JPH117734A - 同期保護装置および方法 - Google Patents
同期保護装置および方法Info
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- JPH117734A JPH117734A JP16096297A JP16096297A JPH117734A JP H117734 A JPH117734 A JP H117734A JP 16096297 A JP16096297 A JP 16096297A JP 16096297 A JP16096297 A JP 16096297A JP H117734 A JPH117734 A JP H117734A
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- circuit
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
期を乱されることがないようにする。 【解決手段】所定のレートで入力されるシリアルデータ
から論理抜き取りクロックを抽出後、データフレーム単
位にエンコードされている同期信号を検出してフレーム
同期信号をとる際に、フレーム同期カウンタのジャスト
ポイントで同期が検出された時は同期検出または保護用
ウィンドウの後半をマスクする。正規の同期がとれた後
に外乱などの影響で発生される偽シンクは、同期検出用
のウィンドウを通ることができないので、偽シンクによ
って同期が乱されることがない。
Description
ト・ディスク(CD)などのディジタルオーディオ・デ
ィスクのフレーム同期信号の検出および保護回路に関す
る。
ジタルオーディオディスクの再生信号は、フレーム同期
信号によって区切られるフレーム構造となっている。ま
た、この再生信号はEFM(Eight to Fourteen Modula
tion)変調されており、復調するためには、フレーム同
期信号を基準として、フレーム内の個々のデータを区別
する必要があり、同期信号の検出回路が設けられる。
傷などにより、フレーム同期信号が欠落したり、フレー
ム同期信号に類似する信号が含まれたりするので、この
問題に対処するために、フレーム同期信号の保護回路が
必要とされる。
ては、例えば、本出願人の特開平8−83471号公報
に記載されているように、再生同期信号が誤りであるこ
とが検出されたときは、内挿同期信号を出力すると共に
再生同期信号をも出力するようにしたものが知られてい
る。
出及び保護回路の一例およびこれが適用されるデジタル
オーディオディスク再生装置の一例について説明する。
図1において、1はデジタルオーディオディスクであっ
て、このディスク1に対向する光ピックアップ2からの
再生RF信号が、増幅器3を通じて、PLLで構成され
るクロック抽出回路4に供給される。
の再生RF信号の各フレームには、先頭に11T/11
T/2Tの24チャンネルビットのフレーム同期信号が
設けられ、1シンボルすなわち14チャネルビットのサ
ブコードがこれに続く。この後にそれぞれが14チャネ
ルビットの12シンボルのデータと、それぞれが14チ
ャネルビットの4シンボルのパリティの組が2組続き、
1フレームを構成する。シンボルとシンボルとの間には
結合のための3ビットが設けられる。したがって、1フ
レームは、588チャンネルビットとなる。このような
フレーム構造およびシンボルとチャネルビットとの関係
は、この分野で周知であり、たとえば「コンパクトディ
スク読本(改訂3版)」中島平太郎、小川博司著、株式
会社オーム社、1996年発行、に詳しく記載されている。
いられる最大ピット長Tmax(基本単位Tの11倍)が
2つ連続するパターンとして11T/11T/2Tが用
いられる。すなわち、1がコンパクト・ディスク(C
D)またはミニディスク(MD)のピット領域の反転を
示すとして、同期パターンは、10000000000
1000000000010、が用いられる。
4からの再生RF信号とチャネルクロックとがフレーム
同期検出及び保護回路5に供給され、この回路5からの
出力がEFM復調回路6に供給されて、1シンボル14
チャネルビットが8ビットに戻され復号回路7に供給さ
れる。復号回路7では、クロスインタリーブ・リード・
ソロモン符号によるエラー訂正符号が復号されると共
に、メモリ8を用いて、再生データがデ・インタリーブ
される。復号回路7からの再生音声データは、データ補
間回路9に供給され、訂正できなかったエラーデータに
ついて、前値ホールド、平均値補間などの処理がなされ
る。データ補間回路9の出力は、1対のD−A変換器1
0L、10Lにおいて、アナログ音声信号に戻され、そ
れぞれ低域フィルタ(図示せず)を通じて、出力端子1
2L、12Rに出力される。
サブコード復調回路13に供給されて、ここで復調され
たサブコードがシステム制御回路14に供給される。こ
の制御回路14には、操作部15および表示部16が接
続されている。ディスク1を回転させるモータ17は、
スピンドルサーボ回路18によって、線速度一定(Cons
tant Linear Velocity)でディスク1を駆動するように
制御される。また、光ピックアップ2と関連して、送り
サーボ回路19、トラッキングサーボ回路20aおよび
フォーカス回路20bが設けられる。上述のようなフレ
ーム同期検出及び保護回路5は、例えば、図3に示すよ
うに構成される。
Loop)で構成されるクロック抽出回路4から転送され
たEFM信号とチャネルクロックPLCKは反転検出器
21に入れられ、EFM信号のエッジが検出されてデー
タストリームが形成される。このデータストリームは、
24ビットのシフトレジスタ22に送られ、ここでパラ
レルデータ列に変換されてEFMフレーム同期パターン
(11T/11T/2T)検出器23に送られる。また
反転検出器21からは1シンボルすなわち14チャネル
ビット単位でデータストリームがEFM復調回路30に
送られ、8ビットのデータに復調される。
ターンが検出されると、検出器23の出力SYNC_D
ETがハイになる。また、チャネルクロックPLCKは
フレーム同期カウンタ24のクロックへ供給され、同カ
ウンタは588進(1フレームは588チャネルビット)
で巡回する。図4に示すように、デコーダ25a、25
b、25cはカウンタの出力をコードする。デコーダ2
5aは、カウンタ出力が561(カウンタはゼロからカ
ウントするので、1からのカウントに直すとカウンタ出
力561はカウント562に相当する。)になるごとに
パルス信号を出し、デコーダ25bは、カウンタ出力が
25に達するごとにパルス信号を出し、デコーダ25c
は、カウンタ出力が587に達するごとにパルス信号を
出す。このカウンタ出力587とEFMフレーム同期検
出信号SYNC_DETが同時に発生している状態がフ
レーム同期がとれている状態である。
は、RSフリップフロップ26に供給されプラスマイナ
ス26クロック期間の間開くウィンドウ信号を生成す
る。フレーム同期がとれている状態では、このウィンド
ウがハイの時のSYNC_DETだけが有効な同期信号
としてAND回路27を通り出力される。同期状態で
は、カウンタ出力587の出力タイミングと一致してS
YNC_DETが得られるとき、AND回路29がGO
OD_SYNC信号を同期保護カウンタ28に送る。何
フレームか連続してGOOD_SYNC信号が得られな
いときは、同期保護カウンタがオーバーフローして同期
はずれ状態を示すGTOP信号をAND回路27bに送
り、ウィンドウとは関係なくSYNC_DET信号が同
期信号となる。こうすることにより、同期はずれを生じ
たときにも同期信号の欠落を回避し、関連する回路への
影響を小さくすることができる。
カウンタ出力”25”および”561”のタイミングか
らプラスマイナス26クロックの間開くウィンドウ信号
を生成しているため、同期状態においてこの間に検出さ
れた同期パターンはすべて同期と認められる。したがっ
て、再生中の装置の振動などによる外乱やメディア上の
欠陥、あるいはエンコード時の不具合などにより間違っ
た同期パターンがウィンドウ内で検出された時は、これ
に基づいて同期信号が発生されるため、フレーム同期が
はずれる可能性がある。
ィンドウの前半に偽シンクが検出された時は、一旦誤同
期した後に本来の同期パターンで直ちに再同期がかかる
ため、結果的にフレーム同期はずれは発生せず、ダメー
ジは少ない。しかし、図6に示すようにウィンドウの後
半に偽シンクが生じたときは、この間違った同期パター
ンで再同期がかかるため、そのフレームデータストリー
ム全体にわたってビットスリップが生ずる。このダメー
ジが後段のエラー訂正能力を超えたときはデコード不能
となる。
装置の信頼性を向上させることにある。
所定のレートで入力されるシリアルデータから論理抜き
取りクロックを抽出後、データフレーム単位にエンコー
ドされている同期信号を検出してフレーム同期信号をと
る際に、フレーム同期カウンタのジャストポイントで同
期が検出された時は同期検出または保護用ウィンドウの
後半をマスクすることによって、解決される。
形態を説明する。図3の従来の装置の構成要素と同じ構
成要素には同じ参照番号をつけてある。図7を参照する
と、クロック抽出回路から転送されたEFM信号が反転
検出器 21に入れられ、チャネルクロックPLCKに
基づいてEFM信号のエッジが検出される。こうして形
成されるデータストリームは24ビットのシフトレジス
タ22でパラレルデータ列に変換されて、フレーム同期
パターン(11T/11T/2T)検出器23に送られ
る。シフトレジスタ22は、前述のように1シンボル1
4ビット単位でデータストリームをEFM復調回路30
に送り、ここで1シンボル14ビットが8ビットのデー
タに復調される。
タ22から送られてくる24ビットのデータストリーム
と前述したフレーム先頭の同期パターン、100000
000001000000000010との一致を検出
し、これが検出されると、出力SYNC_DETをハイ
にする。また、チャネルクロックPLCKはフレーム同
期カウンタ24のクロックに供給され、同カウンタは5
88進で巡回する。すなわち、フレーム同期カウンタ2
4は、1フレームのチャネルビット数で巡回する。
5a、25b、25cはフレーム同期カウンタ24の出
力をデコードする。デコーダ25aがカウンタ24の出
力が561になるごとにフリップフロップ26のセット
入力Sにパルス信号を送る。これによりフリップフロッ
プ26の出力ウィンドウが立ち上がり、OR論理回路2
7aを介してAND回路27bに加えられ、AND回路
27bを開く。デコーダ25bは、カウンタ出力が”2
5”に達するごとにOR回路32を介してフリップフロ
ップ26のリセット入力Rにパルス信号を送る。カウン
タ24の出力が25になる時点でフリップフロップ26
がセット状態にあれば、カウンタ24のカウント”2
5”の出力によってフリップフロップ26がリセットさ
れる。すなわち、カウント”25”の出力発生時点でウ
ィンドウが開かれていれば、カウント”25”によって
ウィンドウは閉じられる。
に達するごと、すなわち図2に示した1フレーム588
チャネルビットを一巡するごとにパルス信号をAND回
路29およびNOR回路31に送る。AND回路29の
他方の入力はAND回路27bの出力である同期信号で
ある。AND回路29の2つの入力が満足される状態、
すなわちカウンタ出力587と同期信号SYNCが同時
に発生している状態がフレーム同期がとれている状態で
ある。このとき、AND回路29は、同期良好を示すG
OOD_SYNC信号を出す。
ウィンドウがハイの時のSYNCDETだけが有効な同
期信号としてAND回路27bを通り出力される。同期
状態では、カウント”587”の出力タイミングと一致
してSYNC_DETが得られるとき、AND回路29
は、同期がとれていることを示すGOOD_SYNC信
号を同期保護カウンタ8に送る。前述したように、たと
えば3フレームのように所定数のフレームの間、連続し
てGOOD_SYNC信号が得られないときは、同期保
護カウンタ8がオーバーフローして同期はずれ状態を示
すGTOP信号をOR回路27aを介してAND回路2
7に送る。したがって、AND回路27bは、フレーム
同期カウンタ24のカウントに基づくウィンドウとは関
係なく開かれ、フレーム同期検出回路23からの同期検
出信号SYNC_DETがAND回路27bを通って同
期信号SYNCとなる。こうすることにより、同期はず
れを生じたときにも同期信号の欠落を回避し、関連する
回路への影響を小さくすることができる。
信号は、OR回路32を介してRSフリップフロップ2
6のリセット入力に入れられ、フリップフロップ26を
リセットする。こうして、図8に示すように、フレーム
同期カウンタのジャストポイントで同期が検出されたと
きは、同期検出・保護用のウィンドウの後半がマスクさ
れる、すなわち、ウィンドウの後半が閉じられる。した
がって、本来のウィンドウの後半に、外乱などの原因に
よって検出回路23が図8に示すような偽シンクを発生
しても、この信号はAND回路27bを通ることができ
ない。こうして、偽シンクの発生によって誤った同期が
とられ、装置の正規の同期を乱すことが防止される。
力端子にはNOR回路31からの信号の反転が入れられ
る。NOR回路31の入力には、AND回路27bから
のSYNC信号および”587”カウントをデコードす
るデコーダ25cの出力が入力される。NOR回路31
の反転はORになり、したがって、フレーム同期カウン
タ24は、SYNC信号または”587”信号のどちら
によってもクリアされる。”587”によるクリアは、
588進カウンタを巡回させるためのもので、SYNC
によるクリアは、カウンタのカウントをフレームに同期
させるためのものである。
例を用いて説明したが、この発明はこの具体例に限定さ
れるものではない。
れた後に外乱などの影響で発生されることのある偽シン
クは、同期検出・保護用のウィンドウを通ることができ
ないから、偽シンクによって同期が乱されることがな
い。こうして、同期保護装置の信頼性が向上する。
示すブロック図。
ングを示す図。
に偽シンクがあったときのタイミングを示す図。
に偽シンクがあったときのタイミングを示す図。
図。
ンドウのタイミングを示す図。
ビットシフトレジスタ 23 フレーム同期検出器 24 フレ
ーム同期カウンタ 25a、25b、25c デコーダ 26 フリ
ップフロップ 27b AND回路 28 同期
保護カウンタ 29 AND回路 32 OR
回路
Claims (2)
- 【請求項1】所定のレートで入力されるシリアルデータ
から論理抜き取りクロックを抽出する手段と、データフ
レーム単位にエンコードされている同期信号を検出して
フレーム同期信号をとる際に、フレーム同期カウンタの
ジャストポイントで同期が検出された時に同期検出また
は保護用ウィンドウの後半をマスクする手段とを備え、
同期はずれをなくするようにした同期保護装置。 - 【請求項2】所定のレートで入力されるシリアルデータ
から論理抜き取りクロックを抽出後、データフレーム単
位にエンコードされている同期信号を検出してフレーム
同期信号をとる際に、フレーム同期カウンタのジャスト
ポイントで同期が検出された時に同期検出または保護用
ウィンドウの後半をマスクすることで、同期はずれをな
くすることを特徴とする同期保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16096297A JPH117734A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 同期保護装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16096297A JPH117734A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 同期保護装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH117734A true JPH117734A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15725950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16096297A Pending JPH117734A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 同期保護装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH117734A (ja) |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP16096297A patent/JPH117734A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060921 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20061225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |