JPH1172744A - 3次元像再生装置 - Google Patents

3次元像再生装置

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JPH1172744A
JPH1172744A JP9249370A JP24937097A JPH1172744A JP H1172744 A JPH1172744 A JP H1172744A JP 9249370 A JP9249370 A JP 9249370A JP 24937097 A JP24937097 A JP 24937097A JP H1172744 A JPH1172744 A JP H1172744A
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Toshiyuki Sudo
敏行 須藤
Tsutomu Ozaka
勉 尾坂
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/302Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays
    • H04N13/305Image reproducers for viewing without the aid of special glasses, i.e. using autostereoscopic displays using lenticular lenses, e.g. arrangements of cylindrical lenses

Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察者の両眼視差に頼らないで3次元像の観
察を容易にした3次元像再生装置を得ること。 【解決手段】 単一指向性の光線を放射する光源部を複
数配列した光源列と、該光源列の複数の光源部からの光
線を独立に制御して出射させる光線出射方向制御手段
と、該光線出射方向制御手段からの光線の集合が3次元
空間内の所定の点を一定単位時間内に通過するように該
複数の光源部の発光状態と、該光線出射方向制御手段か
らの光線出射方向を制御する制御手段とを有し、これら
の各手段を利用して、該所定の点の3次元像の再生を行
い、該所定の点の3次元像を観察位置で観察する際、該
制御手段は該所定の点を通過し、該観察位置に入射する
最も近接する2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径に応じ
て制御していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3次元像再生装置に
関し、例えば3次元空間内の停止及び動く3次元像を再
生し、観察する際に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より立体物(3次元物体)を立体的
に再生し、観察する方法として様々な方式が提案されて
いる。例えば、両眼視差を用いて観察者に立体視を行わ
せる方法(偏光メガネ方式、レンチキュラ方式など)は
広く利用されている。この方法は、眼の調節機能による
立体認識と、両眼視差による立体認識との間に矛盾が生
じるため、観察者は疲労や違和感を覚えることが少なく
ない。そこで、こうした両眼視差のみに頼らず、眼の立
体認識機能の全てを満足する三次元像を再生する方法
が、数多く提案されている。
【0003】例えば特開昭64−84993号公報で
は、ホログラフィ技術を用いて3次元物体を再生するた
めの方法として、液晶ドットマトリクス表示素子を用い
たリアルタイムホログラム再生装置を開示している。
【0004】図28は同公報で提案されている装置の構
成を示した概略図である。図中、マイクロプロセッサ2
0−1及び映像制御装置20−2によって所望の立体像
再生を可能にする干渉縞パターンを生成し、ドライバ回
路20−3にて上記干渉縞パターンを液晶ドットマトリ
クス素子20−4上に明暗のパターンとして描画してい
る。
【0005】これをレーザー発光回路20−5より発生
するレーザー光にて照射し、方向Aから観察して、液晶
ドットマトリクス素子20−4に表示した立体像を観察
している。さらに、液晶ドットマトリクス素子20−4
上に描画する干渉縞パターンを動的に変化させて立体動
画像の観察を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図28に示す3次元像
再生装置としてのリアルタイムホログラム再生装置には
次のような問題点が存在する。
【0007】第1に、干渉縞パターンを表示する空間変
調素子としての液晶ドットマトリクス素子の解像度が、
従来のフィルム等の感光材料の解像度に比べてかなり低
く、再生光の回折角をあまり大きくできない。よって再
生像の観察域が狭くなってしまう。
【0008】第2に、リアルタイムホログラム再生装置
に使用されるような、微細な干渉縞パターンを形成しう
る空間変調素子の有効面積は、概してあまり大きくでき
ない。よって再生像のサイズが制限されてしまう。
【0009】第3に、リアルタイムホログラム再生装置
に使用されるような、微細な干渉縞パターンを形成しう
る空間変調素子の回折光利用効率は、概してきわめて低
い。
【0010】第4に、空間変調素子上に表示する干渉縞
パターンの情報量が膨大で、干渉縞パターンを演算・処
理する系の処理能力が追いつかない。
【0011】本発明は、3次元空間内に所定の3次元像
を観察域が広く、大きな3次元像を高精度に迅速に再生
することができ、3次元像を良好に観察することができ
る3次元像再生装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元像再生装
置は、 (1-1) 単一指向性の光線を放射する光源部を複数配列し
た光源列と、該光源列の複数の光源部からの光線を独立
に制御して出射させる光線出射方向制御手段と、該光線
出射方向制御手段からの光線の集合が3次元空間内の所
定の点を一定単位時間内に通過するように該複数の光源
部の発光状態と、該光線出射方向制御手段からの光線出
射方向を制御する制御手段とを有し、これらの各手段を
利用して、該所定の点の3次元像の再生を行い、該所定
の点の3次元像を観察位置で観察する際、該制御手段は
該所定の点を通過し、該観察位置に入射する最も近接す
る2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径に応じて制御して
いることを特徴としている。
【0013】特に、 (1-1-1) 前記制御手段は前記観察位置に入射する最も近
接する2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径以下となるよ
うに制御していること。
【0014】(1-1-2) 前記制御手段は前記観察位置に入
射する最も近接する2つの光線の間隔を2mm以下とし
ていること。
【0015】(1-1-3) 前記一定単位時間は観察者の残像
許容時間よりも短いこと。
【0016】(1-1-4) 前記一定単位時間は1/30〜1
/56秒の範囲内であること。
【0017】(1-1-5) 前記光線出射方向制御手段は、振
動するマイクロレンズアレイを有していること。
【0018】(1-1-6) 前記光源列と前記光線出射方向制
御手段との相対的な振動により該光線出射方向制御手段
から出射する光線の出射方向を制御していること。
【0019】(1-1-7) 前記光源列と前記光線出射方向制
御手段との相対的な振動はジクザグ運動であること。
【0020】(1-1-8) 前記光源部は発光部と該発光部か
らの光線を集光し、平行光として出射させるコリメータ
ーレンズとを有していること。
【0021】(1-1-9) 前記光源列の光出射側には該光源
列の複数の光源部からの主光線を略平行光として射出さ
せるテレセントリック系が設けられていること。
【0022】(1-1-10) 前記マイクロレンズアレイは、
厚さ方向の断面が連続した波形形状より成っているこ
と。
【0023】(1-1-11) 前記光源列の複数の光源部のう
ちの所定の領域内の光源部の発光状態を制御して前記観
察位置から見たときの前記所定の点からの光線に指向性
を与えていること。
【0024】(1-1-12) 前記光源部からの1つの光線が
前記3次元空間内の再生像上の複数の点を通過すると
き、前記観察位置より観察する該3次元空間内の所定の
点が該複数の点のうちの前記光線出射方向制御手段から
最も遠い点となるように前記制御手段は該再生像の隠面
処理を行っていること。
【0025】(1-1-13) 前記光線出射方向制御手段の光
入射側又は光出射側に屈折部材を設けていること。等を
特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の3次元像再生装置
の要部概略図である。図中1は単一指向性の光線を放射
する複数の光源部1aを有する光源列であり、たとえば
マイクロレンズ付きのLED光源列や可視域レーザーダ
イオード列から成っている。
【0027】各光源部1aは2次元平面上にそれぞれ独
立して配置されており、それらより放射される光は平行
光もしくはそれに準ずる単一指向性を有する微小径の光
ビー制御手段である。2は光線出射方向制御手段であ
り、光源列1の各光源部1aより放射されるすべての微
小径の光ビームを独立に任意の方向にきわめて高速に偏
向させる作用を有している。
【0028】光源列1より放射される光ビームはすべて
光線出射方向制御手段2に入射する。光源列1の各光源
部1aは2次元的に配置されており、かつ各光源部1a
は独立駆動するので、図中のように光線出射方向制御手
段2をXY平面として座標軸をとれば任意の光ビームが
光線出射方向制御手段2と交わる交点での光ビーム強度
はψ(x, y, 0)と表せる。
【0029】また、光線出射方向制御手段2によって偏
向される光ビームの出射方向はきわめて短い周期Tで変
化しており、時刻tにおけるこの光ビームの方向ベクト
ル u={u(t), v(t) ,w(t)} と表せる。
【0030】次に上記の構成により3次元空間内の任意
の点像Pを再生する方法について説明する。点像Pの位
置を(α, β, γ)とすると、上記の光線出射方向制御
手段2上の任意の点T1 (x, y, 0)を出射し、点P
を通る光線の方向ベクトルは v=(α−x,β−y ,γ) と表すことができる。このような光線は光線出射方向制
御手段2によって偏向される光線の出射方向のベクトル
uが u=s・v(sは有理数) となるような時刻tに、XY平面上の点T1 (x,y,
0)を通る光ビームを光源列1より放射することで生成
することができる。
【0031】時刻tの検出は光線出射方向制御手段2の
状態を検出する光線出射方向検出手段3により行い、光
源列1の点灯(発光状態)は光線出射方向検出手段3か
らの信号に応じて光源列制御手段4が行う。このような
動作を光線出射方向制御手段2の光線偏向周期T内にX
Y平面の全範囲にわたって行う。
【0032】尚、光線出射方向検出手段3と光源列制御
手段4は各種の振動制御を行う制御手段の一要素を構成
している。光線偏向周期Tが人間の眼の残像許容時間よ
りも小さくし(1/30〜1/60秒程度)、これによ
り点Pよりも遠い位置でこれら点Pを通る光線の集合を
観察する者が、これらの光線がすべて同時に生成されて
いると認識するようにして、あたかも点Pから広がりを
持った光束が発散していくかのように認識し、これによ
り空間に浮かぶ点像Pを立体的に観察するようにしてい
る。
【0033】ただし、点像Pが3次元像と認識されるた
めには、点像Pを再生する個々のビーム径と光源列1の
光源部1aの配列ピッチがある条件を満足しなくてはな
らない。
【0034】本発明の3次元像再生の原理によれば、再
生される点像はすべて複数の光ビームの交点として表現
されている。よってこれを認識するには少なくとも二本
以上のビームが観察者の瞳の中に入射する必要がある。
人間の眼の瞳孔径は2mm〜7mm程度であるので、ま
ず第一に上記ビーム径はこの瞳孔径以下、望ましくは直
径2mm以下としている。
【0035】また、観察者の瞳孔に少なくとも二本のビ
ームが入射するためには、隣り合うビーム間距離がある
程度小さくなくてはならない。これを幾何学的に考察す
ると、図2に示すような位置関係を考慮する必要があ
る。つまり、XY平面上での隣り合うビーム1b間の距
離をΔ、XY平面から点像Pまでの距離をL1、点像P
から観察者の瞳位置HTまでの距離をL2とすると、観
察者の瞳位置HTでのビーム1b間距離pは p=L1/Δ*L2 と表され、ビーム間距離pが2mm以内であれば、観察
者の瞳孔に二本以上のビームが入射する状態となる。
【0036】こうした条件がXY平面の全範囲、再生さ
れるすべての点像、想定される観察者の観察位置のすべ
てにおいて満足するようにして、観察者が図1に示す点
Pの再生像を3次元像として認識することができるよう
にしている。次に、上記の点像再生方法についてより具
体的に説明する(尚、説明を簡潔化するために水平方向
の光線偏向についてのみ考察することにする)。図3は
本発明にかかる3次元像再生装置の要部平面図である。
【0037】単一指向性の光線を放射する光源列1は、
光線出射方向制御手段2(XY平面)に対して常に垂直
な平行光線を出射する。図4はこのような単一指向性の
光線を放射する光源列1の説明図である。図中、5はL
ED、レーザーダイオード、EL素子等の微小な発光素
子の発光部である。6はこれら発光部5の前面に配置さ
れたコリメーターレンズ(集光レンズ)で、発光部5か
ら放射された光を平行ビームへと変換・整形する作用が
ある。光源部1aは発光部5とコリメーターレンズ6を
組み合わせて構成されている。光源列1は、平行光線を
放射する光源部1aの2次元配列より成っている。
【0038】一方、光線出射方向制御手段2は光源列1
からの平行光線を、微小周期Tで繰り返し高速に偏向さ
せている。
【0039】図5はこのような光線出射方向制御手段2
の動作の説明図である。図中、7はマイクロレンズアレ
イである。個々のマイクロレンズ7aの大きさは上記光
源部1aより放射される個々のビーム径より十分大き
い。このマイクロレンズアレイ7はピエゾ素子やボイス
コイルモーター等で構成される高周波振動手段8によっ
てきわめて高速に振動している。マイクロレンズアレイ
7の振幅はマイクロレンズ7a一個の大きさmに等し
い。
【0040】ある時刻においてマイクロレンズアレイ7
が図中の実線の位置にあるとすると、光源部1aの発光
点X1 より放射される平行ビームはマイクロレンズ7a
の点X2 において方向aに偏向される。しかし、別の時
刻においてマイクロレンズアレイ7が図中の点線の位置
に移動すると、同じ光源部1aから出た平行ビームでも
図中方向bへと光線偏向方向が変化する。
【0041】本実施形態では、このような構成を有する
手段を用いて、平行ビームを微小な時間内に様々な方向
に偏向させている。
【0042】次に図3において上記のような構成の装置
を用いた場合の3次元空間内の任意の点像Pを再生する
方法を説明する。
【0043】ある時刻tにおいて点Pを通る光線を再生
するためには、その時刻における光線出射方向制御手段
2の状態に応じて、光源列1の中から点灯すべき光源部
1aを選択する必要がある。個々の光源部1aから出射
するビームはすべて平行ビームでしかもXY平面に垂直
であるので、点Pから光線を逆トレースしたときに、そ
の時刻における光線出射方向制御手段2を介してXY平
面に垂直な光線となって光源列1に到達するような点Q
に位置する光源部1aを、点灯すべき光源部としてい
る。
【0044】このような光源部1aの位置は上記の構成
の場合一つの点像に対して複数個存在するが、そのすべ
てを同時点灯し、かつ微小周期T内の他の時刻について
も同様に光源部を選択的に点灯してゆけば、すべて点P
で収束するような光線を生成することができ、これによ
り観察者が点像Pを認識することができるようにしてい
る。
【0045】ただし、点灯する光源部の範囲に制限を加
えてXY平面上での光ビームの強度に2次元的な分布を
与えると、点Pを再生する光束の指向性をも表現するこ
とができる。
【0046】図6はこの方法の説明図である。点Pを再
生する光線のすべてを再生すると点像Pは観察者Aと観
察者Bの双方に観察されることになるが、光源列1にお
いて複数の光源部を点灯させる領域onと点灯させない領
域off とを設定すると、即ち、光源列の発光状態を制御
すると、点像Pを再生する光束は観察者Aにしか観察さ
れないような指向性を持った光束となる。
【0047】図6の説明では光線偏向周期T内に一つの
点像Pを再生する方法を示したが、本装置では光線偏向
周期T内に複数の点像を再生することができる。
【0048】図7は複数の点像P1 ,P2 ,P3 ‥‥,
を再生するときの説明図である。図7は再生すべき点像
がP1 〜Pn の複数個存在したとき、一つの点像を再生
する場合と同様に全ての点像P1 ,P2 ‥‥から光線を
逆トレースし、その時刻における光線出射方向制御手段
2を介してXY平面に垂直な光線となって光源列1に到
達した点Q1 〜Qn に相当する光源部1aを、点灯すべ
き光源の位置としている。
【0049】これを微小周期T内の他の時刻についても
同様に光源部を選択的に点灯して、観察者が点像P1
n を認識することができるようにしている。同様に、
それぞれの点像の再生光束に指向性を与える場合も、X
Y平面上での光ビーム強度の2次元的な分布がそれぞれ
しかるべき分布となるよう考慮して光源の点灯を制御し
ている。
【0050】次に、光線出射方向制御手段2の駆動方法
について説明する。図8はマイクロレンズアレイ7の駆
動とそれに伴う光線のふれ方の概念図、図9,図10は
マイクロレンズアレイ7の変位量の時間変化を示したグ
ラフである。
【0051】単位時間Tの間にマイクロレンズアレイ7
が要素レンズ7aの1ピッチ分dだけy方向に移動する
間に、x方向には振幅cの往復運動が繰り返される。こ
れによりマイクロレンズアレイ7はジグザグ運動をし、
光線もこれに伴ってジグザグ走査される。x方向への往
復運動の周期が短ければ、光線のふれ角はほぼ任意の値
をとることができる。これにより、2次元的に光線出射
方向を制御する手段を構成している。
【0052】本方式ではこのように2次元的な光線偏向
が行えることが望ましいが、情報量の低減、光線出射方
向制御手段2の駆動速度の低減等の問題から再生像の垂
直視差を削減し、光線の走査方向を水平方向に限定する
こともできる。
【0053】この場合は光線偏向手段としてマイクロレ
ンズアレイ7の代わりに図11のようなレンチキュラレ
ンズ9を用い、このレンチキュラレンズ9を矢印で示す
水平方向の往復運動だけを行えばよい。
【0054】また、光源列1と光線出射方向制御手段2
は必ずしも分離されている必要はなく、一方が他方を兼
ねる構成となっていてもよい。たとえばマイクロレンズ
アレイ7を使用する構成においては、マイクロレンズア
レイ7と光源列1との相対的位置関係が変化すれば光線
偏向は行われる。
【0055】図12はこのようにマイクロレンズアレイ
7は固定されたままで、光源列1の方を振動手段(不図
示)によって振動し、光線偏向の役割をも担うような構
成をとった説明図である。また、このような方法で光源
列1と光線出射方向制御手段2のそれぞれにx振動とy
振動を分担させるなど、光線偏向の役割分担を行うこと
も可能である。
【0056】次に、本装置を用いて3次元像を効率よく
再生する方法について説明する。本装置は点像の集合で
3次元像を表現している。よって最も単純な再生方法を
用いると、一辺の長さがm、各辺の分解能nの立方体を
再生するためには(m・n)3 個の点を再生することに
なる。
【0057】しかし、前述したように本装置においては
光束の指向性を表現することができるので、これをうま
く利用することにより再生すべき点像数を最小限に抑
え、かつ再生像において隠面処理(観察者から見たとき
に観察されない像については見えないように処理す
る。)をも実行することができる。
【0058】図13は(m・n)3 個の点を再生する方
法の説明図である。図13は点像再生の基本概念を示し
ている。光線出射方向制御手段2上に主要な光線出射点
a〜dが存在するとする。これらから出射する光線の集
合によって三次元像A上の点Xoを再生するためには、
各光線をそれぞれ点Xoで交わるような方向に出射させ
ればよい。このとき、各光線は点Xoの他に、この三次
元像Aと点Xa、Xb、Xc、Xdで交わるが、それら
の点は光線の集束点とはなっていないので、3次元的な
点像とは認識されない。
【0059】このように、本発明においては光線の集束
点のみが再生される点像となり、光線の集束するしない
は光線出射方向制御手段2上の出射点位置および時間に
依存した出射方向変化によって制御される。
【0060】次に、図14〜図17を用いて上記概念に
基づき3次元像の再生時に再生像の点数を最小限に抑制
し、再生の効率を向上させる方法について説明する。こ
れらの図においてはいずれも光線出射方向制御手段2か
らの光線の出射点として4点a〜dを、再生する点像と
して像A上の点X1〜X4を想定している。
【0061】図14において出射点aから出射する光線
は点X2を通るものを除いて再生像Aの複数の点を通過
する。そしていずれも像Aとの交点を2点以上有する
(点X2では光線は像Aに接している)。しかし、観察
者は1つの光線上に2点の再生点を認識する必要はな
い。観察者が認識すべき点像はこれらの点のうち出射点
から最も遠い点(最も観察者よりの点)の像のみであ
る。
【0062】図14でいうと点X1よりも点X1' 、点
X3' よりも点X3、点X4 'よりも点X4の方が遠く
にあるから、出射点aからの光線の再生対象点はX1'
、X2、X3、X4となる。
【0063】このように点aからの出射光線と像Aとの
交点のうち、より点Aから遠くにある点の集合は再生の
対象点とされ、図中の太実線で示された範囲に存在す
る。逆に、点aからの出射光線と像Aとの交点のうちよ
り点aの近くにある点の集合は再生対象外の点とされ、
図中の細点線で示された範囲に存在する。再生の対象と
なった点については前述したように、光線出射方向制御
手段2上の出射点位置および時間に依存した出射方向変
化によって制御できる。
【0064】出射点aに限らず他の出射点からの光線に
ついても、同様に再生対象点と再生対象外の点を決定す
ることができ、それぞれの範囲が図15〜17中に太実
線と細点線とで示されている。各出射点a〜dごとの主
要再生対象点をまとめると次の表のようになる。
【0065】
【表1】 このように光線出射方向制御手段2の各出射点a〜dか
ら最も遠い像点のみを再生対象点とすることで像Aを形
成する点のすべてを再生する必要が無くなり、かつ1つ
の光線出射点からの光線の出射方向制御を1周期行うだ
けで1つの像の再生がすべて済んでしまい、これによっ
て、大幅な再生効率の向上を図っている。さらに、上記
の方法を応用して立体像同士の隠面処理も可能となる。
【0066】次に図18〜図21を用いて、この方法に
ついて説明する。図示されたように、像Aと像Bの2つ
の3次元像を再生する場合、観察される方向によっては
一方が他方に隠れてしまうことがあるが、こうした場合
も再生対象点の選択・制御によって十分表現可能とな
る。
【0067】たとえば、図18において光線出射点aか
ら出射する光線と再生像A、Bの交点のうち、像A、像
Bを通じて最も点aから遠い点は図中の太実線の範囲に
存在しており、これらを再生対象点とし、それ以外の図
中細点線で示された範囲の点を再生対象外とすれば、隠
面は再生されない。出射点aに限らず他の出射点からの
光線についても、同様に再生対象点と再生対象外の点を
決定することができ、それぞれの範囲が図19〜21中
に太実線と細点線とで示されている。
【0068】このような方法の像再生を光線出射方向制
御手段2上の全出射点において適用して、再生される3
次元像の隠面処理を行っている。
【0069】尚、これらの実施形態においては本発明に
おける代表的な構成例を示したが、本装置の構成部品に
おいて以下に示すような変更を加え、性能の向上やその
他の便宜を図ることができる。
【0070】(イ−1)単一指向性の光線を放射する光
源列1 光線の単一指向性を発生させるために、光源列1に図2
2に示すようなテレセントリック光学102系を用いる
ことができる。LED等のマトリクス光源部5はそれぞ
れ光を発散しているが、これらの発散光はフィールドレ
ンズ10でやや光軸中心に集光される。そして、ピンホ
ール11を通った光のみが光源部として利用可能とな
り、ピンホール11より焦点距離fだけ離れて配置され
たレンズ12によって、単一指向性の平行光線としてい
る。
【0071】(イ−2)光線出射方向制御手段2 前記のマイクロレンズアレイ7はレンズ7aの境界部が
不連続で、マイクロレンズアレイ7を連続に変位させて
も光線の出射方向変化が不連続になる。このため、図2
3のように、レンズ断面が波形で個々のレンズの境界が
連続になっているような波形レンズアレイ71を使用す
ると、光線の出射方向変化も連続性を保つことができ
る。
【0072】また、光線の偏向手段としてレンズ以外の
光学素子も用いることができる。たとえば回折格子やホ
ログラム等の回折により光を偏向させるものを高速に振
動させることで、上記実施例同様の装置を構成すること
ができる。
【0073】さらに、VAP(頂角可変プリズム)やD
MD素子のように光線の屈折角や反射角を能動的に変化
させるものによって光線出射方向制御手段を構成するこ
ともできる。
【0074】(イ−3)その他の構成 前記の実施形態の構成によれば、図24からもわかるよ
うに、光線出射方向制御手段2上の点aと点bでの光線
出射方向の範囲Aと範囲Bは図中斜線のような範囲とな
り、点aからの光線と点bからの光線の両方が届く範囲
は図中縦線で示した範囲Cとなる。これに対し、図25
に示すように光線出射方向制御手段2の前または後ろに
屈折部材、例えば凸レンズ13を置くと光線出射方向が
中央に寄り、点aからの光線と点bからの光線の両方が
届く範囲Cを広くすることができる。
【0075】また、図26に示すように光線出射方向制
御手段2の前または後ろに凹レンズ14を置くと、光線
出射方向の範囲が広がり観察域を広くすることができ
る。
【0076】図27は、本装置に観察者の頭部位置検出
手段15,16を組み合わせる構成により、再生像デー
タ生成と光源列1の光源駆動を高速化する説明図であ
る。
【0077】図中、16は観察者Aの頭部位置を検出す
る画像処理部で、ステレオカメラ15によって得られた
ステレオ画像を分析して、観察者Aの頭部位置を検出す
る。頭部位置のデータは光源列制御手段4に送られる。
観察者Aの頭部位置が特定できれば、その存在範囲にの
み像再生用の光線を放射すればよいので、光源列制御手
段4においては、光源列1の点灯範囲を狭い範囲に限定
することができる。これにより再生像データを生成する
計算量は軽減し、光源列の光源部を駆動すべき範囲も狭
くして、光源列駆動速度を高速化している。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば以上のように各要素を設
定することによって、3次元空間内に所定の3次元像を
観察域が広く、大きな3次元像を高精度に迅速に再生す
ることができ、3次元像を良好に観察することができる
3次元像再生装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】図1の一部分の光線の光路説明図
【図3】図1の一部分の拡大説明図
【図4】図1の一部分の拡大説明図
【図5】図1の一部分の拡大説明図
【図6】図1の一部分の動作説明図
【図7】図1の一部分の動作説明図
【図8】図7のマイクロレンズアレイの駆動の説明図
【図9】図7のマイクロレンズアレイの変位量の説明図
【図10】図7のマイクロレンズアレイの変位量の時間
変位の説明図
【図11】図1の光線出射方向制御手段の一部分の説明
【図12】図1の一部分の説明図
【図13】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図14】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図15】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図16】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図17】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図18】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図19】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図20】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図21】図1の光線出射方向制御手段からの光線の3
次元像への入射光路説明図
【図22】図1の光線出射方向制御手段の近傍の一部分
の改良説明図
【図23】図1の光線出射方向制御手段のマイクロレン
ズアレイの説明図
【図24】図1の光線出射方向制御手段の説明図
【図25】図1の光線出射方向制御手段の説明図
【図26】図1の光線出射方向制御手段の説明図
【図27】図1の一部分を偏光したときの概略図
【図28】従来の3次元像再生装置の概略図
【符号の説明】
1 光源列 1a 光源部 2 光線出射方向制御手段 3 光線出射方向検出手段 4 光源列制御手段 5 発光部 6 コリメーターレンズ 7 マイクロレンズアレイ 8 高周波振動手段 9 レンチキュラーレンズ 10 正レンズ 11 ピンホール 12 正レンズ 13,14 屈折系 15 ステレオカメラ 16 画像処理部 101 制御手段 A,B 観察者 P,P1 ,P2 ,P3 再生像 102 テレセントリック系
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】(1-1-13) 前記光線出射方向制御手段の光
入射側又は光出射側に屈折部材を設けていること。ま
た、本発明の3次元像再生装置は、 (2-1) 単一指向性の光線を放射する光源部を複数配列し
た光源列と、該光源列の複数の光源部からの光線を独立
に制御して出射させる光線出射方向制御手段と、該光線
出射方向制御手段からの光線の集合が3次元空間内の所
定の点を一定単位時間内に通過するように該複数の光源
部の発光状態と、該光線出射方向制御手段からの光線出
射方向を制御する制御手段とを有し、これらの各手段を
利用して、該所定の点の3次元像の再生を行い、該所定
の点の3次元像を観察位置で観察する際、該制御手段は
該所定の点を通過し、該観察位置に入射する最も近接す
る2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径に基づいて決定し
ていることを特徴としている。特に、 (2-1-1) 前記制御手段は前記観察位置に入射する最も
近接する2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径以下となる
ように決定していること。 (2-1-2) 前記制御手段は前記観察位置に入射する最も
近接する2つの光線の間隔を2mm以下としているこ
と。等を特徴としている。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一指向性の光線を放射する光源部を複
    数配列した光源列と、該光源列の複数の光源部からの光
    線を独立に制御して出射させる光線出射方向制御手段
    と、該光線出射方向制御手段からの光線の集合が3次元
    空間内の所定の点を一定単位時間内に通過するように該
    複数の光源部の発光状態と、該光線出射方向制御手段か
    らの光線出射方向を制御する制御手段とを有し、これら
    の各手段を利用して、該所定の点の3次元像の再生を行
    い、該所定の点の3次元像を観察位置で観察する際、該
    制御手段は該所定の点を通過し、該観察位置に入射する
    最も近接する2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径に応じ
    て制御していることを特徴とする3次元像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記観察位置に入射する
    最も近接する2つの光線の間隔を観察者の瞳孔径以下と
    なるように制御していることを特徴とする請求項1の3
    次元像再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記観察位置に入射する
    最も近接する2つの光線の間隔を2mm以下としている
    ことを特徴とする請求項1又は2の3次元像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記一定単位時間は観察者の残像許容時
    間よりも短いことを特徴とする請求項1の3次元像再生
    装置。
  5. 【請求項5】 前記一定単位時間は1/30〜1/60
    秒の範囲内であることを特徴とする請求項1又は4の3
    次元像再生装置。
  6. 【請求項6】 前記光線出射方向制御手段は、振動する
    マイクロレンズアレイを有していることを特徴とする請
    求項1の3次元像再生装置。
  7. 【請求項7】 前記光源列と前記光線出射方向制御手段
    との相対的な振動により該光線出射方向制御手段から出
    射する光線の出射方向を制御していることを特徴とする
    請求項1の3次元像再生装置。
  8. 【請求項8】 前記光源列と前記光線出射方向制御手段
    との相対的な振動はジクザグ運動であることを特徴とす
    る請求項7の3次元像再生装置。
  9. 【請求項9】 前記光源部は発光部と該発光部からの光
    線を集光し、平行光として出射させるコリメーターレン
    ズとを有していることを特徴とする請求項1の3次元像
    再生装置。
  10. 【請求項10】 前記光源列の光出射側には該光源列の
    複数の光源部からの主光線を略平行光として射出させる
    テレセントリック系が設けられていることを特徴とする
    請求項1の3次元像再生装置。
  11. 【請求項11】 前記マイクロレンズアレイは、厚さ方
    向の断面が連続した波形形状より成っていることを特徴
    とする請求項6の3次元像再生装置。
  12. 【請求項12】 前記光源列の複数の光源部のうちの所
    定の領域内の光源部の発光状態を制御して前記観察位置
    から見たときの前記所定の点からの光線に指向性を与え
    ていることを特徴とする請求項1の3次元像再生装置。
  13. 【請求項13】 前記光源部からの1つの光線が前記3
    次元空間内の再生像上の複数の点を通過するとき、前記
    観察位置より観察する該3次元空間内の所定の点が該複
    数の点のうちの前記光線出射方向制御手段から最も遠い
    点となるように前記制御手段は該再生像の隠面処理を行
    っていることを特徴とする請求項1の3次元像再生装
    置。
  14. 【請求項14】 前記光線出射方向制御手段の光入射側
    又は光出射側に屈折部材を設けていることを特徴とする
    請求項1の3次元像再生装置。
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