JPH117129A - ポジ型ホトレジスト組成物及びこれを用いた多層レジスト材料 - Google Patents

ポジ型ホトレジスト組成物及びこれを用いた多層レジスト材料

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JPH117129A
JPH117129A JP9161474A JP16147497A JPH117129A JP H117129 A JPH117129 A JP H117129A JP 9161474 A JP9161474 A JP 9161474A JP 16147497 A JP16147497 A JP 16147497A JP H117129 A JPH117129 A JP H117129A
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美紀 小林
Kosuke Doi
宏介 土井
Hidekatsu Obara
秀克 小原
Toshimasa Nakayama
寿昌 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 とくにライン&スペース(L&S)の密集し
たパターンではなく、孤立したパターンの形成におい
て、残膜率がよく、露光部と未露光部の現像コントラス
トに優れ、解像度、露光余裕度、焦点深度幅特性及び断
面形状に優れるレジストパターンを形成可能なポジ型ホ
トレジスト組成物、及び多層レジスト材料の提供。 【解決手段】 (A)アルカリ可溶性樹脂、(B)キノ
ンジアジド基含有化合物、例えば2,4−ビス[4−ヒ
ドロキシ3(4−ヒドロキシベンジル)5−メチルベン
ジル]−6−シクロヘキシルフェノールのナフトキノン
ジアジドスルホン酸エステル、及び(C)スルホン酸ハ
ロゲン化物を含有してなるポジ型ホトレジスト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポジ型ホトレジス
ト組成物及びこれを用いた多層レジスト材料に関するも
のであり、とくにライン&スペース(L&S)の密集し
たパターンではなく、孤立したパターンの形成におい
て、残膜率がよく、露光部と未露光部の現像コントラス
トに優れ、解像度、露光余裕度、焦点深度幅特性及び断
面形状に優れるレジストパターンを形成可能なポジ型ホ
トレジスト組成物、及び該ポジ型ホトレジスト組成物を
用いた多層レジスト材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、アルカリ可溶性樹脂とキノン
ジアジド基含有化合物とからなるホトレジスト組成物
は、解像性、感度、耐エッチング性に優れることから半
導体素子や液晶素子の製造に十分実用に供してきてい
る。近年の超LSIの作製においては、ハーフミクロン
以下の0.4μm、0.35μm等の高解像性が要求さ
れるとともに、さらに解像性、露光余裕度、焦点深度幅
特性に優れ、かつ形状のよい矩形のレジストパターンの
形成が可能なホトレジスト組成物が望まれている。しか
しながら、0.4μm以下の微細なパターンの形成にお
いては、断面形状の優れた矩形のレジストパターンを与
えることは困難で、パターンが微細になるにつれ、レジ
ストパターントップ肩部の膜減り現象が顕著に現れるよ
うになり、テーパー型のパターンになりやすかった。と
くに焦点の位置がずれることによるパターン形状の変化
率が大きく(焦点深度幅特性が劣る)、プラス側(焦点
がレジスト膜表面より基板側にある)では膜減り現象が
現れ、マイナス側(焦点がレジスト膜表面より上にあ
る)ではパターンが全体的に細くなる現象が見られた。
また、これは密集したパターンを形成するときより孤立
したパターンを形成するときの方が顕著に現れた。この
ようなことから、従来のホトレジスト組成物は、良好な
パターン形状を得ることができる焦点のずれ余裕度の範
囲は非常に狭く、その結果、実際の露光操作において、
わずかな焦点のずれでパターン形状にバラツキが生じる
という問題を有していた。
【0003】また、シリコン基板やアルミニウム膜、タ
ングステンシリサイド膜等の高反射性の下地基板からの
光の反射によりパターン形状が変形する現象を防止する
手段として、基板とホトレジスト被膜の間に反射防止膜
を設ける手段(BARC法)が提案されているが、反射
防止膜上に形成したホトレジスト被膜は、レジストパタ
ーンのボトム部分が裾を引きやすいという欠点を有して
いた。また、焦点位置のプラス側のずれに対しては、さ
らに膜減りを起こしやすく、焦点位置のマイナス側のず
れに対しては、さらに細くなる傾向にあった。
【0004】このようなことから、とくにプラス側での
焦点深度幅特性を向上させる手段として、ホトレジスト
組成物に特定構造を有するスルホン酸ハロゲン化物を添
加すると、ボトム部分の裾引き及び、パターントップ部
分の膜減りを抑制する効果があることを本発明者らは見
いだし、特願平8−305873号明細書にて報告し
た。これにより、反射防止膜を形成しない基板上でもも
ちろんのこと、反射防止膜上においてもプラス側の焦点
深度幅特性を改善することができ、結果的に焦点のずれ
に対してパターン形状の変化率の小さい、つまり焦点深
度幅特性に優れたホトレジスト被膜を得ることができ
た。
【0005】しかし、逆にマイナス側での焦点のずれに
対しては、パターントップ部分が大きくなり、ボトム部
分が細くなるという現象を生じさせ、ちょうど羽子板の
ような断面形状を呈するパターンとなって、パターン倒
れが起こりやすいという問題があった。これはとくに、
密集したパターンを形成する場合より孤立したパターン
を形成する場合においてその傾向が強く、パターンが微
細になるにつれ、また焦点がマイナス側に傾くにつれ、
その傾向は大きくなる。
【0006】なお、焦点のプラス側でパターンが膜減り
やすいのは、光源と基板との距離が規定位置より近いこ
とから露光量オーバーになっているためと考えられ、逆
に焦点のマイナス側で孤立したパターンが全体的に細く
なるという現象が生じやすいのは、密集したパターン形
状に比べ下地基板からの光の反射を受けやすいためと考
えられる。よって、焦点がプラス側、又はマイナス側の
どちらにずれた場合においても、形状の良好なパターン
を形成することができるポジ型ホトレジスト組成物の実
現が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、とくにライン&スペース(L&S)の密集したパ
ターンではなく、孤立したパターンの形成において、残
膜率がよく、露光部と未露光部の現像コントラストに優
れ、解像度、露光余裕度、焦点深度幅特性及び断面形状
に優れるレジストパターンを形成可能なポジ型ホトレジ
スト組成物、及び該ポジ型ホトレジスト組成物を用いた
多層レジスト材料の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、上記のような従来の課題を解決することが
できた。すなわち本発明は、(A)アルカリ可溶性樹
脂、(B)下記一般式(I)
【0009】
【化6】
【0010】(式中、R1〜R9はそれぞれ同一でも異な
っていてもよく、水素原子、置換又は未置換の炭素原子
数1〜5のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基を
表す)で表される化合物の水酸基の一部又は全部がキノ
ンジアジドスルホン酸エステル化されたキノンジアジド
基含有化合物の少なくとも1種、及び(C)下記一般式
(II)
【0011】
【化7】 R10 −SO2 −X (II)
【0012】(式中、R10はアルキル基、置換基を有す
るアルキル基、アルケニル基、アリール基または置換基
を有するアリール基を表し、XはFまたはClを表す)
で表されるスルホン酸ハロゲン化物の少なくとも1種を
含有してなるポジ型ホトレジスト組成物を提供するもの
である。
【0013】また本発明は、さらに(D)下記一般式
(III)
【0014】
【化8】
【0015】(式中、R11 、R12 は、それぞれ同一で
も異なっていてもよく、水素原子、水酸基、ハロゲン原
子、置換又は未置換の炭素原子数1〜5のアルキル基、
アルケニル基、アルコキシ基を表す)で表される化合物
を含有することを特徴とする前記のポジ型ホトレジスト
組成物を提供するものである。
【0016】さらに本発明は、さらに(E)感度向上剤
として、下記一般式(IV)
【0017】
【化9】
【0018】(式中、R13〜R20はそれぞれ独立に水素
原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、
炭素原子数1〜6のアルコキシル基、またはシクロアル
キル基を表し;R21〜R23はそれぞれ独立に水素原子ま
たは炭素原子数1〜6のアルキル基を表し;Qは水素原
子、炭素原子数1〜6のアルキル基、R21と結合し、炭
素原子鎖3〜6のシクロ環、または下記の化学式で表さ
れる残基
【0019】
【化10】
【0020】(式中、R24およびR25はそれぞれ独立に
水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル
基、炭素原子数1〜6のアルコキシル基、またはシクロ
アルキル基を表し;cは1〜3の整数を表す)を表し;
a、bは1〜3の整数を表し;dは0〜3の整数を表
し;nは0〜2を表す]で表されるヒドロキシアリール
類を含む前記のポジ型ホトレジスト組成物を提供するも
のである。
【0021】さらにまた本発明は、(C)成分の含有量
は、組成物の全固形分に対して0.01〜5重量%であ
ることを特徴とする前記のポジ型ホトレジスト組成物を
提供するものである。
【0022】また本発明は、(D)成分の含有量は、組
成物の全固形分に対して0.01〜10重量%であるこ
とを特徴とする前記のポジ型ホトレジスト組成物を提供
するものである。
【0023】さらに本発明は、(B)キノンジアジド基
含有化合物の配合割合が、(A)アルカリ可溶性樹脂と
必要に応じて添加される(E)感度向上剤との合計量に
対し、10〜60重量%である前記のポジ型ホトレジス
ト組成物を提供するものである。
【0024】さらにまた本発明は、基板上に反射防止層
と、該反射防止層上にポジ型ホトレジスト層を設けてな
る多層レジスト材料において、該ポジ型ホトレジスト層
が前記のポジ型ホトレジスト組成物から形成されたもの
である、多層レジスト材料を提供するものである。
【0025】なお、特開平8−129255号公報に
は、本発明に使用される(B)成分と類似の感光性成分
が記載されているが、該公報の感光性成分を用いたホト
レジスト組成物は、プラス側及びマイナス側の焦点深度
幅特性を同時に改善することはできない。とくに該公報
に記載されているホトレジスト組成物は、反射防止膜を
用いた場合、十分な焦点深度幅特性を付与することがで
きない。
【0026】(A)アルカリ可溶性樹脂 (A)成分としてのアルカリ可溶性樹脂は、とくに制限
されるものでなく、ポジ型ホトレジスト組成物において
被膜形成物質として通常用いられ得るものの中から任意
に選ぶことができるが、好ましくは、芳香族ヒドロキシ
化合物とアルデヒド類またはケトン類との縮合反応生成
物、ポリヒドロキシスチレンおよびその誘導体等を挙げ
ることができる。
【0027】前記芳香族ヒドロキシ化合物としては、例
えばフェノール、m−クレゾール、p−クレゾール、o
−クレゾール、2,3−キシレノール、2,5−キシレ
ノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノール
等のキシレノール類;m−エチルフェノール、p−エチ
ルフェノール、o−エチルフェノール、2,3,5−ト
リメチルフェノール、2,3,5−トリエチルフェノー
ル、4−tert−ブチルフェノール、3−tert−
ブチルフェノール、2−tert−ブチルフェノール、
2−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2−t
ert−ブチル−5−メチルフェノール等のアルキルフ
ェノール類;p−メトキシフェノール、m−メトキシフ
ェノール、p−エトキシフェノール、m−エトキシフェ
ノール、p−プロポキシフェノール、m−プロポキシフ
ェノール等のアルコキシフェノール類;o−イソプロペ
ニルフェノール、p−イソプロペニルフェノール、2−
メチル−4−イソプロペニルフェノール、2−エチル−
4−イソプロペニルフェノール等のイソプロペニルフェ
ノール類;フェニルフェノール等のアリールフェノール
類;4,4'−ジヒドロキシビフェニル、ビスフェノー
ルA、レゾルシノール、ヒドロキノン、ピロガロール等
のポリヒドロキシフェノール類等を挙げることができ
る。これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を組
み合わせて用いてもよい。
【0028】前記アルデヒド類としては、例えばホルム
アルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、ア
セトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデ
ヒド、トリメチルアセトアルデヒド、アクロレイン、ク
ロトンアルデヒド、シクロヘキサンアルデヒド、フルフ
ラール、フリルアクロレイン、ベンズアルデヒド、テレ
フタルアルデヒド、フェニルアセトアルデヒド、α−フ
ェニルプロピルアルデヒド、β−フェニルプロピルアル
デヒド、o−ヒドロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロ
キシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒ
ド、o−メチルベンズアルデヒド、m−メチルベンズア
ルデヒド、p−メチルベンズアルデヒド、o−クロロベ
ンズアルデヒド、m−クロロベンズアルデヒド、p−ク
ロロベンズアルデヒド、ケイ皮酸アルデヒド等が挙げら
れる。これらは単独で用いてもよいし、また2種以上を
組み合わせて用いてもよい。
【0029】前記ケトン類として、例えばアセトン、メ
チルエチルケトン、ジエチルケトン、ジフェニルケトン
等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、また
2種以上を組み合わせて用いてもよい。さらにまた、ア
ルデヒド類とケトン類とを適宜組み合わせて用いてもよ
い。
【0030】芳香族ヒドロキシ化合物とアルデヒド類ま
たはケトン類との縮合反応生成物は、酸性触媒の存在下
公知の方法で製造することができる。その際の酸性触媒
としては、塩酸、硫酸、ギ酸、シュウ酸、パラトルエン
スルホン酸等を使用することができる。
【0031】ポリヒドロキシスチレンおよびその誘導体
としては、例えばビニルフェノールの単独重合体、ビニ
ルフェノールとこれと共重合し得るコモノマーとの共重
合体等が挙げられる。このコモノマーとしては、例えば
アクリル酸誘導体、アクリロニトリル、メタクリル酸誘
導体、メタクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、o−メチルスチレン、p−
メトキシスチレン、p−クロロスチレン等のスチレン誘
導体が挙げられる。
【0032】中でも本発明において好適な(A)成分と
してのアルカリ可溶性樹脂は、m−クレゾール、p−ク
レゾール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノー
ル、2,3,5−トリメチルフェノール等のフェノール
類とホルムアルデヒド等のアルデヒド類との反応により
得られる低分子領域をカットしたノボラック樹脂が耐熱
性に優れていて好ましい。このノボラック樹脂の重量平
均分子量は、低分子領域をカットした2000〜250
00の範囲で、好ましくは2500〜20000、さら
に好ましくは3000〜5000の範囲で選ばれる。こ
こで重量平均分子量とは、ゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー法(GPC)によるポリスチレン換算値で
ある。低分子領域のカットは、分別等の処理により行う
ことができる。この処理は、縮合反応により得られた樹
脂を良溶媒、例えばメタノール、エタノール等のアルコ
ール、アセトン、メチルエチルケトン等のケトンや、エ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート、テト
ラヒドロフラン等に溶解し、次いで水中に注ぎ沈殿させ
る等の方法により行われる。
【0033】(B)キノンジアジド基含有化合物 (B)成分としてのキノンジアジド基含有化合物は感光
性成分であり、キノンジアジドスルホン酸類と一般式
(I)で表される化合物とのエステル化物である。キノ
ンジアジドスルホン酸類としては、例えばナフトキノン
−1,2−ジアジドスルホン酸、オルトベンゾキノンジ
アジドスルホン酸、オルトアントラキノンジアジドスル
ホン酸等が挙げられ、これらはとくに制限なく通常使用
されているものの中から任意に選ぶことができるが、好
ましいものとしては、ナフトキノン−1,2−ジアジド
−5−スルホニルクロライド、ナフトキノン−1,2−
ジアジド−4−スルホニルクロライド、ナフトキノン−
1,2−ジアジド−6−スルホニルクロライド等のナフ
トキノン−1,2−ジアジドスルホニルハライドであ
る。
【0034】一般式(I)で表される化合物としては、
例えば2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3(4−ヒドロ
キシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘ
キシルフェノール、2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3
(4−ヒドロキシベンジル)−5−エチルベンジル]−
6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス[2−ヒ
ドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−プロピ
ルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,4
−ビス[2−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジ
ル)−5−メトキシベンジル]−6−シクロヘキシルフ
ェノール、2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3(4−ヒ
ドロキシベンジル)−5−エトキシベンジル]−6−シ
クロヘキシルフェノール、2,4−ビス[2−ヒドロキ
シ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−エテニルベン
ジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス
[2−ヒドロキシ−3(3−ヒドロキシベンジル)−5
−メチルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、
2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3(5−ヒドロキシベ
ンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシル
フェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−
ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シ
クロヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキ
シ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−エチルベンジ
ル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス
[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5
−プロピルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノー
ル、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキ
シベンジル)−5−メトキシベンジル]−6−シクロヘ
キシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3
(4−ヒドロキシベンジル)−5−エトキシベンジル]
−6−シクロヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−
ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−エテ
ニルベンジル]−6−シクロヘキシルフェノール、2,
4−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジ
ル)−5−メチルベンジル]−3−メチル−6−シクロ
ヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−
3(4−ヒドロキシベンジル)−5−エチルベンジル]
−3−メチル−6−シクロヘキシルフェノール、2,4
−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジ
ル)−5−メトキシベンジル]−3−メチル−6−シク
ロヘキシルフェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ
−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−エテニルベンジ
ル]−3−メチル−6−シクロヘキシルフェノール、
2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベ
ンジル)−5−メチルベンジル]−3−エチル−6−シ
クロヘキシルフェノール、2,6−ビス[4−ヒドロキ
シ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジ
ル]−4−シクロヘキシルフェノール、2,6−ビス
[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5
−エチルベンジル]−4−シクロヘキシルフェノール、
2,6−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベ
ンジル)−5−メトキシベンジル]−4−シクロヘキシ
ルフェノール、2,6−ビス[4−ヒドロキシ−3(4
−ヒドロキシベンジル)−5−エテニルベンジル]−4
−シクロヘキシルフェノール、2,6−ビス[2−ヒド
ロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5−メチルベ
ンジル]−4−シクロヘキシルフェノール、2,6−ビ
ス[2−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−
5−エチルベンジル]−4−シクロヘキシルフェノー
ル、2,6−ビス[2−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキ
シベンジル)−5−メトキシベンジル]−4−シクロヘ
キシルフェノール、2,6−ビス[2−ヒドロキシ−3
(4−ヒドロキシベンジル)−5−エテニルベンジル]
−4−シクロヘキシルフェノール等が挙げられ、特に
2,4−ビス[2−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベ
ンジル)−5−メチルベンジル]−6−シクロヘキシル
フェノール、2,4−ビス[4−ヒドロキシ−3(4−
ヒドロキシベンジル)−5−メチルベンジル]−6−シ
クロヘキシルフェノールが好ましい。
【0035】上記一般式(I)で表される化合物のキノ
ンジアジドスルホン酸エステル化物以外にも、その他の
ヒドロキシ化合物とキノンジアジドスルホン酸類とのエ
ステル化物を感光性成分として併用してもよい。その他
のヒドロキシ化合物としては、例えば以下に示す(i)
〜(iii)の化合物を挙げることができる。 (i)ポリヒドロキシベンゾフェノン類:これに属する
化合物の例としては、2,3,4−トリヒドロキシベン
ゾフェノン、2,4,4’−トリヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,4,6−トリヒドロキシベンゾフェノン、
2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、
2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,3’,4,4’,6−ペンタヒドロキシベンゾ
フェノン、2,2’,3,4,4’−ペンタヒドロキシ
ベンゾフェノン、2,2’,3,4,5’−ペンタヒド
ロキシベンゾフェノン、2,3’,4,5,5’−ペン
タヒドロキシベンゾフェノン、2,3,3’,4,
4’,5’−ヘキサヒドロキシベンゾフェノン等があ
る。
【0036】(ii)下記一般式(IV)
【0037】
【化11】
【0038】(式中、R13〜R20はそれぞれ独立に水素
原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、
炭素原子数1〜6のアルコキシル基、またはシクロアル
キル基を表し;R21〜R23はそれぞれ独立に水素原子ま
たは炭素原子数1〜6のアルキル基を表し;Qは水素原
子、炭素原子数1〜6のアルキル基、R21と結合し、炭
素原子鎖3〜6のシクロ環、または下記の化学式で表さ
れる残基
【0039】
【化12】
【0040】(式中、R24およびR25はそれぞれ独立に
水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル
基、炭素原子数1〜6のアルコキシル基、またはシクロ
アルキル基を表し;cは1〜3の整数を表す)を表し;
a、bは1〜3の整数を表し;dは0〜3の整数を表
し;nは0〜2の整数を表す]で表されるヒドロキシア
リール類:これに属する化合物の例としては、ビス[2
−ヒドロキシ−3(2−ヒドロキシ−5−メチルベンジ
ル)−5−メチルフェニル]メタン、トリス(4−ヒド
ロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,
5−ジメチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタ
ン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒド
ロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシ
フェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメ
チルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス
(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−3−
ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−
2,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニル
メタン、ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェ
ニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス
(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフェニル)−3,
4−ジヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジメチルフェニル)−2,4−ジヒドロキ
シフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジ
メチルフェニル)−2,4−ジヒドロキシフェニルメタ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3−メトキシ−
4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(3−シクロヘキ
シル−4−ヒドロキシフェニル)−3−ヒドロキシフェ
ニルメタン、ビス(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキ
シフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス
(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)−4
−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(3−シクロヘキシ
ル−4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)−2−ヒド
ロキシフェニルメタン、ビス(3−シクロヘキシル−4
−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)−3−ヒドロキシ
フェニルメタン、ビス(3−シクロヘキシル−4−ヒド
ロキシ−6−メチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニ
ルメタン、ビス(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ
−6−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニ
ルメタン、ビス(3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ
フェニル)−3−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(3
−シクロヘキシル−6−ヒドロキシフェニル)−4−ヒ
ドロキシフェニルメタン、ビス(3−シクロヘキシル−
6−ヒドロキシフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメ
タン、ビス(3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−4
−メチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、
ビス(4−ヒドロキシ−2−メチル−5−シクロヘキシ
ルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、
ビス(3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−4−メチ
ルフェニル)−4−ヒドロキシフェニルメタン、ビス
(3−シクロヘキシル−6−ヒドロキシ−4−メチルフ
ェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタン、1−
[1−(4−ヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4
−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]
ベンゼン、1−[1−(3−メチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(3−メ
チル−4−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、ビ
ス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフェニ
ル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒド
ロキシ−2,3,5−トリメチルフェニル)−3−ヒド
ロキシフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,
3,5−トリメチルフェニル)−4−ヒドロキシフェニ
ルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメ
チルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタ
ン、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチルフ
ェニル)−4−ヒドロキシ−3−メトキシフェニルメタ
ン等のヒドロキシアリール化合物;2−(2,3,4−
トリヒドロキシフェニル)−2−(2’,3’,4’−
トリヒドロキシフェニル)プロパン、2−(2,4−ジ
ヒドロキシフェニル)−2−(2’,4’−ジヒドロキ
シフェニル)プロパン、2−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(4’−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビ
ス(2,3,4−トリヒドロキシフェニル)メタン、ビ
ス(2,4−ジヒドロキシフェニル)メタン等のビス
(ヒドロキシフェニル)アルカン化合物;1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−
ビス(2−メチル−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン等のビス(ヒドロキシフェニル)シクロアルカン
化合物等が挙げられる。
【0041】また、2,6−ビス[1−(2,4−ジヒ
ドロキシフェニル)イソプロピル]−4−メチルフェノ
ール、4,6−ビス[1−(4−ヒドロキシフェニル)
イソプロピル]レゾルシン、4,6−ビス(3,5−ジ
メトキシ−4−ヒドロキシフェニルメチル)ピロガロー
ル、4,6−ビス(3,5−ジメチル−4,6−ジヒド
ロキシフェニルメチル)−4−メチルフェノール、2,
6−ビス(2,3,4−トリヒドロキシフェニルメチ
ル)−4−メチルフェノール等が挙げられる。
【0042】(iii)フェノール類:これに属する化合
物の例としては、フェノール、p−メトキシフェノー
ル、ジメチルフェノール、ヒドロキノン、ビスフェノー
ルA、ナフトール、ピロカテコール、ピロガロールモノ
メチルエーテル、ピロガロール−1,3−ジメチルエー
テル、没食子酸、部分エステル化または部分エーテル化
没食子酸等のフェノール類等が挙げられる。
【0043】本発明で使用される(B)キノンジアジド
基含有化合物は、上記キノンジアジドスルホン酸類と前
記した一般式(I)あるいは上記のヒドロキシ化合物と
を縮合反応させ、完全エステル化または部分エステル化
することによって製造することができる。この縮合反応
は、通常例えばジオキサン、N−メチルピロリドン、ジ
メチルアセトアミド等の有機溶媒中、トリエタノールア
ミン、炭酸アルカリまたは炭酸水素アルカリのような塩
基性縮合剤の存在下で行うのが有利である。この際、一
般式(I)あるいはヒドロキシ化合物の水酸基の合計モ
ル数に対し50%以上、好ましくは60%以上のモル数
のナフトキノンジアジドスルホン酸類を縮合させたエス
テル化物を用いると高解像性を得ることができるので好
ましい。
【0044】本発明において、(B)成分の配合割合
は、(A)成分であるアルカリ可溶性樹脂と必要に応じ
て添加される下記(E)感度向上剤との合計量に対し、
10〜60重量%、好ましくは20〜50重量%の範囲
で選ぶのがよい。この配合割合によれば、残膜率、現像
コントラスト、解像度、露光余裕度、焦点深度幅特性、
断面形状等の本発明の効果が一層優れたものになる。
(B)成分は単独で用いてもよく、あるいは2種以上を
組み合わせて用いてもよい。なお(B)成分は、必須成
分として上記一般式(I)で表される化合物のキノンジ
アジドスルホン酸エステル化物を含むものであるが、こ
の必須成分は(B)成分中20〜100重量%、好まし
くは50〜95重量%の割合で含まれるのがよい。
【0045】(C)スルホン酸ハロゲン化物 本発明においては上記(A)成分および(B)成分に、
(C)成分、すなわち下記一般式(II)で表されるスル
ホン酸ハロゲン化物の少なくとも1種を配合することが
必要である。
【0046】
【化13】 R10−SO2−X (II)
【0047】(式中、R10はアルキル基、置換基を有す
るアルキル基、アルケニル基、アリール基または置換基
を有するアリール基を表し、XはFまたはClを表す)
【0048】上記一般式(II)で表されるスルホン酸ハ
ロゲン化物としては、例えばメタンスルホン酸クロライ
ド、メタンスルホン酸フルオライド、エタンスルホン酸
クロライド、n−プロパンスルホン酸クロライド、n−
ブタンスルホン酸クロライド、ペンタンスルホン酸クロ
ライド、ドデカンスルホン酸クロライド等の炭素原子数
1〜12のアルカンスルホン酸ハライド類;クロロメチ
ルスルホン酸クロライド、ジクロロメチルスルホン酸ク
ロライド、トリクロロメチルスルホン酸クロライド、2
−クロロエチルスルホン酸クロライド等の炭素原子数1
〜12の置換アルカンスルホン酸ハライド類;エチレン
スルホン酸クロライド、1−プロペン−1−スルホン酸
クロライド等の炭素原子数2〜3のアルケンスルホン酸
ハライド類;ベンゼンスルホン酸クロライド、ベンゼン
スルホン酸フルオライド、ベンジルスルホン酸クロライ
ド、1−ナフタレンスルホン酸クロライド等のアリール
スルホン酸ハライド類;p−トルエンスルホン酸クロラ
イド、p−エチルベンゼンスルホン酸クロライド、p−
スチレンスルホン酸クロライド、p−メトキシベンゼン
スルホン酸クロライド等のアルキル−、アルケニル−、
アルコキシ−置換アリールスルホン酸ハライド類等が挙
げられる。これらの中で、アルカンスルホン酸ハライド
類、アリールスルホン酸ハライド類およびアルキル置換
アリールスルホン酸ハライド類が断面形状、露光余裕
度、焦点深度幅のバランスに優れるため好ましく、中で
もベンジルスルホン酸クロライド、ナフタレンスルホン
酸クロライドおよびp−トルエンスルホン酸クロライド
が特に好ましい。
【0049】また、上記のスルホン酸ハロゲン化物を添
加したレジスト溶液は酸性である必要はなく、保存安定
性、経時安定性の点でむしろ中性に近い方が好ましい。
さらに、レジスト被膜の乾燥工程において、昇華してし
まわないように、あまり低沸点化合物でないことが好ま
しく、それらの総合的な特性に優れるものとして、単環
アリール基を有するp−トルエンスルホン酸クロライド
が挙げられる。なお、これらのスルホン酸ハロゲン化物
は、単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いて
もよい。
【0050】上記の(C)成分を添加することにより、
残膜率が向上し、テーパー型のレジストパターンを矩形
に近付ける効果を奏するが、その添加量は、下地基板や
下地層の種類、感光剤の種類等によって左右され、例え
ばテーパー傾向が激しい感光剤を用いる場合には下記の
添加量範囲を外れて多めに添加することもでき、そのと
きどきに応じて最も最適な範囲で選ぶことができる。し
かし、通常の添加量としては、全固形分に対して0.0
1〜5重量%、好ましくは0.1〜1重量%の範囲で添
加される。この範囲によれば、プラス側の焦点ずれに対
する膜減り防止効果が一層良好になり、またマイナス側
の焦点ずれに対する孤立パターンのパターン倒れ発生率
を一層減少させることができる。
【0051】本発明においてはさらに(D)成分すなわ
ち下記一般式(III)
【0052】
【化14】
【0053】(式中、R11、R12は、それぞれ同一でも
異なっていてもよく、水素原子、水酸基、ハロゲン原
子、置換または未置換の炭素数1〜6のアルキル基、ア
ルケニル基、アルコキシ基を表す)
【0054】で表されるポリヒドロキシ化合物を配合す
ることができる。この(D)成分を添加することによ
り、露光余裕度と残膜率が向上する。
【0055】上記一般式(III)におけるR11、R12
定義中、炭素数1〜6のアルキル基としては、具体的に
はメチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、イ
ソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペンチ
ル基、ヘキシル基等が挙げられる。また炭素数1〜6の
アルケニル基としては、具体的にはビニル基、アリル基
等が挙げられる。また炭素数1〜6のアルコキシ基とし
ては、具体的にはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ
基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基、ペンチルオ
キシ基、ヘキシルオキシ基等が挙げられる。
【0056】これら一般式(III)で表されるポリヒド
ロキシ化合物としては、具体的には下記の化合物が好ま
しいものとして例示され、これらは必要に応じて2種以
上を組み合わせて使用することができる。
【0057】
【化15】
【0058】
【化16】
【0059】
【化17】
【0060】
【化18】
【0061】中でも化16で表される1,4−ビス[1
−(3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−6−メチル
フェニル)イソプロピル]ベンゼンが好ましい。
【0062】(D)成分の配合割合は、下地基板や下地
層の種類、感光剤の種類等に応じて、適宜、変更し得る
が、全固形分に対して0.01〜10重量%、好ましく
は1〜5重量%の範囲で添加される。この範囲内によれ
ば、本発明の効果が一層良好に発現する。
【0063】(E)感度向上剤 本発明組成物においては、その好ましい性能を損なわな
い範囲において、所望に応じ、感度向上剤(増感剤)を
含有させることができる。このようなものとして、前記
一般式(IV)で表されるヒドロキシアリール類の中から
選ばれる少なくとも1種を含有させることができる。
【0064】感度向上剤としての前記一般式(IV)で表
されるヒドロキシアリール類としては、先に例示した化
合物中、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチ
ルフェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、2,4
−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルメ
チル)−6−メチルフェノール、ビス(4−ヒドロキシ
−3,5−ジメチルフェニル)−2−ヒドロキシフェニ
ルメタン、ビス(4−ヒドロキシ−2,5−ジメチルフ
ェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4−
ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジ
ヒドロキシフェニルメタン、1−[1−(4−ヒドロキ
シフェニル)イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1−[1−
(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)イソプロピ
ル]−4−[1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキ
シフェニル)エチル]ベンゼン、2,6−ビス[1−
(2,4−ジヒドロキシフェニル)イソプロピル]−4
−メチルフェノール、4,6−ビス[1−(4−ヒドロ
キシフェニル)イソプロピル]レゾルシン、4,6−ビ
ス(3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシフェニルメチ
ル)ピロガロール、4,6−ビス(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニルメチル)ピロガロール、2,6
−ビス(3−メチル−4,6−ジヒドロキシフェニルメ
チル)−4−メチルフェノール、2,6−ビス(2,
3,4−トリヒドロキシフェニルメチル)−4−メチル
フェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロヘキサン等が好ましいものとして挙げられる。中
でも、ビス(4−ヒドロキシ−2,3,5−トリメチル
フェニル)−2−ヒドロキシフェニルメタン、ビス(4
−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)−3,4−
ジヒドロキシフェニルメタン、2,4−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニルメチル)−6−メチ
ルフェノール、4,6−ビス[1−(4−ヒドロキシフ
ェニル)イソプロピル]レゾルシンがとくに好ましい。
【0065】(E)感度向上剤の配合割合は、(A)成
分であるアルカリ可溶性樹脂に対し5〜50重量%、好
ましくは10〜35重量%の範囲で選ばれる。本発明に
おいては、これら(E)感度向上剤を上記範囲で用いる
と、露光余裕度、解像性、焦点深度幅特性をさらに向上
させ、感度にも優れるので、より好ましい。
【0066】本発明の組成物には、さらに必要に応じ
て、相容性のある添加物、ハレーション防止のための紫
外線吸収剤、例えば2,2’,4,4’−テトラヒドロ
キシベンゾフェノン、4−ジメチルアミノ−2’,4’
−ジヒドロキシベンゾフェノン、5−アミノ−3−メチ
ル−1−フェニル−4−(4−ヒドロキシフェニルア
ゾ)ピラゾール、4−ジメチルアミノ−4’−ヒドロキ
シアゾベンゼン、4−ジエチルアミノ−4’−エトキシ
アゾベンゼン、4−ジエチルアミノアゾベンゼン、クル
クミンなど、またストリエーション防止のための界面活
性剤、例えばフロラードFC−430、FC431(商
品名、住友3M(株)製)、エフトップEF122A、
EF122B、EF122C、EF126(商品名、ト
ーケムプロダクツ(株)製)等のフッ素系界面活性剤な
どを本発明の目的に支障のない範囲で添加含有させるこ
とができる。
【0067】本発明の組成物は、(A)、(B)及び
(C)成分、並びに必要に応じて添加される各種成分
を、適当な溶剤に溶解して溶液の形で用いるのが好まし
い。このような溶剤の例としては、アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソアミルケト
ン、2−ヘプタノン等のケトン類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、エ
チレングリコールモノアセテート、プロピレングリコー
ルモノアセテート、ジエチレングリコールモノアセテー
ト、あるいはこれらのモノメチルエーテル、モノエチル
エーテル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテル
またはモノフェニルエーテル等の多価アルコール類およ
びその誘導体;ジオキサンのような環式エーテル類;お
よび乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メトキシプ
ロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル等のエ
ステル類を挙げることができる。これらは単独で用いて
もよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
【0068】本発明の組成物の好適な使用方法について
一例を示すと、まず、(A)成分、(B)成分及び
(C)成分、並びに必要に応じて添加される各種成分
を、前記したような適当な溶剤に溶解し、これをスピン
ナー等でシリコーンウェーハ、あるいは反射防止膜が形
成された支持体上に塗布し、乾燥して感光層を形成さ
せ、次いで紫外線を発光する光源、例えば低圧水銀灯、
高圧水銀灯、超高圧水銀灯、アーク等、キセノンランプ
等を用い、所望のマスクパターンを介して露光するか、
あるいは電子線を走査しながら照射する。次にこれを現
像液、例えば1〜10重量%テトラメチルアンモニウム
ヒドロキシド(TMAH)水溶液のようなアルカリ性水
溶液に浸漬すると、露光部が溶解除去されてマスクパタ
ーンに忠実な画像を得ることができる。本発明の組成物
によれば、とくに焦点の位置がプラス側またはマイナス
側にずれた場合でも形状の良好なレジストパターンが形
成可能であるため、焦点深度幅特性に優れ、基板とホト
レジスト被膜の間に反射防止膜を設ける手段(BARC
法)を採用した多層レジスト材料に有用に適用すること
ができる。
【0069】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例によりさ
らに説明する。なお、ポジ型ホトレジスト組成物の諸物
性は次のようにして求めた。 (1)露光余裕度:試料をスピンナーを用いて反射防止
層を形成したシリコンウェーハ上に塗布し、これをホッ
トプレート上で90℃、90秒間乾燥して膜厚0.85
μmのレジスト膜を得た。この膜に縮小投影露光装置N
SR−2005i10D(ニコン社製、NA=0.5
7)を用いて、0.1秒から0.01秒間隔で露光した
のち、110℃、90秒間のPEB(露光後加熱)処理
を行い、2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド水溶液で23℃にて60秒間現像し、30秒間
水洗して乾燥したとき、現像後の露光部の膜厚が0とな
る露光時間をEthとし、ラインアンドスペース幅が
1:1に形成される露光時間をEopとしてミリ秒(m
s)単位で測定し、露光余裕度をEop/Ethとして
表した。
【0070】(2)断面形状: (2−1)焦点プラス側:膜厚0.85μm、幅0.3
5μmの孤立レジストパターンの断面形状をSEM(走
査型電子顕微鏡)写真により観察し、プラス側に0.6
μm焦点がずれたときのパターンの断面形状が、膜減り
率が10%未満のものをA、10%〜50%のものを
B、50%を超えるものをCとした。
【0071】(2−2)焦点マイナス側:膜厚0.85
μm、幅0.35μmの孤立レジストパターンの断面形
状をSEM(走査型電子顕微鏡)写真により観察し、マ
イナス側に0.4μm焦点がずれたときのパターンの断
面形状が、ほぼ矩形でパターン細りが見られなかったも
のをA、逆テーパ形状又はパターン細りが見られたもの
をB、パターン倒れが生じたものをCとした。
【0072】(3)焦点深度幅特性:縮小投影露光装置
NSR−2005i10D(ニコン社製、NA=0.5
7)を用いて、Eop(0.35μmのラインアンドス
ペース幅が1:1に形成されるのに要する露光量)を基
準露光量とし、その露光量において、焦点を適宜上下に
ずらし、露光、現像を行って得られた孤立レジストパタ
ーンのSEM写真の観察を行った。そのSEM写真より
0.35μmの矩形のレジストパターンが得られる焦点
ずれの最大値(μm)を焦点深度幅特性とした。
【0073】なお、反射防止層は、以下のようにして形
成した。シリコンウェーハ上にメトキシメチル基を平均
3.7個有するメラミンであるMx−750(三和ケミ
カル(株)製)、2,2’,4,4’−テトラヒドロキ
シベンゾフェノン及びグリシジルメタクリレートとメチ
ルメタクリレートの共重合体をプロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテートに溶解した溶液を塗布、乾
燥し、次いで180℃でベークし、反射防止層を形成し
た。
【0074】(実施例1)m−クレゾール、p−クレゾ
ール、2,3,5−トリメチルフェノールがモル比で
4:3:3の混合物を用いてホルマリンで常法により縮
合させて得られたアルカリ可溶性樹脂の低分子量フラク
ションを除去し重量平均分子量3800のアルカリ可溶
性樹脂を得た。同様にm−クレゾール、p−クレゾール
がモル比で1:1の混合物を用いて重量平均分子量40
00のアルカリ可溶性樹脂を得た。次いで、両方のアル
カリ可溶性樹脂を重量比で1:1に混合した樹脂成分1
00重量部に、感度向上剤としてビス(4−ヒドロキシ
−2,3,5−トリメチルフェニル)−2−ヒドロキシ
フェニルメタン27重量部、感光剤として2,4−ビス
〔4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベンジル)−5
−メチルベンジル〕−6−シクロヘキシルフェノール
(a1)1モルとナフトキノン−1,2−ジアジド−5
−スルホニルクロライド3モルとのエステル化物(A
1)43重量部、さらにp−トルエンスルホン酸クロラ
イド0.5重量部、及び2−ヘプタノン480重量部を
添加し溶解した後、これを孔径0.2μmのメンブラン
フィルターを用いてろ過し、ポジ型ホトレジスト組成物
を調製した。
【0075】(実施例2)実施例1において、A1を
2,4−ビス〔2−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベ
ンジル)−5−メチルベンジル〕−6−シクロヘキシル
フェノールのエステル化物(A2)に代えた以外は実施
例1と同様にしてポジ型ホトレジスト組成物を調製し
た。
【0076】(実施例3)実施例1において、A1を
2,6−ビス〔4−ヒドロキシ−3(4−ヒドロキシベ
ンジル)−5−メチルベンジル〕−4−シクロヘキシル
フェノールのエステル化物(A3)に代えた以外は実施
例1と同様にしてポジ型ホトレジスト組成物を調製し
た。
【0077】(実施例4)〜(実施例6) 実施例1〜3において、1,4−ビス[1−(3−シク
ロヘキシル−4−ヒドロキシ−6−メチルフェニル)イ
ソプロピル]ベンゼン(BCIB)を別に3.5重量部
添加した以外は実施例1〜3と同様にしてポジ型ホトレ
ジスト組成物を調製した。それぞれ実施例4〜6とす
る。
【0078】(比較例1)実施例1において、A1をビ
ス(5−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ−2−メチル
フェニル)−3,4−ジヒドロキシフェニルメタンのエ
ステル化物(B1)に代えた以外は実施例1と同様にし
てポジ型ホトレジスト組成物を調製した。
【0079】(比較例2)実施例1において、p−トル
エンスルホン酸クロライドを添加しなかった以外は実施
例1と同様にしてポジ型ホトレジスト組成物を調製し
た。
【0080】上記の実施例1〜6及び比較例1〜2で調
製した組成物についての上記(1)、(2)、(3)の
物性を表1に示した。
【0081】
【表1】
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、とくにライン&スペー
ス(L&S)の密集したパターンではなく、孤立したパ
ターンの形成において、残膜率がよく、露光部と未露光
部の現像コントラストに優れ、解像度、露光余裕度、焦
点深度幅特性及び断面形状に優れるレジストパターンを
形成可能なポジ型ホトレジスト組成物、及び多層レジス
ト材料が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/027 H01L 21/30 502R 573 574 (72)発明者 中山 寿昌 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)アルカリ可溶性樹脂、 (B)下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1〜R9はそれぞれ同一でも異なっていてもよ
    く、水素原子、置換又は未置換の炭素原子数1〜5のア
    ルキル基、アルケニル基、アルコキシ基を表す)で表さ
    れる化合物の水酸基の一部又は全部がキノンジアジドス
    ルホン酸エステル化されたキノンジアジド基含有化合物
    の少なくとも1種、及び(C)下記一般式(II) 【化2】 R10 −SO2 −X (II) (式中、R10はアルキル基、置換基を有するアルキル
    基、アルケニル基、アリール基または置換基を有するア
    リール基を表し、XはFまたはClを表す)で表される
    スルホン酸ハロゲン化物の少なくとも1種を含有してな
    るポジ型ホトレジスト組成物。
  2. 【請求項2】 さらに(D)下記一般式(III) 【化3】 (式中、R11 、R12 は、それぞれ同一でも異なってい
    てもよく、水素原子、水酸基、ハロゲン原子、置換又は
    未置換の炭素原子数1〜5のアルキル基、アルケニル
    基、アルコキシ基を表す)で表される化合物を含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のポジ型ホトレジスト
    組成物。
  3. 【請求項3】 さらに(E)感度向上剤として、下記一
    般式(IV) 【化4】 (式中、R13〜R20はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲ
    ン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1
    〜6のアルコキシル基、またはシクロアルキル基を表
    し;R21〜R23はそれぞれ独立に水素原子または炭素原
    子数1〜6のアルキル基を表し;Qは水素原子、炭素原
    子数1〜6のアルキル基、R21と結合し、炭素原子鎖3
    〜6のシクロ環、または下記の化学式で表される残基 【化5】 (式中、R24およびR25はそれぞれ独立に水素原子、ハ
    ロゲン原子、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子
    数1〜6のアルコキシル基、またはシクロアルキル基を
    表し;cは1〜3の整数を表す)を表し;a、bは1〜
    3の整数を表し;dは0〜3の整数を表し;nは0〜2
    の整数を表す]で表されるヒドロキシアリール類を含む
    請求項1または2に記載のポジ型ホトレジスト組成物。
  4. 【請求項4】 (C)成分の含有量は、組成物の全固形
    分に対して0.01〜5重量%であることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポジ型ホトレ
    ジスト組成物。
  5. 【請求項5】 (D)成分の含有量は、組成物の全固形
    分に対して0.01〜10重量%であることを特徴とす
    る請求項2に記載のポジ型ホトレジスト組成物。
  6. 【請求項6】 (B)キノンジアジド基含有化合物の配
    合割合が、(A)アルカリ可溶性樹脂と必要に応じて添
    加される(E)感度向上剤との合計量に対し、10〜6
    0重量%である請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    のポジ型ホトレジスト組成物。
  7. 【請求項7】 基板上に反射防止層と、該反射防止層上
    にポジ型ホトレジスト層を設けてなる多層レジスト材料
    において、該ポジ型ホトレジスト層が請求項1ないし6
    のいずれか1項に記載のポジ型ホトレジスト組成物から
    形成されたものである、多層レジスト材料。
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