JPH1169816A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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Publication number
JPH1169816A
JPH1169816A JP9230679A JP23067997A JPH1169816A JP H1169816 A JPH1169816 A JP H1169816A JP 9230679 A JP9230679 A JP 9230679A JP 23067997 A JP23067997 A JP 23067997A JP H1169816 A JPH1169816 A JP H1169816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
commercial power
circuit
wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP9230679A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaya Iwata
尚也 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低消費電力回路、且つ簡単な回路構成で起動専
用直流電源を提供することにより、主に補助電源を用い
ない主電源のみの電源回路における、各種パワー・セー
ブ規格への対応を可能にする方法を提供する事。 【解決手段】本発明では、商用電源ラインからダイオー
ドとコンデンサで構成される半波整流回路と、アプリケ
ーション回路側で必要とする電圧でクランプをかけ、且
つ負の半波の期間で負電圧とならないようクランプをか
けるための、ダイオードとコンデンサで構成されるクラ
ンプ回路が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン・デ
ィスプレイ装置等の電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】起動時(スイッチ・オン時)の一次側ア
プリケーション回路(PWM制御回路等)への直流電源
電圧を供給する手段としては、商用電源をブリッジダイ
オードと平滑コンデンサで得た直流電圧から(起動)抵
抗を介して供給するのが一般的だが、スイッチ・オン後
安定状態に入るとこの抵抗は不要となるうえに、かなり
の電力損失を生じていた。この抵抗はリレー等でバイパ
スする事もあるが、普通は回路簡略化のため行われな
い。
【0003】また、上記方法の場合平滑コンデンサは一
般に大容量であり、電源スイッチをオフしても、しばら
くの間アプリケーション回路への直流電源電圧を供給し
続けるため、電源回路を停止させたい、あるいは保護機
能のリセットをかけたい場合などの時に、瞬時に移行し
ない事によって様々な不具合を生じることがあり、これ
を防止するためリセット回路を追加することもある。
【0004】テレビジョン・ディスプレイ装置等では、
一般的にリモコン待機・パワーセーブ機能等を実現する
ために、主電源の他に補助電源(待機電源)を持ってい
て、リモコン待機・パワーセーブ時には主電源をオフす
る事でこのモードの消費電力は小さく、起動抵抗での電
力損失は特に問題とはならなかった。
【0005】しかしながら、回路簡略化のために補助電
源を用いないことも多く、この場合主電源を常時オンし
ていなければならないので、補助電源を用いた場合に比
べると電力消費大となってしまい、各種パワー・セーブ
規格への対応をも困難にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】低消費電力回路で起動
専用直流電源を提供することにより、主に補助電源を用
いない主電源のみの電源回路における、各種パワー・セ
ーブ規格への対応を可能にする事。
【0007】又、本回路の電源として商用電源を使用す
る事で、瞬時にリセットが掛からない等の不具合を解決
する事。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、商用電源ラ
インからダイオードとコンデンサで構成される半波整流
回路と、アプリケーション回路側で必要とする電圧でク
ランプをかけ、且つ負の半波の期間で負電圧とならない
ようクランプをかけるための、ダイオードとコンデンサ
で構成されるクランプ回路が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例であ
る。
【0010】商用電源より、正の半波(アース基準)を
用いて起動(スイッチ・オン)時のみアプリケーション
が必要とする電圧を供給し、且つ起動後安定状態になっ
て(メイン)スイッチング・トランスより供給されるよ
うになると供給をやめ、わずかな電力損失となる本発明
について、図1・図2を使って説明する。
【0011】スイッチ2をオンすると、商用電源1から
交流電源が供給される。A点電圧波形は、図2に示す正
の半波(アース基準)であり、これを電源とする。
【0012】起動専用直流電源供給用のコンデンサC2
はC3に比較して充分小容量とする。
【0013】図2・(1)期間:商用電源1の正の半波
の期間、C2→D6→C3の経路でC2・C3に充電さ
れる。この時C点(C3端子間)はほぼC2・C3の容
量で決まり、次式で与えられる。
【0014】
【数1】 C点電圧=C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf}…(数1) の電圧が発生する。
【0015】B点には、D6の順方向電圧降下VfとC
点電圧の和となるので、
【0016】
【数2】 B点電圧=Vf+(1)式 =Vf+C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf} …(数2) 図2・(1’)期間:商用電源1が0V(負の半波)の
期間、C2・C3の電荷を放電する。
【0017】C2に蓄積された電荷はD5→C2→商用
電源1の経路で放電する。
【0018】この時B点は負電位になるが、D5が順方
向で導通するので順方向電圧降下Vfでクランプされる
ため。
【0019】
【数3】B点電圧=−Vf …(数3) C3はD6が逆方向バイアス及び無負荷(アプリケーシ
ョンがまだ起動していない)のため図2・(1)期間で
充電された電荷はほぼそのまま蓄積されているので、
【0020】
【数4】 C点電圧=C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf}…(数4) 図2・(2)〜(n−1)期間:商用電源1が再び正の
半波の期間、C2→D6→C3の経路でC2・C3に充
電される。この時C点には既に図2・(1)期間で充電
された(1)式の電圧が発生していて、これに(1)式
の電圧が、加算される。
【0021】以後、スイッチ・オンしてからの正の半波
のサイクル数分加算される事になる。以後、正の半波が
くる度に(1)式の電圧が加算され、アプリケーション
側が起動するために必要な電圧Vaとなるまで繰り返
し、
【0022】
【数5】 C点電圧=C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf}×(n −1) …(数5) となる。B点には、
【0023】
【数6】 B点電圧=Vf+(5)式 =Vf+C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf} ×(n−1) …(数6) ∴n=C点電圧がVaとなるまでの正の半波のサイクル
数 図2・(2’)期間以降:商用電源1が再び負の半波
(0V)の期間、C2・C3の電荷を放電する。動作原
理は図2・(1’)期間と同じ。
【0024】
【数7】B点電圧=−Vf=(3)式 …(数7)
【0025】
【数8】 C点電圧=C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf}×n …(数8) 図2・(n)期間以降:C点電圧がVaに達すると、P
WM CONTROLLER3が起動し始め、スイッチ
ング・トランジスタQ1を起動し、T1よりD7・C3
で整流・平滑された直流電圧がPWM CONTROL
LER3へ供給されるようになる。
【0026】そうすると、商用電源1が正の半波となっ
てもC2→D6→C3の経路での充電はほとんどされな
くなり、B点・C点は下式でクランプされる。
【0027】
【数9】 B点電圧=Va+Vf =Vf+C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf}×n …(数9)
【0028】
【数10】 C点電圧=Va =C2/(C2+C3)×{(商用電源)×1.44−Vf}×n …(数10) 但し、C2への充・放電はC2・D5間で引き続き行わ
れるので、D5での損失は無くならないが、非常に小さ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、消費電力の大きい起動
抵抗を用いずに、低消費電力回路、及び簡単な回路構成
で起動専用直流電源を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電源回路図。
【図2】図1の電源回路動作のタイミング・チャートを
示す図。
【符号の説明】
1…商用電源、 2…スイッチ、 3…PWM CO
NTOROLLER、C1…商用電源平滑コンデンサ、
C2…コンデンサ、D1…ブリッジダイオード、
D2…ブリッジダイオード、D3…ブリッジ
ダイオード、 D4…ブリッジダイオード、D
5…負半波時クランプ用ダイオード、D6…正半波時整
流・平滑ダイオード、D7…アプリケーション用整流ダ
イオード、Q1…スイッチングFET、 T1
…スイッチング・トランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング方式安定化電源回路における
    起動時(スイッチ・オン時)に、一次側のアプリケーシ
    ョン回路(PWM制御回路等)への直流電源電圧を供給
    する手段として、商用電源ラインからコンデンサとダイ
    オードによる簡単な回路構成で得ることを特徴とする電
    源回路。
JP9230679A 1997-08-27 1997-08-27 電源回路 Pending JPH1169816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9230679A JPH1169816A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9230679A JPH1169816A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1169816A true JPH1169816A (ja) 1999-03-09

Family

ID=16911617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9230679A Pending JPH1169816A (ja) 1997-08-27 1997-08-27 電源回路

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JP (1) JPH1169816A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113566912A (zh) * 2020-04-29 2021-10-29 上海肯特仪表股份有限公司 一种效率高干扰小的电磁水表电路

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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