JPH1177264A - 振動型鋳型を使用して鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを早期に検知するための方法および装置 - Google Patents

振動型鋳型を使用して鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを早期に検知するための方法および装置

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JPH1177264A
JPH1177264A JP10162408A JP16240898A JPH1177264A JP H1177264 A JPH1177264 A JP H1177264A JP 10162408 A JP10162408 A JP 10162408A JP 16240898 A JP16240898 A JP 16240898A JP H1177264 A JPH1177264 A JP H1177264A
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measuring
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JP10162408A
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Fritz-Peter Pleschiutschnigg
ペーター・プレシウチユニッヒ フリッツ−
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SMS Schloemann Siemag AG
Schloemann Siemag AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/04Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
    • B22D11/053Means for oscillating the moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
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    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
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    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D2/00Arrangement of indicating or measuring devices, e.g. for temperature or viscosity of the fused mass

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを早期に検知
するための方法および装置を提供すること 【解決手段】 差し迫った湯漏れの傾向の兆候を目的に
正しく適応した判断の確率を高めるため、比較されるべ
き二つの測定データを互いに、および第三の測定系列の
少なくとも一つの測定データと結び付けて算定し、特に
オンラインにより分析する。そのための装置が加速度計
10.1−10.4、鋳型板内の熱電対11、リニアカ
メラ12、鋳造速度測定装置13、振動加速評価電子機
器20、温度測定評価電子機器21、ストランド振動の
ための評価電子機器22、評価計算ユニット30、早期
警告信号発生器31を備えた測定兼評価装置である

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、作業パラメータ、
例えば銅板内の時間的な局部の温度分布を連続的に測定
して得られる測定値を比較し、かつ分析して行う様式
の、銅板により形成されている振動型鋳型を使用して鋼
材を連続鋳造する際に湯漏れを検知するための方法に関
する。
【0002】本発明は更に、銅板により形成されていて
かつ振動発生装置により振動運動させられる組立て鋳型
により鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを早期に検知する
ための装置に関する。
【0003】
【従来の技術】銅板により形成されている振動型鋳型を
用いて鋼材を連続鋳造する際に湯漏れの早期検知を行う
ための方法は、従来試験段階でのみ公知であり、例えば
鋳型の銅板内にその舌状片の挿入が行なわれる熱電対を
基礎としている。湯漏れ早期検知は、特に薄スラブを例
えば6m/分の鋳造速度或いはそれ以上の鋳造速度で鋳
造する際に、極めて敏感なストランド凝固殻の割れによ
る危険と作業休止を回避するために行われる重要な作業
手段である。この場合、銅板内の温度分布の不均一性が
全鋳造時間にわたって測定され、分析され、得られた結
果から信号が形成され、この信号は湯漏れを現示する判
断基準と見なされる。
【0004】銅板の熱容量が比較的大きいので、公知の
方法は著しい時間遅延を伴い、従ってある程度の信頼性
を備えてはいるが著しく限られた有効性を有しているに
過ぎない。他の方法にあっては、加速度計により、湯漏
れにとって重要な障害を鋳型の振動の間の三つの立体線
に関した運動の形で検出する試みがなされている。この
システムにおける欠陥は、この測定が必ずしも互い高い
確率をもって明白に湯漏れを現示しないと言う点にあ
る。この結果、このシステムから湯漏れ以前に欠陥アラ
ームが発生されるか或いは遅い時点でアラームが発生さ
れるか、或いアラームが発生されないことすらある。
【0005】ドイツ連邦共和国特許第24 15 22
4号明細書からスラブ用の組立て鋳型が知られている。
この組立て鋳型の鋳型壁は冷却室を備えており、この冷
却室は区画されている冷却領域を備えている。幅広側で
の水供給導管と導出導管とに導出された熱量と冷却効率
を測定するための測定部材が接続されている。更に、こ
れらの測定部材内では同時に冷却室の冷却効率の平均値
が形成される。この平均値は平均値形成装置に供給さ
れ、この平均値形成装置により幅狭側のテーパが制御さ
れる。満足の行く正確さでの湯漏れの早期検知は、鋳型
内の熱流の測定に基づいて行うことはできない。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第41 17 07
3号明細書から、スラブ用鋳型における熱量測定による
測定で、各々の個々の銅板における完全な比熱推移を測
定することが知られている。鋼材に面している銅板側か
ら特に幅狭側の水により冷却される側への比熱流の、二
つの幅広側の熱流との比較は、一つ一つ選択された鋳造
パラメータに依存しない幅狭側のテーパの調節を可能に
する。この装置もまた差し迫った湯漏れによる危険の確
実な早期の検知には適していない。
【0007】ドイツ連邦共和国特許第195 29 9
31号明細書には、 鋼材としてのストランド、特に薄
スラブを作るための組立て鋳型が記載されている。この
組立て鋳型の幅広側壁は少なくとも三つの互いに並列し
ていてかつ互いに無関係な冷却セグメントを備えてい
る。室のストランドに面している壁内には、温度関知装
置が設けられており、この温度関知装置により少なくと
も個々の室間のもしくは帯域間の温度差が測定される。
これらの手段を更に鋳型における領域毎の温度測定のた
めに構成し、かつ湯漏れの早期検知のために使用しよう
と言う考えは、同様にこの刊行物には記載されていな
い。
【0008】更に、鋳型内に挿入されている熱電対によ
り鋳造時にわたっての温度変化と温度分布を観察し、差
値を形成することにより湯漏れの防護が行われるシステ
ムも知られている。また、鋳型上の少なくとも三つの加
速度測定装置により鋳型の加速度測定を行い、鋳型運動
(すりこぎ運動)内の変動を湯漏れの判断基準として捉
えることも公知である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、連続鋳造における差し迫った湯漏れ傾向の兆候を
可能な限り高い確率で正確に判断することを可能にす
る、湯漏れの早期検知のための方法および装置を提供す
ることである。その際この方法と装置は可能なかぎり公
知の手段および測定装置を使用して行うことが可能であ
るように考慮されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、作業パラ
メータ、例えば銅板内の時間的な局部の温度分布を連続
的に測定し、得られる測定値を比較し、かつ分析して行
う様式の、銅板により形成されている振動型鋳型を使用
して鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを検知するための本
発明による方法にあって、差し迫った湯漏れの傾向の兆
候を目的に正しく適応した判断の確率を高めるため、比
較されるべき二つの測定データを互いに、および第三の
測定系列の少なくとも一つの測定データと結び付けて算
定し、特にオンラインにより分析することによって解決
される。
【0011】この方法の根底をなす認識は、多数のシス
テムを互いに組合せることにより、明瞭な湯漏れの早期
検知の信頼性の確率が著しく向上すると言う点にある。
こう言ったことから、本発明による構成にあっては、第
三の測定系により、鋳型と鋳造ストランド間の潤滑の効
果の度合に応じた摩擦に依存した部分摩擦接触を、鋳型
下方における鋳型の振動とストランドの振動とを比較測
定することにより測定し、測定データを鋳型の温度分布
並びにパスタイム挙動(Weg-Zeit-Verhalten)から得られ
る測定データと結び付けて算定し、その結果を計算機に
より分析する。この場合、ストランドの振動は、鋳型の
振動から結果される、ストランドと鋳型間の滑り摩擦の
係数を持った運動として生じる。その際、鋳型とストラ
ンド凝固殻間のストランドの振動の間に形成される摩擦
力は、例えば以下のパラメータ、即ち −油潤滑 或いは −鋳造スラグ潤滑および −例えばCr、Ni等の積層を有する或いは有していな
い銅板の種類 等により影響される。
【0012】この部分摩擦接触もしくは鋳型とストラン
ド間の潤滑の効果も、例えばリニアカメラによって測定
される。鋳型の下方におけるストランドの振動の鋳型に
おいて加速度計によって行われる鋳型の振動との比較測
定により、ストランド凝固殻と鋳型間の摩擦 R=μ×N 、並びに特にストランド周面、例えばストランド幅、特
に薄スラブ幅全体にわたる摩擦の一様性の障害を測定す
ることが可能である。
【0013】こう言ったことから本発明の構成にあって
は、鋳型の振動とストランドの振動の比較測定は鋳型お
よびストランドの異なる周面領域内で行われる。従って
本発明の構成にあっては、鋳型およびストランドの異な
る周面領域の摩擦の一様性おいて生じる障害を、ストラ
ンド周囲とストランド幅にわたる比較測定行うことによ
り特定する。
【0014】更に本発明の構成にあっては、鋳型の振動
およびこの振動と比較されるストランドの振動を特に、
鋳型の四つの隅点で測定し、連続して比較し,その際障
害を、評価電子機器内で得られた測定データを分析する
ことによって検知し、所定の湯漏れにとって重要な信号
と比較し、湯漏れの傾向が認められたら湯漏れを阻止す
る処置を開始する。この目的のため鋳造速度の減速およ
び/または潤滑材の添加量或いは組成の変更が検出され
る。特に確実をきしたい場合は、この方法の実施に上記
の両方法の組合せが適用される。
【0015】ストランドの振動の観察はリニヤカメラを
使用して行うのが有利である。その際、ストランド凝固
殻の外側において、振動に左右される記号が認められ得
るようになると言う現象を利用し、これらの記号はリニ
ヤカメラを適当に調節することによって認められ、評価
される。既に冒頭に記載したように、差し迫った湯漏れ
傾向の兆候を目的に即応して判断するための確率を向上
させるため、一方では鋳型の運動とストランドの運動の
評価が、他方では鋳型板内の温度野の或いは鋳型の運動
のパスタイム挙動の評価が結び付けられて算定される。
【0016】上記の課題は、本発明による装置にあって
は以下のようにして、即ちこの装置が以下の要素 −振動のための少なくとも一つの加速度計、 −鋳型板内の多数のサーモ要素、 −ストランド振動を検知するためのリニアカメラ、 −連続鋳造速度に関する速度測定装置、 −振動加速に関する評価電子機器、 −鋳型板内の温度測定のための評価電子機器、 −ストランドの振動のための評価電子機器、 −中央の評価計算ユニット、 −早期警告信号発生装置、 を備えた測定装置と評価装置であることによって解決さ
れる。
【0017】以下に添付した図面に図示した発明の実施
の態様につき本発明を詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の態様】図1は、鋼材を連続鋳造する際に
湯漏れを早期に検知するための装置、特に本発明による
方法を実施するための装置であり、この装置は銅板2,
3により形成されていてかつ振動発生装置5により微細
な振動が与えられる組立て鋳型1を備えている。
【0019】この装置は以下の要素、即ち鋳型1の振動
に関する少なくとも一つの加速度計10、鋳型板2と3
内の多数の熱電気対、ストランドの振動を検知するため
のリニアカメラ12連続鋳造速度に関する速度測定装置
13、振動加速に関する評価電子機器20、温度測定に
関する評価電子機器21、ストランドの振動に関する評
価電子機器22、中央の評価計算ユニット30、早期警
告信号発生装置13を有している測定兼評価装置を備え
ている。
【0020】評価計算ユニット30が個々の評価電子機
器ユニット20〜22から得られる測定データから湯漏
れ危険を示すデータ組合せを読取ると直ちに、この評価
計算ユニットは早期警告のためにパルスを形成し、この
パルスを更に信号発生装置31に与える。この信号発生
装置31自体は、例えば鋳造速度13の低減のための或
いは潤滑材40の装填量を増量するための調節部材に対
して作用する−その作用方向は参照符号100で示した
が−ことにより防御処置を開始する。
【0021】更に、図1は溶鋼41を装填するための円
筒形の浸漬管4と鋳型1の下側から流出する−その周面
に明白に認められる振動マーク7を備えている−ストラ
ンド6が示されている。鋳型1の四つの隅点には加速度
計10.1から10.4が設けられており、鋳型1の上
側と不動に結合されている。これらの加速度計には測定
導線15.1から15.4が設けられており、これらの
測定導線は評価電子機器20が接続されている。更に、
この評価電子機器20には、測定導線25.1と25.
2とを備えている振動発生装置5が接続されており、こ
れにより振動発生装置5の強制的に誘導された振動励起
と異なる鋳型運動のパスタイム挙動内の障害で把握され
る。
【0022】リニアカメラ12により振動マークとして
の画像把握の結果は評価電子機器22の測定導線12.
1で更に送られ、この評価電子機器自体はモジュール信
号を更に中央の評価ユニット30に導く。銅製の鋳型壁
2の幅広側板内にはその中に内蔵されている多数の温度
関知装置11が認められる。この温度関知装置の測定デ
ータは多心の測定導線11.1を介して測定兼評価電子
機器21に与えられ、その評価の後信号は更に中央の評
価ユニット30に導かれる。多心の測定導線11.1と
言う概念は、個々の熱電対11が個別の測定結果を更に
測定導線11.1の個別の心線を介して測定兼評価電子
機器21に与え、これにより例えば冷却された板の温度
分布の局所的な均一性或いは不均一性を特定化すること
を意味する。
【0023】更に、鋳型板2,2.1当たりの鋳型冷却
水の温度差測定が、湯漏れの早期検知の評価と確率の向
上のため一緒に考慮される。この場合、鋳型板2,2.
1と3,3.1当たりの積分された値も、幅広側2a−
z;2.1a−zの場合の部分的に積分された値も考慮
される。図2には二つのオシログラムAとBとを示し
た。オシログラムAは、例えば鋳型とストランド間の摩
擦の一様性にあって障害が生じた結果による、鋳型1の
パスタイム−挙動における障害の典型的な経過を示して
いる。これに比して、オシログラムBは鋳造ストランド
6の相互の振動挙動を示している。鋳型の内壁と形成す
るストランド凝固殻間の滑り摩擦係数が急激に悪化した
と仮定して、形成される振動が多くの作業を誘起し、従
って一定な周波数にあって鋳型1の振幅は初期にH1
らH2 に低下するが、一方同時に多くの静摩擦によりス
トランド6のストランド凝固殻が強力に振動を励起さ
れ、従ってその元々の振幅h1 がh2 に増大し、従って
評価電子機器は確実に潤滑挙動内の障害を分析し、結果
として高い部分摩擦接触の現示する。
【0024】図3は、障害を伴うことなく正常に経過し
た鋳型の振動に関するオシログラムCと、障害を伴わな
い正常なストランドの振動に関するオシログラムDを示
している。参照記号C1で鋳型の異様な振動を示した。
参照記号D1でストランドの異様な振動を示した。鋳型
の正常な振動Cとストランドの正常な振動D間の斜線で
示したフイールドC−Dにより、鋳型とストランド凝固
殻との間に正常な潤滑挙動、即ち正常な、構成上期待し
得る部分摩擦接触が存在していることを了解することが
可能である。これとは異なって、斜線で示したフイール
ドC1−D1は湯漏れの判断基準を示している。何故な
ら、鋳型とストランド凝固殻との間の異様な潤滑挙動
(潤滑の欠如)或いは部分摩擦接触の増大が、高い確率
をもってフイールドC1−D1方向へのフイールドC−
Dの変化を誘起しているからである。
【0025】この場合、例えば早期警告信号発生装置3
1は、調節部材100に命令を与えることにより、例え
ば鋳造速度13を例えば連続鋳造設備のロール駆動機構
により減速し、同時に潤滑材付与装置40を効果的な潤
滑が行なわれるように調節する。鋳造速度の時間に即応
した制御される減速は、2分の最大時間に関して50%
−100%行なわれる。このようにして目的に正確に適
合した早期警告により、溶鋼の実際の湯漏れを確実に阻
止することが可能となる。湯漏れが阻止されると、スト
ランドの加速が基準速度へと調節される。
【0026】
【発明の効果】本発明により、連続鋳造設備にあって差
し迫った溶鋼の湯漏れが確実に早期に検知され、これに
より鋼材の生産率が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実施するための装置の図で
ある。
【図2】一様性における阻害が生じた際の鋳型とストラ
ンドの振動運動のオシログラムである。
【図3】湯漏れの著しい傾向が現示されている振動オシ
ログラムである。
【符号の説明】
1 組立鋳型 2,2.1 (幅広側)銅板 2 a−z 幅広側の温度差測定 2.1a−z 幅広側の温度差測定 3,3.1 (幅狭側)銅板 4 浸漬管 5 振動発生装置 6 鋳造ストランド 7 振動マーク 10.1−10.4 加速度計 11 熱電対 12 リニヤカメラ 12.1 リニヤカメラの測定導線 13 速度測定装置 15.1−15.4 測定導線 16 温度差測定のための(幅広側)銅板の熱電対 16.1 温度差測定のための(幅広側)銅板の熱電対
のための導線 20 振動加速に関する評価電子機器 21 温度測定に関する評価電子機器 22 ストランド振動に関する評価電子機器 23 温度差測定に関する評価電子機器 25.1;25.2 振動発生器の評価電子機器 30 中央評価計算ユニット 31 早期警告信号発生装置 40 潤滑材付与装置 41 溶鋼 100 調節部材 A 鋳型オシログラム B ストランドオシログラム H1 障害を伴うことのない鋳型の振幅 H2 障害後の鋳型の振幅 h1 障害を伴うことのないストランドの振幅 h2 障害後のストランドの振幅 C 正常な鋳型の運動のオシログラム D 正常なストランドの運動のオシログラム C1 異様な鋳型の運動のオシログラム D1 異様なストランドの運動のオシログラム C−D 正常な潤滑挙動のもしくは正常な部分力の判断
基準 C1−D1 湯漏れ早期検知の判断基準

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 作業パラメータ、例えば銅板内の時間
    的な局部の温度分布を連続的に測定し、得られる測定値
    を比較し、かつ分析して行う様式の、銅板により形成さ
    れている振動型鋳型を使用して鋼材を連続鋳造する際に
    湯漏れを早期に検知するための方法において、差し迫っ
    た湯漏れの傾向の兆候を目的に正しく適応した判断の確
    率を高めるため、比較されるべき二つの測定データを互
    いに、および第三の測定系列の少なくとも一つの測定デ
    ータと結び付けて算定し、特にオンラインにより分析す
    ることを特徴とする湯漏れを早期に検知するための方
    法。
  2. 【請求項02】 第三の測定系により、鋳型と鋳造スト
    ランド間の潤滑の効果の度合に応じる摩擦に依存した部
    分摩擦接触を、鋳型下方における鋳型振動とストランド
    振動とを比較測定することにより測定し、測定データを
    温度分布並びにパスタイム挙動から得られる測定データ
    と結び付けて算定し、その結果を計算機により分析する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項03】 鋳型の振動とストランドの振動の比較
    測定を、鋳型およびストランドの異なる周面領域で行う
    ことを特徴とする請求項1或いは2に記載の方法。
  4. 【請求項04】 鋳型およびストランドの色々な周面領
    域に生じる、摩擦の一様性における障害を、ストランド
    周面とストランド幅にわたる比較測定により特定するこ
    とを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記
    載の方法。
  5. 【請求項05】 鋳型の振動およびこの振動と比較され
    るストランドの振動を特に、鋳型の四つの隅点で測定
    し、続けて比較し,その際障害を評価電子機器内で得ら
    れた測定データを分析して検知し、湯漏れを現示する所
    定の信号と比較し、湯漏れの傾向が認められたら湯漏れ
    を阻止する処置を開始することを特徴とすることを特徴
    とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の方
    法。
  6. 【請求項06】 鋳型板(2,2.1;3,3.1)当
    たりの入側と出側間の鋳型冷却水の温度差の測定をまと
    めて、部分的におよび鋳型幅広側(2、2歩1)毎にま
    とめて行うことを特徴とする請求項1から5までのいず
    れか一つに記載の方法。
  7. 【請求項07】 湯漏れ阻止のための処置として特に鋳
    造速度の減速および/または潤滑材の添加量或いは組成
    の変更を行うことを特徴とする請求項1から6までのい
    ずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項08】 ストランドの振動の観察をリニアカメ
    ラを使用して行うことを特徴とする請求項1から7まで
    のいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項09】 銅板(2,3)により形成されていて
    かつ振動発生装置(5)により振動運動させられる組立
    て鋳型(1)により鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを早
    期に検知するための装置において、この装置が以下の要
    素 −振動のための少なくとも一つの加速度計(10.1−
    10.4)、 −鋳型板内の多数のサーモ要素(11)、 −ストランドの振動を検知するためのリニアカメラ(1
    2)、 −連続鋳造速度に関する速度測定装置(13)、 −振動加速に関する評価電子機器(20)、 −鋳型板内の温度測定のための評価電子機器(21)、 −ストランドの振動のための評価電子機器(22)、 −中央の評価計算ユニット(30)、 −早期警告信号発生装置(31) を備えた測定兼評価装置であることを特徴とする連続鋳
    造における湯漏れを早期に検知するための装置。
  10. 【請求項10】 測定兼評価装置が付加的に、鋳型幅広
    側(2,2.1)全体にわたる温度差測定(a−z)の
    ための熱電対(16)を備えていることを特徴とする請
    求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 早期警告信号発生装置(31)が、特
    に目標に即応して制御されて鋳造速度の減速を行わせる
    調節部材(100)と結合されていることを特徴とする
    請求項9或いは10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 早期警告信号発生器(31)と調節部
    材(100)との結合部内にタイマーが設けられている
    ことを特徴とする請求項9から11までのいずれか一つ
    に記載の装置。
JP10162408A 1997-06-16 1998-06-10 振動型鋳型を使用して鋼材を連続鋳造する際に湯漏れを早期に検知するための方法および装置 Withdrawn JPH1177264A (ja)

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DE19725433A DE19725433C1 (de) 1997-06-16 1997-06-16 Verfahren und Vorrichtung zur Durchbruchfrüherkennung beim Stranggießen von Stahl mit einer oszillierenden Kokille
DE19725433:0 1997-06-16

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JPH1177264A true JPH1177264A (ja) 1999-03-23

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KR (1) KR19990006983A (ja)
AT (1) ATE226860T1 (ja)
DE (2) DE19725433C1 (ja)
DK (1) DK0885675T3 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019013927A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 Jfeスチール株式会社 鋳型振動監視方法及びブレークアウト監視方法

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