JPH1177116A - 高疲労強度鋼管の製造方法 - Google Patents
高疲労強度鋼管の製造方法Info
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Abstract
張強さ600MPa以上の高強度鋼管の製造方法を提供する。 【解決手段】 C:0.30%超〜0.60%を含有し、Si、M
n、Al量を適正範囲とする組成の素材鋼管を400 〜750
℃の温度範囲で累積縮径率20%以上の絞り圧延を施すこ
とにより、組織が微細化し、高強度で、かつ強度と延性
がバランスよく向上し、さらに疲労強度が高くなる。C
u、Ni、Cr、MoあるいはNb、Ti、B、VあるいはREM 、C
aのうちから必要に応じ添加してもよい。
Description
係り、とくに耐疲労特性に優れた鋼管の製造方法に関す
る。
度、延性に加えて、耐疲労特性にすぐれていることが要
求されてきた。従来、焼入れ−焼戻し、高周波焼入れや
浸炭等の熱処理を施し、とくに表面付近の強度を高め、
あるいはNi、Cr、Mo等の高価な合金元素を多量添加し
て、疲労強度を確保してきた。
の方法では、溶接性が劣化し、しかもコスト高となる問
題があった。本発明は、上記した問題を有利に解決し、
高延性で、耐疲労特性に優れた引張強さ600MPa以上の高
疲労強度鋼管の製造方法を提案することを目的とする。
度と靱性をともに向上させる方法について鋭意検討した
結果、フェライト再結晶域での絞り圧延を施すことによ
り、鋼管の組織が微細化され、フェライト粒、パケット
サイズおよび析出物が微細化し、高強度と高延性を兼ね
備え、さらに疲労強度も増加することを新規に見い出し
た。
れたものである。すなわち、本発明は、重量%で、C:
0.30%超〜0.60%、Si:1.5 %以下、Mn:2.0 %以下、
Al:0.001 〜0.10%を含有し、残部Feおよび不可避的不
純物よりなる組成の素材鋼管を加熱また均熱したのち、
圧延温度:400 〜750 ℃で累積縮径率:20%以上の絞り
圧延を施すことを特徴とする引張強さ600MPa以上の高疲
労強度鋼管の製造方法であり、前記素材鋼管の加熱また
は均熱を400 〜750 ℃の温度範囲とするのが好ましく、
また、前記絞り圧延を潤滑下での圧延とするのが好まし
く、また、前記絞り圧延後、500 〜750 ℃で焼戻すのが
好ましい。
で、C:0.30%超〜0.60%、Si:1.5%以下、Mn:2.0
%以下、Al:0.001 〜0.10%を含み、さらにCu:1%以
下、Ni:2%以下、Cr:2.0 %以下、Mo:1.0 %以下の
うちから選ばれた1種または2種以上を含有する組成と
してもよく、また、前記組成を、重量%で、C:0.30%
超〜0.60%、Si:1.5 %以下、Mn:2.0 %以下、Al:0.
001 〜0.10%を含み、さらにNb:0.1 %以下、V:0.3
%以下、Ti:0.2 %以下、B:0.004 %以下のうちから
選ばれた1種または2種以上を含有する組成としてもよ
く、また、前記組成を、重量%で、C:0.30%超〜0.60
%、Si:1.5 %以下、Mn:2.0 %以下、Al:0.001 〜0.
10%を含み、さらにREM:0.02%以下、Ca:0.01 %以下の
うちから選ばれた1種または2種を含有する組成として
もよく、また、前記組成を、C:0.30%超〜0.60%、S
i:1.5 %以下、Mn:2.0 %以下、Al:0.001 〜0.10%
を含み、さらにCu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2.0
%以下、Mo:1.0 %以下のうちから選ばれた1種または
2種以上、Nb:0.1 %以下、V:0.3 %以下、Ti:0.2
%以下、B:0.004 %以下のうちから選ばれた1種また
は2種以上を含有する組成としてもよく、また、前記組
成を、重量%で、C:0.30%超〜0.60%、Si:1.5 %以
下、Mn:2.0 %以下、Al:0.001 〜0.10%を含み、さら
にNb:0.1 %以下、V:0.3 %以下、Ti:0.2 %以下、
B:0.004 %以下のうちから選ばれた1種または2種以
上、REM:0.02%以下、Ca:0.01 %以下のうちから選ばれ
た1種または2種を含有する組成としてもよく、また、
前記組成を、重量%で、C:0.30%超〜0.60%、Si:1.
5 %以下、Mn:2.0 %以下、Al:0.001 〜0.10%を含
み、さらにCu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2.0 %以
下、Mo:1.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種
以上とREM:0.02%以下、Ca:0.01 %以下のうちから選ば
れた1種または2種を含有する組成としてもよく、ま
た、前記組成を、C:0.30%超〜0.60%、Si:1.5 %以
下、Mn:2.0 %以下、Al:0.001 〜0.10%を含み、さら
にCu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2.0 %以下、Mo:
1.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種以上、N
b:0.1 %以下、V:0.3 %以下、Ti:0.2 %以下、
B:0.004 %以下のうちから選ばれた1種または2種以
上、REM:0.02%以下、Ca:0.01 %以下のうちから選ばれ
た1種または2種を含有する組成としてもよい。
る。素材鋼管の製造方法については、高周波電流を利用
した電気抵抗溶接法による電気抵抗溶接鋼管(電縫鋼
管)、オープン管両エッジ部を固相圧接温度域に加熱し
圧接接合する固相圧接鋼管、鍛接鋼管、およびマンネス
マン式穿孔圧延による継目無鋼管いずれも好適に使用で
きる。
説明する。 C:0.30%超〜0.60% Cは基地中に固溶あるいは炭化物として析出し、鋼の強
度を増加させる元素であり、また、硬質な第2相として
微細に析出したセメンタイト、パーライト、ベイナイト
等が強度、靱性の向上に寄与する。引張強さ600MPa以上
の所望の強度を確保するためには、Cは、0.30%超の含
有を必要とするが、0.60%を超えて含有すると延性が劣
化する。このため、Cは0.30%超〜0.60%の範囲に限定
した。
し鋼の強度を増加させる。この効果は、好ましくは0.01
%以上、より好ましくは0.1 %以上の含有で認められる
が、1.5 %を超える含有は延性を劣化させる。このこと
から、Siは1.5%以下に限定した。なお、好ましくは、S
iは0.01〜1.5 %である。
析出を促進する。所望の強度を確保するためおよび炭化
物の微細析出のためには0.01%以上含有するのが好まし
いが、2.0 %を超えると延性が劣化する。このようなこ
とから、Mnは2.0 %以下に限定した。なお、好ましくは
0.4 〜1.6 %である。
微細化のためには、少なくとも0.001 %以上の含有を必
要とするが、0.10%を超えると酸素系介在物量が増加し
清浄度が低下する。このため、Alは0.001 〜0.10%の範
囲に限定した。なお、好ましくは0.015 〜0.06%であ
る。
ぎに述べる合金元素群を単独あるいは複合して添加して
もよい。Cu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2.0 %以
下、Mo:1.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種
以上 Cu、Ni、Cr、Moはいずれも、鋼の焼入性を向上させ、強
度を増加させる元素であり、必要に応じ1種または2種
以上を添加できる。しかし、Cuは多量添加すると熱間加
工性が劣化するため、1%を上限とした。Niは強度増加
とともに靱性をも改善するが、2%を超えて添加しても
効果が飽和し経済的に高価となるため、2%を上限とし
た。Cr、Moは多量添加すると溶接性、延性が劣化するう
えコスト的に高価となるため、それぞれ2%、1%を上
限とした。なお、好ましくはCu:0.1 〜0.6 %、Ni:0.
1 〜1.0 %、Cr:0.1 〜1.5 %、Mo:0.05〜0.5 %であ
る。
2 %以下、B:0.004 %以下のうちから選ばれた1種ま
たは2種以上 Nb、V、Ti、Bは、炭化物、窒化物または炭窒化物とし
て析出し、結晶粒の微細化と高強度化に寄与する元素で
あり、特に高温に加熱される溶接部で、溶接時の加熱過
程で粒の粗大化を防止する効果もあり、必要に応じ1種
または2種以上添加できる。しかし、多量添加すると、
溶接性と延性が劣化するため、Nbは0.1%、Vは0.3
%、Tiは0.2 %、Bは0.004 %をそれぞれ上限とした。
なお、好ましくはNb:0.005 〜0.05%、V:0.05〜0.1
%、Ti:0.005 〜0.10%、B:0.0005〜0.002 %であ
る。
から選ばれた1種または2種 REM 、Caは、いずれも介在物の形状を調整し加工性を向
上させる作用を有しており、さらに、硫化物、酸化物ま
たは硫酸化物として析出し、高温に加熱される溶接接合
部で接合部の硬化を防止する作用をも有し、必要に応じ
1種以上添加できる。REM :0.004 %未満、Ca:0.001
%未満ではこの作用による効果が少ないため、REM :0.
004 %以上、Ca:0.001 %以上とするのが好ましいが、
REM :0.02%、Ca:0.01%を超えると介在物が多くなり
すぎ清浄度が低下し、延性が劣化する。
および不可避的不純物からなる。不可避的不純物として
は、N:0.010 %以下、O:0.006 %以下、P:0.025
%以下、S:0.020 %以下が許容される。 N:0.010 %以下 Nは、Alと結合して結晶粒を微細化するに必要な量、0.
010 %までは許容できるが、それ以上の含有は延性を劣
化させるため、0.010 %以下に低減するのが好ましい。
なお、より好ましくは、Nは0.002 〜0.006 %である。
け低減するのが好ましいが、0.006 %までは許容でき
る。 P:0.025 %以下 Pは、粒界に偏析し、延性と靱性を劣化させるため、で
きるだけ低減するのが好ましいが、0.025 %までは許容
できる。
だけ低減するのが好ましいが、0.020 %までは許容でき
る。本発明では、上記した組成の素材鋼管を用いて鋼管
を製造する。つぎに、本発明の鋼管の製造方法について
説明する。
0 ℃に加熱または均熱する。加熱または均熱温度が750
℃を超えると、表面性状が劣化するとともに、加熱また
は均熱時にオーステナイトが増加して結晶粒が粗大化す
る。このため、素材鋼管の加熱または均熱温度は750 ℃
以下とするのが好ましい。また、加熱または均熱温度が
400 ℃未満では、好適な圧延温度を確保できないため、
加熱または均熱温度は400 ℃以上とするのが好ましい。
される。絞り圧延方法は、レデューサと称される複数の
孔型圧延機による絞り圧延が好適である。本発明の実施
に好適な設備列の1例を図1に示す。図1では、孔型ロ
ールを有する複数のスタンドの絞り圧延装置21が示され
ている。圧延機のスタンド数は、素材鋼管径と製品管径
の組み合わせで適宜決定される。孔型ロールは、通常公
知の2ロール、3ロールあるいは4ロールいずれでも好
適に適用できる。
定するものではないが、加熱炉、あるいは誘導加熱によ
るのが好ましい。なかでも誘導加熱方式が加熱速度が大
きく、生産能率あるいは結晶粒の成長を抑制する点から
好ましい。絞り圧延の圧延温度は、フェライト再結晶温
度域の750 〜400 ℃の範囲とする。フェライト再結晶温
度域での圧延によりフェライト粒あるいはベイナイト、
マルテンサイトのパケットが加工され再結晶により組織
が微細化されるとともに、この圧延温度域で導入される
加工歪により、炭化物の析出が促進され炭化物が微細析
出する。
フェライト粒の成長が著しくなり延性が低下する。一
方、圧延温度が400 ℃未満では青熱脆性により脆化し圧
延中に材料が破断する恐れがある。さらに、圧延温度が
400 ℃未満では材料の変形抵抗が増大し圧延が困難とな
るほか、再結晶が不十分となり加工歪が残存しやすくな
る。このため、絞り圧延の圧延温度は、750 〜400 ℃の
範囲に限定した。なお、好ましくは600 〜700 ℃であ
る。
する。累積縮径率(=(素材鋼管外径−製品鋼管外径)
/(素材鋼管外径)×100 %)が20%未満では、再結晶
による結晶粒の微細化あるいは析出物の微細析出が不十
分であり、高強度で、延性・靱性に富み、耐疲労特性に
優れた鋼管とならない。また、造管速度も遅く生産能率
が低い。このため、本発明では累積縮径率を20%以上と
した。なお、累積縮径率が60%以上では、加工硬化によ
る強度増加に加えて組織の微細化が顕著となる。このこ
とから、累積縮径率は60%以上とするのがより好まし
い。
率が5%以上の圧延パスを少なくとも1パス以上含む圧
延とするのが好ましい。絞り圧延の1パスあたりの縮径
率が5%未満では、再結晶による結晶粒の微細化が不十
分である。また、5%以上では、加工発熱による温度上
昇が認められ圧延温度の低下を防止できる。なお、1パ
スあたりの縮径率は、動的再結晶が認められ、結晶粒微
細化に効果がある7%以上とするのがより好ましい。
力状態の圧延加工となり、著しい結晶粒微細化効果を得
ることができる。これに対し、鋼板の圧延においては、
圧延方向に加え、板幅方向(圧延直角方向)にも自由端
が存在し、1軸応力状態における圧延加工であり、結晶
粒微細化に限界がある。また、本発明では、絞り圧延は
潤滑下での圧延とするのが好適である。絞り圧延を潤滑
下での圧延(潤滑圧延)とすることにより、厚み方向の
歪分布が均一となり、結晶粒径の分布が厚み方向で均一
となる。無潤滑圧延では、剪断効果によって材料表面層
部のみに歪が集中し、厚み方向の結晶粒が不均一となり
やすい。潤滑圧延は、通常公知の、鉱油あるいは鉱油に
合成エステルを混合した圧延油を用いて行えばよく、圧
延油をとくに限定する必要はない。
る。冷却方法は、空冷でよいが、粒成長を少しでも抑え
る目的で急冷装置24を用いて水冷、あるいはミスト冷
却、強制空冷等通常公知の冷却方法が適用可能である。
冷却速度は好ましくは10℃/sec 以上とするのが好まし
い。なお、本発明では、絞り圧延装置21の入側あるいは
絞り圧延装置21の途中に冷却装置26を設置し、温度調節
を行ってもよい。
表2に示す温度に誘導加熱コイルで加熱したのち、3ロ
ール構造の絞り圧延機で表2に示す圧延条件で製品管と
した。なお、素材鋼管は継目無鋼管および電縫鋼管とし
た。
製ビレットを加熱し、マンネスマンマンドレルミルで造
管し、φ110 ×t2.0mm の鋼管とした。電縫鋼管は、表
1に示す組成の鋼素材を、熱間圧延、冷間圧延により2.
0 mm厚の帯鋼としたのち、成形ロール群からなる成形加
工装置によりオープン管として、誘導加熱により、φ11
0 ×t2.0mm の電縫鋼管とした。
し、その結果を表2に示す。引張特性は、JIS 11号試験
片を用いた。なお、伸びの値は、試験片のサイズ効果を
考慮して、El=El0 ×(√(a0/a))0.4 (ここに、El
0 :実測伸び、a0:292mm2、a:試験片断面積(mm
2 ))を用いて求めた換算値を使用した。疲労試験は、
片持ち式両振り疲労試験(繰返し速度:20Hz)を実施
し、疲労強度を求めた。疲労強度は、耐久回数が106 回
になる応力とした。なお、試験片は製品管のままの実管
試験片を用いた。
No.6、No.8、No.11 、No.12 )は、引張強さ600MPa以上
であり、かつ強度と延性がバランスよく向上し、さらに
疲労強度も高くなっている。一方、比較例(No.3、No.
4、No.7、No.9、No.10 、No.13 )は、延性が低く、強
度と延性のバランスが悪く、また疲労強度も低下してい
る。
疲労試験結果を図2に示す。本発明例のNo.1は、同一耐
久回数で比較して、比較例のNo.4に比べ高い強度を示し
ている。
有し、強度と延性がバランスよく向上するうえ、耐疲労
特性が向上し、構造部材としての信頼性がより向上する
という産業上格別の効果を奏する。
図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 重量%で、 C:0.30%超〜0.60%、 Si:1.5 %以下、 Mn:2.0 %以下、 Al:0.001 〜0.10% を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなる組成の
素材鋼管を加熱また均熱したのち、圧延温度:400 〜75
0 ℃で累積縮径率:20%以上の絞り圧延を施すことを特
徴とする引張強さ600MPa以上の高疲労強度鋼管の製造方
法。 - 【請求項2】 前記素材鋼管の加熱または均熱を400 〜
750 ℃の温度範囲とすることを特徴とする請求項1に記
載の鋼管の製造方法。 - 【請求項3】 前記絞り圧延が潤滑下での圧延であるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の鋼管の製造方
法。 - 【請求項4】 前記組成に加えて、さらに重量%で、 Cu:1%以下、Ni:2%以下、Cr:2.0 %以下、Mo:1.
0 %以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有
することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
載の鋼管の製造方法。 - 【請求項5】 前記組成に加えて、さらに重量%で、 Nb:0.1 %以下、V:0.3 %以下、Ti:0.2 %以下、
B:0.004 %以下のうちから選ばれた1種または2種以
上を含有することを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載の鋼管の製造方法。 - 【請求項6】 前記組成に加えて、さらに重量%で、 REM:0.02%以下、Ca:0.01 %以下のうちから選ばれた1
種または2種を含有することを特徴とする請求項1ない
し5のいずれかに記載の鋼管の製造方法。
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JP23696397A JP3330522B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 高疲労強度鋼管の製造方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1177116A true JPH1177116A (ja) | 1999-03-23 |
JP3330522B2 JP3330522B2 (ja) | 2002-09-30 |
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Cited By (4)
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-
1997
- 1997-09-02 JP JP23696397A patent/JP3330522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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