JPH1175490A - コンバインの操縦台 - Google Patents

コンバインの操縦台

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Publication number
JPH1175490A
JPH1175490A JP24656597A JP24656597A JPH1175490A JP H1175490 A JPH1175490 A JP H1175490A JP 24656597 A JP24656597 A JP 24656597A JP 24656597 A JP24656597 A JP 24656597A JP H1175490 A JPH1175490 A JP H1175490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
cockpit
switch panel
operating platform
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24656597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisayuki Satoji
久幸 里路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP24656597A priority Critical patent/JPH1175490A/ja
Publication of JPH1175490A publication Critical patent/JPH1175490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバインの操作性を高める。操縦者の動き易
く、しかも計器類の見易い操縦台を構成する。 【解決手段】操縦席1の正面側でスイッチ類を配置のス
イッチパネル2と、横側でクラッチレバー類を配置のク
ラッチパネル3との間の隅部にあって、該操縦席1から
前方刈取装置4の穀稈引起装置5の横端部に亘る視線A
方向近くに起立して設けられる計器類を配置のメータボ
ックス6において、このメータボックス6の傾斜表示面
7の高さHを、該スイッチパネル2の前後幅Dよりも大
きくして設けたコンバインの操縦台の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバインの操
縦台に関し、穀稈引起装置を有した刈取装置と操縦席と
を備えたコンバインに利用しうる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】穀稈引起装置を有した
乗用形態のコンバインでは、操縦席から立ち上がって前
方の刈取装置の刈取状態を上側方から見ながら操縦する
ために、操縦者の前側への移動空間が広く、しかも操縦
台上各部の計器類の見易い形態であることを要する。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、操縦席1の
正面側でスイッチ類を配置のスイッチパネル2と、横側
でクラッチレバー類を配置のクラッチパネル3との間の
隅部にあって、該操縦席1から前方刈取装置4の穀稈引
起装置5の横端部に亘る視線A方向近くに起立して設け
られる計器類を配置のメータボックス6において、この
メータボックス6の傾斜表示面7の高さHを、該スイッ
チパネル2の前後幅Dよりも大きくして設けたコンバイ
ンの操縦台の構成とする。
【0004】
【発明の効果】コンバイン作業において、操縦者は操縦
席1から正面側のスイッチパネル2や横側のクラッチパ
ネル3等のスイッチ類やレバー類を操作しながら操縦す
る。このとき刈取装置4の穀稈引起装置5の横端部を見
ながら分草位置を確認するときは、この視線A方向下に
突出されるメータボックス6の表示面7が起立状態にあ
るために、この表示面7の計器類を視界におきながら操
向操作や刈取昇降操作等を行って、分草刈取操作を行い
易くすることができる。
【0005】しかも、このメータボックス6の表示面7
の高さHは、正面側のスイッチパネル2の前後幅Dより
も大きく設定するものであるから、スイッチパネル2部
には計器類を配置することなく、前後幅Dを狭く形成し
て、操縦席1正面のスイッチパネル2との間の操縦空間
を広くして、操縦者が起立して前側のスイッチパネル2
上方に乗出すようにして穀稈引起装置5の前側下部を覗
き込む姿勢がとり易くなる。更に、メータボックス6の
表示面7を大きくして計器類をまとめて設けることがで
き、見易くすることができる。
【0006】
【実施例】コンバインは、穀稈引起装置5を有した刈取
装置4と、この刈取装置4から搬送される穀稈を挾持搬
送するフィードチェン8及び挾扼杆9を有して穀稈の穂
部を扱胴10を有した脱穀室1に供給して脱穀する脱穀
装置12と、脱穀粒を収容するグレンタンク13と、操
縦席1及び操縦台14と等を、クローラ走行装置15の
車台16上に搭載した形態である。なお、該操縦席1や
操縦台14等を覆うキャビン搭載形態とするもよい。
【0007】17は穀稈引起装置5下端部の分草体、1
8は刈刃装置、19は刈取装置4を昇降するリフトシリ
ンダ、20は刈取穀稈を挾持して脱穀装置12へ搬送す
る穀稈移送装置、21は前記グレンタンク13の穀粒を
取出す排穀オーガである。22は脱穀排稈を搬送する排
稈チェン、23はこの排稈を結束する排稈結束装置であ
る。
【0008】前記操縦席1及び操縦台14等は、車台1
6の前端で前進方向に向かって右側部に配置され、刈取
装置4の穀稈移送装置20の横側に位置する。操縦席1
はエンジンルーム24を覆うエンジンカバー25上に設
けられ、この前側にはステップフロア26を設け、更に
前側には適宜高さの操縦台14のスイッチパネル2を配
置している。又、該操縦席1の横側にはクラッチパネル
3を配置して、操縦台14はこれらスイッチパネル2と
クラッチパネル3とによる平面視鈎形状乃至L字状の形
態としている。
【0009】前記スイッチパネル2は、操縦席1の正面
中央部を前側へ窪ませて前後幅Dを、これら左右両側端
部の前後幅よりも狭く形成している。このスイッチパネ
ル2の右端部の前後幅の広い部分には、中立位置から前
後方向の傾斜操作で刈取装置4の昇降を行わせ左右方向
の傾斜操作で走行方向を操作するパワステレバー27を
配置し、中央部の前後幅Dの狭い部分には、キースイッ
チ28、ウインカースイッチ29、刈取装置4各部やフ
ィードチェン8部等の各注油部に注油する注油スイッチ
30、警報ブザーを停止するブザー停止スイッチ31、
及び作業灯を点灯する作業灯スイッチ32等のスイッチ
類を配置している。41はこのスイッチパネル2上に沿
って左右に亘って架設したバーハンドルである。
【0010】又、前記クラッチパネル3には、HSTに
よる走行速を無段変速する主変速レバー33、その副変
速を行う副変速レバー34、スロットルレバー35、刈
取クラッチレバー36、脱穀クラッチレバー37、操向
旋回モードを切替える旋回モード切替レバー38、排穀
オーガ21を伝動する排穀クラッチレバー39、及び排
稈処理を排稈結束装置23か他の排稈ドロッパーに切替
える排稈切替レバー40等のレバー類を配置する。
【0011】前記メータボックス6は、操縦台14のス
イッチパネル2とクラッチパネル3との交差する隅部4
2上に配置されて、しかも前記操縦席1部から前方左端
寄りの穀稈引起装置5による穀稈の刈取案内部を見通す
視線Aの下部近くに位置して設けられる。このメータボ
ックス6は、スイッチパネル2やクラッチパネル3等の
上側に突出して設けられ、表示面7を操縦席1側に向け
て、操縦者と対面するように上向傾斜面の構成である。
【0012】この表示面7の高さHは、前記スイッチパ
ネル2の前後幅Dよりも大きくして、表示面7できるだ
け広く形成すると共に、タコメータ43や、ウインカー
ランプ44、燃料計45等を配置している。前記クラッ
チパネル3の外側に沿っては、内側に傾斜する操作パネ
ル46が形成されて、操作ダイヤル47等が配置され
て、透明なカバー48が開閉自在に設けられている。
【0013】前記脱穀装置12の前側で穀稈供給口49
にのぞませる供給漏斗50の下方に、オイルタンク51
とエアコンプレッサー52とを配置する。このオイルタ
ンク51は、走行伝動のためのミッションケース53上
に設けられたHST(油圧無段変速装置)を駆動するた
めのオイルを収容するもので、刈取装置4の刈取フレー
ム54を昇降自在に架設する刈取懸架ブラケット55の
後側に横方向に沿わせて取付けられる。このためオイル
タンク51は前後方向の厚さを狭く形成した形態として
いる。
【0014】又、前記コンプレッサー52は、キャビン
仕様時のキャビンルーム内の空調用のコンプレッサー
で、刈取懸架ブラケット55横側において、前記操縦席
1の下側に搭載されるエンジンEからベルト56を経て
伝動される。該オイルタンク51の後側で脱穀供給口下
の機壁57との間に車台16上に搭載される。このた
め、これらオイルタンク51と供給口機壁57との前後
間隔Lを広くして、コンプレッサー52の設置スペース
を広くすると共に、この間隔Lを通してのエンジンEか
らコンプレッサー52や脱穀装置12等各部への伝動ベ
ルト56,58等の調整等のメンテナンスが容易であ
る。
【0015】前記エンジンルーム24の外側部に位置す
るラジエータ59の下側には、このエンジンEのギヤケ
ース部から取出されてベルト60、及びベルトテンショ
ンクラッチ61によって伝動されるグレンタンク駆動軸
62が前後方向に亘って軸架される。このグレンタンク
駆動軸62の後端は、180度間隔に配置の咬合爪63
と64との咬合により後側のグレンタンク13底部の排
出オーガ65の前端と連動している。これら駆動軸62
の咬合爪63と排出オーガ65の咬合爪64とは、駆動
軸62の軸芯P1に対して排出オーガ65側の回転軸芯
P2を左右乃至上下にαだけ偏位させて設ける。
【0016】両咬合爪63,64の咬合は、図例のよう
に回転軸芯P1,P2が上下方向線Y上に沿って偏心し
ている形態では、このY方向線上に咬合爪63,64が
あるときは、相互に咬合って、いずれ位置の咬合爪6
3,64も遊び間隔はないが、回転位相がこれより90
度ずれたX方向線上に位置すると、偏心間隔αの咬合爪
63と64との間隔を生じうるため、左右いずれか一側
XRの咬合爪63が咬合爪64に咬合って排出オーガ6
5を駆動すると、他側XLの咬合爪63と64との間隔
は大きく開くこととなる。
【0017】このような駆動軸62の咬合爪63の回転
で、排出オーガ65の咬合爪64を駆動回転することに
よって、排出オーガ65が振動されて、グレンタンク1
3をも振動させる。従って、グレンタンク13内の穀粒
を、ブリッジ現象を少くして排穀オーガ21へ速やかに
排出させることができる。66は駆動軸62の軸受、6
7は排穀オーガ21のグレンタンク13への軸受、68
はこの排穀オーガ21の前端部を支持案内するガイドメ
タルで、排穀オーガ21はグレンタンク13と共に外方
へ展開できる。
【0018】なお、このグレンタンク13の搭載構成と
して、ダンパーを敷設する等により、弾性的に支持構成
すると効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】操縦台部の平面図と、その各部の断面図
【図2】その側面図
【図3】エンジンルーム部の側面図
【図4】その正面図
【図5】脱穀装置入口部の平面図と、側面図
【図6】グレンタンクのオーガ伝動機構部の側面図と、
その一部の作用を示す正面図
【図7】コンバインの側面図
【図8】その概略平面図
【符号の説明】
1 操縦席 2 スイッチパネル 3 クラッチパネル 4 刈取装置 5 穀稈引起装置 6 メータボックス 7 傾斜表示面 14 操縦台 42 隅部 A 視線 D 前後幅 H 高さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操縦席1の正面側でスイッチ類を配置の
    スイッチパネル2と、横側でクラッチレバー類を配置の
    クラッチパネル3との間の隅部にあって、該操縦席1か
    ら前方刈取装置4の穀稈引起装置5の横端部に亘る視線
    A方向近くに起立して設けられる計器類を配置のメータ
    ボックス6において、このメータボックス6の傾斜表示
    面7の高さHを、該スイッチパネル2の前後幅Dよりも
    大きくして設けたコンバインの操縦台。
JP24656597A 1997-09-11 1997-09-11 コンバインの操縦台 Pending JPH1175490A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24656597A JPH1175490A (ja) 1997-09-11 1997-09-11 コンバインの操縦台

Applications Claiming Priority (1)

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JP24656597A JPH1175490A (ja) 1997-09-11 1997-09-11 コンバインの操縦台

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JPH1175490A true JPH1175490A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17150312

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JP24656597A Pending JPH1175490A (ja) 1997-09-11 1997-09-11 コンバインの操縦台

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