で顔料の
平均粒子径が100nmになるまで分散を行い(ビーズ
充填率70%、メディア径0.7mm)目的の顔料分散
液を得た。
【0050】実施例1では着色剤として上記顔料分散
液、浸透剤としてジエチレングリコールモノブチルエー
テルを使用した。
【0051】(インクの調整) 顔料分散液 30部シ゛エチレンク゛リコールモノフ゛チルエーテル 5部 グリセリン 8部 イオン交換水 67部 上記成分を混合しインクとした。こうして得られたイン
クを金属メッシュフィルター(真鍋工業株式会社製 綾
織り2300メッシュ)を通過させ、本発明の実施例1
で用いるインクを調整し、図1に示すインクジェットプ
リンタを用いて記録紙の表面温度60℃に設定して印字
を行った。
【0052】<実施例2>実施例2では着色剤として実
施例1と同じ顔料分散液、浸透剤としてエチレンオキサ
イド・プロピレンオキサイドコポリマー(エマルゲンP
P−250、花王株式会社製、曇点59℃)を使用し
た。
【0053】(インクの調整) 顔料分散液 30部エチレンオキサイト゛・フ゜ロヒ゜レンオキサイト゛コホ゜リマー 2部 (エマルゲンPP-250、花王株式会社製、曇点59℃) グリセリン 9部 イオン交換水 59部 上記成分を混合しインクとした。こうして得られたイン
クを金属メッシュフィルター(真鍋工業株式会社製 綾
織り2300メッシュ)を通過させ、本発明の実施例2
のインクを調整し、図1に示すインクジェットプリンタ
を用いて記録紙の表面温度60℃に設定して印字を行っ
た。
【0054】<実施例3>実施例3では着色剤として実
施例1と同じ顔料分散液、浸透剤としてエチレンオキサ
イド・プロピレンオキサイドコポリマー(エマルゲンP
P−150、花王株式会社製、曇点71℃)を使用し
た。
【0055】(インクの調整) 顔料分散液 20部エチレンオキサイト゛・フ゜ロヒ゜レンオキサイト゛コホ゜リマー 3部 (エマルゲンPP-150、花王株式会社製、曇点71℃) グリセリン 10部 イオン交換水 77部 上記成分を混合しインクとした。こうして得られたイン
クを金属メッシュフィルター(真鍋工業株式会社製 綾
織り2300メッシュ)を通過させ、本発明の実施例3
のインクを調整し、図1に示すインクジェットプリンタ
を用いて記録紙の表面温度60℃に設定して印字を行っ
た。
【0056】<実施例4> (着色樹脂粒子分散液の作成)樹脂成分(メチルアクリ
レートまたはメチルメタクリレート)のモノマーを水中
で乳化重合させ、概ね平均粒子径が0.1〜0.4μm
のポリマー粒子を調整し、その後、粗大粒子、未反応モ
ノマー、半溶解粒子、を除去し、平均粒子径が0.3μ
mのポリマー粒子のみからなる水性樹脂エマルジョンを
得た。続いて、エマルジョン中のポリマー粒子を油性染
料で染色し、目的の着色樹脂粒子分散液を得た(有効成
分10%)。
【0057】実施例4では着色剤として上記着色樹脂粒
子分散液、浸透剤としてエチレンオキサイド・プロピレ
ンオキサイドコポリマー(エパン740、第一工業製薬
株式会社製、曇点53℃)を使用した。
【0058】(インクの調整) 着色樹脂粒子分散液 50部エチレンオキサイト゛・フ゜ロヒ゜レンオキサイト゛コホ゜リマー 2部 (エパン740、第一工業製薬株式会社製、曇点53℃) グリセリン 10部 イオン交換水 38部 上記成分を混合しインクとした。こうして得られたイン
クを金属メッシュフィルター(真鍋工業株式会社製 綾
織り2300メッシュ)を通過させ、本発明の実施例4
のインクをを調整し、図1に示すインクジェットプリン
タを用いて記録紙の表面温度60℃に設定して印字を行
った。
【0059】<実施例5>実施例5では着色剤として実
施例4と同じ着色樹脂粒子分散液、浸透剤としてポリオ
キシエチレンラウリルエーテル(エマルゲン120、花
王株式会社製、曇点98℃)を使用した。
【0060】(インクの調整) 着色樹脂粒子分散液 45部 ポリオキシエチレンラウリルエーテル 3部 (エマルゲン120、花王株式会社製、曇点98℃) グリセリン 10部 イオン交換水 42部 上記成分を混合しインクとした。こうして得られたイン
クを金属メッシュフィルター(真鍋工業株式会社製 綾
織り2300メッシュ)を通過させ、本発明の実施例5
のインクを調整し、図1に示すインクジェットプリンタ
を用いて記録紙の表面温度60℃に設定して印字を行っ
た。
【0061】<比較例1>比較例1では実施例1と同様
の方法でインクを調整し、図1に示すインクジェットプ
リンタを用いて印字を行った。但し、比較例1では記録
紙の表面温度を40℃に設定して印字を行った。
【0062】<比較例2>比較例2では実施例2と同様
の方法でインクを調整し、図1に示すインクジェットプ
リンタを用いて印字を行った。但し、比較例1では記録
紙の表面温度を40℃に設定して印字を行った。
【0063】<比較例3>比較例3では着色剤として実
施例1と同じ顔料分散液を使用した。但し、浸透剤を添
加せず、以下のインク組成で調整した。
【0064】(インクの調整) 顔料分散液 30部 グリセリン 8部 イオン交換水 62部 上記成分を混合しインクとした。こうして得られたイン
クを金属メッシュフィルター(真鍋工業株式会社製 綾
織り2300メッシュ)を通過させ、本発明の比較例3
で用いるインクを調整し、図1に示すインクジェットプ
リンタを用いて記録紙の表面温度60℃に設定して印字
を行った。
【0065】次に、実施例1〜5ならびに比較例1〜3
の印字物の各種特性を評価した。
【0066】<特性評価>評価項目は1.印字画像のエ
ッジのシャープ度、2.耐指触性が得られるまでの時間
(速乾性)について評価した。
【0067】各評価項目の判定基準は以下の通りであ
る。
【0068】1.エッジシャープ度 A(好適):殆どの印画パターンでにじみがなくエッジ
がシャープであり、紙種による差も無い。 B(適):印画パターンにより若干エッジが乱れるが実
用上問題なく、紙種による差も小さい。 C(不適):全ての紙種、もしくは一部の紙種で印画パ
ターンによりエッジが乱れ、画像がぼやけて実用に耐え
ない。
【0069】2.速乾性 A(適):30秒後指でさわっても印字物が地汚れしな
い。 B(不適):30秒後指でさわると印字物が地汚れす
る。
【0070】上記評価項目について実施例1〜5、比較
例1〜3の印字物について調査を行った結果を表1に示
す。
【0071】
【表1】
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明のインクジェ
ット記録方法は、着色剤として不溶性の微粒子を使用し
た浸透系インクを用いて、記録媒体である紙を60℃以
上に加熱することにより、分散媒の紙への浸透が促進さ
れ、着色材と分散媒とが分離し、着色剤等の微粒子が凝
集して記録紙上に残ることにより、にじみの無い高印字
品質を得ることができ、しかも十分な速乾性を得ること
ができるという効果を有する。更に、記録紙の表面温度
より若干低めの曇点を有する水溶性高分子をインクに添
加することにより、上記着色剤の凝集を促進させより高
印字品質を得ることできるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のインク組成の印字評価に用い
たインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。
【図2】加熱した紙に水が浸透を開始してから完全に浸
透するまでの浸透時間についてグラフ化したものであ
る。
【符号の説明】
1:プラテン 2:ヒーター 3:紙押えローラー 4:紙押えローラー 5:記録紙 6:記録ヘッド 7:インク容器 8:キャリッジ装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも水を主成分とする分散媒と、
    この分散媒中に均一に分散保持される着色剤とを含有し
    てなるインクを、記録ヘッドより吐出し、加熱された記
    録媒体上にインク像を形成するインクジェット記録方法
    であって、 前記記録媒体上に着滴後、前記着色剤が前記分散媒から
    分離・凝集することを特徴とするインクジェット記録方
    法。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体を少なくともその表面温度
    が60℃以上に加熱することを特徴とする請求項1記載
    のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 前記着色剤が顔料であることを特徴とす
    る請求項2記載のインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記着色剤が着色された樹脂粒子である
    ことを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録方
    法。
  5. 【請求項5】 前記分散媒が浸透剤をさらに含有するこ
    とを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録方
    法。
  6. 【請求項6】 前記分散媒が親水性基と疎水性基から構
    成される水溶性高分子をさらに含有することを特徴とす
    る請求項5記載のインクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】 前記水溶性高分子が浸透剤を兼ねること
    を特徴とする請求項6記載のインクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 前記水溶性高分子が曇点を有することを
    特徴とする請求項7記載のインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】 曇点が少なくとも室温以上、且つ前記記
    録媒体の表面温度以下であることを特徴とする請求項8
    記載のインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 前期水溶性高分子が親水性基と疎水性
    基をそれぞれエチレンオキサイドとプロピレンオキサイ
    ドとするコポリマーであることを特徴とする請求項9記
    載のインクジェット記録方法。
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