JPH1169343A - 衛星放送装置及び方法 - Google Patents

衛星放送装置及び方法

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JPH1169343A
JPH1169343A JP9220549A JP22054997A JPH1169343A JP H1169343 A JPH1169343 A JP H1169343A JP 9220549 A JP9220549 A JP 9220549A JP 22054997 A JP22054997 A JP 22054997A JP H1169343 A JPH1169343 A JP H1169343A
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JP
Japan
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satellite
broadcast
channel
station
transponder
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JP9220549A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Miyasaka
鞆明 宮坂
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の衛星地上局からのプログラム情報をでき
るだけ簡易な手法で衛星放送できるようにする。 【解決手段】通信放送衛星のトランスポンダの占有周波
数帯域を複数の放送チヤンネルに分割し、センタ局から
衛星地上局に対して放送チヤンネル使用許可情報を与え
て、衛星地上局から通信放送衛星のトランスポンダの各
放送チヤンネルを用いてユーザの受信装置に向けて衛星
地上局のプログラム情報を、実質上、センタ局の放送チ
ヤンネル使用許可情報によつて編集したと同様のプログ
ラム情報として、単一チヤンネル伝送方式SCPCを用
いて放送することができ、これによりユーザの受信装置
において、単一チヤンネル伝送方式でも複数の放送チヤ
ンネルを受信することができることにより利便性が大幅
に改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衛星放送装置及び方
法に関し、特に、衛星放送システムを用いたデイジタル
衛星放送装置(すなわちデイジタル衛星放送システム)
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の支局の素材情報を、放送衛
星を介して、一般の放送受信者の受信装置に受信させよ
うとする場合、複数の衛星地上局の素材情報をそれぞれ
一旦センタ局に集めた後、放送番組(すなわち放送プロ
グラム)を編集し直して、改めてセンタ局から放送衛星
を介して一般の放送受信者の受信装置に向けて放送する
ような手法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の支局
の素材情報をセンタ局に集める手段として、支局の素材
情報を、支局を構成する複数の衛星地上局から通信衛星
を介してセンタ局へ伝送するようにし、通信衛星に搭載
されている衛星中継器(トランスポンダ)の占有周波数
帯域の一部に衛星電話回線を設けておき、この衛星電話
回線によつて複数の衛星地上局のオペレータが互いに通
話しながら衛星中継器のプログラム情報伝送チヤンネル
に空きチヤンネルがあるか否かを確認し合い、空きチヤ
ンネルがあるとき、当該空きチヤンネルを利用して素材
情報をセンタ局に伝送するような手法が考えられる。
【0004】しかしながら、このような手法によると、
複数の衛星地上局からそれぞれ素材情報を伝送するため
に使用する空きチヤンネルを探すための手間が煩雑であ
ると共に、伝送されて来た素材情報をセンタ局において
編集し直した後、放送衛星を介して一般の放送受信者の
受信装置に放送するといつた煩雑な手続きが必要となる
問題がある。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、複数の衛星地上局から伝送されて来るプログラム情
報を簡易な手続きで一般の放送受信者の受信装置に放送
することができるようにした衛星放送装置及び方法を提
案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、衛星に搭載された衛星中継器の占
有周波数帯域を複数の放送チヤンネルに分割し、当該複
数の放送チヤンネルを介して、複数の衛星地上局におい
てそれぞれ制作された自己のプログラム情報を、単一チ
ヤンネル伝送方式の衛星波として衛星中継器に伝送する
と共に、センタ局から伝送されるマルチチヤンネル伝送
方式又は単一チヤンネル伝送方式による放送チヤンネル
使用許可情報によつて、各放送チヤンネルを使用できる
衛星地上局を、放送時間の経過に従つて順次指定するよ
うにし、これにより、各衛星地上局によつて制作された
プログラム情報を、センタ局によつて制作された放送チ
ヤンネル使用許可情報に基づいて、編集処理のような煩
雑な処理をせずにプログラム情報を放送できると共に、
当該プログラム情報を単一チヤンネル伝送方式で放送す
ることができることにより、一般の放送受信者の放送受
信装置の構成を一段と簡易化できるようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0008】(1)第1の実施の形態 図1において、1は全体として放送システムを示し、通
信放送衛星2に27〔MHz〕の占有周波数を有するトラン
スポンダ(衛星中継器)3が搭載されている。
【0009】この実施の形態の場合、トランスポンダ3
の占有周波数帯域は、第1、第2及び第3のチヤンネル
1CH、2CH及び3CHに周波数分割され、かくして
第1、第2及び第3チヤンネル1CH、2CH及び3C
Hについて、それぞれトランスポンダ3が地上局から伝
送されて来る衛星波を中継して地上局へ放送できるよう
になされ、これにより放送システム1が27〔MHz〕の占
有周波数帯域内に第1、第2及び第3チヤンネル1C
H、2CH及び3CHに割り当てられた伝送周波数につ
いてそれぞれ単一チヤンネル伝送方式SCPC(Single
Channel Per Carrier)で3チヤンネル分の衛星波を放
送できるようになされている。
【0010】ここで単一チヤンネル伝送方式とは、1本
のトランスポンダの占有周波数帯域を複数の伝送周波数
の放送チヤンネルに分割して各放送チヤンネルごとに1
つの衛星地上局を割り当てる伝送方式をいう。
【0011】この実施の形態の場合、第1チヤンネル1
CHはセンタ局4に対して専用の放送チヤンネルとして
設けられていると共に、第2及び第3チヤンネル2CH
及び3CHは、複数の衛星地上局を構成する4つの支局
5A、5B、5C及び5Dに共用の放送チヤンネルとし
て設けられている。
【0012】センタ局4は、センタ局4から一般の放送
受信者の受信装置6A、6B、……に放送すべき番組を
表すプログラム情報と、支局5A〜5Dに共用の第2チ
ヤンネル2CH又は第3チヤンネル3CHを使用する許
可を支局5A、5B、5C及び5Dに与えるための放送
チヤンネル使用許可情報とを、含む衛星波S1を通信放
送衛星2に伝送する。
【0013】このセンタ局4から伝送された衛星波S1
は、トランスポンダ3の第1チヤンネル1CHを介して
中継されて放送波SB1として一般の放送受信者の受信
装置6A、6B、……に放送され、かくして受信装置6
A、6B、……の放送受信者はトランスポンダ3の第1
チヤンネル1CHを選局することにより、センタ局4の
番組を受信できる。
【0014】これに加えて、支局5A〜5Dは、通信放
送衛星2のトランスポンダ3の第1チヤンネル1CHの
放送波SB1を常時傍受して放送波SB1に含まれてい
る放送チヤンネル使用許可情報を受信することにより、
トランスポンダ3の第2及び第3放送チヤンネル2CH
及び3CHのうち、センタ局4から使用許可された放送
チヤンネル及び使用許可時間を知るようになされてい
る。
【0015】放送チヤンネル使用許可情報を受信したと
き、支局5A、5B、5C及び5Dは、使用許可された
時間の間、第2又は第3チヤンネル2CH又は3CHの
伝送周波数で、一般の放送受信者の受信装置6A、6
B、……に放送すべき番組の内容を表す衛星波S2A又
はS3A、S2B又はS3B、S2C又はS3C若しく
はS2D又はS3Dを通信放送衛星2に送信する。
【0016】かくして、トランスポンダ3は、第2チヤ
ンネル2CHの伝送周波数の衛星波S2A、S2B、S
2C又はS2Dのうちの1つが送信されて来たとき、こ
れを中継して一般の放送受信者の受信装置6A、6B、
……に放送すると同時に、第3チヤンネル3CHの伝送
周波数をもつ衛星波S3A、S3B、S3C又はS3D
のうちの1つが送信されて来たとき、これを一般の放送
受信者の受信装置6A、6B、……に放送する。
【0017】その結果、一般の放送受信者の受信装置6
A、6B、……は、第1チヤンネル1CH、第2チヤン
ネル2CH又は第3チヤンネル3CHを選局操作するだ
けで、第1チヤンネル1CHを介してセンタ局4からの
番組を受信できると共に、第2チヤンネル2CH又は第
3チヤンネル3CHを介して放送される支局5A〜5D
の番組を受信できる。
【0018】この場合、支局5A〜5Dの番組情報は、
センタ局4が放送チヤンネル使用許可情報によつて指定
した時間及びチヤンネルの組合せによつて実質上、支局
5A〜5Dの番組情報が編集されたと同様の放送波とし
て組み合わされて、通信放送衛星2のトランスポンダ3
から放送される結果になり、かくして受信装置6A、6
B、……を使用する一般の放送受信者は、実質上、支局
5A〜5Dの番組情報をセンタ局4に集めて編集した後
通信放送衛星2から放送されたと同じように編集された
番組情報を視聴することができる。
【0019】図1の放送システム1の場合、センタ局4
から伝送される衛星波S1及び支局5A〜5Dから伝送
される衛星波S2A又はS3A〜S2D又はS3Dは、
MPEG2(Moving Picture Exparts Gloop Phase2)
システムによつて規定されている符号化ストリームによ
つて、番組をプログラム情報として送信するようになさ
れていると同時に、センタ局4から支局5A〜5Dへの
第2チヤンネル2CH又は第3チヤンネル3CHの放送
チヤンネル使用許可情報を、衛星波S1を構成するMP
EG2システムに含まれているプログラム仕様情報PS
I(Program Specific Information)の4つのテーブル
のうちのネツトワーク情報テーブルNIT(Network In
formation Table )に放送チヤンネル使用許可情報を書
き込むことにより、送信するようになされている。
【0020】MPEG2システムのフオーマツトは、多
数の個別の符号化ストリームを、比較的短い伝送単位の
トランスポートパケツトで時分割多重することにより、
多チヤンネルのプログラム情報を伝送できるように、次
のように規定されている。
【0021】トランスポートパケツトのヘツダ部分に
は、パケツトデータの内容識別情報があり、当該放送波
を受信した受信装置において、この内容識別情報によつ
て再生に必要なパケツトを分離部して取り出すことによ
り復号できるようになされている。
【0022】また、プログラム仕様情報PSIは、特定
の識別コードをもつたパケツトによつて伝送され、「複
数の番組の中から、どの番組を選ぶか」、「どのパケツ
トを取り出してどのように復号すれば良いか」などの情
報を、4つのテーブル、すなわちプログラム・アソシエ
ーシヨン・テーブルPAT(Program Asossiation Tabl
e )、プログラム・マツプ・テーブルMAP(Program
Map Table )、コンデイシヨナル・アクセス・テーブル
CAT(Conditional Access Table)及びネツトワーク
・インフオメーシヨン・テーブルNIT(Network Info
rmation Table)によつて指定する。
【0023】プログラム・アソシエーシヨン・テーブル
PATは、各プログラム番号ごとに、当該プログラムを
構成するパケツトの情報を伝送するプログラム・マツプ
・テーブルPMTのパケツトを表すパケツト識別子PI
Dを示す。
【0024】また、プログラム・マツプ・テーブルは、
各プログラム番号ごとに、当該プログラムを構成する映
像、音声、付加データ等のストリームが伝送されるパケ
ツトのパケツト識別子PIDを示す。
【0025】また、コンデイシヨナル・アクセス・テー
ブルCATは、有料放送において、スクランブルを解く
ための暗号解読情報を伝送するパケツトのパケツト識別
子PIDを示す。
【0026】さらに、ネツトワーク・インフオメーシヨ
ン・テーブルNITは、伝送路に関する物理的な情報、
すなわち、衛星についての衛星の軌道、偏波、トランス
ポンダ(すなわち衛星中継器)ごとの周波数等の情報
や、各トランスポンダに多重化されたチヤンネルを識別
する情報を含む。
【0027】図1の放送システム1においては、これら
4つのテーブルのうち、特にネツトワーク・インフオメ
ーシヨン・テーブルNITを用いて、センタ局4から支
局5A〜5Dに対する放送チヤンネル使用許可情報を伝
送する。
【0028】ネツトワーク・インフオメーシヨン・テー
ブルNITは、図2に示すようなデータ構成を有する。
【0029】テーブルID(テーブル識別子)D1は、
MPEG2で規定されたテーブルの種別を示す。
【0030】ネツトワークID(ネツトワーク識別子)
D2は、多重化された符号化データのストリームを識別
するもので、通信放送衛星2のトランスポンダ(衛星中
継器)3を識別するために用いられる。
【0031】バージヨン番号D3は、テーブルの内容が
更新される都度加算され、またカレント・ネクスト・指
示データD4は、新旧バージヨンを同時に伝送する際の
識別に用いられる。
【0032】これに加えて、ネツトワーク・インフオメ
ーシヨン・テーブルNITには、トランスポート・スト
リームTS記述子長データD5に続いて、当該トランス
ポート記述子長データD5によつて決まる長さの記述子
D6として、順次図3に示すサテライト・デリバリ・シ
ステム記述子D10と、図4に示すサービス・リスト記
述子D20とが記述される。
【0033】サテライト・デリバリ・システム記述子D
10は、情報の伝送に使用される通信放送衛星2及びそ
のトランスポンダ3の仕様を示しており、周波数データ
D11は、トランスポンダ3の伝送周波数を示し、軌道
データD12、西経東経フラグデータD13及び偏波デ
ータD14は、通信放送衛星2の軌道及び偏波を示し、
変調データD15、シンボル・レートデータD16及び
FEC(内側)データD17は伝送方式に関する仕様を
示す。FECは前方誤り訂正(フオワード・エラー・コ
レクシヨン)を示す。
【0034】これに対して、サービス・リスト記述子D
20は、トランスポンダ3に多重化されたサービス、す
なわちチヤンネルの識別情報を示し、記述子タグデータ
D21は、記述子の種別を示し、サービスIDデータD
22は、支局5A〜5Dのうち放送チヤンネル(すなわ
ち、第2チヤンネル2CH及び第3チヤンネル3CH)
の使用を許可しようとする支局の識別情報及び使用を許
可しようとするチヤンネルの識別情報を示し、サービス
・タイプデータD23は、映像、音声、データ等、サー
ビスの内容を示す。
【0035】このように、センタ局4からトランスポン
ダ3に伝送される衛星波S1は、MPEG2システムの
仕様に基づくパケツトストリームとして自局で制作した
番組のプログラム情報を伝送すると共に、当該パケツト
ストリームのヘツダ部に含まれるプログラム仕様情報P
SIのネツトワーク・インフオメーシヨン・テーブルN
ITの記述子データD6として、支局5A、5B、5C
及び5Dに対する使用できる放送チヤンネルの指定デー
タを時分割的に伝送する。
【0036】このことは、実質上、センタ局4は、第1
チヤンネルの伝送周波数を用いて単一チヤンネル伝送方
式SCPCでプログラム情報を伝送していると同時に、
支局5A〜5Dに対する放送チヤンネル使用許可情報を
伝送していることを意味する。
【0037】以上の構成において、センタ局4は、トラ
ンスポンダ3の占有周波数帯域FBANDのうち、第1チヤ
ンネル1CHの伝送周波数を用いた放送波S1として、
トランスポート・パケツト・ストリームを通信放送衛星
2に伝送し、通信放送衛星2のトランスポンダ3の占有
周波数帯域FBANDのうち、第1チヤンネル1CHに対応
する放送波SB1を、一般の放送受信者の受信装置6
A、6B……に放送する。
【0038】この状態において、一般放送受信者は、通
信放送衛星2のトランスポンダ3の第1チヤンネル1C
Hを選局することにより、センタ局4から放送されるプ
ログラム情報に基づいて、番組を受信できる。
【0039】この状態において、通信放送衛星2のトラ
ンスポンダ3の第1チヤンネル1CHによつて放送され
ている放送波SB1は衛星地上局である支局5A〜5D
において傍受され、これにより当該放送波SB1のトラ
ンスポート・パケツトのヘツダ部に入れられているプロ
グラム仕様情報PSIを、常時支局5A〜5Dが受信し
ている。支局5A〜5Dは、当該プログラム仕様情報P
SIのネツトワーク・インフオメーシヨン・テーブルN
ITに記述されている記述子データD4(図2、図3及
び図4)に基づいて、各支局5A〜5Dが自分に対して
トランスポンダ3の第2チヤンネル2CH又は第3チヤ
ンネル3CHに対する使用許可がセンタ局4から出され
ているか否かを監視する。
【0040】センタ局4は、放送時間の経過に従つて、
トランスポンダ3の第2チヤンネル2CH又は第3チヤ
ンネル3CHを使用させるべき支局を、ネツトワーク・
インフオメーシヨン・テーブルNITの記述子データD
6(図2)のサービスIDデータD22(図4)によつ
て指定して行く。
【0041】このようにして、支局5A〜5Dのうち、
センタ局4によつてトランスポンダ3の第2チヤンネル
2CH又は第3チヤンネル3CHの使用が許可された支
局5A〜5Dは、当該使用が許可された第2チヤンネル
2CH又は第3チヤンネル3CHの伝送周波数でプログ
ラム情報を衛星波S2A又はS3A〜S2D又はS3D
として通信放送衛星2に伝送する。
【0042】通信放送衛星2のトランスポンダ3は、こ
のようにして支局5A〜5Dから伝送されて来る衛星波
S2A又はS3A〜S2D又はS3Dに対応する放送波
SB2及びSB3を一般の放送受信者の受信装置6A、
6B、……に放送する。
【0043】かくして、一般の放送受信者は、受信装置
6A、6B、……によつてトランスポンダ3の第2チヤ
ンネル2CH又は第3チヤンネル3CHを選局すること
により、支局5A〜5Dから伝送されたプログラム情報
に基づいて、各支局の番組を受信できる。
【0044】以上の構成によれば、センタ局4が衛星波
S1によつて通信放送衛星2のトランスポンダ3の第1
チヤンネル1CHを使つて支局5A〜5Dに対して通信
放送衛星2のトランスポンダ3の第2チヤンネル2CH
又は第3チヤンネル3CHについての放送チヤンネル使
用許可情報を伝送すると共に、当該放送チヤンネル使用
許可情報を衛星地上局としての支局5A〜5Dによつて
傍受させると共に、支局5A〜5Dが自分に割り当てら
れた放送チヤンネルを介してプログラム情報を放送でき
るようにしたことにより、支局5A〜5Dにおいて制作
された番組を何ら編集処理等の操作をしないにもかかわ
らず、編集処理をしたと同様の番組を、一般の放送受信
者の受信装置6A、6B、……において受信することが
できる。
【0045】かくするにつき、センタ局4、及び支局5
A〜5Dから伝送された衛星波が1つの伝送周波数につ
いて単一チヤンネルを伝送する方式、すなわち単一チヤ
ンネル伝送方式SCPC(Single Channel Per Carrie
r)方式で伝送することができ、その結果、一般の放送
受信者の受信装置6A、6B、……として簡易な構成の
ものを適用し得る。
【0046】因に、支局5A〜5Dが伝送するプログラ
ム情報として、例えば、支局5Aが中継車を用いてスポ
ーツ番組を放送し、支局5Bが映画番組を放送し、支局
5Cがニユース番組を放送し、支局5Dが中継番組を放
送する専用局であるとき、一般の放送受信者は、受信装
置6A、6B、……の選局操作をするだけで、センタ局
4において編集された放送チヤンネル使用許可情報に基
づいて、支局5A〜5Dから提供される素材を予め編集
されたかのように編成された複数の放送チヤンネルの番
組を、複雑なデータ処理を伴うマルチチヤンネル伝送方
式MCPC(Multi Channel Per Carrier )方式を用い
ずに、単純に符号化処理できる単一チヤンネル伝送方式
SCPC方式によつて受信することができる。
【0047】ここで、マルチチヤンネル伝送方式MCP
Cとは、1つの占有周波数帯域の伝送周波数の放送チヤ
ンネルを用いて複数チヤンネル分の放送チヤンネル使用
許可情報を伝送する伝送方式をいう。
【0048】なお図1〜図4の実施の形態においては、
一般の放送受信者の受信装置6A、6B、……の全部が
放送波SB1、SB2及びSB3を受信できるようにし
たが、放送波SB1、SB2及びSB3をスクランブル
処理して放送すると共に、予め暗号解読許可識別情報が
配布された受信装置だけが受信できるようにしても、上
述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0049】また図1の実施の形態においては、センタ
局4から支局5A〜5Dに対する放送チヤンネル使用許
可情報をセンタ局4の衛星波S1を介して伝送するよう
にしたが、これに代え、当該放送チヤンネル使用許可情
報を放送波S1とは別に、地上波回線又は地上有線回線
を用いて伝送するようにしても、上述の場合と同様に単
一チヤンネル伝送方式により得られる効果を得ることが
できる。
【0050】(2)第2の実施の形態 図5において、10は全体として放送システムを示し、
通信放送衛星11は、それぞれ27〔MHz〕の占有周波数
帯域FBAND1 及びFBAND2 をもつ第1及び第2のトラン
スポンダ12及び13を有する。
【0051】第1のトランスポンダ12は、マルチチヤ
ンネル伝送方式MCPCによつて1つの伝送周波数(こ
れを、ホームチヤンネルと呼ぶ)について、複数例えば
4チヤンネル分の放送チヤンネル使用許可情報を時分割
方式で中継処理して、放送波SB11として衛星地上局
を構成する4つの支局15A〜15D及び一般の放送受
信者の受信装置16A、16B……に放送するようにな
されている。
【0052】この場合、放送波S11Bは4チヤンネル
分の放送チヤンネル使用許可情報を含むネツトワーク・
インフオメーシヨン・テーブルNITを有するMPEG
2システムの伝送フオーマツトによつて構成され、かく
してセンタ局14は、第1、第2、第3及び第4の支局
15A、15B、15C及び15Dに対して予め割り当
てられた第1、第2、第3及び第4チヤンネルの放送チ
ヤンネル使用許可情報を、衛星波S11及び放送波SB
11のネツトワーク・インフオメーシヨン・テーブルN
ITによつて伝送する。
【0053】支局15A〜15Dは、センタ局14のホ
ームチヤンネルの放送波SB11を常時受信して、その
ネツトワーク・インフオメーシヨン・テーブルNITに
よつて指定された許可情報に基づいて、トランスポンダ
13に設けられている単一チヤンネル伝送方式SCPC
の3チヤンネル分の放送チヤンネルの使用の可否を判断
し、いずれかの放送チヤンネルについて使用許可がされ
たとき、当該使用許可された放送チヤンネルの伝送周波
数をもつ衛星波S15A、S15B、S15C及びS1
5Dを通信放送衛星11のトランスポンダ13に伝送
し、これにより支局15A、15B、15C及び15D
において制作されたプログラム情報を送出する。
【0054】トランスポンダ13は、占有周波数帯域F
BAND2 を3つの伝送周波数をもつ放送チヤンネルに分割
され、これにより第1チヤンネル1CH、第2チヤンネ
ル2CH及び第3チヤンネル3CHの伝送周波数で支局
15A〜15Dから伝送されて来る衛星波S15A〜S
15Dを中継して対応する周波数の放送波SB21、S
B22及びSB23を一般の放送受信者の受信装置16
A、16B、……に放送する。
【0055】この場合、センタ局14からの放送チヤン
ネル使用許可情報は、MPEG2システムの伝送フオー
マツトをもつ衛星波S11のトランスポート・パケツト
・ストリームに含まれるネツトワーク・インフオメーシ
ヨン・テーブルNIT(図2)の記述子データD6にお
いて、サテライト・デリバリ・システム記述子データD
10(図3)及びサービス・リスト記述子データD20
(図4)として、トランスポンダ12に伝送された後、
放送波SB11として支局15A〜15D及び一般の放
送受信者の受信装置16A、16B……に中継される。
【0056】支局15A〜15Dは、図6に示すよう
に、アンテナ装置21に受信した放送波SB11をネツ
トワーク・インフオメーシヨン・テーブル(NIT)モ
ニタ22において、放送波SB11に含まれているネツ
トワーク・インフオメーシヨン・テーブルNITデータ
を常時送信制御装置23の制御の下に監視する。
【0057】送信制御装置23は、ネツトワーク・イン
フオメーシヨン・テーブル(NIT)モニタ22が支局
に対して第1チヤンネル1CH、第2チヤンネル2CH
又は第3チヤンネル3CHについての放送ネツトワーク
使用許可情報が放送されていることを確認したとき、当
該ネツトワーク・インフオメーシヨン・テーブル情報S
NIT を情報伝送装置としてのアツプリンク装置24に送
出させる。
【0058】このとき、送信制御装置23は素材情報S
SMを素材送出装置25からアツプリンク装置24に送出
させ、当該素材情報SSMをネツトワーク・インフオメー
シヨン・テーブル情報SNIT によつて使用許可された放
送チヤンネルの伝送周波数をもつ送信信号SSND として
アンテナ装置21に供給し、これをアンテナ装置21が
衛星波S15A〜S15Dとして通信放送衛星11のト
ランスポンダ13に伝送する。
【0059】以上の構成において、センタ局4はトラン
スポンダ12の占有周波数帯域の伝送周波数をもつホー
ムチヤンネルの衛星波S11によつて、図7に示すよう
な放送チヤンネル使用許可情報NIT1〜NIT4を時
間の経過に従つて順次選択的に伝送する。
【0060】第1の放送チヤンネル使用許可情報NIT
1は、支局15A、15B及び15Cがトランスポンダ
13の第1チヤンネル1CH、第2チヤンネル2CH及
び第3チヤンネル3CHをそれぞれ使用することを許可
すると同時に、支局15Dにはいずれの放送チヤンネル
の使用を許可しないような内容をもつ。
【0061】以下、同様にして第2の放送チヤンネル使
用許可情報NIT2は支局15A、15B及び15Dに
使用許可かつ支局15Cに使用不許可、第3の放送チヤ
ンネル使用許可情報は支局15A、15C及び15Dに
使用許可かつ支局15Bに使用不許可、第4の放送チヤ
ンネル使用許可情報NIT4に支局15B、15C及び
15Dに使用許可かつ支局15Aに使用不許可、をそれ
ぞれ指定する。
【0062】この結果、センタ局14が衛星波S11に
よつて時分割的なマルチチヤンネル伝送方式によつて支
局15A〜15Dに対する放送チヤンネル使用許可情報
をトランスポンダ12を介して放送波SB11として支
局15A〜15Dに放送することにより、放送チヤンネ
ル使用許可を得た支局が、トランスポンダ13の第1〜
第3チヤンネル1CH〜3CHの伝送周波数でそれぞれ
単一チヤンネル伝送方式SCPCの衛星波S15A〜S
15Dを伝送することにより、放送チヤンネルの使用許
可を得た支局の番組が各チヤンネルの放送波SB21、
SB22及びSB23として一般の放送受信者の受信装
置16A、16B、……に放送される。
【0063】この結果、一般の放送受信者はトランスポ
ンダ13の第1チヤンネル1CH〜第3チヤンネル3C
Hの1つを受信装置16A、16B、……において選局
操作することにより当該第1チヤンネル1CH〜第3チ
ヤンネル3CHを使用している支局の番組を受信するこ
とができる。
【0064】このようにして、一般の放送受信者が受信
することができる番組の内容は、センタ局14が放送チ
ヤンネル使用許可情報NIT1〜NIT4を放送時間の
経過に従つて切り換えて行くことにより、必要に応じて
編成し直すことができ、かくして実質上、各支局15A
〜15Dから送出される素材を事前に編集したと同様の
番組を、一般の放送受信者の受信装置16A、16B、
……において受信することができる。
【0065】かくするにつき、放送波SB11はマルチ
チヤンネル伝送方式MCPCであるのに対して、放送波
SB21〜SB23は単一チヤンネル伝送方式SCPC
の放送波であるが、一般の放送受信者の受信装置16
A、16B、……において、単一チヤンネル伝送方式S
CPC放送波、マルチチヤンネル伝送方式MCPC放送
波を意識せずに選局をすることができる。
【0066】なお、図5〜図7の実施の形態の場合は、
一般の放送受信者の受信装置16A、16B、……が自
由に各チヤンネルの放送波SB21〜SB23を受信で
きるようにしたが、放送波SB21〜SB23のプログ
ラム情報を支局15A〜15Dにおいてスクランブル処
理をしておき、受信装置16A、16B、……のうち予
め暗号解読許可IDが配布された受信装置だけが放送波
SB21〜SB23を受信できるようにしても、上述の
場合と同様の効果を得ることができる。
【0067】また、図5〜図7の実施の形態において
は、放送チヤンネル使用許可情報をセンタ局14からト
ランスポンダ12を介して衛星波S11及び放送波SB
11によつて放送するようにした場合について述べた
が、これに代え、センタ局14から支局15A〜15D
に対して地上波回線又は地上有線回線を介して伝送する
ようにしても良い。
【0068】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、通信放送
衛星のトランスポンダ(衛星中継器)の占有周波数帯域
を複数の放送チヤンネルに分割し、当該放送チヤンネル
を、センタ局から衛星地上局に伝送される放送チヤンネ
ル使用許可情報に基づいて各衛星地上局に順次使用させ
て当該各衛星地上局のプログラム情報を放送受信者の受
信装置に向けて放送させるようにしたことにより、実質
上放送時間の経過に従つて、センタ局によつて各衛星地
上局のプログラム情報を編集したと同様の番組を各放送
受信者の受信装置において受信することができる。
【0069】かくするにつき、衛星地上局からの放送波
を単一チヤンネル伝送方式SCPCによつて複数の放送
チヤンネルを受信できることにより、放送受信者の利便
性を大幅に改善できる。
【0070】また本発明によれば、複数の衛星地上局に
対する放送チヤンネル使用許可情報をマルチチヤンネル
伝送方式MCPC又は単一チヤンネル伝送方式SCPC
によつて伝送するようにしたことにより、当該放送チヤ
ンネル使用許可情報をリアルタイムに伝送でき、その結
果複数の放送チヤンネルの運用を円滑化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による放送システムの第1の実施の形態
を示す略線的系統図である。
【図2】図1の衛星波S1に含まれるネツトワーク・イ
ンフオメーシヨン・テーブルNITのデータ構成を示す
略線図である。
【図3】図2の記述子データD6に含まれているサテラ
イト・デリバリ・システム記述子データD10のデータ
構成を示す略線図である。
【図4】図2の記述子データD6に含まれているサービ
ス・リスト記述子データD20のデータ構成を示す略線
図である。
【図5】本発明による放送システムの第2の実施の形態
を示す略線的系統図である。
【図6】図5の支局15A〜15Dの構成を示すブロツ
ク図である。
【図7】図5の衛星波S11によつて伝送される放送チ
ヤンネル使用許可情報を示す略線図である。
【符号の説明】
1、10……放送システム、2、11……通信放送衛
星、3、12、13……トランスポンダ(衛星中継
器)、4、14……センタ局、5A〜5D、15A〜1
5D……支局、(6A、6B、……)、(16A、16
B、……)……放送受信者の受信装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星に搭載され、占有周波数帯域を複数の
    放送チヤンネルに分割してなる衛星中継器と、 自己のプログラム情報を、上記複数の放送チヤンネルの
    いずれか1つの伝送周波数をもつ単一チヤンネル伝送方
    式の衛星波として、上記衛星中継器にそれぞれ伝送す
    る、複数の衛星地上局と、 上記複数の放送チヤンネルのうちの1つの放送チヤンネ
    ルの伝送周波数をもつマルチチヤンネル伝送方式の放送
    チヤンネル使用許可情報を上記衛星中継器に伝送するセ
    ンタ局とを具え、上記センタ局から上記衛星中継器に、
    上記衛星中継器の上記複数の放送チヤンネルを使用でき
    る上記衛星地上局を放送時間の経過に従つて順次指定す
    ることを内容とする上記放送チヤンネル使用許可情報を
    伝送することにより、当該放送チヤンネル使用許可情報
    によつて使用許可された上記衛星地上局から上記衛星中
    継器に当該使用許可された上記放送チヤンネルの伝送周
    波数の衛星波を伝送させ、これにより上記衛星中継器の
    対応する上記放送チヤンネルを介して上記使用許可され
    た衛星地上局の上記プログラム情報を単一チヤンネル伝
    送方式で放送することを特徴とする衛星放送装置。
  2. 【請求項2】衛星に搭載され、第1の占有周波数帯域を
    複数の放送チヤンネルに分割してなる第1の衛星中継器
    と、 上記衛星に搭載され、第2の占有周波数帯域を有する第
    2の衛星中継器と、 自己のプログラム情報を、上記第1の衛星中継器の上記
    複数の放送チヤンネルのいずれか1つの伝送周波数をも
    つ単一チヤンネル伝送方式の衛星波として、上記第1の
    衛星中継器にそれぞれ伝送する、複数の衛星地上局と、 上記第2の衛星中継器の上記第2の占有周波数帯域の伝
    送周波数をもつマルチチヤンネル伝送方式で放送チヤン
    ネル使用許可情報を上記第2の衛星中継器に伝送するセ
    ンタ局とを具え、上記センタ局から上記第2の衛星中継
    器に上記第1の衛星中継器の上記複数の放送チヤンネル
    を使用できる上記衛星地上局を放送時間の経過に従つて
    順次指定することを内容とする上記放送チヤンネル使用
    許可情報を伝送することにより、当該放送チヤンネル使
    用許可情報によつて使用許可された上記衛星地上局から
    上記第1の衛星中継器に当該使用許可された上記放送チ
    ヤンネルの伝送周波数の衛星波を伝送させ、これにより
    上記第1の衛星中継器の対応する上記放送チヤンネルを
    介して使用許可された上記衛星地上局の上記プログラム
    情報を単一チヤンネル伝送方式で放送することを特徴と
    する衛星放送装置。
  3. 【請求項3】衛星に搭載され、占有周波数帯域を複数の
    放送チヤンネルに分割してなる衛星中継器と、 自己のプログラム情報を、上記複数の放送チヤンネルの
    いずれか1つの伝送周波数をもつ単一チヤンネル伝送方
    式の衛星波として、上記衛星中継器にそれぞれ伝送す
    る、複数の衛星地上局と、 マルチチヤンネル伝送方式又は単一チヤンネル方式で放
    送チヤンネル使用許可情報を地上回線を介して上記複数
    の衛星地上局に伝送するセンタ局とを具え、上記センタ
    局から上記地上回線を介して上記複数の衛星地上局に上
    記衛星中継器の上記複数の放送チヤンネルを使用できる
    上記衛星地上局を放送時間の経過に従つて順次指定する
    ことを内容とする上記放送チヤンネル使用許可情報を伝
    送することにより、当該放送チヤンネル使用許可情報に
    よつて使用許可された上記衛星地上局から上記衛星中継
    器に当該使用許可された上記放送チヤンネルの伝送周波
    数の衛星波を伝送させ、これにより上記衛星中継器の対
    応する上記放送チヤンネルを介して上記使用許可された
    衛星地上局の上記プログラム情報を単一チヤンネル伝送
    方式で放送することを特徴とする衛星放送装置。
  4. 【請求項4】衛星に搭載された衛星中継器の占有周波数
    帯域を複数の放送チヤンネルに分割し、 複数の衛星地上局が、それぞれ、自己のプログラム情報
    を、上記複数の放送チヤンネルのいずれか1つの伝送周
    波数をもつ単一チヤンネル伝送方式の衛星波として、上
    記衛星中継器に伝送し、 センタ局から上記複数の放送チヤンネルのうちの1つの
    放送チヤンネルの伝送周波数をもつマルチチヤンネル伝
    送方式で放送チヤンネル使用許可情報を上記衛星中継器
    に伝送するようになされ、 上記センタ局から上記衛星中継器に、上記衛星中継器の
    上記複数の放送チヤンネルを使用できる上記衛星地上局
    を放送時間の経過に従つて順次指定することを内容とす
    る上記放送チヤンネル使用許可情報を伝送することによ
    り、当該放送チヤンネル使用許可情報によつて使用許可
    された上記衛星地上局から上記衛星中継器に当該使用許
    可された上記放送チヤンネルの伝送周波数の衛星波を伝
    送させ、これにより上記衛星中継器の対応する上記放送
    チヤンネルを介して上記使用許可された衛星地上局の上
    記プログラム情報を単一チヤンネル伝送方式で放送する
    ことを特徴とする衛星放送方法。
  5. 【請求項5】衛星に第1及び第2の衛星中継器を搭載
    し、 上記第1及び第2の衛星中継器のうち、上記第1の衛星
    中継器の第1の占有周波数帯域を複数の放送チヤンネル
    に分割し、 複数の衛星地上局が、それぞれ、自己のプログラム情報
    を、上記第1の衛星中継器の上記複数の放送チヤンネル
    のいずれか1つの伝送周波数をもつ単一チヤンネル伝送
    方式の衛星波として、上記第1の衛星中継器に伝送し、 センタ局から上記第2の衛星中継器の第2の占有周波数
    帯域の伝送周波数をもつマルチチヤンネル伝送方式で放
    送チヤンネル使用許可情報を上記第2の衛星中継器に伝
    送するようになされ、 上記センタ局から上記第1の衛星中継器の上記複数の放
    送チヤンネルを使用できる上記衛星地上局を放送時間の
    経過に従つて順次指定することを内容とする上記放送チ
    ヤンネル使用許可情報を伝送することにより、当該放送
    チヤンネル使用許可情報によつて使用許可された上記衛
    星地上局から上記第1の衛星中継器に当該使用許可され
    た上記放送チヤンネルの伝送周波数の衛星波を伝送さ
    せ、これにより上記第1の衛星中継器の対応する上記放
    送チヤンネルを介して上記使用許可された衛星地上局の
    上記プログラム情報を単一チヤンネル伝送方式で放送す
    ることを特徴とする衛星放送方法。
  6. 【請求項6】衛星に搭載された衛星中継器の占有周波数
    帯域を複数の放送チヤンネルに分割し、 複数の衛星地上局が、それぞれ、自己のプログラム情報
    を、上記複数の放送チヤンネルのいずれか1つの伝送周
    波数をもつ単一チヤンネル伝送方式の衛星波として、上
    記衛星中継器に伝送すると共に、センタ局からマルチチ
    ヤンネル伝送方式又は単一チヤンネル伝送方式で放送チ
    ヤンネル使用許可情報を地上回線を介して上記複数の衛
    星地上局に伝送するようになされ、 上記センタ局から上記複数の衛星地上局に、上記衛星中
    継器の上記複数の放送チヤンネルを使用できる上記衛星
    地上局を放送時間の経過に従つて順次指定することを内
    容とする上記放送チヤンネル使用許可情報を伝送するこ
    とにより、当該放送チヤンネル使用許可情報によつて使
    用許可された上記衛星地上局から上記衛星中継器に当該
    使用許可された上記放送チヤンネルの伝送周波数の衛星
    波を伝送させ、これにより上記衛星中継器の対応する上
    記放送チヤンネルを介して上記使用許可された衛星地上
    局の上記プログラム情報を単一チヤンネル伝送方式で放
    送することを特徴とする衛星放送方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004186822A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Fujitsu Ltd デジタル放送信号配信システムおよび加入者端末

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