JPH1174886A - 無線通信システム,送信装置,無線通信制御装置,受信装置,ならびに無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム,送信装置,無線通信制御装置,受信装置,ならびに無線通信方法

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JPH1174886A
JPH1174886A JP23117397A JP23117397A JPH1174886A JP H1174886 A JPH1174886 A JP H1174886A JP 23117397 A JP23117397 A JP 23117397A JP 23117397 A JP23117397 A JP 23117397A JP H1174886 A JPH1174886 A JP H1174886A
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transmission
information data
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Takehiro Sugita
武弘 杉田
Hisaki Hiraiwa
久樹 平岩
Takashi Usui
隆志 臼居
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Sony Corp
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    • H04L2012/6459Multiplexing, e.g. TDMA, CDMA

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線LANにおいて、等時データの遅延時間
を小さく抑えると共に、トラフィックの増減に影響され
ずに一定の伝送速度を確保する。 【解決手段】 情報データは、1フレーム内のTDMA
で伝送される。フレームは、制御データ伝送時間領域2
00と情報データ伝送時間領域201とからなる。領域
200で、各端末に対してポーリングが行なわれ、AC
Kとして伝送データの有無やレートが制御局に返され
る。制御局では、この情報に基づき各端末に対してチャ
ンネル割当を行なう。領域201のどの時間領域でデー
タ伝送を行なうかが、送信要求のあった各端末毎に割当
てられる。領域201では、非同期データと等時データ
との伝送が混在可能である。フレーム毎に予め割当てら
れた時間領域に対してデータ伝送が行なわれるので、ト
ラフィックの増減に影響されること無く、一定の伝送速
度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の端末間で
非同期データおよびアイソクロナス(Isochronous :等
時)データの伝送を行なうのに用いて好適な無線通信シ
ステム,送信装置,無線通信制御装置,受信装置,なら
びに無線通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの高機能化に伴い、複数の
コンピュータを接続してLAN(LocalArea Network) を
構成し、ファイルやデータの共有化を図ったり、電子メ
ールやデータの転送を行うことが盛んに行われている。
従来のLANは、光ファイバや同軸ケーブル、あるいは
ツィストペアケーブルを用いて、有線で各コンピュータ
が接続されている。
【0003】ところが、このような有線によるLANで
は、接続のための工事が必要であり、手軽にLANを構
築することが難しいと共に、有線によるLANでは、ケ
ーブルが煩雑になる。そこで、従来の有線方式によるL
ANの配線からユーザを解放するシスムとして、無線L
ANが注目されている。このシステムでは、非同期デー
タを伝送する際に、CSMA(Carrier Sense Multiple
Access) やポーリングを用いてデータ同士の衝突を回避
する。
【0004】図11および図12は、この従来技術によ
る無線データ通信の方法を概略的に示す。図11は、C
SMAによる通信の一例である。例えばパーソナルコン
ピュータと通信装置からなる各通信機は、通信に先立っ
て伝送経路上のキャリア信号の有無を感知し、この信号
が無ければ送信を行なうことができる。通信機Aは、伝
送経路上にキャリア信号が無かったためデータの送信を
開始する。一方、通信機Bは、伝送経路上に通信機Aの
キャリア信号を感知し、送信を行なわない。そして、所
定の乱数によって発生された時間t後に再びキャリア信
号の感知を行ない、キャリア信号が無ければ送信でき
る。CSMAでは、伝送経路上でデータの衝突が起こる
可能性がある。そのため、各通信機は、データの送信後
この衝突を監視し、衝突が起これば所定時間の経過後に
データの再送を行なう。CSMAでは、通信を制御する
ための制御局を特に必要としない。
【0005】図12は、ポーリングによる通信の一例で
ある。この方法では、通信を制御する制御局が設けら
れ、システムを構成する各通信機による通信の制御を行
なう。制御局は、各通信機に対して、送信するデータが
あるかどうかを順次問い合わせる。図12の例では、通
信機aに対して問い合わせた結果、送信するデータがあ
れば通信機aによる送信が行なわれる。この送信が終わ
ると、次に通信機bに対して問い合わせが行なわれ、送
信するデータがあれば通信機bによる送信が行なわれ
る。この方法では、伝送経路上でのデータの衝突は起こ
らない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
このような無線LANを介して音声,音楽,動画像デー
タといったデータの伝送を行なうことが要求されてい
る。このようなデータは、一般にデータサイズが大き
く、また、時間的な連続性が問題とされる。ところが、
上述したような従来のシステムによってこれらのデータ
を伝送しようとした場合、伝送経路のトラフィックの増
減によって、データの伝送速度が上下してしまうという
問題点があった。
【0007】伝送経路において他のデータ伝送が行なわ
れておらず、トラフィックが小さい場合は、所定の伝送
速度が確保され、問題なく伝送を行なうことができる。
しかしながら、伝送経路のトラフィックが大きい場合に
は、データの遅延が大きくなり、伝送速度が低下する。
そのため、この遅延を吸収するために、受信側には非常
に大きなバッファが必要とされる。また、場合によって
は、データが途切れてしまうといった事態も生ずる。こ
の場合には、動画や音声の再生が中断されてしまうとい
うことになる。
【0008】したがって、この発明の目的は、遅延時間
を小さく抑えると共に、通信中のトラフィックの増減に
影響されずに一定の伝送速度が確保できるような無線通
信システム,送信装置,無線通信制御装置,受信装置,
ならびに無線通信方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、複数の無線通信端末と、無線通信
の制御を行なう無線通信制御端末とからなる無線通信シ
ステムにおいて、送信手段と受信手段とを内蔵する無線
通信手段と、送信手段と受信手段とを内蔵して、無線通
信手段による通信の制御を行なう無線通信制御手段とを
備え、複数の無線通信手段との間で通信を行なう無線通
信路を介して非同期データおよび/またはアイソクロナ
スデータとを伝送することを特徴とする無線通信システ
ムである。
【0010】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、フレーム単位で情報データの送信を行なう送
信装置において、フレームの第1の時間領域を用いて、
情報データを送信する旨を要求すると共に情報データに
関する情報を送信する手段と、要求に基づく通信の可否
の情報を受信すると共に、通信可能な場合にはフレーム
中の通信可能な第2の時間領域の情報を受信する手段
と、可否の情報に基づき情報データを第2の時間領域に
送信する手段とを備えたことを特徴とする送信装置であ
る。
【0011】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、複数の無線通信端末間で、フレーム単位で行
なわれる情報データの通信を制御する無線通信制御装置
において、フレームの第1の時間領域で情報データの送
信要求を受信すると共に、情報データに関する情報を受
信する手段と、受信された送信要求に基づき、フレーム
の第2の時間領域での情報データの送信が可能かどうか
を判断する判断手段と、判断手段の判断結果に基づき、
送信が可能とされれば、第2の時間領域を送信に対して
割り当て、割り当て情報を送信し、送信が不可能である
とされれば、その旨送信する手段とを備えることを特徴
とする無線通信制御装置である。
【0012】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、フレーム単位で情報データの受信を行なう受
信装置において、フレームの第1の時間領域を用いて、
情報データが送信されるフレーム内の第2の時間領域の
情報を受信する手段と、第2の時間領域の情報に基づき
情報データを受信する手段とを備えることを特徴とする
受信装置である。
【0013】また、この発明は、上述した課題を解決す
るために、複数の無線通信端末と、無線通信の制御を行
なう無線通信制御端末との間でなされる無線通信方法に
おいて、無線通信路によって複数の無線通信端末間で通
信を行う際に、無線通信路を介して非同期データおよび
/またはアイソクロナスデータとを伝送することを特徴
とする無線通信方法である。
【0014】上述したように、請求項1または請求項9
に記載の発明は、非同期データとアイソクロナスデータ
とを複数の無線通信手段との間で通信を行なう無線通信
路を介して伝送することができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、フレーム
単位でデータ伝送が行なわれ、フレームの第1の領域で
送信装置から送信要求と情報データに関する情報とが送
信され、フレーム中の通信可能な第2の時間領域で情報
データが送信されるため、通信中のトラフィックの増減
に影響されずに一定の伝送速度で情報データの送信を行
なうことができる。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、フレーム
の第1の時間領域で情報データの送信要求および情報デ
ータに関する情報とが受信され、受信されたこれらの情
報に基づきフレームの第2の時間領域を情報データの送
信に割り当てるようにされているため、通信中のトラフ
ィックの増減に影響されずに一定の伝送速度で情報デー
タの送信を行なうように制御することができる。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、フレーム
の第1の時間領域で情報データの送信される、フレーム
中の第2の時間領域の情報が受信され、この受信された
情報に基づき情報データが受信されるため、通信中のト
ラフィックの増減に影響されずに一定の伝送速度で情報
データの受信がなされると共に、等時データ受信の際の
遅延を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。この発明では、データ伝送は、フレー
ム単位で以てなされ、1フレームが制御データ伝送時間
領域と情報データ伝送時間領域とに分けられる。制御デ
ータ伝送時間領域において、通信制御局と各通信機器と
の間で制御情報のやり取りが行なわれる。これにより得
られた各通信機器のデータ伝送要求に基づき、フレーム
中の情報データ伝送時間領域に対して各通信機器毎にデ
ータ伝送時間領域を割り当てる。情報データ伝送時間領
域では、非同期(Asynchronous)データと等時(アイソク
ロナス:Isochronous )データとが伝送される。非同期
データは、例えばプログラムデータや静止画像データか
らなり、等時データは、時間の情報も特定されるデータ
であって、例えば動画像データや音声データからなる。
この情報データ伝送時間領域での複数データの伝送は、
1フレーム内での時分割で以てなされる。
【0019】図1は、この発明が適用された無線LAN
システムの概要を示すものである。この発明が適用され
た無線LANシステムは、複数の無線通信端末101
A、101B、…と、無線通信制御端末102とからな
る。無線通信端末101A、101B、…は、コンピュ
ータ等のデータ端末103A、103B、…に、無線通
信ユニット104A、104B、…を接続して構成され
る。無線端末101A、101B、…には、それぞれユ
ニークなアドレスが割り当てられる。アドレスは、シス
テム構成時に予め割り当てるようにしてもよいし、通信
を行なう度に動的に割り当てるようにしてもよい。無線
通信制御端末102は、データ端末106に、無線通信
ユニット105を接続して構成される。無線通信ユニッ
ト104A、104B、ならびに、無線通信ユニット1
05の詳細な構成については、後述する。
【0020】複数の無線端末101A、101B、…間
でアンテナ100A,100Bを介して情報データの伝
送が行われる。無線通信制御端末102と複数の無線端
末101A、101Bとの間でアンテナ100A、10
0B、および120を介して制御データの伝送がなさ
れ、各無線端末101A、101B、…間でのデータ通
信が制御される。なお、無線通信制御端末102は、無
線通信ユニット105だけでも構成できる。
【0021】無線通信端末101A、101B、…側の
各無線通信ユニット104A、104B、…は、それぞ
れ、送信部111A、111B、…、受信部112A、
112B、…、制御部113A、113B、…からな
る。送信部111A、111B、…、受信部112A、
112B、…は、OFDM(Orthogonal Frequency Div
ision Multiplexing)方式により無線でデータ通信を行
える構成とされている。切り替え回路114A、114
Bによって、送信部111A、111Bと受信部112
A、112Bとが切り替えられる。
【0022】無線通信制御端末102側の無線通信ユニ
ット105は、送信部115、受信部116、制御部1
17とからなる。送信部115、受信部116は、OF
DM方式により無線でデータ通信を行える構成とされて
いる。切り替え回路119で送信部115と受信部11
6とが切り替えられる。また、この無線通信制御端末1
02側の無線通信ユニット105には、無線通信端末の
データ通信の割り当て時間に関する資源情報を格納する
ための資源情報格納部118が設けられている。この資
源情報格納部118は、例えばメモリから成る。
【0023】このシステムでは、データ通信がOFDM
方式で行われる。そして、例えばOFDMの14745
5シンボル(4m秒に相当する)を1フレームとし、こ
のフレーム内でTDMA(Time Divsion Multiple Acce
ss)方式でデータが送られる。
【0024】1フレームの先頭には、無線通信制御端末
102の無線通信ユニット105から、同期獲得用のM
系列の符号が送信される。この同期獲得用のM系列の符
号は、各無線通信端末101A、101B、…の無線通
信ユニット104A、104B、…で受信され、この受
信タイミングを基準として、データの送受信のタイミン
グが設定される。
【0025】無線通信端末101A、101B、…でデ
ータ通信要求がある場合には、無線通信端末101A、
101B、…の無線通信ユニット104A、104B、
…から、通信通信制御端末102の無線通信ユニット1
05に送信要求が送られる。無線通信制御端末102の
通信制御ユニット105では、この送信要求と資源情報
とに基づいて各無線通信端末101A、101B、…の
送信割り当て時間が決定され、この送信割り当て時間を
含む制御情報が無線通信制御端末102の無線通信ユニ
ット105から各無線通信端末101A、101B、…
の無線通信ユニット104A、104B、…に送られ
る。各無線通信端末101A、101Bの無線通信ユニ
ット104A、104Bで、この送信割り当て時間に従
って、データの送受信が行われる。このとき、データの
送受信のタイミングは、1フレームの先頭に送られてく
る同期獲得用のM系列を基準にして行われる。
【0026】図2は、フレーム構成の一例を示す。図2
Aに示されるように、制御データ伝送時間領域200と
情報データ伝送時間領域201とから1フレームが構成
される。制御データ伝送時間領域200は、同期獲得用
のM系列の符号が配置されると共に、無線通信制御端末
102の無線通信ユニット105と、各無線通信端末1
01A、101B、…の無線通信ユニット104A、1
04B、…との間で、通信情報のやり取りが行なわれ
る。これにより得られた情報に基づき、送信要求のあっ
た無線通信ユニット104A、104B、…に対して、
情報データ伝送時間領域201におけるデータ伝送時間
が伝送するデータ毎に設定され、データ伝送のチャンネ
ル割り当てが行なわれる。
【0027】このように、情報データ伝送時間領域20
1内で伝送データ毎にデータ伝送時間が設定されること
で、データ伝送のための資源が確保される。情報データ
の伝送が終了されると、資源が解放され、この資源を再
び別のデータ伝送に用いることができるようになる。
【0028】なお、上述では、制御データ伝送時間領域
200と情報データ伝送時間領域と201とが明確に分
離されているが、これはこの例に限定されるものではな
い。例えば、制御データ伝送時間領域200と情報デー
タ伝送時間領域201とを重複させることもできる。こ
のように設定した場合には、無線通信ユニット105
は、無線通信ユニット104A、104B、…からの送
信要求を随時受け付け、受け付けた送信要求に基づき、
1フレーム単位でデータ伝送時間を割り当てるようにで
きる。
【0029】図2Bは、制御データ伝送時間領域200
の構成の一例を詳細に示す。同期獲得のためのM系列の
符号が先頭に配される。無線通信制御端末102の無線
通信ユニット105によって、各無線通信端末101
A、101B、…の無線通信ユニット104A、104
B、…に対してポーリングが行なわれる。このポーリン
グは、システムを構成する全端末に対して、一斉に行な
ってもよいし、各端末に対して順次行なうようにしても
よい。各無線通信端末101A、101B、…の無線通
信ユニット104A、104B、…では、これを受け
て、無線通信制御端末102の無線通信ユニット105
に対して、アクノレッジ(ACK1,ACK2)を送信
する。
【0030】アクノレッジは、各無線通信端末101
A、101B、…の無線通信ユニット104A、104
B、…からの送信要求からなる。この送信要求には、送
信を行なう端末のアドレスと、送信の相手側のアドレス
とが含まれ、さらに、領域要求情報として、例えば伝送
したいデータのサイズやデータレートが含まれる。ま
た、伝送したいデータが非同期データであるか等時デー
タであるかの識別情報を含ませるようにしてもよい。
【0031】こうして送られたアクノレッジに基づき、
無線通信制御端末102の無線通信ユニット105にお
いてチャンネル割り当てのための制御情報が生成され
る。この制御情報は、送信要求のあった各無線通信端末
101A、101B、…の無線通信ユニット104A、
104B、…に対して送信される。各無線通信端末10
1A、101B、…では、この制御情報に基づき、所定
の時間領域にデータ伝送を行なう。
【0032】なお、上述では、制御データ伝送時間領域
200において、無線通信ユニット105は、各無線通
信ユニット104A、104B、…に対してポーリング
を行ない、アクノレッジを返されるが、これはこの手順
に限定されない。小規模なシステムであったり、データ
の衝突を適当な方法で回避できれば、ポーリングを省略
することも可能である。
【0033】また、上述では、同期獲得のためのM系列
を制御データ伝送領域200の先頭に配置しているが、
これはこの例に限定されない。フレームは連続的に送信
されるので、この同期獲得のためのM系列は、制御デー
タ伝送領域の他の位置には位置することも可能である。
さらに、M系列に限らず他の系列、例えばGold系列、バ
ーカー系列、嵩符号を同期獲得のために用いることがで
きる。
【0034】図2Cは、情報データ伝送時間領域201
の構成の一例を詳細に示す。この例では、5台の無線通
信端末TR1,TR2,TR3,TR4,およびTR5
から送信要求が出され、データ伝送が行なわれている。
情報データ伝送時間領域201に対して、時間t1 から
時間t1 ’までが端末TR1に対して割り当てられる。
同様にして、時間t2 から時間t2 ’までが端末TR2
に、時間t3 から時間t3 ’までが端末TR3に、時間
4 から時間t4 ’までが端末TR4に、時間t5 から
時間t5 ’までが端末TR5に、それぞれ割り当てられ
る。各端末TR1,TR2,TR3,TR4,およびT
R5は、制御データ伝送時間領域の先頭に配されたM系
列によって同期獲得を行ない、タイマをセットして、そ
れぞれに割り当てられた時間領域にデータの伝送を行な
う。
【0035】この情報データ伝送時間領域201におい
ては、図2Cに示されるように、非同期データ(ASY
NCデータとして示す)と等時データ(ISOデータと
して示す)とが混在可能である。一連の等時データは、
各フレームにおいて略同じ時間領域、すなわち、フレー
ム毎に略同じ位置に伝送されるようにすると、より好ま
しい。伝送データのそれぞれについて、伝送を行なう時
間領域が1フレーム周期の中で予め指定されているた
め、安定した伝送速度を確保することができる。
【0036】なお、図2Cでは、情報データ伝送時間領
域201において、非同期データと等時データとが混在
しているように示されているが、これは、もちろんこの
例に限定されない。非同期データだけ、あるいは等時デ
ータだけを伝送するようにしてもよい。また、上述では
複数の無線通信端末からの送信が混在されていたが、こ
れも、この例に限定されず、一つの無線通信端末からの
送信を専有的に行なうようにしてもよい。
【0037】また、図2Cでは、情報データ伝送時間領
域201において、非同期データが任意の位置に配置さ
れるように示されているが、これはこの例に限定されな
い。例えば、予め領域201内の所定位置に非同期デー
タを伝送するための領域を設け、非同期データを優先的
にその領域に対して配置するようにもできる。この場
合、等時データの送信要求が多い場合には、この非同期
データのための領域に対して等時データを配置できるよ
うにすると、より好ましい。
【0038】次に、図3〜図5を用いて、無線通信端末
101A、101B、…の無線通信ユニット104A、
104B、…における送信および受信、ならびに、無線
通信制御端末102の無線通信ユニット105における
動作について説明する。ここでは、無線通信端末101
A(すなわち無線通信ユニット104A)から無線通信
端末101B(すなわち無線通信ユニット104B)に
対して情報データを送信する場合について説明する。
【0039】図3は、無線通信ユニット104Aにおけ
る送信のフローチャートを示す。無線通信ユニット10
4Aは、当初アイドル状態とされ(ステップS10)、
一定間隔でフレーム同期が取られている。そして、無線
通信端末101Aから送信要求があるまで待機される
(ステップS11)。無線通信端末101Aから無線通
信ユニット104Aに対して送信要求が出されると、処
理はステップS12に移行する。
【0040】ステップS12では、無線通信端末101
Aから出された送信要求に基づき、無線制御端末102
の無線通信ユニット105(以下、無線通信ユニット1
05と略称する)に対して領域要求が送信される。後述
するが、無線通信ユニット105では、この送信要求に
基づき、情報データ伝送領域201において要求された
データの伝送時間が確保できるかどうかが判断され、無
線通信ユニット104Aに対してこの判断に基づく通知
が送信される。ステップS13でこの通知が無線通信ユ
ニット104Aに受け取られ、次のステップS14で、
送信可能かどうかが判断される。例えばデータ伝送時間
領域が不足するなどして、送信が不可能であるとされた
ら、処理はステップS11に戻される。
【0041】若し、ステップS14で送信可能であると
されたら、次のステップS15で無線通信ユニット10
4Aから送信相手である無線通信ユニット104Bに対
して、情報データの送信が開始され、データ伝送が行な
われる。すなわち、上述の無線通信ユニット105から
送信される領域割当の通知には、情報データ伝送時間領
域201において無線通信ユニット104Aに対して割
り当てられた、例えばデータ伝送開始時間t1 が含ま
れ、この時間t1 に基づき、情報データの伝送が行なわ
れる。なお、データ伝送終了時間t1 ’をこの通知に含
めてもよい。
【0042】情報データの伝送が終了されると(ステッ
プS16)、無線通信ユニット104Aから無線通信ユ
ニット105に対して領域解放通知が送信され、情報デ
ータの送信が終了したことが知らされる。この通知は、
予め決められたコードを送信するようにしてもよいし、
特別なコード等を送信せずに、単に情報データ伝送が終
了したことそのものを通知としてもよい。この通知を受
け取った無線通信ユニット105において、伝送に使用
された領域が解放される。
【0043】図4は、上述の図3に示した送信のフロー
チャートに対応する、無線通信ユニット104Bにおけ
る受信のフローチャートを示す。当初はアイドル状態と
され(ステップS20)、一定間隔でフレーム同期が取
られている。そして、無線通信ユニットから送信された
受信指令が受信されると(ステップS21)、ステップ
S22で、情報データの受信が開始される。すなわち、
受信指令には無線通信ユニット104Bに対して送信さ
れる情報データの伝送時間領域を示す時間情報(例えば
情報データ伝送開始時間t1 )が含まれ、この時間に合
わせて情報データの受信が行なわれる。
【0044】そして、情報データの受信が終了される
と、処理はステップS21に戻され、無線通信ユニット
105からの受信指令待ちとされる。受信の終了は、上
述の送信のフローチャートに対応し、例えば送信側であ
る無線通信ユニット104Aから送られる特定のコード
を受信することによって判断される。また、情報データ
の伝送が途絶えたところで受信の終了とすることもでき
る。
【0045】図5は、無線通信ユニット105による無
線通信制御の動作のフローチャートを示す。このフロー
チャートは、主に制御データ伝送時間領域200で実行
される処理からなる。当初はアイドル状態とされ(ステ
ップS30)、同期獲得のためのM系列がフレーム周期
で送信される。次のステップS31では、情報データの
送信を行なっていた無線通信ユニットからの領域解放通
知の受信待ちの状態とされる。そして、例えば無線通信
ユニット104Aによって送信された領域解放通知が無
線通信ユニット105によって受信されると、処理はス
テップS32に移行し、無線通信ユニット104Aに対
して設定された情報データ伝送領域が解放される。
【0046】この領域解放によって、無線通信ユニット
104Aの情報データ伝送のために確保された情報デー
タ伝送時間領域201内の資源が元に戻される。例えば
送受信を行なう無線通信ユニットと伝送時間情報とから
なる資源情報が資源情報格納部118に格納されてい
る。この格納された資源情報のうち、該当する情報が消
去されることによって、領域の解放がなされ、資源が元
に戻される。
【0047】一方、ステップS31で、領域解放通知が
受信されていなければ、処理はステップS33に移行
し、無線通信ユニット104A、104B、…からの送
信要求が受信されたかどうかが判断される。これは、例
えば無線通信ユニット105から無線通信ユニット10
4A、104B、…に対してポーリングが行なわれ、返
ってきたアクノレッジに基づき判断される。情報データ
の伝送を行ないたい無線通信ユニットから、送信要求と
して、例えば伝送する情報データのデータレート、1フ
レーム中に伝送したいビット数、あるいは伝送に要する
時間といった、情報データに関する情報が送られる。
【0048】この送信要求に基づき、ステップS34
で、資源の残量が確認される。これにより、情報データ
伝送時間領域201中に、送信要求で要求されたデータ
を伝送するだけの余裕があるかどうかが調べられる。そ
して、この調査結果に基づき、次のステップS35で、
送信要求で要求されたデータの伝送が可能かどうかが判
断される。
【0049】若し、情報データ伝送時間領域201中
に、送信要求で要求されたデータを伝送するだけの余裕
が無く、データ送信が不可能であるとされたら、ステッ
プS36で、該当する無線通信ユニットに対して情報デ
ータの伝送ができないことを示す通信不可能通知が送信
される。
【0050】一方、ステップS35で、送信可能である
と判断されたら、処理はステップS37に移行し、資源
情報格納部118に格納された資源情報が書き替えら
れ、資源の残量が更新される。そして、次のステップS
38で、該当する無線通信ユニットに対して情報データ
の伝送が可能であることを示す通信可能通知が送信され
る。この通信可能通知には、情報データ伝送時間領域2
01内において割り当てられた、伝送時間情報が含まれ
る。
【0051】なお、上述では、図3、図4、および図5
のフローチャートで示される処理がそれぞれ個別の処理
であるように説明したが、これらの処理は、互いに並行
して実行することができる。
【0052】次に、上述した無線通信ユニット104
A、104B、および105の構成について、詳細に説
明する。図6は、無線通信制御端末102側の無線通信
ユニット105の構成を示すものである。図2におい
て、11は通信コントローラであり、この通信コントロ
ーラ11を介して、データ端末とのデータのやり取りが
行われる。
【0053】通信コントローラ11からの送信データ
は、DQPSK(Differencially Encoded Quadrature
Phase Shift Keying)変調回路12に供給される。DQ
PSK変調回路12により、送信データがDQPSKで
変調される。
【0054】DQPSK変調回路12の出力がシリアル
/ パラレル変換回路13に供給される。シリアル/ パラ
レル変換回路13で、シリアルデータがパラレルデータ
に変換される。シリアル/ パラレル変換回路13の出力
がIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)回路1
4に供給される。IFFT回路14により、送信データ
が周波数領域のデータにマッピングされ、これが逆フー
リエ変換され、時間領域のデータに変換される。IFF
T回路14の出力がパラレル/ シリアル変換回路15に
供給される。
【0055】シリアル/ パラレル変換回路13、IFF
T回路14、パラレル/ シリアル変換回路15は、OF
DM方式によりマルチキャリアの信号に変換するもので
ある。OFDM方式は、周波数間隔をf0 として各キャ
リアを直交させて符号間干渉がないようにした複数のサ
ブキャリアを使用して、各サブキャリアに低ビットレー
トの信号を割り当て、全体として高いビットレートを得
られるようにしたものである。
【0056】図7は、OFDM方式の伝送波形のスペク
トラムを示すものである。図7に示すように、OFDM
方式では、互いに直交する周波数間隔f0 のサブキャリ
アを使って、信号が伝送される。
【0057】OFDMでは、信号の生成は、送信信号を
周波数領域にマッピングし、逆FFTにより周波数領域
から時間領域に変換することにより行われる。復号は、
逆に、f0 間隔毎に受信した波形を取り込み、FFTに
より、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換するこ
とにより行われる。
【0058】この例では、図8に示すように、シリアル
/パラレル変換回路13により、DQPSK変調回路1
2の出力の51サンプルがパラレルデータに変換され、
周波数領域にマッピングされる。このシリアル/パラレ
ル変換回路13の出力は、IFFT回路14により時間
領域のデータに変換され、IFFT回路14からは、6
4サンプルの有効シンボルが出力される。この64サン
プルの有効シンボルに対して、8シンボルのガードイン
ターバルが付加される。
【0059】したがって、この例では、図9に示すよう
に、1シンボルは、64サンプルの有効シンボルと、8
サンプルのガードインターバルの72サンプルからな
る。シンボル周期Tsymbolは、例えば(Tsymbol=1.
953μ秒)であり、サンプル周期Tsampleは、例えば
(Tsample=27.127n秒)であり、サンプル周波
数fsampleは、例えば(fsample=36.864MH
z)である。
【0060】OFDM方式は、複数のサブキャリアに分
散してデータを送信しているので、1シンボル当たりの
時間が長くなる。そして、時間軸でガードインターバル
を設けているため、ジッタに対する影響やマルチパスに
対する影響を受け難いという特徴がある。なお、ガード
インターバルは、有効シンボル長の1〜2割程度に選ば
れている。
【0061】つまり、OFDM方式では、復調時にFF
Tの際に連続する受信信号の中から有効シンボル長を切
り出して、FFTを行う必要がある。ジッタ等によりこ
のように有効シンボルを切り出す際に誤差があったとし
ても、ガードインターバルが存在するため、周波数成分
は変化せず、位相差のみが生じる。このため、信号中に
既知パターンを挿入して位相補正を行うか、差動符号化
を用いて位相差を打ち消すことにより復調が可能であ
る。通常のQPSK変調のみの場合、各ビット毎にタイ
ミングを合わせる必要があるが、OFDM方式の場合、
数ビットずれても感度が数dB劣化するのみで、復調が
可能である。
【0062】図6において、パラレル/ シリアル変換回
路15の出力がスイッチ回路16の端子16Aに供給さ
れる。スイッチ回路16の端子16Bには、M系列(Ma
ximum Length Code )発生回路31の出力が供給され
る。
【0063】スイッチ回路16の出力が周波数変換回路
17に供給される。周波数変換回路17には、PLLシ
ンセサイザ18から局部発振信号が供給される。周波数
変換回路17により、送信信号が所定の周波数に変換さ
れる。送信周波数としては、例えば、準マイクロ波帯の
2.4GHz、5.7GHz、19GHz帯等を用いる
ことが考えられる。
【0064】周波数変換回路17の出力がパワーアンプ
19に供給される。パワーアンプ19で、送信信号が電
力増幅される。パワーアンプ19の出力がスイッチ回路
20の端子20Aに供給される。スイッチ回路20は、
送信時と受信時とにより切り替えられるもので、データ
送信時には、スイッチ回路20は、端子20A側に切り
替えられる。スイッチ回路20の出力がアンテナ21に
供給される。
【0065】アンテナ21からの受信信号は、スイッチ
回路20に供給される。データ受信時には、スイッチ回
路20は、端子20B側に切り替えられる。スイッチ回
路20の出力は、LNA(Low Noise Amplifier )22
を介して増幅された後、周波数変換回路23に供給され
る。
【0066】周波数変換回路23には、PLLシンセサ
イザ18から局部発振信号が供給される。周波数変換回
路23により、受信信号が中間周波数信号に変換され
る。周波数変換回路23の出力がシリアル/パラレル変
換回路24に供給される。このシリアル/パラレル変換
回路24の出力がFFT回路25に供給される。FFT
回路25の出力がパラレル/シリアル変換回路26に供
給される。
【0067】シリアル/パラレル変換回路24、FFT
回路25、パラレル/シリアル変換回路26は、OFD
M方式の復号を行うものである。つまり、シリアル/パ
ラレル変換回路24で、有効データが切り出され、受信
波形がf0 間隔毎に取り込まれて、パラレルデータに変
換される。このシリアル/パラレル変換回路24の出力
はFFT回路25に供給され、FFT回路25で、時間
領域の信号が周波数領域の信号に変換される。このよう
に、f0 間隔毎にサンプリングした波形をFFTするこ
とにより、OFDM方式の復号が行われる。
【0068】パラレル/シリアル変換回路26の出力が
DQPSK復調回路27に供給される。DQPSK復調
回路27で、DQPSKの復調処理が行われる。DQP
SK復調回路27の出力が通信コントローラ11に供給
される。通信コントローラ11の出力から受信データが
出力される。
【0069】全体の動作は、コントローラ28により制
御される。データの送信及びデータの受信は、コントロ
ーラ28からの指令に基づいて、通信コントローラ11
により制御される。
【0070】上述したように、このシステムでは、1フ
レームを単位としてTDMA方式でデータを送るように
し、1フレームの先頭の1シンボルには、同期獲得用の
M系列の符号を送るようにしている。このような制御を
実現するために、無線通信制御端末102の無線通信ユ
ニット105には、M系列発生回路31と、資源情報メ
モリ28と、タイマ30とが設けられる。1フレームの
先頭のシンボルのタイミングで、スイッチ回路16が端
子16B側に切り替えられる。これにより、フレーム先
頭のタイミングで、1シンボルのM系列が送信される。
【0071】各無線通信端末101A、101B、…の
無線通信ユニット104A、104B、…から送信要求
が送られると、この送信要求がアンテナ21で受信さ
れ、FFT回路25でOFDMの復調が行われ、DQP
SK復調回路27でDQPSKの復調が行われて、通信
コントローラ11に供給される。そして、復調された受
信データは、通信コントローラ11からコントローラ2
8に送られる。
【0072】コントローラ28には、資源情報メモリ3
0が設けられている。この資源情報メモリ29には、1
フレームで送られる各無線通信端末101A、101
B、…の割り当て時間に関する資源情報が格納される。
コントローラ28で、受信された送信要求と通信資源残
料とに基づいて、各無線通信端末101A、101B、
…の送信割り当て時間が決定される。この送信割り当て
のための制御情報は、コントーラ28から通信コントロ
ーラ11に送られる。そして、通信コントローラ11か
らのデータは、DQPSK変調回路12でDQPSK変
調され、IFFT回路14でOFDMによる変換が行わ
れ、アンテナ21から各無線通信端末101A、101
Bの無線通信ユニット104A、104Bに向けて送ら
れる。
【0073】図10は、無線通信端末101A、101
B、…の無線通信ユニット104A、104B、…の構
成を示すものである。図10において、送信データは、
通信コントローラ51を介して入力される。通信コント
ローラ51からの送信データは、DQPSK変調回路5
2に供給される。QPSK変調回路52により、送信デ
ータがDQPSKで変調される。
【0074】DQPSK変調回路52の出力がシリアル
/パラレル変換回路53に供給される。シリアル/パラ
レル変換回路53で、シリアルデータがパラレルデータ
に変換される。シリアル/パラレル変換回路53の出力
がIFFT回路54に供給される。IFFT回路54に
より、送信データが周波数領域のデータにマッピングさ
れ、これが逆フーリエ変換され、時間領域のデータに変
換される。IFFT回路54の出力がパラレル/シリア
ル変換回路55に供給される。シリアル/パラレル変換
回路53、IFFT回路54、パラレル/シリアル変換
回路55は、OFDM方式によりマルチキャリアの信号
に変換するものである。
【0075】パラレル/シリアル変換回路55の出力が
周波数変換回路57に供給される。周波数変換回路57
には、PLLシンセサイザ58から局部発振信号が供給
される。周波数変換回路57により、送信信号が所定の
周波数に変換される。
【0076】周波数変換回路57の出力がパワーアンプ
59に供給される。パワーアンプ59で、送信信号が電
力増幅される。パワーアンプ59の出力がスイッチ回路
60の端子60Aに供給される。データ送信時には、ス
イッチ回路60は、端子60A側に切り替えられる。ス
イッチ回路60の出力がアンテナ61に供給される。
【0077】アンテナ61からの受信信号は、スイッチ
回路60に供給される。データ受信時には、スイッチ回
路60は、端子60B側に切り替えられる。スイッチ回
路60の出力は、LNA62を介して増幅された後、周
波数変換回路63に供給される。周波数変換回路63に
は、PLLシンセサイザ68から局部発振信号が供給さ
れる。周波数変換回路63により、受信信号が中間周波
数信号に変換される。周波数変換回路63の出力がシリ
アル/パラレル変換回路64に供給されると共に、相関
検出回路71に供給される。
【0078】シリアル/パラレル変換回路64の出力が
FFT回路65に供給される。FFT回路65の出力が
パラレル/シリアル変換回路66に供給される。シリア
ル/パラレル変換回路64、FFT回路65、パラレル
/シリアル変換回路66は、OFDM方式の復調を行う
ものである。
【0079】パラレル/シリアル変換回路66の出力が
DQPSK復調回路67に供給される。DQPSK復調
回路67で、DQPSKの復調処理が行われる。DQP
SK復調回路67の出力が通信コントローラ51に供給
される。通信コントローラ51の出力から受信データが
出力される。
【0080】全体の動作は、コントローラ68により制
御される。データの送信及びデータの受信は、コントロ
ーラ68からの指令に基づいて、通信コントローラ51
により制御される。
【0081】上述したように、このシステムでは、1フ
レームを単位としてTDMA方式でデータを送るように
し、1フレームの先頭の1シンボルには、無線通信制御
端末102の無線通信ユニット105から同期獲得用の
M系列の符号が送られてくる。このような制御を実現す
るために、無線通信ユニット104A、104B、…に
は、相関検出回路71と、タイマ72とが設けられる。
【0082】フレームの先頭のタイミングで、無線通信
制御端末102の無線通信ユニット105から送られて
くるM系列がアンテナ61で受信され、相関検出回路7
1に送られる。送信検出回路71は、受信された符号と
予め設定されている符号との相関を検出しており、相関
が強いと判断されると、相関検出信号が出力される。こ
のような相関検出回路71は、例えば、マッチトフィル
タにより実現できる。この相関検出回路71の出力がタ
イマ72に送られる。タイマ72の時間は、この相関検
出回路71からの相関検出信号に基づいて設定される。
【0083】送りたいデータがある場合には、コントロ
ーラ68からの指令により、通信コントローラ51から
送信要求が送られる。この送信要求は、DQPSK変調
回路52でQPSK変調され、IFFT回路54でOF
DMによる変換が行われ、アンテナ61から、無線通信
制御端末102に向けて送られる。この送信要求は、無
線通信制御端末102で受信され、無線通信制御端末1
02からは、送信割り当て時間を含む制御情報が返され
る。
【0084】この制御情報は、アンテナ61で受信さ
れ、FFT回路65でOFDMの復調が行われ、DQP
SK復調回路67でDQPSKの復調が行われて、通信
コントローラ51に供給される。そして、復調された受
信データは、通信コントローラ51からコントローラ6
8に送られる。
【0085】この制御情報には、送信時間に関する情報
が含まれている。これらの時間は、タイマ72の時間を
基準にして設定される。タイマ72は、相関検出回路7
1の出力により、無線通信制御端末から送られてきたM
系列のタイミングにより設定されている。
【0086】タイマ72により、送信開始時間になった
と判断されると、コントローラ68からの指令により、
通信コントローラ51から送信データが出力され、この
送信データは、DQPSK変調回路52でDQPSK変
調され、IFFT回路54でOFDMによる変換が行わ
れ、アンテナ21から出力される。また、タイマ71に
より受信時間になったと判断されると、コントローラ6
8からの指令により、FFT回路65により受信データ
の復調処理が行われる。
【0087】なお、上述では、無線通信制御端末102
が無線通信端末101A、101B、…と別個に設けら
れるとして説明したが、これはこの例に限定されるもの
ではない。装置の能力に余裕があれば、無線通信端末1
01A、101B、…の何れかに、無線通信制御端末1
02の機能を併せ持たせるようにしてもよい。
【0088】また、上述では、情報データの送受信が1
対1で行なわれるように説明したが、これはこの例に限
定されない。例えば、無線通信ユニット104Aから送
信された情報データを、無線通信ユニット104Bおよ
び図示されない無線通信ユニット104C、104D、
…といったように、同時に複数で受信するようにもでき
る。この場合、受信の終了は、個々の無線通信ユニット
104A、104B、…でそれぞれ異なってもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、情報データ伝送を行なう無線通信端末と共に、情報
データ伝送の制御を行なうための無線通信制御端末が設
けられる。そして、無線通信制御端末の無線通信ユニッ
トによって、各無線通信端末の、情報データ伝送を行な
う時間が1フレーム周期内で設定される。このように、
この発明によれば、1フレーム周期単位でTDMAが行
なわれるようにされているため、通信中のトラフィック
の増減に影響されずに、常に一定の伝送速度を確保でき
るという効果がある。
【0090】また、常に一定の伝送速度を確保できるこ
とから、動画像データや音声データなどのような等時デ
ータの伝送の際にも、遅延時間を小さく抑え、受信側に
大容量のバッファを設ける必要が無いという効果があ
る。
【0091】また、この発明によれば、等時データと非
同期データとを混在させて伝送を行なえるようにされて
いるため、より自由度の高いデータ通信を行なうことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された無線LANシステムの概
要を示すブロック図である。
【図2】フレーム構成の一例を示す略線図である。
【図3】この発明による送信処理のフローチャートであ
る。
【図4】この発明による受信処理のフローチャートであ
る。
【図5】この発明による通信制御処理のフローチャート
である。
【図6】無線通信制御端末側の無線通信ユニットの構成
を示すブロック図である。
【図7】OFDM方式の伝送波形のスペクトラムを示す
略線図である。
【図8】OFDM方式での信号の生成を説明するための
略線図である。
【図9】この実施の一形態によるOFDM方式の信号の
1シンボルを説明するための略線図である。
【図10】無線通信端末の無線通信ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図11】CSMAによる通信を説明するための略線図
である。
【図12】ポーリングによる通信を説明するための略線
図である。
【符号の説明】
30・・・資源情報メモリ、101A,101B・・・
無線通信端末、102・・・無線通信制御端末、104
A,104B・・・無線通信端末の無線通信ユニット、
105・・・無線通信制御端末の無線通信ユニット、1
18・・・資源情報格納部、200・・・制御データ伝
送時間領域、201・・・情報データ伝送時間領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線通信端末と、無線通信の制御
    を行なう無線通信制御端末とからなる無線通信システム
    において、 送信手段と受信手段とを内蔵する無線通信手段と、 送信手段と受信手段とを内蔵して、上記無線通信手段に
    よる通信の制御を行なう無線通信制御手段とを備え、 複数の上記無線通信手段との間で通信を行なう無線通信
    路を介して非同期データおよび/またはアイソクロナス
    データとを伝送することを特徴とする無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線通信システムにお
    いて、 上記無線通信路は、上記通信の制御を行なうためのデー
    タを伝送する第1の伝送時間領域と、複数の上記無線通
    信手段との間で通信されデータが伝送される第2の伝送
    時間領域とからなるフレーム構成を有し、 上記第1の伝送時間領域では非同期データによってデー
    タ伝送が行なわれ、上記第2の伝送時間領域では非同期
    データおよび/またはアイソクロナスデータとによって
    データ伝送が行なわれることを特徴とする無線通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の無線通信システムにお
    いて、 上記第1の伝送時間領域は上記無線通信制御手段および
    複数の上記無線通信手段によって、上記第2の伝送時間
    領域は上記複数の無線通信手段によって、それぞれ時分
    割多重で以て共用されることを特徴とする無線通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 フレーム単位で情報データの送信を行な
    う送信装置において、 フレームの第1の時間領域を用いて、情報データを送信
    する旨を要求すると共に上記情報データに関する情報を
    送信する手段と、 上記要求に基づく通信の可否の情報を受信すると共に、
    通信可能な場合には上記フレーム中の通信可能な第2の
    時間領域の情報を受信する手段と、 上記可否の情報に基づき上記情報データを上記第2の時
    間領域に送信する手段とを備えたことを特徴とする送信
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の無線通信端末間で、フレーム単位
    で行なわれる情報データの通信を制御する無線通信制御
    装置において、 フレームの第1の時間領域で情報データの送信要求を受
    信すると共に、上記情報データに関する情報を受信する
    手段と、 受信された上記送信要求に基づき、上記フレームの第2
    の時間領域での上記情報データの送信が可能かどうかを
    判断する判断手段と、 上記判断手段の判断結果に基づき、上記送信が可能とさ
    れれば、上記第2の時間領域を上記送信に対して割り当
    て、上記割り当て情報を送信し、上記送信が不可能であ
    るとされれば、その旨送信する手段とを備えることを特
    徴とする無線通信制御装置。
  6. 【請求項6】 フレーム単位で情報データの受信を行な
    う受信装置において、 フレームの第1の時間領域を用いて、情報データが送信
    される上記フレーム内の第2の時間領域の情報を受信す
    る手段と、 上記第2の時間領域の情報に基づき上記情報データを受
    信する手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項4、請求項5、または請求項6に
    記載の装置において、 上記情報データは、非同期データであることを特徴とす
    る装置。
  8. 【請求項8】 請求項4、請求項5、または請求項6に
    記載の装置において、 上記情報データは、アイソクロナスデータであることを
    特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項4または請求項5に記載の装置に
    おいて、 上記情報データに関する情報は、上記情報データの通信
    速度情報であることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項4または請求項5に記載の装置
    において、 上記情報データに関する情報は、上記情報データの情報
    量に関する情報であることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 複数の無線通信端末と、無線通信の制
    御を行なう無線通信制御端末との間でなされる無線通信
    方法において、 無線通信路によって複数の無線通信端末間で通信を行う
    際に、上記無線通信路を介して非同期データおよび/ま
    たはアイソクロナスデータとを伝送することを特徴とす
    る無線通信方法。
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