JPH1176783A - 撹拌装置 - Google Patents

撹拌装置

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JPH1176783A
JPH1176783A JP9239893A JP23989397A JPH1176783A JP H1176783 A JPH1176783 A JP H1176783A JP 9239893 A JP9239893 A JP 9239893A JP 23989397 A JP23989397 A JP 23989397A JP H1176783 A JPH1176783 A JP H1176783A
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stirring blade
stirring
chamber
blade
liquid
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JP9239893A
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Isao Tsuyuki
勇夫 露木
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F27/00Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
    • B01F27/05Stirrers
    • B01F27/11Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
    • B01F27/19Stirrers with two or more mixing elements mounted in sequence on the same axis
    • B01F27/192Stirrers with two or more mixing elements mounted in sequence on the same axis with dissimilar elements
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    • B01F27/861Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis co-operating with deflectors or baffles fixed to the receptacle the baffles being of cylindrical shape, e.g. a mixing chamber surrounding the stirrer, the baffle being displaced axially to form an interior mixing chamber
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    • B01F27/80Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis
    • B01F27/91Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders with stirrers rotating about a substantially vertical axis with propellers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばハロゲン化銀写真乳剤の製造時等にお
ける撹拌混合処理における処理速度を向上させると同時
に処理品位を向上させること。 【解決手段】 撹拌槽4内に貯留された主成分液2中に
沈設される添加液混合チャンバー6内に装備される第1
の撹拌羽根31と第2の撹拌羽根32とを、互いに独立
に、かつ逆方向に回転駆動し、渦流の発生を抑制する構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッチ処理で液体
を撹拌混合する撹拌装置に関するもので、詳しくは、撹
拌混合処理における処理速度を向上させると同時に処理
品位を向上させる為の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バッチ処理で液体を撹拌混合するものの
中には、例えば、写真用感光材料としてのハロゲン化銀
写真乳剤がある。このハロゲン化銀写真乳剤は、主成分
液であるコロイド水溶液中に添加液である水溶性銀塩溶
液と水溶性ハロゲン化物溶液とを加えて撹拌混合するこ
とで生成することができる。
【0003】しかし、撹拌混合の際に、各添加液が濃度
の高いままであると、生成されるハロゲン化銀粒子が巨
大粒子の状態になってしまうという不都合が発生する。
また、このような添加液相互の反応で生成したハロゲン
化銀粒子が滞留すると、ハロゲン化銀粒子の均一な熟成
が妨げられるだけでなく、生成するハロゲン化銀写真乳
剤の均質化が損なわれるという問題が生じる。
【0004】即ち、ハロゲン化銀写真乳剤の生成に使用
する撹拌装置では、添加液を瞬間的に希釈し、撹拌混合
して粒径の小さなハロゲン化銀粒子を生成させること、
そして、生成したハロゲン化銀粒子は速やかに主成分液
であるコロイド水溶液中に均質に分散・熟成させるため
に主成分液の循環を促進すること等が重要な課題とな
る。
【0005】このような課題に応えるべく、従来、図6
及び図7に示す撹拌装置1が提案された。この撹拌装置
1は、本願出願人が特公昭55−10545号公報に開
示したもので、ハロゲン化銀写真乳剤を製造する際の主
成分液であるコロイド水溶液2を貯留する撹拌槽4と、
両端を開口した筒状をなすと共に内部にコロイド水溶液
2が充満する用に撹拌槽4内に貯留されているコロイド
水溶液2中に沈設された添加液混合チャンバー6と、該
チャンバー6の一方の開口8から該チャンバー6内に添
加液である水溶性銀塩溶液及び水溶性ハロゲン化物溶液
を供給する添加液供給管10,11と、チャンバー6内
で回転駆動される第1及び第2の2つの撹拌羽根13,
17とを具備した構成とされている。
【0006】チャンバー6は、両端の開口を上下方向に
向けてコロイド水溶液2中に沈設されている。そして、
第1の撹拌羽根13は、いわゆるパドル羽根で、図7に
示すように、チャンバー6内の下端の開口8寄りの位置
に装備されると共に、チャンバー6の中心軸線を回転中
心線として回転駆動されることによって主にチャンバー
6の周方向及び半径方向に流れる輻流を形成して、チャ
ンバー6内の液体を撹拌混合するもので、添加液を瞬間
的に希釈してから撹拌混合して粒径の小さなハロゲン化
銀粒子を生成させる役割を果たす。
【0007】一方、第2の撹拌羽根17は、図7に示す
ように、いわゆるジェット羽根で、チャンバー6内の上
端の開口15寄りの位置に装備されると共にチャンバー
6の中心軸線を回転中心線として回転駆動されることに
よってチャンバー6の中心軸線に沿って該チャンバー6
の下端の開口8から上端の開口15に向って流れる軸流
を形成して、第1の撹拌羽根13が撹拌混合した液をチ
ャンバー6の上端の開口15からチャンバー6外に流出
させると同時にチャンバー6外のコロイド水溶液2をチ
ャンバー6の下端の開口8からチャンバー6内に引き入
れる。即ち、第2の撹拌羽根17は、第1の撹拌羽根1
3が生成したハロゲン化銀粒子を速やかに撹拌槽4内の
コロイド水溶液(バルク液)2中に均質に分散・熟成さ
せるために撹拌槽4内のコロイド水溶液2の循環を促進
する役割を果たす。
【0008】以上の第1の撹拌羽根13,第2の撹拌羽
根17は、同一の回転軸19上に固設されており、該回
転軸19は撹拌槽4の蓋20の上に設置されたモータ2
1によって回転駆動される。なお、添加液供給管10,
11は、いずれも、チャンバー6の下端の開口8を提供
するチャンバー底壁23に穿設された供給孔25,26
を介して、開口8内に添加液を供給するようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した従
来の撹拌装置1の場合、第1の撹拌羽根13の形成する
輻流が第2の撹拌羽根17の形成する軸流を同一方向に
回転させ、チャンバー6及び撹拌槽4内に渦巻流(vorte
x)を形成し、空気を巻き込み、発泡撹拌となることがあ
り、撹拌槽4内のコロイド水溶液2の循環を設計通りに
得ることができず、その結果、ハロゲン化銀粒子をバル
ク液中に均質に分散・熟成させる性能が低下し、処理速
度の低下や処理品位の低下を招く虞があった。
【0010】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、主成分液の安定した循環によって、第1
の撹拌羽根で撹拌混合した液を主成分液中に均質に分散
させることができ、例えばハロゲン化銀写真乳剤の製造
時等における撹拌混合処理における処理速度を向上させ
ると同時に処理品位を向上させることのできる撹拌装置
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、貯
留された主成分液に所定量の添加液が加えられて攪拌さ
れる撹拌槽と、両端を開口した筒状をなし、撹拌槽内に
貯留された液中の沈設位置に配置された添加液混合チャ
ンバーと、チャンバー内の一方の開口側に配置され、チ
ャンバーの開口方向を回転中心として回転駆動され、主
にチャンバーの周方向及び半径方向に流れる輻流をチャ
ンバー内の液体に発生させる第1の撹拌羽根と、チャン
バー内の他方の開口側に配置され、チャンバーの開口方
向を回転中心として第1の撹拌羽根に対して独立に、か
つ逆方向に回転駆動され、チャンバーの開口方向に沿っ
て流れる軸流を輻流に対して発生させる第2の撹拌羽根
とを備える構成である撹拌装置により達成される。
【0012】また、上記撹拌装置において、第1の撹拌
羽根の回転駆動軸が第2の撹拌羽根の回転を行う駆動管
内で同軸で回転する構成とすることもできる。この場
合、第1の撹拌羽根の位置と第2の撹拌羽根の位置とを
入れ替えた構成とすることができる。さらに、第1の撹
拌羽根としてパドル又はタービン羽根を使用し、第2の
撹拌羽根としてジェット又はプロペラ羽根を使用しても
よい。一方、第2の撹拌羽根としてはジェット及びパド
ル又はタービン羽根2枚を使用することもできる。
【0013】本発明の上記構成によれば、同軸に配置さ
れた第1の撹拌羽根と第2の撹拌羽根とが、互いに独立
に、かつ逆方向に回転駆動されるため、第1の撹拌羽根
の形成した輻流は、第2の撹拌羽根が形成する逆向きの
輻流と相殺し合って、第1の撹拌羽根の形成した輻流が
第2の撹拌羽根の形成する軸流を同一方向に回転させる
ことを防ぐことができ、チャンバー内及び撹拌槽内撹拌
軸を中心に発生する渦巻流を防ぎ、発泡撹拌を防止する
ことができる。
【0014】したがって、第1の撹拌羽根の形成する輻
流によって添加液を主成分液中に瞬間的に希釈してから
撹拌混合すると同時に、該第1の撹拌羽根と同軸に配置
した第2の撹拌羽根では、第1の撹拌羽根の形成した輻
流の影響を受けずに設計通りに安定した軸流を形成し
て、該軸流によって形成する主成分液の安定した循環に
よって、第1の撹拌羽根で撹拌混合した液を主成分液中
に均質に分散させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図示実施形態により、本発
明を説明する。図1は、本発明に係る撹拌装置の一実施
形態の概略構成を示す断面図である。この一実施形態の
撹拌装置30は、図6及び図7に示した撹拌装置1を改
善したものである。
【0016】この一実施形態はハロゲン化銀写真乳剤を
製造する撹拌装置30であり、ハロゲン化銀写真乳剤を
製造する際の主成分液であるコロイド水溶液2を貯留す
る撹拌槽4と、両端を開口した筒状をなすと共に内部に
コロイド水溶液2が充満する用に、撹拌槽4内に貯留さ
れているコロイド水溶液2中に沈設されて支持シャフト
22に支持された添加液混合チャンバー6と、該チャン
バー6の一方の開口8から該チャンバー6内に添加液で
ある水溶性銀塩溶液及び水溶性ハロゲン化物溶液を供給
する添加液供給管10,11とを具備できる点は、従来
装置として記載している撹拌装置1と同様の構成とする
ことができる。
【0017】第1の撹拌羽根31は、図2及び図3に示
す用に平板形の4枚の羽根34を円筒状のボス部35の
周囲に十字状に配列したパドル羽根で、チャンバー6内
の下端の開口8寄りの位置に装備されると共に、チャン
バー6の中心軸線を回転中心線として回転駆動されるこ
とによって主にチャンバー6の周方向及び半径方向に流
れる輻流を形成して、チャンバー6内の液体の撹拌のた
めの乱流を促すものである。
【0018】一方、第2の撹拌羽根32は、図4及び図
5に示すように、円筒状のボス部37の周囲に推力を発
生する曲面状の4枚の羽根38を十字状に配列したジェ
ット羽根であり、チャンバー6内の上端の開口15寄り
の位置に装備され、チャンバー6の中心軸線を回転中心
線として回転駆動される。これによってチャンバー6の
中心軸線に沿って該チャンバー6の下端の開口8から上
端の開口15に向って流れる軸流を形成し、第1の撹拌
羽根31が撹拌混合した液をチャンバー6の上端の開口
15からチャンバー6外に流出させると同時にチャンバ
ー6外のコロイド水溶液2をチャンバー6の下端の開口
8からチャンバー6内に引き入れる。
【0019】即ち、第2の撹拌羽根32は、第1の撹拌
羽根31が生成したハロゲン化銀粒子を速やかに撹拌槽
4内のコロイド水溶液(バルク液)2中に均質に分散・
熟成させるために撹拌槽4内のコロイド水溶液2の循環
を促進する役割を果たす。さらに、図1では第2の撹拌
羽根32に関し、上記のジェット羽根の同一軸下部に第
1の撹拌羽根31と同様の形状のパドル羽根が備えられ
た構成となっている。この構成により、より撹拌作用を
増している。
【0020】ここで、第1の撹拌羽根31は、チャンバ
ー6の中心軸線上に垂設された中軸41の下端に固定さ
れ、該中軸41が撹拌槽4外に装備された第1のモータ
43によって左回転に回転駆動されるようになってい
る。また、第2の撹拌羽根32は、中軸41の外周に該
中軸41と相対回転自在に外嵌した円筒状の外軸45の
下端に固定され、該外軸45が撹拌槽4外に装備された
第2のモータ47によって右回転に回転駆動されるよう
になっている。
【0021】これら第1のモータ43と第2のモータ4
7とは軸受けユニット44及びカップリング46,48
によって図示していないフレームに軸中心を維持されつ
つ、同心回転の駆動部分として保持されている。さら
に、この駆動部分から伸びる中軸41,外軸45と、撹
拌槽4の対応する各軸とを連結するためにテーパーカッ
プリング42が配置されている。
【0022】即ち、第1の撹拌羽根31と第2の撹拌羽
根32とが、互いに独立に、かつ逆方向に回転駆動され
るようになっている。また、撹拌槽4は、撹拌槽4とチ
ャンバー6との上下方向の位置関係を調整し得るよう
に、図1に矢印(イ)で示す上下方向に昇降可能にされ
ている。
【0023】この様な撹拌羽根の組み合わせで、第1の
撹拌羽根31の形成した輻流は、第2の撹拌羽根32の
回転によって発生する逆向きの輻流と相殺し合う。これ
によって、第1の撹拌羽根31の形成した輻流で攪拌さ
れた液は、その攪拌状態をある程度保った状態で第2の
撹拌羽根32の形成する軸流によってチャンバー6から
排出される。従って、撹拌槽4内全体としての液の流れ
は、渦流の殆ど発生していない状態でチャンバー6の上
方から乱流の状態で排出され、そのまま撹拌槽4内壁を
辿ってチャンバー6に対して下方から吸入される。
【0024】したがって、第1の撹拌羽根31の形成す
る輻流によって添加液を主成分液中に瞬間的に希釈して
から撹拌混合すると同時に、該第1の撹拌羽根31と同
軸に配置した第2の撹拌羽根32では、第1の撹拌羽根
31の形成した輻流の影響を受けずに設計通りに安定し
た軸流を形成して、該軸流によって形成する主成分液の
安定した循環40によって、第1の撹拌羽根31で撹拌
混合した液を主成分液中に均質に分散させることがで
き、例えばハロゲン化銀写真乳剤の製造時等における撹
拌混合処理における処理速度を向上させると同時に処理
品位を向上させることができる。また、それぞれの撹拌
羽根31,32の形成する輻流成分が相殺し合うことに
よって、輻流による泡の発生も防止することができ、泡
の除去処理を後の処理工程から省いて、生産性の向上を
図ることもできる。
【0025】なお、本発明の撹拌装置は、前述したハロ
ゲン化銀写真乳剤の製造以外にも、種々の液体の撹拌混
合に利用できるものである。また、前述の一実施形態で
は、チャンバー6の開口の向きを上下方向にしている
が、撹拌混合する液体の性状や、撹拌の目的等に応じ
て、チャンバー6の設置向きは変更することが可能であ
る。更に、第1の撹拌羽根と第2の撹拌羽根との上下の
位置関係は入れ替えることができる。また、第1の撹拌
羽根としてパドル又はタービン羽根を使用し、第2の撹
拌羽根としてジェット又はプロペラ羽根を使用すること
もできる。更に、第2の撹拌羽根としてジェット及びパ
ドル又はタービン羽根2枚を使用することもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明の撹拌装置によれば、同軸に配置
された第1の撹拌羽根と第2の撹拌羽根とが、互いに独
立に、かつ逆方向に回転駆動されるため、第1の撹拌羽
根の形成した輻流は、第2の撹拌羽根が形成する逆向き
の輻流と相殺し合って、渦流の発生を抑えることができ
る。したがって、第1の撹拌羽根の形成する輻流によっ
て添加液を主成分液中に瞬間的に希釈してから撹拌混合
すると同時に、該第1の撹拌羽根と同軸に配置した第2
の撹拌羽根では、第1の撹拌羽根の形成した輻流の影響
を受けずに設計通りに安定した軸流を形成して、該軸流
によって形成する主成分液の安定した循環によって、第
1の撹拌羽根で撹拌混合した液を主成分液中に均質に分
散させることができ、例えばハロゲン化銀写真乳剤の製
造時等における撹拌混合処理における処理速度を向上さ
せると同時に処理品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撹拌装置の一実施形態の縦断面図
である。
【図2】本発明の一実施形態の撹拌装置に使用されてい
る第1の撹拌羽根の正面図である。
【図3】図2に示した第1の撹拌羽根の側面図である。
【図4】本発明の一実施形態の撹拌装置に使用されてい
る第2の撹拌羽根の正面図である。
【図5】図4に示した第2の撹拌羽根の側面図である。
【図6】従来の撹拌装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【図7】従来の撹拌装置の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
2 主成分液(コロイド水溶液) 4 撹拌槽 6 添加液混合チャンバー 8 一方の開口 10 添加液供給管 15 他方の開口 31 第1の撹拌羽根 32 第2の撹拌羽根 40 循環 41 中軸 43 第1のモータ 45 外軸 47 第2のモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯留された主成分液に所定量の添加液が
    加えられて攪拌される撹拌槽と、 両端を開口した筒状をなし、前記撹拌槽内に貯留された
    液中の沈設位置に配置された添加液混合チャンバーと、 前記チャンバー内の一方の開口側に配置され、前記チャ
    ンバーの開口方向を回転中心として回転駆動され、主に
    チャンバーの周方向及び半径方向に流れる輻流をチャン
    バー内の液体に発生させる第1の撹拌羽根と、 前記チャンバー内の他方の開口側に配置され、前記チャ
    ンバーの開口方向を回転中心として前記第1の撹拌羽根
    に対して独立に、かつ逆方向に回転駆動され、前記チャ
    ンバーの開口方向に沿って流れる軸流を前記輻流に対し
    て発生させる第2の撹拌羽根とを備えることを特徴とす
    る撹拌装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の撹拌羽根の回転駆動軸が前記
    第2の撹拌羽根の回転を行う駆動管内で同軸回転する構
    成であることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の撹拌羽根の位置と第2の撹拌
    羽根の位置とを入れ替えたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の撹拌装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の撹拌羽根としてパドル又はタ
    ービン羽根を使用し、前記第2の撹拌羽根としてジェッ
    ト又はプロペラ羽根を使用することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の撹拌装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の撹拌羽根としてジェット及び
    パドル又はタービン羽根2枚を使用することを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の撹拌装置。
JP9239893A 1997-09-04 1997-09-04 撹拌装置 Pending JPH1176783A (ja)

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US09/134,038 US6050720A (en) 1997-09-04 1998-08-14 Stirring apparatus with coaxial stirring impellers

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