JPH1172929A - 真空フレームおよびワークの位置決め方法 - Google Patents

真空フレームおよびワークの位置決め方法

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JPH1172929A
JPH1172929A JP10166755A JP16675598A JPH1172929A JP H1172929 A JPH1172929 A JP H1172929A JP 10166755 A JP10166755 A JP 10166755A JP 16675598 A JP16675598 A JP 16675598A JP H1172929 A JPH1172929 A JP H1172929A
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田 亮 森
Takehiko Okamura
村 武 彦 岡
Minoru Watanuki
貫 稔 綿
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
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    • G03F7/707Chucks, e.g. chucking or un-chucking operations or structural details

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】上焼枠は劣化の際に取り替えを容易にし、下焼
枠はワークの吸着および離脱を適切にでき、動作制御お
よびメンテナンスが容易であると共に、真空フレームの
構成およびワークの位置決めが能率よくかつ正確にでき
る真空フレームおよびワークの位置決め方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】搬入ステージAと、アライメントステージ
Bと、露光ステージCとを備え、真空フレームVは、分
離合体可能な二基の下焼枠24,24と一基の上焼枠2
3から構成され、上下焼枠のそれぞれにワークの真空吸
着手段を備え、ワークWの位置決め確認作業、および、
露光作業中は、上下上焼枠がそのいずれかの真空吸着手
段によりワークを挟持し合体して真空フレームとなり、
ワークの位置決め作業、および、露光済みワークの搬送
は、真空フレームが分離し、下焼枠にワークを保持して
行われる真空フレームとして構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紫外線の照射により
プリント配線基板などのワークを露光する露光装置に使
用される真空フレームに係り、特に、真空フレームを構
成する上焼枠および下焼枠が分離合体して作動する真空
フレームおよびワークの位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、紫外線によりワークに所定パタ
ーンを焼き付ける露光装置として種々の露光装置が提案
されている。図12に示すように、従来の露光装置10
0は、直線上に搬入ステージ101と、アライメントス
テージ102と、露光ステージ103および搬出ステー
ジ104とからなる上流機105と、この上流機105
の搬出ステージ104の後方に設置したワークWの反転
ステージ106と、この反転ステージ106の後方に、
前記搬入ステージ107、アライメントステージ10
8、露光ステージ109、搬出ステージ110までを設
置した下流機111とから構成されている。
【0003】また、ワークWを各ステージに搬送する上
流機105の搬送装置112は、中心に設置した一方の
焼枠113と、この一方の焼枠113の両側に設置した
ハンドラ114、115とを備えている。そして、下流
機111の搬送装置120は、その中心に設置した一方
の焼枠121と、この焼枠121の両側に設置したハン
ドラ122、123とを備えている。
【0004】そして、各々のアライメントステージ10
2、108および露光ステージ103、109間には、
それぞれ他方の焼枠116、124を保持して移動する
移動テーブル117、125を備えている。
【0005】さらに、図13(b)で示すように、前記
一方の焼枠(上焼枠)113(121)には、ワークお
よび他方の焼枠(下焼枠)116(124)を真空吸着
する吸引機構130が設けられており、この吸引機構1
30は、透光板131の四隅に取り付けた吸引支持部1
33a〜133dと、前記透光板131のワーク当接側
に取り付けた枠状のシールゴム134と、前記吸引支持
部133a〜133dに支持された吸引ホース135か
ら構成されている。なお、透光板131は、真空吸着用
の開閉自在のフレーム132に挟持されており、透光板
131は、支持部133a〜133bの各位置に、貫通
孔(図示せず)が形成されている。
【0006】また、図13(a)で示すように、下焼枠
116(124)は、複数の貫通孔116aを設けた透
光板116bと、この透光板116bを支持するフレー
ム体116cと、このフレーム体116cに設けられた
吸引ホース116eの取付部116dとから構成されて
いる。そして、透光板116bの各貫通孔116aが真
空吸着した際に、各貫通孔116aから真空吸引できる
ように、真空溝116fを介して連通している。
【0007】したがって、上記したように構成された露
光装置100は、つぎのようにワークの搬送、位置決
め、露光、反転を行っている。はじめに、ワークWは、
上流機105の搬入ステージ101から搬送装置112
のハンドラ115で,アライメントステージ102に搬
送され、アライメントステージ102で上下の焼枠11
3,116に挟持された状態でアライメントされる。
【0008】そして、搬送装置112の上焼枠113が
アライメント済ワークWおよび下焼枠116を吸着して
露光ステージ103に搬送し露光する。一面の露光が終
了したワークWは、搬送装置112のハンドラ114に
より搬出ステージ104に搬送され、反転ステージ10
6でワークが表裏反転される。さらに、下流機111側
に図示しない搬送装置により搬送され、上流機105で
行った作業を繰り返し行うことでワークWの他面を露光
してワークを搬出する。そのため、ワークは、正確なア
ライメントが行えると共に、生産性の向上を図ることが
できるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の露光装
置の真空フレームの構成では、次のような改良する余地
が残されていた。 露光作業により透光板が劣化した際、マスク付透光
板またはマスク透光板の交換をする必要があるが、ワー
クを保持する上焼枠は、ワークを真空吸着するための吸
引ホースおよび吸着パッド等の吸引機構を透光板の所定
箇所に取り付けているため、その吸引機構の脱着作業が
面倒であった。また、透光板の交換作業のため、全工程
の作業を数時間休止させるこになった。
【0010】 ワークを吸引して搬送する下焼枠は、
真空吸着によりワークと下焼枠の透光板が密着した場
合、透光板からワークを取り外せないため、作業を中断
することも発生した。また、下焼枠には、吸引ホースが
接続されているが、真空フレームとなる上下の焼枠が将
来複数化(2基以上)されつつある方向のため、その複
数化に対応できる構造が望まれている。
【0011】 ワークを保持する真空フレームは、上
下の焼枠が分離合体してワークを挟持してアライメント
作業および露光作業を行っている。しかし、ハンドラと
上焼枠が一体になっているため大型となり、動作制御が
大変であり、メンテナンス作業も困難であった。また、
下焼枠または上焼枠がそれぞれ単独で移動できないた
め、作業能率が向上できなかった。
【0012】 露光装置のアライメント位置および露
光作業位置の設置位置に係わらず、ワークのより効率的
な露光作業が行えるように真空フレームおよびワークの
位置合わせの改善が望まれていた。 露光装置の下焼枠に載置されたワークが、各ステー
ジに移動される際にその位置がズレることがあり、次工
程位置でワークの位置がズレない構成が望まれている。
【0013】この発明は、前述の問題点を解決すべく創
案されたもので、上焼枠は劣化の際に取り替えを容易に
し、下焼枠はワークの吸着および離脱を適切にでき、動
作制御およびメンテナンスが容易であると共に、真空フ
レームの構成およびワークの位置決めが能率よくかつ正
確にできる真空フレームおよびワークの位置決め方法を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、この発明は、ワークを搬入する搬入ステージと、下
焼枠に保持したワークを適正位置に移動させ位置決めす
るアライメント整合台、および、適正位置を確認する撮
像カメラを備えるアライメントステージと、下焼枠に保
持され位置決め済みワークを上焼枠と合体して形成され
る真空フレームにより露光する露光ステージとを備え、
前記真空フレームは、分離合体可能な二基の下焼枠と一
基の上焼枠から構成され、上下焼枠のそれぞれにワーク
の真空吸着手段を備え、ワークの位置決め確認作業、お
よび、露光作業中は、上下上焼枠がそのいずれかの真空
吸着手段によりワークを挟持し合体して真空フレームと
なり、ワークの位置決め作業、および、露光済みワーク
の搬送は、真空フレームが分離し、下焼枠にワークを保
持して行われる真空フレームとして構成した。
【0015】また、前記真空フレームは、分離合体可能
な一基の上焼枠と二基の下焼枠とからなり、前記下焼枠
は、アライメント作業位置および次作業位置に、それぞ
れ移転可能に設置されており、前記アライメント作業位
置および次作業位置に設置された下焼枠は、アライメン
ト作業位置では作業終了後上昇し、搬送手段により次作
業位置側に搬送され、次作業位置では、前記搬送手段に
より搬送されて来た位置より降下して搬送手段によりア
ライメント作業位置に搬送される真空フレームとして構
成しても良い。
【0016】さらに、前記真空フレームは、分離合体可
能な下焼枠と上焼枠から構成され、それら上下焼枠のそ
れぞれにワークの真空吸着手段を備えており、前記下焼
枠は、その表面側に設けたワークの真空吸着用の吸着口
から連通して裏面に開口した供給口に、前記真空吸着手
段のホース接続部が設けられ、前記ホース接続部は、接
続部本体と、この接続部本体内を遊動するボール弁とか
らなり、前記接続部本体は、前記下焼枠の供給口に当接
する位置に前記ボール弁の直径より小さく形成した一側
開口部と、この一側開口部の他側に前記ボール弁の直径
より小さく形成した他側開口部を備えるエアポンプのホ
ース接続部構造を有する真空フレームとして構成すると
都合が良い。
【0017】そして、前記下焼枠は、ワーク当接面のワ
ーク吸着用孔に連通する少なくとも2ヵ所に形成した接
続部を備え、前記下焼枠の一方の移動端部に設置したア
ライメント整合台に、前記下焼枠の接続部の到来する位
置に接合部を設けると共に、下焼枠の下面側に吸着保持
する保持手段を備え、前記下焼枠の他方の移動端部に設
置した昇降保持台に、前記下焼枠の接続部の到来する位
置に接合部を設け、前記下焼枠を両移動端部に搬送する
移動手段に、前記下焼枠の接続部の到来する位置に接合
部を設け、前記各接合部は、エアの吸引・排出用のエア
ポンプにそれぞれ接続され、前記下焼枠の接続部は、昇
降保持台、移動手段、アライメント整合台の各位置で
は、各接合部と合致してポンプの吸引排出動作を可能に
した真空フレームとして構成した。
【0018】また、前記上焼枠は、枠状のフレームと、
このフレームに保持される真空吸着用の貫通孔および枠
状のシールゴムを有する透光板とから構成され、前記透
光板の貫通孔位置に接続する真空吸引用の接続パットを
前記フレームに設けた真空フレームとした。
【0019】さらに、真空フレームの下焼枠をアライメ
ント整合台の上にアライメント整合台側の保持手段によ
り保持する第1工程と、前記下焼枠の上にワークを下焼
枠側の保持手段で保持すると共に、ワークを撮像制御手
段により認識し、予め記憶しているマスクフィルムの位
置情報と比較し適正位置にアライメント整合台を作動さ
せワークを位置決めする第2工程と、前記第2工程が終
了した後、アライメント整合台上の下焼枠は、アライメ
ント整合台の上昇により上焼枠と合体して真空フレーム
となり、下焼枠はアライメント整合台側と分離した状態
で再び撮像制御手段によりマスクフィルムとワークの位
置ズレの確認を行う第3工程と、前記第3工程で撮像制
御手段がワーク位置の適正、不適正を認識し、適正であ
れば次工程に、不適正であれば逆戻りして第2工程から
作業を行う第4工程からなるワークの位置決め方法とし
て構成した。
【0020】
【作用】この発明は上記のように構成したので以下のよ
うな作用を有している。 (1) 上下の焼枠で構成される真空フレームは、2基の下
焼枠と、1基の上焼枠からなり、上下の焼枠でワークを
挟持して真空フレームとしてワークの露光作業を行って
いる際、他の下焼枠は、アライメント整合台上でアライ
メント作業を行っている。そして、露光作業が終了した
後は、上下の焼枠は分離して、上焼枠は移動し、アライ
メント整合台上の他の下焼枠と合体し、適正位置の確認
が行われる。一方、露光位置で分離した下焼枠は、露光
済みワークを載置して次工程側に搬送手段により搬送さ
れる。
【0021】(2) 真空フレームの下焼枠は、アライメン
ト整合台と、次作業位置に設置されており、両下焼枠
は、アライメント整合台および次作業位置を循環すると
共に、上焼枠と合体して真空フレームとなり位置決め確
認、露光作業を行う。
【0022】(3) 露光装置の下焼枠は、その透光板の真
空吸着用のボール弁を備えたエアポンプのホース接合部
と当接合致する接続部を備えている。そのため、ワーク
を下焼枠に保持するために、真空吸引動作を行うと、接
続部本体内のボール弁は、接続部本体の他方の開口部近
傍に位置して接続部の吸引動作を行う邪魔になることは
ない。また、ワークを下焼枠から離間させるため、エア
の排出動作を行った場合も同様にボール弁は、他方の開
口部側に位置し、一方の開口部を塞ぐことがない。そし
て、上下の焼枠が合致して上焼枠の真空吸引動作が行わ
れると下焼枠の接続部本体の一方の開口部をボール弁が
塞ぎ、ワークを間に挟んだ状態で上下の焼枠を真空密着
させることができる状態にする。
【0023】(4) 下焼枠に載置しているワークは、下焼
枠のワーク当接面の吸着孔に連通する接続部が、昇降保
持台、搬送手段、アライメント整合台の各接合部に合致
してエアポンプの吸引排気動作を可能とすることで、下
焼枠に保持される。そして、昇降保持台から搬送手段に
下焼枠を受け渡すとき、および、搬送手段からアライメ
ント整合台に下焼枠を受け渡すときに、下焼枠の一方の
接続部側と合致している接合部からエアを吸引してワー
クを下焼枠に保持した後、下焼枠の他方の接続部側と合
致している接合部のエアの吸引を停止する。また、アラ
イメント整合台上に到来した下焼枠は、アライメント整
合台の保持手段により保持され、この時、下焼枠の接合
部と、アライメント整合台の接合部が合致しており、ポ
ンプからのエアの排出を行うことで、下焼枠からワーク
を離脱させることができる。
【0024】(5) アライメント整合台は、ワークを載置
した下焼枠を保持手段により保持して、各X,Y,θテ
ーブルを作動させ、ワークの位置合わせ作業を行う。そ
して、昇降機構により下焼枠ごとワークを上焼枠側に上
昇させ当接させる。また、露光済みワークを下焼枠ごと
移動手段から受け取る場合は、下焼枠を保持している移
動手段がアライメント整合台上に到来した後、昇降機構
によりワーク当接面を上昇させ、ワークを保持している
下焼枠ごと保持手段で保持する。それと共に、接合部を
下焼枠の接続部と合致させ、エアポンプのエア排出によ
り、ワークを下焼枠から離脱する。
【0025】(6) 露光装置の上焼枠は、その透光板を支
持するフレームに真空吸着する吸引パットを設けている
ため、このフレームを透光板から離間させるフレームお
よび真空吸着パットが容易に透光板から取り外すことが
できる。
【0026】(7) 下焼枠は、アライメント整合台上に一
基が配置され、次作業位置(露光装置の構成により露光
位置、あるいは搬出位置)に他の一基が配置されてい
る。また、アライメント整合台上の下焼枠は、ワークを
保持した状態でアライメント整合台に保持される。そし
て、アライメント作業が行われた後、アライメント整合
台の上昇に伴って上昇し、ワークを保持した状態で下焼
枠がアライメント整合台から離脱し、搬送手段によって
次作業位置に搬送される。一方、次作業位置の下焼枠
は、移動手段によってアライメント整合台側に搬送され
る。したがって、二基の下焼枠が、アライメント整合台
および次作業位置を循環している。
【0027】(8) 真空フレームの下焼枠をアライメント
整合台の上にアライメント整合台側の保持手段により保
持させる。そして、前記下焼枠の上にワークを下焼枠側
の保持手段で保持すると共に、ワークを撮像制御手段に
より認識し、予め記憶しているマスクフィルムの位置情
報と比較し適正位置にアライメント整合台を作動させワ
ークを位置決めする。前記工程が終了した後、アライメ
ント整合台上の下焼枠は、アライメント整合台の上昇に
より上焼枠と合体して真空フレームとなり、下焼枠はア
ライメント整合台側と分離した状態で再び撮像制御手段
によりマスクフィルムとワークの位置ズレの確認を行
う。さらに、前記工程で撮像制御手段がワーク位置の適
正、不適正を認識し、適正であれば次工程に、不適正で
あれば逆戻りして第2工程から作業を行う構成としてい
る。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、真空フレームを使用する一例の露光装
置の全体の構成を示す原理図。図2は、真空フレームを
使用した露光装置全体を示す平面図、図3は、真空フレ
ームの上焼枠および下焼枠の移動状態を示す側面図、図
4は、アライメント位置および露光位置での上焼枠およ
び下焼枠の状態を示す平面図、図5は、露光ステージ位
置での真空フレーム、移動テーブルおのおのの搬送手段
を示す断面図、図6は、上焼枠を示す斜視図、図7
(a)は、上下焼枠でワークを保持する状態を示す断面
図、(b)は、下焼枠でワークを保持する状態を示す断
面図、(c)は、下焼枠からワークを離脱する状態を示
す断面図、図8は、他の露光装置に対応させた場合の真
空フレームを示す原理図、図9は、他の構成を示す上焼
枠の分解斜視図、図10(a)(b)は、接続部の他の
構成を示す断面図である。
【0029】真空フレームVを図1および図2で示すよ
うな露光装置に使用する場合について説明する。露光装
置1は、搬入ステージA、第1アライメントステージ
B,反転ステージD、第2アライメントステージEおよ
び搬出ステージGを直線状に配設している。そして、搬
入ステージAから搬出ステージGまでの直線状の配置に
対して直交する方向で、第1露光ステージCを、第1ア
ライメントステージに隣接して配置し、第2露光ステー
ジFを、前記第2アライメントステージEに隣接して配
設している。なお、紫外線照射ステージHは、第1露光
ステージCと第2露光ステージFの間に隣接して配設し
ている。
【0030】図1および図2で示すように、前記搬入ス
テージAには、ワークの予備位置決めを行うプリアライ
メント機構3および載置ローラ2が設置されている。そ
して、第1アライメントステージB(第2アライメント
ステージE)には、アライメント整合台10(60)お
よび一方の下焼枠24(44)が設置されている。ま
た、露光ステージCには、大反射鏡20a(70a)
と、上焼枠23(43)と、他方の下焼枠24(44)
と、この他方の下焼枠24(24)を載置している移動
手段としての移動テーブル26(46)と、昇降保持台
21(21)とが配置されている。さらに、反転ステー
ジDには、反転装置50と、昇降テーブル51と、予備
位置決めを行うプリアライメント機構63とを備えてい
る。そして、紫外線照射ステージは、光源装置33およ
び紫外線を所定方向に導く光学系を備えている。
【0031】また、図1で示すように、各ステージにワ
ークWを移動する手段は、搬入ステージAから直線状に
設けた搬出ステージGに沿って設けた複数(図面では4
ヵ所)のハンドラ15、25、65、75と、第1・第
2アライメントステージB・Eおよび第1・第2露光ス
テージC・F間のそれぞれに設置した2基の下焼枠2
4、24・44、44および上焼枠23・46と、前記
上下の焼枠を搬送する搬送手段としての移動機構28
(48)および移動機構27(47)とを備えている。
なお、真空フレームVは、下焼枠24、24(44、4
4)と上焼枠23(46)と合体して構成される。
【0032】図1で示すように、第1アライメントステ
ージBおよび第2アライメントステージEには、共にア
ライメント整合台10(60)(図3参照)およびワー
クWの位置確認を行う撮像手段(撮像カメラ)としての
CCDカメラ22(82)とを備えている。
【0033】アライメント整合台10(60)の構成
は、図3および図4で示すように、平面上の直交する一
方向に移動させるXテーブル11と、平面上の直交する
他方向に移動させるYテーブル12と、垂直線の周りを
回動するθテーブル13および垂直方向に上下動できる
昇降機構としてのZ軸部14とからなる。そして、図4
で示すように、前記Xテーブル11には、下焼枠24を
Xテーブル上に保持できるように、真空吸着用の保持手
段9および、下焼枠24の一方の接続部45(図5参
照)に合致する接合部9aを有している。なお、アライ
メント整合台10は、Z軸部14を作動させない場合の
ワークWの当接面位置は、後述する移動テーブル26の
ワーク当接面位置よりレベルが低くなるように構成され
ている。
【0034】前記保持手段9は、図4で示すように、テ
ーブルの上側に設けた吸着溝7と、この吸着溝7を取り
囲む位置で枠状に設けたシールゴム8とを備えている。
そして、図示しないエアーの吸引・排出を行うエアーポ
ンプに接続ホース(図示せず)を介して前記吸着溝7に
連通されている。なお、保持手段9の吸着溝7は、その
代わりに複数の開口孔としても構わない。
【0035】また、図4で示すように、前記接合部9a
は、下焼枠24が到来して、前記Xテーブル11上に下
焼枠24が保持できるように、Xテーブルの上面レベル
からやや下側位置で、Xテーブルの側面に設けられてい
る。そして、接合部9aは、上面に環状のゴムパッドを
備え、図示しないエアーの吸引・排出動作を行うエアー
ポンプにホースなどで連結されている。
【0036】また、図4で示すように、Xテーブル11
の左右には、発光テーブル6、6が設置されている。こ
の発光テーブル6、6は、ワークに設けた位置合わせ孔
(図示せず)と、マスクフィルムMの位置決めマークの
状態をCCDカメラ22(62)で撮像するときの照明
用の光を発し、より確実に確認できるようにするもので
ある。
【0037】なお、CCDカメラ22で写すワークWと
マスクフィルムMとの整合状態は、図3で示すモニター
84で写し出される。そして、図3で示すように、ワー
クWの位置決めマーク(図示せず)の適正位置の判断
は、予め制御部86に入力されている記憶データと、C
CDカメラ22で撮像したワークWの位置決めマークの
位置ズレを比較することで行われる。さらに、位置ズレ
が存在する場合は、作動制御部87からの信号により、
各X,Y,θテーブル11、12、13を作動させ位置
ズレを補正する構成としている。
【0038】また、アライメント作業の終了後、上下焼
枠23、24でワークWを保持した状態で、マスクフィ
ルムMとワークWの位置確認を再びCCDカメラ22に
より行う構成としている。したがって、真空フレームV
となった状態でワークWは位置ズレがない状態で露光さ
れることになる。
【0039】そして、図4および図5で示すように、前
記大反射鏡20a(70a)の直下に上焼枠23(4
3)がアライメントステージB側に移動可能に配置され
ている。また、二基ある内の一基の下焼枠24が、移動
手段としての移動テーブル26(46)に載置されてい
る。さらに、前記移動テーブル26に露光済みワークW
を受け渡す昇降保持台21(21)が移動テーブルの直
下に設置されている。そして、この移動テーブル26
は、図1および図4で示すように、アライメントステー
ジB(E)と露光ステージC(F)間を、移動機構27
により移動自在に設置されている。
【0040】図4および図5に示すように、前記移動テ
ーブル26の構成は、コの字形の載置台26aと、この
載置台26aを支持する支持台26cと、前記載置台2
6aの内側位置に設けた、下焼枠24の接続部45に合
致する接合部26eとからなる。そして、前記接合部2
6eは、環状のゴムパッドを上面側に備え、図示しない
エアーの吸引・排出動作を行うエアーポンプにホースな
どで連結されている。
【0041】また、前記移動テーブル26は、露光ステ
ージBおよびアライメントステージC間に沿って設けた
エアーシリンダ27aおよびリニアガイド27b、支持
台26cの車輪などの移動機構27により両ステージ
C,B間を往復移動するよう構成されている。なお、前
記移動テーブル26の移動に伴い、昇降保持台21は、
降下した状態では、支持台26cより低い位置になるよ
うに設置されているため、移動テーブル26の移動を妨
げることはない。
【0042】また、図3ないし図5で示すように、前記
昇降保持台21の構成は、焼枠載置テーブル21aと、
この焼枠載置テーブル21aを昇降駆動するシリンダ装
置21bと,前記焼枠載置テーブル21aの中央位置に
形成した一方の切欠部21cから横方向に突設した接合
部21dとを備えている。そして、前記接合部21d
は、上面に環状のゴムパッドを備え、図示しないエアー
の吸引・排出動作を行うエアーポンプにホースなどで連
結されている。また、この結合部21dの設置位置は、
前記Xテーブル11の接合部9aの位置と離間した同位
置に設置されている。そのため、後述する下焼枠24が
移動しても下焼枠24の接続部45と各接合部9a,2
1dが当接合致できるように構成されている。なお、各
接合部9a…は、下焼枠の当接部の突設寸法によって設
置高さを決めている。
【0043】図7で示すように、前記下焼枠24の構成
は、ワークWを載置する複数の貫通孔24bを備える透
光板24aと、この透光板24aに重ねて取り付けた給
出入孔24dを形成した透光板24eとから成る。そし
て、前記透光板24aには、各貫通孔24bからの空気
の流出入ができるように溝部24cが形成されている。
また、前記透光板24eの給出入孔24dの位置には、
前記接続部45が複数(図面では2ヵ所、図5参照)に
設けられている。この接続部45、45は、前記した各
位置の接合部9a、21d,26eと下焼枠が移動する
ごとに当接合致する。
【0044】前記下焼枠24の接続部45の構成は、図
7(a)(b)(c)で示すように、ボール弁45bが
自由に移動できる空間を備える接続部本体45aと、こ
の接続部本体45aの下部側に設けた前記ボール弁45
bの直径より小さな径で形成された複数の開口孔45c
とからなる。そして、前記接続部本体26aの下部に
は、ボール弁45bが納まる凹部45dが形成されてい
る。
【0045】一方、上焼枠23は、図3および図5で示
すように、上焼枠23の左右位置に、取り付け部23
n,23nを介してエアーシリンダ28aおよびリニア
ガイド28bなどの移動機構28により接続されてアラ
イメントステージBおよび露光ステージC間を移動する
ように設けられている。
【0046】そして、上焼枠23の構成は、図6で示す
ように、透光板23aと、この透光板23aを挟持する
上下の枠体23b,23cとから成る。また、前記透光
板23aの縁側には、ワークWを真空吸着するための貫
通孔23e、23eが穿設されており、ワーク当接面に
は、枠状に取り付けたシールゴム23dを有している。
なお、マスクフィルムMを真空吸着するための吸着溝2
3f(図7(a)参照)などの吸着機構をワーク当接面
の透光板23aおよび枠体23b側に備えている(ガラ
ス乾板を使用する場合は、マスクフィルムMの吸着機構
は必要としない)。
【0047】また、図6および図7(a)で示すよう
に、前記枠体23bには、真空吸着用の接続パット4
0、40が、取付アーム40aを介して取り付けられて
いる。この接続パット40、40は、枠体23bで透光
板23aを挟持した際、前記透光板23aの貫通孔23
e,23eに到来する位置に設置されている。そして、
接続パット40、40に連結されているホース41、4
1は、前記枠体23b側に取付具(図6参照)を介して
取り付けられている。また、図7(a)で示すように、
接続パット40は、透光板23aに当接するゴムなどの
弾性部材で形成した当接部と、この当接部40bを支持
する部分にスプリング40cが取り付けられている。な
お、上下の枠体23b、23cは、図示しない蝶番とは
反対側端部に設けた手回しボルトなどで止め付けられて
いる。また、図6で示すホース41、41は、上枠体2
3b内に収納される構成としても良い。
【0048】したがって、透光板23aを取り替える場
合は、手回しボルトを外せば、上枠体23bが蝶番を支
点に上昇して開口できるため、透光板23aをスライド
して外し、所望の透光板23aを入れ換えることがで
き、容易に交換可能である。なお、マスクフィルムM
は、透光板23aの吸着溝23fにより吸着する構成と
しているが、透光板23aにテープなどで止め付ける構
成としても構わない。
【0049】上記したように、上下焼枠23、24は、
その真空吸着手段の接続部45などの構成により、次の
ように、ワークWが位置ズレが最小限で各ステージ間を
移動し、上下焼枠23、24に保持でき、あるいは、強
制的にワークWを離脱することができる。
【0050】図4および図7(a)で示すように、アラ
イメント整合台10側の接合部9aからの吸引動作を停
止するとほぼ同時に、上焼枠23の接続パッド40を介
して真空吸引すると、矢印で示すように透光板23aお
よびシールゴム23d下焼枠24で囲まれた空間の空気
が吸引される。このとき、下焼枠24の接続部45のボ
ール弁45bが、透光板24eの貫通穴24d側に吸い
上げられ、貫通穴24dを塞ぐことで、前記空間の吸引
が達成でき、ワークWを上焼枠23と下焼枠24間に挟
持可能とする(アライメントステージBから露光ステー
ジCに移動の際)。
【0051】そして、露光ステージCから移動テーブル
26にワークWが受け渡される場合は、つぎの手順によ
る。図3および図7(b)で示すように、昇降保持台2
1が上昇し、その接合部26eを下焼枠24の一方の接
続部に当接合致させた後、上焼枠23の真空吸着動作を
中止する。と同時に接合部21d側が吸引を開始する
と、図7(b)で示すように、接続部45のボール弁4
5bが透光板24eの貫通穴24dから解放され降下
し、矢印で示すように空気が、接続部本体45aの開口
孔45cを介して吸引される。そして、ボール弁45d
は、接続部本体45aの凹部45dに嵌合して吸引動作
を邪魔することがない。そのため、ワークWは、矢印で
示す吸引動作により、下焼枠24の透光板24eに吸着
保持される。
【0052】また、昇降保持台21から移動テーブル2
6に下焼枠24を受け渡す場合は、昇降保持台21が降
下して移動テーブル26の接合部26eが下焼枠24の
他方の接合部(図示せず)に当接合致した瞬間に接合部
26e側からエアーの吸引を行うと共に、今までエアー
の吸引を行っていた昇降保持台21の接合部21dのエ
アーの吸引を停止することによって行われる。
【0053】さらに、移動テーブル26が移動後、下焼
枠24を再びアライメント整合台10に引き渡すと共
に、下焼枠24からワークWを離脱させる場合は、図3
および図4に示すように、移動テーブルが下焼枠24を
保持した状態でアライメント整合台10の位置に到来す
る。そして、アライメント整合台10のZ軸部14を上
昇させる。そして、Xテーブル11の保持手段9にワー
クの下面側が当接すると共に、接合部9aに下焼枠24
の一方の接続部が当接合致したとき、移動テーブル26
側の接合部26eの吸引動作を停止するとほぼ同時に、
保持手段9の吸引動作を行い、さらに接合部9eからエ
アーの吹き出しを行う。
【0054】したがって、図7(c)の矢印で示すよう
に、送り込まれたエアーは、開口孔45cから透光板2
4eの貫通穴24dを経て、透光板24aの各貫通孔2
4bから噴出し、ワークWを透光板24eから強制的に
離脱させることができる。なお、上記エアーポンプのエ
アーの吸引・吹き出し動作、および、各位置での切換え
動作は、図示しない電磁弁の作動により行われる構成と
している。また、ステージB,C間とステージE,F間
のワークWの移動、位置決め、露光するための構成は同
じであるため、ステージE,F間の説明は省略する。
【0055】また、露光作業がクリーンルームで行われ
るため、常に除湿されている状態となり、乾燥しすぎる
と、マスクフィルムM上面が変形破損の原因になると共
に、静電気が発生し易くなり、露光装置にとって、ま
た、ワークの受け渡し時の不具合を起こす原因となる。
そのため、図示してはいないが、各露光ステージC,F
には、加湿器のノズルを突出させており、適切な湿度を
保つように構成されている。そして、露光位置では、光
源装置33からの紫外線その他の光線(赤外線など)な
どにより、上焼枠側が熱を持つため、マスクフィルムM
の変形が起こり易い。そのため、上焼枠側を冷却するた
め、冷風を吹きつける構成としている。さらに、静電気
による弊害を除去するために、帯電防止の手段を備えて
いる。
【0056】帯電防止手段としては、イオン化された空
気を吹きつける構成としている。すなわち、露光ステー
ジ側に向かって、ノズル(図示せず)を設置し、このノ
ズルからプラスとマイナスのイオン化された空気を吹き
つけることで、マスクフィルムMおよびワークWの密着
による静電気が帯電されているものを中和することがで
きる。
【0057】なお、各ステージの作動開始・終了および
ワークWの移動開始・終了、設置位置などは、図示しな
い各種センサにより行われており、また、各装置の動作
を制御する制御部は、予め入力された装置全体のプログ
ラムおよび加工データのプログラムなどを、図2で示す
キーボードから入力して記憶部に記憶している。
【0058】つぎに、真空フレームVおよび下焼枠24
(44)と上焼枠23(43)の作動を説明する。ワー
クWの予備位置決めが終了すると、ハンドラ15は、ワ
ークWを、アライメント整合台10上の一方の下焼枠2
4の上に載置する。下焼枠24に載置されたワークW
は、下焼枠24に真空吸着されて保持され(図7(b)
参照)、CCDカメラ22によりワークの位置決めマー
クは撮像され、制御部86で確認される。
【0059】そして、位置ズレが無い場合は、露光ステ
ージCに位置している上焼枠23が、アライメント整合
台10の位置に移動機構28により搬送されて来る。上
焼枠23がアライメント整合台10上に到来すると、図
5で示すように、アライメント整合台10のZ軸部14
が仮想線で示すように、下焼枠24を上昇させて、上焼
枠23とワークWを当接させ、下焼枠24側の真空吸着
を解除する。そこで、上焼枠23の真空吸着作動によ
り、下焼枠24およびワークWを真空吸着する(図9の
状態)。
【0060】CCDカメラ22は、ワークWが上下焼枠
23、24で固定された状態で再度位置ズレの確認を行
い、適正であれば、上焼枠23の移動機構28により露
光ステージCにワークWおよび下焼枠24ごと搬送す
る。
【0061】なお、上下焼枠23、24でワークWを保
持した後に、位置ズレが生じた場合は、Z軸部14が上
昇して下焼枠24を保持(ワークも保持)する。そし
て、上焼枠23の真空吸着を解除すると共に、アライメ
ント整合台10のZ軸部14を降下させ、上焼枠23を
露光ステージCに移動手段で移動させ、再びアライメン
ト作業をCCDカメラ22を介して行う。また、位置決
め作業が終了しワークWを保持する真空フレームVは、
移動機構28により露光位置に移動する。
【0062】一方、図3で示すように、露光ステージに
配置している移動テーブル26は、他方の下焼枠24を
載置台26aに載置しており、移動機構27により第1
アライメントステージBのアライメント整合台10側
に、その他方の下焼枠24を搬送する。そして、移動テ
ーブル26は、再び、露光ステージC側に移動機構27
により搬送される。
【0063】なお、移動テーブル26からアライメント
整合台10に下焼枠24を受け渡す場合は、移動テーブ
ル26に載置されたワークWの下面位置より、アライメ
ント整合台10のワーク載置面位置のレベルが低く設置
されているため、移動テーブル26に載置されたワーク
Wが、アライメント整合台10の直上に移動された後、
アライメント整合台10は、Z軸部14をやや上昇させ
ワークWをXテーブル11の保持手段9などにより下焼
枠24を吸着保持する。そして、アライメント整合台1
0がやや上昇している間に、移動テーブル26は、再
び、露光ステージC側に搬送されて行く。移動テーブル
26が移動すると、アライメント整合台10は、Z軸部
14を降下させて次のワークWの到来を待機している。
【0064】つぎに、ワークWがアライメントステージ
Bから露光ステージCに移動すると、紫外線照射ステー
ジHの光源装置33(図2参照)から紫外線が照射さ
れ、上下焼枠23、24で挟持されているワークWに照
射して露光作業が行われる。
【0065】図3で示すように、ワークWの一方面が露
光されると、露光ステージCに位置している昇降保持台
21の焼枠載置テーブル21aがシリンダ装置21bの
作動により上昇して下焼枠24の下面側に当接する。そ
して、上焼枠23の真空吸着が解除され、ワークWは、
下焼枠24に真空吸着された状態で(図7(a)から図
7(b)の状態)、焼枠載置テーブル21aがシリンダ
装置21bの作動により降下し、移動テーブル26の載
置台26aに受け渡される。さらに、移動テーブル26
は、下焼枠24を載置した状態で、移動機構27により
再びアライメントステージBに移動する。移動テーブル
26により搬送されるワークWを保持した下焼枠24
は、移動機構27により、アライメント整合台10のX
テーブル11上の所定位置に常に搬送される。
【0066】Xテーブル11上に到来した下焼枠24
は、Xテーブル11の保持手段9により保持される。そ
して、下焼枠24に真空吸着されているワークWは、下
焼枠24の接続部45と当接合致している接合部9a側
から、エアーを吹き出すことにより、(図7(c)参
照)下焼枠24の透光板24aから離脱する。その後、
ワークWは、ハンドラ25により反転ステージに搬送さ
れる。なお、ワークWがズレることなく真空吸着された
状態での各ステージ間に受け渡される詳細は、前記した
ので省略している。
【0067】つぎに、反転ステージDに到来したワーク
Wは、反転装置50によりその表裏が反転される。な
お、アライメント作業および露光作業は、前記第1アラ
イメントステージBおよび第1露光ステージCで説明し
た動作を繰り返し行いワークWの裏面が露光される。し
たがって、下焼枠24、24(44、44)は、アライ
メントステージB(E)および露光ステージC(F)間
で鉛直矩形軌道(図1の矢印)を循環するように移動
し、上焼枠23(43)は、アライメントステージB
(E)および露光ステージC(F)間を往復移動する。
そして、両面が露光されたワークWは、第2アライメン
トステージEからハンドラ75により搬出ステージGに
搬出される。そのため、ワークWの表裏が露光され、一
連の露光作業が終了する。
【0068】そして、この発明は、上記した実施例に限
られるものではなく、例えば、二基の下焼枠と一基の上
焼枠の構成では、露光ステージとアライメントステージ
とが同一にある露光装置に使用することも可能である。
図8で示すように、露光装置140は、搬入ステージ1
41と、露光アライメントステージ142と、搬出ステ
ージ143とから構成され、真空フレームの上焼枠14
4aと、下焼枠144bとが分離して設置され、アライ
メント整合台145の上昇により合体して真空フレーム
となる構成としている。そして、下焼枠144b、14
4bは、アライメント整合台145の上と、搬出側(次
作業位置)に配置されている。
【0069】したがって、送りローラ146により搬入
ステージに到来したワークWは、ハンドラ147により
吸着され、下焼枠144b上に載置される。そして、撮
像カメラ148により位置決めマークが確認されると共
に、位置決めが行われる。さらに、アライメント整合台
145の上昇により、上下焼枠144a,144bが合
体した状態で再び撮像カメラ148により確認され、適
正であれば露光作業が行われる。
【0070】一方、降下したアライメント整合台145
は、搬送側に設置されている他の下焼枠144bを載置
可能としている。そのため、搬送手段(図面では送りロ
ーラ149の駆動を図示しているが、下焼枠の両側を保
持して搬送する搬送ハンドラなどその他の構成でもよ
い)により搬出位置にある他の下焼枠144bを搬送し
てアライメント整合台145の上に載置する。そして、
ハンドラ147によりつぎのワークを下焼枠144bの
上に載置する。
【0071】また、露光済みワークは、上焼枠144a
が搬送手段(図示せず)により搬出側に移動してワーク
Wを下焼枠144bに保持した状態で送りローラ149
上に昇降手段(図示せず)などを介して載置する(上焼
枠が移動しない場合は、上記搬送ハンドラなどの搬送手
段により、ワークと下焼枠が搬送される)。そして、搬
出口側に移動していたハンドラ150が到来してワーク
を吸着し、搬出搬送する。
【0072】したがって、上焼枠と二基の下焼枠の構成
がワークの露光作業効率を向上することができる。ま
た、下焼枠の接続部45は、開口孔45cが、エアーの
送り込み、吸引動作の際、ボール弁でその開口孔45c
を塞ぐことがない構成であればよいため、例えば、開口
孔45cの近傍に突起を設け、この突起が、ボール弁で
開口孔を塞ぐことができない構成とすることでも良い。
【0073】また、図10(a)に示すように、接続部
45′の構成は、下焼枠の透光板に当接する側に、開口
部45fを設けた取付板45eを接続部本体45′に設
け、他方の開口孔45c1 を実線で示すように側面側に
設けた構成とすることや、他方の開口孔45c2 を仮想
線で示すように傾斜させて側面側に設けることにしても
良い。この際、各位置の接続部45′の構成は、垂直断
面形状がコ字形に形成され、接続部の開口孔45c1
エアーの吸引・送り出し動作ができるように開口が形成
されている構成としている。
【0074】さらに、図10(b)で示すように、接続
部を下焼枠の透光板24e′の板厚内に埋設する構成と
してもよく、接続部の各構成は、上記したようにボール
弁45b′と、接続部本体45a′と、複数の開口孔4
5c′と、傾斜面24d′を有する開口部などから成
る。
【0075】また、図9に示すように、上焼枠の構成
は、上フレーム23b′と、透光板23a′と、下フレ
ーム23c′とから成るようにしても良く。そして、上
フレーム23b′には、真空吸着用の接続パット4
0′、40′が、上フレーム23b′を貫通するように
設けられている。なお、下フレーム23c′には、上フ
レーム23b′と嵌合する嵌合ピン23gが設けられい
る。そして、このピン23gの反対側端部に設けた止付
部分により、上下のフレーム23c′、23b′を透光
板23a′を間にして一体に止め付けている。なお、接
続パット40、その他の構成は、前記した上焼枠と同じ
構成としている。
【0076】したがって、上下方向にフレームを移動さ
せることで、上焼枠の透光板が容易に取り外し可能とな
り、透光板を自動装置により取り替えする場合には最適
な構造とすることになる。なお,透光板は上フレームの
みで保持可能な構成,例えば,透光板の側面周囲に縁枠
を取り付け,この縁枠を上フレームに設けた爪部で着脱
自在に保持する構成にすることでも良い。したがって,
上焼枠の構成は,上フレームと透光板のみで構成でき
る。
【0077】また、露光ステージC,Fに設けられてい
る昇降保持台21は、移動テーブル26の載置台26a
と支持台26cの間に一体に設けた構成とし、移動テー
ブル26が、アライメント整合台10側に移動した際、
邪魔にならない形状、例えばコ字形(載置台より小さな
形状)として構成しても良い。
【0078】そして、図11(a)(b)で示すよう
に、上焼枠23がアライメント終了後のワークWおよび
下焼枠24を吸着保持して露光ステージCに搬送する場
合は、上焼枠23側の真空吸着手段によりワークWおよ
び下焼枠24を保持するが、予期せぬ原因により(例え
ば停電、故障など)、真空吸着状態が解除されてワーク
Wごと下焼枠24を落下させない構成としても良い。そ
のため、保持補助手段19、19を上焼枠23側に設け
た構成としている。
【0079】この保持補助手段19は、上焼枠23側に
設けた本体部19aと、この本体部19aから水平方向
に出没自在に設けた支持部19bなどから構成されてい
る。そのため、下焼枠24をワークWごと上焼枠23の
接続パット40などの吸着手段で吸着保持すると、左右
の保持補助手段19、19の支持部19b.19bが下
焼枠24の中心方向に突出して、下焼枠24の下面側を
当接支持する。したがって、上焼枠23の吸着手段が途
中で停止しても、保持補助手段19により下焼枠24お
よびワークWは、落下することはない。なお、上焼枠2
3が下焼枠24およびワークWを適切に搬送し、露光終
了後、保持補助手段19の支持部19bを没入して解除
し、下焼枠24が上焼枠23と分離可能な状態になる構
成としている。
【0080】また、上焼枠は、ワークおよび下焼枠の保
持手段として上記した保持補助手段を複数取り付けて代
わりとしても構わない(この場合、下焼枠の構成は、ボ
ール弁を接続部に必要としない構成で足りる)こと等、
この発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変更
ができることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明は次の優れた
効果を発揮する。 (1) ワークを保持する上焼枠は、ワークを真空吸着する
ための吸引ホースおよび吸着パッド等の吸引機構を透光
板のフレームに取り付けているため、露光作業により透
光板が劣化した際、透光板の交換が容易にできる。
【0082】(2) ワークを吸引して搬送する下焼枠は、
接続部を備えているためワークと下焼枠の透光板に吸引
保持すると共に、強制的に離脱することができ、作業性
の向上を可能とする。また、露光装置の構成上複数(二
基以上)の下焼枠を使用する場合となっても対応するこ
とができる。 (3) 一基の上焼枠と二基の下焼枠が各位置で分離・合体
を繰り返し、ワークを位置決め・搬送・露光などの作業
を行っても、下焼枠の接続部と、各位置に設置した接合
部が当接合体してエアーポンプの吸引・吹き出し作業を
可能にしているため、下焼枠上のワークは位置ズレをお
こすことが無い。
【0083】(4) 上下焼枠で構成される真空フレーム
は、ワークの位置決め確認作業および露光作業中は、ワ
ークを挟持して真空フレームの状態で作業し、位置決め
作業および露光済みワークの搬送は、2基の下焼枠に載
置した状態で行われるため、ワークの位置決めおよび露
光作業が効率良く行える。さらに、2基の下焼枠と1基
の上焼枠から構成される真空フレームは、2基の下焼枠
が露光位置およびアライメント位置を順次往復するた
め、露光装置の露光ステージおよびアライメントステー
ジの位置にかからわず、作業効率を高めることができ
る。 (5) アライメント整合台は、下焼枠を分離保持自在と
し、下焼枠のワーク当接面から連通した接続部に合致す
る接合部を備えているため、下焼枠上ワークのアライメ
ント作業および露光済みワークを保持している下焼枠か
らワークの分離を容易にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の真空フレームを使用する一例の露光
装置の全体の構成を示す原理図である。
【図2】この発明の真空フレームを使用する露光装置の
全体を示す平面図である。
【図3】この発明の真空フレームの上焼枠および下焼枠
の移動状態を示す側面図である。
【図4】この発明のアライメントステージおよび露光ス
テージ間を移動する下焼枠を示す平面図である。
【図5】この発明の露光ステージ位置での上下の焼枠、
移動テーブルおよびおのおの搬送手段を示す一部断面図
である。
【図6】この発明の上焼枠の構成を示す斜視図である。
【図7】(a)は、この発明の上下焼枠の吸着状態を示
す一部の断面図、(b)は、下焼枠の要部の断面図、
(c)は、下焼枠の要部の断面図である。
【図8】この発明の上焼枠の応用例を示す分解斜視図で
ある。
【図9】この発明の上焼枠の接続部の応用例を示す要部
の断面図である。
【図10】(a)(b)は、この発明の下焼枠の接続部
の応用例を示す要部の断面図である。
【図11】(a),(b)は、この発明の上下の焼枠の
接続状態を現わす平面図および側面図である。
【図12】従来の露光装置の全体を示す原理図である。
【図13】(a)は、従来の下焼枠の一部を示す斜視
図、(b)は、従来の上焼枠の全体を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 露光装置 A 搬入ステージ B 第1アライメントステージ C 第1露光ステージ D 反転ステージ E 第2アライメントステージ F 第2露光ステージ G 搬出ステージ H 紫外線照射ステージ 3、63 プリアライメント機構 3a,3b,3c,3d,61,62 押動装置 9 保持手段 9a 接合部 19 保持補助手段 10、60 アライメント整合台 15、25、65、75 ハンドラ 15b 吸着パッド 15f 当接部 21 昇降保持台 21d 接合部 23 上焼枠 23a 透光板 23b,23c 上焼枠の上下のフレーム 24 下焼枠 26 移動テーブル 26e 接合部 27、47 下焼枠の移動機構(搬送手段) 28、48 上焼枠の移動機構(搬送手段) 33 光源装置 40 接続パット 45 接続部 45a 接続部本体 45b ボール弁 45f 一側の開口孔 45c,45c1 ,45c2 他側の開口孔 50 反転装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークを搬入する搬入ステージと、下焼枠
    に保持したワークを適正位置に移動させ位置決めするア
    ライメント整合台、および、適正位置を確認する撮像カ
    メラを備えるアライメントステージと、下焼枠に保持さ
    れ位置決め済みワークを上焼枠と合体して形成される真
    空フレームにより露光する露光ステージとを備え、 前記真空フレームは、分離合体可能な二基の下焼枠と一
    基の上焼枠から構成され、上下焼枠のそれぞれにワーク
    の真空吸着手段を備え、ワークの位置決め確認作業、お
    よび、露光作業中は、上下上焼枠がそのいずれかの真空
    吸着手段によりワークを挟持し合体して真空フレームと
    なり、 ワークの位置決め作業、および、露光済みワークの搬送
    は、真空フレームが分離し、下焼枠にワークを保持して
    行われることを特徴とする真空フレーム。
  2. 【請求項2】前記真空フレームは、分離合体可能な一基
    の上焼枠と二基の下焼枠とからなり、前記下焼枠は、ア
    ライメント作業位置および次作業位置に、それぞれ移転
    可能に設置されており、 前記アライメント作業位置および次作業位置に設置され
    た下焼枠は、アライメント作業位置では作業終了後上昇
    し、搬送手段により次作業位置側に搬送され、次作業位
    置では、前記搬送手段により搬送されて来た位置より降
    下して搬送手段によりアライメント作業位置に搬送され
    ることを特徴とする請求項1に記載の真空フレーム。
  3. 【請求項3】前記真空フレームは、分離合体可能な下焼
    枠と上焼枠から構成され、それら上下焼枠のそれぞれに
    ワークの真空吸着手段を備えており、 前記下焼枠は、その表面側に設けたワークの真空吸着用
    の吸着口から連通して裏面に開口した供給口に、前記真
    空吸着手段のホース接続部が設けられ、 前記ホース接続部は、接続部本体と、この接続部本体内
    を遊動するボール弁とからなり、前記接続部本体は、前
    記下焼枠の供給口に当接する位置に前記ボール弁の直径
    より小さく形成した一側開口部と、この一側開口部の他
    側に前記ボール弁の直径より小さく形成した他側開口部
    を備えるエアポンプのホース接続部構造を有することを
    特徴とする請求項1または2に記載の真空フレーム。
  4. 【請求項4】前記下焼枠は、ワーク当接面のワーク吸着
    用孔に連通する少なくとも2ヵ所に形成した接続部を備
    え、 前記下焼枠の一方の移動端部に設置したアライメント整
    合台に、前記下焼枠の接続部の到来する位置に接合部を
    設けると共に、下焼枠の下面側に吸着保持する保持手段
    を備え、 前記下焼枠の他方の移動端部に設置した昇降保持台に、
    前記下焼枠の接続部の到来する位置に接合部を設け、 前記下焼枠を両移動端部に搬送する移動手段に、前記下
    焼枠の接続部の到来する位置に接合部を設け、 前記各接合部は、エアの吸引・排出用のエアポンプにそ
    れぞれ接続され、 前記下焼枠の接続部は、昇降保持台、移動手段、アライ
    メント整合台の各位置では、各接合部と合致してポンプ
    の吸引排出動作を可能にしたことを特徴とする請求項
    1、2または3に記載の真空フレーム。
  5. 【請求項5】前記上焼枠は、枠状のフレームと、このフ
    レームに保持される真空吸着用の貫通孔および枠状のシ
    ールゴムを有する透光板とから構成され、前記透光板の
    貫通孔位置に接続する真空吸引用の接続パットを前記フ
    レームに設けたことを特徴とする上焼枠を備える請求項
    1または2に記載の真空フレーム。
  6. 【請求項6】真空フレームの下焼枠をアライメント整合
    台の上にアライメント整合台側の保持手段により保持す
    る第1工程と、 前記下焼枠の上にワークを下焼枠側の保持手段で保持す
    ると共に、ワークを撮像制御手段により認識し、予め記
    憶しているマスクフィルムの位置情報と比較し適正位置
    にアライメント整合台を作動させワークを位置決めする
    第2工程と、 前記第2工程が終了した後、アライメント整合台上の下
    焼枠は、アライメント整合台の上昇により上焼枠と合体
    して真空フレームとなり、下焼枠はアライメント整合台
    側と分離した状態で再び撮像制御手段によりマスクフィ
    ルムとワークの位置ズレの確認を行う第3工程と、 前記第3工程で撮像制御手段がワーク位置の適正、不適
    正を認識し、適正であれば次工程に、不適正であれば逆
    戻りして第2工程から作業を行う第4工程からなるワー
    クの位置決め方法。
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