JPH1178178A - 印刷システム - Google Patents
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- JPH1178178A JPH1178178A JP9262666A JP26266697A JPH1178178A JP H1178178 A JPH1178178 A JP H1178178A JP 9262666 A JP9262666 A JP 9262666A JP 26266697 A JP26266697 A JP 26266697A JP H1178178 A JPH1178178 A JP H1178178A
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Abstract
させた場合の印刷媒体の区切りを検出する媒体区切り検
出部12が設けられる。区切り検出後の印刷データは、
印刷要求が可能な複数のプリンタP1,P2,…Pnに
自動的に分配される。 【効果】 ネットワーク3に接続された印刷要求が可能
な複数台のプリンタに、分担して印刷を要求するので、
効率よく迅速に印刷結果が得られる。
Description
のプリンタに対して印刷要求を行う印刷システムに関す
る。
ッサ等によって文書を作成すると、その結果をプリンタ
に出力することが行われる。通常、プリンタはパーソナ
ルコンピュータやワードプロセッサ等に直接接続され
る。また、ワードプロセッサとプリンタとが一体になっ
た構成のものもある。この他に、LAN(ローカルエリ
アネットワーク)等のネットワークに接続された何台か
のコンピュータが同様にしてネットワークに接続された
プリンタを共用し、必要な印刷を行うシステムもある。
ネットワークに数台のプリンタが接続されていれば、い
ずれかのプリンタを指定して、そのプリンタに印刷デー
タを送る。
な従来のシステムには次のような解決すべき課題があっ
た。ネットワークに複数台のプリンタが接続され、ネッ
トワークに接続された多数のコンピュータがこれらのプ
リンタを共用する場合には、それぞれ空いているプリン
タを調べ、その空いているプリンタに対して印刷データ
を送信する。
合、印刷データを受信したプリンタは長時間、そのデー
タの印刷を実行する。ところが、この間、他のプリンタ
は必ずしも有効に利用されているとは限らない。もし、
プリンタの使用頻度が低いようであれば、こうした印刷
に他のプリンタも同時に活用することが望ましい。しか
しながら、オペレータが印刷しようとする文書を適当に
切り分けて複数のプリンタに個別に印刷要求をするとい
う処理は非常に煩雑である。しかも、1つの文書を切り
分ける場合、その切り分け方法を誤ると、ページの区切
りが不自然になり、希望する印刷出力を得られない。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉上位装置と複数のプリンタとがネットワーク
を介して相互に接続されている場合に、上位装置には、
印刷しようとする印刷データ中の、印刷媒体の区切り情
報を検出する媒体区切り検出部と、上記印刷データ全て
を印刷するために必要な印刷媒体数と、印刷要求の可能
なプリンタ数とを求めて、印刷要求の可能な複数のプリ
ンタに印刷データを割り当てる印刷データ割当て部と、
上記割当てに従って上記印刷データを分割し、該当する
プリンタに配付する印刷データ配付部とを備えたことを
特徴とする印刷システム。
て、印刷データ割当て部は、印刷データ全てを印刷する
ために必要な印刷媒体数と印刷要求の可能なプリンタ数
に基づいて、印刷媒体数がほぼ等しくなるように、各プ
リンタに印刷データを割り当てることを特徴とする印刷
システム。
て、印刷データ配付部は、各プリンタに一定の順番を設
定し、先頭のプリンタから順番に、それぞれ1媒体分ず
つ印刷データを配付し、最後のプリンタに1媒体分の印
刷データを配付したとき、未だ配付していない印刷デー
タがある場合には、再び先頭のプリンタから順番に残り
の印刷データを1媒体分ずつ配付するようにして、印刷
データ全てを配付し印刷させることを特徴とする印刷シ
ステム。
て、印刷データ割当て部は、印刷媒体ごとの印刷データ
量と、各プリンタの印刷速度に基づいて、印刷終了まで
の時間がほぼ等しくなるように、各プリンタに印刷デー
タを割り当てることを特徴とする印刷システム。
て、印刷データ割当て部は、印刷媒体ごとの印刷データ
の形態と各プリンタの印刷特性に基づいて、各印刷デー
タを印刷するのに最適な特性のプリンタを選択して、該
当する印刷データを各プリンタに割り当てることを特徴
とする印刷システム。
て、印刷データ配付部は、各プリンタに一定の順番を設
定し、先頭のプリンタから順番に、空いているプリンタ
を探索し、最初に検出したプリンタに対して、1媒体分
の印刷データを配付するという動作を、全ての印刷デー
タを配付し終わるまで繰り返すことを特徴とする印刷シ
ステム。
に記載のシステムにおいて、印刷データ配付部は、各プ
リンタに出力すべき印刷要求を最初に受取り、ネットワ
ークに接続された各プリンタのスプーラの状況を観察す
るダミードライバにより構成されることを特徴とする印
刷システム。
に記載のシステムにおいて、上位装置には、印刷要求を
出して印刷を実行したプリンタと、その印刷データに関
する情報を表示する表示部が設けられていることを特徴
とする印刷システム。
に記載のシステムにおいて、上位装置には、印刷要求を
出すべきプリンタを指定する操作部が設けられているこ
とを特徴とする印刷システム。
かに記載のシステムにおいて、上位装置には、印刷要求
を出すべきプリンタを選択した後、印刷要求を出す前
に、その印刷データに関する情報を表示する表示部と、
印刷要求を出すプリンタを変更して指定する操作部とが
設けられていることを特徴とする印刷システム。
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1の印刷システムを示すブ
ロック図である。図のシステムでは、上位装置1が多数
のプリンタP1,P2,…Pnとネットワーク3を介し
て接続されている。上位装置1は、パーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサ等から構成される。なお、この
ネットワーク3には、図示しない任意の数の上位装置1
が接続されていてよい。プリンタP1〜Pnの数は2台
以上任意である。
御部10が設けられている。この制御部10は、後で説
明する印刷データ割当て部として動作する。制御部10
には、印刷データ記憶部11、媒体区切り検出部12、
印刷データ配付部13、印刷データアドレス記憶部1
4、印刷媒体番号記憶部15及びレジスタ部16が接続
されている。印刷データ記憶部11には、上位装置1が
印刷を要求し、プリンタP1,P2,…Pnに配付する
ための印刷データが格納される。媒体区切り検出部12
は、後で説明する手順で、印刷データ記憶部11に記憶
された印刷データを解析し、印刷媒体の区切りを検出す
る部分である。
使用する用紙等をいう。印刷データは、そのデータ量に
応じて、2ページ以上の印刷媒体にまたがって印刷され
ることが多い。この場合、1ページ目から2ページ目の
印刷媒体に移る部分を媒体区切りと呼ぶことにする。こ
の区切りを検出することによって、媒体毎の印刷データ
の範囲が明確になる。この範囲を印刷データアドレス記
憶部14に記憶する。即ち、印刷データアドレス記憶部
14には、印刷媒体番号と印刷データ開始アドレスと印
刷データ終了アドレスとがそれぞれ対応するように格納
される。
番に付けられた番号で、この番号が“1”という場合、
1ページ目の媒体を示し、“2”という場合、2ページ
目の媒体を示す。印刷データ開始アドレスは、印刷デー
タ記憶部11中の該当する印刷媒体番号のデータの先頭
アドレスを示す。印刷データ終了アドレスは、そのペー
ジに印刷を行う最終アドレスを示す。従って、この印刷
データアドレス記憶部14に表示されたアドレスの範囲
の印刷データを読み出すことによって、印刷媒体毎の印
刷データを取り出すことができる。
号と印刷媒体番号とを対応付けて記憶する。印刷データ
割当て部10が、後で説明する要領でプリンタ毎に印刷
を要求する印刷媒体番号を指定すると、その結果が、こ
の印刷媒体番号記憶部15に記憶される。ここでは、例
えばプリンタ番号が1番のプリンタには、印刷媒体番号
が1番〜Y番の印刷媒体を印刷させるという結果が示さ
れている。この例では、各プリンタに、それぞれ等しく
Yページずつ印刷をさせるように制御している。
の割当てや印刷データの配付処理を行う際に必要なパラ
メータが格納されている。このパラメータには、例えば
この図に示すように、プリンタ数、データアドレス、行
数カウント、印刷媒体数カウント等がある。印刷データ
配付部13は、制御部(印刷データ割当て部)10が印
刷媒体番号記憶部15に割り当てた結果に基づいて、各
プリンタP1,P2,…Pnに対し印刷要求を行い、必
要な印刷データを配付する処理を実行する部分である。
なお、実際には、媒体区切り検出部12や印刷データ配
付部13あるいは印刷データ割当て部は、いずれも制御
部10等の実行するコンピュータのプログラム等により
構成される。
作フローチャートを示す。まず、ステップS1におい
て、印刷データ記憶部11に記憶された印刷データの最
初のデータアドレスを印刷データアドレス記憶部14の
印刷媒体番号の印刷データ開始アドレスに記憶する。こ
の場合、最初であるから、印刷媒体番号“1”の印刷デ
ータ開始アドレスが決定する。次に、ステップS2にお
いて、レジスタ部16の印刷媒体数カウントを“1”に
設定し、データアドレスを印刷データの開始アドレスか
ら1引いた値に設定する。こうして初期化処理が完了す
る。次のステップS3において、行数カウントを“0”
に初期化する。そして、ステップS4において、データ
アドレスの値に“1”を足す。これで最初の印刷媒体用
の印刷データからデータの読み出しが可能になる。
れたアドレスの印刷データを1バイト読み込む。更に、
ステップS6で、読み込んだ印刷データは改行コードか
どうかを判断する。改行コードでなければステップS7
に進み、読み込んだ印刷データは改ページコードかどう
かを判断する。読み込んだ印刷データが改行コードなら
ば、ステップS8に進み、行数カウントの値に“1”を
足す。ステップS9では、行数カウントが1印刷媒体の
最大行数かどうかを判断する。即ち、ここで最大行まで
印刷を行った場合に媒体の区切りを検出する。また、ス
テップS7で、改ページコードの有無を判断した場合に
は、印刷媒体の区切りと判断する。
に満たない場合にはステップS4に戻り、ステップS4
からステップS7の処理を繰り返す。ステップS7やス
テップS9で印刷媒体の区切りを検出した場合には、ス
テップS10に進み、現在のデータアドレス値を、印刷
媒体数カウント値と同じ印刷媒体番号の印刷データ終了
アドレスに記憶する。そして、印刷媒体数カウント値に
“1”を足す。更に、ステップS11で、現在のデータ
アドレスに“1”を足した値を印刷媒体数カウントの値
と同じ印刷媒体番号の印刷データ開始アドレスに記憶す
る。即ち、ここで、印刷データのアドレスを“1”だけ
進めて、ステップS3に進み、行数の初期化を行って、
ステップS4からステップS7の処理を繰り返す。
ードでないと判断された場合には、ステップS12に進
み、読み込んだ印刷データが印刷終了コードかどうかを
判断する。印刷終了コードでなければ再びステップS4
に進み、次のデータ読み込みを繰り返す。
出すると、その都度図1に示す印刷データアドレス記憶
部14に印刷データ開始アドレスや印刷データ終了アド
レスを書き込む。そして、全ての印刷データについて処
理を終了すると、ステップS13に進み、現在のデータ
アドレス値を印刷媒体数カウント値と同じ印刷媒体番号
の印刷データ終了アドレスに記憶する。これは最後のペ
ージの印刷データ終了アドレスを記入する処理である。
制御部10が、印刷データアドレス記憶部14に記憶さ
れた内容を参照して、各プリンタに印刷データを割り当
てる動作を説明する。図3には、印刷媒体番号記憶部へ
の記憶動作説明図を示す。図1に示したレジスタ部16
に記憶したプリンタ数は、ネットワーク3に接続された
プリンタ数である。これは予め所定のタイミングで調査
をして記憶する。また、印刷媒体数カウントは、媒体区
切り検出部12の処理によって記録される。これらの値
を元に1台のプリンタに何ページの印刷媒体の印刷を要
求すればよいかを計算する。
の印刷媒体数をプリンタ数で除し、その結果がY、余り
がAという演算処理を行う。割り切れた場合には、各プ
リンタにYページの印刷を要求する。割り切れない場合
には、この図に示すように、例えばプリンタ番号の若い
順に1枚ずつ追加分を割り当てる。例えば、この図に示
すように、プリンタ数がP1〜P4までの4台とし、印
刷媒体数が15枚とすると、Yは3、余りが3となる。
従って、プリンタP1には4ページ分、プリンタP2,
P3にも4ページ分、プリンタP4には3ページ分の印
刷媒体について印刷要求を行うことになる。こうした結
果を図1に示す印刷媒体番号記憶部15に記憶する。
する。印刷データ配付部13は、上記のような準備作業
が終了すると、プリンタ番号の若い方から順に各プリン
タを選択するためのプリンタ選択信号を出力し、そのプ
リンタに対して割り当てられた印刷媒体番号の印刷デー
タを順に配付する。なお、図1に示す印刷媒体番号記憶
部15と印刷データアドレス記憶部14の内容を参照す
れば、どのプリンタに対しても任意のタイミングで、任
意の印刷媒体番号の印刷データを送信することが可能に
なる。
チャートを示す。まず、ステップS1において、送信終
了ページ数を“0”に設定し、パラメータiとjを
“1”に初期化する。iは印刷媒体番号記憶部15に記
憶された印刷媒体番号の順番を示す。即ち、あるプリン
タに印刷媒体番号が1番、2番、3番の3ページの印刷
媒体が割り当てられているとき、i=1ならば1番、i
=2ならば2番、i=3ならば印刷媒体番号3番の媒体
を示すことになる。jはプリンタのプリンタ番号で、若
い順に付けられるパラメータである。jが1番なら最初
のプリンタP1、jが2番ならば次のプリンタP2を示
す。
の印刷データが割り当てられているかどうかを判断す
る。即ち、以下の処理ループで、割り当てられた印刷媒
体数全ての送信処理を行うから、例えば3ページ分の印
刷データが割り当てられている場合、iが“4”なら
ば、ステップS2からステップS6に進む。一方、iが
“3”以下ならステップS3に進む。ステップS3で
は、プリンタjに対しi個目に割り当てられた印刷媒体
番号の印刷データを送信する。そして、ステップS4に
おいて、送信終了ページ数を“1”だけインクリメント
する。次に、ステップS5では、送信終了ページ数が全
てのページ数に該当したかどうかを判断する。全てのペ
ージの配布が終了すれば、この処理を抜ける。
在すると判断すると、ステップS6に進み、jがNかど
うかを判断する。Nというのは、プリンタの印刷要求可
能な台数である。即ち、既に割当てを行ったプリンタ数
がN台ある場合には、jがNになったかどうかを判断
し、Nになっていない場合には、ステップS7に進み、
jをインクリメントする。また、jがNになっていれ
ば、ステップS8に進み、jを再び“1”に戻し、iを
インクリメントする。即ち、こうして、例えばプリンタ
P1,P2,P3の3台が存在する場合、プリンタP
1,P2,P3と1ページ分ずつ印刷データを送信した
後、再びプリンタP1に戻り、次のページの印刷データ
を送信するといった配付動作が行われることになる。
ータを印刷媒体の区切り毎に分割し、分割した印刷デー
タを印刷要求可能な複数台のプリンタに配付することに
よって、1台のプリンタに集中的に印刷を依頼するより
も効率よく迅速に印刷を行うことが可能になる。
け付けるプリンタの能力がそれぞれほぼ等しく、印刷要
求を行う印刷媒体数がほぼ等しくなるように印刷データ
を割り当てた。そして、印刷データの転送と印刷を効率
よく行うために、1ページ分ずつプリンタ番号の若いも
のから順番に印刷データを配付し、先頭のプリンタから
最後のプリンタまで印刷データを配付して、まだ配付し
ていない印刷データがある場合には、再び先頭のプリン
タから順番に残りの印刷データを配付するようにした。
付すると、例えば印刷速度の速いプリンタは早く印刷を
終了し、印刷速度の遅いプリンタは次の印刷要求があっ
てもまだ印刷中であるといった状態になり得る。同じ印
刷媒体を同じ能力のプリンタで印刷しても、印刷される
データ量が違えばやはり印刷速度に差が生じる。具体例
2においては、こうしたプリンタの印刷速度を考慮した
制御を行う。
す。具体例2の制御を行う場合にも、図1と同様の構成
の上位装置が使用される。なお、その制御情報の内容が
異なるため、この図5に制御情報の内容のみを図示し
た。図の(a)に示すプリンタの印刷速度テーブル17
には、プリンタ番号と各プリンタの平均印刷速度とが対
応付けて記憶されている。これらの情報は、ネットワー
クにプリンタが接続された際に各プリンタに問合せを行
い、記憶しておく。(b)には、印刷媒体番号記憶部1
5の内容を示した。これは、具体例1と同様に、プリン
タ番号に対応する印刷媒体番号を記憶したものである。
この例ではプリンタの印刷速度を考慮した割り当てが行
われる。
内容を示した。ここには、印刷媒体数カウントレジスタ
18A、印刷データアドレス記憶部18B、印刷媒体単
位のデータ量記憶エリア18C、全体のデータ量記憶エ
リア18D、印刷媒体単位のデータ量割合記憶エリア1
8E、データアドレスレジスタ18F及び行数カウント
レジスタ18Gが設けられている。
単位のデータ量記憶エリア18Cには、印刷データアド
レス記憶部18Bを参照した結果に基づく印刷媒体毎の
データ量を記憶する。印刷媒体毎に印刷データの量がま
ちまちであれば、これも印刷速度に影響するためであ
る。また、全体のデータ量記憶エリア18Dには、印刷
データ全体のデータ量を記憶する。これによって、各印
刷媒体は全体のデータ量に対し何パーセントのデータ量
であるかといった比率計算を後で行う。印刷媒体単位の
データ量割合記憶エリア18Eには、この計算結果が記
憶される。この他のデータは、具体例1に示したレジス
タ部16等に格納したデータやパラメータと同様であ
る。
て動作フローチャートを示す。まず、ステップS1にお
いて、図5(c)に示した印刷データアドレス記憶部1
8Bの各印刷媒体毎の印刷データ開始アドレスや印刷デ
ータ終了アドレスを元に、各印刷媒体単位のデータ量を
算出し記憶する。この記憶先は、印刷媒体単位のデータ
量記憶エリア18Cである。
タのデータ量を合計し、全体のデータ量として記憶す
る。これを図5(c)に示す全体のデータ量記憶エリア
18Dに記憶する。ステップS3では、全体のデータ量
に対する各印刷媒体単位のデータ量の割合R1、R2、
R3…を記憶する。これを図5(c)に示す印刷媒体単
位のデータ量割合記録エリア18Eに記憶する。
に印刷させる媒体の番号を決定し、その印刷媒体番号を
印刷媒体記憶部に記憶する。このとき、図6の左側に示
したような演算処理を実行する。即ち、Qn=R1+R
2+R3+…という式によって各プリンタに印刷させる
印刷データ量の割合を求める。nはプリンタ番号であ
る。そして、各プリンタの印刷データの割合Qnとその
プリンタの印刷速度Vnとの比がほぼ一定になるように
要求を行う印刷媒体を割り当てる。
ここには、各印刷媒体毎に印刷データ量MBと全体のデ
ータ量に対する割合Rxが示されている。この全体のデ
ータ量に対する割合Rxを合計すると100になる。ま
た、図8には、印刷速度の例説明図を示す。
ンタの平均印刷速度が示されている。ここで、印刷速度
の比率VXを求める。印刷速度が速いプリンタほど多く
のデータ量を持つ印刷媒体を割り当てれば、ほぼ同時に
印刷を開始した場合に、印刷の終了もほぼ同時刻とな
る。このような観点から図6のステップS4の左下に示
したように、印刷速度に応じた印刷媒体が割り当てられ
る。この例では、プリンタ番号が1番のプリンタに対し
て印刷媒体番号が2番の印刷媒体を割り当てている。プ
リンタ番号が1番のプリンタの印刷速度の比率がV1で
ある。また、プリンタ番号が2番の印刷媒体のデータ量
の割合がR2である。
タに印刷媒体番号が3番の印刷媒体を割り当て、プリン
タ番号が3番のプリンタに印刷媒体番号が1番の印刷媒
体を割り当てる。また、プリンタ番号が4番のプリンタ
には印刷媒体番号が4番と5番の印刷媒体を割り当てて
いる。これらの比がいずれもほぼ等しく“1”に近い値
になれば、最も効率よく各プリンタに印刷データを割り
当てたことになる。その後の制御は具体例1の場合と同
様である。
ぞれ印刷速度が異なり、また、それぞれ別々の内容のデ
ータ量の印刷媒体を印刷する場合に、それぞれ同程度の
時間で印刷を終了させることができる。なお、印刷デー
タ量を考慮せず、印刷速度の比のみによって印刷媒体の
割当てを行うようにしても差し支えない。
クデータのみを印刷するページ、テキストデータとグラ
フィックデータの入り混じった内容を印刷するページ、
テキストデータだけのページ等が存在する。こうした場
合、同一のプリンタであっても印刷速度が異なってく
る。また、プリンタの中には、解像度が高く、グラフィ
ックデータの印刷に適したものやテキストデータを高速
で印刷することができるものがある。本発明において
は、こうした印刷データの内容を印刷データの形態と表
現し、また、プリンタの性能等を印刷特性と表現し、こ
の具体例において各印刷データを印刷するのに最適な特
性のプリンタを選択する制御を行う。
す。具体例3の印刷も図1に示したような概略構成の上
位装置が使用される。この上位装置の制御情報として、
具体例3では、ここの図9に示すような内容のものが利
用される。
容を示した。ここには、印刷媒体番号に対応させてその
印刷データの内容が示されている。なお、この印刷デー
タの内容は、例えば600dpiのテキストデータ(T
ext)とグラフィックデータ(Gra)、300dp
iのテキストデータとグラフィック、用紙の大きさがA
4判とA3判というように分類されている。
ータは、この図に示すように600dpiのグラフィッ
クデータ部分にフラグ1が立てられている。即ち、この
印刷媒体には、600dpiのグラフィックデータのみ
が印刷される。また、2番の印刷媒体番号の印刷データ
は300dpiのテキストデータとグラフィックデータ
が印刷される。なお、1番の印刷媒体番号については、
使用される用紙がA3判、2番の印刷媒体番号について
は、使用される用紙がA4判となっている。こうした印
刷形態に応じたプリンタの選択が行われることになる。
0の例を示した。ここには、プリンタ番号に対応して各
プリンタの印刷特性が示されている。この印刷特性は、
印刷形態記憶部19の内容と対応させ、600dpiの
テキストデータとグラフィックデータ、300dpiの
テキストデータとグラフィックデータ、印刷可能な用紙
の判数等が表示されている。例えば、プリンタ番号1番
については、600dpiのテキストデータとグラフィ
ックデータの印刷に適し、また用紙はA4判、A3判の
いずれかを使用することができる。2番のプリンタ番号
のプリンタについては、600dpiのグラフィックデ
ータと300dpiのテキストデータやグラフィックデ
ータが印刷可能で、用紙はA4判のみが利用できるとい
った内容になっている。
ーチャートを示す。この媒体区切り検出部が、具体例1
で説明したような動作と共に印刷データの印刷形態を判
断し、図9の(a)に示したようなデータを生成する。
この動作は、図2に示した媒体区切り検出部の動作と同
様の手順で、図1に示した印刷データ記憶部11からデ
ータを読み出し(ステップS4)、その中に含まれる印
刷形態コードを検出する(ステップS5)。そして、各
印刷媒体毎に、どのような内容のどのような形態の印刷
データが含まれるかを検出し、図9(a)に示すような
印刷形態記憶部に記憶する動作を行う。従って、ステッ
プS5とステップS6は、この部分固有の動作を示す
が、その他の部分は図2に示したようなアドレスを更新
しながらデータを順に読み取る処理と同一である。
の読み込んだ印刷データは、印刷形態コードかどうかを
その都度判断する(ステップS5)。そして、印刷形態
コードでなければその判断処理を終える。また、印刷形
態コードであれば、ステップS6に進み、印刷形態記憶
部の印刷形態データの該当するビットを“1”にする。
即ち、その印刷データが300dpiのテキストデータ
を示しているものであれば、該当する部分のビットを
“1”にすることによって、印刷形態記憶部への記録を
終了する。こうした処理を全ての印刷データについて印
刷媒体毎に実行することによって、図9に示す印刷形態
記憶部へのデータが完成する。
チャートを示す。この処理は、図4を用いて示した具体
例1の印刷データ配付部の動作と類似している。ところ
が、具体例1では、各プリンタに最初の印刷媒体から順
に1印刷媒体分ずつ印刷データを画一的に転送してい
た。この図11に示す例では、印刷媒体の印刷形態と、
プリンタの特異な印刷形態即ちそのプリンタの印刷特性
とが一致しているかどうかを判断する。そして、一致し
ている場合に、そのプリンタに該当する印刷媒体を割り
当てる。この処理がステップS2とステップS3であ
る。その他の処理は図4を用いて説明した処理と変わる
ところはない。
タの内容が様々な形態に分かれていた場合に、最もその
印刷に適したプリンタに印刷データを送信して印刷を行
わせることができる。従って、印刷データを分担させて
複数のプリンタに印刷させるだけでなく、より高画質な
印刷出力を得ることもできる。なお、印刷データが全て
テキストデータであって、全てのプリンタがテキストデ
ータの印刷を行うことができるものであれば、具体例1
のような印刷データの配付を行えばよい。また、印刷デ
ータが全てグラフィックであって、特定のプリンタのみ
しか印刷ができないような場合には、そのプリンタにの
み印刷要求を行えばよい。
4台のプリンタが存在する場合に、第1ページ目は1番
目のプリンタP1に、第2ページ目は2番目のプリンタ
P2に、第3ページ目は3番目のプリンタP3に、第4
ページ目は4番目のプリンタP4に、第5ページ目は1
番目のプリンタP1に、というように自動的に順番に印
刷媒体の割当てを行った。従って、印刷要求可能なプリ
ンタが4台あれば4台のプリンタに均等に分散して印刷
が要求される。
つ印刷データを転送しながら印刷要求を行うと、何番目
かのプリンタに印刷要求を行っている間に最初に印刷要
求を行ったプリンタの印刷が既に終了していることがあ
る。こうした場合に、プリンタ番号順に並んだ次のプリ
ンタに印刷要求を行ってもよいが、既に印刷を終了した
プリンタに印刷を要求することもできる。
を考えると、印刷要求を行うプリンタ数は少ないほど印
刷媒体の回収は容易である。これを考慮すれば、次々に
新たなプリンタに印刷要求を行うよりも、過去に印刷要
求を行っており、既に印刷動作が終了したプリンタに印
刷要求を改めて行う方がよいこともある。この具体例は
そうした場合の制御を示している。
す。例えば、この図に示すように、プリンタP1,P
2,P3,P4の4台のプリンタがある場合に、1ペー
ジ目をプリンタP1、2ページ目をプリンタP2、3ペ
ージ目をプリンタP3に印刷要求したとする。3ページ
目の印刷要求を行い、次の印刷要求を行うタイミングで
は、既にプリンタP1は印刷を終了しているとする。こ
の場合、プリンタP4に4ページ目の印刷を依頼せず、
プリンタP1に4ページ目の印刷を依頼する。これによ
って、実際に利用するプリンタが4台から3台に減少
し、印刷媒体の回収が容易になる。
較説明図を示す。図の(a)は具体例1の印刷要求の手
順を示し、プリンタP1,P2,P3,P4まで印刷を
依頼すると、再びプリンタP1に戻って、P1,P2,
P3という依頼を行う。(b)が、具体例4の例で、最
初にプリンタP1に1ページ目の印刷を要求すると、次
の2ページ目の印刷要求の際、再び、プリンタP1が空
いていないかどうかを判断し、次にプリンタP2が空い
ていないかどうかを判断するというように、常に先頭か
ら順に空いているプリンタを探す。そして、空いている
ことが検出された最も番号の若いプリンタに印刷を依頼
する。これによって、番号の若いプリンタ側に集中して
印刷を依頼することが可能になる。
ャートを示す。まず、ステップS1において、印刷デー
タアドレスを読み込む。この場合の印刷データアドレス
は具体例1の印刷データアドレス記憶部14に格納され
たのと同様の内容でよい。そして、印刷データを印刷媒
体1枚分ずつ取り出して、次のステップに進む。
ジがあるかどうかを判断する。即ち、既に準備された印
刷データの全てが処理されていればステップS8にジャ
ンプする。印刷要求すべきページがあればステップS3
に進み、送信ページを決定する。例えば先頭の印刷媒体
から順番に処理する場合にパラメータを用意し、現在パ
ラメータによって指定されている印刷媒体のページが決
定される。
状態の読み込みを行う。即ち、印刷要求を行うべきプリ
ンタからはそのプリンタが印刷を既に終了して次の印刷
要求を受け付けられる状態にあるかどうかの情報を受け
入れる。そして、ステップS5において、印刷可能なプ
リンタがあるかどうかを判断する。なお、このステップ
S4とステップS5で、図13(b)に示したような手
順で空いているプリンタの探索を行う。そして、ステッ
プS6において、該当のページのプリンタへの割当てを
決定し、ステップS7において、1ページ分の印刷デー
タを送信する。これで、選択したプリンタへの1ページ
分の印刷データ送信が終了し、再びステップS8からス
テップS1に戻って、次の印刷媒体についての印刷デー
タ転送処理に進む。
タにプリンタ番号等を付けて、一定の順番を設定し、常
にその先頭からプリンタの状態を探索し、最初に空き状
態と判断したプリンタに対して印刷媒体の印刷を要求す
るようにすれば、印刷を要求するプリンタが印刷番号の
若いものに集中するため、後から印刷媒体の回収をする
ことが容易になる。
うな動作を実行させるために、例えば上位装置がパーソ
ナルコンピュータの場合、各パーソナルコンピュータに
は、それぞれ印刷要求を行うプリンタを制御するための
プリンタドライバが必要となる。しかしながら、各パー
ソナルコンピュータ上のアプリケーションプログラム
は、通常、1つのプリンタドライバに対する印刷要求を
行う機能のみを備えている。
ンプログラムが印刷要求を行うダミードライバを設定
し、このダミードライバが印刷要求を分散させる複数の
プリンタ用のプリンタドライバに関する情報を持ち、必
要に応じて印刷データを分配するという構成をとった。
これによって、アプリケーションはダミードライバに対
し印刷要求を行い、ダミードライバはネットワーク上に
ある複数のプリンタスプールの状況を観察し、所定の演
算処理によって該当するプリンタに対し印刷要求を行う
よう動作する。
す。この図に示すように、アプリケーション22が印刷
要求を行うために、ダミードライバ23が設けられ、こ
のダミードライバ23から印刷要求を受けるプリンタA
ドライバ25、プリンタBドライバ26及びプリンタC
ドライバ27が設けられている。ダミードライバ23に
は、この図に示すような情報24が保持されている。即
ち、各プリンタをA,B,Cとすると、各プリンタ毎に
ポートの種類、ポートに唯一のプリンタ、処理能力優先
順位、デフォルトプリンタ等の情報が記憶される。
で、出力ポートがlpt1である。また、プリンタ処理
能力は4ppm(枚/分)、印刷解像度は30dpiで
ある。プリンタBは、例えばパーソナルコンピュータに
接続されたローカルプリンタで、リモート接続されたパ
ーソナルコンピュータによって共有されている。そのプ
リンタ処理能力は8ppm、印刷解像度は600dpi
とする。また、プリンタCはTCP/IPネットワーク
プリンタで、出力ポートはIPアドレス、処理能力は8
PPM、印刷解像度が600dpiである。こうした情
報がダミードライバ23に格納され、ダミードライバ2
3はこのような情報を元に印刷データの配付を行う。
トを示す。この図に示すように、上記ダミードライバが
動作する。まず、ステップS1において、アプリケーシ
ョン22からの印刷要求があると、ステップS2におい
て、各プリンタのスプーラの状態を観測する。観測は、
各スプーラにスプールされているデータがあるかどう
か、いくつあるか、データを印刷していない残りのペー
ジが何ページ分なのかという情報を返してもらう。この
観測結果によって、印刷データをそれぞれプリンタへ送
った場合の印刷開始時間を算出する。算出方法は、スプ
ールされているデータのページ数を処理能力で割ること
により算出する。
タの選定を行う。プリンタの選定は、印刷開始時間が短
いプリンタを選定する。どのプリンタのスプーラにもデ
ータがない場合には、デフォルトの設定のままにし、算
出結果が同じ場合には、ダミードライバの持つ優先順位
データから優先順位の高いプリンタを設定する。優先順
位はこのような目的のために設定された。プリンタ選定
後は、該当するプリンタドライバによりデータ作成スプ
ール印刷という制御が行われる。
複数のプリンタスプーラの状況をダミードライバにより
観察し、スタックされている印刷情報の数が少ないプリ
ンタを検出し、そのドライバを自動的にダミードライバ
に選択させ、印刷要求を行うようにすれば、ネットワー
ク上にあるプリンタの使用効率を上げて、アプリケーシ
ョンから印刷要求を出してからプリンタで印刷を終了す
るまでの時間を短縮することができる。また、自己の印
刷ジョブよりも先に送られた他人の印刷ジョブの印刷に
よって、特定のプリンタに対する自己の印刷ジョブの印
刷が思いがけず時間がかかり、最終的に全ての印刷結果
を得るのが遅くなるといった問題を解決できる。
に対して印刷要求を行い、自動的に複数のプリンタに分
担させて印刷を行う場合には、どのプリンタにどのペー
ジを印刷させたかという結果をオペレータに表示する必
要がある。また、例えば印刷データの割当て処理を行う
前に、オペレータが意図的にいずれかのプリンタを分配
の対象から外したり、印刷の優先順位を変更したりする
ことを可能にしたい。
示部と操作部の例説明図を示す。この図は、上位装置の
ディスプレイ等に表示されたウインドウの内容を示して
いる。図に示す表示部31には、例えばネットワークに
接続された全てのプリンタのプリンタ名が、例えばここ
ではP1,P2,P3,P4というように表示されてい
る。そして、これらのプリンタに対し、それぞれ印刷要
求を行うかどうかを示すチェックボックス33が付加さ
れている。
ったかを表示するテキストボックス34が付加されてい
る。これらのチェックボックス33をチェックすること
によって、印刷要求を禁止するプリンタを指定したり、
図の下側に示すように印刷速度を優先するか、印刷する
画質を優先するかの選択を行うようにする。こうしたチ
ェックボックス33等の制御イメージをここでは操作部
32と呼んでいる。もちろん、マウスやキーボード、そ
の他各種のインタフェースから操作の意思を入力するよ
うにして差し支えない。
印刷依頼をした各プリンタの状態を示すコンボボックス
35を図示した。このコンボボックス35には、各プリ
ンタP1、P2、P3、P4が現在印刷を実行する予定
のジョブ(JOB)が、実行順にリストされている。印
刷を依頼するプリンタを指定すると、自分の依頼に基づ
くジョブ番号がこのコンボボックス35中に書き込まれ
る。各コンボボックス35の下向きの矢印をクリックす
ると、プルダウンリスト中にその内容が表示される。自
分の依頼したジョブはリストの最後に表示される。
のジョブ数が分かるから、各プリンタ毎に、いつごろ印
刷が完了し、いつごろその出力を取りにいけばよいか判
断することができる。なお、印刷を依頼する前にこのコ
ンボボックスが表示されると、早く印刷結果を得ようと
するような場合に、依頼先の最適化ができる。
うことによって、具体例1〜具体例4に示した各種の制
御を行い、更に必要に応じてオペレータがその制御の方
向性を選択することが可能になる。例えば、4台のプリ
ンタ全てが印刷要求受付可能であっても3台のプリンタ
にのみ印刷要求を分配するといった制御を行うことがで
きる。また、印刷速度よりも画質を優先し、特性の合っ
たプリンタに対し該当するデータを送る制御を設定する
ことができる。
る。
る。
る。
ャートである。
ある。
る。
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 上位装置と複数のプリンタとがネットワ
ークを介して相互に接続されている場合に、 上位装置には、 印刷しようとする印刷データ中の、印刷媒体の区切り情
報を検出する媒体区切り検出部と、 前記印刷データ全てを印刷するために必要な印刷媒体数
と、印刷要求の可能なプリンタ数とを求めて、印刷要求
の可能な複数のプリンタに印刷データを割り当てる印刷
データ割当て部と、 前記割当てに従って前記印刷データを分割し、該当する
プリンタに配付する印刷データ配付部とを備えたことを
特徴とする印刷システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 印刷データ割当て部は、 印刷データ全てを印刷するために必要な印刷媒体数と印
刷要求の可能なプリンタ数に基づいて、印刷媒体数がほ
ぼ等しくなるように、各プリンタに印刷データを割り当
てることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載のシステムにおいて、 印刷データ配付部は、 各プリンタに一定の順番を設定し、先頭のプリンタから
順番に、それぞれ1媒体分ずつ印刷データを配付し、最
後のプリンタに1媒体分の印刷データを配付したとき、
未だ配付していない印刷データがある場合には、再び先
頭のプリンタから順番に残りの印刷データを1媒体分ず
つ配付するようにして、印刷データ全てを配付し印刷さ
せることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載のシステムにおいて、 印刷データ割当て部は、 印刷媒体ごとの印刷データ量と、各プリンタの印刷速度
に基づいて、印刷終了までの時間がほぼ等しくなるよう
に、各プリンタに印刷データを割り当てることを特徴と
する印刷システム。 - 【請求項5】 請求項1に記載のシステムにおいて、 印刷データ割当て部は、 印刷媒体ごとの印刷データの形態と各プリンタの印刷特
性に基づいて、各印刷データを印刷するのに最適な特性
のプリンタを選択して、該当する印刷データを各プリン
タに割り当てることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項6】 請求項1に記載のシステムにおいて、 印刷データ配付部は、 各プリンタに一定の順番を設定し、先頭のプリンタから
順番に、空いているプリンタを探索し、最初に検出した
プリンタに対して、1媒体分の印刷データを配付すると
いう動作を、全ての印刷データを配付し終わるまで繰り
返すことを特徴とする印刷システム。 - 【請求項7】 請求項1から6のうちのいずれかに記載
のシステムにおいて、 印刷データ配付部は、各プリンタに出力すべき印刷要求
を最初に受取り、ネットワークに接続された各プリンタ
のスプーラの状況を観察するダミードライバにより構成
されることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項8】 請求項1から6のうちのいずれかに記載
のシステムにおいて、 上位装置には、 印刷要求を出して印刷を実行したプリンタと、その印刷
データに関する情報を表示する表示部が設けられている
ことを特徴とする印刷システム。 - 【請求項9】 請求項1から6のうちのいずれかに記載
のシステムにおいて、 上位装置には、 印刷要求を出すべきプリンタを指定する操作部が設けら
れていることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項10】 請求項1から6のうちのいずれかに記
載のシステムにおいて、 上位装置には、 印刷要求を出すべきプリンタを選択した後、印刷要求を
出す前に、その印刷データに関する情報を表示する表示
部と、 印刷要求を出すプリンタを変更して指定する操作部とが
設けられていることを特徴とする印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9262666A JPH1178178A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9262666A JPH1178178A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1178178A true JPH1178178A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17378931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9262666A Pending JPH1178178A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1178178A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-09-10 JP JP9262666A patent/JPH1178178A/ja active Pending
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