JPH1169784A - 直流電源装置 - Google Patents
直流電源装置Info
- Publication number
- JPH1169784A JPH1169784A JP22372797A JP22372797A JPH1169784A JP H1169784 A JPH1169784 A JP H1169784A JP 22372797 A JP22372797 A JP 22372797A JP 22372797 A JP22372797 A JP 22372797A JP H1169784 A JPH1169784 A JP H1169784A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- coil
- thermistor
- input
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 許容電流の小さいサーミスタで大電力用の電
源の突入電流を防止するようにすることができる技術を
提供する。 【解決手段】 入力交流電圧V1を整流するダイオード
ブリッジ回路1とコンデンサ7の間に昇圧チョッパ回路
10を挿入して、入力電圧を昇圧後に突入電流防止用の
サーミスタ5を挿入するように構成する。昇圧チョッパ
回路10は、入力側に直列に挿入したコイル2と、コイ
ル2の出力側にドレイン端子を接続し、ソース端子を接
地接続したFET(電界効果トランジスタ)と、コイル
2の出力側に接続したダイオード4から構成する。入力
電圧V1が投入されスイッチングレギュレータ回路8か
ら出力直流電圧V2が出力されると、パルス電圧を発生
する制御回路6が稼働して、FET3をスイッチングし
てダイオード4の出力側の電圧を上昇させ、サーミスタ
2に流れる電流を低減させる。
源の突入電流を防止するようにすることができる技術を
提供する。 【解決手段】 入力交流電圧V1を整流するダイオード
ブリッジ回路1とコンデンサ7の間に昇圧チョッパ回路
10を挿入して、入力電圧を昇圧後に突入電流防止用の
サーミスタ5を挿入するように構成する。昇圧チョッパ
回路10は、入力側に直列に挿入したコイル2と、コイ
ル2の出力側にドレイン端子を接続し、ソース端子を接
地接続したFET(電界効果トランジスタ)と、コイル
2の出力側に接続したダイオード4から構成する。入力
電圧V1が投入されスイッチングレギュレータ回路8か
ら出力直流電圧V2が出力されると、パルス電圧を発生
する制御回路6が稼働して、FET3をスイッチングし
てダイオード4の出力側の電圧を上昇させ、サーミスタ
2に流れる電流を低減させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、許容電流の小さい
サーミスタで大電力用の電源の突入電流を防止するよう
にした直流電源装置に関する。
サーミスタで大電力用の電源の突入電流を防止するよう
にした直流電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチング電源等の交流電圧を直流電
圧に変換する直流電源の入力側に挿入されるコンデンサ
に流れる一次側の突入電流を防止するために、負の温度
係数を持つサーミスタが使用される。しかし、現状のサ
ーミスタの許容電流は、自己発熱や突入電流のピーク値
を考慮すると、3A程度が限度である。従って、それ以
上の入力電流値を持つ電源回路には使用できいという問
題があった。
圧に変換する直流電源の入力側に挿入されるコンデンサ
に流れる一次側の突入電流を防止するために、負の温度
係数を持つサーミスタが使用される。しかし、現状のサ
ーミスタの許容電流は、自己発熱や突入電流のピーク値
を考慮すると、3A程度が限度である。従って、それ以
上の入力電流値を持つ電源回路には使用できいという問
題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、許容電流の小さいサーミスタで大
電力用の電源の突入電流を防止するようにすることがで
きる技術を提供することを目的とする。
鑑みなされたもので、許容電流の小さいサーミスタで大
電力用の電源の突入電流を防止するようにすることがで
きる技術を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】電源装置の入力側に昇圧
チョッパ回路を挿入して、入力電圧を昇圧後に前記サー
ミスタを挿入するように構成して、電源の入力電流すな
わちサーミスタに流れる電流を低減させる。
チョッパ回路を挿入して、入力電圧を昇圧後に前記サー
ミスタを挿入するように構成して、電源の入力電流すな
わちサーミスタに流れる電流を低減させる。
【0005】
【発明の実施の形態】サーミスタを用いて、コンデンサ
入力回路等への突入電流を防止する交流電圧を直流電圧
に変換する直流電源装置において、同電源装置の入力側
に昇圧チョッパ回路を挿入して、入力電圧を昇圧後に前
記サーミスタを挿入するように構成する。
入力回路等への突入電流を防止する交流電圧を直流電圧
に変換する直流電源装置において、同電源装置の入力側
に昇圧チョッパ回路を挿入して、入力電圧を昇圧後に前
記サーミスタを挿入するように構成する。
【0006】前記昇圧チョッパ回路は、前記電源装置の
入力側に直列に挿入したコイルと、同コイルの出力側と
接地間に挿入して同コイルの出力側を開放と接地間で開
閉するスイッチング素子と、同スイッチング素子の開閉
を制御する制御回路と、同コイルの出力を整流するダイ
オードから構成する。
入力側に直列に挿入したコイルと、同コイルの出力側と
接地間に挿入して同コイルの出力側を開放と接地間で開
閉するスイッチング素子と、同スイッチング素子の開閉
を制御する制御回路と、同コイルの出力を整流するダイ
オードから構成する。
【0007】前記スイッチング素子はFET(電界効果
トランジスタ)とする。
トランジスタ)とする。
【0008】前記制御回路の電源は前記電源装置の出力
から供給するように構成する。
から供給するように構成する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明による直流電源の1実施例の
要部回路ブロック図である。例えば100V商用電源等
からの入力交流電圧V1を整流するダイオードブリッジ
回路1とコンデンサ7の間に、昇圧チョッパ回路10を
挿入して、入力電圧を昇圧後に突入電流防止用のサーミ
スタ5を挿入するように構成する。昇圧チョッパ回路1
0は、入力側に直列に挿入したコイル2と、コイル2の
出力側にドレイン端子を接続し、ソース端子を接地接続
したFET(電界効果トランジスタ)と、コイル2の出
力側に接続したダイオード4から構成する。
要部回路ブロック図である。例えば100V商用電源等
からの入力交流電圧V1を整流するダイオードブリッジ
回路1とコンデンサ7の間に、昇圧チョッパ回路10を
挿入して、入力電圧を昇圧後に突入電流防止用のサーミ
スタ5を挿入するように構成する。昇圧チョッパ回路1
0は、入力側に直列に挿入したコイル2と、コイル2の
出力側にドレイン端子を接続し、ソース端子を接地接続
したFET(電界効果トランジスタ)と、コイル2の出
力側に接続したダイオード4から構成する。
【0010】入力電圧V1が投入されると、コンデンサ
7に突入電流が流れ込む。コンデンサ7の正極側の電圧
が上昇すると、スイッチングレギュレータ回路8が立ち
上がり、出力直流電圧V2を出力する。出力直流電圧V
2が立ち上がるとパルス電圧を発生してスイッチング素
子としてのFET3のゲート電圧を制御する制御回路6
が稼働して、FET3がスイッチングを開始して、コイ
ル2の出力側が接地と開放間で開閉される結果、コイル
2の出力側ひいてはその整流電圧となるダイオード4の
出力側の電圧が上昇する。この電圧は、制御回路6で発
生するパルスの周期とデューティで変えることができ、
例えば380Vに設定する。このように構成することに
より、例えば400Wの直流電源を想定するとき、スイ
ッチングレギュレータ8に流れる電流は、昇圧チョッパ
回路10が無いときのおおよそ400W/130V=3
Aに対して、昇圧チョッパ回路10を挿入するときのお
およそ400W/380V=1Aと小さくでき、サーミ
スタ2の許容電流を低減できる。
7に突入電流が流れ込む。コンデンサ7の正極側の電圧
が上昇すると、スイッチングレギュレータ回路8が立ち
上がり、出力直流電圧V2を出力する。出力直流電圧V
2が立ち上がるとパルス電圧を発生してスイッチング素
子としてのFET3のゲート電圧を制御する制御回路6
が稼働して、FET3がスイッチングを開始して、コイ
ル2の出力側が接地と開放間で開閉される結果、コイル
2の出力側ひいてはその整流電圧となるダイオード4の
出力側の電圧が上昇する。この電圧は、制御回路6で発
生するパルスの周期とデューティで変えることができ、
例えば380Vに設定する。このように構成することに
より、例えば400Wの直流電源を想定するとき、スイ
ッチングレギュレータ8に流れる電流は、昇圧チョッパ
回路10が無いときのおおよそ400W/130V=3
Aに対して、昇圧チョッパ回路10を挿入するときのお
およそ400W/380V=1Aと小さくでき、サーミ
スタ2の許容電流を低減できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、電源装置の入力側
に昇圧チョッパ回路を挿入して、入力電圧を昇圧後に前
記サーミスタを挿入するように構成して、電源の入力電
流すなわちサーミスタに流れる電流を低減させることに
より、小さい許容電流のサーミスタでも、大電力の直流
電源の突入電流防止用として使用することが可能とな
る。
に昇圧チョッパ回路を挿入して、入力電圧を昇圧後に前
記サーミスタを挿入するように構成して、電源の入力電
流すなわちサーミスタに流れる電流を低減させることに
より、小さい許容電流のサーミスタでも、大電力の直流
電源の突入電流防止用として使用することが可能とな
る。
【図1】本発明による直流電源の1実施例の要部回路ブ
ロック図である。
ロック図である。
【符号の説明】 1 ダイオードブリッジ回路 2 コイル 3 EFT(電界効果トランジスタ) 4 ダイオード 5 サーミスタ 6 制御回路 7 コンデンサ 8 スイッチングレジュレータ回路 10 昇圧チョッパ回路 V1 入力交流電圧 V2 出力直流電圧
Claims (4)
- 【請求項1】 サーミスタを用いて突入電流を防止する
交流電圧を直流電圧に変換する直流電源装置において、
同電源装置の入力側に昇圧チョッパ回路を挿入して、入
力電圧を昇圧後に前記サーミスタを挿入するように構成
することを特徴とした直流電源装置。 - 【請求項2】 前記昇圧チョッパ回路は、前記電源装置
の入力側に直列に挿入したコイルと、同コイルの出力側
と接地間に挿入して同コイルの出力側を開放と接地間で
開閉するスイッチング素子と、同スイッチング素子の開
閉を制御する制御回路と、同コイルの出力を整流するダ
イオードから構成することを特徴とした請求項1記載の
直流電源装置。 - 【請求項3】 前記スイッチング素子はFET(電界効
果トランジスタ)とすることを特徴とした請求項2記載
の直流電源装置。 - 【請求項4】 前記制御回路の電源は前記電源装置の出
力から供給するように構成することを特徴とした請求項
2記載の直流電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22372797A JPH1169784A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 直流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22372797A JPH1169784A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 直流電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169784A true JPH1169784A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16802745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22372797A Pending JPH1169784A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 直流電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169784A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100593925B1 (ko) | 2004-09-13 | 2006-06-30 | 삼성전기주식회사 | 듀티 선택 제어 기능을 갖는 dc-dc 컨버터 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22372797A patent/JPH1169784A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100593925B1 (ko) | 2004-09-13 | 2006-06-30 | 삼성전기주식회사 | 듀티 선택 제어 기능을 갖는 dc-dc 컨버터 |
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