JPH08292156A - 表面被覆膜の局所欠陥を認識し、評価する認識および評価方法 - Google Patents

表面被覆膜の局所欠陥を認識し、評価する認識および評価方法

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JPH08292156A
JPH08292156A JP8059225A JP5922596A JPH08292156A JP H08292156 A JPH08292156 A JP H08292156A JP 8059225 A JP8059225 A JP 8059225A JP 5922596 A JP5922596 A JP 5922596A JP H08292156 A JPH08292156 A JP H08292156A
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color
recognition
light
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Wolfgang Dr Bongardt
ボンガルト ボルフガング
Martin Lorek
ロレック マルティン
Ekkehard Wilde
ビルデ エッケハルト
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Saint Gobain Vitrage SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなるタイプの点状の被覆欠陥をも信頼性
高く認識し、客観的な基準を用いてこれら被覆欠陥を評
価する。 【解決手段】 カラービデオカメラ12、13、14、
15によってガラス板1上の反射性表面被覆膜3の局所
的な色の欠陥を認識し、該欠陥を評価する。このために
白色光を用いて被覆ガラス板に光を当て、表面被覆膜で
反射した光を投影スクリーン6上に映し出す。投影スク
リーン上に現れた画像は一つ以上のカラービデオカメラ
によって取り込まれる。カラービデオカメラにより取り
込まれる表面の三原色ごとに、各画素に対する輝度を決
定する。対応した画素における三原色の輝度値の合計で
各原色の決定した輝度値を除算することにより相対色分
数を決定する。相対色分数は設定値と比較される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビデオカメラにより
送られてきた画像をデジタルデータ処理することにより
基板の表面被覆膜に局所的に存在する欠陥を認識し、評
価する認識および評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下で『板』と称するガラス板は選択反
射性の表面を有し、太陽光保護ガラスまたは断熱ガラス
として用いられる。選択反射性の被覆は様々な方法で施
される。この被覆は、現在、磁場での陰極スパッタリン
グ法により産業規模で利用されている。ここでは他の層
の間に薄い銀層を挿入し、通常、この銀層は被覆膜とし
て機能するのに適している。この層状構造は、大まかに
は酸化金属接着層と、保護金属層の間に挿入される銀層
と、酸化金属カバー層とを具備する。
【0003】関連技術分野では、基板に鏡を作製する種
々の作製方法が知られている。光が基板を通らずに被覆
膜で反射する『フロントフェイス』鏡の場合でも、従来
の鏡での透明基板の場合でも、これら鏡にとって本発明
の技術は利益がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】様々なタイプで種々の
範囲の被覆膜の局所欠陥は全ての被覆工程で生じうる。
基板が透明であると被覆された板の透明性では欠陥が認
識されないことが多いが、例えば局所的に限られた色の
変化が生じるため、主に反射に関して欠陥に気がつく。
上記被覆板を設置したときにはこの被覆板を常に反射に
関して見るため、上記被覆欠陥を認識し、欠陥のある被
覆膜を備えた被覆板は排除すべきである。従来では十分
に自動的な方法がなかく、今日では上述は視覚的な評価
により唯一なされている。
【0005】陰極スパッタリング法を用いて被覆膜を施
したとき、酸化金属被覆膜を施している間の被覆工程に
おける乱れによって、上記局所欠陥が生じる。特に高ス
パッタリング率の場合、電気的に絶縁する酸化金属付着
層が特にスパッタリング室内の横側陽極面に形成され、
これら層は標的面から横側陽極面へ電気放電する。従っ
て特に強いプラズマが局所的に生じ、上述の被覆欠陥が
点の形で生じる。同様に熱分解またはCVDにより被覆
膜を製造する技術では、例えば基部へ液滴が落ち、また
は異質な粒子が存在することに起因する特定箇所の『ピ
ンホール』付着ギャップにより形成された点状欠陥が一
般的である。
【0006】本発明の目的は、いかなるタイプの点状の
被覆欠陥をも信頼性高く認識し、客観的な基準を用いて
これらを評価することが可能な自動的な認識および評価
方法を提供することである。この認識および評価方法は
反射性の被覆膜の信頼性ある評価を行え、また産業上の
利用に適している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被覆
された基板に可視スペクトル範囲の広域光、好ましくは
白色光を当て、ビデオカメラとしてカラービデオカメラ
を使用し、各画素に対する三原色の各々の輝度値を検出
し、該三原色の輝度値の合計で各原色の輝度値を除算す
ることにより各画素の各原色に対する相対色分数を決定
し、該相対色分数を所定値と比較してデジタルデータ処
理を行うことで上記目的を達成する。
【0008】本発明は、伝達、特に反射における色の均
一性に関する厳しい条件が設定された純粋に反射する、
または選択的に反射する、および透明である表面被覆膜
を評価するためのビデオ測定システムの場合におけるデ
ジタルデータ処理の適切な使用を提供する。
【0009】確かに、プロセッサを備えたビデオ測定シ
ステムの場合におけるデジタルデータ処理を用いて、テ
レビカメラから送られてきた画像信号を度量衡的に評価
し、不規則面と輝度および色値の差との両方を検出する
ことは基本的には知られている(メッセン+プルエフェ
ン/オートマチック(Messen + Pruefen/Automatik)19
77年1月/2月号の第34〜41頁参照)。しかしな
がら上記基本的に知られた方法によりカラービデオカメ
ラを用いて画像分析して色を決定し、部分反射する大き
い領域の面における点状の被覆欠陥を評価することは、
画素の全ての原色の輝度値の合計に対する各原色の測定
輝度値の比率を三原色の測定輝度値から画素ごとに計算
するために本発明の方法を初めに用いて、それにより決
定した相対色分数が次の評価のための基礎として用いら
れるときにのみ、有用な結果を導くのは明らかである。
これにより、特に大領域を有する基板の場合に避けられ
ず、また測定輝度値への影響が避けられない局所的な照
度差が排除される。これにより得られた相対色分数は、
照度の局部的な変化や局部的および/または一時的な変
移からは独立しており、照明が変化してしまったり不規
則であったりしても高感度の色評価を行うことが可能で
ある。しかしながら可視スペクトル範囲においては、評
価すべき表面被覆膜に当てる光は、検査すべき表面被覆
膜上の全ての位置で光スペクトルに含まれた種々の波長
の同じ混合を有するため、照明だけでは三原色の異なる
相対色分数を測定することはできない。
【0010】用いた照明設置では評価すべき表面全体に
わたり表面被覆膜に局所的に一定の分布の色分数の光を
当てることができない可能性があるときには、欠陥のな
い表面被覆膜を備えた基板の位置に依存した相対色分数
を評価すべき表面全体に対して初めに決定し、これによ
り決定した値を参照値として蓄積し、それから同じ光の
当て方の場合に、考察すべき被覆基板上の位置に依存す
る決定した相対色分数を蓄積した位置に依存した参照値
で除算することが本発明の開発では提案される。このよ
うに、評価すべき表面上の照度差だけでなく、光を当て
ることにおける異なるスペクトル分布をも排除すること
が可能である。
【0011】ガラス板の表面被覆膜における特に弱い色
点は反射問題よりも小さな透過問題を構成するので、反
射光の評価に本発明の方法を使用するのが好ましい。こ
の場合、被覆されたガラス板の被覆側に光を当て、カラ
ービデオカメラを用いて空気と表面被覆膜との間の境界
で反射された光を検出することに利点がある。しかしな
がら被覆されたガラス板の被覆側の反対表面に光を当
て、ガラス板を通してガラスおよび表面被覆膜、または
表面被覆膜および空気の間の境界で反射された光を検出
することも可能である。
【0012】基本的にはカラービデオカメラは表面被覆
膜からの拡散反射像を検出して、その拡散反射像を評価
する。拡散反射像は様々な形態で生じる。従って斜めの
入射角で表面被覆膜に光を当て、拡散反射光として投影
スクリーン上に反射光を映し出し、投影スクリーン上に
映し出された像をカラービデオカメラで検出することは
第一実施形態で可能である。他の実施形態では、表面被
覆膜に拡散光を当てたときの表面被覆膜または基板から
の拡散反射光をカラービデオカメラで直接検出する。拡
散光を表面被覆膜に当てることは、公知の手段を用いて
様々な方法でなされる。
【0013】カラービデオカメラを表面被覆膜または被
覆基板へ直接向けたときには、表面被覆膜からの反射光
に直接は帰属しない光線の分数は、可能な限り小さくす
ることに注意すべきである。これは光吸収性の裏面、例
えば黒色の裏面上で被覆基板を観察することによってな
される。
【0014】評価すべき表面の大きさによっては、一つ
以上のカラービデオカメラを用いてもよい。小さな表
面、例えば狭い領域を被覆されたガラス板を評価する場
合には、一つのカメラを用いて全表面を一度に取り込
む。しかしながら例えば大きなガラス板、例えば長さ6
mで幅が約3mのフロートガラス板において被覆膜塗布
の最終段階で上記方法を使用するときには、複数のカラ
ービデオカメラを同時に用いて良好に測定を行う。好適
実施形態では、ガラス板の全幅にわたって延びる狭域評
価帯を複数のカラービデオカメラにより短い連続した距
離で観察して評価する。このように例えば被覆されたガ
ラス板を連続的に前進させつつ、ガラス板を運搬するロ
ールコンベアの上方に固定したビデオカメラにより、ガ
ラス板の全幅にわたり短い距離の三原色の輝度プロフィ
ールを確定して評価される。連続的な評価帯およびこれ
ら評価帯ごとに決定した輝度プロフィールの相互の分離
が例えば数cmであるときには、上述の方法を用いて上
述の色欠陥に関して十分な精度でガラス板の全表面を研
究できる。
【0015】三原色の輝度値に対して、本発明の方法を
用いてカラービデオカメラ自体により、またはカラービ
デオカメラの後に適切に配置した画像処理ステージによ
り送られてきた信号の評価およびデジタル処理中におい
ては、公知の処理および最適化方法を回復してもよい。
カラービデオカメラにより送られた色信号は、通常、対
応するカメラのタイプから独立した三原色(赤、緑およ
び青)へと分解される。それから三原色の強さ、つまり
各原色の輝度値は、各画素に対する3つの別々の画像メ
モリでの後の処理に利用可能である。
【0016】しかしながら測定した値の最適な評価を得
るために、相対色分数を決定するまえに最適フィルタリ
ング処置、即ち最適濾波処置を良好に行う。
【0017】特に最適化処置は、各原色の観察された輝
度間隔が関連の画像メモリの利用可能な輝度範囲全体へ
と拡大した場合において利点がある輝度値変換を具備す
る。この輝度値変換により色のコントラストや現存のカ
ラー階調での最適な評価が可能となる。輝度値変換は、
測定した輝度値の最低値と最高値との間における輝度間
隔を例えば関連の画像メモリの利用可能な輝度範囲全体
へ線形変換することで行われる。同様に『ヒストグラム
方程式』と呼ばれる方法により輝度値変換を行うことも
可能である。この輝度値変換はビデオ信号自体を直接用
いて、即ち各関連の画像メモリにおける各輝度値のデジ
タル化および蓄積のまえに良好に行われる。
【0018】それ自体は公知である濾波処置は、一方で
寄生信号、即ち雑音排除のために、即ち有用信号/ノイ
ズ比率を増大させるための働きをし、他方では信号を平
均化し、平滑化する働きをする。雑音排除のためにフィ
ルタリング、即ち濾波する場合、元の信号からの望まし
くない歪みという観点と、効果的な雑音排除という観点
との間で妥協点を模索するのが最も好ましい。これは比
較的大きな程度の色の欠陥を評価する場合であるので、
平均化の作用は存在する信号にとっては効果的であり且
つ十分である。
【0019】相対色分数を決定するまえに最適濾波処置
を行うとき、原理的には、初めに輝度値変換を行い、そ
の輝度値変換の後に得られた信号を平均化し、二次元の
局部濾波による雑音排除を行うという処置を採用するこ
とが可能である。しかしながら局部的な二次元濾波ステ
ージにおいて、まず初めにカラービデオカメラまたはカ
ラービデオカメラに続く画像処理ステージにより送られ
た信号をフィルタリング、即ち濾波し、その濾波した信
号を変換し、これらを更に処理することも可能である。
【0020】三原色に対し、各画素の相対色分数と、そ
れに従った処置領域における局部色分布とを変換および
濾波された信号から決定したあとにおいては、その決定
した値を確定された標準値と比較することだけが必要で
ある。色に異常があるときには、例えば決定した相対色
分数を欠陥がないときの包囲媒体の相対色分数に一致す
る設定値と比較することにより上記比較を行ってもよ
い。一方、光源設置の性質上、照明において非均一な色
の分布があるときには、上述したように欠陥のない表面
から拡散的に反射した画像の局部的な色の分布を決定
し、その色の分布を蓄積し、設定値と実際の値とを比較
するための設定値として相対色分数の蓄積された値を使
用することが適切である。
【0021】
【発明の実施の形態】特許請求の範囲および種々の実施
形態に関する後述の説明で本発明の特別な特徴および更
なる利点を明らかにする。
【0022】図1のガラス板1は、例えば幅が約3.2
m、長さが6m、厚さが4mmの薄いフロートガラス板
であり、コンベアローラ2上で水平位置で運搬される。
ガラス板1はその上面に熱放射を反射する表面被覆膜3
を備え、この表面被覆膜3は磁場における陰極スパッタ
ー法を用いて既に利用されてきたものである。被覆され
たガラス板1に光を当てるために、ガラス板1の面の上
方側部に配置したライトプロジェクタ4を使用し、この
ライトプロジェクタ4は表面被覆膜3に対して斜め、例
えば45°の入射角で直射白色光を当てるのに用いられ
る。ライトプロジェクタ4から照明領域までの距離が長
くなると光線の入射角が大きくなることは避けられない
が、このような入射角の変化は熱放射の入射角が約70
°を越えなければさほど問題にならない。入射角の変化
による形状的な歪みは計算により補われる。
【0023】ライトプロジェクタ4からの白色光は部分
反射性の表面被覆膜3によって入射角に一致した反射角
で反射される。反射された光線は拡散性の白色面を有す
る平坦な投影スクリーン6に映し出される。表面被覆膜
3の対応した位置に局所的な被覆欠陥があると、投影ス
クリーン6上に目に見える色の付いた点が現れ、これら
点の表面寸法は、形状的な歪みを考慮したあとが適当で
あるが、被覆欠陥の寸法に一致する。ライトプロジェク
タ4および投影スクリーン6は、ローラコンベアのフレ
ーム10に固定直立材8または9により適宜取り付けら
れるか、または異なる形式で所定位置に固定される。
【0024】ライトプロジェクタ4の上方の固定直立材
8には、四つのカラービデオカメラ12、13、14お
よび15が適切な固定具により一方が他方の上方になる
ように取り付けられている。各カラービデオカメラ12
〜15は適切な対物レンズを備え、投影スクリーン6に
対して垂直な方向を向いた光学軸線を有するため、各カ
ラービデオカメラ12〜15は投影スクリーン6に現れ
た画像の全高の四分の一ずつを取り込み、これら取り込
まれた四つの領域は互いに重なり合っているか、または
互いに並んで位置する。この方法では、表面被覆膜3に
より反射された光線はガラス板1の全幅にわたり投影ス
クリーン6上に取り入れられる。
【0025】カラービデオカメラ12〜15は独立して
設けられている。各カラービデオカメラ12〜15には
画像処理システムが接続されており、図2に画像処理シ
ステムを本質的な構成要素と共にブロック線図で示し
た。カラービデオカメラ12〜15の画像処理システム
はカラービデオカメラ12(13、14、15)を具備
すると共に、各カラービデオカメラ12(13、14、
15)により制御されたカラービデオデジタル化ステー
ジを各カラービデオカメラ12(13、14、15)に
具備する。この画像処理システムは三原色の各々に対す
るマトリックス画像メモリー16、17、18を有す
る。各マトリックス画像メモリー16、17、18はカ
ラービデオカメラの視野における画素それぞれに対応し
た原色のデジタル輝度値を画素ごとに蓄積する。三原色
の輝度を十分正確に描きだせるように、検出すべき視感
度範囲全体を十分多くの輝度レベルに細分すべきであ
る。輝度レベルの数は少なくとも64であり、例えば個
々に取られる各画素を描くものとして256視感度また
は輝度レベルを用いると良好な結果が得られる。
【0026】本願で選択した実施形態の場合には、各カ
ラービデオカメラはそれ自身の画像処理システムを備え
る。しかしながら全てのカラービデオカメラから送られ
てきた信号を同時に処理する高効率画像処理システムを
代用することも可能である。しかしながら信号自体の処
理は基本的に同じである。
【0027】図2のブロック線図で示したように、最適
フィルタリングステージ、即ち最適濾波ステージ19、
20、21は確定された領域の元の輝度信号を送る各マ
トリックス画像メモリー16、17および18により制
御される。これら最適濾波ステージ19、20、21
は、輝度信号の輝度値変換と輝度信号の二次元の局部的
なフィルタリング、即ち濾波を行い、雑音を排除し、信
号を平滑化し、選択した領域の色の輝度を代表する中間
値を送るためのものである。これに必要な濾波および信
号処理技術は公知であるので詳細には説明しない。最適
濾波ステージ19は、例えば観察する画像の全幅からの
処理信号からなる赤色の輝度プロフィールを送り、最適
濾波ステージ20は、例えば緑色の輝度プロフィールを
送り、最適濾波ステージ21は、例えば青色の輝度プロ
フィールを送る。
【0028】最適濾波ステージ19、20、21から送
られた信号は、三原色の信号が各々の除算ステージへと
送られるように、除算ステージ22、23、24へ供給
される。これら除算ステージ22、23、24では、三
原色の輝度値を対応の全輝度、即ち三原色の輝度値の合
計と比較する。ここでの除算の後に、対応の原色の相対
色分数の信号が除算ステージ22、23、24から出力
される。
【0029】除算ステージ22、23、24から出力さ
れた信号は色比較ステージ25へ供給される。この色比
較ステージ25では、画像の位置ごとの各原色の色を所
定の設定値と比較すると共に、各場合における各原色の
相対色の差を相対色分数の設定値および実際の値から計
算する。
【0030】色比較ステージ25からの出力の時点で色
比較により得られた異なる信号は、その後、評価ステー
ジ26へと送られる。この評価ステージ26には事前に
視覚的な評価を基に決定した許可限界値を導入する。こ
の場合には、それ以上にも以下にもならない異なる信号
(つまり設定値信号と実際値信号との間の差)に対して
原色ごとに下限値と上限値とを導入するのが好ましい。
しかしながら、そうではなくて三原色の相対色分数の異
なる信号の絶対値の合計を取り、越えられることのない
上限値と前記合計信号とを比較することも可能である。
導入した限定値以上または以下になったときには、評価
ステージ26は対応した信号を送るため、表面被覆膜の
欠陥が認識され、適切ならば排除される。
【0031】図3は本方法の作動モードを再び示してお
り、図4は可能性のある一つの測定結果を示したもので
ある。ガラス板が例えばロールコンベア(図1参照)上
で水平位置で運搬されると、二つのコンベアローラの間
の領域の表面被覆膜3により形成された反射像は、ガラ
ス板1の移動方向に比較的幅の狭い投影スクリーン6上
で矢印Fの方向へ移動する。四つのカラービデオカメラ
は投影スクリーン6から幅の狭い評価帯を取り入れ、こ
の評価帯は投影像の全高Hにわたって延びると共に、個
々のカラービデオカメラに取り込まれる四つの領域A、
B、CおよびDへと細分されている。短い露出時間で短
い時間間隔で四つのカラービデオカメラを用いると同時
に測定領域を記録することにより評価がなされる。記録
された画像は各画像処理システムに蓄積され、図2を参
照して説明したように評価される。ガラス板が数cmほ
ど前進すると、四つのカラービデオカメラと同時に次の
画像が取り込まれ、ビデオ画像を蓄積し、続いてそのビ
デオ画像を評価する。このようにしてガラス板全体が取
り込まれ、連続した横断帯にて評価される。
【0032】マトリックスカメラを用いると、ガラス板
の運動方向において写真、即ち画像として取り込まれる
範囲は160cmまでの値となる。これは画像処理では
数cmの幅で横断方向へ延びる評価帯に細分され、上述
したように評価される。マトリックスカメラの代わりに
リニアカメラを用いると、評価帯で必要な局部濾波を行
えるように、数mmの距離で写真、即ち画像を取り込む
べきである。
【0033】四つのカラービデオカメラで画像を取り込
んだときに得られた輝度値Lがガラス板の幅Hに対して
三原色のビデオ信号を処理したあとにプロットされるな
らば、図4で示した線図が得られる。カラービデオカメ
ラで取り込まれた反射光が白色または自然色であるなら
ば、3つの輝度カーブr(赤)、g(緑)およびb
(青)は互いに略平行で、理想的には重なり合ってい
る。本願で説明した機構では実際には領域Aでは被覆さ
れたガラス板がより離れているために領域Aの投影スク
リーン上の輝度は非常に小さく、領域Dの終わりへ向け
て連続的に増大するため、輝度カーブの絶対高さは実際
の輝度状態下では一定ではない。
【0034】この白色光の輝度変化は評価には影響しな
い。ここでは相対色分数における変化の認識だけが重要
である。投影像が領域Xにおいて僅かに赤色の点を有す
る場合、赤色の輝度カーブrは対応した領域AおよびB
において著しく増大し、緑色の輝度カーブgと青色の輝
度カーブbとは僅かに小さくなる。従って原色である赤
の色分数が増大し、原色である緑および青の色分数が減
少する。相対色分数の設定値を測定して、それに従って
調節すると、表面被覆膜の質に関する明確な情報が得ら
れる。
【0035】間接反射測定機構用の他の実施形態を図5
に示した。ここでも色の欠陥は、ロールコンベアのコン
ベアローラ2上のガラス板1の進行方向に対して横断す
る測定領域を通る大きなガラス板1上の透明な表面被覆
膜3において評価される。ここでも測定領域の表面被覆
膜3は、鉛直に対して40°〜60°の角度で表面被覆
膜3へ斜めに光線を向ける指向性のライトプロジェクタ
4を使用して光を当てる。表面被覆膜3で反射した光線
は、この場合には例えばオパール板や光沢のない半透明
のガラスといった拡散板30からなる投影スクリーンに
当たる。拡散板30は、ロールコンベアのフレーム10
に取り付けられた支持材9へ直立材31、32によって
固定されている。オパール板30内においては、オパー
ル板30に当たった光線は全方向へ拡散されるため、拡
散して放射する代表の反射像が、カラービデオカメラ1
2〜15を用いてオパール板30の後ろから取り込まれ
る。カラービデオカメラ12〜15によって送られた信
号は、図1〜図4を参照して説明したのと同様にデジタ
ル処理される。
【0036】図6および図7は直接反射測定、即ち拡散
光下で表面被覆膜へ光を当てて表面被覆膜上に現れた色
の画像を直接検出して評価するための二つの実施形態を
示し、これら二つの実施形態の違いは光の当て方であ
る。両方とも部分反射性の表面被覆膜3を備えたフロー
トガラス板1に関し、このフロートガラス板1はコンベ
アローラ2上で移送され、表面被覆膜3上の色の欠陥を
検出するために移送中に検査される。ガラス板1の移送
方向に対し横断する方向の二つの連続したロール2の間
に、四つのカラービデオカメラ12、13、14、15
がロールコンベアの上方の適切な支持材に取り付けられ
ている。本実施形態においても、これらカラービデオカ
メラ12〜15によって全幅にわたって延びる領域を取
り込み、この領域内では例えば約3cmの幅の狭い評価
帯33が評価される。三原色用のカラービデオカメラ1
2〜15によって送られた信号は、ここでも上述の方法
で評価される。
【0037】図6の実施形態では、ガラス板1の上方で
ガラス板1に対し平行に配設された蛍光管34を用いて
拡散光を当て、蛍光管34はガラス板1の移送方向に対
し横断方向に配設されている。蛍光管34の上部はケー
ス35により保護されている。従って得られた拡散光は
表面被覆膜3へ直接当たり、ガラス板1にわたって横断
方向へ延びる輝度帯を生成する。表面被覆膜3およびガ
ラス板1を通ってガラス板の下方で反射し、そしてガラ
ス板1および表面被覆膜3へ戻った光が、表面被覆膜3
に現れた反射像に重ならないように、光吸収性の黒い被
覆膜37を備えた面を有するプレート36を測定領域に
おけるガラス板1の下方に配設する。
【0038】図7の機構においても、ガラス板1の下方
における光の反射と表面被覆膜3からの反射像とが重な
らないように、光吸収性の黒色の被覆膜37を有するプ
レート36を測定領域におけるガラス板1の下方に配設
する。この場合、移送方向に対して横断する方向におい
てガラス板1の上方で好ましくは傾斜して配設された拡
散壁40で指向されるプロジェクション39により、表
面被覆膜3に拡散光を間接的に当てる。この拡散壁40
は白色の拡散面を有するため、拡散光はこの拡散壁で反
射する。表面被覆膜3に当てられた拡散光の分数は、拡
散的に表面被覆膜3に光を当て、ここでもカラービデオ
カメラにより表面被覆膜を間接的に観察できるようにす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】間接反射測定を備えた方法を行うのに適切な装
置を示す図である。
【図2】カラービデオカメラにより送られた輝度信号を
評価する回路のブロック線図である。
【図3】図1の装置の場合において、カラービデオカメ
ラにより投影スクリーンから取り込まれた狭域測定領域
を示す図である。
【図4】デジタル信号を処理したあとにガラス板の幅に
わたって得られた三原色の輝度プロフィールのグラフで
ある。
【図5】間接反射測定を備えた方法を行う他の装置を示
す図である。
【図6】直接反射測定を備えた方法を行う装置を示す図
である。
【図7】直接反射測定を備えた方法を行う他の装置を示
す図である。
【符号の説明】
1…ガラス板 3…表面被覆膜 4…ライトプロジェクタ 6…投影スクリーン 12、13、14、15…カラービデオカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エッケハルト ビルデ ドイツ連邦共和国,51247 ベルギッシュ グラドバッハ,タウベンシュトラーセ 21

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラから送られてきた画像をデ
    ジタルデータ処理することにより基板上の表面被覆膜の
    局所欠陥を認識し、評価する認識および評価方法におい
    て、上記被覆された基板に可視スペクトル範囲の広帯域
    光、好ましくは白色光を当て、上記ビデオカメラとして
    カラービデオカメラを使用し、各画素の三原色ごとの輝
    度値を検出し、該三原色の輝度値の合計で各原色の輝度
    値を除算することにより各画素の各原色に対する相対色
    分数を決定し、該相対色分数を所定値と比較してデジタ
    ルデータ処理を行うことを特徴とする認識および評価方
    法。
  2. 【請求項2】 局所的に一定に分布する色分数を有する
    光を前記評価すべき表面被覆膜に当てる場合において、
    前記決定した相対色分数を表面被覆膜の領域にわたって
    一定の参照設定値と直接比較することを特徴とする請求
    項1に記載の認識および評価方法。
  3. 【請求項3】 局所的に変化して分布する色分数を有す
    る光を前記評価すべき表面被覆膜に当てる場合におい
    て、欠陥のない表面被覆膜を有する基板上の位置に依存
    した相対色分数を決定し、該相対色分数を蓄積し、評価
    すべき表面被覆膜の位置に依存した決定した相対色分数
    を参照設定値として蓄積した前記位置に依存した相対色
    分数と比較することを特徴とする請求項1に記載の認識
    および評価方法。
  4. 【請求項4】 前記表面被覆膜からの反射光をカラービ
    デオカメラにより記録し、該反射光を評価することを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の認識およ
    び評価方法。
  5. 【請求項5】 前記被覆基板に表面被覆膜の側から光を
    当てることを特徴とする請求項4に記載の認識および評
    価方法。
  6. 【請求項6】 前記被覆基板に表面被覆膜の反対側から
    光を当てることを特徴とする請求項4に記載の認識およ
    び評価方法。
  7. 【請求項7】 前記被覆基板に斜めの入射角で光を当
    て、表面被覆膜で反射された光を投影スクリーンに映し
    出し、該投影スクリーンに現れた拡散的に反射した画像
    を前記カラービデオカメラにより取り込み、該画像を評
    価することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに
    記載の認識および評価方法。
  8. 【請求項8】 前記被覆基板に0°〜70°、好ましく
    は20°〜60°の入射角で光を当てることを特徴とす
    る請求項7に記載の認識および評価方法。
  9. 【請求項9】 前記投影スクリーンとして不透明スクリ
    ーンを用いることを特徴とする請求項7または8に記載
    の認識および評価方法。
  10. 【請求項10】 前記投影スクリーンとして半透明の光
    沢のないプレートを使用し、該プレート上で見える画像
    を伝送画像として取り込み、該画像を評価することを特
    徴とする請求項7または8に記載の認識および評価方
    法。
  11. 【請求項11】 前記被覆基板に拡散光を当て、表面被
    覆膜で反射した光をカラービデオカメラにより直接取り
    込み、該反射光を評価することを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか一つに記載の認識および評価方法。
  12. 【請求項12】 前記表面被覆膜で反射した光のカラー
    ビデオカメラによる検出および評価を、光吸収性の裏
    面、好ましくは黒色の裏面上で行うことを特徴とする請
    求項11に記載の認識および評価方法。
  13. 【請求項13】 前記相対色分数を決定するまえに色の
    コントラストを最適に利用するために原色ごとの各画素
    の輝度値信号を輝度値変換することを特徴とする請求項
    1〜12のいずれか一つに記載の認識および評価方法。
  14. 【請求項14】 前記画像処理システムに信号を蓄積す
    るまえに前記カラービデオカメラのビデオ信号を直接用
    いて前記輝度値信号の輝度値変換を行うことを特徴とす
    る請求項13に記載の認識および評価方法。
  15. 【請求項15】 前記輝度値変換として、測定した最高
    輝度値と最低輝度値との間における輝度間隔を画像メモ
    リーの利用可能な輝度範囲全体へ線形変換することを特
    徴とする請求項13または14に記載の認識および評価
    方法。
  16. 【請求項16】 前記輝度値変換として、ヒストグラム
    方程式と呼ばれる公知の方法を用いることを特徴とする
    請求項13または14に記載の認識および評価方法。
  17. 【請求項17】 前記カラービデオカメラ或いはその後
    に配置された画像処理ステージによって送られた信号ま
    たは各原色の輝度に対する輝度値変換により最適化され
    た信号を相対色分数の決定まえに位置に依存した二次元
    高域、低域または帯域濾波することを特徴とする請求項
    1〜16のいずれか一つに記載の認識および評価方法。
  18. 【請求項18】 長い基板、例えば連続被覆膜塗布にお
    ける被覆の後の被覆されたガラス板を評価する場合にお
    いて、被覆された表面を複数のビデオカメラにより同時
    に観察し、各ビデオカメラは被覆された表面の部分的な
    領域を各々担当することを特徴とする請求項1〜17の
    いずれか一つに記載の認識および評価方法。
  19. 【請求項19】 基板の幅にわたり延びる帯状の被覆基
    板の領域を取り込み、評価することを特徴とする請求項
    1〜18のいずれか一つに記載の認識および評価方法。
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