JPH1178188A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH1178188A
JPH1178188A JP25622597A JP25622597A JPH1178188A JP H1178188 A JPH1178188 A JP H1178188A JP 25622597 A JP25622597 A JP 25622597A JP 25622597 A JP25622597 A JP 25622597A JP H1178188 A JPH1178188 A JP H1178188A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷用テープを巻き戻す際に、誤って印刷用
テープが繰り出されないようにする。 【解決手段】 カセットケース21の上蓋23の円形孔
23aから外部に露出するテープ供給リール26の上側
リール37の上面に、手動操作によって印刷用テープ2
4を巻き戻す方向にテープ供給リール26を回転させる
ときに引っ掛かり、手動操作によって印刷用テープ26
を繰り出す方向にテープ供給リール26を回転させると
きに滑る傾斜凸部45を設けた。したがって、テープ供
給リール26を回転させるときには、傾斜凸部45の段
差部45aに指が引っ掛かり、テープ供給リール26を
回転させて、印刷用テープ24を巻き戻すことができ、
逆方向に回転させようとすると、指が傾斜凸部45の傾
斜面に沿って滑ってしまうため、テープ供給リール26
を逆方向に回転させることができず、このため誤って印
刷用テープ24を繰り出してしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷用のテープ
カセットに関し、更に詳しくはカラー印刷装置に用いら
れるカラー印刷用のテープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷用のテープカセットには、イ
エロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の色イン
クを長手方向に順次繰り返し塗布したインクリボンを備
えているほかに、印刷用テープをも備えたものがある。
このようなテープカセットでは、カセットケース内に、
印刷用テープを供給するテープ供給リール、インクリボ
ンを供給するリボン供給リール、およびインクリボンを
巻き取るリボン巻取リールが設けられ、テープ供給リー
ルから繰り出された印刷用テープとリボン供給リールか
ら繰り出されたインクリボンとがカセットケースの外部
で重なり合い、この状態で印刷が行われる。なお、イン
クリボンは、印刷が行われる度に順次リボン巻取リール
に巻き取られる。
【0003】このカラー印刷用のテープカセットを用い
てカラー印刷をする印刷装置は、Y、M、Cの各色イン
クを順次重ねて印刷する必要があるため、1つの色イン
ク、例えばYインクを印刷用テープに印刷した後、印刷
用テープを自動的に巻き戻して所定位置に位置合わせ
し、この後、Mインクを印刷用テープに重ね印刷し、こ
れを各色インクごとに繰り返し行うことにより、カラー
印刷を行うように構成されている。このようなカラー印
刷装置では、Y、M、Cの各色インクを順次重ね印刷す
る際、自動的に印刷用テープを巻き戻して位置合わせを
行っているため、印刷装置の構造が複雑になり、部品点
数も多く、コスト的に非常に高価なものになる。
【0004】このような価格問題を解消するために、従
来では、カラー印刷用の印刷装置の基本構造を単色印刷
用の印刷装置つまり白黒印刷用の印刷装置とほぼ同じ構
造にし、この印刷装置でカラー印刷をする際には、Y、
M、Cの各色インクの印刷が終了するごとに、使用者自
身が印刷用テープを巻き戻して位置合わせをすることに
より、カラー印刷を行うことが検討されている。
【0005】この印刷装置に用いられるカラー印刷用の
テープカセットは、印刷用テープを巻き戻す必要がある
ため、図12に示すような構成になっている。すなわ
ち、このテープカセットは、カセットケース1を備えて
おり、このカセットケース1内には、印刷用テープ2を
供給するテープ供給リール3、インクリボン4を供給す
るリボン供給リール5、およびインクリボン4を巻き取
るリボン巻取リール6がそれぞれ回転自在に設けられて
いる。この場合、テープ供給リール3は、その端部がカ
セットケース1から外部に露出し、この露出した部分に
手動用の操作つまみ7が設けられ、この操作つまみ7を
使用者が手で操作して印刷用テープ2を巻き戻せるよう
に構成されている。また、インクリボン4には、Y、
M、Cの各色インクが長手方向に順次繰り返し塗布され
ている。なお、カセットケース1には、印字ヘッドが挿
入する切欠部8が設けられており、この切欠部8には、
印刷用テープ2およびインクリボン4が重なり合って繰
り出される送出口9が設けられている。
【0006】このカラー印刷用のテープカセットでは、
印刷装置に装着してカラー印刷する際、テープ供給リー
ル3から繰り出された印刷用テープ2とリボン供給リー
ル5から繰り出されたインクリボン4とが切欠部8に重
なり合って繰り出され、この状態で印字ヘッドにより1
回目の印刷、例えばYインクの印刷が行われると、イン
クリボン4はカセットケース1内のリボン巻取リール6
に巻き取られるが、印刷用テープ2は印刷された分だけ
送り出されることなり、この繰り出された印刷用テープ
2を使用者自身がテープ供給リール3の操作つまみ7を
操作して巻き戻し、印刷開始位置に位置合わせし、この
後2回目のMインクの印刷を行い、この動作および巻き
戻し作業を各色インクごとに繰り返し行うことにより、
カラー印刷を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなカラー印刷用のテープカセットでは、手動で操作つ
まみ7を操作して印刷用テープ2を巻き戻す際に、例え
ば、矢印などによって巻き戻し方向を示しておいても、
誤って操作つまみ7を逆方向に回転させてしまうことが
ある。このような場合には、テープ供給リール3に巻か
れた印刷用テープ2が巻き癖によってほどけたり、たる
んだりし、また剥離紙付きの印刷用テープでは剥離紙が
印刷用テープから浮き上がったりし、次に行う印刷を精
度良く良好に行うことができないという問題が生じる。
【0008】この発明の課題は、印刷用テープを巻き戻
す際に、誤って印刷用テープが繰り出されないようにす
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、カセットケ
ース内にテープが巻かれた供給リールが回転自在に設け
られ、この供給リールからテープがカセットケースの外
部に繰り出されるテープカセットにおいて、外部に繰り
出されたテープの巻き戻しを可能にし、手動操作による
テープの繰り出し方向への回転を防止する逆転防止手段
を備えたことを特徴とする。したがって、この発明によ
れば、テープを巻き戻す際に逆転防止手段によってテー
プの繰り出し方向への回転が阻止されるので、誤ってテ
ープ供給リールを逆方向に回転させることがなく、この
ため印刷用テープの繰り出しを確実に防ぐことができ
る。
【0010】この場合、請求項2に記載のごとく、逆転
防止手段は、カセットケースの外部に露出する供給リー
ルの一部に、手動操作によってテープを巻き戻す方向に
供給リールを回転させるときに引っ掛かり、手動操作に
よってテープを繰り出す方向に供給リールを回転させる
ときに滑る傾斜部であっても良く、また、請求項3に記
載のごとく、逆転防止手段は、手動操作によってテープ
を巻き戻す方向に供給リールを回転させるときに、供給
リール側に設けられた係止片がカセットケース側に設け
られた係止爪を乗り越え、手動操作によってテープを繰
り出す方向に供給リールを回転させるときに、前記係止
片が前記係止爪に当接するロック機構であっても良い。
特に、請求項4に記載のごとく、逆転防止手段は、請求
項2および3に記載の両者を備えていることが望まし
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照して、こ
の発明のテープカセットの一実施形態について説明す
る。図1は印刷装置にテープカセットを装着した状態に
おいてテープカセットの上部を取り除いて破断した平面
図、図2はテープカセットの外観斜視図、図3は図2の
分解斜視図である。
【0012】この印刷装置10は、単色印刷用つまり白
黒印刷用の印刷装置とほぼ同じ構造のものであり、この
印刷装置10には、カセット収納部11が設けられてい
る。このカセット収納部11内における右上側には、プ
ラテンローラ12が回転自在に立設されているととも
に、このプラテンローラ12の外周面に接離可能に圧接
する印字ヘッド13が移動可能に立設されている。この
場合、印字ヘッド13は、図1において紙面の表面から
裏面に向かって直線的に発熱素子が配列され、印刷時に
プラテンローラ12に圧接し、非印刷時にプラテンロー
ラ12から離間するように構成されている。また、カセ
ット収納部11内には、リボン巻取軸14が回転自在に
立設されている。さらに、装置本体1におけるプラテン
ローラ12と印字ヘッド13との間に対応する個所に
は、テープ排出口15が設けられており、このテープ排
出口15を挟んで対向する個所には、切断装置の一対の
カッタ刃16a、16bが対向して設けられている。
【0013】カセット収納部11内には、カラー印刷用
のテープカセット20が着脱可能に装着されている。こ
のテープカセット20は、カセットケース21を備えて
いる。このカセットケース21は、図2および図3に示
すように、ケース本体22とこのケース本体22の上部
に接合される上蓋23とからなり、印刷用テープ24と
インクリボン25とを収納するように構成されている。
この場合、インクリボン25には、Y、M、Cの各色イ
ンクが長手方向に順次繰り返して塗布されているほか、
Y、M、Cの各色インクの位置を検出する検出マーク
(図示せず)が設けられていると共に、印刷用テープ2
4に手合わせ用の位置合わせマーク24aを印刷する黒
インク(図示せず)が塗布されている。
【0014】そして、ケース本体22内には、図1およ
び図3に示すように、テープ供給リール26を収納する
テープ収納部27、テープ供給リール26から繰り出さ
れた印刷用テープ24をガイドするテープガイド部2
8、インクリボン25のリボン供給リール29およびリ
ボン巻取リール30を収納するリボン収納部31が設け
られている。また、ケース本体22および上蓋23から
なるカセットケース21の右上には、印字ヘッド13が
挿入する切欠部32が設けられている。この切欠部32
の上流側(図1では左側)の側面には、テープ送出口3
3およびリボン送出口34が設けられており、切欠部3
2の下流側(同図では右側)の側面には、リボン取込み
口35が設けられている。
【0015】このテープカセット20は、印刷装置10
のカセット収納部11に装着されると、切欠部32に印
字ヘッド13が挿入し、リボン巻取リール30にリボン
巻取軸14が挿入した状態になる。この状態では、テー
プ供給リール26から繰り出された印刷用テープ24
は、テープガイド部28を通り、テープ送出口33から
切欠部32に送り込まれ、プラテンローラ12と印字ヘ
ッド13との間を経てカセットケース21の外部に送り
出される。また、リボン供給リール28から繰り出され
たインクリボン25は、リボン送出口34から切欠部3
2に送り込まれ、印刷用テープ24と重なり合った状態
でプラテンローラ12と印字ヘッド13との間を通り、
リボン取込み口35からカセットケース21内に取り込
まれてリボン巻取リール30に巻き取られる。なお、印
刷用テープ24とインクリボン25とが重なり合ってプ
ラテンローラ12と印字ヘッド13との間を通過すると
きに、印字ヘッド13によって印刷情報が印刷用テープ
24に印刷される。また、この印刷された印刷用テープ
24は、装置本体1のテープ排出口5から送り出され、
この状態で所定個所が切断装置の一対のカッタ刃16
a、16bによって切断される。
【0016】ところで、テープ収納部27に収納される
テープ供給リール26は、図3および図4に示すよう
に、印刷用テープ24が巻き付けられる下側リール36
と、この下側リール36に係合して一体的に回転する上
側リール37と、下側リール36とケース本体22の底
部との間に配置されてテープ供給リール26を押し上げ
る方向に付勢するコイルばね38と、テープ供給リール
26の逆回転つまり印刷用テープ24の繰り出し方向へ
の回転を防止するロック機構39とからなっている。下
側リール36は、テープ収納部27の中央に立設された
筒軸40の外側に回転自在に装着する外側筒部41と、
この外側筒部41の下部に設けられた円板部42とから
なっている。外側筒部41の上端部には、図3に示すよ
うに、係合凹部41aが設けられており、外側筒部41
の下部には、コイルばね38を収納するばね収納溝(図
示せず)が設けられている。
【0017】上側リール37は、テープ収納部27の中
央に立設された筒軸40の内部に回転自在に挿入する内
側筒部43と、この内側筒部43の上部に設けられた円
板部44とからなっている。円板部44の下面には、図
3に示すように、外側筒部41の係合凹部41aに係合
して下側リール36と一体的に回転する係合突起44a
が設けられている。円板部44の上面は、図2に示すよ
うに、その周縁部を除いて、上蓋23の円形孔23aを
通して上方に露出するようになっており、この露出する
上面には、テープ供給リール26を巻き戻し方向のみに
回転させるための傾斜凸部45が設けられている。この
傾斜凸部45は、図4(a)および図4(b)に示すよ
うに、テープ供給リール26を巻き戻し方向に回転させ
るときに使用者の指が段差部45aに引っ掛かり、逆方
向に回転させるとに指が滑る傾斜面に形成されている。
【0018】コイルばね38は、下側リール36のばね
収納溝に収納された状態で、下側リール36とケース本
体22の底部との間に配置されることにより、下側リー
ル36を上方に付勢して上側リール36の上面の周縁部
を上蓋23の円形孔23aの縁部に押し当て、これによ
り印刷用テープ24にバックテンションを付与するよう
に構成されている。ロック機構39は、上側リール37
の内側筒部43内にその軸方向にスライド可能で、内側
筒部43内での回転が禁止され(スラスト嵌合)、かつ
内側筒部43と一体的に回転するロック部材46を備え
ている。このロック部材46は、軸部47の外周に複数
の係止片48が設けられ、図5(a)および図5(b)
に示すように、内側筒部43の内面に設けられた複数の
嵌合溝43a内に係止片48が挿入された状態で、内側
筒部43内に軸部47が挿入され、これにより軸方向に
スライド可能に配置され、かつ軸部47の下端部がケー
ス本体22の底部に設けられた貫通孔22aに挿入され
て下側に突出するように構成されている。この場合、上
側リール37の内側筒部43の下端部には、図6(a)
に示すように、中空部43bが形成されている。
【0019】そして、この内側筒部43の中空部43b
に対応するケース本体22の底部上には、ロック部材4
6の係止片48を係脱可能に係止する係止爪49が設け
られている。この係止爪49は、図6(b)に示すよう
に、印刷用テープ24が巻き戻される方向(同図に矢印
で示す方向)にテープ供給リール26が回転されるとき
に、ロック部材46の係止片48が乗り越え、図6
(c)に示すように、印刷用テープ24が繰り出される
方向(同図に矢印で示す方向)にテープ供給リール26
が回転されるときに、係止片48が当接する傾斜部に形
成されている。なお、係止片48の下端面は、係止爪4
9を乗り越えやすくするために、係止爪49の傾斜面と
平行な傾斜面に形成されている。また、このロック機構
39は、印刷装置10のカセット収納部11にテープカ
セット20が装着された際に、図7に示すように、カセ
ットケース21から突出したロック部材46の軸部47
の下端部がカセット収納部11内に設けられた押圧突起
18に当接して押し上げられ、これにより係止片48が
係止爪49の上方に離間して、係止片48と係止爪49
との係合が解除されるように構成されている。
【0020】なお、カセットケース21におけるテープ
収納部27の近傍に位置するケース本体22の側壁に
は、テープ供給リール26に巻かれた印刷用テープ24
の引出し可能な開口部50が設けられている。この開口
部50は、印刷用テープ24をカセットケース21の外
部に一旦引き出した後、その印刷用テープ24の先端を
カセットケース21内のテープガイド部28に差し込ん
で切欠部32のテープ送出口33から送り出すためのも
のである。また、テープガイド部28は、図1に示すよ
うに、開口部50の一端部付近から切欠部32のテープ
送出口33に亘って印刷用テープ24をガイドするもの
であり、印刷用テープ24が挿入して移動するガイド経
路51が緩やかなS字状をなす曲線形状に形成され、こ
れにより印刷用テープ24に接触抵抗を与えて巻き戻し
時に印刷用テープ24に負荷を付与し、印刷用テープ2
4の巻き戻し過ぎを抑制するように構成されている。
【0021】さらに、カセットケース21におけるリボ
ン収納部31の近傍に位置するケース本体22の側壁に
は、図2に示すように、リボン巻取リール30に巻き取
られるインクリボン25を外部に露出させるリボン窓部
52が設けられている。このリボン窓部52に対向する
印刷装置10のカセット収納部11の内面には、図1に
示すように、インクリボン25の各色インクに応じて設
けられた検出マーク(図示せず)を検出するインクセン
サ17が設けられている。このインクセンサ17は、イ
ンクリボン25のY、M、Cの各インクの位置を検出し
て、各インクの頭出しを行うためのものである。
【0022】次に、このカラー印刷用のテープカセット
20を用いてカラー印刷をする場合の動作フローを図9
に基づいて説明する。まず、図1に示すように、印刷装
置10のカセット収納部11にテープカセット20を装
着する。このときには、印字ヘッド13がプラテンロー
ラ12から離間しており、これらの間に印刷用テープ2
4とインクリボン25とが重なり合った状態で配置され
る。また、テープカセット20が装着されると、ロック
部材46の軸部47が図7に示すようにカセット収納部
11内の押圧突起18によって押し上げられ、これによ
り係止片48と係止爪49との係合が解除されるので、
テープ供給リール26が巻き戻し方向および繰り出し方
向の何れの方向にも回転可能な状態となる。
【0023】この状態で、印刷をスタートすると、ステ
ップS1に進み、印刷用テープ24およびインクリボン
25を搬送させ、インクセンサ17がインクリボン25
のYインクに対応する検出マークの検出を開始して、Y
インクの先頭を探す。次に、ステップS2に進んで、印
刷用テープ24を巻き戻すときの目安となる位置合わせ
マーク24aを黒インクで印刷する。この後、ステップ
S3に進んで、印刷装置10に入力されて記憶された印
刷データのうち、Yデータを印刷し、ステップS4に進
んで、次に印刷するMインクの先頭をインクセンサ17
が検出するまで、印刷用テープ24およびインクリボン
25を搬送する。
【0024】ステップS4でインクセンサ17がMイン
クの先頭を検出したときには、ステップS5に進んで、
使用者が印刷装置10からテープカセット20を取り外
して印刷用テープ24を巻き戻す。このときには、図6
(b)に示すように、ロック機構39のロック部材46
が下側に移動して、ロック部材46の係止片48がカセ
ットケース21の係止爪49に係脱可能な状態となる。
このため、印刷用テープ24を巻き戻す方向にテープ供
給リール26を回転させるときには、ロック部材46の
係止片48がカセットケース21の係止爪49を乗り越
え、逆に、図6(c)に示すように、印刷用テープ24
を繰り出す方向にテープ供給リール26を回転させると
きには、ロック部材46の係止片48がカセットケース
21の係止爪49に当接し、これによりテープ供給リー
ル26の逆回転が阻止される。
【0025】この状態で、カセットケース21の上蓋2
3から露出したテープ供給リール26の傾斜凸部45に
指を掛け、図2に示す矢印方向にテープ供給リール26
を回転させる。これにより、印刷用テープ24を巻き戻
し、ステップS2で印刷された位置合わせマーク24a
をカセットケース21の端部21aに位置合わせする。
この場合、図2に示す矢印方向にテープ供給リール26
を回転させるときには、テープ供給リール26の傾斜凸
部45の段差部45aに指が引っ掛かるため、テープ供
給リール26を図2に示す矢印方向に回転させることは
できるが、逆方向に回転させようとすると、指が傾斜凸
部45の傾斜面に沿って滑ってしまうため、テープ供給
リール26を逆方向に回転させることができない。この
ため、誤って、印刷用テープ24を送り出してしまうこ
とがない。
【0026】また、印刷用テープ24を巻き戻し過ぎて
しまったときには、図8(a)に示すように、カセット
ケース21の下側に突出したロック部材46の軸部47
の下端部に指を当て、図8(b)に示すように、指で軸
部47を押し上げ、係止片48を係止爪49から上方に
離間させて、係止爪49に対する係止片48の係合を解
除する。これにより、テープ供給リール26が巻き戻し
方向および繰り出し方向の何れの方向にも回転可能な状
態となるので、巻き戻し過ぎた分だけ、印刷用テープ2
4を引き出すことにより、位置合わせマーク24aをカ
セットケース21の端部21aに位置合わせすることが
できる。
【0027】このように、ステップS5で印刷用テープ
24の巻き戻しを行って位置合わせした後は、テープカ
セット20を再び印刷装置に装着する。このときには、
ステップS4でインクセンサ17がインクリボン25の
Mインクの先頭を検出しているので、ステップS6に進
んで、印刷装置10に記憶されている印刷データのう
ち、Mデータを印刷し、ステップS7に進んで、次に印
刷するCインクの先頭をインクセンサ17が検出するま
で、印刷用テープ24およびインクリボン25を搬送す
る。この後、ステップS8に進んで、再び使用者がテー
プカセット20を印刷装置10から取り外し、上述と同
様に、テープ供給リール26を図2に示す矢印方向に回
転させて、印刷用テープ24を巻き戻し、位置合わせマ
ーク24aをカセットケース21の端部21aに位置合
わせする。そして、テープカセット20を再び印刷装置
10に装着し、ステップS9に進んで、記憶されている
印刷データのうち、Cデータを印刷する。これにより、
カラー印刷が終了する。なお、この後は、カラー印刷さ
れた印刷用テープ24を切断装置のカッタ刃16a、1
6bで切断する。
【0028】このように、このカラー印刷用のテープカ
セット20では、印刷装置10から取り外されると、図
6(b)に示すように、ロック機構39のロック部材4
6が下側に移動して、ロック部材46の係止片48がカ
セットケース21の係止爪49に係脱可能な状態とな
る。このため、印刷用テープ24を巻き戻す方向にテー
プ供給リール26を回転させるときに、ロック部材46
の係止片48がカセットケース21の係止爪49を乗り
越え、逆に、図6(c)に示すように、印刷用テープ2
4を繰り出す方向にテープ供給リール26を回転させる
ときに、ロック部材46の係止片48がカセットケース
21の係止爪49に当接し、これにより印刷用テープ2
4の繰り出し方向への回転が阻止されるので、印刷用テ
ープ24を巻き戻すことはできても、印刷用テープ24
の繰り出しを確実に防ぐことができる。
【0029】また、このカラー印刷用のテープカセット
20では、印刷装置10から取り外した状態でテープ供
給リール26を回転させる際に、図2に示す矢印方向に
テープ供給リール26を回転させるときには、テープ供
給リール26の傾斜凸部45の段差部45aに指が引っ
掛かるため、テープ供給リール26を図2に示す矢印方
向に回転させて、印刷用テープ24を巻き戻すことはで
きるが、逆方向に回転させようとすると、指が傾斜凸部
45の傾斜面に沿って滑ってしまうため、テープ供給リ
ール26を逆方向に回転させることができない。このた
め、誤って、印刷用テープ24を繰り出してしまうこと
がない。
【0030】また、このカラー印刷用のテープカセット
20では、印刷装置10から取り外した状態で印刷用テ
ープ24を巻き戻し過ぎた場合には、図8(a)に示す
ように、カセットケース21の下側に突出したロック部
材46の軸部47の下端部に指を当て、図8(b)に示
すように、指で軸部47を押し上げ、係止片48を係止
爪49から上方に離間させて、係止爪49に対する係止
片48の係合を解除することにより、テープ供給リール
26が巻き戻し方向および繰り出し方向の何れの方向に
も回転可能な状態となるため、巻き戻し過ぎた分だけ、
印刷用テープ24を引き出すことにより、位置合わせマ
ーク24aをカセットケース21の端部21aに位置合
わせすることができる。
【0031】さらに、このカラー印刷用のテープカセッ
ト20では、印刷装置10のカセット収納部11に装着
されると、図7に示すように、ロック部材46の軸部4
7がカセット収納部11内の押圧突起18によって押し
上げられ、これにより係止片48が係止爪49から上方
に離間するので、係止片48と係止爪49との係合が解
除されることになり、このためテープ供給リール26が
巻き戻し方向および繰り出し方向の何れの方向にも回転
可能な状態となるので、印刷装置10によって印刷用テ
ープ24を繰り出しながら印刷することができる。
【0032】なお、上記実施形態では、テープ供給リー
ル26の上側リール37の上面に、テープ供給リール2
6を巻き戻し方向のみに回転させるための傾斜凸部45
を設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば
図10および図11に示すように、上側リール37の円
板部44の露出する上面に、テープ供給リール26を巻
き戻し方向のみに回転させるための傾斜凹部53を設け
ても良い。この場合の傾斜凹部53は、図11(a)に
示すようにテープ供給リール26を巻き戻し方向に回転
させるときに使用者の指が段差部53aに引っ掛かり、
図11(b)に示すように逆方向に回転させるとに指が
滑る傾斜面に形成されていれば良い。また、上記実施形
態では、このカラー印刷用のテープカセット20を単色
印刷つまり白黒印刷用の印刷装置とほぼ同じ構造の印刷
装置に用いた場合について述べたが、これに限らず、カ
ラー印刷用の印刷装置にも良好に適用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、カセットケース内にテープが巻かれた供給リールが
回転自在に設けられ、この供給リールからテープがカセ
ットケースの外部に繰り出されるテープカセットにおい
て、外部に繰り出されたテープの巻き戻しを可能にし、
手動操作によるテープの繰り出し方向への回転を防止す
る逆転防止手段を備えたので、テープを巻き戻す際に逆
転防止手段によってテープの繰り出し方向への回転を阻
止することができ、このため誤ってテープ供給リールを
逆方向に回転させることがなく、印刷用テープの繰り出
しを確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のテープカセットの一実施形態を示
し、そのテープカセットを印刷装置に装着した状態にお
いてテープカセットの上部を取り除いて破断した要部平
面図。
【図2】図1のテープカセットの外観斜視図。
【図3】図2の分解斜視図。
【図4】図2のテープ供給リールを回転させる状態を示
し、(a)は印刷用テープを巻き戻す方向に回転させる
状態を示した要部拡大断面図、(b)は印刷用テープを
繰り出す方向に回転させる状態を示した要部拡大断面
図。
【図5】図3の上側リールの内側筒部のA−A断面を示
し、(a)はロック部材が挿入されていない状態の拡大
断面図、(b)はロック部材が挿入された状態の拡大断
面図。
【図6】図3に示すロック機構の要部を示し、(a)は
内側筒部に挿入されたロック部材の軸部の下端部をカセ
ットケースの底部の貫通孔に挿入する状態を示した要部
の概略図、(b)はテープ供給リールを印刷用テープの
巻き戻し方向に回転させた状態を示した概略図、(c)
はテープ供給リールを印刷用テープの繰り出し方向に回
転させた状態を示した概略図。
【図7】テープカセットを印刷装置のカセット収納部に
装着して、ロック部材の軸部が押圧突起によって押し上
げられ、ロック機構によるロックが解除された状態を示
した要部の概略図。
【図8】印刷装置からテープカセットを取り外した状態
におけるロック機構を示し、(a)はロック部材の軸部
を指で押し上げる前のロック状態を示した図、(b)は
ロック部材の軸部を指で押し上げてロックを解除した状
態を示した図。
【図9】図1に示した印刷装置でカラー印刷する場合の
動作フローを示した図。
【図10】テープ供給リールの上側リールの変形例を示
した斜視図。
【図11】図10のB−B断面を示し、(a)は印刷用
テープを巻き戻す方向に回転させる状態を示した要部の
拡大断面図、(b)は印刷用テープを繰り出す方向に回
転させる状態を示した要部の拡大断面図。
【図12】従来のテープカセットを示した外観斜視図。
【符号の説明】
10 印刷装置 11 カセット収納部 18 押圧突起 20 テープカセット 21 カセットケース 24 印刷用テープ 26 テープ供給リール 39 ロック機構 45 傾斜凸部 46 ロック部材 47 軸部 48 係止片 49 係止爪 53 傾斜凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットケース内にテープが巻かれた供給
    リールが回転自在に設けられ、この供給リールから前記
    テープが前記カセットケースの外部に繰り出されるテー
    プカセットにおいて、 外部に繰り出された前記テープの巻き戻しを可能にし、
    手動操作による前記テープの繰り出し方向への回転を防
    止する逆転防止手段を備えたことを特徴とするテープカ
    セット。
  2. 【請求項2】前記逆転防止手段は、前記供給リールの一
    部を前記カセットケースの外部に露出させ、この露出し
    た前記供給リールの一部に、手動操作によって前記テー
    プを巻き戻す方向に前記供給リールを回転させるときに
    引っ掛かり、手動操作によって前記テープを繰り出す方
    向に前記供給リールを回転させるときに滑る傾斜部であ
    ることを特徴とする請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】前記逆転防止手段は、手動操作によって前
    記テープを巻き戻す方向に前記供給リールを回転させる
    ときに、前記供給リール側に設けられた係止片が前記カ
    セットケース側に設けられた係止爪を乗り越え、手動操
    作によって前記テープを繰り出す方向に前記供給リール
    を回転させるときに、前記係止片が前記係止爪に当接す
    るロック機構であることを特徴する請求項1記載のテー
    プカセット。
  4. 【請求項4】前記逆転防止手段は、前記供給リールの一
    部を前記カセットケースの外部に露出させ、この露出し
    た前記供給リールの一部に、手動操作によって前記テー
    プを巻き戻す方向に前記供給リールを回転させるときに
    引っ掛かり、手動操作によって前記テープを繰り出す方
    向に前記供給リールを回転させるときに滑る傾斜部と、 手動操作によって前記テープを巻き戻す方向に前記供給
    リールを回転させるときに、前記供給リール側に設けら
    れた係止片が前記カセットケース側に設けられた係止爪
    を乗り越え、手動操作によって前記テープを繰り出す方
    向に前記供給リールを回転させるときに、前記係止片が
    前記係止爪に当接するロック機構とを備えたことを特徴
    する請求項1記載のテープカセット。
  5. 【請求項5】前記傾斜部は、前記供給リールの露出する
    一部に形成された傾斜凸部または傾斜凹部であることを
    特徴とする請求項2または4記載のテープカセット。
  6. 【請求項6】前記ロック機構は、前記供給リールの筒軸
    内にその軸方向にスライド可能でかつ前記筒軸と一体的
    に回転するロック部材を備え、このロック部材に前記係
    止片が設けられ、この係止片が前記係止爪に係脱可能に
    当接するとともに、前記係止片と前記係止爪との少なく
    とも一方が、前記テープを巻き戻す方向に前記供給リー
    ルを回転させるときに、前記係止片が前記係止爪を乗り
    越える傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項
    3〜5のいずれか記載のテープカセット。
  7. 【請求項7】前記ロック機構は、前記ロック部材が手動
    操作によって軸方向に押された際、または前記カセット
    ケースが機器本体に装着されて該機器本体に設けられた
    押圧突起によって前記ロック部材が軸方向に押された際
    に、前記供給リール側の前記係止片と前記カセットケー
    ス側の係止爪とが離間してその係合が解除されることを
    特徴とする請求項6記載のテープカセット。
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