JP2004066029A - 上下循環流案内面を有する流体撹拌装置 - Google Patents
上下循環流案内面を有する流体撹拌装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】上下循環流案内面を有する流体撹拌装置(A1、A2)は、実質的に、回転によって流体攪拌槽(11、31)内に上下循環流(13、33)を形成可能な回転羽根(14、34)と、回転羽根(14、34)の直後方に配置され外周面に上下循環流を案内する漏斗状の上下循環流案内面(16、36)を形成する上下循環流案内体(17、37)とを具備する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学プラント、セメント工場、土木現場、各種工場の廃液処理現場等において用いることができ、特に沈殿物を浮遊撹拌することができる上下循環流案内面を有する流体撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示すように、例えば、ベントナイト、水、その他の混合液原料からなる流体100を撹拌する流体攪拌槽101の底面102上には、流体を撹拌して混合液を製造するため用いられる流体撹拌装置Bが設置されている。流体撹拌装置Bは、実質的に、上昇流を形成するためのプロペラ等からなる回転羽根103と、回転羽根103を回転駆動するモータ等の回転駆動部104とを具備する。ここで、回転駆動部104は直筒形状を有する。
【0003】
上記した流体撹拌装置Bを用いた撹拌方法について説明すると、図4に示すように、回転駆動部104の駆動による回転羽根103の回転によって、流体攪拌槽101内の流体の一部が上昇流となり、その後、水平方向に放射状に拡散し、次に流体攪拌槽101の内側面105に沿って下降流となり、最後に流体攪拌槽101の底面102に沿って流体撹拌装置Bに向けて水平方向に移動し、再度上昇流となる。このように、回転羽根103の駆動によって、流体攪拌槽101内に上下循環流106が形成され、混合液原料からなる流体が撹拌されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の流体撹拌装置Bは、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即ち、図4から明らかなように、モータ等からなる回転駆動部104の外周面は単に直筒形状となっており、その外周面には撹拌案内面は形成されていない。そのため、上下循環流が流体攪拌槽101の底面102に沿って流体撹拌装置Bに向けて水平方向に移動し、再度上昇流を形成する際に、上下循環流106は回転駆動部104の外周面に衝突することになり、スムースな上昇流を形成することができず、流体攪拌槽101の全体においてもスムースな上下循環流106を形成することが困難となる。従って、図4に示すように、流体攪拌槽101の底面102上に混合原料の一部が沈殿物107として堆積したままとなり、十分な撹拌効率を得ることができなかった。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、回転羽根に向けてスムースな上昇流を形成でき、従って、流体攪拌槽内にスムースかつ安定した上下循環流を形成でき、混合原料等からなる流体を均一かつ十分に攪拌することができる上下循環流案内面を有する流体撹拌装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置は、流体攪拌槽内に配設され、回転によって流体攪拌槽内に上下循環流を形成可能な回転羽根と、流体攪拌槽の内部で回転羽根の直後方に配置され、回転羽根を回転駆動する回転駆動部と、流体攪拌槽の内部で回転羽根の直後方に配置され、回転駆動部を囲繞すると共に、外周面に上下循環流を案内する上下循環流案内面を形成する上下循環流案内体とを具備し、上下循環流案内面は、回転羽根に最も近接する部分が最小径を有し、回転羽根から最も離隔した部分が最大径を有する漏斗形状を有し、かつ、上下循環流案内面の最大径部は、流体攪拌槽の内面と実質的に連続する連続面を形成することを特徴とする。
【0007】
上記した構成によって、上下循環流が流体攪拌槽の底面に沿って流体撹拌装置に向けて水平方向に移動し、再度回転羽根への上昇流を形成する際に、上下循環流を、上下循環流案内体の外周面に形成した漏斗形状の上下循環流案内面に沿って移動することができる。従って、回転羽根へのスムースな上昇流を形成することができ、流体攪拌槽全体としてもスムースな上下循環流を形成することができる。従って、混合原料からなる流体を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌して流体攪拌槽の底面上に混合原料の一部が沈殿物として堆積するのを確実に防止することができ、また、沈殿物が堆積していたとしても、効果的に浮遊撹拌して混合原料からなる流体を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌することができる。
【0008】
また、上記した構成では、回転羽根の直後方に配置した上下循環流案内体の外周面に、回転羽根の直径と比較して大きな放射状面積を有する上下循環流案内面を形成することもでき、この場合、スムースな上下循環流をより容易かつ確実に形成することができる。また、このような上下循環流案内体を用いることによって、回転羽根及び回転駆動部を流体攪拌槽内に安定状態に設置することができる。
【0009】
上記した構成において、上下循環流案内体は回転駆動部の外壁によって形成することができる。この場合、回転駆動部の外壁を上下循環流案内体としても兼用することができるので、流体撹拌装置を安価に製作することができる。
【0010】
また、上記した構成において、上下循環流案内体は回転駆動部と別体の筒状体から形成することができる。この場合、撹拌される混合原料等からなる流体の特性に適合した上下循環流案内面を有する上下循環流案内体を回転駆動部に装着することができ、撹拌される混合原料等からなる流体の特性に応じた撹拌を行なうことができる。
【0011】
上記目的を達成するための本発明に係る他の上下循環流案内面を有する流体撹拌装置は、流体攪拌槽内に配設され、回転によって流体攪拌槽内に上下循環流を形成可能な回転羽根と、流体攪拌槽の外部に設置され、回転羽根を外部から回転駆動する回転駆動部と、流体攪拌槽内で回転羽根の直後方に配置され、外周面に上下循環流を案内する上下循環流案内面を形成する上下循環流案内体とを具備し、上下循環流案内面は、回転羽根に最も近接する部分が最小径を有し、回転羽根から最も離隔した部分が最大径を有する漏斗形状を有し、かつ、上下循環流案内面の最大径部は、流体攪拌槽の内面と実質的に連続する連続面を形成することを特徴とする。
【0012】
上記した構成によって、上下循環流が流体攪拌槽の底面に沿って流体撹拌装置に向けて水平方向に移動し、再度回転羽根への上昇流を形成する際に、上下循環流を、上下循環流案内体の外周面に形成した漏斗形状の上下循環流案内面に沿って移動することができる。従って、回転羽根へのスムースな上昇流を形成することができ、流体攪拌槽全体としてもスムースな上下循環流を形成することができる。従って、混合原料からなる流体を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌して流体攪拌槽の底面上に混合原料の一部が沈殿物として堆積するのを確実に防止することができ、また、沈殿物が堆積していたとしても、効果的に浮遊撹拌して混合原料からなる流体を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌することができる。
【0013】
さらに、上記した構成では、回転羽根の直後方に配置した上下循環流案内体の外周面に、回転羽根の直径と比較して大きな放射状面積を有する上下循環流案内面を形成することもでき、この場合、スムースな上下循環流をより容易かつ確実に形成することができる。また、このような上下循環流案内体を用いることによって、回転羽根を流体攪拌槽内に安定状態に設置することができる。
さらに、上記した構成では回転駆動部が流体攪拌槽の外部に設置されているので、回転駆動部のメンテナンスを容易に行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図に示す一実施例を参照して、本発明に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置について説明する。なお、図1は本発明の第1実施例に係る流体撹拌装置A1の流体攪拌槽内での設置状態を示す正面図、図2は流体撹拌装置の要部拡大断面図、図3は本発明の第2実施例に係る流体撹拌装置A2の流体攪拌槽内での設置状態を示す正面図である。
【0015】
(第1実施例)
図1を参照して、本実施例に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置A1の構成について説明する。
図示するように、例えば、ベントナイト、水、その他の混合液原料からなる流体10を撹拌する流体攪拌槽11の底面12上には、流体10を撹拌して混合液を製造するため用いられる流体撹拌装置A1が設置されている。
【0016】
流体撹拌装置A1は、実質的に、回転によって流体攪拌槽11内に上下循環流13を形成可能な回転羽根を形成するプロペラ14と、プロペラ14の後方(図示の実施例では直下方)に配置され、プロペラ14を回転駆動する回転駆動部を形成するモータ15と、モータ15を水密状態に囲繞すると共に、外周面に上下循環流を案内する上下循環流案内面16を形成する上下循環流案内体17とを具備する。
【0017】
図1及び図2に示すように、上下循環流案内面16は、プロペラ14に最も近接する部分がプロペラ14の直径より小さい最小径を有し、プロペラ14から最も離隔した部分がプロペラ14の直径より大きい最大径を有する漏斗形状を有し、かつ、上下循環流案内面16の最大径部は、流体攪拌槽11の内面を構成する底面12と実質的に連続する連続面を形成している。また、図2に示すように、漏斗形状を有する上下循環流案内面16は、その断面形状において、上下循環流案内体17の垂直軸線に向けて湾曲して形成されている。
【0018】
本実施例では、図2に示すように、上下循環流案内体17はモータ15の外壁によって形成されている。また、上下循環流案内体17の上端内部にはモータ15の出力軸18を回転自在に支承する軸受部19が形成されており、軸受部19を貫通した出力軸18の先端にプロペラ14が固着されている。
【0019】
上記した流体撹拌装置A1を用いた撹拌方法について説明すると、図1に示すように、モータ15の駆動によるプロペラ14の回転によって、流体攪拌槽11内の流体10の一部が上昇流となり、その後、水平方向に放射状に拡散し、次に流体攪拌槽11の内側面20に沿って下降流となり、最後に流体攪拌槽11の底面12に沿って流体撹拌装置A1に向けて水平方向に移動し、再度上昇流となり、上下循環流13を形成する。
【0020】
ここで、本実施例に係る流体撹拌装置A1は上記した構成を有することによって、上下循環流13が流体攪拌槽11の底面12に沿って流体撹拌装置A1に向けて水平方向に移動し、再度プロペラ14への上昇流を形成する際に、上下循環流13を、上下循環流案内体17の外周面に形成した漏斗形状の上下循環流案内面16に沿って移動することができる。また、上下循環流案内面16を上下循環流案内体17の垂直軸線に向けて湾曲して形成することによって、プロペラ14へのさらにスムースな上昇流を形成することができる。このように、プロペラ14へのスムースな上昇流を形成することができるので、流体攪拌槽11全体としてもスムースな上下循環流13を形成することができる。従って、混合原料からなる流体を流体攪拌槽11の全体にわたって均一かつ十分に撹拌して流体攪拌槽11の底面12上に混合原料の一部が沈殿物として堆積するのを確実に防止することができ、また、沈殿物が堆積していたとしても、効果的に浮遊撹拌して混合原料からなる流体10を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌することができる。
【0021】
また、本実施例では、プロペラ14の直後方に配置した上下循環流案内体17の外周面に、プロペラ14の直径と比較して大きな放射状面積を有する上下循環流案内面16を形成したので、スムースな上下循環流13をより容易かつ確実に形成することができる。また、このような上下循環流案内体17を用いることによって、プロペラ14及びモ−タ15を流体攪拌槽11内に安定状態に設置することができる。
【0022】
さらに、本実施例では、上下循環流案内体17はモータ15の外壁によって形成しているので、モータ15の外壁を上下循環流案内体17としても兼用することができ、流体撹拌装置A1を安価に製作することができる。なお、図示しないが、上下循環流案内体17はモータ15と別体の筒状体から形成することもできる。この場合、撹拌される混合原料等からなる流体10の特性に適合した上下循環流案内面16を有する上下循環流案内体17をモータ15に装着することができ、撹拌される混合原料等からなる流体10の特性に応じた撹拌を行なうことができる。
【0023】
(第2実施例)
図3を参照して、本実施例に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置A2の構成について説明する。
図示するように、例えば、ベントナイト、水、その他の混合液原料からなる流体30を撹拌する流体攪拌槽31の底面32には、流体30を撹拌して混合液を製造するため用いられる流体撹拌装置A2が設置されている。
【0024】
流体撹拌装置A2は、実質的に、回転によって流体攪拌槽31内に上下循環流33を形成可能な回転羽根を形成するプロペラ34と、流体攪拌槽31の外部に設置され、プロペラ34を外部から回転駆動する回転駆動部を形成するモータ35と、流体攪拌槽31内でプロペラ34の後方(図示の実施例では直下方)に配置され、外周面に上下循環流を案内する上下循環流案内面36を形成する上下循環流案内体37とを具備する。また、38はモータ35の出力軸であり、上下循環流案内体37を貫通して流体攪拌槽31内に伸延した伸延端にはプロペラ34が固着されている。
【0025】
図3に示すように、上下循環流案内面36は、プロペラ34に最も近接する部分が最小径を有し、プロペラ34から最も離隔した部分が最大径を有する漏斗形状を有し、かつ、上下循環流案内面36の最大径部は、流体攪拌槽31の内面と実質的に連続する連続面を形成している。また、図3に示すように、漏斗形状を有する上下循環流案内面36は、その断面形状において、上下循環流案内体37の垂直軸線に向けて湾曲して形成されている。
【0026】
本実施例に係る流体撹拌装置A2も上記した構成とすることによって、上下循環流33が流体攪拌槽31の底面32に沿って流体撹拌装置A2に向けて水平方向に移動し、再度プロペラ34への上昇流を形成する際に、上下循環流33を、上下循環流案内体37の外周面に形成した漏斗形状の上下循環流案内面35に沿って移動することができる。この場合、上下循環流案内面36を上下循環流案内体37の垂直軸線に向けて湾曲して形成することによって、さらに、プロペラ34へのスムースな上昇流を形成することができる。このように、プロペラ34へのスムースな上昇流を形成することができるので、流体攪拌槽31全体としてもスムースな上下循環流33を形成することができる。従って、混合原料からなる流体を流体攪拌槽31の全体にわたって均一かつ十分に撹拌して流体攪拌槽31の底面32上に混合原料の一部が沈殿物として堆積するのを確実に防止することができ、また、沈殿物が堆積していたとしても、効果的に浮遊撹拌して混合原料からなる流体30を流体攪拌槽31の全体にわたって均一かつ十分に撹拌することができる。
【0027】
また、モータ35が流体攪拌槽31の外部に設置されているので、モータ35のメンテナンスを容易に行なうことができる。
【0028】
以上、本発明を幾つかの実施例を参照して説明してきたが、本発明は何ら実施例記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内においてなされ得る多様な変形例や変容例も含むものである。例えば、回転羽根はプロペラに限定されるものではなく、上昇流を発生することができるものであれば良く、例えば、周囲に傾斜羽根を取り付けた攪拌羽根や、インペラ等も用いることができる。また、図示の実施例では回転羽根及び回転駆動部は流体攪拌槽の底面に設置したが、上面や側面に取り付けることができることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明では、回転羽根の直後方に漏斗形状の上下循環流案内面を有する上下循環流案内体を配設したので、回転羽根への上昇流を形成する際に、上下循環流を、上下循環流案内体の外周面に形成した漏斗形状の上下循環流案内面に沿って移動することができる。従って、回転羽根へのスムースな上昇流を形成することができ、流体攪拌槽全体としてもスムースな上下循環流を形成することができる。従って、混合原料からなる流体を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌して流体攪拌槽の底面上に混合原料の一部が沈殿物として堆積するのを確実に防止することができ、また、沈殿物が堆積していたとしても、効果的に浮遊撹拌して混合原料からなる流体を流体攪拌槽の全体にわたって均一かつ十分に撹拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置の一部断面正面図。
【図2】本発明の第1実施例に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置の要部拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施例に係る上下循環流案内面を有する流体撹拌装置の一部断面正面図。
【図4】従来の上下循環流案内面を有する流体撹拌装置の一部断面正面図。
【符号の説明】
A1…上下循環流案内面を有する流体撹拌装置
A2…上下循環流案内面を有する流体撹拌装置
10…流体
11…流体攪拌槽
12…底面
13…上下循環流
14…プロペラ
15…モータ
16…上下循環流案内面
17…上下循環流案内体
18…出力軸
19…軸受部
20…内側面
30…流体
31…流体攪拌槽
32…底面
33…上下循環流
34…プロペラ
35…モータ
36…上下循環流案内面
37…上下循環流案内体
38…出力軸
Claims (4)
- 流体攪拌槽内に配設され、回転によって前記流体攪拌槽内に上下循環流を形成可能な回転羽根と、
前記流体攪拌槽の内部で前記回転羽根の直後方に配置され、前記回転羽根を回転駆動する回転駆動部と、
前記流体攪拌槽の内部で前記回転羽根の直後方に配置され、前記回転駆動部を囲繞すると共に、外周面に前記上下循環流を案内する上下循環流案内面を形成する上下循環流案内体とを具備し、
前記上下循環流案内面は、前記回転羽根に最も近接する部分が最小径を有し、前記回転羽根から最も離隔した部分が最大径を有する漏斗形状を有し、かつ、前記上下循環流案内面の最大径部は、前記流体攪拌槽の内面と実質的に連続する連続面を形成することを特徴とする上下循環流案内面を有する流体撹拌装置。 - 前記上下循環流案内体は前記回転駆動部の外壁から形成されることを特徴とする請求項1記載の上下循環流案内面を有する流体撹拌装置。
- 前記上下循環流案内体は前記回転駆動部と別体の筒状体から形成されることを特徴とする請求項1記載の上下循環流案内面を有する流体撹拌装置。
- 流体攪拌槽内に配設され、回転によって前記流体攪拌槽内に上下循環流を形成可能な回転羽根と、
前記流体攪拌槽の外部に設置され、前記回転羽根を外部から回転駆動する回転駆動部と、
前記流体攪拌槽内で前記回転羽根の直後方に配置され、外周面に前記上下循環流を案内する上下循環流案内面を形成する上下循環流案内体とを具備し、
前記上下循環流案内面は、前記回転羽根に最も近接する部分が最小径を有し、前記回転羽根から最も離隔した部分が最大径を有する漏斗形状を有し、かつ、前記上下循環流案内面の最大径部は、前記流体攪拌槽の内面と実質的に連続する連続面を形成することを特徴とする上下循環流案内面を有する流体撹拌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002225418A JP2004066029A (ja) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | 上下循環流案内面を有する流体撹拌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002225418A JP2004066029A (ja) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | 上下循環流案内面を有する流体撹拌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004066029A true JP2004066029A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32013046
Family Applications (1)
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JP2002225418A Pending JP2004066029A (ja) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | 上下循環流案内面を有する流体撹拌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004066029A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010285631A (ja) * | 2010-08-26 | 2010-12-24 | Nikkiso Co Ltd | ハロゲン含有プラスチック回収物の処理装置 |
JP2015091589A (ja) * | 2015-02-13 | 2015-05-14 | 佐竹化学機械工業株式会社 | 角形撹拌槽 |
CN107159000A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-09-15 | 海奥斯生物科技镇江有限公司 | 一种规模化抗原乳化设备 |
-
2002
- 2002-08-01 JP JP2002225418A patent/JP2004066029A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2015091589A (ja) * | 2015-02-13 | 2015-05-14 | 佐竹化学機械工業株式会社 | 角形撹拌槽 |
CN107159000A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-09-15 | 海奥斯生物科技镇江有限公司 | 一种规模化抗原乳化设备 |
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