JPH1169808A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH1169808A
JPH1169808A JP23115697A JP23115697A JPH1169808A JP H1169808 A JPH1169808 A JP H1169808A JP 23115697 A JP23115697 A JP 23115697A JP 23115697 A JP23115697 A JP 23115697A JP H1169808 A JPH1169808 A JP H1169808A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過渡時に発生する貫通電流の発生を抑制し
て、装置の小形化を図る。 【解決手段】 過渡時には、MOS型FET2のオフ時
に、コンデンサ5を充電する大きな電流ID2が内蔵ダイ
オード8の順方向に流れる。貫通電流抑制回路33は、こ
の電流ID2が零になるまで駆動信号VG1の供給を遮断す
る。すなわち、内蔵ダイオード8に順方向電流が流れて
いる状態では、MOS型FET2はオンしない。したが
って、内蔵ダイオード8のリカバリタイム中に、内蔵ダ
イオード8が導通して、大きな貫通電流となることを防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスの一次巻
線と、第1のスイッチング素子に並列接続される第1の
コンデンサとの共振を利用した、部分共振型のスイッチ
ング電源装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の部分共
振型のスイッチング電源装置における回路図を図4に示
す。同図において、1は直流電源であり、この直流電源
1の両端間には、第1のスイッチング素子たるMOS型
FET2とトランス3の一次巻線3Aとの直列回路が接
続される。また、直流電源1のマイナス側直流入力電圧
ラインには、例えば抵抗やカレントトランスからなる電
流検知器4が挿入接続される。MOS型FET2は、ド
レインを直流電源1のプラス側直流入力電圧ラインに接
続し、ソースを一次巻線3Aのドット側端子に接続して
いる。また、MOS型FET2とトランス3の一次巻線
3Aとの接続点に一端を接続し、直流電源1のマイナス
側直流入力電圧ラインに他端を接続して、トランス3の
一次巻線3A間には、電圧クランプ用コンデンサ5と第
2のスイッチング素子に相当するMOS型FET6との
直列回路が接続される。MOS型FET6は、MOS型
FET2のソースに一端を接続したコンデンサ5の他端
にドレインを接続し、一次巻線3Aの非ドット側端子に
ソースを接続している。そして、一次巻線3Aの非ドッ
ト側端子とMOS型FET6のソースとの接続点が、前
記電流検知器4を介して直流電源1の直流入力電圧ライ
ンの他端に接続される構成となっている。
【0003】MOS型FET2,6は、それ自体の素子
の特性として、第1および第2のダイオードに相当する
内蔵ダイオード7,8と、第1および第2のコンデンサ
に相当するコンデンサ9,10を各々備えている。この内
蔵ダイオード7,8およびコンデンサ9,10は、各MO
S型FET2,6のドレイン−ソース間に各々並列接続
される。前記コンデンサ5の容量は、MOS型FET
2,6のドレイン−ソース間に存在するコンデンサ9,
10の寄生容量よりも十分大きなものを設定する。
【0004】トランス3の二次巻線2B両端間には、ダ
イオードや平滑コンデンサからなる整流平滑回路11が接
続される。そして、MOS型FET2のスイッチングに
より、トランス3の一次巻線3Aに直流入力電圧を断続
的に印加し、二次巻線3Bから誘起された電圧を整流平
滑回路11にて整流平滑して、負荷12に所定の直流出力電
圧を出力するようにしている。
【0005】一方、負荷12に供給する直流出力電圧を安
定化させる帰還ループとして、この直流出力電圧を監視
する直流電圧検出回路21と、この直流電圧検出回路21か
らの電圧検出信号に基づき、各MOS型FET2,6の
ゲートに供給する駆動信号VG1,VG2のパルス導通幅を
可変制御するパルス幅制御回路22が設けられる。このパ
ルス幅制御回路22は、例えば制御用ICなどから構成さ
れる。また、23は、各MOS型FET2,6をスイッチ
ングするのに十分な駆動信号VG1,VG2を供給するドラ
イバ回路であって、このドライバ回路23とパルス幅制御
回路22より制御手段が構成される。このドライバ回路23
の動作は後程詳述するが、要するに、パルス幅制御回路
22より出力される単一の制御信号ICOUT から、前記駆
動信号VG1,VG2が適当なデッドタイム、すなわち、M
OS型FET2,6が共にオフになる時間を持ちながら
交互にオン,オフするように、MOS型FET2,6の
ゲートに駆動信号VG1,VG2を供給する。さらに、パル
ス幅制御回路22は、電流検知器4が過電流状態を検知し
たときに、駆動信号VG1のパルス導通幅を強制的に狭め
て、MOS型FET2,6を保護する過電流保護回路を
内蔵している。
【0006】次に、上記構成における定常時と過渡時の
動作を、図5の波形図に基づき説明する。なお、この図
5において、左側の各波形は定常時のものを示し、右側
の各波形は過渡時のものを示している。また、最上段の
波形はパルス幅制御回路22の制御信号ICOUT であり、
以下、MOS型FET2のゲートへの駆動信号VG1、M
OS型FET6のへのゲート駆動信号VG2、MOS型F
ET2を流れる電流ID1、MOS型FET6を流れる電
流ID2を各々示している。
【0007】先ず、前述のドライバ回路23の動作から説
明すると、このドライバ回路23は、制御信号ICOUT が
立ち下がると、同じタイミングで駆動信号VG1を立ち下
げる一方、所定時間後に駆動信号VG2を立ち上げる。こ
れにより、MOS型FET2,6が共にオフ状態になる
デッドタイムt2が設けられる。また、ドライバ回路23
は、制御信号ICOUT が立ち上がると、同じタイミング
で駆動信号VG2を立ち下げる一方、所定時間後に駆動信
号VG1を立ち上げる。そして、ここでも、MOS型FE
T2,6が共にオフ状態になる別のデッドタイムt4が
設けられる。さらに、デッドタイムt2,t4を挟ん
で、MOS型FET2のゲートにのみ駆動信号VG1が供
給される期間t1と、MOS型FET6のゲートにのみ
駆動信号VG2が供給される期間t3が、制御信号ICOU
T の1サイクル中に設けられる。つまり、ドライバ回路
23は、制御信号ICOUT を反転させずに、制御信号IC
OUTの立上がり時におけるタイミングだけを遅らせて駆
動信号VG1を出力し、制御信号ICOUT を反転させ、制
御信号ICOUT の立下がり時におけるタイミングだけを
遅らせて駆動信号VG2を出力する。
【0008】定常時において、前記期間t1では、MO
S型FET2が駆動信号VG1に対応してオン状態にあ
り、MOS型FET6がオフ状態にある。このとき、内
蔵ダイオード7,8は非導通状態になり、直流電源1
と、MOS型FET2と、トランス3の一次巻線3Aと
による閉回路により、MOS型FET2の電流ID1が流
れる。この電流ID1は、一次巻線3Aのインダクタンス
により時間と共に増大する。また、トランス3の二次巻
線3Bに誘起される電圧は略一定であり、この電圧に基
づいて、整流平滑回路11を通して負荷12に出力電流が流
れる。
【0009】期間t2になると、駆動信号VG1が立ち下
がり、MOS型FET2,6は共にオフ状態になる。こ
のとき、MOS型FET2に存在するコンデンサ9とト
ランス3の一次巻線3Aが直列に接続され、これらのコ
ンデンサ9の寄生容量と一次巻線3Aのインダクタンス
とによる共振が生じる。そして、MOS型FET2のド
レイン−ソース間電圧は、MOS型FET2に存在する
コンデンサ9の充電により緩やかに立ち上がると共に、
コンデンサ9への充電電流により、MOS型FET2に
流れ込む電流が零になる。これにより、MOS型FET
2のターンオフ時における損失が著しく減少する。
【0010】また、この期間t2では、トランス3の一
次巻線3Aを流れる電流を維持しようとして、MOS型
FET6に存在するコンデンサ10が放電するが、コンデ
ンサ10が完全に放電すると、内蔵ダイオード8が導通す
るため、一次巻線3Aと、内蔵ダイオード8と、コンデ
ンサ5とによる閉回路が形成され、コンデンサ5は一次
巻線3Aからのリセット電流により充電される一方、コ
ンデンサ10に対する逆向きの充電は阻止される。このと
き、内蔵ダイオード8の順方向にコンデンサ5を充電す
る電流ID2が発生すると共に、内蔵ダイオード8が導通
してからは、MOS型FET6のドレイン−ソース間電
圧が零になる。
【0011】期間t3では、MOS型FET6が駆動信
号VG2に対応してオン状態にあり、MOS型FET2が
オフ状態にある。MOS型FET6がターンオンする時
点では、コンデンサ10が完全に放電しているので、この
ときのMOS型FET6の大きな損失,雑音は発生しな
い。また、コンデンサ5が完全に充電されるまでは、引
き続き内蔵ダイオード8の順方向に電流ID2が流れる
が、コンデンサ5が完全に充電されると、今度はコンデ
ンサ5が放電して、導通したMOS型FET6のドレイ
ンからソースに向けて電流ID2が流れ始める。トランス
3の二次巻線3Bには、期間t1と逆向きの電圧が誘起
され、この電圧に基づいて、整流平滑回路11を通して負
荷12に出力電流が流れる。
【0012】期間t4になると、駆動信号VG2が立ち下
がり、MOS型FET2,6は共にオフ状態になる。こ
のとき、MOS型FET2に存在するコンデンサ9のコ
ンデンサ9の寄生容量と一次巻線3Aのインダクタンス
とによる共振が再度発生するが、一次巻線3Aを流れる
インダクタ電流が期間t1における共振時と逆向きであ
るため、コンデンサ9は放電して、MOS型FET2の
ドレイン−ソース間電圧は徐々に低下する。また、MO
S型FET6のドレイン−ソース間電圧は、コンデンサ
10への充電により緩やかに立上がると共に、コンデンサ
10への充電電流により、MOS型FET6に流れ込む電
流が零になる。これにより、MOS型FET6のターン
オフ時における損失が著しく減少する。また、コンデン
サ10が充電されるにしたがって、MOS型FET6のド
レインからソースに向けて流れる電流ID2も減少する。
【0013】前記コンデンサ9が完全に放電すると、内
蔵ダイオード7が導通するため、コンデンサ9に対する
逆向きの充電が阻止される。この内蔵ダイオード8が導
通してからは、MOS型FET2のドレイン−ソース間
電圧は零になる。その後、期間t1において、MOS型
FET2がターンオンする時点では、コンデンサ10が完
全に放電しているので、このときのMOS型FET2の
大きな損失,雑音は発生しない。こうして、制御信号I
COUT の1サイクル内におけるMOS型FET2,6の
零電圧スイッチングが達成される。
【0014】次に、過渡時における動作とその問題点を
説明する。期間t1および期間t2の動作は、定常時と
全く同じである。問題となるのは、MOS型FET6が
オフになる期間t4になっても、コンデンサ5の充電が
完全に完了しておらず、内蔵ダイオード8が導通状態に
あるときに、MOS型FET2がオンすることである。
これは、電圧クランプ用コンデンサ5の両端間電圧が過
渡的に変化すると、一次巻線3Aのリセット電流でコン
デンサ5を充電させる際に、相当大きなエネルギー(電
流ID2)が必要となって、MOS型FET2がオフの期
間に、コンデンサ5が十分充電しきれないことに起因す
る。そして、この状態で、MOS型FET2がオンする
と、内蔵ダイオード8が遮断するまである程度の時間
(リカバリタイム)を要するので、その間に、直流電源
1と、MOS型FET2と、コンデンサ5と、内蔵ダイ
オード8とによる閉回路が形成され、トランス3の一次
巻線3Aを介さない急峻でかつ制限のない電流すなわち
貫通電流ITHが発生する。この貫通電流ITHは、最終的
に電流検知器4により検知されるため、パルス幅制御回
路22は制御信号ICOUT のパルス導通幅を強制的に狭め
るが、貫通電流ITHを検知してから過電流保護が動作す
るまでタイムラグがあるため、図5に示すような大きな
貫通電流ITHが発生してしまう。
【0015】従来は、この大きな貫通電流ITHのため
に、MOS型FET2,6の電流定格が満足せず、電流
定格の大きなMOS型FETを選定したり、あるいは、
図6のように、MOS型FET6に外付けの高速なダイ
オードD1,D2を接続して、対処せざるを得なかっ
た。しかし、いずれの方法も、根本的に貫通電流ITHを
小さくするものではないため、定常時に必要な電流容量
に比べて格段に大きな電流定格の素子を選定しなけばな
らず、電源装置のパッケージサイズを小さくできないと
いう問題を生じていた。
【0016】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、過渡
時に発生する貫通電流の発生を抑制して、装置の小形化
を図ることができるスイッチング電源装置を提供するこ
とをその目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源装置は、前記目的を達成するために、直流電源に接続
される第1のスイッチング素子とトランスの一次巻線と
の直列回路と、前記第1のスイッチング素子と前記トラ
ンスの一次巻線との接続点に一端を接続し、前記直流電
源の直流入力電圧ラインに他端を接続した電圧クランプ
用コンデンサと第2のスイッチング素子との直列回路
と、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチ
ング素子に対し、そのパルス導通幅を制御しながら交互
にデッドタイムを持つ駆動信号を供給する制御手段と、
前記第1のスイッチング素子に各々並列接続される第1
のコンデンサおよび第1のダイオードと、前記第2のス
イッチング素子に各々並列接続される第2のコンデンサ
および第2のダイオードと、前記トランスの二次巻線に
誘起される電圧を整流平滑して直流出力電圧を出力する
整流平滑回路とを備えた部分共振型のスイッチング電源
装置において、前記第2のダイオードの順方向に前記電
圧クランプ用コンデンサへの充電電流が流れているとき
に、前記制御手段から前記第1のスイッチング素子への
駆動信号の供給を遮断する貫通電流抑制回路を設けたも
のである。
【0018】上記構成によれば、過渡時において、第1
のスイッチング素子のオフ時に、電圧クランプ用コンデ
ンサを充電する大きな電流が第2のダイオードの順方向
に流れていても、貫通電流抑制回路は、この電流が零に
なるまで第1のスイッチング素子への駆動信号の供給を
遮断する。すなわち、第2のダイオードに順方向電流が
流れている状態では、第1のスイッチング素子はオンし
ないため、第2のダイオードのリカバリタイム中に、第
1のスイッチング素子からの電流がトランスの一次巻線
を介さず直接第2のダイオードに流れ込んで、大きな貫
通電流となることを防止でき、装置の小形化を図ること
ができる。
【0019】また、定常時には、第2のスイッチング素
子のオン期間中に電圧クランプ用コンデンサが完全に充
電して、第2のスイッチング素子を通して電圧クランプ
用コンデンサを放電する逆方向の電流が発生するため、
第1のスイッチング素子のオン時において、貫通電流抑
制回路は第1のスイッチング素子への駆動信号の供給を
妨げない。よって、定常時の動作には全く支障を来さな
い。
【0020】
【発明の実施形態】以下、本発明におけるスイッチング
電源装置の一実施例について、図1〜図3を参照しなが
ら説明する。なお、前記従来例で示した図4と同一部分
には同一符号を付し、重複する部分の説明を省略して異
なる部分についてのみ説明する。
【0021】図1は、本実施例におけるスイッチング電
源装置の回路構成図を示している。このなかで、図4の
ドライバ回路23に代わり、第1のドライバ回路23Aと第
2のドライバ回路23BがMOS型FET2,6に対応し
て各々設けられているが、これは説明の都合上分離した
ものであり、パルス幅制御回路22と共に制御手段を構成
する点は従来例と同じである。また、内蔵ダイオード8
の順方向にコンデンサ5を充電する電流ID2が流れてい
るか否かを検出する電流検出手段31が、MOS型FET
6のソースと直流電源1のマイナス側直流入力電圧ライ
ンとの間に設けられている点、および、この電流検出手
段31がコンデンサ5への電流ID2を検出したときに、パ
ルス幅制御回路22から第1のドライバ回路23Aに至る制
御信号ICOUT を遮断して、MOS型FET2への駆動
信号VG1をオフにするスイッチ素子32が設けられている
点が、前記図4と異なっている。その他の構成は、図4
と全く同一である。
【0022】本実施例では、電流検出手段31およびスイ
ッチ素子32により貫通電流抑制回路33が構成されるが、
電流検出手段31は、コンデンサ5とMOS型FET6と
の間に接続してもよい。また、スイッチ素子32も、第1
のドライバ回路23AからMOS型FET2のゲートに至
る駆動信号VG1ラインに接続してもよい。
【0023】図2は、貫通電流抑制回路33の具体的な回
路図を示している。同図において、Vccは電圧供給端子
であり、この電圧供給端子Vccと直流電源1のマイナス
側直流入力電圧ラインとの間には、トランス41の一次巻
線と、MOS型FET42と、前記貫通電流抑制回路33の
スイッチ素子32に相当する別のMOS型FET43と、電
圧降下用の抵抗44の各素子が接続される。また、電流検
出手段31は、MOS型FET6のソースと直流電源1の
マイナス側直流入力電圧ラインとの間に挿入接続した検
出用の抵抗45と、MOS型FET6のソースと抵抗45と
の接続点にエミッタを接続し、抵抗45と直流電源1のマ
イナス側直流入力電圧ラインとの接続点にベースを接続
し、さらに、MOS型FET43のゲートにコレクタを接
続したNPN型のトランジスタ46とにより構成される。
このMOS型FET43のゲートと接地間には、抵抗47と
直流電源48の直列回路が接続される。
【0024】図2の回路では、MOS型FET6(内蔵
ダイオード8およびコンデンサ10を含む)からコンデン
サ5への電流ID2が発生しない限り、トランジスタ46の
エミッタに対しベースの電位が高くならないので、トラ
ンジスタ46はオフ状態になり、抵抗47を経てMOS型F
ET43のゲートに直流電源48の基準電圧が印加される。
したがって、この場合は、MOS型FET43がオンする
ので、パルス幅制御回路22からの制御信号ICOUT のオ
ン,オフに対応して、トランス41の二次巻線に電圧が誘
起され、第1のドライブ回路23Aおよび第2のドライブ
回路23Bから、交互にデッドタイムを持つ駆動信号VG
1,VG2が各MOS型FET2,6に供給される。一
方、MOS型FET6からコンデンサ5に電流ID2が流
れると、抵抗45の電圧降下によりトランジスタ46のベー
ス電位がエミッタに対し上昇し、オン状態となる。する
と、MOS型FET43のゲートは、直流電源1のマイナ
ス側直流入力電圧ラインと略等しい電位となり、MOS
型FET43およびMOS型FET42は、いずれもオフ状
態となる。したがって、第1のドライブ回路23Aには、
パルス幅制御回路22からの制御信号ICOUT が供給され
ず、駆動信号VG1の供給も遮断することになる。
【0025】次に、上記構成における定常時と過渡時の
動作を、図3の波形図に基づき説明する。なお、この図
3は前記図5と同様に、左側の各波形は定常時のものを
示し、右側の各波形は過渡時のものを示している。ま
た、最上段の波形はパルス幅制御回路22の制御信号IC
OUT であり、以下、MOS型FET2のゲートへの駆動
信号VG1、MOS型FET6のへのゲート駆動信号VG
2、MOS型FET2を流れる電流ID1、MOS型FE
T6を流れる電流ID2を各々示している。
【0026】定常時において、期間t1では電流ID2は
流れておらず、スイッチ素子32はオン状態にある。この
ため、パルス幅制御回路22からの制御信号ICOUT が第
1のドライバ回路23Aおよび第2のドライバ回路23Bに
供給され、MOS型FET2が駆動信号VG1に対応して
オン状態になり、MOS型FET6がオフ状態になる。
したがって、従来の期間t1と全く同じ動作を行なう。
【0027】期間t2になると、トランス3の一次巻線
3Aのリセット電流によりコンデンサ10が放電し、コン
デンサ5が充電する。このとき、MOS型FET6から
コンデンサ5に向けて電流ID2が発生するため、スイッ
チ素子32はオフになるが、MOS型FET2への駆動信
号VG2はオフしているので、一連の動作には支障を来さ
ない。
【0028】次の期間t3において、コンデンサ5が完
全に充電するまで、MOS型FET6からコンデンサ5
に向けて電流ID2が発生するが、ここでも、MOS型F
ET2への駆動信号VG2はオフしているので、スイッチ
素子32がオフしていても支障はない。期間t3の途中で
コンデンサ5が放電し始めると、今度はコンデンサ5か
らMOS型FET6に向けて逆向きの電流ID2が発生す
るため、スイッチ素子32はオン状態に切り換わる。よっ
て、期間t4に移行し、パルス幅制御回路22からの制御
信号ICOUT がオンになると、これが第1のドライバ回
路23Aに印加され、MOS型FET2をオンする駆動信
号VG2が出力される。
【0029】つまり、定常時において、MOS型FET
6からコンデンサ5に向けて電流ID2が発生する期間
は、MOS型FET2をオンする駆動信号VG1を供給す
る必要がないため、この間に貫通電流抑制回路33がMO
S型FET2への駆動信号VG1の供給を遮断しても、一
連の動作に支障を来さず、見掛上は従来例の定常時と全
く同じ動作になる。
【0030】一方、過渡時において、前述のようにMO
S型FET6からコンデンサ5に流れ込む電流ID2が多
くなると、MOS型FET6がオフになる期間t4にな
っても、コンデンサ5が完全に充電せず、内蔵ダイオー
ド8に順方向電流が流れている状態になっている。
【0031】しかし、貫通電流抑制回路33を構成する電
流検出手段31は、コンデンサ5が完全に充電して、MO
S型FET6からコンデンサ5に流れ込む電流ID2が零
になるまで、スイッチ素子32をオフにするので、この間
はMOS型FET2に駆動信号VG1は供給されない。そ
の後、電流ID2が零になり、スイッチ素子32がオンにな
ると、パルス幅制御回路22の制御信号22が第1のドライ
ブ回路23Aに供給され、駆動信号VG1は立ち上がるが、
この時点では、内蔵ダイオード8の順方向電流も零にな
っているため、内蔵ダイオード8はMOS型FET2か
らの電流ID1に対して素早く非導通状態となり、内蔵ダ
イオード8を通して流れる貫通電流は発生しない。
【0032】そして、MOS型FET2,6を選定する
に当たり、過渡時における貫通電流を考慮する必要がな
くなり、それまでよりも小型のMOS型FET2,6を
用いることが可能になる。また、貫通電流の発生を根本
的に抑制することから、MOS型FET6に外付けの高
速なダイオードD1,D2を接続する必要もない。よっ
て、従来よりも電源装置のパッケージサイズを格段に小
さくできる。
【0033】以上のように、本実施例では、制御手段で
あるパルス幅制御回路22およびドライバ回路23から各M
OS型FET2,6に対し、交互にデッドタイムを持つ
駆動信号VG1,VG2を供給する部分共振型のスイッチン
グ電源装置において、第2のダイオードたる内蔵ダイオ
ード8の順方向に、電圧クランプ用コンデンサ5への充
電電流すなわちID2が流れているときに、ドライバ回路
23から第1のスイッチング素子であるMOS型FET2
への駆動信号VG1の供給を遮断する貫通電流抑制回路33
を設けている。このように構成すると、過渡時におい
て、MOS型FET2のオフ時に、コンデンサ5を充電
する大きな電流ID2が内蔵ダイオード8の順方向に流れ
ていても、貫通電流抑制回路33は、この電流ID2が零に
なるまでMOS型FET2への駆動信号VG1の供給を遮
断する。すなわち、内蔵ダイオード8に順方向電流が流
れている状態では、MOS型FET2はオンしないた
め、内蔵ダイオード8のリカバリタイム中に、MOS型
FET2からの電流ID1がトランス3の一次巻線3Aを
介さず直接内蔵ダイオード8に流れ込んで、大きな貫通
電流となることを防止できる。このため、過渡時に発生
する貫通電流の発生を抑制して、スイッチング電源装置
の小形化を図ることができる。
【0034】また、定常時には、MOS型FET6のオ
ン期間中にコンデンサ5が完全に充電して、MOS型F
ET6を通してコンデンサ5を放電する逆方向の電流I
D2が発生するため、MOS型FET2のオン時におい
て、貫通電流抑制回路33は駆動信号VG1の供給を妨げな
い。よって、上記のような貫通電流抑制回路33を設けて
も、定常時の動作には全く支障を来さないという利点も
ある。
【0035】本実施例の貫通電流抑制回路33は、第2の
スイッチング素子であるMOS型FET6の一端に電流
検出手段31を接続し、この電流検出手段31がMOS型F
ET6からコンデンサ5に向かう電流ID2を検出したと
きに、スイッチ素子32にてドライバ回路23からMOS型
FET2への駆動信号VG1の供給を遮断するように構成
している。この場合、電流検出手段31は、内蔵ダイオー
ド8の順方向電流のみならず、MOS型FET6やコン
デンサ10からコンデンサ5に向かう電流も検出すること
になるが、MOS型FET6がオフした後は、内蔵ダイ
オード8の順方向電流のみを検出するようになるので、
貫通電流の発生は確実に防止できる。内蔵ダイオード8
はMOS型FET6と一体的に設けられるため、電流検
出手段31をこの位置に接続するのが現実的である。な
お、電流検出手段31は、MOS型FET6のドレインま
たはソースのどちら側に接続してもよい。
【0036】また、図2に示すように、MOS型FET
6の一端に接続した抵抗45と、この抵抗45間にベース−
エミッタを接続したトランジスタ46とにより、前記電流
検出手段31を構成すれば、僅か2部品の簡単な構成によ
り、内蔵ダイオード8の順方向に流れるコンデンサ5へ
の充電電流を検出できる。また、前記スイッチ素子32
も、トランジスタ46のコレクタにゲートを接続したMO
S型FET43により構成できるため、上述した貫通電流
抑制回路33を簡単な構成で実現することが可能になる。
【0037】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実
施が可能である。例えば、本実施例ではトランスが単一
のものについて説明したが、トランスを2個用いたいわ
ゆる2トランス方式にも適用できる。また、図2に示し
た具体的な回路はあくまでも一例であって、適宜変形で
きる。さらに、スイッチング電源装置を構成するDC/
DCコンバータの回路方式も、入力電圧と出力電圧との
関係などを考慮して、フォワード型に限らず各種タイプ
のものを適用できる。
【0038】
【発明の効果】本発明のスイッチング電源装置は、直流
電源に接続される第1のスイッチング素子とトランスの
一次巻線との直列回路と、前記第1のスイッチング素子
と前記トランスの一次巻線との接続点に一端を接続し、
前記直流電源の直流入力電圧ラインに他端を接続した電
圧クランプ用コンデンサと第2のスイッチング素子との
直列回路と、前記第1のスイッチング素子と前記第2の
スイッチング素子に対し、そのパルス導通幅を制御しな
がら交互にデッドタイムを持つ駆動信号を供給する制御
手段と、前記第1のスイッチング素子に各々並列接続さ
れる第1のコンデンサおよび第1のダイオードと、前記
第2のスイッチング素子に各々並列接続される第2のコ
ンデンサおよび第2のダイオードと、前記トランスの二
次巻線に誘起される電圧を整流平滑して直流出力電圧を
出力する整流平滑回路とを備えた部分共振型のスイッチ
ング電源装置において、前記第2のダイオードの順方向
に前記電圧クランプ用コンデンサへの充電電流が流れて
いるときに、前記制御手段から前記第1のスイッチング
素子への駆動信号の供給を遮断する貫通電流抑制回路を
設けたものであり、定常時には何等動作に支障を及ぼさ
ず、しかも、過渡時に発生する貫通電流の発生を抑制し
て、装置の小形化を図ることが可能なスイッチング電源
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスイッチング電源装置
の回路構成図である。
【図2】同上貫通電流抑制回路の具体例を示す回路図で
ある。
【図3】同上各部の動作を示す波形図である。
【図4】従来例を示すスイッチング電源装置の回路構成
図である。
【図5】同上各部の動作を示す波形図である。
【図6】従来の不具合時における対処法をあらわした要
部の回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 MOS型FET(第1のスイッチング素子) 3 トランス 5 電圧クランプ用コンデンサ 6 MOS型FET(第2のスイッチング素子) 7 内蔵ダイオード(第1のダイオード) 8 内蔵ダイオード(第2のダイオード) 9 コンデンサ(第1のコンデンサ) 10 コンデンサ(第2のコンデンサ) 22 パルス幅制御回路(制御手段) 23 ドライバ回路(制御手段) 33 貫通電流抑制回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に接続される第1のスイッチン
    グ素子とトランスの一次巻線との直列回路と、前記第1
    のスイッチング素子と前記トランスの一次巻線との接続
    点に一端を接続し、前記直流電源の直流入力電圧ライン
    に他端を接続した電圧クランプ用コンデンサと第2のス
    イッチング素子との直列回路と、前記第1のスイッチン
    グ素子と前記第2のスイッチング素子に対し、そのパル
    ス導通幅を制御しながら交互にデッドタイムを持つ駆動
    信号を供給する制御手段と、前記第1のスイッチング素
    子に各々並列接続される第1のコンデンサおよび第1の
    ダイオードと、前記第2のスイッチング素子に各々並列
    接続される第2のコンデンサおよび第2のダイオード
    と、前記トランスの二次巻線に誘起される電圧を整流平
    滑して直流出力電圧を出力する整流平滑回路とを備えた
    部分共振型のスイッチング電源装置において、前記第2
    のダイオードの順方向に前記電圧クランプ用コンデンサ
    への充電電流が流れているときに、前記制御手段から前
    記第1のスイッチング素子への駆動信号の供給を遮断す
    る貫通電流抑制回路を設けたことを特徴とするスイッチ
    ング電源装置。
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