JPH1172317A - スパングルサイズ測定装置 - Google Patents

スパングルサイズ測定装置

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JPH1172317A
JPH1172317A JP9231926A JP23192697A JPH1172317A JP H1172317 A JPH1172317 A JP H1172317A JP 9231926 A JP9231926 A JP 9231926A JP 23192697 A JP23192697 A JP 23192697A JP H1172317 A JPH1172317 A JP H1172317A
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JP9231926A
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Akira Kazama
彰 風間
Toshihiko Oi
利彦 大居
Akira Takase
朗 高瀬
Toshiki Manabe
俊樹 真鍋
Tadashi Nara
正 奈良
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の要求するサイズのスパングルを擁する
製品の出荷管理及び製造のための制御装置のセンサとし
てのスパングルサイズ測定装置を提供する。 【解決手段】 シート状光源2がシート状の光を鋼板1
にを照射すると、その照射された部分にはスパングルに
よって明暗模様が現れる。カメラ3はその明暗模様を撮
影し、パソコン6はその撮影された画像を処理して明部
又は暗部の大きさを求めることでスパングルのサイズを
測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍍金鋼板など、合
金化によって表面にスパングルを生じる製品のスパング
ルサイズを非接触に測定するスパングルサイズ測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼の亜鉛鍍金工程などの合金化工程に
おいては、例えば鉄と亜鉛の合金化に伴ってスパングル
と呼ばれる模様が製品表面に生じる。この模様は通常1
mm以下から数十mm程度の大きさの、あたかも多結晶
の結晶粒の断面のように、光を当てる方向によって、暗
く見えたり明るく見えたりする。従来、スパングルを有
する鋼板の多くは物置小屋の屋根材など、外観を問題と
しない部分に用いられてきた。従って、製品の検査段階
でスパングルサイズが問題とされることは少ないが、塗
装の付着度合いはスパングルがきめ細かいほど良好なた
め、サイズの大まかな検査方法については例えば特開昭
54−21759号公報に提案されている検査方法があ
る。その検査方法においては、レーザ光の反射光強度の
周期より、ゼロスパングルと呼ばれる、塗装において事
実上スパングルが無いのと同様の細かいスパングルサイ
ズの製品製造を監視している。同公報においては、この
提案の他に、テレビカメラを用いて製品表面を人間が観
察し、画素分解能以下のサイズをゼロスパングルと見な
して監視する方法も提案されている。
【0003】一方で最近は、亜鉛系鍍金鋼板の内、アル
ミニウム成分の多いガルバリウム鋼板などが家庭電化製
品や壁といった人目に触れる個所に採用されつつあり、
スパングルサイズの均一性やサイズについて、顧客から
鋼板製造メーカに対して具体的な数値をもって注文がつ
く機会が増えている。こうした鋼板は塗装をしないで使
用するものであり、スパングルサイズは鍍金鋼板の外観
に決定的な影響を与える。従って、顧客の望むスパング
ルサイズの鋼板を出荷するために測定装置が必要とされ
る。また、鍍金温度や冷却度合いなどの操業条件へのフ
イードバッグをかけるための計測手段としてスパングル
サイズ測定装置があれば、所望のスパングルサイズの製
品を安定して得ることができる。ところが、特開昭54
−21759号公報に提案されているものは、ゼロスパ
ングルという特定のサイズに対しての大小の判定を主眼
として発明されたものであり、実際のスパングルサイズ
を測定する方法ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスパングルサイ
ズの検査は、上述のように、ゼロスパングルという特定
のサイズに対しての大小の判定を主眼とするものであ
り、実際のスパングルサイズを測定する方法ではないた
め、顧客の要求するサイズのスパングルを擁する製品の
出荷管理及び製造のための制御装置のセンサとしてのス
パングルサイズ測定装置については提案されておらず、
その開発が望まれていた。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、顧客の要求するサイズのスパングルを擁
する製品の出荷管理及び製造のための制御装置のセンサ
としてのスパングルサイズ測定装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスパングル
サイズ測定装置(請求項1)は、指向性をもって鋼板に
照射する光源と、光源によって照射された鋼板を撮影す
る撮像装置と、撮像装置によって得られた画像を画像処
理して明部又は暗部の大きさを求めることによりスパン
グルのサイズを測定する演算手段とを有するものであ
る。本発明においては、光源が指向性をもって鋼板を照
射すると、その照射された部分にはスパングルによって
明暗模様が現れる。撮像装置はその明暗模様を撮影し、
演算手段がその撮影された画像を処理して明部又は暗部
の大きさを求めることでスパングルのサイズを測定す
る。
【0007】また、本発明に係るスパングルサイズ測定
装置(請求項2)は、上記の測定装置において、光源に
よる鋼板に対する照射角度を20度以内とし、且つ、撮
像装置による観察角度を鋼板の法線に対して光源の照射
側に傾ける。本発明においては、このように照射角度及
び観察角度を規定することによりスパングルの明暗模様
をコントラスト良く撮影することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1.)図1は本発明の実施の形態1.に係
るスパングルサイズ測定装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において、1は鋼板、2はシート状光源、3
はカメラ、4はバンドルファイバ、5はランプハウスで
あり、6は画像メモリを内蔵しているパソコンである。
シート状光源2はバンドルファイバ4を介してランプハ
ウス5に接続されおり、また、カメラ3の出力はパソコ
ン6に接続されている。
【0009】本発明において問題にしている「スパング
ル」は、鍍金工程において溶融した金属が凝固する際
に、部分ごとに結晶の向きがある程度揃って凝固するた
めに、光の反射特性においても部分ごとに異方性を有す
るようになる現象である。そこで、本実施形態において
は、図1に示されるように、シート状に形成された指向
性の強い光源2を用いて鋼板1に対して例えば5度程度
の浅い角度で照射し、鋼板1の画像を鋼板に垂直又はや
や光源入射側に傾いた角度からカメラ3にて撮影するこ
とで、スパングルの光反射異方性による明暗像を捕ら
え、パソコン6による画像処理によってサイズを測定す
る。光源の照射方向に対し乱反射性を有する向きにある
スパングルは、鋼板上方より見ると明るく見える。そう
でないものは暗く見える。
【0010】図2、図3及び図4にてこの現象を詳しく
説明する。スパングルの表面の形状の最も簡単なモデル
は例えば図2の横面図に示されるのようなものであり、
波状或いは三角状の筋目模様が方向性をもって並んでい
る。図2の横面図は図3の上面図のS−S’線の断面の
模式図である。ひとつのスパングル内では、筋目模様の
方向はほぼ一定である。ここでB領域のように筋目の延
びている方向に光を当てると、光は上方にはほとんど反
射しない。一方、A領域のように筋を横切る方向に光を
当てると、上方を含めて光は良く乱反射される。従っ
て、上方にカメラ3を構えると、光源の照射方向に対し
てのスパングルの筋目模様の向きによって、暗く見える
スパングルと明るく見えるスパングルがある。
【0011】図4のカメラ画像図は、スパングルA,
B,C,Dの筋模様の向きが図3のような場合に観察さ
れる、明暗の輝度を示した模式図である。光の入射方向
は画像の左から右に向かっており、Aは光を拡散するた
めに明るく見え、Bはほとんどの光をカメラレンズには
入らない方向に反射してしまうので暗く見える。C及び
Dは光の入射方向に対してスパングルの模様の方向が斜
めを向いているので、中間的な輝度を示す。
【0012】カメラ3によりこの様子を撮影して、パソ
コン6において8ビットすなわち256階調のデジタル
信号としてメモリに取り込む。画像処理で一般的に行わ
れるように、画面内の輝度ムラを除去するためにシェー
ディング補正を施して画像の平均輝度を127輝度のレ
ベルに正規化する。こうすることで、元画像内で相対的
に明るく見えていた部分は127輝度を越えるレベルと
なり、暗く見えていた部分は127輝度を下回るレベル
となる。図5(a)は生画像の例を示した図である。特
に、あるスパングルの筋模様の向きが光入射方向と垂直
に交わる向きであればこのスパングルの輝度は画像内で
最も明るい部分になる。従って、画像内の輝度のヒスト
グラムをとり、例えば明るい方から10%というように
適当なしきい値で2値化を行うとスパングルが抽出でき
る。図5(b)はこうした方法で図5(a)より抽出さ
れたスパングル粒を示した図である(なお、見やすいよ
うに白黒を反転している。)。あとは個々の粒の面積か
ら、円に換算した直径を求め、抽出される多数のスパン
グル粒の平均直径を求めてそれを測定結果として出力す
る。
【0013】ここで重要なことは、2値化によって抽出
されるスパングルは互いに孤立していないと、測定結果
に誤差が生じやすいということである。本発明者が行っ
た顕微鏡を用いた調査の結果、筋模様の方向はランダム
であり、隣接するスパングル同士の筋模様の向きは無秩
序に異なっていて、抽出されるスパングルの多くは孤立
していることが判明した。従って、例えば図5(b)の
2値化画橡に現れている個々の黒い部分は、スパングル
1個づつが抽出されたものであり、これらの平均直径を
求めてスパングルサイズとする測定方法は妥当であると
言える。
【0014】スパングル抽出のしきい値の決め方は、目
視での結果と照合しつつ経験的に決めてもよい。また、
単純に127レベルをしきい値として2値化してもよ
い。この場合には中間的向きのスパングルがノイズ要因
となり、必ずしもスパングルサイズの絶対値が得られる
わけではないが、目視での結果と照合すると線形な相関
が得られるので、実用上問題はない。
【0015】(実施の形態2.)図7は本発明の実施の
形態2.に係るスパングルサイズ測定装置の構成を示す
ブロック図である。同図において、7はパソコンに内蔵
されたメモリ、8はCPU、9はモニタであり、20は
ローラである。本実施形態は、プロセス中の亜鉛鍍金鋼
板のスパングルサイズ測定に適用した例であり、図7の
スパングルサイズ測定装置は、鍍金工程を経て、鋼板表
面に鉄と亜鉛の合金ができてスパングルが生成した直後
の位置に設置されている。鋼板1の幅は1000mm、
厚みは0.2〜3m、移動速度は2500mm毎秒であ
る。
【0016】カメラ3には縦横1000画素の電子シャ
ッタ機能を有したフルフレーム式の2次元カメラを用い
ており、視野サイズは100mm四方である。フルフレ
ーム式カメラは奇数と偶数のフィールドを同時露光して
出力するので、画素分解能は縦横共に0.1mmにとれ
るが、画像のブレを抑えるために1/50000秒とい
う短い露光時間としており、明るい光源が必要となる。
本実施形態ではバンドル光ファイバ4を出射端部で線状
に並べた市販のシート状光線2を用いた。図示しないラ
ンプは250Wのメタルハライドランプで、ファイバ端
部からの光はプロジェクタレンズにて平行光に近い出射
パターンになっている。光源は常時発光させる必要はな
いので、ストロボを用いてもよいが、面状に発光させた
のではスパングルがコントラスト良く撮影できないの
で、本実施形態の如く集光して指向性を強くする工夫が
必要となる。なお、光源2とカメラ3は図示しない同一
の架台に取り付けられており、架台はスライド機横によ
って横方向に移動して板幅全てを走査できるようになっ
ている。走査速度は毎秒100mmであり、走査中1秒
ごとに計10枚の画像を撮影して全板幅分の画像を得
る。
【0017】画像は256階調でメモリ7に蓄えられて
モニタ9に静止表示された上、即座にCPU8によりス
パングルサイズ測定処理が行われる。図5(a)及び図
6(a)は撮影された生画像の例である。光は画面上方
より照射されており、個々のスパングル粒が明暗の模様
として良く見えている。図6(a)は平均スパングル径
が大きく、不良値を示すときの画像であり、図5(a)
に比べて粒子が大きいことが判る。スパングルサイズを
求める一般的な手順としては、画像に全体の明るさムラ
を補正するシェーディング補正をかけて中心輝度である
127輝度のレベルに正規化し、例えば127輝度をし
きい値として2値化を行う。さらにノイズと見なせる孤
立点除去を行った上で粒の分離処理を行い、図5
(b)、図6(b)のようなスパングル抽出画像を得
る。
【0018】最後に各々の粒のピクセル数を求めて直径
に換算する。これらの処理は市販の粒度解析用ソフトウ
ェアに標準的に搭載されており、これらを用いるのが最
も簡単である。また、上述の実施形態1で図2〜図4を
例に述べたように、充分明るい部分はスパングルの筋の
向きが入射光に対して直角であるので、2値化処理のし
きい値を高く設定すると、測定結果の平均スパングルサ
イズが目視測定の結果に近くなる。
【0019】画像処理は一般的なパソコン6を用いてソ
フトウェアにて行っている。板幅方向10枚の画像の個
々のスパングル平均サイズを計算し、モニタ9にグラフ
として表示することで、板幅方向のスパングルサイズの
ムラの監視も行っており、サイズが目標値から外れてい
る場合はアラームによってオペレータに知らされる。結
果更新周期は約1分である。
【0020】本発明をプロセス中の亜鉛鍍金鋼板のスパ
ングルサイズ測定に適用することで、従来の目視検査で
は不良発見の遅れにより歩留まり低下を招いていた亜鉛
鍍金プロセスにおいて、短時間の周期で確実にスパング
ルサイズ不良が発見できるようになったため、操業条件
の修正も即座に行えるようになって生産性が向上した。
また、鋼板の通過長さはエンコーダにてパソコンに通知
されており、パソコンはそのメモリ内の鋼板のマップ
に、不良位置を記録している。従って顧客に出荷する際
に、製品の先頭から何mのどの位置にどの程度のスパン
グルサイズ不良が有るかを明記して添付することが可能
となって、品質保証が強化された。
【0021】(実施形態3.)図8は本発明の実施形態
3.に係るスパングルサイズ測定装置の構成及びその関
連設備を示すブロック図である。同図において、2aは
表側光源、2bは裏側光源、3aは表側ラインセンサカ
メラ、3bは裏側ラインセンサカメラ、10aは表側計
測制御装置、10bは表側計測制御装置、11aは表側
冷却装置、11bは表側冷却装置であり、12は鍍金浴
である。本実施形態は、ガルバリウム鋼板の製造プロセ
スにおけるスパングルサイズ制御に適用した例である。
ガルバリウム鋼板は鍍金成分中のアルミニウムの比率が
50%以上と高く、熱反射特性に優れた鍍金鋼板で、屋
根材や家庭電化製品など外観に触れる部分に無塗装で用
いられることがあり、用途が拡大している。そのためス
パングルサイズと均一性については顧客から厳しい注文
がつく。例えば平均サイズ0.75mm、許容ムラは
0.1mm以内である。
【0022】鍍金浴温度、鋼板厚み、鋼板材質及び鍍金
成分が同一の場合には、スパングルサイズは主に鋼板の
冷却速度に依存する。冷却速度は鍍金浴12からの鋼板
の引き出し速度と冷却装置11a及び11bの強度によ
り調整可能であるが、製品を安定に製造するためには、
プロセスに制御ループを設置することが望ましい。従来
はセンサが無かったので目視でスパングルを監視しつ
つ、経験的に冷却度合いを調整していた。図8の例で
は、制御への適用を考慮して、実施形態2.に対して高
速化を図っている。
【0023】撮像装置としては、5000素子ラインセ
ンサカメラ3a及び3bを表裏2台づつ計4台用いた。
図は簡略化のため、表裏1台づつを表示してある。これ
らのラインセンサカメラ3a及び3bにより、板の全幅
の画像を一度に画像メモリに取り込み、市販の画像処理
専用のハードウェアを用いてサイズ測定を行うことで、
10秒ごとの結果出力を行っている。画像メモリと画像
処理装置は表裏別個に、計測制御装置10a及び10b
に格納されている。本実施形態では横方向分解能は実施
形態2と同様の0.1mmであるが、縦方向分解能はラ
インセンサカメラのスキャン時間を緩和するため0.5
mmにとり、各画素が縦方向には0.5mm分の情報を
代表していることを考慮して画像処理を行っている。
【0024】計測制御装置10a及び10b内には冷却
装置11a及び11bのコントローラも内蔵されてお
り、計測されたサイズを入力として冷却装置が制御され
る。基本的にはスパングルサイズが大きい場合は冷却が
強くなり、サイズが小さい場合は冷却が緩和されるよう
作用させることで目標スパングルサイズを維持して操業
が続けられる。本実施形態では鋼板の表と裏を別々に制
御できるよう、表裏で独立したシステムを設置したが、
図示しないプロセスコンピュータが、極端に表裏の冷却
バランスが崩れないよう全体を制御している。このシス
テムの導入により、冷却の不適正によるスパングルサイ
ズ不良を低減できた他、これまで不明確であった他の操
業条件とスパングルサイズの関係も明らかになり、プロ
セスの改善が進められた。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、指向性を
もって鋼板を照射して、その照射された部分に現れるス
パングルによる明暗模様を撮影し、そして、その撮影さ
れた画像を処理して明部又は暗部の大きさを求めること
でスパングルサイズを測定するようにしたので次のよう
な効果が得られている。 a)製品全面の実サイズ測定を行えるようになり、顧客
にスパングルサイズ不良部分を明示して出荷することが
できるようになり、不測の不良返品が大幅に減少した。 b)製造中の鋼板のスパングルサイズを測定することに
より、サイズ異常が発生しても、冷却度合いなどの操業
条件に即座にフィードバックできるようになり、製品歩
留まりが向上した。 c)スパングルの常時監視業務が不要となり、オペレー
タの負荷が大幅に軽減された。 d)本発明の測定原理は単純なので低コストでシステム
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1.に係るスパングルサイ
ズ測定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の測定原理の説明図(横面図)である。
【図3】本発明の測定原理の説明図(上面図)である。
【図4】本発明の測定原理の説明図(カメラ画像)であ
る。
【図5】画像処理例を示した図である。
【図6】画像処理例を示した図である。
【図7】本発明の実施の形態2.に係るスパングルサイ
ズ測定装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3.に係るスパングルサイ
ズ測定装置の構成及びその関連設備を示すブロック図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 俊樹 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 奈良 正 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指向性をもって鋼板に照射する光源と、
    該光源によって照射された鋼板を撮影する撮像装置と、
    該撮像装置によって得られた画像を画像処理して明部又
    は暗部の大きさを求めることによりスパングルのサイズ
    を測定する演算手段とを有することを特徴とするスパン
    グルサイズ測定装置。
  2. 【請求項2】 前記光源による鋼板に対する照射角度を
    20度以内とし、且つ、前記撮像装置による観察角度を
    鋼板の法線に対して光源の照射側に傾けたことを特徴と
    する請求項1記載のスパングルサイズ測定装置。
JP9231926A 1997-08-28 1997-08-28 スパングルサイズ測定装置 Pending JPH1172317A (ja)

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