JPH1177059A - 下水処理システム - Google Patents

下水処理システム

Info

Publication number
JPH1177059A
JPH1177059A JP23509497A JP23509497A JPH1177059A JP H1177059 A JPH1177059 A JP H1177059A JP 23509497 A JP23509497 A JP 23509497A JP 23509497 A JP23509497 A JP 23509497A JP H1177059 A JPH1177059 A JP H1177059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewage treatment
treatment system
treated water
flow path
water flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23509497A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kimura
信一 木村
Shinichi Hanawa
伸一 塙
Jun Yoshikawa
潤 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23509497A priority Critical patent/JPH1177059A/ja
Publication of JPH1177059A publication Critical patent/JPH1177059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のシステムに比して磁気分離効率を高める
ことができ、それにより処理能率の向上、設備設置上で
の小スペース化および低ランニングコスト化を可能と
し、実用面で優れた効果が発揮できる下水処理システム
を提供する。 【解決手段】下水処理用の処理水流路に大小の浮遊物質
および生化学的物質等の除去設備を配置する下水処理シ
ステムにおいて、処理水流路31の前段に設置される浮
遊物質除去設備である前段沈殿池の代替または一部代替
として、超電導コイル33を用いた磁気分離装置を設置
する。磁気分離装置の電磁コイルを超電導化したことに
より、コイルの電気抵抗が零のため投入電力が小さて済
み、ランニングコストを大幅に低減することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や工場等から
排出される汚水等を浄化処理するための下水処理システ
ムに係り、特に超電導コイルを用いた磁気分離装置を適
用して大小の浮遊物質および生化学的物質等を効率よ
く、かつ低コストで除去することができる下水処理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭や工場等から排出する汚水等
を浄化処理する下水処理システムとして、例えば図2に
示すように、処理水流路1に、前段(最初)沈殿池2、
エアレーションタンク3、後段(最終)沈殿池4、砂濾
過5等を順次に設置し、これらの各工程で下水を浄化し
た後に放出するシステムが知られている。
【0003】この下水処理システムでは、まず最初に、
図示しない沈砂池に下水を流入させて大きなゴミをスク
リーンで取除くとともに、土砂類を底に沈めて取除く。
次に、最初沈殿池2で約2時間かけ、細かい浮遊物質
(SS)を沈殿させて分離する。その後、エアレーショ
ンタンク3で微生物入りの活性汚泥を加え、空気を吹込
みながら6〜8時間かけて掻き混ぜる。この間に、水に
溶解している生化学的物質である酸素、りん、窒素等が
微生物に吸収され、水や炭酸ガス等に分解される。さら
に繁殖した微生物の周りには、細かい浮遊物質が付着し
て沈殿しやすい塊となる。
【0004】最終沈殿池4では約2時間かけ、その前段
のエアレーションタンク3で形成された塊を沈殿させ
る。さらに砂濾過5では、最終沈殿池4で分離できない
微小な浮遊物質を砂の中を通すことにより分離する。
【0005】ところで、このような従来の下水処理シス
テムでは、各沈殿池2,4等で重力沈殿を行うために、
大きな処理スペースを必要とし、また処理には長時間を
要する。しかも、近年では下水の富栄養化が進んでお
り、リン等の生化学的物質を処理するためのエアレーシ
ョンタンクの負荷が大きくなって性能限界に近付いてい
る。
【0006】そこで最近では、これらの各工程に磁気分
離装置を適用することが考えられている。図3は、下水
処理システムを構成する最初沈殿池2、エアレーション
タンク3、最終沈殿池4、砂濾過5等の一つの工程に、
磁気分離装置を適用した例を示している。
【0007】すなわち、図3に示すシステムでは、処理
水流路11に磁性金属等によって構成されたフィルタ材
12が配置されており、このフィルタ材12の周囲に電
磁コイル13が設けられ、この電磁コイル13に電源装
置14から直流電流を供給するようになっている。フィ
ルタ材12は磁界内で磁化されて磁界勾配を生じる材料
によって構成され、例えば強磁性金属製の多孔板、金
網、細線、粒子等が適用される。
【0008】そして、電源装置14から電磁コイル13
に供給される電流によって処理水流路11内に電界が形
成され、フィルタ材12部位に処理水が導入されると、
フィルタ材12を通過するときに処理水中の磁性物質が
高磁界勾配によって吸引力を受け、フィルタ材に吸着さ
れる。磁性物質が分離除去された後の処理水は、次工程
に送られる。
【0009】なお、図3には示していないが、処理水流
路11の上流ラインに鉄粉等の磁性粒子および凝集剤を
投入する装置を設けることも考えられている。この装置
から磁性粒子および凝集材を処理水中に供給することに
より、処理水中の非磁性の懸濁物質を、磁性粒子を核と
する凝集粒子(フロック)化し、フィルタ材12を通過
させるときに、フロック毎吸着させて非磁性物質を分離
除去することができる。
【0010】なお、フィルタ材12に吸着物質が一定以
上堆積すると磁界勾配が減少するため磁気分離効率が低
下したり、処理水流路11に目詰りが生じたりする。こ
のため、処理水流路11の堆積物を洗浄除去する必要が
あり、図3に示した下水処理システムでは、フィルタ材
浄化のための逆洗設備が設けられている。
【0011】すなわち、フィルタ材の前後に上流弁15
および下流弁16が設けられ、処理水流路11を閉状態
とすることが可能となっている。また、処理水流路11
のフィルタ材12と上流弁15との間に排水用の分岐管
17が設けられ、この分岐管17に排水弁18が設けら
れるとともに、分岐管17の先端には排水タンク19が
接続されている。一方、処理水流路11のフィルタ材1
2と下流弁16との間には、逆洗水タンク20が逆洗水
供給管21を介して接続されている。逆洗水供給配管2
1には逆洗弁22が設けられている。
【0012】そして、逆洗が必要となった場合には、電
磁コイル12をオフにして磁場を零にし、処理水流路1
1の上,下流弁15,16を閉じるとともに、逆洗弁2
2および排水弁18を開とする。これにより逆洗水タン
ク20から逆洗水をフィルタ材12に逆流させる。この
逆洗水により、フィルタ材12に堆積している吸着物質
を分離除去して処理水流路11の上流側に流動させ、分
岐配管17を介して排水タンク19に導入するものであ
る。このような洗浄を行う間は、処理水の流通を停止し
なければならないため、効率的な磁気分離が行えるよう
に、逆洗等の洗浄操作に要する時間が短く、かつ洗浄イ
ンターバルは長いことが望ましい。
【0013】なお、処理水流路11の洗浄設備としては
他に、高圧空気やスチームを逆洗用として処理水流路に
導入するものも提案されている。
【0014】このように、磁気分離装置を適用した場合
には、吸着力のオン・オフが電気的であり、フィルタ交
換が不要であること、圧力損失が小さいため大量処理が
可能であること等の利点がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の磁気分離装置では、電磁コイル13として常電
導コイルを適用している。このため、電磁コイル13で
は低磁場(5000G以下)しか発生することができな
い。したがって、下水処理システムに適用するには性能
的に劣り、実際に適用しようとすると、磁性粒子を大量
に添加しなければ必要な処理性能が得られず、装置規模
が大きくなって広い設置スペースを必要とする等の問題
がある。
【0016】また、常電導コイルを用いた磁気分離装置
を適用したシステムでは、電磁コイル13に常時大電力
を供給する必要があり、ランニングコストが極めて高く
なる等、実用面での問題も生じる。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、従来のシステムに比して磁気分離効率を高める
ことができ、それにより処理能率の向上、設備設置上で
の小スペース化および低ランニングコスト化を可能と
し、実用面で優れた効果が発揮できる下水処理システム
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、下水処理用の処理水流路に大
小の浮遊物質および生化学的物質等の除去設備を配置し
た下水処理システムにおいて、前記処理水流路の前段に
設置される浮遊物質除去設備である前段沈殿池の代替ま
たは一部代替として、超電導コイルを用いた磁気分離装
置を設置することを特徴とする下水処理システムを提供
する。
【0019】請求項2の発明では、下水処理用の処理水
流路に大小の浮遊物質および生化学的物質等の除去設備
を配置した下水処理システムにおいて、前記処理水流路
に設置される生化学的物質除去設備であるエアレーショ
ンタンクの代替または一部代替として、超電導コイルを
用いた磁気分離装置を設置することを特徴とする下水処
理システムを提供する。
【0020】請求項3の発明では、下水処理用の処理水
流路に大小の浮遊物質および生化学的物質等の除去設備
を配置した下水処理システムにおいて、前記処理水流路
の後段に設置される浮遊物質除去設備である後段沈殿池
の代替または一部代替として、超電導コイルを用いた磁
気分離装置を設置することを特徴とする下水処理システ
ムを提供する。
【0021】請求項4の発明では、下水処理用の処理水
流路に大小の浮遊物質および生化学的物質等の除去設備
を配置した下水処理システムにおいて、前記処理水流路
の後段に設置される微小物質除去設備である砂濾過の代
替または一部代替として、超電導コイルを用いた磁気分
離装置を設置することを特徴とする下水処理システムを
提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る下水処理シス
テムの一実施形態について図1を参照して説明する。な
お、本実施形態は、処理水流路の前段に設置される浮遊
物質除去設備である前段沈殿池の代替または一部代替と
して適用したものである。
【0023】図1は、本実施形態のシステム構成を示す
系統図である。この図1に示すように、本実施形態の下
水処理システムでは、処理水流路31中、従来システム
における前段沈殿池に相当する部位に、磁性金属等によ
って構成されたフィルタ材32が配置されている。この
フィルタ材32は磁界内で磁化されて磁界勾配を生じる
材料によって構成され、例えば強磁性金属製の多孔板、
金網、細線、粒子等が適用されている。
【0024】フィルタ材32の周囲には電磁コイル33
が設けられ、この電磁コイル33に電源装置34から直
流電流を供給するようになっている。本実施形態では、
この電磁コイル33が、超電導材料によって構成されて
おり、その超電導材料としては、例えばNbTi、Nb
Sn等が適用されている。NbTiは−264K、Nb
Snは−11Kで超電導となることから、この超電導材
料によって構成された電磁コイル33は、図示しないが
冷却装置によって所定の低温まで冷却されるようになっ
ている。その冷却装置で用いる冷却材としては、例えば
液体ヘリウムが適用される。
【0025】フィルタ材32の前後には、上流弁35お
よび下流弁36が設けられ、処理水流路を閉状態とする
ことが可能となっている。
【0026】そして、処理水流路31の上流弁35の上
流側のラインには、鉄粉等の磁性粒子投入用の磁性粒子
タンク37、および凝集剤投入用の凝集剤タンク38
が、投入配管39を介して接続されている。凝集剤とし
ては、例えばポリ塩化アルミニウム(PAC)等が適用
される。
【0027】なお、処理水流路31のフィルタ材32と
上流弁35との間には排水用の分岐管40が設けられ、
この分岐管40に排水弁41が設けられるとともに、分
岐管40の先端には排水タンク42が接続されている。
一方、処理水流路31のフィルタ材32と下流弁36と
の間には、逆洗水タンク43が逆洗水供給管44を介し
て接続されている。逆洗水供給配管44には逆洗弁45
が設けられている。
【0028】次に作用を説明する。
【0029】本実施形態の下水処理システムでは、冷却
装置によって電磁コイル33を所定の温度まで冷却し、
その電磁コイル33を超電導状態、すなわち抵抗零の状
態とする。この状態で電源装置34から電磁コイル33
に電流を供給する。一旦、電磁コイル33に電流が供給
されると、その電磁コイル33が超電導状態となってい
るため、その後は電源装置34からの電流の供給を停止
する。
【0030】この電流停止状態において、電磁コイル3
3を冷却し続けることにより、処理水流路31内には電
界が形成される。フィルタ材32の部位に処理水が導入
されると、フィルタ材32を通過するときに処理水中の
磁性物質が高磁界勾配によって吸引力を受け、フィルタ
材32に吸着される。この場合、本実施形態では電磁コ
イル33が超電導コイルによって構成されていることか
ら、超電導コイルの作る磁場によって、フィルタ材32
には大きな磁場勾配が生じる。したがって、フィルタ材
32への磁性浮遊物質の吸着量は大量となり、かつ高速
処理が可能となる。
【0031】また、本実施形態では、磁性粒子タンク3
7から鉄粉等の磁性粒子が投入配管39を介して処理水
流路31に投入されるとともに、凝集剤タンク38から
凝集剤が投入配管39を介して処理水流路31に投入さ
れる。したがって、処理水中に混入または溶解している
非磁性物質等の懸濁物質が磁性粒子を核とする凝集粒子
(フロック)となり、高磁界勾配による吸引力によって
フィルタ材32に効率よく吸着され、容易にトラップさ
れる。つまり、フロック毎吸着されるので、非磁性の物
質の分離除去も容易に行われる。なお、本実施形態では
凝集剤としてポリ塩化アルミニウム(PAC)等を用い
ることにより、溶解しているリン等の生化学的物質も容
易に凝集してフロックされる。これにより、最初沈殿池
(図2における符号2参照)の代替として適用した本実
施形態においても、従来のエアレーション(図2におけ
る符号3参照)の機能を兼備したものとなり、効率よい
懸濁物質の除去機能が発揮できるものとなる。
【0032】また、本実施形態では磁気分離装置の電磁
コイル33を超電導化したことにより、コイルの電気抵
抗が零のため投入電力が小さて済み、ランニングコスト
を大幅に低減することが可能となる。一例として、常電
導コイルを用いた従来のシステムの試算値が、イニシャ
ルコスト150万円(電源含む)、ランニングコスト
3.0百万円/月(コイルへの供給電力)とすると、こ
れに比較して本実施形態による超電導コイルを用いたシ
ステムでは、イニシャルコストについては従来と略同様
の150万円/月(電源含む)であるが、ランニングコ
ストについては、0.3百万円/月(冷凍電力と液体ヘ
リウムのコストを含む)となり、ランニングコストを大
幅に低減することができる。
【0033】また、本実施形態では高磁場(5000G
以上)が得られるため、磁性粒子タンク37からの磁性
粒子の添加量が少なくても高処理性能が得られ、この点
からも低コスト化が図れるようになる。
【0034】したがって、本実施形態によれば、磁気分
離装置を適用した場合の利点、すなわち吸着力のオン・
オフが高速で容易に行え、かつフィルタ交換が不要であ
ること、圧力損失が小さいため大量処理が可能であるこ
と等の利点を有効に活用することができ、実用上で優れ
た効果が得られるものとなる。
【0035】なお、本実施形態においても、フィルタ材
32に吸着物質が一定以上堆積すると磁界勾配が減少す
るため磁気分離効率が低下したり、処理水流路31に目
詰りが生じたりする。このため、処理水流路31の堆積
物を洗浄除去する必要がある。
【0036】逆洗が必要となった場合には、例えば冷却
装置の稼働を停止させ、電磁コイル33による磁場を零
にして、処理水流路31の上,下流弁35,36を閉じ
る。これとともに、逆洗弁45および排水弁41を開と
する。これにより逆洗水タンク43から逆洗水をフィル
タ材32に逆流させる。この逆洗水により、フィルタ材
32に堆積している吸着物質を分離除去して処理水流路
31の上流側に流動させ、分岐配管40を介して排水タ
ンク42に導入する。逆洗後は弁開閉状態を前記と逆と
し、冷却装置を再稼働させて電磁コイル33による磁場
を復帰させればよい。したがって、逆洗後の再処理運転
も容易、かつ迅速に行える。
【0037】なお、以上の実施形態では、本発明の下水
処理システムを、処理水流路の前段に設置される浮遊物
質除去設備である最初沈殿池の代替または一部代替とし
て適用したが、本発明は、他の設備としても適用するこ
とができる。
【0038】例えば、処理水流路に設置される生化学的
物質除去設備であるエアレーションタンクの代替または
一部代替として適用することも可能である。
【0039】また、処理水流路の後段に設置される浮遊
物質除去設備である最終沈殿池(図2における符号4参
照)の代替または一部代替として適用することも可能で
ある。
【0040】さらに、処理水流路の後段に設置される微
小物質除去設備である砂濾過(図2における符号5参
照)の代替または一部代替として適用することも可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】以上で詳述したように、本発明に係る下
水処理システムよれば、超電導コイルを用いた磁気分離
装置の適用により、従来のシステムに比して磁気分離効
率を高めることができ、それにより処理能率の向上、設
備設置上での小スペース化および低ランニングコスト化
を可能とし、実用面で優れた効果を発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す系統図。
【図2】従来の一般的な下水処理システムを示す系統
図。
【図3】常電導コイルを使用した従来の下水処理システ
ムを示す系統図。
【符号の説明】
31 処理水流路 32 フィルタ材 33 電磁コイル 34 電源装置 35 上流弁 36 下流弁 37 磁性粒子タンク 38 凝集剤タンク 39 投入配管 40 分岐管 41 排水弁 42 排水タンク 43 逆洗水タンク 44 逆洗水供給管 45 逆洗弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下水処理用の処理水流路に大小の浮遊物
    質および生化学的物質等の除去設備を配置する下水処理
    システムにおいて、前記処理水流路の前段に設置される
    浮遊物質除去設備である前段沈殿池の代替または一部代
    替として、超電導コイルを用いた磁気分離装置を設置す
    ることを特徴とする下水処理システム。
  2. 【請求項2】 下水処理用の処理水流路に大小の浮遊物
    質および生化学的物質等の除去設備を配置した下水処理
    システムにおいて、前記処理水流路に設置される生化学
    的物質除去設備であるエアレーションタンクの代替また
    は一部代替として、超電導コイルを用いた磁気分離装置
    を設置することを特徴とする下水処理システム。
  3. 【請求項3】 下水処理用の処理水流路に大小の浮遊物
    質および生化学的物質等の除去設備を配置した下水処理
    システムにおいて、前記処理水流路の後段に設置される
    浮遊物質除去設備である後段沈殿池の代替または一部代
    替として、超電導コイルを用いた磁気分離装置を設置す
    ることを特徴とする下水処理システム。
  4. 【請求項4】 下水処理用の処理水流路に大小の浮遊物
    質および生化学的物質等の除去設備を配置した下水処理
    システムにおいて、前記処理水流路の後段に設置される
    微小物質除去設備である砂濾過の代替または一部代替と
    して、超電導コイルを用いた磁気分離装置を設置するこ
    とを特徴とする下水処理システム。
JP23509497A 1997-08-29 1997-08-29 下水処理システム Pending JPH1177059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23509497A JPH1177059A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 下水処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23509497A JPH1177059A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 下水処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1177059A true JPH1177059A (ja) 1999-03-23

Family

ID=16980981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23509497A Pending JPH1177059A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 下水処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1177059A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1683764A1 (en) * 2003-08-07 2006-07-26 Niki Glass Co., Ltd. Waste water treatment system by superconductive magentic separation
CN102757115A (zh) * 2012-07-23 2012-10-31 四川环能德美科技股份有限公司 磁棒式转盘废水处理设备
CN103553189A (zh) * 2013-10-29 2014-02-05 四川环能德美科技股份有限公司 浸没式磁环分离设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1683764A1 (en) * 2003-08-07 2006-07-26 Niki Glass Co., Ltd. Waste water treatment system by superconductive magentic separation
EP1683764A4 (en) * 2003-08-07 2010-02-17 Niki Glass Co Ltd SYSTEM FOR TREATING SEWAGE-SEPARATED WATER USING A SUPERCONDUCTING MAGNET
CN102757115A (zh) * 2012-07-23 2012-10-31 四川环能德美科技股份有限公司 磁棒式转盘废水处理设备
CN102757115B (zh) * 2012-07-23 2015-10-14 四川环能德美科技股份有限公司 磁棒式转盘废水处理设备
CN103553189A (zh) * 2013-10-29 2014-02-05 四川环能德美科技股份有限公司 浸没式磁环分离设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5944986A (en) Liquid purification apparatus
US20060289357A1 (en) Method and system for removing solutes from a fluid using magnetically conditioned coagulation
JPS6230597A (ja) 汚水の生物学的処理の際にバイオマスから清澄液を分離する方法
JPWO2005014486A1 (ja) 超伝導磁気分離による廃水処理システム
CN106746137A (zh) 一种处理含油石墨废水的磁分离方法与装置
JPH02290290A (ja) 廃水の磁気的固液分離方法
CN101274219A (zh) 一种有效延长膜使用寿命的中水处理工艺改进方法
US2232294A (en) Process for treating liquids
Oberteuffer et al. High gradient magnetic filtration of steel mill process and waste waters
CN101935129A (zh) 一种利用超导高梯度磁场的转炉浊环水处理方法
US2125846A (en) Magnetic sewage clarification
RU2422383C2 (ru) Комплекс сорбционной очистки загрязненных вод
JPH1177059A (ja) 下水処理システム
JPH10192620A (ja) 磁気分離処理システムおよびこのシステムを用いた廃液処理システム、磁気分離処理方法および廃液処理方法
JP2000262924A (ja) 超電導磁気分離システム
JPH09117618A (ja) 浄化装置
CN208292808U (zh) 一种自来水净化装置
JP2000117142A (ja) 超電導磁気分離システム
JP2005007358A (ja) 磁気分離装置
KR100385417B1 (ko) 하수 및 오수내 비오디의 고도처리장치
JP2002113470A (ja) 懸濁水の高速ろ過分離方法及び装置
JP3334067B2 (ja) 磁気分離装置と磁気分離装置を備えた水処理装置
JP4088018B2 (ja) 浄化装置
JP2001224907A (ja) 高度処理対応型凝集沈殿・急速ろ過装置
JPH10118518A (ja) 磁気分離浄化装置