JPH1172580A - 腕時計 - Google Patents
腕時計Info
- Publication number
- JPH1172580A JPH1172580A JP23508397A JP23508397A JPH1172580A JP H1172580 A JPH1172580 A JP H1172580A JP 23508397 A JP23508397 A JP 23508397A JP 23508397 A JP23508397 A JP 23508397A JP H1172580 A JPH1172580 A JP H1172580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- rotating weight
- rotating
- inner peripheral
- wristwatch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B5/00—Automatic winding up
- G04B5/02—Automatic winding up by self-winding caused by the movement of the watch
- G04B5/18—Supports, suspensions or guide arrangements, for oscillating weights
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 腕時計の通常携帯状態において、着脱せず
に、常時、回転錘の動きを楽しむことができるようにす
ること。視覚に訴える新しいデザイン素材を提供するこ
と。腕時計を凸レンズ状のよりスマートなデザインを可
能にすること。 【解決手段】 文字板の空所部に表示針の先端の回転軌
跡と重ならないように回転錘の回転重錘の内周面を配置
する。
に、常時、回転錘の動きを楽しむことができるようにす
ること。視覚に訴える新しいデザイン素材を提供するこ
と。腕時計を凸レンズ状のよりスマートなデザインを可
能にすること。 【解決手段】 文字板の空所部に表示針の先端の回転軌
跡と重ならないように回転錘の回転重錘の内周面を配置
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転錘の動きに
よりエネルギーを蓄える手段を有する腕時計に関する。
よりエネルギーを蓄える手段を有する腕時計に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動巻腕時計(機械式自動巻方
式、及び自動巻発電方式)では、図２に示すように回転
錘２３を裏ぶた２２側に配置していた。
式、及び自動巻発電方式)では、図２に示すように回転
錘２３を裏ぶた２２側に配置していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図２に示す構
造では地板２１や受２４、２５等と回転錘２３の回転重
錘２３ａが時計体の外周部において必然的に重なり合う
ため、裏ぶた周辺部をスマートな形とする事が困難であ
った。また、回転錘２３の動きを見て楽しむためには、
図２に示すようにガラス付裏ぶた２２側にガラス部２２
ａを設ける必要があった。この場合、回転錘２３の動き
を見るためには、腕から腕時計をその都度、着脱して見
なければならないという面倒さもあった。
造では地板２１や受２４、２５等と回転錘２３の回転重
錘２３ａが時計体の外周部において必然的に重なり合う
ため、裏ぶた周辺部をスマートな形とする事が困難であ
った。また、回転錘２３の動きを見て楽しむためには、
図２に示すようにガラス付裏ぶた２２側にガラス部２２
ａを設ける必要があった。この場合、回転錘２３の動き
を見るためには、腕から腕時計をその都度、着脱して見
なければならないという面倒さもあった。
【０００４】加えて、携帯を繰り返すうちに裏ぶた側の
ガラス部２２ａが手垢等で汚れて回転錘２３の動きが見
え難くなるという欠点もあった。また、市販されている
機械式自動巻腕時計、自動巻発電式のアナログクオーツ
腕時計において、裏ぶたにガラス部分を設けないと、回
転錘を有しない腕時計と回転錘を有する機械式自動巻時
計や自動巻発電式時計とを外観から判別することが容易
ではなかった。
ガラス部２２ａが手垢等で汚れて回転錘２３の動きが見
え難くなるという欠点もあった。また、市販されている
機械式自動巻腕時計、自動巻発電式のアナログクオーツ
腕時計において、裏ぶたにガラス部分を設けないと、回
転錘を有しない腕時計と回転錘を有する機械式自動巻時
計や自動巻発電式時計とを外観から判別することが容易
ではなかった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、本発明の概
要を表わす断面を図１に示すように、文字板２の上面空
所部に回転錘３を配置し、秒針８、分針９、時針１０等
の針の先端部と回転錘３の回転重錘３ｃの内周側面３ｃ
１、３ｃ２とが平面的に重ならないように配置するもの
である。
要を表わす断面を図１に示すように、文字板２の上面空
所部に回転錘３を配置し、秒針８、分針９、時針１０等
の針の先端部と回転錘３の回転重錘３ｃの内周側面３ｃ
１、３ｃ２とが平面的に重ならないように配置するもの
である。
【０００６】従って、断面的な回転錘の配置は時計体の
厚みを大きくせずに可能となり、必然的に、従来、裏ぶ
た側外周部に配置していた回転重錘相当の厚みを減少さ
せた裏ぶた１１が可能となる。
厚みを大きくせずに可能となり、必然的に、従来、裏ぶ
た側外周部に配置していた回転重錘相当の厚みを減少さ
せた裏ぶた１１が可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて具体的実施例を図面を参照して説明する。
ついて具体的実施例を図面を参照して説明する。
【０００８】
【第一の実施例】図３は、本発明の第一の実施例を示す
断面図であり、図４はその文字板側から見た平面図であ
る。回転錘３は、地板１の中心部に、ネジ１４等により
固定されている回転錘軸１３に固定支持するボールベア
リング４に回転自在に支持される。回転錘３は回転重錘
３ｃと回転錘体３ｂとにより構成され、ボールベアリン
グ４は複数個のボール４ｄを外輪４ａ、上側内輪４ｂ、
下側内輪４ｃにて回転可能に支持して構成される。
断面図であり、図４はその文字板側から見た平面図であ
る。回転錘３は、地板１の中心部に、ネジ１４等により
固定されている回転錘軸１３に固定支持するボールベア
リング４に回転自在に支持される。回転錘３は回転重錘
３ｃと回転錘体３ｂとにより構成され、ボールベアリン
グ４は複数個のボール４ｄを外輪４ａ、上側内輪４ｂ、
下側内輪４ｃにて回転可能に支持して構成される。
【０００９】回転錘体３ｂの内周穴部３ｂ１は、ボール
ベアリング４の外輪４ａの外周部４ａ１と固着し、回転
錘体３ｂの外周近傍の平面上部３ｂ２は、回転重錘３ｃ
の内周下面３ｃ３と固着し、回転錘体３ｂの外周部には
発電ローター５のローターカナ５ａと係合する歯車部３
ｂ３を形成する。磁石５ｂをインサート成形して構成し
た発電ローター５の上端に設けた穴には、ローターカナ
５ａの軸を圧入し、カナ付ローターとして形成する。
ベアリング４の外輪４ａの外周部４ａ１と固着し、回転
錘体３ｂの外周近傍の平面上部３ｂ２は、回転重錘３ｃ
の内周下面３ｃ３と固着し、回転錘体３ｂの外周部には
発電ローター５のローターカナ５ａと係合する歯車部３
ｂ３を形成する。磁石５ｂをインサート成形して構成し
た発電ローター５の上端に設けた穴には、ローターカナ
５ａの軸を圧入し、カナ付ローターとして形成する。
【００１０】地板１は熱可塑性樹脂により形成し、その
上面に形成した凸柱１ａの外周で、文字板２に設けた穴
２ａと係合し、文字板２の位置決めをする。更に凸柱１
ａに設けた穴にローターカナ５ａの軸を軸受けする穴石
１ｂを取り付ける。磁石５ｂと高さ位置をほぼ同じにす
る発電用ステーター６は地板１の下方に突出したピン１
ｂ、１ｃに案内支持される。ピン１ｃには発電用ロータ
ー５の下ほぞ５ｃを軸受けするローター受１５を発電用
ステーター６に重ねて案内し熱カシメ固定する。
上面に形成した凸柱１ａの外周で、文字板２に設けた穴
２ａと係合し、文字板２の位置決めをする。更に凸柱１
ａに設けた穴にローターカナ５ａの軸を軸受けする穴石
１ｂを取り付ける。磁石５ｂと高さ位置をほぼ同じにす
る発電用ステーター６は地板１の下方に突出したピン１
ｂ、１ｃに案内支持される。ピン１ｃには発電用ロータ
ー５の下ほぞ５ｃを軸受けするローター受１５を発電用
ステーター６に重ねて案内し熱カシメ固定する。
【００１１】ピン１ｂには発電用磁心７を発電用ステー
ター６に重ねて案内し熱カシメ固定する。以上の構成に
おいて、腕の動きにより回転錘３が廻り、回転錘体３ｂ
の歯車部３ｂ３が発電用ローターカナ５ａを回転させ、
発電用ローター５の磁石５ｂが発電用ステーター６に磁
界を発生させ、発電用磁心７を介して、磁心７に巻かれ
たコイル(図示せず)に電力を発生させ、充電制御回路を
経て充電用キャパシター(コンデンサー)や二次電池(図
示せず)に蓄えられることになる。
ター６に重ねて案内し熱カシメ固定する。以上の構成に
おいて、腕の動きにより回転錘３が廻り、回転錘体３ｂ
の歯車部３ｂ３が発電用ローターカナ５ａを回転させ、
発電用ローター５の磁石５ｂが発電用ステーター６に磁
界を発生させ、発電用磁心７を介して、磁心７に巻かれ
たコイル(図示せず)に電力を発生させ、充電制御回路を
経て充電用キャパシター(コンデンサー)や二次電池(図
示せず)に蓄えられることになる。
【００１２】従来の時計においては使われていなかった
文字板の外周の上面空所部に回転錘３の回転重錘３ｃを
配置し、回転重錘３ｃの上段内周側面部３ｃ１には秒針
８の先端部８ａ、分針９の先端部９ａを臨ませ、そして
回転重錘３ｃの中断内周側面部３ｃ２には時針１０の先
端部１０ａを臨ませ、夫々の針の動きが妨げられないよ
うに配置してある。
文字板の外周の上面空所部に回転錘３の回転重錘３ｃを
配置し、回転重錘３ｃの上段内周側面部３ｃ１には秒針
８の先端部８ａ、分針９の先端部９ａを臨ませ、そして
回転重錘３ｃの中断内周側面部３ｃ２には時針１０の先
端部１０ａを臨ませ、夫々の針の動きが妨げられないよ
うに配置してある。
【００１３】
【第二の実施例】第二に実施例を図５に示す。第一の実
施例との相違点は、秒針８が分針９よりも外周に伸びた
デザインに対応するものである。回転重錘３ｃの上段内
周側面部３ｃ１には分針９の先端部９ａを臨ませ、回転
重錘３ｃの中段内周側面部３ｃ２には時針１０の先端部
１０ａを臨ませ、各々対応して設けたものである。
施例との相違点は、秒針８が分針９よりも外周に伸びた
デザインに対応するものである。回転重錘３ｃの上段内
周側面部３ｃ１には分針９の先端部９ａを臨ませ、回転
重錘３ｃの中段内周側面部３ｃ２には時針１０の先端部
１０ａを臨ませ、各々対応して設けたものである。
【００１４】
【第三の実施例】第三の実施例を図６に示す。第一、
第二の実施例との相違点は、回転重錘３ｃの内周側面部
３ｃ２を時針１０の先端部１０ａに対応して設けたもの
である。
第二の実施例との相違点は、回転重錘３ｃの内周側面部
３ｃ２を時針１０の先端部１０ａに対応して設けたもの
である。
【００１５】
【第四の実施例】第四の実施例を図７に示す。第四の実
施例は回転重錘３ｃの内周面を段上に形成せずに、図７
に示すように秒針８、分針９、時針１０夫々の先端部８
ａ、９ａ、１０ａの回転を妨げないような範囲に、斜面
部３ｃ６を形成するものである。
施例は回転重錘３ｃの内周面を段上に形成せずに、図７
に示すように秒針８、分針９、時針１０夫々の先端部８
ａ、９ａ、１０ａの回転を妨げないような範囲に、斜面
部３ｃ６を形成するものである。
【００１６】
【第五の実施例】第五の実施例を図８に示す。第五の実
施例は回転重錘３ｃの下部３ｃ４を回転錘としての慣性
モーメントを得るためにタングテン系焼結合金等の比重
の高い材料で、上部３ｃ５を鉛入り真鍮等の表面仕上げ
又はマーキングに適した快削性の良い材料等で構成する
ものである。従って、ガラス側から見える回転重錘３ｃ
の上部３ｃ５の上段表面部３ｃ７、中段表面部３ｃ８、
下段表面部３ｃ９、及び上段内周側面部３ｃ１、中段内
周側面部３ｃ２、下段内周側面部３ｃ１０等は鏡面仕上
げのダイヤカットを、更にブランド名、コード番号、記
念行事等の所要のマーキングを刻印等で仕上げることが
出来ることになる。
施例は回転重錘３ｃの下部３ｃ４を回転錘としての慣性
モーメントを得るためにタングテン系焼結合金等の比重
の高い材料で、上部３ｃ５を鉛入り真鍮等の表面仕上げ
又はマーキングに適した快削性の良い材料等で構成する
ものである。従って、ガラス側から見える回転重錘３ｃ
の上部３ｃ５の上段表面部３ｃ７、中段表面部３ｃ８、
下段表面部３ｃ９、及び上段内周側面部３ｃ１、中段内
周側面部３ｃ２、下段内周側面部３ｃ１０等は鏡面仕上
げのダイヤカットを、更にブランド名、コード番号、記
念行事等の所要のマーキングを刻印等で仕上げることが
出来ることになる。
【００１７】尚、第一乃至第四の実施例において、ガラ
ス側から見える回転重錘３ｃの一部(図示せず)もしくは
全体を高比重且つ高価な金で構成し、鏡面仕上げのダイ
ヤカット、時計の受等に使用されているスジメ模様等
を、更には、所要の記号、数字等のマーキングを刻印す
ることにより高級な仕上げが可能となる。更に、第一乃
至第五の実施例において回転重錘３ｃの断面形状が段状
と斜面との併用構成であっても、表示針の回転軌跡を妨
げない限り、本発明の目的は達成出来る。
ス側から見える回転重錘３ｃの一部(図示せず)もしくは
全体を高比重且つ高価な金で構成し、鏡面仕上げのダイ
ヤカット、時計の受等に使用されているスジメ模様等
を、更には、所要の記号、数字等のマーキングを刻印す
ることにより高級な仕上げが可能となる。更に、第一乃
至第五の実施例において回転重錘３ｃの断面形状が段状
と斜面との併用構成であっても、表示針の回転軌跡を妨
げない限り、本発明の目的は達成出来る。
【００１８】
【発明の効果】本発明は従来の腕時計で裏ぶた側外周部
に配置していた回転錘を削除出来る構成であり、時計体
をスマートにデザインでき、従って携帯性の良い時計の
提供という第一の効果がある。本発明により裏ぶた外周
部が薄く出来ることは時計全体を凸レンズ状のスマート
なデザインを可能とする効果がある。また、従来の実施
例のように裏ぶた側に配したガラス部材等も必要でな
く、厚みを薄く出来ることはむろんのこと、費用削減と
いう第二の効果もある。
に配置していた回転錘を削除出来る構成であり、時計体
をスマートにデザインでき、従って携帯性の良い時計の
提供という第一の効果がある。本発明により裏ぶた外周
部が薄く出来ることは時計全体を凸レンズ状のスマート
なデザインを可能とする効果がある。また、従来の実施
例のように裏ぶた側に配したガラス部材等も必要でな
く、厚みを薄く出来ることはむろんのこと、費用削減と
いう第二の効果もある。
【００１９】更に、通常携帯状態において、携帯者が常
に回転錘が回っている様子を楽しむことが出来るという
第三の効果を提供するものである。また、近年、腕時計
においてはデザイン重視の傾向が益々高まっている。こ
のような状況下において回転錘の動きを視覚に訴えると
いう新しいデザイン素材を提供することにより、新たな
需要を喚起せしめる第四の効果も見逃せない。加えて、
従来、文字板等に社名、ブランド名等を表示している
が、回転錘に社名、ブランド名、コード番号、記念行事
等のマーキングを刻印、印刷等により表示することによ
り、前記表示部分が回転錘と共に動くことから、より説
得性のある商品の演出が可能となる第五の効果がある。
に回転錘が回っている様子を楽しむことが出来るという
第三の効果を提供するものである。また、近年、腕時計
においてはデザイン重視の傾向が益々高まっている。こ
のような状況下において回転錘の動きを視覚に訴えると
いう新しいデザイン素材を提供することにより、新たな
需要を喚起せしめる第四の効果も見逃せない。加えて、
従来、文字板等に社名、ブランド名等を表示している
が、回転錘に社名、ブランド名、コード番号、記念行事
等のマーキングを刻印、印刷等により表示することによ
り、前記表示部分が回転錘と共に動くことから、より説
得性のある商品の演出が可能となる第五の効果がある。
【００２０】更には回転重錘を金等の高価な材質にする
ことにより、高価な時計の演出も可能である。更には、
回転重錘、回転錘体の表面をダイヤカット仕上げや、そ
の他模様付け仕上げを施すことにより、より高級感を提
供する第六の効果もある。更に追加記述するならば、従
来のクオーツ時計においては電池交換の必要性があり、
この電池交換不要を目的とした自動巻発電式腕時計も市
販されているが、外見では回転錘を有しない時計とは識
別出来兼ねるという課題があった。
ことにより、高価な時計の演出も可能である。更には、
回転重錘、回転錘体の表面をダイヤカット仕上げや、そ
の他模様付け仕上げを施すことにより、より高級感を提
供する第六の効果もある。更に追加記述するならば、従
来のクオーツ時計においては電池交換の必要性があり、
この電池交換不要を目的とした自動巻発電式腕時計も市
販されているが、外見では回転錘を有しない時計とは識
別出来兼ねるという課題があった。
【００２１】本発明によれば、前期課題が解決出来るの
で、地球規模でのクリーンエネルギー活動への参加商品
であることが一目で分かるという第七の効果も見逃せな
いところである。この発明の効果は、回転錘の動きで発
電し、キャパシターもしくは二次電池にエネルギーを蓄
えるクオーツにおいて説明したが、ゼンマイを巻きあげ
る機械式の自動巻腕時計においてもその効果は変わらな
い。
で、地球規模でのクリーンエネルギー活動への参加商品
であることが一目で分かるという第七の効果も見逃せな
いところである。この発明の効果は、回転錘の動きで発
電し、キャパシターもしくは二次電池にエネルギーを蓄
えるクオーツにおいて説明したが、ゼンマイを巻きあげ
る機械式の自動巻腕時計においてもその効果は変わらな
い。
【００２２】尚、これらの効果は第二乃至第五の実施例
で示した構成であっても同様である。また、第一乃至第
五の実施形態においては、秒針、分針、時針を例にとっ
て説明したが、その他の目的の表示針であってもその効
果は変わらない。また、回転重錘３ｃの断面形状は段状
と斜面との併用構成であってもよく、第一乃至第五の実
施例の混成であってもその効果は変わらない。
で示した構成であっても同様である。また、第一乃至第
五の実施形態においては、秒針、分針、時針を例にとっ
て説明したが、その他の目的の表示針であってもその効
果は変わらない。また、回転重錘３ｃの断面形状は段状
と斜面との併用構成であってもよく、第一乃至第五の実
施例の混成であってもその効果は変わらない。
【００２３】また、第一乃至第五の実施例において回転
錘体にローターカナと係合する歯車部を設けているが、
回転錘体とは別に、ボールベアリング外周に歯部(図示
せず)を設け、発電ローターへの増速輪列(図示せず)に
係合しても上記の効果は同じである。
錘体にローターカナと係合する歯車部を設けているが、
回転錘体とは別に、ボールベアリング外周に歯部(図示
せず)を設け、発電ローターへの増速輪列(図示せず)に
係合しても上記の効果は同じである。
【図１】本発明の概要を示す断面図である。
【図２】従来の実施例の断面図である。
【図３】本発明の第一の実施例を示す断面図である。
【図４】本発明の第一の実施例を示す文字板側から見た
平面図である。
平面図である。
【図５】本発明の第二の実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図６】本発明の第三の実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図７】本発明の第四の実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
【図８】本発明の第五の実施例を示す要部の断面図であ
る。
る。
１ 地板 ２ 文字板 ３ 回転錘 ３ｂ 回転錘体 ３ｂ３ 回転錘体の歯車部 ３ｃ 回転重錘 ３ｃ１ 回転重錘の上段内周側面部 ３ｃ２ 回転重錘の中段内周側面部 ３ｃ４ 回転重錘の下部 ３ｃ５ 回転重錘の上部 ３ｃ６ 回転重錘の斜面部 ３ｃ７ 回転重錘の上段表面部 ３ｃ８ 回転重錘の中段表面部 ３ｃ９ 回転重錘の下段表面部 ３ｃ１０ 回転重錘の下段内周側面部 ４ ボールベアリング ４ａ 外輪 ４ｂ 上側内輪 ４ｃ 下側内輪 ４ｄ ボール ５ 発電用ローター ５ａ 発電用ローターカナ ５ｂ 磁石 ６ 発電用ステーター ７ 発電用磁心 ８ 秒針 ８ａ 秒針の先端部 ９ 分針 ９ａ 分針の先端部 １０ 時針 １０ａ 時針の先端部 １１ 裏ぶた １３ 回転錘軸 １５ ローター受 ２２ ガラス付裏ぶた ２２ａ ガラス部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年４月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
Claims (6)
- 【請求項１】 回転錘の動きによりエネルギーを蓄える
腕時計において、少なくとも一つ以上の表示針先端の回
転軌跡の外周に沿って回転重錘の内周面を配置したこと
を特徴とする腕時計。 - 【請求項２】 回転錘の動きによりエネルギーを蓄える
腕時計において、回転錘を時計体の文字板の上側に配置
し、回転錘の内周側面部の形状を少なくとも一つ以上の
表示針先端の回転軌跡の外周に沿って形成したことを特
徴とする腕時計。 - 【請求項３】 回転重錘と一体に構成する回転錘体は、
内周にボールベアリングを固着し、外周に歯を形成する
回転錘を有する請求項１乃至請求項２記載の腕時計。 - 【請求項４】 請求項３記載の歯は、ローターカナに係
合し、ローターを増速回転することを特徴とする請求項
１乃至請求項２記載の腕時計。 - 【請求項５】 請求項１乃至請求項４記載の回転重錘は
２種以上の材料から構成する回転錘を有する腕時計。 - 【請求項６】 請求項５記載の回転重錘のガラス側の表
面は表面仕上げ又はマーキングを施したことを特徴とす
る回転錘を有する腕時計。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23508397A JPH1172580A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 腕時計 |
| PCT/JP1998/002876 WO1999012081A1 (fr) | 1997-08-29 | 1998-06-24 | Montre-bracelet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23508397A JPH1172580A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 腕時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1172580A true JPH1172580A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16980823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23508397A Pending JPH1172580A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 腕時計 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1172580A (ja) |
| WO (1) | WO1999012081A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH703964A1 (fr) * | 2010-10-26 | 2012-04-30 | Soprod Sa | Mouvement de montre automatique avec masse oscillante disposée du côté de la platine. |
| EP1821163A3 (fr) * | 2006-02-13 | 2012-06-13 | Ventura Watch SA | Montre avec génératarice |
| JP2020052040A (ja) * | 2018-09-24 | 2020-04-02 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | ローターと同じ側に位置する時間表示針を有する自動巻き機能付き計時器用ムーブメント |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5612236B2 (ja) * | 1972-11-15 | 1981-03-19 | ||
| JPS5526859Y2 (ja) * | 1974-11-30 | 1980-06-27 | ||
| JPS61167587U (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-17 | ||
| JPH0650793Y2 (ja) * | 1989-06-30 | 1994-12-21 | セイコーエプソン株式会社 | 携帯時計 |
| JPH088474Y2 (ja) * | 1989-07-05 | 1996-03-06 | セイコー電子工業株式会社 | 発電機付腕時計および自動巻腕時計 |
| JPH03179291A (ja) * | 1989-12-07 | 1991-08-05 | Seiko Instr Inc | 発電機付電子腕時計 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23508397A patent/JPH1172580A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-24 WO PCT/JP1998/002876 patent/WO1999012081A1/ja active Application Filing
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|---|---|---|---|---|
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| CH703964A1 (fr) * | 2010-10-26 | 2012-04-30 | Soprod Sa | Mouvement de montre automatique avec masse oscillante disposée du côté de la platine. |
| JP2020052040A (ja) * | 2018-09-24 | 2020-04-02 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | ローターと同じ側に位置する時間表示針を有する自動巻き機能付き計時器用ムーブメント |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| WO1999012081A1 (fr) | 1999-03-11 |
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